Reader Store
アルケミスト 夢を旅した少年
アルケミスト 夢を旅した少年
パウロ・コエーリョ、山川紘矢、山川亜希子/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

1233件)
4.0
443
358
235
68
12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    童話のようで、聖書のようで、どこか村上春樹の小説のような物語。 自然との対話から自分の本心を見つけていくこと。 自分の進む道を選んでいくこと。 世界や人生や宇宙の中での“自分”という存在。 物語の中の言葉に何度も心を揺さぶられた。 頭の奥の奥に追いやっていた考えを引き出されるようで、忘れていたというより“忘れたことにしていた自分自身”について考え直すきっかけになった。 娯楽として本を読んでいるので、考え方が変わったり視野が広がったりすることはあっても、人生の選択に影響する本はほとんどなかった。 けれど、この本にはその力があると感じた。 覚えておきたい言葉がたくさんあった。 もっと丁寧に読んで、今度はメモを取りながら読み返したい。

    0
    投稿日: 2025.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    寓話です、教訓を与えることを目的に書かれた物語です、という感じだった。説教がメインでストーリーはあまり面白くない。女性を得るもの、侍らせるものとして扱う価値観も古くて、そりゃ1988年の本だから仕方ないにせよ今の時代に読むと違和感がある。 これ日本語訳がよくないのかな……ベースとなる宗教観が異なるせいか? 世界中で読まれている理由がよくわからなかったし説かれている教えもピンと来なかった。合わなかった。

    0
    投稿日: 2025.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    惹き込まれる不思議な物語。 自分はこの中にでてくるイギリス人のようだと思った。本ばかり読んで行動が止まっていた。 動き出そう。自分の心に耳を傾けながら。

    1
    投稿日: 2025.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【世界を拓く種をくれた】 【ああ、いまなんだなって思えた】 なりたい姿も憧れた自分も待っていればいつの間にかそうなるわけじゃなかった。 何かを始めるのはいまで、その結果が未来に続く。やりたいことをやるのは今しかないとはっきり自覚した。 YouTubeとかSNSの自己啓発より、心に響いて残る言葉や物語があった。 スピリチュアル系の話が続くのでちょっと警戒しながら読んだけど、内容に影響を受けた。 薄い本なのに内容が濃くてちょっと読みづらく、読了するまで時間がかかった。 いままで人からどう思われるかをベースに生きてきた気がする。 本当にやりたいことは今すぐ取り掛かったほうがいい。 自分の心に素直になりたい。 そう思わせてくれた本だった。

    0
    投稿日: 2025.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あらゆる出来事は、自分の強い希望と行動がある場合に必然となる。また、夢に向かっての意志ある努力の果てには、意外と身近なところに大事なものが眠っている可能性があるということ。 夢を追い続けることの素晴らしさと偉大さと共に、その途中の傷だらけの日々がなければその夢は達成できないのだということを優しく説いた書籍だと理解した。 海外書籍にありがちな抽象表現が自分はあまり好まないので、その点が少しマイナス点

    0
    投稿日: 2025.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表現が私にとっては想像しにかったので、少し読みにくかったけど、人生において大切なことが散りばめられてる話だとは思った。前兆を見逃さないとは、直感に従うということなのかな

    6
    投稿日: 2025.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいて、昔はもうちょい運命とかそういうものを意識したりしてたなぁとまんまと思いださされた。なぜだかはわからないがファンタジックな世界観がすごく「自然」でスッと入ってくる。ベストセラーてすごい。 辛さを背負って不平を言う少年に錬金術師が言う「よかったじゃないか、あなたの心が生きている」みたいなセリフが妙に心に響いて、それが若干悔しくもあった。

    1
    投稿日: 2025.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。 とてもいい作品として読んでみましたが、翻訳本だからかな?私には難しかったです。単調すぎたのかな…?ストーリーや背景を理解するというよりは、言葉に集中して読むと良い本になるのかな…と思いました。

    0
    投稿日: 2025.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本から学んだのは塞翁が馬、ということ。 何かの兆候=偶然起こることに素直に身を委ねて努力していれば、思わぬ良い方向に人生が導かれることがある。

    0
    投稿日: 2025.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近思い出して、その不思議な世界を読み戻してみた。 夢で見た宝物を求めて旅する元羊飼いの少年の冒険譚。いろいろな困難に出会いながら、その場で全力を尽くして道を切り開いて行く少年が語られている。運命に抗うのではなく、状況を受け入れながら先に進むところ、そこに東洋的なテイストを感じる。

    0
    投稿日: 2025.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スペイン南部アンダルシア地方の羊飼いの少年が、ピラミッドで宝物を見つける夢を二度見てエジプトを目指し、その道中で王様や錬金術師やオアシスの少女と出会う。苦しい中でも夢を信じて運命を切り開く、寓話的な物語。

    0
    投稿日: 2025.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    羊飼いの少年が、自分が見た夢に従いに旅に出て、様々な人と出会い、色々な出来事に遭遇し、紆余曲折しながらも、前兆を感じ取り、自分の心の声に耳を傾け、運命に導かれて、夢を実現させる童話風の物語。夢を諦めないことの大切さや、運命の前兆に気付ける感性の大切さを教えてくれる1冊。

    0
    投稿日: 2025.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者、パウロ・コエーリョさんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 パウロ・コエーリョ(Paulo Coelho、1947年8月24日 - )は、ブラジルの作詞家、小説家。ブラジル文学アカデミー会員。 ---引用終了 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。 ---引用終了

    77
    投稿日: 2025.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    数年前に『星の王子様』を読み、子供の頃に読んでおけばよかったとガッカリしたことがある。 本書も童話的な世界観に深い教訓が散りばめられているという点では、話のテイスト自体は『星の王子様』にかなり近い。『君たちはどう生きるか』にも。その上で、ぼくのような然程イマジネーションに富んでいない人間でも好きになれた。 テーマもさることながら、シチュエーションがまずいい。マジック・リアリズムと一括りにしてよいのか分からないが、アンダルシアの平原やモロッコの喧騒、サハラ砂漠の寂寞など。どこか現実離れした、何が起こってもそう不思議ではないという気持ちにさせられる。著者の放浪体験が元になっているとか。 愛や勇気、人生をより善く生きる知恵という普遍的かつ遠大なテーマの本だが、目の前の物事に全力で取り組めば他の大切なこともそのことから学べる、というスタンスはビジネス教養書っぽくもある。このあたりも親しみやすさの所以だろうか。 何度も読み返して、座右の書に挙げたくなる一冊。出会えてよかった。

    1
    投稿日: 2025.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    羊を売る勇気、穴から落ちた石を前兆と捉える洞察力、泥棒にあったことを冒険の過程と言い聞かせる忍耐、まずはこの3つがあればより良い人生を歩めそうだと思った。Xで見かけてふと読み始めたが、私含む多くの人にとってあの投稿が何かの前兆となったのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界的なベストセラーでありながら、つい最近まで存在自体知らなかった。なのに、思わぬ形で知ることになり、たまたま目にした記事で読むことになった。 この本のテーマではないが、宇宙の言葉なのか、何かの前兆なのか。プライベートでも、少し思い悩むことがあった中で、この本と出会えてよかった。 平時では特に心に響くことはなかっただろう、ストーリーは平凡である。羊飼いである少年が旅をして宝を見つける、宝を見つける過程で世界とつながっていく。その中には人生訓が散りばめられており、これが世界的なベストセラーに繋がった要素か。文調は淡々と進む、宗教観の薄い日本に生きていると共感できない場面もあるが、意外とすんなり入ってくるのは不思議だ。 私がこの本を通し得たものは『いつも前兆には注意すること』、何かを為す、何かを変える前には世界が自分に語りかけている。ただ、多くの人はそれに気が付かない。世界をよく観察し、心の声をよく聞くことで、気がつくことができるのだ。 自分がこの世に生まれ為すべきことを探しているのであれば、この本は良い気づきを与えてくれるはず。そうではなく、今が幸せで満たされているのであれば、今読むべきではない。本の出会いも不思議なもので、求めている時に本からやってきてくれる。 もしこの感想や、何かを目にして、頭に留まるのならば是非この本は読んでほしい。

    0
    投稿日: 2025.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少年が夢で見たピラミッドに宝が埋まってる夢を確かめるために実際にピラミッドまで旅をするという話。 少年が旅の道中で遭遇する人や出来事に成長していく、自己啓発系のストーリー。 学べることがたくさんあるとは思うけど、おもしろくなかった。 文体が合わなかった。 海外独特の言い回し、後半は砂漠や風や太陽と会話する始末。 何かのメタファーなんやろうけど、読んでて苦しかった。 名著って言われてるから頑張って読んだけど、やっぱり合う合わないはあるんだなと思った。

    0
    投稿日: 2025.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「星の巡礼」を読んでもよく分からなくて、「アルケミスト」ならもっとやさしいのでは、と思ったけど、やっぱり何が素晴らしいのかサッパリ分からなかった。

    0
    投稿日: 2025.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    たくさんの本が必要なのは、2.3行に書かれた一つの考えを知るためだというのにはとてもしっくりきたし、感動した。 読書の醍醐味だよな〜〜

    0
    投稿日: 2025.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    現代版「星の王子様」と言うキャッチコピーが納得の内容。今の連続が未来へ続く、だから今に集中して生きなさい。との文には、ハッとさせられました。 少年が、怖がらずに全てを捨てて旅をするさまに、憧れつつも嫉妬してしまう、もっと若い時分に出会いたかった物語でした。

    2
    投稿日: 2025.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    翻訳の問題なのか非常に読みにくかった、、 読みにくすぎて読んでいても楽しめず、かなり薄い本なのにとんでもない時間をかけて読んでしまった。 内容が良かっただけに残念。

    0
    投稿日: 2025.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アルケミストとは錬金術師のことのようです。夢を実現するには、時には全てを投げ打って、コンフォートゾーンから飛び出さないといけない。何年かかろうとも、行く先々で夢を忘れずに、然るべきタイミングで行動を起こすことなどが語られている小説でした。人生の教訓が散りばめられた本でした。

    10
    投稿日: 2025.09.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本を買ってからなかなか読み進められなくて何度も途中でストップしてしまっていたけど、ようやく読めた。 私はこれまでの私の人生の兆候をちゃんと感じていたんだと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本は万人にとって良い本では無いと思います。 しかし、夢を追って生きることや自分の声に従って生きることの尊さを少年が体現しており、心を揺さぶる物語となっています。 また、人生の真理とも受けとれる考え方が散りばめられており、生きることの本質を問うような言葉にも触れることができます。 現代の日本ではすんなり受け入れられる内容でない描写もありますが、自分の生き方を問いたい人や冒険心を揺さぶりたい人にはぜひ読んでみてほしいです。

    1
    投稿日: 2025.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    心に従って生きること、勇気を持って進むことの大切さを教えてくれる、心に響く大好きな本。 前兆、つまり心の声のようなものは誰しも聞いたことがあるのではないか? しかしそれを行動に移すのは勇気のいること。 少年の冒険の中で出会う人との会話にも必要なメッセージがいくつも含まれている。 錬金術という言葉のイメージは物質的なものを感じていたが、実際は科学と哲学、そして宇宙の叡智が関わってくる壮大な実験なのかと。 旅が好きな人は私同様にこのストーリーと世界観が気にいるのではないかなと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    どんな年齢の人にも届く物語だと思った。 もう旅を終わらせてもいいのではと思う瞬間が沢山あって、実際に諦めた人も居て、、 この子でなければ物語は成立しなかったなと思った。 そして、諦めないよう背中を押してくれる人達がいて、きちんとその想いを汲んで歩みを進める姿が素敵だった。 宝物を見つけ、夢を叶える瞬間は案外あっさりしていて、最後の最後はファティマへの想いで完結。 生きやすい道を選んできた自分にとっては、 距離が掴めないくらいとても綺麗な物語だなと思いました。

    0
    投稿日: 2025.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ピラミッドを目指す少年の話。 夢を諦めなければ叶うという全体を通したテーマはとても深いし胸に突き刺さる素敵な言葉がたくさん。 ただ、わたしは苦手な文体ですんなり入ってこないとこも多かった… 登場人物も少ないしそんなに複雑じゃないはずなのに何でだろう……

    0
    投稿日: 2025.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供はもちろんだが、特に夢や運命を忘れかけている大人に対して大きな影響力や希望を与える書籍だと感じた。 錬金術や大いなる魂といった少し取っ付きにくい言葉も出てきますが、読み進めているうちにそれがどのような意味を持つのか分かるようになると思う。 人生は過去でも未来でもなく現在である。 心との会話。 前兆や大いなることば。 印象に残る言葉や会話が多く、読み終えた時には長い冒険を終えたかのような気持ちになれる良い1冊でした。

    0
    投稿日: 2025.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    なんて哲学的な話なんだ... 表向きは少年が見た夢を現実にすべくエジプトのピラミッドまで宝物を探しに行く冒険譚だけど、中身は人生、運命、愛、世界、そして神について語っている哲学書だった。翻訳が直訳っぽいからわかりにくくなっているのか、それとも自分の読解力が足りないからか(恐らくどっちも)理解できていない事柄が多いと思う...。 「愛」とか「大いなる魂」「大いなる作業」といった単語の定義がとても難しい。色々なシーンにバラバラと散りばめられているからでもあるけど、私が一番読解に苦しんだのが、少年が砂漠と風と太陽と会話するシーン。その中で「愛」の定義について語っているのだけど、少年は砂漠に「愛とはなんだ?」と尋ねられ「(略)はやぶさを養うためです。そしてはやぶさは人を養います。そして、人はあなたの砂を養い、そこに再び獲物が育ちます。それが世界の成り立ちなのです。(中略)それが愛というものです。それは獲物をはやぶさにし、はやぶさを人にし、人を今度は砂漠にするものです。それは鉛を金に変え、金を地球に戻すものなのです」(p.172) と答える。これを元に考えると、「愛」とは「世界の成り立ち」、「サークルオブライフ」的なものと捉えることができるけど、その前に少年がファティマと出会うシーンで愛について次のように語っている「(中略)彼は世界中でわ話されていることばの最も重要な部分ー地球上のすべての人が心で理解できることばーを学んだのだった。それ愛だった。それは人類よりももっと古く、砂漠よりもっと昔からあるものだった。そらは二人の人間の目が合った時にいつでも流れる力であり、この井戸のそばの二人の間に流れた力だった」(p.110)。つまり、愛とは言葉であり二人の人間の間に流れる力でもある??このシーンの直後に本書で度々出てくるキーワード「マクトゥーブ」(アラビア語で「それは書いてある」という意味)が少年の頭を過ぎる。色々掛け合わせると、愛は「運命」ってことなのか...? また、本書では「すべては一つ」ということも繰り返し言われている。つまり、「愛」も「夢」も全て神によって書かれている、すでに決められた運命ということなのか?? 全ては「すべてを書いた手」によって書かれていて、太陽も風も我々人間もその書かれていることを「前兆」を読み取り解釈しなければならない。その理由となりうるものとして、本書では次のように書かれている: 「(中略)この手だけが奇蹟を起こして、海を砂漠に変え、あるいは人を風に変えることができた。なぜなら、六日間の天地創造が大いなる作業に進化するまで宇宙を動かしてきたのは、より大きな意志であることを、その手だけが理解していたからだった」(p.181)。ここの「大きな意志」が何かよくわからない!そしてでました「大いなる作業」。これは「大いなる魂」(「地球上にあるすべてのものを理解させてくれる」もの、「すべてのものが意思を通じ合うためのことば」(p.95))を発見するためのもので、「賢者の石」と「不老不死の霊薬」から成る、と説明がイギリス人からある。しかしその後錬金術師から「大いなる作業」はエメラルド・タブレット」に書かれてあり、その内容とは「大いなる魂への直接の通路」だという説明もある。「賢人は、この自然の世界は単なるまぼろしで、天国の写しにすぎないと言っている。この世が存在しているということは、ただ単に、完全なる世界が存在するという証拠にすぎないのだ。目に見えるものを通して、人間が霊的な教えと神の知恵のすばらしさを理解するために、神はこの世界を作られたのだ。それが、行動を通して学ぶとわしが言ったことなのだよ(p.150)」。行動を通して学ぶ、それはつまり運命に従い前兆を追い、神の創造である世界の素晴らしさを知る...。それが大いなる作業ということ??それはつまり鉛を金に変えることが錬金術なのではなく、世界に存在しているもの全てがこの世界を成り立たせていることを理解し、個人としてはその時世界に求められているものに(前兆に従い)変わっていき、運命を動かしていくということなのか...?? 「大いなる魂」については、こんなセリフもある: 「心はすべてを知っている。それは大いなる魂から来て、いつか、そこへ戻ってゆくものだからだ(p.151)」。 「少年は大いなる魂に到達し、それが神の一部であることを知った。そして、神の魂はまた彼自身の魂であることを悟った。そして、一人の少年が、彼自身が、奇蹟を起こすことができると、知ったのだった(p.181)」。 つまり「大いなる魂」とは「神の一部」、いわばこの世界そのもので、神は人間の心の中にいる、ということなのだろうか。やはり「すべては一つ」。自分の魂は神の魂であり、神が創ったこの世界と運命は自分が前兆に従い行動することで創っていくものでもある...ということか...?? 難しい...本当に単純化してしまうと「自分の夢を叶えるために諦めずに努力する」っていう物語なのかもしれないけど、こんだけいろんな単語が出てくるより深く考えたくなってしまう!でもこんなに色々考えることは錬金術師たちがやっていることと同じで実は単純な物事を不必要に複雑化しているだけなのだろうか...。自己啓発的な内容というより、信仰心?ではないけど宗教的な考え?が強いと感じた本だった。神は頻繁に出てくるけど、宗教でもないのか?やはり哲学的? 物語を読んだ感想としては(ここまで長く色々書きすぎ)、私は神という存在は信じてないけど、人生はすべて決められてるんじゃないかと思っているから共感できるところが多かった。自分も夢を追っている身だし、3度も一文無しになっても周りから助けられ、時間をかけながら最終的に夢を叶える少年に勇気づけられた。焦ってはいけない、恐れてはいけない、って言うのも、なかなか夢が叶わずもがいている人たちに響くメッセージなのではないか。最後、「お前の宝物のある場所に、お前の心もある(p.189)と錬金術師に少年は言われたけど、結局宝物が本当に眠っていたのは羊飼いをしていたころに訪れたスペインの教会のイチジクの木の下だと考えると、彼の心はスペインにあったのだろうか、とかも考えた。彼の元々の夢は羊飼いになることだったし。でも最後ファティマと再会するためにアフリカの砂漠に戻る決意も見えるし、彼の心はオアシスにあるのか...? 英語で読んだら色々とクリアになるのだろうか。日本語訳では「大いなる作業」「大いなる魂」と訳されてる言葉も英語ではなんなのだろう?気になる。 スペインとアフリカの人生観についても不勉強だから気になる。最近、アフリカの哲学で「未来は存在しない、存在するのは過去と現在のみで、時間は未来に進んでいるのではなく過去に進んでいる」という考え方を聞いたばかりだったから、余計気になる。 知らないことばっかりだなー!!めっちゃ考えるきっかけをくれた本。読んでて面白かった!

    0
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分が本当に望むものとは何でしょうか。今自分が望んでいると思っているものは、本当に心から望んでいるものでしょうか。少年の旅と共に、自分の人生の旅を振り返りつつ、今の自分の本当の心の声が少しでも聞こえてきたなら、幸せな読書時間になる本だと思った。

    0
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前兆に目を向け、常に自己と向き合い行動するということがわかりやすく表現されていた。 日本語にしてしまうと情緒や深みが半減するような印象の文体だったが、訳し方の問題のような気がした。

    1
    投稿日: 2025.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    薄い本ではあったが読み応えがあった。 自分の思いに向かいまっすぐ進むのは、大変。 「本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていたのだ」 思い悩みながら、進んでいく姿に寄り添い読めてよかった。

    0
    投稿日: 2025.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    羊飼いの少年サンチャゴが、自分の夢を求めて旅をする話。 今を生きる「人」にとって夢とは運命とは何か。とかく実現不可能なこと=夢のようなものと言いがちだが、本来の夢とは、諦めなければ実現するもの。夢に向かっていくことが多くの人にとって難しいのは、思い込み、安定、挫折への恐怖などハードルがいくつもあるから。ハードルは夢のための闘いから退場する言い訳となる。そんなメッセージが伝わる気がした。 いい歳の大人になるまで、こうある「べき」姿を理想としてきたけれど、それもそろそろ窮屈に感じ初めて、自分の心の声に素直になる訓練をはじめようとしたところだったので、読むタイミングとしてはよかったかなぁと思う。 遠い異国の話なので、若干イメージしにくい部分もあったが、旅ってそんなものと思えば楽しめる。

    0
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『百年の孤独』からの流れでラテン作家の話を読んでみた。雰囲気がとても似ている。 錬金術師とジプシー。 この2つがラテンアメリカの人々に与えた影響の大きさを感じる。 運命に従って生きる。 人はそれ以外にできることはない。 この物語からもそれを感じた。

    0
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    百年の孤独をきっかけにラテンアメリカ文学を読んでみたくて手に取ったから、百年の孤独とは全く異なる説話的な話に最初は期待を裏切られた気持ちだったけど、読んでるうちに惹き込まれていった。 冒頭のパン屋の話はすごく耳が痛いというか、刺されたような気持ちになった。 「人は自分の夢見ていることをいつでも実行できることに、あの男は気がついていないのだよ」「結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」 後半は鋼の錬金術師を思い出した。タイトルもアルケミストだものね。

    0
    投稿日: 2025.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スピリチュアル小説ってので敬遠してたけど こんな面白いと思わんかった。普通にちょいファンタジー要素のある冒険小説として面白い。 ツインレイとか精霊とか言い始めた辺りから瘴気に当てられた感はどうしてもあったけど(ページ数にして110ページ辺りから)それでも敬遠してた割には面白かった。

    0
    投稿日: 2025.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    この本を読む前から感じていたこと、気づいていたけれど確信が持てなかったこと。 それらが世界の「真理」なのだと改めて教えてくれた1冊。 個人的に印象に残っているところは ・お金を騙し取られ無一文になった少年がクリスタル商人のもとで働きだすところ ・戦争をあまり心配していないらくだ使いの言葉 ・「背後に残してきたものを考えてはいけない」という錬金術師の言葉 読む人にとって印象に残るシーンが変わる作品だと思うけれども、 私は今「心配」が心に引っかかっているんだろうなと気づいた。 お金を「失う」心配。社会情勢が急速に変化する「心配」。 過去の出来事にとらわれ続けていることによる「心配」。 「失う」から新しく「得る」ことができるという教えと らくだ使いの「今を生きている」という言葉、そして錬金術師の「見つけたものが純粋なものからなっていれば、それは決して朽ちることはない。」という言葉は心に安らぎを与えてくれる。

    2
    投稿日: 2025.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界的に人気があるお話だそうですが、お恥ずかしながら知りませんでした、 知るために手に取った一冊 正直翻訳があるからか、教えをすぐに噛み砕いて理解するのは難しかったです。 もう一度読んで理解したいところです。 人生の知恵だけでなく、夢を見続けることの大変さ、大切さをこの本の主人公を通して教えてくれています。 文章になれるまで大変ですが自分が普段見落としているものが何かを考えさせてくれます。

    16
    投稿日: 2025.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく翻訳が読みづらい、、、、 なんとか読み終わったけどずっとわかりづらい文が続いてスムーズに読み進められなかった 話はすごく王道だけどかなり細かく書かれているから世界観に自分が入り込める感覚があった でも抽象的すぎるセリフも多く、あまり響かなかった これは翻訳の仕方にもよりそう、、、 子供の頃読んでたらもっと好きになってたかも もうこういうの読んだことがあったし こういう教訓を教えてくれる人もいたし、自分の行動からも学んでたから復習って感じした

    1
    投稿日: 2025.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アンダルシアからエジプトという道程の選択が素晴らしい。 地形としては海越え砂漠越え、宗教や馴染みの動物の差違など、旅する醍醐味がすごい。 教訓?としてはまあ、ありきたりではあるけれど、それをダイナミックに描いている。

    1
    投稿日: 2025.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    RPGの主人公になった気分で読みすすめた。 序盤は羊飼いの少年が旅に出るというシンプルな物語で入りやすかったが、後半に進むにつれてスピリチュアルで哲学的な表現が増え、ついていくのが難しくなっていったのが正直な感想。

    1
    投稿日: 2025.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本は読むタイミングで感じ方が変わるならば、この本を10代.20代で読みたかったかもしれない。 息子の目のつくとこに、この本を置いておくことにしようかな。40代男性

    2
    投稿日: 2025.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ある程度歳を重ねて読んでみたため、自身の人生と重ねる部分があり、話に深みが増した 人生ってこういうことだよなぁと思ったり、自分の運命や前兆、夢みたいなことを改めて考える。良いきっかけになった

    4
    投稿日: 2025.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説を装った自己啓発本である。ただし、そこらの自己啓発本よりも心に染みる。主人公の冒険を通して、あなたもきっと勇気をもらえるだろう。 ・人は、自分の夢見ていることをいつでも実行できる ・傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだ ・夢の実現を不可能にするものが、たった一つだけある。それは失敗するのではないかという恐れだ これらの言葉は深く、熱く、優しく私の心に染み渡った。

    0
    投稿日: 2025.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本を購入したのは半年ほど前だった。すぐに読み始めたが、読書初心者の私には翻訳小説が読みづらく感じ、序盤で断念してしまっていた。今、一人暮らしを始めて、転職もしようとしていて、まさに人生の転換期でふとこの本を思い出し、初めから読み直してみるとスルスルと読めた。きっと今が読むべきタイミングで、これも「前兆」なのかなと思った。人生の選択に迷ったときはまたこの本を繰り返し読もうと思った。

    0
    投稿日: 2025.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    哲学的すぎて日本人には受け入れ難いかも。ストーリーというより寓話的な内容が目立つ。夢を旅した少年とサブタイトルにあったのでもう少しわかりやすいストーリーかと思ったけど読み取りにくかった。 小説というより寓話に近いかも。

    0
    投稿日: 2025.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    英語で読んだ作品。途中から思いついて作品の中に散りばめられている名言に付箋を貼るようにしたけど、最初から名言に付箋つければよかった。 自分の夢を素直に信じて追いかけること。 過去や未来を恐れず、今この瞬間に集中し進み続けること。 今、絶対に叶えたい夢があり、そのために1人で海外に住んでいる私には、ものすごく心に響く作品だった。これからも私はやらない理由よりもやる理由を真っ先に探せる人間でありたい。

    1
    投稿日: 2025.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の少年は勇敢で夢を追い求めるために冒険に出ます。少年は本当に行動や考え方がピュアで心が打たれます。旅のなかで少年に出会う錬金術師や王様などの登場人物も、なかなかの心に刺さるメッセージを残してくれます。 少年は夢で見た「宝物」を求めて旅をするのですが、何度も困難な状況におちいります。無一文になってしまったり、絶体絶命の命の危険にさらされたりします。それでもおじけずに前向きなのです。 この本は高校生のときはじめて読んでとても感動し、大人になってから買いなおした本です。心がピュアになります。夢、冒険、挑戦、勇気、こんな言葉に響く人におすすめです。

    0
    投稿日: 2025.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分の人生は、自分の運命を追求していく人だけが意義深い人生を送れる。 自分の心の声を聞くことをみんな忘れてしまう。それは、失敗を恐れてしまうから。失敗を恐れず自分の心の声に耳を傾けてなければならない。 全ては1つである。この世のもの全ては、別々に存在しているのではなく繋がった状態存在している。だからこそ、全ては1つなのかもしれない。

    8
    投稿日: 2025.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢や人生について考えるきっかけになるような作品。正直ピンとこないところもあり、また読み直して考えてみたいと思った。少年と一緒に様々な教訓や言葉に出会うことができ、自分も一緒に旅をして、学んでいるような感覚を味わえる。 「人生は私たちにとってパーティであり、お祭りでもあります。なぜなら、人生は、今私たちが生きているこの瞬間だからです」

    0
    投稿日: 2025.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢物語のような展開で、空飛ぶじゅうたんに乗ってるような気分で読みました。フワフワしていて、現実味が薄いお話なんだけれど、夢を追って生きることの大切さが、しっかり心に根を張るように沁みてきます。

    26
    投稿日: 2025.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ●科学博士の書評指数: 楽しみ度:★★★ 共感度 :★★★ 学び度 :★★ 話題度 :★★★★ お薦め度:★★★ ●概要: 羊飼いの少年サンチャゴが夢に導かれ,自分の「運命」を追い求めて旅に出る物語です.彼は旅の中で出会う人々や体験を通して,真の宝とは物質ではなく,自分自身の心の声や成長にあることを学びます.夢を信じる力と自己実現の大切さを描いた,スピリチュアルで寓話的な小説です。 ●感想: ①大変読みやすい本だと思います.すらすらと読み進めることができます.1日あれば読み終わると思います.自分はこの本が,非常に話題性のある本だとはしりませんでしたので,非常に期待して読み続けました. ②「宝物」を探して旅をする中で,主人公の前向きな姿に何か重要な意味があるのでは無いかと思いながら読み進めました.なんとなく,宗教的なその時その時の行動などに何かメッセージがあるのではと思わせる不思議な文章です. ③やはり,「宝物」が何なのだろうという所が気になって読み進めます.「愛」との出会いなのでは、とか、「勇気」という気持ちなのでは、とか、疑いながら読み進めます. ④私の理解が正しければ,「宝物」は旅の出発地点,自分の住んでいるところにあったのです.なんか教訓めいていますね.小説ですから,結論めいた解説があるわけではないので,この結果をどう感じるかは人それぞれだと感じました. ⑤自分は,ある冒険家の方から勧められて,この本を読み始めたのですが,”すごく良いよ”と言われて,期待しすぎたせいかもしれません.なんか読み終わっても,期待通りというよりは,良い意味で期待を裏切られて,なんかふんわりとした不思議な感覚で読了しました. ⑥その不思議な感覚から,お薦め度も自信が持てず,万人受けしないのでは?と思い,ちょっと低めの評価です.ワクワク・ドキドキ・ハラハラするといった高揚感は少なかったです.一方で,時間がたつと,だんだんと,この本の印象が大きくなっていくのかもしれません.評価の難しい本だと感じました.

    0
    投稿日: 2025.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ●2025年5月16日、2024年以前から知ってた。中山美穂さんが亡くなった時も愛読書がこれって言われてすぐ分かったし。 2025年5月16日、東大卒デザイナーの松井勇樹(まつい・ゆうき)さんからインスタグラムの通知がきて、ストーリーズでYouTube動画の告知があった。その動画が下記ので、「在学中に読んで 人生が動いた本を紹介してます(本 羽)」ってコメント付いてた。 【おすすめ本】年間100冊読むデザイナーがお すすめする本5選! https://youtu.be/dpNwkeZyWT4?si=VjkvD7kOKQ4ApXUk ・自分の中に毒を持て ・0秒思考 ・海辺のカフカ ・アルケミスト ・芸術起業論 ●2025年9月27日、YouTubeでチャンネル「パラノイア」の動画で紹介されてた。 《【今日から変わる】海外の成功者たちがおすすめする「人生が変わる本8冊」》 https://youtu.be/QTKY6i7p-78?si=iZeNosxqz6qsI6G5

    0
    投稿日: 2025.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    冒険記としても十分に楽しめるけど、その中に夢を追いかける人生の指針のようなものが沢山散りばめられている。ちょっとしたセリフも覚えておきたくなるような教えがあって、もう一度読みたくなる

    0
    投稿日: 2025.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    宝物の夢を見た少年がスペインから海を渡りアフリカに行き、宝物はスペインの教会にあるとわかり、宝物を見つける話。 夢を諦めないというメッセージだと思うが、運命論的で胡散臭い感じがした。

    0
    投稿日: 2025.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    向こうの人たちの宗教観や風や海、光といった自然の捉え方が描かれていて、日本に住む自分たちとはずいぶん違うんだと思った。 また遊牧民や砂漠のオアシスに住む人は旅をして、言語が異なる人たちとも交流してきたことも、日本とは違う。 主人公はピラミッドを目指して冒険を続けたけれど、一人ひとり違うピラミッド(人生の目的地)があるんだと思う。 けれども、自分で自分を諦めてしまい辿り着けない人が多い。 主人公が諦めずに旅を続ける姿に勇気をもらえた。

    0
    投稿日: 2025.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本から、人が歳をとっていく内に忘れてしまっていた大切な事をたくさん思い出させてくれました。読んでいてとてつもない元気と勇気を頂きました。 また日が経つ内にどんどん忘れてしまうと思うので 定期的に今作を読み直したいと思います。

    12
    投稿日: 2025.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    思っていたより、哲学書のような寓話だった 過去や未来ではなく、現在を生きるというフレーズが自分にとっては印象的でした。

    0
    投稿日: 2025.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    若い時に読んだなら違った感想を持ったと思います。 人生経験を多少なりとも積むと夢をおいかけることよりも、現状を守る方を、今持っているものを失わないようにすることを選んでしまうものでしょう。 読む時読む時で感じるものが違う本だと思います。

    0
    投稿日: 2025.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    きっと良いお話なのだろうとは思う。 思うのだけれど、日本語にはない言い回しや宗教的な意味を持つ言葉がピンとこず、こないままわかったふりをして読み進めてしまった。 夢を見ることを諦めてはいけない。 諦めずに色々な角度から挑戦をし、出会う全ての人を尊重しその人から何かを学べば、きっと夢は叶うはずだ。 というようなことを言っているのだろうとも思う。 思うのだけれども、やはりわたしには「結論としての言いたいことはわかるのだけど間のあれやこれがわからない」という内容だった。 これをスッと理解できるようになりたい…

    3
    投稿日: 2025.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    目の前のことや他人に惑わされずに、自分の宝物を探しに行くお話。 風に乗せられた感情の描写が素敵だった。 「もしわしの夢が実現してしまったら、これから生きてゆく理由が、なくなってしまうのではないかとこわいんだよ。実現したら、それが自分をがっかりさせるんじゃないかと心配なんだ。だから、わしは夢を見ている方が好きなのさ」。(クリスタル商人の言葉)

    0
    投稿日: 2025.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公が夢に向かって地道に試行錯誤しつつ生きていく様が冒険心くすぐられた。 終盤p.188にて錬金術師が主人公の背中を押すために掛けた言葉がとても印象的だった。自分自身も勇気づけられた。

    0
    投稿日: 2025.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読むたびに自分の中に何か新しい元素のようなものが生み出され、それまで持っていたものと溶け合い、化学反応を起こし、読む前とは少し違った自分になる。 僕にとってこの本は、アルケミスト、錬金術師という題名そのものです。 初めて読んだ時には、かなりスピっぽいけど良い小説だったな、読後感も良いし。くらいの感想で、何年も時をあけて二度目に読んだ時には、本のあちこちに、メモしたくなるような言葉がたくさん光って見え、そして、今回三度目には、自然と涙がこぼれそうになる箇所がありました。 次にいつ読むかは分かりませんが、きっとまた素敵な何かが生まれるのだと思います。 こんな素敵な本と出会わせてくれて、ありがとうございました。

    1
    投稿日: 2025.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んだのは地湧社版のハードカバー。 ある方から、これから旅立つ人(卒業とか就職とか)に贈るのにいい本って何だろうといわれ、ネットでいろいろと検索したらこの本がヒットしました。 また、ある中学校の校長先生が生徒さんたちにお勧めしたい本だといって紹介されていました。 名前は知っていたので、「こりゃ一度は読んでみなけりゃけないな」と思い、手に取ったのですが…。 何だこりゃ? 多くの方が絶賛する理由が全く分かりません。もったいぶった格言もどきが並んでいるだけで、主人公の行動が最初から最後まで理解不能でした。 可愛い娘が待っているのに、宝物の夢を見たからと言ってホイホイ宝探しに出ちゃう。 だいたい宝物ってなんだよ? そんなものに心を奪われること自体安っぽいじゃんか。 はい、主人公の少年が何を大切にしているのか全く分からないままラストを迎えました。 この手合いの本といえば『チーズはどこへ消えた?』とか『グッド・ラック』とかですか…。 自己啓発系の小説ってうさん臭くって嫌いです。 あ、珍しく長文になっちゃった。

    3
    投稿日: 2025.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    様々な人と出逢いながらも進んでゆく主人公は、筒井康隆『旅のラゴス』の主人公と似た印象を受けた。 読み返したくなる本。

    0
    投稿日: 2025.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    童話の様な美しいお話。そう言えば社会に出てこういうジャンルを一切読んでなかったので、もう余計に刺さる。冬の朝、外で深呼吸する様に心がクリアに浄化されます。恐れに負けず、声に耳を傾けて宝物を探そう。この本は手元に置きます。

    0
    投稿日: 2025.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生の進め方を学んだ気がする。 駆け出しバンドマンなんてやってますがやっぱり夢を追うことの大切さって身に染みて実感する。 パン屋のようにそっちで行けば安定して普通の幸せな暮らしができるのだろうけど、やっぱり何か引っ掛かりが人生を付き纏う。 今の自分の心情に突き刺さった物語だった。

    0
    投稿日: 2025.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    スペインの羊飼少年が夢を追い求めて旅に出るお話。 一言でまとめると、最後まで諦めるな、夢を追え、旅をしろ、誰かを愛せ、ということ。 旅の途中で泥棒、戦争集団、盗賊にお金を盗まれる場面が辛かったしこちらまで悔しかった。それでもリスクを取り続ければ得られるものも大きくなる、わらしべ長者的な要素もあって少年が1文無しで終わらず安心した。 ジプシー、王様、クリスタル商人、アラブの少女、錬金術師、それぞれが異なった形で少年に大切なことを教えている構造も面白かった。最初の呉服屋の娘が少し心残りなのと、少年の好みが一環して黒髪に黒い瞳なのが地味に印象的。 ここまでお宝への期待値を上げておいてどうやって終わるかが気になっていたけど、ピラミッドに宝があるのではなくピラミッドに足を運んだことで宝の在処を知る、というお洒落な演出に大満足。 砂漠、風、太陽、手のくだりは難しかったからまた考察したい。

    1
    投稿日: 2025.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後まで諦めない気持ちの大切さを学べる作品。 少年と共に旅をしている気分で読んでいた。 様々な出会いによって学び、成長していく少年を見ていてとても楽しかった。これは自分にも置き換えることが出来ると思う。様々な出会い、「前兆」を大切にしながら今後の人生を歩んでいきたい。

    0
    投稿日: 2025.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢を追い続けていけば周りが見方していくが現状に満足せず目的を失わず突き進むことの大切さを改めて感じました。恐怖に恐れず今を見据え日々前を向いて進もうと感じる素敵なお話でした

    0
    投稿日: 2025.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    羊飼いの少年が、持っていた羊を全て売り払い旅を始め、さまざまな人と出会い、さまざまな経験を重ね、宝物を見つけるファンタジー。 と言えばありきたりだが、哲学的な言葉が、次々に少年を救い、夢を追い求めるよう解き、生き方、進むべき道を示してくれる。 「星の王子さま」のような児童書に分類されるのだろうが、中東の砂漠を舞台にしていてイスラミックな雰囲気が神秘的で何ともいい。

    12
    投稿日: 2025.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    心に刺さる言葉がたくさん散りばめられていて、 1ページ読むごとに感嘆とため息が出てしまう。 ・夢を追うことを諦めてはいけない ・前兆を見逃すな ・人はいつでも夢に向かって歩き始めることができる という事を何度も何度も繰り返し教えてくれる。 「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。」 ポジティブな事もネガティブな事も端的に書いてあり、 なにが刺さるかで自分のいまの立ち位置を知る指針になるだろう。

    0
    投稿日: 2025.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人は過去にとらわれ、未来のことばかりを考える。 そして、何かと理由をつけて、夢を見ること、実現することから目を背ける。 今を見ておらず、日々の前兆にも気づかない。偶然なんてものはない。 夢を実現するまでには相当根性が必要であろう。しかし、試練があったとしてもそれは実現の手前であるということ、実現に近づいているということであり、大切なことは、今を生きるということ。今に集中することで、前兆に気づくことができる。そして、自分の心の声を聞いてあげることが大切。 とても大切なことが書かれている本で、大人になって私たちが日々見失ってしまったものを取り戻してくれる、そんな本だと思う。

    0
    投稿日: 2025.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    羊飼いの少年サンチャゴがエジプトのピラミッドに向けて旅する話。 旅の途中でいろんな人と出会い、知恵を学ぶ。 読み進めるのに苦労したわりに、要所要所で心に刺さる言葉が散りばめられていた。 時々、「羊飼いに戻ろう」と夢を諦めそうになるサンチャゴだが その折々で出会う人や「前兆」によって、再び背中を押され、前に進むことを選んでいく。 夢を諦めることは簡単だ。 しかし、行動して学ぶこと・世界を知ることが宝物であり価値があるのかなと思った。

    1
    投稿日: 2025.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今まで読もうと思っていてようやく読むことができました。 羊飼いの少年がエジプトに旅に出る話。 本中には色々と人生について、生き方についての示唆的な発言があり、この言葉がその読む人に多くのことを訴えてきます。 私は本文の中では わしは何も変えなくない。どうやって変化に対応したらいいかわからないからだ。 という商人の老人の発言に心が抉られるほどの共感を得てしまったのです。 自分の人生に対して大きな不満はないまでも30代も後半に入り、このまま同じことをしていることに一抹の不安を持っていたことに気づきました。 自分が生きる意味とは、なんのために生きているのかをこの本を読むことで考えました。 この本を読んだことですぐにはひらめきませんがそれでももっと自分の心に素直に向き合っていこうと強く思いました。 だって人生はなにかを成すにはあまりにも短いのですから。

    1
    投稿日: 2025.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分は運命に従って生きようとしているか、そもそも運命を意識しているか、把握しているか。考えさせられました。

    0
    投稿日: 2025.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少年が宝を探す旅を進めながら、出会う人々から人生の教訓を得ていく物語。 旅先で出会う人々の物語は、それぞれ違う場所・人種・年齢であるが、人生について改めて考えさせてくれる。何よりも少年の成長が読んでいて勇気をくれる。

    0
    投稿日: 2025.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    オーディブル 人生とは、夢とは、前兆とは、大いなる魂とは、愛とは何か 少年と一緒に旅をしている気分になった 何を信じて進めば良いのか、一緒に不安になり、かと言ってここに留まっても冒険しなかった人生を後悔するだろう 砂漠の厳しさや、そこに暮らす人々の生活、宗教など自分の想像の及ばない状況で、わかりにくい表現もあるが、人生の岐路に立った時に、自分の心の声に耳を傾けようと思う作品

    0
    投稿日: 2025.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全てのことはメッセージ 流れが来ているときに乗れば遠くへ行ける、乗らなければそこへは行けない 行かなければずっとここで、もし行っておけばということを胸に生きていく、そして行けばその先に行ける

    0
    投稿日: 2024.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    羊飼いのサンチャゴが「自分がピラミッドで宝物を手にする」夢を見て、エジプトへ旅に出る話。 道中に王様やクリスタル商人、イギリス人、錬金術師に出会い、困難に立ち向かいながら旅をする。 スピリチュアルだけど哲学的な内容で、ページ数は少ないが内容がとても濃いめ。 正直、物語としてとても面白い!というわけではなかったが、人生の節目節目に読み返したい。今3歳になる娘にもいつかは読んでほしい。 スティーブジョブスも似たようなことを言っていた。 今も過去も未来も今まで起きた全てのこと、関わるものは点と点となって見えるけど、いつかは線になる。 自分が持った夢は、自分の中の不安な心や周りの人が無駄だと言っても自分の直感に従って情熱を持って突き進めばいつかは叶う。 突き進んでいれば、些細なことでもチャンスになるしピンチにも気付きやすくなる。 一番感銘を受けたのは「誰も皆、他人がどのような人生を送るべきか明確な考えを持っているのに、自分の人生については何も考えを持っていないようだ」の一文だった。

    0
    投稿日: 2024.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    羊飼いの主人公サンチャゴがエジプトにある宝物を探し求めて旅をする物語です。 夢を追いかけるサンチャゴは、占い師、盗賊、王様、錬金術師(アルケミスト)などいろんな方と関わっていきます。その中で、苦難が待っており、夢を諦めてまた羊飼いに戻り、今までと代わり映えのない生活に戻るのか、冒険して宝物を見つけ出すのか彷徨うことがあります。 子供の頃は、冒険心あり溢れていたが、大人になると周りの目を気にして「安定した生活」を求めてしまう。 このように子供のような冒険心を大人になっても持ち続けるためにはどうしたら良いのか学びのある本でした。 途中ファンタジーになり、理解できない部分もあったが、「強く望んで行動すれば宇宙全体(空、風など)が協力してくれる」ということを強調していました。何か行動することで新しい人と出会えて協力してくれたり、新しい気づきがあったり、と良いこと(奇跡)も起こるということかなと思いました。(途中、砂嵐を呼ぶ技を使うw) 読了後、要約やレビュー、考察を見ると、2回以上読んでみたいなと思える良書です!

    0
    投稿日: 2024.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友だちにおすすめされて読んだ。 宝物を探しに旅に出た少年が、旅の途中で出会う物や人によって成長していく物語。 また違うタイミングで読むと、違う感動が得られるだろう。

    0
    投稿日: 2024.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    不思議な魅力のある物語だったな。 少年は夢を叶えられるのか、諦めてしまうのか。 少年の行く末から目が離せなかった。 でも最後の方はなぜか覚えていない。 結局、少年は夢を叶えたんだっけ? 眠りについて見る「夢」とは何か。 人生の「夢」とは何か。 「夢を達成した」という事実より、 それまでの道のりで何を迷い何を思い何を経験するかが醍醐味ってことかもな?とか。夢について色々考えさせられた。 夢を持ち、見続ける。敢えて達成しない。それが生きる糧になっている人がいる。それが一番衝撃を受けた。 夢って見続けてるだけでもいいんだ。

    0
    投稿日: 2024.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    勇気を出して! 遠回りしても努力すれば夢は叶うよ!的なお話。翻訳だからか文章が稚拙なので、文学的に訳したら更に面白い作品になりそう。 児童文学として子供に読ませたいかも。

    0
    投稿日: 2024.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2022/1/12読了 ビブリアから移行 直訳すぎてすんごく読みにくかったーーー 「前兆」って気にしたこと全くなかったけれど、こじつけでも夢に向かって行動したり、準備する口実としてはいいのかも。 読みにくかったけど、最後の結末は鳥肌たった。

    0
    投稿日: 2024.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ピラミッドの下に眠る宝物を手に入れるという夢を追う少年の冒険譚。 「大いなる魂」とは何なのか、わかるようなわからないような、ふわふわした読み心地でしたが、いつの間にかやりたいことを諦めていたり、なんだか満たされないと感じたり、そんな日々の生活で擦れた心に優しく響く作品だと思いました。

    0
    投稿日: 2024.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙がきれいで気になったので買いました。 1988年に出版された少し昔の本ですが、内容は現在にも通じる夢の実現についての物語です。 大人になると忘れがちな夢 その夢を叶えるために様々な人に出会い、行動し自分の夢を叶えていく。 毎日の生活を改めて大切にしていきたいと思う一冊でした。

    3
    投稿日: 2024.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    小説だけど、人生において大切なことや、色々な価値観を教えてくれた本。 心に残った言葉 人は誰でも、その人その人の学び方がある 衝動にかられて先を急ぐと、神様が道筋に置いてくれたサインや前兆を見逃してしまう 行動からしか学べない 心が言わねばならないことを聞き続けなさい 傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいもの 夢を追求しているときは傷つかない 夜明けの直前に最も暗い時間が来る

    2
    投稿日: 2024.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何故名著と言われているのか? でも読んでいる時に感じたのは、強い意志を持って進めば必ず成し遂げられるものなのだ、と感じました。 自分の心の声に耳を傾ける事、砂漠の砂の一粒一粒に真理が込められているなど、少し経ってから考えています。 覚えていると良いのだけれど(笑)

    0
    投稿日: 2024.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    夢を追いかけて生きていく少年が眩しい! キャラバンとかマギ思い出しちゃった。 ファティマとばいばいするシーンがいちばんすき!

    2
    投稿日: 2024.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ⚪︎友人に勧められ読んだ。 ⚪︎電子書籍で読んだが、紙の本を買いたいと思った。 ⚪︎日本語訳された物を読むことに慣れていなかったので、最初数ページは読み進められなかったが、慣れると読みやすかった。 ⚪︎日々に追われて、夢を忘れそうになる時に読みたい一冊。

    0
    投稿日: 2024.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これは厳しかった。『星の王子さま』に並んで称される世界的なベストセラーらしいけど、おしゃれなブックカバーと薄い文庫本、というとっつき易さとは裏腹に本文は読みにくい。 そもそも私がマジックリアリズムが好みではないことも大きい。 何を言っているのかはわかるけど、哲学的、霊的でスッと入ってこない。 恐れずに心の声に正直に夢を追う話なんだけど、まどろっこしい自己啓発物語のようだった。

    18
    投稿日: 2024.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    説教臭くて一度読むのを断念したが、2度目のトライで読了。 夢を求めて旅する少年の話。前兆を信じて行動せよ。夢を求めて生きている今を大切に。世界を旅してたくさんの経験を積み、常に自分の心に問いかけ、信じる道を進めば、自ずと未来は開ける。 大絶賛されている本だが、私には合わなかった。

    2
    投稿日: 2024.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新しいことに挑戦したい人、現状に違和感をもっている人におすすめ。 来年から仕事を辞めて旅をする予定の自分にはものすごく刺さった。 自分の人生を生きたいと思わされる。

    0
    投稿日: 2024.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    羊飼いの立場で旅を続ける少年が錬金術の秘密を知るというストーリー。 星の王子さまを彷彿とさせる童話のような世界観に浸れます。 途中で挟まれる人物たちのやり取りで、自分が見ている視点と他人の視点について深く気付かされるシーンがありました。 日頃仕事や勉強というプレッシャーがかかり、何を目的にしているか分からなくなる現代人。 夢や希望を持って突き進む大切さと、その先にある導きを学べる良い本ですね。

    12
    投稿日: 2024.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少年がピラミッドへ向かう旅の中で、色々な知恵を学んで行く作品。 個人的には文体が読みづらくて、なかなか内容が頭に入ってきませんでした。 (もともと触れているジャンルが違うということが大きいと思います) こういったジャンルに親しんでいる方は楽しく読めると思います。

    6
    投稿日: 2024.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢のを追いかける一瞬一瞬が、神との出会いだ 幸せな人は皆、心に神を宿している 傷付く事よりも、傷付くことを恐れる事の方が自分を傷付ける

    0
    投稿日: 2024.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    一言でまとめると、適当な心意気について書かれていた本だった。しっかりと心の前兆に対応すれば主人公補正的な力が働くよといったことたぶん。神についての描写など理解できない部分はあったが、主人公の心情にはよく共感できたため作者が本当に伝えたい事はなんとなくわかった気がする。

    1
    投稿日: 2024.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友人にオススメしてもらった一冊。 自己啓発小説というだけに、ハッとさせる台詞が多く、読みやすいのに読後の満足度も高かった。 自分の心に正直で在りたいと思わせてくれる本。

    0
    投稿日: 2024.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    星の王子さま同様、大事なことがいっぱい書かれている本。 忘れないでおきたい内容だった 大いなる言葉は愛 現在に注目して今を良くすれば、未来は良くなる 前兆に気付く 本当にやりたいことは、全宇宙が協力してくれる

    0
    投稿日: 2024.08.11