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総合評価

104件)
3.4
16
33
27
13
7
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    感想 吹き抜ける風。そこには汗と肉の薫りがのる。青春は綺麗なだけではない。大人たちの作った枠の中では手足を伸ばせない。だからはみ出る。

    0
    投稿日: 2023.11.08
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    10代の頃に初めて読んで気に入って、遠く離れたこの地まで連れてきていた一冊。ページをめくるのは実に15年以上ぶりで、物凄く久し振りの再読である。 読み出す前から、薄々感じていたことが裏付けされていく数日間だった。今の私の感覚では、もうこの作品を純粋に楽しむことができない。出産を経験したことが大きいのかもしれないが、明らかに子どもである登場人物がカジュアルに法律違反してしまうのが、もう駄目で。それが物語の中で重要な鍵になっていたりとか、キャラクターを引き立たせるための行動描写だったりは平気なのだけれど、ここではみんながみんな当たり前のように受け入れている。いや、わかる、昔は大らかだったの。その空気感はしっかり経験してるからわかってはいるんだ。ただ「当たり前」で「イケてる若者は皆そうでしょ?」みたいなのが、もう感覚的に受け入れられない。性的な触れ合いも、微妙さを感じて現実に引き戻されてしまうことがままあった。 でもやっぱり、文章の疾走感は圧倒的に清々しくて。中沢と広瀬のコントラストと、交わる関係性とを乗り越えた先にある新人戦のレースは改めて読んでもゾクゾクする。一人称だからだろうか、800mを駆け抜ける二人の身体感覚にシンクロできるのが気持ち良い。ラストのレース描写によって、青春の爽やかさはしっかりと得られた。 そう、爽やかさは確かに感じはしたのだけども……若かりし頃とは作品の印象ががらっと変わってしまったことが寂しい。あと地元出身者として「相模湾はそんなにきれいだったかなあ……」という野暮な疑問さえ頭をよぎった。作品を摂取するには適切な年代がある場合もあるんだなあ……と、しみじみと今、考えている。

    5
    投稿日: 2023.06.12
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     走る中で自分を見つめ直し、精神を研ぎ澄ます。そんな彼等と対峙する少女達も自ずから精神性を向上させていく。対照的な二人のランナーと、彼らの出会う仲間達による、情熱的かつ優美的な物語。個人的に非常に好みでした。

    1
    投稿日: 2022.03.09
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    水と油のような二人の高校生目線が交互に入れ替わって話が進んでいく。 走ることの気持ち良さが夏の爽やかな風、キラキラした日差しの雰囲気と共に伝わってくる。 高校生らしい、友人や恋愛・性に関する悩みとかがあって陸上一色で生きてる訳ではないリアルさがある。 物語の結末のレースに立った時「自分らしさ」を求めて走る姿が爽快だった。

    2
    投稿日: 2021.08.18
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    水滴が浮かび、じっとり湿っている。 それでいてカラリ乾いてもいる。 400mトラックを2周走る800m走。 高校生ランナーたちの青春と恋の物語。 しなやかな肢体、美しい海、 陸上競技場のアンツーカーの赤と芝生の緑が、 陽の下で眩しく輝く。 小便の臭いが漂い、油にまみれた町が、 覆いかぶさるように迫って来る。 相反するものが一人の中でせめぎ合う。 結局、人は自分が持っていないものを欲し、 自分の手の内にあるものは 取るに足らないと思うのかもしれない。 いつだって他者は輝き、 その陰で自分は小さくみすぼらしい。 かと思えばふとした瞬間、 世界を手に入れた気分にもなる。 乾いた世界、どろどろに汚れた世界、 じっとり湿った感情、輝きに満ちた感情。 青春とはそうしたものが、 瞬間移動のように切り替わる時代かもしれない。 人が無いものを求めるのは他者だけではない。 過去の時代、青春にも過剰な夢を押し付ける。 渦中にあった時には、のたうち回って苦しみ、 逃げ出しかったにもかかわらず。 2周走る間に人生は変わる。 走ることを止めなければ、幾つになっても。

    0
    投稿日: 2021.08.13
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    ある人に誘われて読みました。なかなか爽やかな青春小説です。 読み始めは中沢のキャラに引っ張られて、なんだかスラムダンクみたいという感想でした。確かにキャラがみんな極端で、そういう意味では漫画チックな印象は最後まで残ります。 しかし、後半は恋愛模様が入ってきて俄然冴えてきます。 ただ、私には一寸若すぎるなというのが感想です。しかし、著者の川島さん、ほぼ私と同年齢なんですね。もっとも1992年の作品ですけど。

    0
    投稿日: 2017.10.30
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    終盤、躍動感があって良かった。タイプの全く違う二人だけど、自然と切磋琢磨してる状況が微笑ましかった。それにしても、女性陣はみんな大胆なキャラクターだった。

    0
    投稿日: 2016.07.14
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    ウ~ン。高校生ってそんなに進んでるんかいな。とオヤジ発言。 800メートル走の苦しさ、醍醐味もかいまみせながらも青春エロ小説です。好きです。

    0
    投稿日: 2015.11.28
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    陸上経験なんてまるでなにのに、陸上もの・駅伝ものの小説は大好き! でも、やっぱり「一瞬の風になれ」「風が強く吹いている」を超えるものはないのかもしれない。

    0
    投稿日: 2015.10.05
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    二人の視点で話が描かれている。 最初気がつかなくて違和感がすごくあった。 気づいた時に最初から読み返してしまった。 陸上部だった高校生の時に勧められて買って、 それから10年経ってやっと読んだ。 もっと早く読んでいれば当時勧めてくれた人のことをもっと理解できたかもしれない。 本ってそういうもの。 と思えた一冊。

    0
    投稿日: 2015.08.17
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    陸上の800m走を専門種目とする、2人の男子高校生が主役の青春小説。元800mランナーとして手に取らずにはいられませんでした。 競技中の描写を読むと、未経験の方にも800m走、あるいは陸上競技の良さが伝わるかと思います。R18的な部分が強いのが少し残念。

    1
    投稿日: 2015.01.04
  • 800m走はトラックを二周する!

    ヤクザな高校生と孤高を決め込む高校生。 W主人公がそれぞれの一人称で綴る構成が面白い。 一人称が切り替わるたび、全く別世界だったのが次第に交錯していく様は 800m競争でセパレートコースからオープンコースに移行する様でもいて憎い演出。 ただ、15~16歳の少年たちが日常的に飲酒したり不純異性交遊するあたり 保守的な私はなかなか感情移入できない部分でした。

    1
    投稿日: 2014.05.13
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    情熱的で健全な、高校生のTWO LAP RUNNERとセックスの話。 江國香織が言っていたようにどこかポエジーを感じさせる描写が心地良い。とてもリズミカルで。 読んでいて、走りたくなった。

    0
    投稿日: 2014.05.12
  • 今、800m全力疾走なんかしたら確実に死ぬね

     三浦しをんの「風が強く吹いている」や、佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」などの、<爽やか青春陸上競技もの>(今、適当に名付けた)の元祖、とまでは行かないまでも、先駆的な作品であるのは間違いないと思います。  もちろん川島誠なので、なんちゅうかこう、もっと「ギラギラ」してると言うか、「爽やか」なだけじゃないと言うかそんな感じですが、スポーツ物が好きな人は読んでみるといいんじゃないかな。  あと陸上競技物では、川上健一のマラソンを題材にした「ららのいた夏 」という作品があって、それもReader Storeで買えるのでそちらもお薦め。

    1
    投稿日: 2013.10.18
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    自分の中の青春小説NO1。 高校生のときになんの予備知識もなく読んだので色々な意味で衝撃的だった。(相原さんと広瀬!?ええー!みたいな) 対照的な2人の主人公の一人称で語られていくストーリーはとても青臭くそれでいて大人びていて時々恥ずかしくなるがそこが良い。 定期的に読みたくなる大好きな本。

    0
    投稿日: 2013.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校生で陸上800メートルに情熱を燃やす広瀬と中沢の2人の青春物語。2人が「僕」という一人称で交互に話す形式がリズム感を持たせています。確かに800メートルは長・短距離にはさまれ、注目されることが少なくマイナーですが、最もかけひきが必要な、インテリジェンシーに富む種目だと思います。青空と恋。芝生の匂い、海風の匂い、そして私たちにもどこか懐かしい夏の日々の暑さが漂ってきそうな臨場感があります。非常に明るく、とにかく底抜けに青春を満喫しているという小説です。二人と小川姉妹、山口、伊田、広瀬妹らの少女たちとの官能的な場面が多いのですが、決して嫌味ではなく、現代の高校生のちょっと危険なアバンチュール・風俗を語っているように感じ、むしろ自然に読むこともできました。

    0
    投稿日: 2013.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スポーツに打ち込む話を期待して読んだんだけど、期待はずれでした。 レースの話をもっと読みたかったな。

    0
    投稿日: 2013.07.14
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    高校生のころから何回も読んでいる作品。自分が800mをやっていたからこそ、手に取り読もうと思った作品です。 ストーリーとしては対照的な二人の男子高校生をそれぞれの視点から描いたもので、たぶん多くの人が二人ともの感情をわかるはず。理性的な一面と、本能的な一面と。 また官能的な描写も多く、およそほとんどの人が「あるある」と自らの体験を連想させるにはちょっと現実味にかけるかもしれない。あれ、僕だけかな笑。 全体としてストーリー展開にやや深みが足りないものの、スポーツ小説ならではの爽快感と、一方で村上春樹のような青春の鬱を感じられる小説です。

    0
    投稿日: 2013.03.17
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    『TWO LAPS』 短距離と長距離との境目、800m。 育った環境も性格も全く異なる2人の少年の物語が、この陸上競技を通して徐々に交わっていきます。 大分昔に、川島さんが書いたもう1冊の本を探していた時に出会った本です。専門的なことはわからないけれど、スポーツをする上での肉体的、精神的な悦びがとても爽やかに描かれていました。

    0
    投稿日: 2013.01.05
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    冷静沈着、既に上位の記録を持つ広瀬と、バスケから陸上へ転向、常にトップでありたいがる中沢。この二人の視点を交互に置き、800メートルという競技を視界に残しつつ、ストーリーは進んでいく。青春小説。でも、恋愛小説。 話的には、とても淡々と。二人の物語は、口調の上下はあれど、私的にはとても、淡々。 だた、時折彼らの会話のにものすごいリアルを感じてしまう・・・その瞬間が痛いかな。 私のこの時代は、こんなにもスピード感があったのかしら?なんてね。

    0
    投稿日: 2012.08.15
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    面白かった。 それぞれのキャラクターが魅力的で、テンポも良くて、800のスピード感も伝わってきて、グイグイ引き込まれました。 中・長距離経験者としては、もう少しレースのシーンを増やして欲しかったなぁ。

    0
    投稿日: 2012.07.24
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    優等生の広瀬と、野生児の中沢が、800メートルという競技を舞台に青春する小説。 距離を測って、800メートルも恋愛も着実に計算高くこなしていく広瀬。それに対し、真っ直ぐで最初からぶっ飛ばして、恋愛も好きになれば目もくれない。練習も野性的な中沢。 よくある青春物語の設定だが、広瀬中沢どちらの面も人間は併せ持つため、交互に綴られるストーリーに俺はどっちなんだろうか?とか考えながら読み、思慮深い気持ちに浸るのも良い。 800メートルという全く興味のない競技も丁寧な描写と、読み易い文体ですいすい読める。青、汗、風、恋を感じるエネルギーを閉じ込めた小説だ。

    0
    投稿日: 2012.03.24
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    これが青春小説なのかも。  800を走る中沢と広瀬の対比と友情。確かに「型破りにエネルギッシュなノンストップ青春小説」だ。

    0
    投稿日: 2012.02.21
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    陸上競技が題材になっている青春小説です。陸上競技を扱っている小説は数あれど(そしてわたしは全てを読んだわけじゃないけれど)川島誠さんの小説がいちばん好きです。この小説のどこが好きかと聞かれれば、説明し辛いです。読んでいる間も楽しいし、読後も楽しい気分になれます。

    0
    投稿日: 2012.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    800m走に挑む高校生ランナー二人の恋愛青春物語。 主人公2人の語り口調だけで進むストーリーは、書き分けも素晴らしく、とても読みやすかった。 ただ主人公2人とそれを取り巻く女の子3人の全員が全員、「変わってて」「特別で」「軽い(?)貞操観念」なので、逆になんの印象も残らない。途中からタイトルにもなってる800m走が、話と何にも関係なくなってた

    0
    投稿日: 2012.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は、どうも、語り口調が…う~ん…だった。 中沢くんにどうしても腹がたつ。 でも最後の方はそうでもなかったです。 むしろどうやって終わるんだろう、と思ったし。 ただ、やっぱり「一瞬の風になれ」が大好きだから 期待が大きすぎたのかもしれないです。

    0
    投稿日: 2011.10.17
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    優等生の広瀬と、野生児の中沢。対照的な二人の高校生が走る格闘技、800メートル走でぶつかりあう。軽い語り口のスポーツ小説。ライトで楽しく読めて、800のよさもしっかりつまっています。

    0
    投稿日: 2011.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2011 9/3読了。Amazonで購入。 幼馴染がブログで紹介していた本。 タイプの違う2人の800m選手の視点が代わる代わる書かれる、800mと恋の話。 陸上、それもあまりなじみのない800mの話、ということで少し身構えて読み始めたものの、読み出したら一気に引きこまれた。 割と自分とはタイプが違って、現実には触れ合うことすらなさそうな中沢くん視点が妙に小気味いいし、広瀬くんの次に何が飛び出してくるか読めないびっくり箱みたいな感じも好き。 そして800が、トラックの描写がすごく気持ちよさそうで・・・あー、すごいなあ、と思う。 きっと他にも川島さんの本を探して読む。

    1
    投稿日: 2011.09.04
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    グラウンドにねっころがって空を見たくなった。 競技場の夜とか、創造するだけでもわくわくする。 中沢かっこいいよ。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    文章のスピード感というよりは、テンポてきな部分にスピード感を感じた。中盤少し、ん?となったけれど、読み終わってみれば、もう一度読みたくなったので、評価があがるような気がする。

    0
    投稿日: 2011.07.27
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    800メートルを走る両極端な二人の高校生のストーリー。 うーん。 陸上やってたらもっと楽しかったのかなー 官能的な部分を含めて、ほんとにこんな話あるのか?っていう感じだった。 まあフィクションだとわりきれば面白いのかもしれないけど。 でも読後の爽快感とかもなくて、はっきり言ってちょい残念。 青春といえば青春だけど、自分が求めていたものとは違ったからがっかりしてるのかな。 好きな人は好きなのかも。

    0
    投稿日: 2011.07.21
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    なぜ800メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。 がむしゃらで、でも計算高くて、おうちは半分ヤクザの中沢と、何事も理性的でいかにもインテリ家庭の広瀬。競い合い、いがみ合い、女子を取り合いぐっちゃぐちゃになって、最後に勝利するのはどちらだ?!

    0
    投稿日: 2011.07.12
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    久々に読んでみた。 俺が高校時代最初で最後のマジメに読書した1冊。 青春したくてたまらなくなります。

    0
    投稿日: 2011.06.28
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    日記だな、ほとんど。 ざっくりとした喋り口調で読みやすく面白くはあるんだけど軽い。 大分性の話にウェイトが置かれてる気がするが、陸上と性の繋がりがあまりないように思われる。爽やかなスポーツをオブラートに性的な話を包みたかったのかな? しかし如何せんどいつもこいつも貞操観念を持ち合わせていない。

    0
    投稿日: 2011.06.23
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    さすがというか、さわやかな展開の中で性を書く。いやそれもまたさわやかさなのか?とにかく陸上をテーマにするのは合ってる。おもしろいなー

    0
    投稿日: 2011.06.16
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    @yonda4 北京オリンピックもやっているし、ここはさわやかな陸上競技を読んでみるか!と期待していたのだが、 これはハッキリ言って小説ではない! 中学生日記か!?描写というものは全くなく、あるのは表面的な感情の羅列。 陸上だけじゃ、行数かせげないから恋愛入れ込みました!ってところか。しかも広瀬と妹との関係が最悪に気持ち悪い。広瀬ともう一人の男子の目線で物語は進むが二人とも猿です。 スポーツ小説は単純に壁があって、それを乗り越えていく様に共感を呼ぶと思うのだが。 これが映画化されてるってんだから凄い。 この作家はもう読まない。そういえばまだ読んでない本の山の中に同著者の「もういちど走り出そう」があった。 この本のあとにもういちど走り出せるのか!?

    0
    投稿日: 2011.04.03
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    初めて読む作家さんです。 なんでだかは忘れました図書館で借りました。 好みの小説ではなくて残念です。 青春・スポーツなら結構範疇にはいるかと思ったのですが。 それにしても登場人物がもれなく貞操観念の無い人たちばかりでびっくりしました。そんな言葉すら知らなそう(笑)まあそれはそれで良いんですけど今の若い人ってこんな感じなのかなあ?と思いながら読みました。

    0
    投稿日: 2011.02.23
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    二人の主人公の視点で同時進行していく、800メートルを走る少年たちの青春小説。 二人の性格の違う主人公や、出てくる女の子はみんなキャラクターがたっていて、つまりは全然リアルじゃないんだけれど、生き生きしている。 800メートルの競技シーンは、二人の視点が交互に切り替わることで展開を軽々と描かれていて、その他のシーンもテンポがいい。 中高生にしては性に奔放すぎたり、全然爽やかなストーリー展開じゃないのだけれど、全体的にすごくさわやかに感じる。 青春映画のような小説だと思う。

    0
    投稿日: 2011.01.14
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    陸上競技関連本読み繋ぎのうちの一冊。 「なぜ八〇〇メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。」という帯のうたい文句につられてしまった。 高校生男子の陸上を通じての青春小説?だと思って購入しましたよ。 私には、期待はずれのさわやかじゃない内容でした。 女の子とのおつきあいの描写が気分悪くて、一通り読んで廃品回収に出してしまった。本を捨てるなんて滅多にないことです。 イマドキ、はこんなの当たり前なのでしょうか。

    0
    投稿日: 2011.01.12
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    内容(「BOOK」データベースより) なぜ八〇〇メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。思い込んだら一直線、がむしゃらに突進する中沢と、何事も緻密に計算して理性的な行動をする広瀬。まったく対照的なふたりのTWO LAP RUNNERSが走って、競い合って、そして恋をする―。青空とトラック、汗と風、セックスと恋、すべての要素がひとつにまじりあった、型破りにエネルギッシュなノンストップ青春小説。

    0
    投稿日: 2010.12.02
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    二人の視線から書かれていて面白かった! それに陸上やってたものとしても(あたしは短距離だったけど)、あの走るときの清々しさなどを思い出せて気持ちよかった。 男女関係の複雑な部分もうまく表現できているんじゃないのかなって思うし、自分の思い思い通りに恋愛が進むわけじゃないっていうところも良かった。 最後はどっちが勝ったのかな・・・・

    0
    投稿日: 2010.09.06
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    文章は読みやすいけど…。たぶん、自分が文化部だったからか、いまいち共感できない。読む人を選ぶと思う。

    0
    投稿日: 2010.06.20
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    94年に映画化もされている陸上競技800mを題材にした青春もの。、自由奔放な中沢、ストイックな広瀬という2人の主人公のモノローグが章ごとに展開。90年代の高校生って、こんなんだっけ?!と訝しく思わずに読み進められるかどうかが、鍵?!(笑)

    0
    投稿日: 2010.05.28
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    この文庫も夏が近づくと読みたくなる。広瀬と中沢が交互に語っていく。全く方向性の違う2人が800mという競技で相対する。理論派の広瀬と感情派の中沢。だが、理論だけではどうにもならない衝動や感情だけでは答えの出ない関係。中距離走とセックスって似てる気がする。

    0
    投稿日: 2010.05.21
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    オープンエロとむっつりエロの男の子らが女を抱きつつ陸上競技の800m走に挑む話 簡単に読めて面白い

    0
    投稿日: 2010.05.14
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    「なぜ800メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。」で始まるこのストーリー。 実は決して爽やかでもないんだけど、実に爽やかな青春モノ。 面白くて1日で読んじゃいました。 やんちゃで不良っぽくて女好きの中沢と真面目で優等生の広瀬。 この対照的な二人の生活や思いが一人称、二元中継、同時進行でリズム良く語られます。 800m走という欧米に比べて日本ではあまり人気の無い競技だけど、広瀬が語る800mの魅力。日本では人気のないこの種目の面白さ、難しさを語っていて新鮮! そして彼らのラブストーリー。 中高生なのにちょっとセックスに奔放過ぎない?って思う点もあるけど、そこがこの小説を爽やかに重たくしていない要素かも知れません。

    0
    投稿日: 2010.03.03
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    自分も800をやっていたけど、 こんな風に800と向き合ってなかった、 なんて、ちょっと後悔しています。 でも、やっぱり共感できる気持ちもあった。 対照的な2人だけど 目指す先は やっぱり同じだったんだ―

    0
    投稿日: 2010.02.20
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    5年以上前に読んだけど、10代の爽やかなエネルギーを感じてあっという間に読めたような気がします。何かに夢中になって真剣に勝負するっていうのはもうないだろうなぁ。

    0
    投稿日: 2010.01.26
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    陸上にかける青春。優等生の広瀬と野生児の中沢。全く正反対の少年二人の800mにかける戦いと恋愛を描いた青春小説の傑作。これほどキラキラしてリアルな若さを描ききった小説は中々ありませんよ。自分自身が学生時代体育会系な青春を送っていたのでなんとも懐かしく、甘酸っぱい思いに浸れました。できれば10代に読んで欲しいな。角川文庫。

    0
    投稿日: 2010.01.14
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    この本は題名と表紙にひかれて読みました。内容は800Mを走る高校生二人を描いた青春小説です。二人の夏と恋愛と陸上が描かれています。イメージしていたものとは違って恋愛も描かれていたことが意外でした。イメージとはかなり違いましたが面白い内容でした。

    0
    投稿日: 2010.01.02
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    800mの心境と恋愛をおりまぜた小説.恋愛はありえない展開だけど,800をトラックで走る時の心境は再現されているので,800を走っていた人にとっては楽しめる.

    0
    投稿日: 2009.12.11
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    なぜ800メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。 思い込んだら一直線、がむしゃらに突進する中沢と、何事も緻密に計算して理性的な行動をする広瀬。まったく対照的なふたりのTWO LAP RUNNERSが走って、競い合って、そして恋をする。 中沢と広瀬が交互に語るような感じでストーリーが進んでいく。 広瀬のキャラがかなり不思議。 妹との関係も不思議。 後半からスポーツがメインじゃなくなってた。

    0
    投稿日: 2009.11.13
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    各種YAガイドで採りあげられているがおもったよりやんちゃだった。男性作家らしい味。そして思いきり神奈川が舞台。20090714

    0
    投稿日: 2009.07.14
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    終わり方が良かった。 「俺、背中で生きてた」っていう表現が気に入った。あんまランナー関係ない…? ランナー物語ってよりは、青春物語。

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    投稿日: 2009.06.12
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    たなぞうの評判が良いので予約して借りてみた。ずっと主人公の語りがエネルギッシュに続く。あーでも私はもう文体がだめだ。ぺらぺらしゃべられてウザくてたまらない。読みすすめられない。ごめんなさい。

    0
    投稿日: 2009.05.23
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    江國香織さんが解説を書いてるから読んでみた。 すごい面白い。 高校生の時に読んだから、共感できた。 今読んでもすっと入っていける。 若い。 若さが、すごい。 川島誠はすごい。

    0
    投稿日: 2009.04.23
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    熱くて軽めの中沢と冷静で不思議系(?)の広瀬。性格、考え方のまるきり違う二人が走る800メートル。なんだなんだと思ううちにさくさく進んで、おっとこうきたか、こうなったか、がどんどんあって、最後の勝負の勝敗は・・・いいなあーこの空気!うっかり泣きそうになった。泣きはしないが、心臓がキュってなる余韻が非常に心地いい。

    0
    投稿日: 2009.02.28
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    【なぜ八〇〇メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。思い込んだら一直線、がむしゃらに突進する中沢と、何事も緻密に計算して理性的な行動をする広瀬。まったく対照的なふたりのTWO LAP RUNNERSが走って、競い合って、そして恋をする―。青空とトラック、汗と風、セックスと恋、すべての要素がひとつにまじりあった、型破りにエネルギッシュなノンストップ青春小説】 とにかく読みやすかった! 最初は中沢と広瀬のからみがなく話が進んでいきますが、 2人が親しくなってからのからみや心情なども面白かったです。 きっと対象的な2人だったから面白かったんでしょうね。 そして2人とも憎めない愛すべきキャラクターでした。 特に中沢はいかにも学生という感じで可愛(?)かった。 若いって恥ずかしいぐらい真っ直ぐで、読んでいて恥ずかしいような微笑ましいような気分になりました。 読後感もすごく良かった。 「青春っていいなあ!」と思う一冊でした。

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    投稿日: 2009.01.15
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    陸上小説の原点でしょうか? 女性である佐藤多佳子描く『一瞬の風になれ』とのテイストの違いがおもしろい。男の子ってホントはこうなのかもしれないけど、でも、後半は恋にうつつをぬかして、あんまり練習していないような。これでホントに800メートル走れるんだろうか?(笑)

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    投稿日: 2008.12.19
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    「一瞬の風になれ」の登場人物に謝ってもらいたい、と思った。現実的にもう高校生ではなく、こういう青春を送ってない私には、イマドキの高校生が本当にこうである、と言われてもよくわからない。陸上もやったことが無いので疾走感が、と言われてもわからない。ただ青春小説として読んだ私はショック。性うんぬん、恋愛云々よりもっと陸上のことが書いてあったらよかったのに。主人公二人も女の子も好きになれなかった。

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    投稿日: 2008.12.03
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    自分がこの距離を走っていたから、 なんだか読んでみようと思った しかも著者は同じ高校出身だったという不思議な巡り合わせ でも期待していたスポーツ小説とは違っていた。 「なぜ八〇〇メートルを始めたのかって訊かれたなら、  雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ」 って台詞が印象的。 対照的な二人のエピソードが章ごとに書かれていく。 ちょっと性表現が過ぎると感じたが、 それ以上の爽やかな疾走感を感じられた。

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    投稿日: 2008.10.24
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    9/17 おもしろかったけど高校生としてのリアリティをいまいち感じられなかった。あと二人の視点を交錯して書く意味があるのかなーなんて。伊田さんの気持ちがあまりわからなかったのも残念。中盤から急に脇役になったような気がしたもの。ただ陸上競技、しかも800M走の魅力はあますところなく伝わっていました。

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    投稿日: 2008.09.18
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    最も長い短距離をやる少年中沢(やんちゃ)と広瀬(クール)が主人公。 800なんて絶対やりたくねーと思った。 さとこ なぜボートをはじめたのかって聞かれたら、自分の下を走る青い水面に映った太陽のせいだって答えるね。 あとは、広瀬のほうが好き。 けいた

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    投稿日: 2008.09.05
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    高校時代に読みますた 自分がやってる競技をやってたから ちょっとうれしい 当時は「えろっ!」って思ったけど、 読み返すとそうでもない これくらいなんともない どこがエロイのか聞いてみたい 当時の自分に

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    投稿日: 2008.06.19
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    二人の少年の内面的な成長の跡がたどれるところがいい。 正直、どちらの少年にも感情移入できなかったな〜。 好対照すぎて、少しわざとらしさがあった気がする。 にしても、こういう青春スポーツものって、試合の決着をつけずに終わるのが多すぎる。 勝負の結果を含めて、青春なんじゃないの?成長なんじゃないの?スポーツなんじゃないの?

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    投稿日: 2008.04.12
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    気性が荒いのと、落ち着いてる二人の主人公での陸上の話。二人の陸上勝負が読み応えがあった。 恋愛も結構どろどろした感じだけど面白かった。

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    投稿日: 2008.03.13
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    昔、陸上競技で800mの選手をしていたので、思わず手にとってしまった。800m特有の疾走感があって良かった。なんだか嬉しい。

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    投稿日: 2008.02.15
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    単なる陸上に青春を捧げた少年の話じゃないんです。結構どろりとした内容だったりするけど、あたしはそこが好きです。

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    投稿日: 2008.02.07
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    陸上部に所属する、二人の高校生を巡る青春ストーリー。 とにかく作品全体の疾走感がたまらない! 10年も前の作品なのに、そうとは思えない現代感、色あせない魅力を感じます。

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    投稿日: 2008.01.21
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    <なぜ八〇〇メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。思い込んだら一直線、がむしゃらに突進する中沢と、何事も緻密に計算して理性的な行動をする広瀬。まったく対照的なふたりのTWO LAP RUNNERSが走って、競い合って、そして恋をする―。青空とトラック、汗と風、セックスと恋、すべての要素がひとつにまじりあった、型破りにエネルギッシュなノンストップ青春小説。> 中高生の頃は角川文庫の紹介冊子で見るたびに、the青臭さだな、嫌だ嫌だと思っていたはずのに、何故か読んでみたいなと思い読んでみた。主人公の性格は何気に可愛いのではないかと思った。

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    投稿日: 2008.01.09
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    一部では、青春小説の傑作と言われている作品です。800m走にかける高校生の物語。青春、汗、友情、愛、性、あらゆるものを織り込み物語は疾走します。

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    投稿日: 2007.10.16
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    どこか屈折してる二人の主人公の視点が代わる代わるストーリーが進みます。800mという長距離でもなく短距離でもない競技はなんとも奥が深い…

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    投稿日: 2007.10.02
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    まったくタイプが違う二人の陸上に対する思いと暑い夏を過ごす(女の子と一緒に)、ストレートな書き方の話。篤くなれる物が1つでもあるって素敵。

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    投稿日: 2007.07.22
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    高校の頃、誰もが持っていた感情なのではないだろうか。中沢のような自己中さも広瀬の孤独さも伊田の焦燥感も妹の淡い恋心だって。800という短距離でもない長距離でもないこの曖昧さに青春時代が蘇る。無我夢中で走るか、綿密な計算をするか。ただ、走ることに意味なんてない。

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    投稿日: 2007.06.18
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    解説の江國香織に惹かれて買った。 陸上を知らない人でもお勧めです。何より面白くて勢いよく読めるし、陸上について書いてある部分も解りやすくて知識も身につくかも。

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    投稿日: 2007.03.25
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    二人の主人公が代わる代わる進めていく陸上と青春の話。二つの視点が時間が経つにつれ絡まりあう構成は初めて見た。読むとドライな性格になりそう。

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    投稿日: 2007.03.19
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    青春万歳!!!!! さわやかだケド・・・最後の6分の1ぐらいで 2人の少年の目線から描かれていると気づき もったいないことしたぁ↓↓

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    投稿日: 2007.03.04
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    浪人してたときの夏に読んだ。 がむしゃら、緻密。陸上で800Mをやっている、対照的な2人の高校生の心が、螺旋のように絡んでいく。 中沢、広瀬。どちらも好き。 だが、俺はどちらにもなれない。 川島誠さんの作品はオススメ。

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    投稿日: 2007.02.09
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    スポーツ!な話かと思ってたからか、それほど入り込めなかった。なのに一気に読んでしまった。まるで800mを走るかのように。走ったことないけど・・・。

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    投稿日: 2007.01.30
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    二人の両極端なランナーがかわるがわるに綴っていく形式の物語。 物語への親しみやすく、スッと溶け込める雰囲気が良いです。 茶化さない青春の凛とした姿勢に心打たれます。

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    投稿日: 2007.01.11
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    一応私も陸上部なので買っちゃいました(●'∨`艸)+゜ 話し言葉なので読みやすいです。 少し性的な表現もあるので気をつけたほうがいいかと。

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    投稿日: 2006.11.26
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    この本は高校生が陸上部で800Mをやっていてライバルと一緒に成長していくストーリーです。他にも青春を楽しんだりちょっといいかげんな主人公の考え方には読み手を笑わせてくれます。

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    投稿日: 2006.11.17
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    体を動かす喜びが伝わってくる。若いエネルギーが詰まってる本。やんちゃで活発ランナーと知的でクールなランナーが競い合う。勝負の結果がどうであれ爽やかな気分になれる。

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    投稿日: 2006.08.23
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    2人の主人公が交代で語っていくから単純に面白いと思った。まさに、青春小説だと思う。けど、それじゃ終わらせられない。800mで最後に勝つのは…

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    投稿日: 2006.07.29
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    夏なので川島誠その2。 800Mランナーの高校生二人の青春物語。 個人的には相原さんと広瀬がどういうことしたんだかそっちのほうが気になりましたけど…だってあんな微妙な書き方。はっきりせい! 江国さんも解説で言ってたけど詩的です。夏の暑さ、青春の一瞬のきらめきを絶妙にとらえています。 でも実は、あんまり、山口さんが好きじゃなかったので可愛い広瀬をとられたのがショックー。伊田さんは好きです。奈央ちゃんも。

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    投稿日: 2006.07.24
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    二人の陸上800m競技をしてる男子高校生の物語。どちらも一人称で同じ口調・同じ様な性格で交互に話をもっていくので、かなり混乱。話も結局イマイチ。

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    投稿日: 2006.06.26
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    一人称の文に最初は抵抗があったけど、読みすすめていくうちに、なんてリズム感がある文章だろうと思った。 むなしさにつながる自由さ、縛られない居心地のなさ。だけど、生き生きしてる。 さぁ、目の前にはトラックだけ。 頭の中真っ白で、ただ走ろう。

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    投稿日: 2006.06.03
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    病院で直感で買いました。くせがあって自由で女好きな男子高校生、とその逆タイプの男子高校生の一人称が代わる代わるですすめられる。ざらざらしてフレッシュな感じ。

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    投稿日: 2006.05.28
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    私の高校時代といっても過言ではない! あのときのことを思い出します。必死で800m走ってたな〜。 大学新聞サークルに入ってるのですがその紙面でも紹介文書きました。とても大事な本です。

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    投稿日: 2006.03.27
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    ぼくが「Runner's Delight」という脚本を書くきっかけにもなった本です。800メートルという「最も長い短距離」を走るランナーとその周りの女の子たちの青春ストーリーです。 たしかに生々しい表現もあったりするけれど、 ランナーしての自分と、ひとりの人間としての自分というアスリートの本心をうまく書いているのではないかと思います。 本当はありえない話なんだけれど、リアルなだけの話なんてぼくは面白くないと思う。 夢をみたいんだ、と思う。 そんな夏休みのお昼寝で見た夢のようなストーリー。

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    投稿日: 2006.03.26
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    陸上の800mランナー2人と周りの人たちが織り成す青春群像。 痛くて、甘くて。夏に読むことをオススメ。

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    投稿日: 2006.02.28
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    夏のこどもたちにすごく良かったので、また川嶋誠さんの本を手に取った。活字でこれほどスピード感を表すことができるなんて本当にスゴイ。内容はさわやか。また彼の本を読んでみよう。

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    投稿日: 2005.11.29
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    2人の陸上800メートル選手の青春を描いた本。実を言うとあんまり好きじゃないんです。これ。好きな人はすごく好きだと思うけど…。風とかスピードとか感じるんですが、私には合わないんですよねぇ。なんでだろ、頭ではいい作品と思っているのに。

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    投稿日: 2005.10.09
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    800Mを走る高校生二人を描いた青春小説。 二人の夏と恋愛と陸上を描いています。 面白いことは面白かったんだけど、途中の恋愛に重きが置かれる部分でちょっと飽きてしまいました(汗) もっと二人の走りでのやり取りが見たかったなあ。 高校生という設定にはところどころ無理を感じました。大学生という設定の方がしっくりくる感じ。 ただ、夜のグラウンドに忍び込むシーンとか、プールのシーンとか、朝の海を散歩するところとか、ところどころに好きな部分はあった。 自分が想像していたのとは違っていたので、期待が大きかった分がっくりきたのかも。

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    投稿日: 2005.08.26
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    リアルな青春だなあと・・・順番順番に話が進んでいくのは好きなのですが、ちょっと終わりがいまいちだったような・・不完全燃焼のような。

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    投稿日: 2005.08.01
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    陸上800M。正反対な2人の話。面白い!競技をしているときの緊張感が伝わってきてとっても興奮しました!

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    投稿日: 2005.07.29
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    体育会系の部活に所属していた青年たちが味わったかもしれない、疾走感が伝わってきます。描写が生々しかったりするので、苦手な人はすごく苦手かも。

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    投稿日: 2005.05.27
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    悔しいことにハマった。わりと一気に読んだ。江國香織いわく「詩的で官能的で奇跡的で機能的」。映画にもなっているらしい。

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    投稿日: 2005.05.23
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    友人にもらった1冊。 自分では絶対手に取らなかったであろう青春小説。 私にはこういう甘酸っぱいような感覚が欠落していたような気がする。 出会わせてくれた友人に感謝。

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    投稿日: 2005.05.18
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    私の青春をかけた800M競技を非常に正確に書いた作品 懐かしさで一杯でした。 青春っやつがこの話には詰まってます

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    投稿日: 2005.05.09