Reader Store
裏閻魔2
裏閻魔2
中村ふみ/枻出版┴ゴールデン・エレファント賞運営委員会
作品詳細ページへ戻る

総合評価

36件)
3.6
4
14
11
3
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最高に好み。閻魔と夜叉の関係がたまらん。どっちもかっこいい。ただ、閻魔かわいそうすぎる、。アニメ化とかしたら絶対面白い。暗いけど暗くなりすぎないところがいい。最終巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    閻魔の心の揺れ方が心配だ。鬱になるんじゃないかと。 同じ不老不死の夜叉は閻魔に比べるとよほど安定しているように見える。見えるだけかもしれないけど。 閻魔はグダグダ言ってないで、とっとと夜叉に頭でも下げて奈津に会いに行けばいいのに。全ては生きているうちなんだから。

    65
    投稿日: 2023.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    終戦後、閻魔は手に刺青を入れた自殺者が増えていると聞き、調べ始める。一方、偶然助けた浮浪児に居着かれ、弟子にしてくれとせがまれる。

    6
    投稿日: 2023.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦後の動乱の中不死者とそれをとりまく物語。前作よりも1冊の中で年月は経っていない。ただ、幕末から明治に入るだけでも大変な中、大きな戦争もあったこの時代は本当に生きるのが大変な時だったんだと感じた。

    1
    投稿日: 2021.10.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【概略】  幕末、新選組の一員だった宝生閻魔は、手に彫り物「鬼込め」を施され不老不死と化す。時の流れが周囲と異なってしまったことにより、沢山の人達を見送る立場となってしまった閻魔。仇敵でありやはり不老不死である夜叉と、時に反目し合い、時に意見を一つにしつつ、近代国家となった日本の隆盛と敗戦の生き証人となる。  敗戦のあとの混沌の東京に、「鬼込め」を思わせる怪死が相次ぐ。またGHQも密かに「鬼込め→不老不死」という超常現象を調査することとなった。「写真」「映像」という記録を残すことが可能となる「現代」に近づく中、二人の不死者の進む道は。   2020年09月20日 読了 【書評】  本当はもっと早く読みたかった!前作「裏閻魔」が面白くて面白くて。なんだろうなぁ~、ワクワク要素がいっぱいなんだよねぇ~「鬼込め」「不老不死」「彫り物」・・・・これぞジャパニーズダークファンタジーじゃないですか!♪  前作を読み終えてから少し間を空けてしまったことで登場人物を思い出すのにちょいとだけ苦労した(笑)奈津は覚えてたけど、恵子って誰だったかな?みたいなね。そこへ来て新しいキャラクターなども加わるもんだから(笑)  さぁ、今回、この新しいキャラクター・・・勿論、素敵な効果を出してたキャラクターもいれば、「うん?」な感じのキャラクターも。ドヤ蜘蛛ってキャラなんかはもうちょっと個性を出してもよかったかなぁ~。戦いの場面などの描写も、もっとあってもよかったかも、なんて思った。  逆に今回はシリーズ物ならではの、キャラクターのキャラ(心情)変化も楽しめる。主人公の閻魔の変化(不老不死だから「変化」ってのも変だけどw)もさることながら、夜叉の変化がなんとも・・・ザ・ライバル!って感じがね。真っ先に連想したのが「魔界水滸伝」の北斗多一郎だった!安西雄介と最初はガチガチにぶつかってたのに、途中から・・・。夜叉さんも、そんな感じ。  この「裏閻魔」は3部作。・・・ということで、早めに最終作を読もうと思う。

    0
    投稿日: 2020.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『裏閻魔』続編。今作は終戦直後からの10年間。前作の最後で閻魔の元を去った奈津を探し続ける閻魔。 長い間閻魔の心の拠り所であり、彼を支え続けた奈津が離れ、良き理解者であった信正まで亡くした閻魔の苦しみが痛々しい。 不老不死は人類の見果てぬ夢。その夢を手にしながら、優しすぎて脆い閻魔。そして、閻魔の押しかけ弟子の善哉もクスリに溺れボロボロ、と今回の男性陣は弱くて情けない姿を晒す。 それに比べ、女性たちの強いこと。奈津や惠子はもちろん、悪役ながら美鈴も自分の願いのために、強く逞しく生きている。 すべてを失った時、いち早く立ち直って前を向けるのは女性なのかも知れない。 次でシリーズ完結。奈津の行方と閻魔の想いはどうなるのか。夜叉との関係は。気になることも多く楽しみ。

    0
    投稿日: 2018.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1の時よりもさらに時代の経過が早くなり、その中で孤独と戦う閻魔。不老不死は憧れるものではないことがよく伝わってくる。 人のよいエンマがどこにいっても愛され、だけどと閻魔はいつでも孤独。 著者が女性だからなのか?!切なさがリアルに伝わってきます

    0
    投稿日: 2016.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ハラハラが止まらない。どこまでも繊細で、情が厚い閻魔。そこが弱味となっていざこざに巻き込まれていく。それも鬼の仕業なのか…これまで閻魔を守ってきてくれた信正とも死に別れ、奈津とも会えないまま、圧倒的な孤独と向き合って行けるのか。閻魔の弱さに胸が痛む。戦後日本の人心の荒廃した有り様がひしひしと伝わってきて2巻は辛かった。

    0
    投稿日: 2016.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    不老不死の宿命を背負った男の話の続編。江戸から昭和へ。物語も時代物から現代物へ。 しかし、主人公は老いない。これがいかに苦しいことか。 昭和の時代が進む最終巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2016.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    目次 序 広島 一幕 東京無常 ニ幕 秋雨 三幕 カタストロフの子供 H27.11.3 カタストロフ…悲劇的

    0
    投稿日: 2015.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第二弾 戦後から復興までに対立しながらも生きる閻魔と夜叉 新たな人物も配し新たに善哉とロブ、更には牟田信正の養女恵子と 更には完結編へと続く人物も

    0
    投稿日: 2015.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作を読んでからかなり経っているが さらにおもしろかった。 あとがきに作者が言っているように 前作が長い時間を描いたのに対して 今回は、戦後から10年という短い期間。 でも、混沌とした時代も相まって とっても魅力的に描かれている。 多分、読んだ方の多くは「夜叉」に強く惹かれてしまうのでは? 次も楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    閻魔の「鬼が重い」という言葉通り、相変わらず不老不死と、それが呼び寄せる様々なことが重い。 最終巻では明るくなるかな?なればいいな。

    0
    投稿日: 2013.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーん、残念でした。。前作のインパクトが大きすぎて今作は★2。「鬼込め」や不老不死がありきの進行。進駐軍兵の登場などイベントはありましたが、やはり前作には敵いません。シリーズは3部作。完結編に期待です。

    0
    投稿日: 2013.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻を読んでからしばらく空いてしまったのでちょっと内容忘れ気味だったのですが・・・ 今作では夜叉と閻魔の距離がわかりやすく近づきます。思い返すと、夜叉は1巻でも決してただの悪人じゃなかったかな~と。 お話としては、派手な話ではないし、盛り上がる場面も淡々と進んでいる感じだけど、文章も内容もしっかりしてるし、日本映画とかにしたらおもしろいかも。

    0
    投稿日: 2013.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1巻を読んでからしばらく空いてしまったのでちょっと内容忘れ気味だったのですが・・・ 今作では夜叉と閻魔の距離がわかりやすく近づきます。思い返すと、夜叉は1巻でも決してただの悪人じゃなかったかな〜と。 お話としては、派手な話ではないし、盛り上がる場面も淡々と進んでいる感じだけど、文章も内容もしっかりしてるし、日本映画とかにしたらおもしろいかも。

    0
    投稿日: 2013.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    なんてことなの!! 奈津がいないとやっぱだめだ~~! つらい、つらすぎる~! うう、閻魔もそうだろうけど、私としても奈津がいないとだめだわー。 あの凛とした佇まいが、どんだけ涼やかな風となっていたことか。 前巻のラストで、意気込んで奈津探しに行った閻魔だったが、 ついに会えずじまい。 信正は行方を知っているみたいだけど、夜叉にだけ教えるとゆーことに。 どーも国外にいるよう。 これは夜叉の方が先に再会しちゃうかもね。 はあ。 今回はほんとなんか読んでるのがつらかったよー。 特に善哉ね。 もう、なんなの、その結末は! うーん、どうすればよかったんだ・・・。閻魔、つらすぎだよー。 信正のそれでも人であることを捨てないおまえが愛しかったってのが ぐっさりきたよー。うう、ホント、その通りです。 恐ろしきは鬼の縁、か。 めぐりめぐって、闇へ闇へと。はあ、鬼とゆーのはそういうものなのだろう。 どうやら、こちらから呼び出さなくても、人の心の闇に鬼たちは勝手に滑り込んでくるみたいだから、美鈴のように。 そして、鬼を身に宿している閻魔にはどうしてか、そういうものを集めてしまうのか。夜叉が自分たちの存在は毒だと言っていたのが、 言い得ているようでちょっと苦しい。 でもでも、それでも毒なんかじゃない、と言ってやりたい。 懸命に、どうしようもない孤独を抱えて、それでも向けられる好意を無下にすることもできずに、助けられるなら助けたい、と 震える手を伸ばしているような閻魔を、 どうにかして、ほんとに、どうにかして救って欲しいと、 どうやら次で終わりのようだから、ほんっとそれだけ、願うよ。 今回はロブが閻魔を守ってくれたのが唯一、救いだったなあ。 彼はもう一回でてくるかもね。 奈津がアメリカにいたりするなら。

    0
    投稿日: 2012.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「裏閻魔」シリーズ第2弾。 終戦後、奈津を見つけられないまま東京へ戻ってきた宝生閻魔。その頃東京では奇妙な自殺が相次いでいた。そして自分の死期を悟った信正は、奈津の居所を夜叉に告げるのだった。 哀しい。閻魔が背負う宿命が哀しい。奈津への思いが哀しい。信正の養女である恵子も、ある意味、死にたくても死ねない、信頼していた人々が老いて、そして死んでいく、閻魔と夜叉が抱えるさだめ哀しい。次作が楽しみ。

    1
    投稿日: 2012.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作者本人曰く、「和風ファンタジーらしき娯楽小説」だそうです。確かに!! 続編です。 1作目の「裏閻魔」http://booklog.jp/item/1/477791870Xを読んでないと全く意味が分からないと思います。  前作ほどのワクワク感は無いものの、しっかり楽しく読ませてもらいました。前作同様に分かりやすい。読みやすい。ライトノベルのカテゴリーになるんでしょうか?  前作は、幕末から終戦までを描いてましたが、今回はその続き。戦後の10年間くらいが舞台です。戦後の暗い闇がうごめいて、なかなか楽しかった。 すでに「裏閻魔3」が出てるって事を知り、慌てて図書館に予約。  中村さん自身が、本編以外の「裏閻魔」が出る可能性を示唆してます。恐らく「夜叉」がメインで・・・

    1
    投稿日: 2012.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    3が出て初めて続いていたのに気がつきました 1に比べると時間もあまり経っていないので物足りない感はありましたが 一気読みです 早く奈津に再会できますように 早くしないと老衰で死んじゃうよ しかし・・・奈津遠くまで行きすぎです 自殺する為に鬼込めをしてもらう それを知っていて鬼込めをする 閻魔も夜叉も鬼込めの重さを分かっていた

    0
    投稿日: 2012.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1作目ほどではないが、面白かった。次作で完結らしいので、今回は中継ぎ的な位置づけかな。どんな結末になるのか、期待しつつ待ちます。

    0
    投稿日: 2012.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    100年生きても、ウジウジしているところが変わらない主人公に、人間って何年経っても、基本的な生き方って変わらないのね。。。と思った。 もう少し主人公の成長した姿が見てみたいのだけれど、このまま 情けないままでラストを迎えるのでしょうか。 日本ではもう鬼も住み辛くなったようなので次の舞台はいよいよ 海外進出?ラストを読み終えてから、そんな風に思ってしまった。

    0
    投稿日: 2012.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    裏閻魔2作目。終戦直後からの10年間を描く。 奈津が閻魔の元を去り、庇護役であり親友でもある信正とも死に別れる日が刻々と近づいている。そんな中、善哉という少年に懐かれる閻魔。そして閻魔と鬼月以外の宝生崩れの彫り師も現れる。 善哉の処遇で揺れ動く閻魔だが、その甘さが逆に善哉を追い詰める結果に。ヘタレな閻魔もだが、自ら深みに堕ちていく善哉にも苛々されっぱなし。だけど二人とも愛おしい存在なのだ。結局似た者同士なのかな。奈津の代わりにヒロイン役となった恵子も含め、周りの人間は二人を放っておけない。いじらしいったらない。 次作が最終巻となるようですが、奈津との再会は実現するのか。鬼月ともどう決着するのか楽しみ。3部作が終わっても、閻魔のキャラはどんどん使って欲しいなぁ。

    0
    投稿日: 2012.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前作から「閻魔と奈津はどうなる?」「夜叉と閻魔の決着は?」の部分を紐解いていくのを期待し、購入しましたが、まさかの三部作ということがあとがきで判明。正直無理やり繋げている感が否めなかったです。 その関係もあって、前作の方が展開や、キャラクターなどに魅力があり引き込まれ面白かった印象です。

    0
    投稿日: 2012.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1作目でとても気に入った作品の続編が読めてうれしい。 深読みせずにダーッと読んだ。 なぜか少年漫画を連想させるテンポの良さと男の純情! ワンピースのようにずっと続いてくれてもよい(*^^*) 主人公の閻魔が好きだ。 思い悩んでくよくよして、いつまでも青臭くて、もがくように生きている。 不老不死、死なず老いずがどんなに苦しくて孤独なのか…? 小説ならではの世界を堪能できる。

    0
    投稿日: 2012.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第2弾だけあって最初ほどのインパクトはありませんけど、それでもなかなか楽しめました。ただ、主人公の情けなさもよりパワーアップしており、イライラが募るのも事実。一応三部作を予定しているという事だそうです。

    0
    投稿日: 2012.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『裏閻魔』待望の続編です。閻魔と奈津はどうなるの?夜叉と閻魔、決着はつくの?・・・前作から引き続いて気になることがいっぱいですが、『裏閻魔2』の一番の見どころは、新しい登場人物たちではないでしょうか。切ない人間模様に心が揺さぶられます。戦後10年間を生き抜く人々が、魅力的に、時に妖しく、活き活きと描かれています。

    0
    投稿日: 2012.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    本来、終わったはずのストーリーを、評判が良いからということで無理やり続編を書くということはない話ではないが、前作が激動の時代を貫く不死者と生者との純愛を描く純愛ラブストーリーであり、なおかつ因縁を取り持つ敵役たるもう一人の不死者との起承転結を全て描ききった後の続編なので、花火の残り火の様に儚く、物語も進行しない。さらに3部作にするらしいので、本当に話が進まない。いくらなんでも純愛もので引っ張り過ぎでしょう。会わないと誓った女に女々しく縋りつこうとする青二才の不死者に、今更。どういった結論を用意するつもりなのかというとで、話を引っ張るが、それだけでは話が続かないので、新たな登場人物を用意するも中途半端に終わる。それにしても商業的に成功したものを出版もしくは編集者側の都合で無理やり書かせるのは如何なものかと思う。素直に終わるべきものは終わらせるのが編集側の良心のだろう。こういった展開を見ていると某少年漫画誌の人気漫画の末路を見るようで、悲しくなる。終わるべき時を決めるのは、やはり創造者たるものがおこなうべきだろう。

    0
    投稿日: 2012.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    広島で奈津を探すも叶わず、失意のまま東京へ戻ってきた閻魔。その頃、東京では奇妙な自殺騒ぎが続いていた。一方、不老不死の『鬼込め』を求める者たちは信正に代わり牟田家を継いだ惠子にまで魔の手を伸ばす。死期を悟った信正から、奈津の居所を託された夜叉。自殺者たちの右手に『鬼込め』があることに気づいた閻魔と夜叉は、梅倖にかつて破門された男の弟子を探しはじめる。戦後復興期の日本で閻魔と夜叉が再び出会う(「BOOK」データベースより) 続編出るんじゃないかと思っていたらやっぱ出た。 どうやら三部作、になるらしいですね。 まだまだいろんなエピソードが書けそうな設定だったし、キャラクターもそれぞれみんな魅力的だったのでこれはうれしいところ。 今回も、はぐれ宝生の存在をもとにあれこれ悩み苦しむ羽目になる閻魔の姿が拝めます(ドSですがなにか)。 ただ善哉に中途半端に関わる閻魔はイラッときますねー。 夜叉じゃなくても罪つくりなヤツだと思っちゃうよ、うんうん。 惠子に対しても中途半端だなー、完璧彼女に甘えてるじゃなーい。 いつまでたってもヘタレな不死者だなー、もう。 と、ぶつくさ言いながら楽しく読みました。 次回、この話をどうまとめてくるか、お手並み拝見。 夜叉がお気に入りなんで、できれば彼が満足して消滅していけるラストになってるといいなぁ。

    0
    投稿日: 2012.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻と同じ安定感があり安心した。 ただ主要人物の一部と時代が変わる。 エンマは、哀しい未来を起こる前から予想して、回避しようとして酷い結末にに踏み出してしまう人。1巻と似た間違いを繰り返す。この巻でエンマに気づいて欲しいな。 夜叉がこの巻では毒気が抜けていた。エンマが思春期の子どもみたいだから夜叉が変わってくれなきゃ駄目なのか・・(-_-) 信正の養女を見て、一生懸命生きるのは面白そうだと思った。 最近、私はだらけていたので、彼女の様にギラギラ生きていきたい。氏(うじ)に関わらず懸命になれば開けるものもあるだろうし、本気の自分を好きになれそうだから。 【私が抱いてあげたのよ】は格好良すぎた。彼女にとって彼は1番大事な人の一人だから気をわせたくないし、女として触れあった瞬間を後悔してほしくなかったのだと思う。 3巻でたら買う。彼女はロブが行っていたオレンジ農園にでもいるんじゃないかと勝手に予想している。

    0
    投稿日: 2011.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公が百歳なっても青二才。 物語は奈津探しが縦糸になっていて、同時平行の事件等他の人たちの関わりが横糸となっている。 三部作ということは次の舞台は日本を離れ外国かな。伏線はあるし。 主人公ら不死のものが子どもを持たない分、遺児とのつながりが多い気がする。

    0
    投稿日: 2011.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「裏閻魔」の続編。多分続くだろうと思っていたけどやっぱり続いた。 主人公のツンデレ的な中途半端な優しさが裏目裏目に出まくる感じ。でもその性格が放っておけない感じで作中の一部の人に好かれちゃうんだと思う。 今作での出来事は一応収束するけど、前作で離れてしまった奈津さんと結局再会せず終わり、多分その件は次作で決着がつくものと思われる。 でも不死者だから結局最後どうなるのか、そこが気になる。時代が現代まで進むのかな。 次も楽しみ。

    0
    投稿日: 2011.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    裏閻魔シリーズの第2弾。 戦後復興の混乱の中、閻魔の身内に巣食う鬼に誘われるように、様々な人が吸い寄せられてくる。死を求める者や不死を望む者などがそれぞれの悩みを感じとりつつも、あえて「人としての生」を貫き通そうとする。 最後となる第3弾で、閻魔は奈津と再会できるのか、閻魔と夜叉は生き続けるのかなど、どうなるのか次作が楽しみである。

    0
    投稿日: 2011.12.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    裏閻魔の続編ですが、弟子の善哉が悲しすぎます。不死身の二人、閻魔と夜叉の行きつくとこはどこなのでしょう。3部作だそうですが、3も購入しそうです。

    0
    投稿日: 2011.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今回は昭和20年から29年。 時代が流れていたと言う感じ。 特に大きな事柄もなく閻魔の生活が続く。 第三弾で最後とか・・・。 楽しみです。

    0
    投稿日: 2011.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    閻魔と夜叉、二つの「鬼」の戦いを読んでいるとこの世に絶対的に正しいことなんて ないような気がしてくる。 永遠に生きるということは愛する人を永遠に失い続けるということで。 その孤独を思うと耐え難い苦しみに胸が締め付けられる。

    0
    投稿日: 2011.11.15