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慈しむ男
慈しむ男
荒井曜/枻出版┴ゴールデン・エレファント賞運営委員会
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総合評価

16件)
2.8
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3
4
8
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    コウノトリポストという、赤ちゃんポストに捨てられた赤子は全身を切り刻まれていた。彼が大人になり、大量殺戮を企てるという話し。 冒頭で東京タワー爆発があって、スケールは大きいのだけど書き方が稚拙な感じ。主人公の飯塚慈男もカメラマンの真理子も魅力ないし、読んでて辛かった。 それでも後半からは勢いに乗って読めたので、まあまあ面白いのかな?でもこの人の本はまた読もうという気にはならない。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    虐待を受けて棄てられた慈男は頭脳明晰な優等生に成長し、日本中を恐怖に陥れる犯罪者へと変貌していく。 映画のような印象です。映像として頭に浮かびます。 そのためか、序盤から視点の変更や登場人物が多く、映像がないと、着いていくのがきついです。 倒叙小説は視点が一貫して犯人側にあるのが魅力だと思うので、残念でした。

    0
    投稿日: 2012.08.21
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    作品のプロット自体は面白いのだが、描きこみの浅さが物語の奥行きをいまひとつなものにしている。主人公がこのような人格となるまでの過程、残虐シーンの描写、脇役たちのキャラ立てなど、筆力があれば数倍よい作品となったのでないか。 主人公の母親なども登場させアナーキーに絡ませて欲しかった。 うまく映像化すれば上級エンタテインメント作品になりそうなので、映像化、そして次回作にも期待します。

    0
    投稿日: 2012.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「コウノトリ・ポスト」の第1号として一人の男の子が預けられた。彼は全身を切り刻まれる虐待を受けており、病院関係者により、飯塚慈男と名づけられた。頭脳明晰な優等生に成長した慈男は、日本中を恐怖に陥れる犯罪者へと変貌していく。 ストーリー展開もキャラの描き方も浅い。マインドコントロールも真実味がない。文章力もない。視点もぶれまくる。分厚いのに内容がない。飽きて途中で止めたくなるの度々。でも、まあ、東京タワーが倒れるまでの前半までは勢いはあったかな。

    0
    投稿日: 2012.06.12
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    荒井曜著『慈しむ男』読了。 裏閻魔読了後同時受賞作と知り気になって読了。 冒頭からの衝撃のままスピード感で読み進めていくと… 相当残虐な悪魔的存在の主人公慈男が怖くなった。 ラストで慈男は、ほんの少しだけ躊躇したのか… 徹底的に悪魔に徹して残酷なラストで後味感が悪い終結も期待した自分も悪魔かなぁ 愛と命の尊さを見つめることのできる読後感です。と著者へ伝えたい

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    投稿日: 2012.06.11
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    4月-9。3.5点。 赤ちゃんポストに入れられた、男の子。 虐待の跡が残っていたが、成長して行く。 そして黒い企みが。。 一気読みだったが、あまり残らなかった。 目的や動機がイマイチわからない。 新人だから、次作期待かな。

    0
    投稿日: 2012.04.18
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    今までにはないストーリーでしたが、設定が突飛すぎる気がします。途中一箇所だけ出てくるグロいシーンは全く不必要。心理描写がそれぞれのキャラに唐突に飛ぶ感じがして読みにくかったです。

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    投稿日: 2012.02.02
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    映像が浮かんでくるような、映画的な派手な展開で終始ワクワクドキドキします。最終選考でアメリカの審査員が一番推したのが頷けます。

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    投稿日: 2012.01.31
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    衝撃的な始まり。 文字も大きめで読みやすかった(笑) だけど主人公の魅力がいまいち伝わらず…。

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    投稿日: 2011.10.13
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    切り刻まれ、棄てられた嬰児が成長して・・・ 東京タワーを爆破したり、洗脳した少年を使って自爆テロをおこしたり、と刺激的な事件が羅列されてはいるのだけれど、内容が無さすぎ。 主人公の心の闇も描き切れていない気がするし、とにかく薄っぺらい。 名前が慈男で慈しむ男って、ギャグなんだろうか。

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    投稿日: 2011.10.04
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    期待していた「慈しむ」の意味と、「大量殺戮」のつながりはなかった。 インパクト重視のシナリオや設定。

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    投稿日: 2011.09.07
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    素材は悪くない、 タイトルも悪くない、 装丁も煽り文句も悪くない、 と思い、ジャケ買い購入。 ・・・だったにもかかわらず、文章がうまくなくて読みにくい。 話の展開をただ記述しているような印象。 登場人物の感情など、全く伝わってこない。 謎もない、スリルもない、むしろありえねー的な展開多し。 残念。

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    投稿日: 2011.08.20
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    んー。微妙。すっぱ抜けた感じを出したいのだろうけど、もたついてる、というか。内容は衝撃的なものを連ねてる筈なのに、怖さとか感じないのは構成のせいか、または文章のせいか。 残念。

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    投稿日: 2011.08.20
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    第1回ゴールデン・エレファント賞大賞受賞作。ストーリーは文句なしに面白いのですが、ややステロタイプ的なキャラクタ設定と、時々現れる大げさな言い回しに違和感がありました。シリーズ化予定だそうです。

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    投稿日: 2011.08.17
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    とてもスピーディーサックサク読める。そして、残酷。こういうパッキリしたの書くと、次作が大変なんじゃないかなぁ。「そのまた上」を行くのか「意外な…」のを書くのか…。 楽しみではある。

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    投稿日: 2011.07.05
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    ゴールデンエレファント賞 第二弾。非人間的戦慄の復讐の数々におののきながら読む。実際のいろんな事件がモチーフになっているのだけどその全てを詰め込んでなおかつ史上最悪の男の小説となっている。

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    投稿日: 2011.07.01