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火怨 下 北の燿星アテルイ
火怨 下 北の燿星アテルイ
高橋克彦/講談社
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総合評価

102件)
4.5
63
20
8
2
0
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    前編より続く。 敵情視察に訪れた京で見たのは、蝦夷に対する蔑みと敵意。そして宿敵坂上田村麻呂との出会い。 朝廷の威信と蝦夷の尊厳を賭けた戦いは朝廷の敗退が続き、業を煮やした帝は田村麻呂に討伐を命ずる。そして決着の時、征夷大将軍田村麻呂率いる十万の軍勢とアテルイ率いる精鋭部隊一万三千が陸奥の地で相見える。 この物語はここから結末までがとにかく感動的。一族の安寧を願うアテルイの決断に思わず目頭が熱くなる。 人類の歴史は侵略の歴史。一握りの受益者と数多の犠牲者。延々と続く負の遺伝。人は自らを理性を有する無二の生物とするに、欲望に際限がないのは何故か。 当時の日本の総人口は600万人前後と言われている中、十万の軍勢など想像を絶する規模。そこまでして得なければならないものとは何か。 人間とはそれほど愚かな生き物なのだろうか。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    蝦夷の英雄アテルイ、軍師の母礼らがはじめる蝦夷と朝廷との戦いの歴史小説。後半はあっという間に読み進んだ。

    0
    投稿日: 2025.01.26
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    朝廷側ではなく蝦夷側の視点が新鮮。歴史物なので最後はわかっているのでせつないんだが、登場人物が魅力的だ!

    10
    投稿日: 2024.08.22
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    なんと切なく 美しい最終章! 蝦夷(えみし)の朝廷に対する抵抗はついに幕を閉じます。 描かれるのは789年から803年。 読み終えると、かの地を蝦夷と呼ぶことさえ憚られます。 18歳だった若き英雄、阿弖流為(アテルイ)。 戦さを終えた時は40歳になっていました。 22年の時を経て、共に戦った仲間もみな年を重ねました。 一方、坂上田村麻呂が戦さに関わったのはおよそ10年間。 双方ともに、人生の おそろしく長い時間が費やされた戦さでした。 私利私欲とは無縁の世界観を持つ若者、阿弖流為。 土地を守ることだけに心血を注ぎ、22年の間 無敗を貫く強き武者。 敵である坂上田村麻呂という人物を信じ、巧妙に策を練ります。 時には田村麻呂を失うことを恐れ、命を取ってはならぬと命じるほど。 一方、田村麻呂は予想を超える阿弖流為の策と行動力に翻弄されながらも、それを楽しんでいるかのよう。 二人のやり取りや駆け引きに、わくわくしました。 それにしても、双方にとってウィンウィンの解決法はなかったのかな。 東北地方に対する見方が更新された作品でした。 本とコさんが、レビューの中で大谷翔平選手を引き合いに出しておられましたが、なるほどです。 何世紀かに一人という優れた人物を輩出する土地の力が東北にはあるのかもしれません。 因みに、作者の高橋克彦氏は岩手県のお生まれなのですね。

    28
    投稿日: 2024.06.27
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     上・下巻合わせて1000ページ超にハマりました。長きに渡る戦いに蝦夷の先行きを想い、アテルイが下した決断の潔さと覚悟に、何度も目頭が熱くなりました。人としての誇りを守るために闘う物語に心底酔いしれ、茫然としています‥。  立場と信念の相違により対峙するアテルイと坂上田村麻呂。心では互いに認め合いながらも、運命に翻弄されていく様子が哀しくも美しく描かれます。田村麻呂の漢気にも感無量でした。  決して軽々しい「敗北の美学」がテーマの物語ではないのですが、形の上で負けであっても、後々どう評価されるか、そこで真価が問われるでしょうね。蝦夷の心・誇りが1000年先まで伝わったら、寧ろ勝ったのだと言えるでしょう。  本書を読まずに東北は語れない、と思い知らされました。東北人が、度重なる飢饉や災害、中央権力に虐げられてきた(3.11の福島原発事故や復興五輪など)歴史の原点をみる思いがしました。  蝦夷の民を束ねたアテルイの火怨は、この先も永く語り継がれ、決して屈しない東北の民の道標となり続けるのでしょう。  ところで、MLBで活躍する大谷翔平選手の活躍を見る度、アテルイを重ねてしまいます。岩手・水沢出身で大きな体躯、人望厚く周囲から愛され、勇猛果敢に敵と戦って結果を残すのですから‥。  ◯古代東北の英雄 → アテルイの転生じゃね?  ◯苦難に屈しない魂 → 蝦夷の末裔じゃね?   (蝦夷は蔑称ゆえ、お叱りを受けるかも‥)  アテルイと大谷選手の同郷は、偶然か必然か! アテルイを知るほどに、必然と思えます。日本の宝なれど、東北魂を体現する希望の星ですね。  発刊から四半世紀。遅きに失した感の出会いでしたが、本当に読むことができてよかったです。爆推しの上・下巻でした。

    63
    投稿日: 2024.06.04
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    気になったところ、心に響いたところ。 774年、蝦夷が桃生城を攻撃。ここから蝦夷の大和朝廷との防衛戦争が始まる。いわゆる38年戦争。 続いて、伊治城の伊治呰麻呂が反乱を起こす(780年)。阿弖流為が登場するのはここから。物部が後ろ盾となる。 上巻 ページ98。   母礼の言葉。   「だからこそ、物部は同族の暮らす陸奥を頼ってきたのだ。 かつては出雲が我ら蝦夷と物部の祖先の暮らす。 土地であったらしい。 それを海を渡ってきた朝廷の者らの祖先が奪い取った。 我ら蝦夷は北へ逃れたが、物部はなんとか止まって朝廷に従うことなったのだ」   阿弖流為。  「我らと物部が同族。」   母礼。   「祀る神とて同一ではないか? 共にアラハバキの神を信仰している」 789年 征夷大将軍紀古佐美との戦いに勝利した後、物部の天鈴に付き添って阿弖流為らは都に 下巻 ページ92。   (天鈴) 「どれほど悲惨な敗北を喫したとして、帝は戦場を知らん。死んだ兵も書状に記された数にすぎぬ。 百が千に増えようとさしたる違いはない。 だからこそ次の戦ができるのだ。目の前で首が飛び、 胸を槍で貫かれたものを千も見れば戦などたくなくなろう。 無慈悲と言えば言えるが、それが敵の強さだ。 何度も懲りずに仕掛けてくる。やがては根負けするぞ 」 「 一度の戦で済むなら20年も前に呰麻呂がやり遂げていたであろう。 兵を起こせば気の遠くなるような戦の始まりとなる。それを承知していたゆえに呰麻呂も耐えるしかなかった。呰麻呂がようやく決意できたのは胆沢や江差、和賀の蝦夷の力が長い戦に耐えられると見極めたからのことぞ」 794年 征夷大将軍大伴弟麻呂、副将軍坂上田村麻呂との戦いで  下巻 ページ258。   御園(田村麻呂の直属の部下)は平静のまま重ねた。   「ご貴殿らの強さは殿もむろん承知。しかし最後には数の戦となりましょう。 そこをとくとお考えいただきたい。 あるいはご貴殿らに運が味方して勝利を得られるやもしれませんぬが、内裏は諦めずに次の戦を企てまする。 それを思えばここあたりが潮時ではないかと殿が申しております」   (阿弖流為)   「断じて降伏せぬと決めて始めた戦さ。 蝦夷とはなんであるか知ってもらわねばならぬ。 ここで恭順してはこれまでに果てた多くの蝦夷らの礼に対して言い訳が立たぬ」  阿弖流為は笑いを浮かべて断った。 「蝦夷とは何であると?」   御園は眉根をを寄せて阿弖流為にたずねた 「なにものでもない。 都に暮らすものだと変わらぬ人にすぎぬ」   「それはそうでござろう」。 坂上田村麻呂征夷大将軍との戦い 801年 下巻 ページ459。   (阿弖流為) 「都の者らの蝦夷に対する嘲りが消えぬ限り、戦は500年も千年も繰り返されましょうな。 今は戦を無意味と感じる子らもやがて大人となって、都人の侮蔑を我が身で感ずれば 抗う心が必ず芽生えるはず。 我らの心に呰麻呂様が常に生きておられたごとく、我らも蝦夷の道しるべとなりたい。 ただの意地ではござらぬ。かなわぬと知りながらも、最後の最後まで抗った者達があったということを蝦夷の子らの胸に刻みつけたいだけ」  「蝦夷(えみし)」は蔑称とのこと。「蝦夷(えぞ)」も同様。 4~5世紀頃に西日本で誕生した大和朝廷は、勢力外の地域に住む人々を” 異民族 ”と見なして、一方的に『蝦夷(えみし)』と呼んだ。 大和朝廷の支配は広がっていき、奈良時代になると残った東北・北海道地方に住む朝廷に従わない人々を、まつろわぬ民=蝦夷と呼ぶようになる。 阿弖流為は、母礼や飛良手らと共に 人としての尊厳をかけて蝦夷の部族を束ねて20数年、大和朝廷と対峙した。 迫力の歴史小説。読みごたえがある。

    1
    投稿日: 2024.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上司に勧められ手にしたが、文句無しの傑作でした。 脚色はあれど史実ベースとは驚き! 故郷を守り尊厳を取り戻す為に戦う蝦夷の人々の熱き思いに心が何度も動かされます。 また、常に数的不利でありながら巧みな戦略や罠で朝廷軍を打ち負かしていく姿は痛快です。 朝廷側でありながら蝦夷を対等とみなし、戦以外の道を模索する田村麻呂の葛藤も見事に描かれています。 とにかく最高の作品でした。

    1
    投稿日: 2024.05.02
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    蝦夷から見た物語で同じ人間として扱ってもらえない 差別があるが、維新後のアイヌへの差別もこの頃からの流れを感じた。

    0
    投稿日: 2024.01.20
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    朝廷との戦いも数十年に渡り、次世代に蝦夷の志を継ぐためにはどうすればよいか…朝廷側に坂上田村麻呂がいたからこその結末。 著者の解釈でしかないが、いかにもそうであったろうと思わせる説得力がある。

    1
    投稿日: 2024.01.07
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    名前と結末は知識として知っていたけど読んで良かったな。 日本の正史の影の部分から見た日本みたいな視点ってあまりない。 朝廷を外側から見るってのは新鮮だったな。 後、正史によく出る北九州から関東あたり、花形の関西から関東あたりではない地域にも勿論その時の歴史があるっていうね。 そういうのにも更に興味が増したかな。

    1
    投稿日: 2023.11.13
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    これは人権の話だ…。下巻の途中までは単なる中央にまつろわぬ民の英雄譚なのか〜と読んでいました。が、アテルイが戦いの意味を少し変えたくらいから、この話はマジョリティの差別に立ち向かうマイノリティの物語で、人間が人間らしく生きるためにどうしてそんな試練と策略がなくてはいけないんだろうと胸が詰まりました。蝦夷の人々の魅力、理不尽に立ち向かい活き活きと生きた人間の姿を美しく素晴らしく描くことに感動しながらも、誰かが踏み躙られている物語を楽しんでしまった自分に「どんな気持ちになればいいんだろう?」という読後感です。作者の他の作品も読みたいです

    1
    投稿日: 2022.02.02
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    東北のアイヌの阿弖流為についての朝廷との戦争の小説である。最後はアテルイらの処刑で終わるが、歴史では東北の統一とひとことで片付けられてします。  その歴史を征服される側から描いた小説であるので、歴史を再認識するのにはいいと思われる。

    1
    投稿日: 2021.04.22
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    戦記物の魅力の一つは、知謀や駆け引きにあるのだが、この物語は、もう一段大きなところに繋がっている。 最後の戦いに向かう心情がとても重く、まぶしい。

    0
    投稿日: 2020.12.06
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    最後まで、自ら攻撃を仕掛ける事のなかった蝦夷。蝦夷の誇りを取り戻そうとして、闘いに挑み、最後まで破れる事はなかった。 坂上田村麻呂との阿弖流為らとの友情。坂上田村麻呂が建立した清水寺に、阿弖流為、母禮らの慰霊碑があるのも、その友情ゆえ。 弘仁5年12月1日(815年1月14日)、嵯峨天皇は「既に皇化に馴れて、深く以て恥となす。宜しく早く告知して、夷俘と号すること莫かるべし。今より以後、官位に随ひて称せ。若し官位無ければ、即ち姓名を称せ」と蝦夷に対して夷俘と蔑称することを禁止する勅を発し、ここに征夷の時代が終焉した。   誇りを取り戻すために闘った蝦夷の英雄に、感動を覚えます。

    1
    投稿日: 2020.08.18
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    良い意味で少年漫画のよう。 阿弖流為と母礼の練りに練った策や戦の臨場感にワクワクする。 そして、何でここから降伏する流れになるんだ? と読み進め、蝦夷の陸奥の未来への思いの深さに痺れてしまう。 ラストの飛良手と田村麻呂も印象的。

    1
    投稿日: 2020.06.13
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    下巻。 いよいよ坂上田村麻呂が登場。阿弖流為率いる蝦夷軍との裏の裏をかく攻防戦。 終盤からはずっと泣きっぱなし。涙なしには読めませんでした。己の尊厳をかけて戦う蝦夷たちの生き様、しかと見届けました。そして、蝦夷を獣などではなく一人一人の人間として敬い、対等に戦った田村麻呂にも心を打たれた。 阿弖流為たちが命を賭けて守った東北の地に行ってみたくなりました。 原作を読んだ後に宝塚版を再視聴しましたが、オリジナルキャラが出てきたり、多少のキャラ改変や脚色はあったけど、ほぼ原作に忠実な流れで、上下巻を2時間ほどに上手にまとめてあるなぁと思いました。田村麻呂と阿弖流為が都で初対面っていう設定なのはちょっと残念だったけど。 宝塚版もおすすめです!! 2021年6月11日・再読

    4
    投稿日: 2020.05.15
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    ぜひ他の人にも勧めたい作品。戦国ものの小説や冒険ものの少年マンガにあまり興味を持たない私がこんなに入り込み、泣いてしまうとは。。坂上田村麻呂に関しては、日本史の授業で習った「征夷大将軍で東北(蝦夷)を平定した」としか記憶がなく、蝦夷に関しては蛮族とされ不遇されていたとしか知識がなかった。こんな攻防が繰り広げられていたとは…。いろいろ書くとネタバレしそうなので、抑えておくが、この熱い男たちの話を多くの人たちに読んでもらいたい!次は「風の陣」を読みます。

    3
    投稿日: 2020.05.13
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    上巻はつまらなかったけれど、下巻は良かったです。 変な男女間のラブ要素は一切なく、男として蝦夷としての戦いと死にざまが素晴らしかった! 自分の名誉ではなく、蝦夷の名誉と将来のために生きた阿弖流為くんと母礼さんの物語を読んで、次に京都の清水寺に行ったときは彼らの慰霊碑に手を合わせて来ようと思いました。 坂上田村麻呂さんはダメな巨大組織にある良心的な部長みたいな感じで、彼の苦しみのほうが現代社会では理解しやすいかもしれない。 なので、ラストにちゃんと行動で示す田村麻呂さんの武士らしさにリアルな悲哀を感じ、最後まで涙しました。 次に読むときは上巻は無視して下巻だけ読もうかな(笑) 途中で脱落しそうになった方は、この上巻との落差も楽しいので頑張って下巻まで進んでください!(笑)

    2
    投稿日: 2019.10.26
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    宿敵 血闘 黙示 火怨 第14回吉川英治文学賞 著者:高橋克彦(1947-、釜石市、小説家) 解説:北上次郎(目黒考二)(1946-、東京都、文芸評論家)

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    熱いストーリー 小説の構成も、戦闘に次ぐ戦闘、それ以外の描写を削ぐことで最後のアテルイの決断に共感しやすい 田村麻呂はもう少し手強くても良かったのでは ⭐️4です

    4
    投稿日: 2019.05.20
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    平安京遷都の少し前からの陸奥。 戦国時代よりまぁまぁ遡る。 ので、違うのかも知れないが戦国武将のお話を読んでいる時にはない応援する気持ちが湧き上がった。 遠い遠い昔のお話だし、勿論そんな綺麗なお話ではなかったのだろうけれどそうあったと信じたい。 歴史は浪漫とよく聞いたが、ホントにそうだと思える作品の一つ。 どういう風にドラマ化されたのか全く覚えていない。 再見しようっと。

    1
    投稿日: 2019.05.16
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    これまでの奥州についての知識とはかなり違っていて衝撃的だった。 旅行したときも、朝廷側から見た考えが強く アテルイはあまり良い印象ではなかったのが、180度変わった。 何事においても双方の立場から見てみると、全く言い分が違うのだ。

    1
    投稿日: 2018.10.17
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    先輩から拝借して読了。「天を衝く」に続いて読んだ。時代物でもこの時代の作品は珍しいので興味深かった。英雄伝としてはオーソドックスだと思うが、知らないことがほとんどだったので先入観なく読めるのが良かった。

    0
    投稿日: 2018.05.28
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    東北の地を巡る蝦夷のプライドをかけた戦いも大団円を迎えます。坂上田村麻呂の登場で、状況が大きく変わり物語は一気に終焉に向かって進みます。登場する男たちが本当にかっこいい!ドラマにもなっているようで、見てみたいです。

    2
    投稿日: 2018.04.01
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    本書の舞台である平安京遷都前の東北地方について、数十年前に読んだ教科書には確か「坂上田村麻呂が初代 征夷大将軍として東北を平定」のようにすごくあっさりとだけ記述されていたような記憶があります。 途中まで面白いように策が的中し無敵とも思える蝦夷軍が何故、どのように敗れてしまったのかと思いながら読み進めましたが、このように描いてくれた高橋氏に感謝すら覚えるほどの素晴らしい結末でした。 本書を読んでいなければ生涯知ることがなかった可能性もある蝦夷の歴史は、非常に誇り高く、有能で、かつ魅力的な男たちの物語です。 陸奥三部作を読んで東北地方に対するイメージがすっかり変わりました。まだ平泉に一度訪れただけですが、蝦夷の英雄たちに想いを馳せながら、ゆっくり旅してみたいです。

    3
    投稿日: 2017.12.29
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    古代、東北地方に根をはる人々 蝦夷(エミシ)。 朝廷からは、存在を軽んじられ獣として扱われていた。 そんな扱いに謀反を起こした鮮麻呂。それをキッカケに蝦夷が立ち上がる。 20年に及ぶ朝廷との戦を率いたのは若き英雄 阿弖流為(アテルイ)。 若き仲間達と共に策を講じて朝廷の大軍に立ち向かって行く。 朝廷軍の若き将軍として後半から登場する坂上田村麻呂。その出会いと関わりが阿弖流為の生き様を決めることになる。 上巻を読むのに時間がかかってしまった。正直退屈。 下巻に入ってからは多少テンポも良くなり2017.12.02無事読了。 平安時代の英雄の話なので、どうしてもこうなっちゃうのかなー。阿弖流為は失敗しないし、必ず戦に勝つ。 最期は、蝦夷の未来のために命を捨てるわけだが、こんなにカッコいいと物語としては、一本調子でつまらないかな。阿弖流為はウルトラマンとか仮面ライダー並みの強さで朝廷軍はほんとに間抜けなショッカー。人数ばかり多くて馬鹿ばっかり。(笑) 途中でもうやめよっかなと何度も思ったが、読了して感想がかけて本当に良かった。ホッ

    1
    投稿日: 2017.12.02
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    人間として扱われず獣としか見られなかった蝦夷たちの、朝廷との22年の闘いを描いている。 蝦夷の中心となったアテルイを筆頭に、 賢く、力強く、優しい蝦夷の武将たちが魅力的だった。 22年の戦は気が遠くなるほど長い。 読んでいる方も参ってしまうほど。 まだやるのか、という思いを蝦夷も朝廷ももっていたと思う。 そんななかで最後にアテルイたちが選んだ戦術は、予想を遥かに超えるものだった。 取実、たけひこ、いさしこの最期はとにかく壮絶。アテルイ、モレ、飛良手の最期は涙なくして読めない。(私は飛良手推しです。) ただ、同じ人間として認め合い、家族や友達と故郷で静かに暮らしたかっただけ。それすら叶わなかったことがやるせない。 どこまでが史実でどこからがフィクションなのかは分からないが、蝦夷の存在を知ることができ、よかった。

    3
    投稿日: 2017.11.03
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    故郷を舞台とした物語でありながらきちんと知らなかった事を後悔している。と言っても、阿弖流為については記録にはほとんど残っていないようなので、本当の所はわからない。 獣と蔑まれても誇りを貫く蝦夷の姿が美しい。坂上田村麻呂と阿弖流為の敵味方を超えた信頼関係も、読んでいて嬉しいものがある。 この作品で描かれている、政治権力・多数派から少数派・自分達とは異なるものに対する無知と侮蔑は、時代や場所が変わっても存在し続けているものだと思う。公民権運動やプライド・パレードなども連想した。千年経って技術や政治システムが進歩しても、人間そのものは千年前から大して変わっていないんだろう。例外なく人は死んで、経験も記憶も、文献としては残せても実感が失われてしまうからかな。 同じ人として認められない限り頭を垂れないと言った阿弖流為に共感する人が、世界中にまだたくさんいるはず。

    2
    投稿日: 2017.07.10
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    坂田村田麻呂の蝦夷征討の話。主人公は 蝦夷・ 阿弖流為。 「炎立つ」に負けず、心熱くなる話であった。蝦夷贔屓の著者によると、史実がこうなるのかと感心しながら読むが、引き込まれ蝦夷の心意気に熱くなる。 「4千人が呼応しての戦となれば、命令が下まで届くことこそ大事。それには馴れ合いこそが大敵と心得ねばならない。もし自分の兵を他の兵と同じに扱えるか?いや、過酷な状況に追いやって無駄に死なせることになるだろう。出身地関係無く、兵を混ぜ、将も感情に流されず、指揮する事が必要。」のくだりは現在のマネジメントにも繋がると感じ、多くの人間を部下にもつ人の考え方を垣間見れた。 【参考】 文の菅原道真と武の坂上田村麻呂は文武のシンボル的存在とされた。

    2
    投稿日: 2017.05.16
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    登録を忘れていたので改めて。上巻を読んでから少し時間が空いたけど、結構キャラがたっていることもあって、人物関係の把握とかは問題なし。更に歴史上の超有名人が積極的に絡んできたこともあり、上巻以上に魅力的な内容になっていました。最後まで優勢に抗いぬいたアテルイ軍団が素敵過ぎるけど、幹部連中の見事な散り方に感動。この時代、こんなにも心惹かれる戦いが繰り広げられていたんですね。実に面白かったです。本作者の東北関連作品が解説で紹介されていたけど、是非とも読んでみたくなりました。

    2
    投稿日: 2017.02.07
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    当時は未開の地の蛮族として扱われていた蝦夷の英雄が現代まで名前が残っているってすごい。自らを犠牲にする阿弖流為の策で戦を終わらせたのかはわからないけど、よほど人望のある人だったのだろう。高橋さんの書く男性はみんな体育会系でオトコマエですが、女性はいつもきちんと書かれていないのがちょっと残念。

    2
    投稿日: 2016.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以下、思いっきりラストのネタバレ。 他の蝦夷を離反させたように見せかけ、アテルイが犠牲となって、大多数の蝦夷と朝廷の和議へと方向づける...というのは幾らなんでも作者の創作だろう(もちろん小説なんだから、これくらいは有りだよ)。ただ、それを考えると、戦闘には負け続けていながら、蝦夷の結束を崩し、アテルイを捕虜にして、蝦夷との戦争を終らせてしまった田村麻呂の力量が凄いわな。この辺りの史実をもっと調べてみたくなる。

    1
    投稿日: 2016.08.07
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    22年間無敗を通しながら、最後に投降という形で幕を閉じたのは、蝦夷の未来を守るために周到に練られた阿弖流為の戦略だったのか。その気持ちは田村麻呂には届いたが、朝廷や都の民には届かなかった。っというより理解されなかったというべきか。断末魔の阿弖流為の言葉が今も目に焼き付いて離れない。「俺たちはなにも望んでおらぬ。ただそなたらとおなじ心を持つ者だと示したかっただけだ。蝦夷は獣にあらず。鬼でもない。子や親を愛し、花や風に喜ぶ…」そう。阿弖流為はただ、蝦夷という地を正しく理解してほしかっただけだった。

    2
    投稿日: 2016.06.19
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    人の心を深く沈潜させ、一方で競争心と怨恨を掻き立てる。 大和朝廷とえみしの構図は、今の世界でも続いていると感じる。 私は田村麻呂とアテルイの人間模様に感動するのではなく、集団や個人のエゴイスティックな志向に目を向けている。 例えば権力者、民衆、少数派と分けるならば、権力者はそれを拡大したい保持したい、民衆は安らかに過ごしたい、そして少数派は抵抗しつつ体制に組み込まれながらも怨恨を保持し続ける。 権力者は勢力が伸びきったと思えば、今度は更に外へ出るか内紛して分裂するしかないものだから、かくして、争いは絶えることはない。 いくら戦はしたくないといっても、欲しがる者に対抗するには立ち上がるしかないのだ。 普通の人にとって競争や空腹の前にはスピリチュアリティもかた無しなのだ。 それぞれがの人が次の種を仕込んでいるのだ。 疲弊するえみしはしばらくの休戦を経て、再び立ち上がる時を待つしかなかったのだ。

    0
    投稿日: 2016.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    圧倒的な財力と兵力でもって奥州に攻め入る朝廷軍。 蝦夷たちはしかし、勝つために戦っているのではない。 自分たち蝦夷も、都の人たちと同じように人間であると、獣ではないのだと認めてもらうために、勝ち目のない戦を行っているのだ。 負けない戦いを。 死なない戦いを。 知略と、それを実践する武術で朝廷軍に立ち向かう蝦夷たちに、どうして感情移入をしないでいられようか。 戦略の母礼。戦術の阿弖流為。 己の技量を知り、地形を知り尽くした二人の立てる作戦は、ことごとく朝廷軍を打ち破っていくのだが、勝っても勝っても、蝦夷を対等とみなそうとしない朝廷に、和議はならず、かといって降伏するわけにもいかず、ずるずると戦いだけが続く年月。 朝廷と戦う覚悟をもって戦ってきた世代はいいが、戦いのさなかに生を受けた世代に戦いを受け継がせていっていいものだろうか。 悩む阿弖流為が出した結論に涙腺決壊@職場 戦いの結末はもうわかっているのよ。 だけど、だから、そうするしかなかった阿弖流為に、母礼に、諸絞に、伊佐西古に、猛比古に、飛良手に…。 “大事なのは自分らの蒔いた種子をいかに後世に繋げていくかなのだ。戦って死ぬ者より、生き残って種子を育てる者の方が本当は重要な存在だ。” 奥州三部作、残るは秀吉軍と戦った「天を衝く」を読まねば。

    1
    投稿日: 2016.01.20
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    読んで良かった。非常に良かった。本当に良かった。さて、「炎立つ」を買いに行かねば。ふむ。 ぜんぜん関係ないけど「天を衝く」を読んでから安美錦関を応援している。「炎立つ」買いに行かねば。

    2
    投稿日: 2015.10.01
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    下巻、ついに坂上田村麻呂が登場。 「征夷大将軍・坂上田村麻呂」の名前と共にちらっと教科書にでてくるだけの『蝦夷討伐』。 こんなにも、策と知恵がせめぎ合い、誇りと子孫への愛情に満ち、そして力強い生き様を示してくれる物語として読むことができるなんて!!しあわせだ。 下巻の終わり三分の一は、涙が止まらなかった。 支配や、朝廷の政情安定を目的とするだけのために仕掛けられた戦。 蝦夷を人として対等に認められるまで、決して負けることができない、勝ち続けなければならない。 仕掛けられて勝ち続けて、でもこれでは子孫に豊かな生活が残らない…。 その時のアテルイの選択。 こんなにも未来を愛し、誇り高くいられるなんて。 私が描く、愛する未来ってどんなものなんだ…。 誇り高くいるために、自分が貫きたい信念とはなんなんだ…。 号泣しながら必死で考えた。 もっと考えなきゃ。 本当に、読んでよかった。

    0
    投稿日: 2015.08.15
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    終盤は涙を我慢するのに必死でした。 岩手に産まれたなら読んでおいたほうが良いと言われて読み始めた火怨、 何度も目頭が熱くなる場面があり、 何度も読んで良かったなと思いました。

    1
    投稿日: 2015.03.09
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    阿弖流為と母礼をはじめとする蝦夷の人々の凄まじい生き様に涙が溢れた。教科書には坂上田村麻呂が蝦夷を討伐したと数行書いてあるだけ。そこにこれほどの物語があるとは。時代が平安遷都の前後であるため、読み始めの数ページは登場人物の名前がしっくりこないかもしれないが、すぐに引き込まれる。歴史小説という形ならば、楽しく歴史と日本人のアイデンティティーを学ぶことができる。

    1
    投稿日: 2015.01.13
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    うーん 長かった! 人として扱ってもらえない蝦夷 その、誇りをかけて戦った 阿弖流為たち それを受けてたつ 田村麻呂 どちらも、男らしく カッコいいです。 最終章は泣いちゃいましたよ(ToT)

    0
    投稿日: 2014.12.31
  • 色々な側面をもつ小説家 : 高橋克彦氏の歴史小説

    写楽殺人事件のような推理小説、竜の柩等の伝奇小説が主体の作家だと勝手に思っていたが、この小説は高橋氏に対する印象をがらりと変えることになった。上巻は痛快な蝦夷の戦争戦術で終わったが、下巻で坂上田村麻呂が登場するあたりから、田村麻呂一派(朝廷側)とアテルイ一派(蝦夷側)の交流と戦における裏読みを中心に展開される。史実通りに、最後はアテルイ・母礼らが投降して戦の終了となるが、『蝦夷全体を救済するために、あえて負け戦を戦い投降するアテルイ』というストーリーには真実味を感じる。各登場人物の描写も丁寧にされておりリアリティーは十分。思わず涙という場面も多々あった。

    3
    投稿日: 2014.08.24
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    蝦夷と時の朝廷の攻防を描く長編。しかし、長いと感じる事はなく、終わってもその続きがどうなったか知りたくなる。 アテルイと呼ばれる蝦夷の長とその仲間が、最後までかっこいい。自分達が始めた戦を綺麗に終息させている。こんな終わり方をした小説は知らない。展開もテンポ良くどんどん読み進めて行くことができた。

    1
    投稿日: 2014.08.10
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    上・下巻の感想をまとめて。 昭和の大戦、江戸~明治の維新、安土桃山の戦国時代、平安~鎌倉の武士の台頭と日本には語るべき物語に事欠かないとは思うが、その中で奈良~平安にかけての征夷大将軍・坂上田村麻呂と、彼に征伐された蝦夷の物語にスポットをあてるとは! 当時の蝦夷は縄文・弥生時代とほぼ変わらない生活を送っていたらしいので、小説で描写されているようなみずみずしい感情のやりとりが本当にあったのかはよく分からない。 ただ、当時の都に近い人達が東北地方の人達を蝦夷と呼んで忌み嫌っていたことは事実であろうし、それに対するアイデンティティーの発露があったとしても不思議ではない。 1200年も前の話ではあるけど、現代にその頃の名残を残すものや伝承があれば面白いなと思う。

    1
    投稿日: 2014.05.05
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    朝廷と阿弓流為(アテルイ)率いる蝦夷の戦は約20年続いた。最後は朝廷と蝦夷で和議を結ぶ事ができた。 戦を始める前は、蝦夷の尊厳を守るため永遠にでも戦い続けるという気概だった。しかし最後は平和な生活を子供らに残したいという思いから和議を結ぶ道を選んだ。 戦闘シーンの迫力に加え、要所要所の判断/決断の志が熱い。

    1
    投稿日: 2014.02.08
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    吉川英治文学賞受賞作。 上巻は阿弖流為率いる蝦夷が朝廷側を一方的に圧倒するところがクローズアップされているが、下巻で朝廷側に田村麻呂が登場してから一気に濃くなってくる。 敵同士でありながら互いに相手を理解し、認め、敬う阿弖流為と田村麻呂。 只々、蝦夷を守り抜くことだけを考え続けた阿弖流為の篤き想い、、、。 最期まで貫き通した蝦夷の魂に涙。

    1
    投稿日: 2014.02.06
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    アツい。蝦夷の面々がやっぱりアツい。 阿弖流為は最期までアツかった。 坂上田村麻呂は好敵手としてはやや物足りなく感じたかな。 清水寺に行って、阿弖流為の墓参りがしたくなった。

    0
    投稿日: 2013.12.09
  • 面白いです。

    面白い。 本当に面白いです。アテルイがかっこ良すぎますが。 斐伊を本とする民で斐本。ひのもとが日本。 へーほー

    1
    投稿日: 2013.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    NHKドラマの原作ですが、原作のスケールが大きすぎるので、そのままドラマにするのが難しいからでしょうが、読んでみるとNHKの脚本がいかにひどいかわかります。原作者はドラマを見て怒ったのではないですかね。裏を返せば原作本は本当に面白い。

    0
    投稿日: 2013.10.13
  • 東北4部作の序章、堂々完結

    時代的には風の陣が先になりますが、実質の序作。 ついに朝廷との決戦を迎え、男泣きが止まりません。

    2
    投稿日: 2013.09.25
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    内容紹介 朝廷の大軍を退けた蝦夷たちの前に、智将・坂上田村麻呂が立ちはだかる。威信を懸けた朝廷の逆襲がはじまった。信に足る武人・田村麻呂の出現で、阿弖流為は、民のため命を捨てる覚悟を決めた。北の大地に将たちが1人、また1人と果てていく。蝦夷の心を守り戦い抜いた古代の英雄を、圧倒的迫力で描く歴史巨編。

    0
    投稿日: 2013.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書には、戦争の本質が明確に描かれており、今日の世界情勢を考えるうえで非常に興味深い内容になっている。 本書で描かれている戦の本質とは、為政者の道具に過ぎない、ということだ。だから、多く場合戦争は悲惨な状況を生み出す。 唯一戦争が正当化されることがあるとすれば、為政者自らが人民のために我が身を惜しまずに戦う場合であろう。そのような為政者を私は知らないが。

    0
    投稿日: 2013.04.08
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    いっきに読み終えた。 坂上田村麻呂、やはりただの敵キャラじゃなかった。けど朝廷側だからか「いいとこのボンボン」感が。 上下巻通して、細かな戦いの描写は迫力あった。これが映像で見たかった。

    1
    投稿日: 2013.02.17
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    蝦夷のアテルイとその仲間の話。傑作。坂上田村麻呂に敗れた者の日本史、ともいえますが、僅かな史実からこれほどの凜々しいお話に。文字通り戦いを終わらせるための最後の戦いが圧巻。調べるt清水寺にアテルイとモレの碑があるとは。

    1
    投稿日: 2013.02.17
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    坂上田村麻呂の登場。 圧倒的な戦闘シーン。 両者の駆け引き。 実は、双方とも同じベクトル。 大昔のことだけど、心が熱くなるストーリーでした!

    0
    投稿日: 2013.01.11
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    下巻も一気に読んでしまう。 ついに征夷大将軍に任命された坂上田村麻呂との戦い。読み進めたいような、読んでしまいたくないような。 武人とはこういうものなのか、という思いが大きくなった。 個人的にはアテルイの最後の決断には納得がいかない。

    2
    投稿日: 2013.01.11
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    いやぁ~、坂上田村麻呂時代の小説は始めた読んだわ~。 内容は長くなるから割愛するけど、ラストが泣ける! 流行りの表現だと男気だね。 歴史小説好きは必読。

    0
    投稿日: 2013.01.08
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    「星のその最期のときが一番美しい」「どんなに大きく、どんなに輝いている星よりも光を発して消える」 「俺は星のように死にたい」と母礼が言うと、阿弓流為は「田村麻呂ほどの相手なれば俺も流れ星となって果ててもいい。俺はあの男が好きだ」「向こうもそう思っていよう」と母礼が言った。

    3
    投稿日: 2012.10.25
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    2012-113 子や孫の代のことまで考えて戦をやめた勇気に感動。 アテルイとモレたちとの友情は涙なしには読めない。 東北の底力!!

    0
    投稿日: 2012.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    や、やっと読み終わった…! 久々に時間かけて読みきりました。途中で他の本に浮気するくらいには分厚かったー。 平安歴史物なのだけど、雅やかな宮中ではなくて、そこから遙か北の東北近辺が舞台。 蝦夷を検索してみたら、wikipediaには「アテルイ、モレの顕彰碑」が。清水寺にあるのですねぇ(わりと最近作られたものですが。 物語のラストを思ってしんみりしてしまいました。 物語通りとはいかないでしょうが、本当にこの人達は実在していたんだなぁという不思議な感覚。 炎立つも読んでみたくなりました。これより更に分厚いけど!

    0
    投稿日: 2012.07.17
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    いよいよ坂上田村麻呂が登場。阿弖流為と田村麻呂の死闘が展開される。 蝦夷の平穏な暮らしと風土を守るために巨大な敵に立ち向かう阿弖流為に男を感じた。陸奥という豊かな大地に偉大な男が居たんだな… 何年か前に読んだけど。再読。

    1
    投稿日: 2012.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ついに坂上田村麻呂が登場。 蝦夷が圧倒的に優勢だった上巻と比べ、 下巻では話の起伏が激しくドラマが多いと感じます。 合戦での駆け引き、 蝦夷が獣ではなく人として生き残っていくための戦いの終わらせ方に思い悩む阿弖流為、 物語終盤の戦闘シーンなど、様々な場面で目頭が熱くなり、 阿弖流為、百礼、飛良手の最期では号泣せずには読めません。 阿弖流為たちが残したものは蝦夷の道標となり、 何百年も生き続けていく終わらせ方に感動しました。 しばらく余韻に浸りたい作品です。

    1
    投稿日: 2012.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    蝦夷の側には影が出始め、朝廷側には坂上田村麻呂が登場する下巻は、蝦夷が一方的に活躍するばかりだった上巻と比較して起伏が多く面白い。本作の一番の見どころは合戦での駆け引きと武将達の躍動だと思うが、アテルイが戦争の継続の可否に悩むシーンではそれだけに留まらないテーマ性も加味される。読み応えのある素晴らしい作品だった。

    1
    投稿日: 2012.06.29
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    後半は本当に涙なしでは読めなかった。 本当に守りたいと願うもののために、全てを投げ打って戦うその意志の強さと、それを支える友情(時にそれは敵味方の枠さえも超える)の熱さに泣けて仕方がなかった。 アテルイと田村麻呂は理想的な好敵手であるなあ。 最期までアテルイに付き従った母礼と、飛良手の存在が大きかった。 題名には「怨」の字があるが、アテルイ以下蝦夷軍の戦いぶりは怨みと言うよりももっと正々堂々とした、爽やかさすら感じた。読了後に残るしみじみとした胸の痛みすら清々しく思える本だった。

    2
    投稿日: 2012.06.08
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    今年だけで3回も読んでしまった。本当にすごい。高橋克彦の蝦夷作品(他は『炎立つ』『天を衝く』『風の陣』)はどれもいいけど、『火怨』が一番好きだ。

    1
    投稿日: 2012.05.20
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    改めて読み返すとやっぱりよい。 アテルイはもちろんですが、私は天鈴が好きです。もちろん、田村麻呂も魅力的。。 ちょうどこれを読みかえして、絶対、「奥州前沢マラソン」にエントリーしようと決めました。だってまさに胆沢のあたりを走るんで。 

    1
    投稿日: 2012.05.07
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    八世紀蝦夷と朝廷との争いを描いた歴史小説。下巻から主人公アテルイと征夷大将軍坂上田村麻呂との戦い、なんだけど相変わらず蝦夷の描いた通りに戦略はまりまくりで面白くない。そして地図が欲しい。

    0
    投稿日: 2012.03.01
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    下巻。蝦夷側の人間、特に将の地位に就いている人たちがとても魅力的。終盤はあまりの思いの強さに涙する。 2012/2/28

    1
    投稿日: 2012.02.28
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    最後に阿弖流為は自らの命と蝦夷の将来を引き換える。 坂上田村麻呂は義のある優秀な武人として描かれる。 高橋克彦著の『炎立つ』は栄枯盛衰があり、ストーリーとして抑揚があったが、『火炎』はそれと比べると単調、基本的に一貫して蝦夷側が優位。 また『炎立つ』のように地図が付いていれば良いのに。 (引用) ・蝦夷はもともと出雲に暮らしていた。出雲の斐伊川流域が蝦夷の本拠。斐伊を本とするゆえ斐本(ひのもと)の民と名乗った。それがいつしか日本と変えられて今に至っている。 ・都を別の場所に移すつもりでいるそうな。それもあってわざと蝦夷の脅威を皆に植え付けておる。

    0
    投稿日: 2012.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なるほど。この終わり方かあ。これは秀逸だ。 アテルイの物語は、どうやっても最後は坂上田村麻呂に敗れざるをえないと思っていたけど、こんな終わらせ方があるとは! 高橋克彦氏、やるなあ。

    1
    投稿日: 2011.11.26
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    上巻に続いて、 あっという間に最後まで読み終わりました。 最後の場面、男同士の暑い絆に 思わず涙が出てきました。 自分の命を自分のためではなく 蝦夷のために捧げたアテルイ。 敵味方を超えたアテルイと田村麻呂の関係が美しい 男たちの物語です。

    0
    投稿日: 2011.11.20
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    田村麻呂の「懐柔工作」がアテルイ&モレの「策略」であったとの説 蝦夷たちの英雄豪傑ぶりが描かれている 「男達」の生き様はかっこよすぎる 791征東将軍・大伴弟麻呂&副将・坂上田村麻呂(朝廷軍10万) 801征東将軍・坂上田村麻呂・・・懐柔工作 802アテルイ・モレ降伏→処刑、田村麻呂・胆沢城築城

    1
    投稿日: 2011.10.19
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    最後はすごいドラマなのだが、ほとんどは創作だろう。 アテルイやモレ、坂上田村麻呂もいずれも格好良すぎる。 それでもやっぱり感情移入して涙なしには読めない。 でも、本当に名もなき人たちがそれぞれの役割を果たして、 今の日本があるのだろう。誠実に生きることを考えさせられる。

    0
    投稿日: 2011.10.09
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    面白かったんじゃないか。哀切なラストは余韻が残るし。 にしても、資料があまりない時代。 かなり作者の恣意があるのではないかと疑ってしまう。 ま、どうでもいいけど。 むかし東北に住んでいた人を蝦夷っていったんだぁ。 知らなかった。

    0
    投稿日: 2011.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進めていく内に、主人公である蝦夷達の清廉さ、ライバル関係にある坂上田村麻呂の好人物さに圧倒された。 誰もが自分の立ち位置をわきまえていて、その役目をしっかり遂行し、そして歴史の中で散っていく…涙なしには読めませんでした。

    1
    投稿日: 2011.08.22
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    侵す側からみた歴史があれば、侵される側からの歴史もある。為政者の歴史が正とは限らない。 侵される側の歴史に思い及ぶことができるか否か、その意味は大きい。 今でも世界各地で繰りひろげられる民族自立の動きを、「テロ」と切り捨ててよいか?

    0
    投稿日: 2011.07.05
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    平和な数年が過ぎたが、またしても戦いが始まる。 この間にアテルイは親友で参謀役の母礼(もれ)の妹・佳奈と結婚し、子供ももうけていた。 いよいよ坂上田村麻呂も登場。 天皇の信頼篤い近衛で、若い頃には東北まで行かされることはなかった。 いずれは相手になろうと見込んで、京の都で店を構えている物部の天鈴が、アテルイら主立った若手を京都に招く。 大胆にも敵のお膝元で、田村麻呂にも顔合わせしようというのだ。 互いに好敵手と認め合う田村麻呂とアテルイ。 すぐには戦にはなるまいと知り、これは休戦期間同様と堅固な砦を築く。 和議や分裂といった動きも何度か図られるが… 遷都をめぐって、民の心を一つにするために蝦夷の脅威が語られ、政治的に利用される。 蝦夷は元々は出雲の出で、後に入ってきた朝廷の祖先に追われ、東北へ移ったという由来も。それで追っても当たり前の獣同然と言い伝えられるのだ。 後に副将として田村麻呂が派遣されるが、慎重論に過ぎると役を解かれ、その結果またしても朝廷軍は惨敗。 ついに田村麻呂が全権を握った上での戦いの時が。 対峙する両軍。 予想された戦いが行われず、アテルイの見込みが外れたため、離反する者が出たという噂が立つ。 数年後との戦いで村は焼かれ、土地は荒れる。 闘う意味も知らない子供達に平和な暮らしをさせてやりたいと、アテルイは策を巡らす。 蝦夷の生き残りのために、自ら孤立していくのだ…! 最後にアテルイの意図に気づいた田村麻呂。 重厚な作品でした。

    0
    投稿日: 2011.06.09
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    各登場人物の心情がしっかりと書かれており、主人公意外にも感情移入できた。例えがいいかわからないけれど、過去大ヒットした少年漫画にもこの作品と同様の熱さがあったと思う。 歴史小説としても、教科書に出てきた自称を逆の目線から描写している点でとても面白く読めた。

    1
    投稿日: 2011.05.20
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    上巻で大勝利をおさめた蝦夷。下巻でも 見事な戦いをしていく。 アテルイと母礼の策vs田村麻呂の策 読み合いにずっとドキドキさせられる 戦の間も迫力満点でした。 また ラストに向かうにつれて 蝦夷の想いの深さ、田村麻呂の大きさ、人の愚かさ、たくさんのことに胸が苦しくなり、読み終えた時には涙で目が痛くなっていた また読み返したいと思える2冊である。

    1
    投稿日: 2011.02.24
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    「風の陣」からのシリーズとして読み進めると、悲しい陸奥国の姿が見えてきます。 都から遠く、また黄金という宝があるということが陸奥に不幸をもたらしていた歴史があったんですね。 アテルイ達の願いは、やがては奥州藤原氏によって花開くこととなりますが、 それまで約400年近くもの間、蝦夷の苦難は続きます。 そして源頼朝によって奥州藤原氏が滅ぼされることで、 本当の意味で日本人として受け入れられるのは皮肉な話です。 興味のある方は、平安時代末期の物語となる「炎立つ(全5巻)」も読まれて見ることをおススメします。

    0
    投稿日: 2010.12.12
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    主人公の阿弖流為をはじめ、蝦夷の人が望んでいたのは、人として扱ってもらうこと、ただそれだけ。 それだけのために、自分の土地を守るためだけに、戦うことを余儀なくされ、多くの犠牲を払い、蝦夷の民のために命を捨てていく。 物語終盤の戦闘シーンは壮絶の一言。 登場人物は全てが素敵だが、飛来手がとても印象的だった。 叶うものなら、劇場の大きなスクリーンで見てみたい。 人が何と言おうと、いろいろな人に薦めたい1冊です。

    1
    投稿日: 2010.11.22
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    気持ちよく泣きたいなぁー、って気分になった時に再読してます。 スカッとする要素もあるし、男たちの絆や生き様に感動して泣けます!

    1
    投稿日: 2010.09.21
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    泣きました…号泣です。 アテルイの考えが、とっても深い! 単純な『勝利』を欲しているワケではなく、 人間の尊厳とか、子々孫々の穏やかな生活の保障とか… 当たり前のことだけど、当たり前のことじゃなかったんだな…としんみりしました。 でも、彼らは最期の最期まで本当の男であったと思う。 もちろん、田村麻呂も。 願うことが叶うなら、あの世では皆一緒に酒を酌みあえていますように…

    1
    投稿日: 2010.09.20
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    ・1/24 いよいよ後半だ.前回読んだのを思い出しながら読む. ・1/30 読了.風呂場でぼろぼろ泣きながら一気に読んでしまった.悔しい.面白かった.

    0
    投稿日: 2010.09.07
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    坂上田村麻呂は一流だけど 阿弖流為・母礼合わせると超一流になる 合戦の模様の表現はとてもイメージが膨らみ胸踊る 解決の仕方がいかにも日本人っぽく切ない

    0
    投稿日: 2010.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    内なる東北人の血がたぎる小説でした!(笑) 「大仏開眼」とかの、当時の関西の中央政府視点と読み比べるといいさ!

    0
    投稿日: 2010.03.06
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    この本のアテルイはとにかくカッコいいです。歴史上では大敗とされた戦を勝利として書くのもすごい。 アテルイの周りに集った人達の気持ちというか、心というものにもズシンときます。 戦争は悲しいからダメだよ、と思う半面、彼等の心に触れるとその戦も応援してしまいました。

    2
    投稿日: 2009.11.24
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    日本史の上では単なる反逆者として扱われているアテルイ。 しかし、その蝦夷であることの誇りや、その思いは読者の心を打ちます。 戦略的な事柄が多く出てきて分かりにくいとお思いになる方もいるとは思います(そのために星4つにしなければならないのが残念)が、それを考慮しても、胸が熱くなること間違いなし! 泣けます!

    3
    投稿日: 2009.11.01
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    平安時代の東北地方を舞台にした物語で、 蝦夷の人々を守ろうとする若きリーダー、阿弖流為(アテルイ)と、 彼らの制圧に乗り出す、朝廷側の坂上田村麻呂との戦が描かれている。 何万もの兵士を送り込んでくる朝廷側に立ち向かうため、 あれこれと策をめぐらす蝦夷たち。。。 まるで、大河ドラマを見ているような、壮大なスケールの歴史巨編。 蝦夷の勇敢な男たちは、あまりにかっこよすぎて、惚れ惚れしてしまうし、 敵対する田村麻呂との、武人としての信頼関係や、友情、 そして、丁寧な人物描写などなど、読み応えたっぷりで、面白い! 後半は、身体が震えるほどの興奮と感動で、 涙が止まらなかった。。。 ぬぐえどもぬぐえども、次から次へとあふれてくる涙は、 熱く、逞しく、勇敢で、清い男たちへの賞賛の涙だったのだと、 本を閉じて、しばし余韻に浸る私なのでありました。 偶然、図書館で手に取った本だけど、 こんなに面白い本を、なぜ今まで見逃していたのか、不思議です。 上下巻あり、長編ですが、たっぷり楽しめること間違いなしです!

    1
    投稿日: 2008.06.01
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    坂上田村麻呂が出てくることによって、物語がぐっと魅力的になりました。 最後なんて、感涙ものです。 アテルイの覚悟や仲間との絆など、かなり熱い気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2008.04.02
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    幾度かの朝廷との戦いが過ぎ、次にアテルイらに立ちはだかるのは田村麻呂。それまでの将と違い、彼は蝦夷を対等と見る。そに至り、アテルイの心には変化が起こる。 そして誇りは、子へ孫へ。いつか来る、未来に。

    1
    投稿日: 2007.12.10
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    また読んじゃったよ。。。 また泣いちゃったよ。。。 なんでかなー。 熊谷達也の『荒蝦夷』は歴史事実に沿っている気もするが 読んでいる者の心を捉えるのはやはりこちらか。 歴史事象ではなく、物語として深く心に染み入るのだ。 思い出しただけでも泣けてくる。 やっぱしいいなー、この作品。

    2
    投稿日: 2007.10.13
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    蝦夷の若きリーダーアテルイ×朝廷側の将軍坂上田村麻呂 数々の戦闘シーンが圧巻でした。 高橋克彦さんの手によるヒーローはかっこいいです! 信頼できる仲間達と奇策のかぎりをつくして何倍もの朝廷軍を打ち破る、 最終的には意図的な敗戦を作り出し自分が犠牲になることで次の世代の蝦夷を救おうとする。 ここまできたら次は「炎立つ」でしょう!

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    投稿日: 2007.09.04
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    何故か脳内映像化されるときは母礼は 北○の拳のト○になるんだが、清々しく 生きているはずなのに何故こんなに悲しい のかを腰を据えて考える必要があると 毎回思う。

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    投稿日: 2007.08.11
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    今まで読んだ本の中で、一番感銘を受けた本。誇り高く生きるとは?永遠につづく時代の流れの中で、自分達の世代が果たすべき役割とは?など、非常に考えさせられる。歴史小説が好きになった、きっかけの本。一冊だけ選べと言われたら、迷わずこの本を推す。

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    投稿日: 2007.06.13
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    奈良時代。蝦夷のアテルイを中心にした、朝廷から東北の大地を守る為の長い年月の戦い。東北出身であるのに、アテルイの名前すらこの小説を読むまで知らなかったことが本当に悔しい。アテルイ・母礼・飛来手・イサシコ等蝦夷たちは本当に格好良く心根がとても好き。上巻から泣き所が多かったが、下巻からはもう涙が止まらない。

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    投稿日: 2007.05.18
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    この本はすごい。こんなに熱い涙がこぼれる小説はない。 辺境に住む陸奥の民のお話。自分たちの暮らしや風土を守るために何倍もの兵力を持つ朝廷群と戦う。そのリーダーがアテルイ。 己の欲のためには戦わずすべて民のため。心広く器の大きなまっすぐな男。 この本に出合えてよかった・・・。そんなふうに思える1冊です。 アテルイを支える周りの人たちもとてもいい!

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    投稿日: 2007.04.06
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    後半は泣きっぱなしでした。 厳しい時代を懸命に生き抜き、最後まで自分を貫いた男たちの最後の生き様。

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    投稿日: 2007.03.24
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    新規購入ではなく、積読状態のもの。 2010/11/19~11/24 坂上田村麻呂と戦って一歩も引かなかったアテルイ。結末はわかっているのだが、終ってしまうのが惜しい小説。最後が近づくにつれてページをめくりたくなくなる。解説の北上次郎氏も積読本だったらしいが、私もこんなに長い間積読本にしておくのではなかった。  しかし、いつも高橋氏の小説の主人公は格好良すぎるぞ。

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    投稿日: 2007.01.26
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    後半は思わず泣いた。 創作過多なのかもしれないけれど、違和感なく読めるし、人物が魅力的。 「志」というものが如何に尊く、人間の欲望が如何に醜いか、思い知らされる。

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    投稿日: 2005.10.24
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    東北の地に生きる人々、そして武士の壮絶な歴史ロマン。 時代背景は『火怨』→『炎立つ』→『天を衝く』と続く。 格好良い生き方の男達に惚れますよ!涙しますよ!引き込まれますよ!

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    投稿日: 2005.10.05