
そばもん ニッポン蕎麦行脚(20)
山本おさむ/小学館
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総合評価
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よく頑張った!
敢えて言います。蕎麦みたいなしみったれたもんを、よく主題にしたなぁと・・・(この言い回しで、多くの人を敵に回したことでしょう)。 私は、大阪近辺出身なのですが、たぶん、大阪近辺出身者は、蕎麦に思い入れの無い人が多いのではないでしょうか。 それでも、読んできたのは、関東の人がありがたがる蕎麦って何なんだろうって思ったからです。 結論から言うと、蕎麦は大した料理ではないということ。 よく言う汁を蕎麦の三分の一ほどつけて食べるのが通とかは汁が辛いからで、だから汁を飲もうとすると、 食べた後の汁に蕎麦をゆがいたお湯を入れて飲む(そば湯)という。あぁ、ビンボくさ。 そんなん最初から飲める汁にしときぃなと思ってしまう。 あとそば屋には、具やつまみもあまりないとのこと。 まぁ、さっさとかきこむ職人の料理なんでしょう。 こんな大したことない庶民の料理で、よく20巻も物語を紡いだなぁ・・・ということに感心しました。 そして、20巻続けた著者の栄誉を称え、★5つ。 でも、この巻だけだと説明が多過ぎて、ストーリーとしては、面白みに欠けるので、★マイナス1。
1投稿日: 2016.12.29
