Reader Store
解決まではあと6人
解決まではあと6人
岡嶋二人/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

74件)
3.5
6
26
31
3
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    次々と興信所を訪れては「あるカメラの持ち主を探して欲しい」「あるマッチがどこの店のものか」「車のシートが何故なくなったのか」など、およそ事件と思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。彼女の目的はなにか? 最初は良く分からない調査だけど、徐々に色んな調査の間に繋がりが出てくる感じが良い。これも面白かったな〜。

    0
    投稿日: 2025.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    興信所を回る平林貴子にず注目しながら読み進めていたから、終盤の展開に驚かされてしまった! 私自身は想像していなかった人物が犯人で、所謂どんでん返しって感じでした。 短編のような感じから、話が全てつながってとにかく面白かったの一言です! ストーリーの組み立てうますぎる!

    0
    投稿日: 2025.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前情報がない状態で読み始めたもんだから、平林さんは「興信所なんてあまり日常に馴染みないところに絡むから、なるべく本名とか連絡先とか残してもらいたくないんだな」って思ったけど全然違った。 個人的には加賀くんのターンが好きだったな。 本でも映画でも、エッッなシーンは話に関係ない(と自分では思えてしまう場合)とかなり嫌になってしまうタイプなんだが、まあこれはありだな。 あーこのふたりは利害関係で成り立ってんだなって思えて。 なんかあったらお互いあっさり裏切りそう。 最後の最後にこいつまさか?って思ったけど‥ まさかな。 気づくと全部読んでました。 暗号はまったくわからんかったけど面白かったです。 しかしこれも意外なほど昔の世界観だった。 おいしい。

    0
    投稿日: 2025.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説なのに(?)、ビットローテーションを使った暗号解読が出てきた。文字コード表まで添付されてた。すごいw

    0
    投稿日: 2025.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ある女性がひとつの章ごとに別々の興信所に訪れ、奇妙な依頼をする。それぞれの探偵が依頼を調査し解決していくと最終的には点と点が繋がり壮大な事件へと着地していく。全く繋がりが無さそうな謎うまく結びつけていく技巧はお見事だし、まさかの犯人に驚愕する。一気読みで面白い小説でした。

    0
    投稿日: 2024.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先日読み終えた歌野さんの本の解説で知った著者。変わった名前だなと思っていたのだが実際に2人で書いておられるらしい。井上泉(井上夢人)さんと徳山諄一(田奈純一)さん。井上さんは知っていたが徳山さんは初耳。そしてその徳山さんは2021年に他界されていると。まぁ詳細はWikipediaで読んでください。 この作品、ミステリの完全版、パーフェクトミステリのように思える。5W1Hを駆使した謎解き。1人の女性が各章で探偵事務所に依頼をもたらす。各章を読むだけではその大きな謎には辿り着けない。そして終章で初めて全てがつながり、犯人が炙り出される仕組み。カセットテープのデータに時代を感じる。最後、犯人はちょっと反則気味だけど構成がとても面白かった。 岡嶋二人さんの作品はまだこれが初読みなので、今後も楽しませてもらおう。

    7
    投稿日: 2023.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎の女性が各章ごとに別の探偵事務所に不思議な依頼を持ち込んでお話が進みます。別々のことのようですが最後にしっかりとつながってきます。5W1 H に沿って1章ずつに解き明かされることが1つずつ、という物語の運びなのでちょっと淡々としていて中盤眠くなっちゃいました笑 この形式の面白さは◎

    0
    投稿日: 2023.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    5W1Hに沿って話が進む。どこへ進んでいくのかさっぱり分からないまま、予想外の結末にびっくり。女がいつ、どこで、に纏わる依頼を異なる探偵事務所に持ち込みそれを調べる探偵達、という構図が面白い。最終探偵オールスターで謎解きすると思ったけど外れた(笑)

    1
    投稿日: 2023.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人を刑事にあえてしなくても良かったんじゃないかと思う。意外性を狙ったのかもしれないけど、今は警察関係者が犯人ってパターンが多すぎるから、またかーと思ってしまうんだよな。

    0
    投稿日: 2023.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作者の積んできた経験が作品に活かされると思っているので、本書を読んで作者の多才に驚いた。と思ったら、作者はお二人なんですね。 それにも驚かされましたが。 だからなのか、ご都合主義な展開は特になく、違和感もなく読了。 やはり身体に特徴のある人は、特徴のない人より気をつけて行動しないといけませんね。 車のナンバーを1111などわかりやすい番号にする人は善良な市民だと聞いたのを思い出しました。

    4
    投稿日: 2023.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり岡嶋二人作品は自分には読み易いし、次の展開がどうなるか気になってしょうがない構成も堪りません。右手の小指の付け根に大きなホクロなんてあると大それた事は出来ませんね。

    2
    投稿日: 2023.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    30年近く前のミステリだけに、舞台設定はだいぶ昔感があるなぁ(公衆電話がすごく時代感)。 WHEREとHOWの話がすごく面白かった!途中までは全く「平林貴子」の目的がわからなかったので、すごくワクワクできた。

    3
    投稿日: 2022.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の辺りで怒涛の展開。 色々な興信所で変わった依頼をする女性。その意図を繋げていく話です。 テープの暗号を解読する話では、図付きのTHE・暗号感にわくわくします。 各興信所の人々に起きた捜査中の出来事の意味が解き明かされる瞬間が爽快です。 段々登場人物が増えるので後半になると誰が誰だかわからなくなる部分もありますが、思い出せないほどではありませんでした。 以前読んだこの作者さんの本はあまり好きでは無かったのですが、本作は気持ちよく読了できました。 ただ今回も「肩を竦めた」という描写が多いのは気になります笑

    0
    投稿日: 2022.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「誰が」「どこで」「なぜ」一見バラバラの依頼が、だんだん一つの事件に収束していくのがよかった…と言っても、真相に近付いていくのは最後かその前くらいで、最初のいくつかの依頼は(特に喫茶店はどこに関わっていたのかよく分からない)本の趣旨に沿うようにこじつけているように思う。それでも岡島二人の発想が面白く、一気に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2021.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    岡島二人はうまい作家だ。 ミステリーを読み始めた時に立て続けに作品を読んだが、どれもよく練られていて堪能した記憶がある。 未読の本作も期待に違わず面白かった。奇妙な依頼を続ける女。異なる興信所がそれを追う。そして最後にどんでん返し。プロットが素晴らしく、小気味良い。 今は井上夢人しかいないが、まだ未読の彼等の作品を読んでみよう。

    25
    投稿日: 2021.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    正統派ミステリー。 無理な推理がなく、マニアックな知識が必要ではあるが、暗号もあり、そして何より構成が面白い。 トリックに驚くことはあるが、犯人に驚いたのは久しぶり。 まさか吉池、寺西、宇野、三人とも囮だとは思わなかった。

    0
    投稿日: 2021.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    構成に惹かれて手に取った初見の作家さん。 それぞれ別の探偵事務所に持ち込まれた依頼。それらは一見なんの繋がりもなさそうだけど、回を追うごとに場所や人物がリンクしてくるのがわかる。 四半世紀前の作品だから色々と時代を感じるところはあるけど、依頼人の目的や、隠された事件が少しずつ明らかになっていく様は結構リアルに感じた。中でも暗号解読編では丁寧に図で解説もしてくれて、その道の素人でもわくわくしながら読み進められたので1番のお気に入り。 こういう連作短編は初めてで、思わず一気読みしてしまった。最後だけちょっと雑感はあったけど、それでも充分面白かった!

    1
    投稿日: 2021.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    WHO? カメラの持ち主を探してください。 トリコンAS。そのカメラの持ち主は寺西。しかし、寺西はカメラは吉池の手に渡っており、吉池の家を訪ねると寺西の遺体が半月経った状態で発見される WHERE? 喫茶店 緑色のマッチ Vではじまる単語2つ うえがマンション 都内 このキーワードを手掛かりに緑の風という喫茶店を探し出す。平林貴子はそのマンションに吉池を訪ねに来るが、契約1ヶ月経った今も吉池は引っ越してきていない。 WHY? 藤田は6月23日から29日にまでグアムに行っており、その間にブルーバードが盗まれ25日には第2みよしアパート裏の駐車場にあった。なぜかシートが盗まれており、そのシートは岡本の廃自動車の中に土をかぶって隠してあり血液が付着していた HOW? 『SKANDHA』と文字が書いてある3本のカセットテープ。そこに録音された重要な情報を探し出してほしい。 そのテープは五蘊が録音されており、そこに上書きするように覚醒剤の密輸取引の内容が記されていた。そのテープを作ったのは安岡、覚醒剤を密輸していたのは増岡でおそらく同一人物。さらに安岡は吉池に顔が似ている WHEN? 日東運輸世田谷営業所に宇野茂男という男がいる。そいつを空き地に呼び出す。そして吉池はいつ戻るのかと尋ねてくれ。という依頼。依頼通り宇野を呼び出し、吉池のことを問い詰めていると、何者かに襲われ気付いた時には平林貴子本名但馬久子が殺されていた WHAT? 刑事の副島は但馬が今度の事件で重要な役割を持っていると早くから主張していた。 6月25日都内の銀行からある電機メーカーに運ばれる途中のボーナス五千万が2人の強盗に襲われた。逃走に白いブルーバードを使用。襲われたのは宇野と銀行員。事件後半月経った7月12日に第2みよしアパート1階から寺西の遺体が発見される。その部屋は吉池のものであった。 副島の部下である堀之内は、事件の真相をつかむ。副島と宇野はギャンブル仲間で共に借金をかかえており、現金輸送車強奪の計画を立てる。協力者が必要であり、クスリを売っている安岡に目をつけ、警察の立場を利用して安岡と寺西を引き込む。安岡は但馬を誘惑し、但馬も利用される。 事件当日、副島は安岡の家を訪ね安岡と寺西を襲う。寺西が予想以上に騒いだためその場で殺し、安岡は車内で殺害。盗んだブルーバードのシートについた血痕は安岡のものであった。計画外の出来事に、さらにブルーバードのガソリンが切れてしまい岡本までしか逃げられなかった。安岡の遺体は、近くの工事現場に隠すことにした。 但馬は裏切られた執念で安岡のことを興信所で調べ始め、厄介になった。宇野も用事はないため殺さなければならなくなった。 まさかの身内の刑事が主犯であることが分かる。 2019/07/31 00:08

    0
    投稿日: 2021.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ※2004/9/6のblogから転載   今日も雨で2週連続でサッカーの試合が中止になってしまった。  先日から読み始めた本を一気に読み終えることにした。  平林貴子と名乗る女性が複数の探偵社に全て別の案件を依頼する。  全く関係性の無いと思われる依頼が、1つの事件につながっていく。  複数の調査結果が出揃う時、闇に隠れていた真犯人の姿が現れてくる。  複数の章から構成されており、一つ一つが全く違った内容であるが、所々に何か関連する箇所が現れ、これは何か1つの事件にまつわるものだと気付く。  トリック自体はさほどのものではないが、犯人の思惑がポイント。  最後はもちっと引っ張っても良かったんじゃないかと。  岡嶋二人は初めてだけど、イイんじゃない♪

    0
    投稿日: 2020.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    興信所を渡り歩き不可解な依頼をする平林貴子。 謎が解けるたびに事件の全体像が明らかになっていく。 途中、ユーザー情報を保険の調査という名目ながら、簡単に開示してしまう場面がありますが、当時は個人情報ってそんなユルユルな扱いだったのかなと。紙ベースで管理する時代だとしても。 クラインの壺がなかなか強烈だっただけに、こんな推理小説も書くのだなと違う一面が見れました。

    0
    投稿日: 2020.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これは傑作。個人的にもこの展開はすごく好きなパターン。これは絶対に最後まで犯人はわからない、がこじ付け感が全くないのがスゴイ。こんな作品を読むとその日は幸せな気分になる。

    0
    投稿日: 2019.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語の構成がうまい。 細かい物語を繋げて1つの大きな物語にしていく。 一気に引き込まれてしまいました。 構造がとても秀逸です。

    0
    投稿日: 2019.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第四十七回 岡島二人のミステリーはどれも(「珊瑚礁ラプソディー」以外)絶品、今日のおすすめは「解決まではあと六人」……。 この六人はなんのことかというと“いつ”“どこで”“誰が”何を “どうして”“なぜ”なんですから……。 探偵事務所を訪ねては “緑色でこういうロゴの入ったマッチブックを作ってる喫茶店をさがしてくれ” のような奇妙な依頼をしていく女性……。 その一つ一つの謎とあわせて彼女はなにものなのか? なぜそんなことをしているのか? の謎がだんだん解けていくのが魅力的です。 2019年01月22日

    0
    投稿日: 2019.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2017.8.3読了。 なにがどう繋がるのか、依頼人の描写が出てくるまで全然分らなかった。 犯人の目星も付かずに読み進めた。 凄い構成だよなぁ...

    0
    投稿日: 2017.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それぞれの興信所に「平林貴子」という女が、それぞれの依頼をかける。あるところにはカメラの持ち主を、あるところにはVが2つつくマッチがある喫茶店を…それぞれの依頼は何を示しているのか… なんというか、いい時代の話だったある意味。ある興信所の調査員が企業に行って、顧客名簿見せてもらって、アパートを突き止める。今なら大問題で、常識的に絶対にあり得ないことが、あの時代には普通にできたのが驚きだったなぁ。あと、会議室でタバコ吸っちゃうところとか。 喫茶店の話もそうだったけど、今って喫茶店でマッチ配ってるのかな?喫茶店というものが、ちょっと消えつつある気もする。 今の平成も終わろうとしているこの時代では、全く考えられないことが普通にあったのが少し新鮮だったな。 話の内容については、全て各々の調査員の目線で話は続くのだけど、最後には全てが繋がっていたかんじ。それを前提に読み直せば、さらに面白いのかもしれない。 最後の真犯人は、少し意外だったなぁ。 2017.6.26 読了

    0
    投稿日: 2017.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初はバラバラだった話が最後には繋がるが、読み終わったあともう一度頭から読みたくなった。結論は思った以上に複雑だった。話は探偵の視点から書かれているが、依頼者の視点から読み返して見るとまた違って見える。

    0
    投稿日: 2017.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「5W1H」の“探しもの”を、それぞれ6つの探偵事務所に依頼をした女・平林貴子。不可思議な依頼はやがてある一つの真実を浮き彫りにしていく。 貴子からポンと投げられた難題は手がかりすら与えられず、探偵たちは八方塞がりからスタートします。しかし探偵のプロたちは限られた情報と知恵を働かせ、少しずつ“調査結果”に迫ります。6つの探偵編はどれも秀逸で、読み進めていくたびに連作小説のように話が繋がり、徐々に全貌が明らかになる過程はわくわくします。いよいよ解決編は…!というと個人的には不完全燃焼。饒舌すぎたかな…。 そこを差し引いても全体として面白かったので満足です。

    1
    投稿日: 2017.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いくつも探偵社に、不可解な依頼を続ける1人の女性。 その裏にある1つの事件。 どこで何がどうつながるのか、見当もつかないまま読み進める。 探偵社の人達もユニークで面白い。 その都度登場の刑事副島の一匹狼な感じや、全体に昭和な雰囲気が漂うのもいい。 それにしても、事件の真相にはびっくり。 これはすごいわ。 あんな真相、気付くなんて無理無理!

    0
    投稿日: 2017.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「関係のなさそうな出来事がひとつに繋がっていく」 という展開を期待していたのですが、 実際は「関係のありそうな出来事がひとつに集められていく」 という感じでした。 犯人の自供があまりにもお粗末で、読了後はぽかんとなります。

    0
    投稿日: 2016.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2016年33冊目。 構成も凝っていて(当時ならもっと画期的だっただろう)途中まではわくわくしながら一気に読んでいたのにオチでガックリ。 ところどころ時代を感じさせる描写があって、それがむしろ新鮮だった。 まーオチ前までは面白かったから、総合評価としてはまあまあかな。 2022年8月再読。 確かにオチまでは面白かったw 違う事件を扱っているように見せて最後でキレイに回収っていう点でよく出来てるなーと思う。

    0
    投稿日: 2016.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    次々と興信所を訪れて、奇妙な依頼をする謎の女。それぞれ関係のない興信所の人間たちは、それが気になりはするものの、女にすり抜けられてしまう。 読者に明かされる調査報告から一つの事件が浮かび上がってくるが…というのが物語のあらすじです。 裏表紙にある「メドレー・ミステリー」という言葉から窺い知れるように、各章が一つの事件に絡みつつも短編として機能しているので、常に緊張感を持って読むことができます。そういう意味では、普段あまり小説を読まない方にもお薦めです。 私は、今回このタイトルに興味を覚えて読み始めました。 ”5W1H殺人事件 解決まではあと6人”。 各章に付けられているタイトルがそれぞれ、”WHO?”、”WHERE?”、”WHY?”、”HOW?”、”WHEN?”、”WHAT?”となっているのですが、その名前が示す通り、その章でのテーマがそのままタイトルとなっているわけです。 それぞれの関係のなさそうな謎がひとつずつ明らかになって、大きな謎が解ける、という趣向。面白そうではないですか。 実際面白いです。 各章での謎解きも極端にパズルということもなく、興信所の調査ということで、事実関係から予測していく思考の積み重ねには緊張感がありますし、登場人物たちも生き生きとしています。また、短編集ということもありますけど、物語のテンポも良いので読みやすい。 ただ、個人的には結末について少々物足りない感がありました。 観念した犯人の告白が長い、というのは好き嫌いあるのでしょうけど、ミステリ特有の”謎が解けて一度に扉が開く”ような感覚はありませんでした。何となく扉が少しずつ開いて行くような感じ…でしょうか。犯人の行動にしても…確かにこういうこともあるでしょうけど、もう少し工夫できたんじゃないかなあ…と考えてしまうのです。 ですので、本作品は結末を楽しむというより、その過程を楽しむものかなと思います。作品自体のアイデアも面白いですし、ミステリ初心者の方は読んでみるといいかも。

    0
    投稿日: 2016.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    構成、アイデアの妙にあらすじだけでとてもワクワクする その出落ちに終わらず、中身の方もしっかり驚きとワクワク感が用意されていて一人の探偵パートが終わるごとにどんどん先が気になった 解決編よりも謎が散りばめられていく過程が何より楽しい作品かも

    0
    投稿日: 2016.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こういう感じのストーリー展開は好きです。いろいろなところからの視点で進む展開。最後はそうきたかと。面白かったです。

    0
    投稿日: 2016.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     あらすじを読むと「面白そう!」と思うミステリがある。プロットが面白そうな小説と言うべきかもしれない。「5W1H殺人事件 解決まではあと6人」は、まさにそんな小説である。  本作品のあらすじは次のような感じである。  次々といろいろな興信所を訪れては、およそ事件とは思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。最初に訪れたAという興信所への依頼は、「カメラの持ち主を捜してほしい」というもの。二つ目に訪れた興信所への依頼は、「マッチについての手掛かりから喫茶店を捜してほしい」というもの。全部で5つの短編があり、いずれもこのようなたわいもない依頼がされる。  それらの話が終章で収束し、真相が明らかになる。  物語の大筋として、殺人事件と現金強奪事件が存在する。殺人事件の方は、寺西憲章という男を殺害した事件であり、吉池礼司という男が指名手配をされる。この殺人事件と現金強奪事件が話の中でリンクを始め、どうも、吉池礼司と寺西憲章は現金強奪事件の犯人ではないかという疑惑が生じてくる。  謎の女、平林貴子の正体は、吉池礼司に騙されていた女性であり、警察に疑わせるためのオトリであった。しかし、実際には吉池と寺西もオトリであり、黒幕となっているのは二つの事件を捜査していた副島刑事だというオチ。  読んでいるときは、「どうなるんだ!?」とわくわくしながら読み進んだが、真相はそこまでのものではなかった。漫画家の浦沢直樹もそうなのだが、岡嶋二人は、最後まで読み終わった後よりも、読んでいるときの方が圧倒的に楽しい作家である。漫画家の週刊連載なんかだったら、「読んでいるときが楽しい」というのは、一般的な評価を高めてくれそう。しかし、一気に読めてしまう文庫本なんかだと、読後に満足感が少ないので、あまり一般受けしないような気がする。岡嶋二人が玄人受けするが、あまり売れなかった原因はこういうところにあるのかもしれない。  小説としてよくできていると思うのだけど、ミステリとして人を驚かすという点では、もうひと工夫できそうな気もする。評価としては…★3で。

    0
    投稿日: 2015.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    サブタイトル「5W1H殺人事件」と、講談社文庫ということで、80年代の赤川次郎か夏樹静子かという先入観で読み始めたものの、面白い。 まずカメラを調査している探偵が持ち主のもとに向かうと死体が見つかる。その次は突然、別の探偵が喫茶店探しということで、短篇集かと思っていたところ、実は謎の依頼者が同一で…という、なかなか斬新な展開。しかも各章で、有る1点について徹底的に調べる。例えばカメラの修理履歴だったり喫茶店の電話帳、果てはコンピュータープログラムのバイナリコードまで。なかなか最近の作家には出来る技じゃない。 全体を通して、ほとんど姿を表さない共通の依頼者を軸に、視点を章ごとに切り替えるというテクニックに溺れること無く、読者を引っ張っていく文章力や、それぞれの登場人物の魅力的な性格など、非常によく出来た推理小説だ。1980年代はこのレベルの推理小説がよく有った。 ダメ出し。1988~9年頃に書かれたようだけど、その頃は2バイトの文字も普通に有ったし、そもそもフロッピーディスクが当たり前であって、若干そこらは古い。 また、最後のオチがうーん、という内容なので、オチに対して星一つ減点。

    0
    投稿日: 2015.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なかなか無い構成で面白かったし読みやすかった。ただ、最後のオチが雑で残念。それまでが良かったが故にとても残念。

    0
    投稿日: 2015.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うん、うん。相変わらずの面白さ。軽すぎる感じは否めないが。 正当なミステリーって感じ。 やっぱり岡嶋二人はいいなー。

    0
    投稿日: 2015.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    北千住の本屋さんで押していたので、読みました。 1編づつハウダーニット、フーダニットなどなど 趣向を凝らした中編が描かれ、最後に全体像が現れます。 さすがに描写が古い箇所が多いのですが、力作!です。

    0
    投稿日: 2014.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    6年ぶりの岡嶋二人!岡嶋二人にハマって結構コンスタントに本読むようになったんだよね。 ブックファーストでオススメされてて久しぶりに読んだけど、やっぱりいい♡ ちょっと登場人物多くてついてくの大変だったけどおもしろかった。時間あるときにじっくり読み返してみよっと

    0
    投稿日: 2014.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    BOOKファーストの読得っつーオススメにのってみました。装飾のないピュアなミステリ。序盤のわけのわからない依頼はワクワクしたけど、驚きのトリックがあるわけでもなく…まあよく組まれてはいるんだけども。 岡島二人ってこんなかんじだっけー。

    0
    投稿日: 2014.10.13
  • オムニバス(?)形式で紡がれる一つの事件の真相

    書籍説明にも書いてある通り、各章は(少し物足りないですが)それ単独でも読み物として成立しています。その作りのせいか、「読者への挑戦」は一切無いですし、著者も意識してないでしょうが、私にとっては、章の狭間毎に少し事件の全体像がどんなものなのか推理、妄想してしまう作りでした。

    0
    投稿日: 2014.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読。 副題「5W1H殺人事件」 次々興信所に奇妙な依頼をしていく謎の女。 5W1Hに沿って6章だてで、それぞれ別の探偵が一つずつ謎を解き、事件が繋がっていく。 ミステリのためのミステリ。 なぜ、別々の興信所に依頼するのか、しっくりこなかったが、ミステリとしては面白かった。

    0
    投稿日: 2014.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずっと読みたかった1冊!見つけた時の興奮は忘れられません。 ◎カメラの持ち主 ◎喫茶店の場所 ◎車のシートの謎 ◎脅迫の代行 …各章で謎の女が奇妙な依頼を別々の興信所にしていき最後にひとつの事件として真相を解いていくお話。 この設定からしてミステリーファンにはたまりませんが…設定負けをすることない展開。各章の追跡にワクワクしたり謎の女に恐怖を憶えたり、犯人にびっくりしたり。 いろいろな要素を楽しめる1冊でした。唯一読みにくいと感じたのは、登場人物が多くてよく分からなくなってしまうとこ。一気に読むのがおすすめです。

    0
    投稿日: 2014.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    探偵事務所に現れたひとりの女性が 意味深な依頼をして去っていくところから始まる一連の事件を 「誰が」「どこで」「どうやって」など”5W1H”を6章に分け それぞれ別の探偵がひとつずつ謎を解いて 真相に近付いていくというちょっと珍しいミステリーです。 この本のトリックや犯人像 中盤でわかっちゃう人はタダモノじゃないと思います(笑) あたしも結構な数の謎解きを読んでいますが それなのに、というか、それゆえに? 一番最初に与えられたカメラの謎辺りから 完全に術中にハマりましたもん。 「きっとこういう感じのオチでしょ?」ってのも見事な的外れ。 なかなかエンターテインメント性が高くておもしろかったです。 いわゆるヒーロー型の探偵が華麗に活躍する小説ではありませんが リアルで人間臭いミステリーがお好きな方はぜひどうぞ。 あっという間に読んでしまうんじゃないでしょうか。

    0
    投稿日: 2014.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     なかなか面白い趣向のミステリ。ひとつの事件の様々な側面を別々の探偵が個別に解決して行く。本来の事件の全体像がみえてくるのは、後半戦に入ってからだ。この趣向がいい。特に最初の方は、断片的であるがゆえに謎がトリッキーで興味をそそられる。  最終章で事件全体が見えてからは、まあそれなりにって感じ。確かにサプライズはあるんだけど、最初の頃のトキメキに比べればやや落ちる。いや、それでも水準には軽く達しているので、前半部分の趣向がそれだけ印象的だってことだと思う。  残念なのは、せっかく何人もの探偵役が登場するのに、それぞれがもうひとつ魅力的でないこと。それなりに個性は振れているんだけど、名探偵パロディの総ざらえみたいにしてくれたら、もっと魅力的になったんじゃないかと思う。

    0
    投稿日: 2014.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    岡嶋二人大好きなので、補正入ってると思うけど! 関係なさそうなことが、最後に収束してく感じが気持ちよかったです。

    0
    投稿日: 2013.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    平林貴子はいくつかの興信所を訪れ、それぞれにちょっと奇妙な依頼をする。一見何の繋がりもないような依頼内容。 ところがその調査報告が、ある事件の真相へと繋がっていく。 5W1H……なるほど。 発想は面白いけど、途中から展開が弱くなってる気がして少し物足りないかも。 序盤ドキドキしながら読めただけに残念な感じ。面白くないわけではないが、僕には合わなかったのかもしれません。

    0
    投稿日: 2013.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    <あらすじ> 次々と興信所を訪れては、およそ事件とは思われない 奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。 いったい、彼女の本当の目的は何なのか? やがて、それぞれの調査報告が、1つの輪のように 繋がって隠された大事件の全容が明らかになっていく。 斬新なスタイルで読者に挑戦する 華麗なるメドレー・ミステリー ストーリの構成は、ほんとうに凄い。 登場人物が多いので、時間を開けて読むと少し混乱してしまうのが すこし難点。 中盤までは、先が全く読めない感じで興奮したが、 犯人が意外すぎてラストでちょっと拍子抜けしてしまった。

    0
    投稿日: 2013.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まず設定が興味深い。ある女が別々の興信所を何箇所か回って不思議な仕事の依頼をしていく。それぞれの調査報告はどう繋がっていくのか、この女の正体は?先が知りたくてどんどん読み進めていってしまう。

    0
    投稿日: 2013.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いくつかの興信所に林貴子と名乗る女が それぞれに別の奇妙な依頼をする。 本作は章が進むごとに少~しずつ見えてくるものがある。 しかし全体像が見えない。 本当にパズルみたいなのよ これは読んでる側も色々推理できるから楽しいと思います。 そして最後の章で突然バタバタと真相がわかっちゃうんですが、 まんまと騙されておりました。 こういうのは初めて読みましたよ。面白かったです。

    0
    投稿日: 2012.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    岡嶋二人は手を変え品を変え、という言葉が似合う作家だ。 この手の作品をまだ読んだことがなかったから、こういう手法もあるのか、と新鮮な気持ちで読み進めた。事件を探偵(役)や警察や犯人中心に描くのではなくて、一つの事件そのものを中心に、多方面から真相を明らかにさせてゆく。探偵一人に付、一面が明らかになる。だから「6人」なのだ。手の込みようはさすが。 あらすじ:とある女が異なる探偵事務所に別の依頼を持ち込む。「カメラの持ち主を突き止めてほしい」「カフェの名前が知りたい」など、多少荒唐無稽なものばかり。探偵たちは困惑しながらも彼女の依頼にこたえていくと――。 なんといっても絶妙なのが、それぞれの探偵たちは事件の一面を明らかにするのだが、それ以上には知りようがない。だけど読者はすべての面を知ることが出来る。これってつまり、物語に出てくる探偵たちよりも読者の情報量が多くて、つまり新たなそして中心的な探偵として推理できるっていう舞台が用意されてるんだよね。だから推理小説――それもパズラー好きにはたまらない。

    0
    投稿日: 2012.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『2人による執筆』ということでよく「日本のエラリィ・クイーン」と言われる岡嶋二人ですが。 私は実力の面でもそう賞賛していいと思っています。だって20年経った今読んでも面白いって、それだけでスゴイことだと思わない? その女は平林貴子と名乗っていた。明らかに素性を隠そうとしていた彼女は、5つの別々の興信所に、別々の依頼をしていく。 カメラの持ち主探し、”V”で始まる緑色のマッチを置いてる喫茶店探し、車からシートだけ持ち去られた理由、カセットテープに隠された暗号の解読、ある男性に何度も質問をすること…奇妙な依頼ばかりだが、興信所の探偵は個々に調査を開始する。 そうして、それらの調査結果が、腐乱死体で発見された寺西、その容疑者とみられる吉池に重なり1本の線となった時、真実が現れる。 ”5W1H”…「誰が」「どこで」「どうして」「どうやって」「いつ」「なにを」すべてに答えを…。 6篇からなる連作短編ミステリー。 時代背景(公衆電話とかね)は仕方が無いとして、それ以外の部分ではまったく20年前の作品だと感じさせない力量、個々は短編だというのにぐいぐい読者を引き込んでいく吸引力、調査の結果は個々の探偵しか知らないため全てを知るのは「神の視点」となる読者(と著者)のみという構成。どれをとってもイイ!派手さはないんだけど、ジワジワ~と来るんですよね岡嶋作品は! ラストが少しあっけない気もしますが、それによって醸しだされる空虚感がまた味になってるのかもしれません。空ろとでも言おうか…やるせなさが漂ってる。 個人的に燃えたのは暗号解読の章でした。こういう数値化→文章化って作業はパズラーは妙に熱くなるんですよ(笑)嬉々としちゃう。 この章の探偵・知子嬢と、遠い親戚で音響開発の専門家・奥村のコンビがかわいかったってのもポイントv あ、でも喫茶店探しの弘美ちゃんと雅男くんカップルも漫才調で面白かったんですけどね。

    0
    投稿日: 2012.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    現金強奪事件で利用された女が自分の恋人と思い込んでいた人物について別々の興信所に調査を依頼する話。依頼を受けた興信所が不思議に思いながら調査するのを章に分けて構成されているので、読む側は繋がらなくて面白い。各章の興信所の人が主人公なので全体を通して登場するのは依頼主の女と刑事だけなので、感情を入れにくいのが難点。

    0
    投稿日: 2012.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     図書館で発見(検索だけれど)。未読だったので借りた。  一人の女性があちこちの探偵社にいろんな依頼をして回る。そこから徐々に事件の概要が明らかにされ、最後にはあっと驚く真犯人がってなストーリー。  あっと驚くのは驚くんだが、暗号部分がとてもややこしく懲りすぎ(CR+LFとか懐かしいけれど・・・)なのと、真犯人があまりに「それ反則とちゃうの?」ぎりぎりラインだから少し減点。  アイデアはとても良いと思うから、発展させて欲しいなぁ。

    0
    投稿日: 2011.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    岡嶋二人さんならではの作品でしょう。別々の興信所を次々訪れ、奇妙な依頼をする女性の目的は?最後に待ち受ける意外な事件の真相。

    0
    投稿日: 2011.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    5W1H殺人事件。色々な興信所に謎の依頼をする平林貴子と名乗る女性が現れる。それぞれの依頼を各興信所が解決していくと・・・。この犯人は予想してなかった。

    0
    投稿日: 2011.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎の女がいくつもの興信所へ訪れ不可思議な事を依頼する… 一体この女の目的は何なのか?少しずつ事件が広がっていく。 なんだかとっても凝っているミステリー展開。 電車の中で読んでいる間は頭が冴えた。と言うより冴えざるおえない。

    0
    投稿日: 2010.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく読みやすい!20年以上前の作品とは思えません 5W1H殺人事件というタイトルに惹かれて手にとりました とある探偵事務所にやってきた謎の女。依頼は『このカメラの持ち主を探してほしい(who)』 where、whatと、それぞれ別の事務所に依頼を持ち込むうちに、事件の全貌が明らかになっていく 謎の女の目的は?正体は? 話は探偵の視点で描かれているので語り手が毎回違い、短編小説のように気楽に読み進めることができました 犯人の人物像はちょっと安易なご都合キャラクターっぽくてあまり好みでなかったのですが、何しろ読みやすく、事件の全容が徐々に明らかになっていく行程はとても魅力的でした

    0
    投稿日: 2010.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった!!! まず最初の謎かけが新鮮。別々の興信所を使って意味不明な依頼をしてくる女、彼女の目的は何なのかっていうね。 いろんな探偵がでてきたけど、彼らは別の話ででてきたりしてるのかな?気になる。。

    0
    投稿日: 2010.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    5つの全く接点もない興信所を訪れる一人の女性。 各所で依頼する内容は「え?なにそれ?」と思わさせられるような奇妙な依頼ばかり。 5W1Hのwho・where・why・how・when・whatの順に全く関係のなさそうな依頼からみえてきた調査報告。 それらの点が一つの線につながっていく快感。 思いもしなかった犯人。 気持ちよく騙されました。 ちなみにhowの章。 やっぱり岡嶋二人はすごい人たちだと思わさせられました。 そして、彼らが好きだと再確認。 連続短編なので読みやすかったです。 もうとりあえず読んでみてほしいです。 面白くて時間があっという間に経ってしまいます。 一つ気になるのは副島刑事が神山さんのこと気に入って 「違う事件のことであんたに訊くことがあるかも知れない」って言ってるけど何か訊きに結局来たの?? 何についてきくつもりだったんだろう…

    0
    投稿日: 2010.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作品内では、調査によって得られた情報を集約できる立場の人間は殆ど登場しないのが、読者は文字通り特権的に集約できる。これは作者の真意は分からないけど、どう考えても「読者への挑戦」だと思います。推理小説好きとしては、何としても真相を見破りたいと思わせるような遊び心溢れる1冊。ちなみに、残念ながら私は見事に犯人を間違えました。

    0
    投稿日: 2010.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まるで関係のないように見える事件が、実は一本の線で結ばれていたと言うタイプの話。 こう書いてしまうと、よくあるパターンのように見えるけど、これは見事です。たいていの場合、途中でつながりが見えてきてしまうんですが、この話は本当に最後の章までつながっている線が見えないのですよ。 派手さはないけど、上手く練られてるなあと思いました。ちゃんと5W1Hになっていて、ほんと最後までどうつながるのかわからないんですよ。

    0
    投稿日: 2010.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    奇妙としか言い様のない依頼をしていく女性。 それは全て違う興信所へのもの。 短編のつながりもの? と思ったのですが そうでないような、そうなような…。 全てが繋がった先にあった終末に、驚くべきか呆れるべきか。 怪しい、とはかけらも思いませんでした。

    0
    投稿日: 2009.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーん、さすがだ。共通するのは、数々の探偵事務所に奇妙な依頼をしていく謎の女。 ラストで畳みかける様な解決はさすがです。 カセットテープとか懐かしいな…!そういうのに記録するのあったよね。うんうん。

    0
    投稿日: 2009.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    次々と興信所を梯子して、およそ事件とは思われない依頼をする謎の女。 彼女の目的は一体? 最後に明らかになる真実とは? 岡島二人が放つ驚愕のメドレー・ミステリ!!

    0
    投稿日: 2008.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    次々と興信所を訪れては、奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。彼女の調べてる目的は、なんなのか?てんでんばらばらに見える調査報告書が一つの輪のようになり隠された大事件が明らかになっていく。 6つの章からなるこの作品は、一つの章に一つの興信所と言う感じで進んでいきます。個性豊かな興信所の探偵達が物語を作って行きます。 始めは、はて?と感じで進みますが、徐々に面白さが増していきます。 後半は、実に面白いです。途中で犯人が解る作品もありますよね〜。 この犯人は、最後まで読まないと解りません俺も解りませんでした〜

    0
    投稿日: 2008.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『99%の誘拐』を読んだ直後に手にした作品。 個人的にはこちらの方がとても好き。 最後まで読むと、連作短編ってやっぱりいいなと思う。素晴らしい!タイトルも秀逸。

    0
    投稿日: 2007.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一章一章で場面が変わり最後に全てが繋がって一件落着というドラクエ4みたいな物語。 一気に読まないと内容を忘れる(笑 ひとつひとつが歯切れ悪く終わっているので読んでいる人を引き付けるし面白い。 でもオチがこれまでの展開からすると少し読めてしまってがっかりした。 もっと登場人物を増やして容疑者をしぼらせないほうがいいと思う反面、これ以上登場人物が増えると覚えてられないというジレンマに陥る。

    0
    投稿日: 2007.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    <内容> 次々と興信所を訪れては、およそ事件とは思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。いったい、彼女の本当の目的は何なのか。やがて、それぞれの調査報告が、ひとつの輪のように繋がって隠された大事件の全容が明らかになっていく。斬新なスタイルで、読者に挑戦する華麗なるメドレー・ミステリー。

    0
    投稿日: 2007.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    次々と興信所を訪れては、およそ事件とは思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。いったい、彼女の本当の目的は何なのか。やがて、それぞれの調査報告が、ひとつの輪のように繋がって隠された大事件の全容が明らかになっていく。斬新なスタイルで、読者に挑戦する華麗なるメドレー・ミステリー。

    0
    投稿日: 2007.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリー長編。 次々と興信所を訪れては奇妙な依頼をする女。この謎の女の依頼を繋ぎ合わせていくとそこには驚くべき真実が待ち受けていた・・・!! わぁお!!斬新な設定(*´ー`) さっすがですね。おもしろい。女が次々と興信所を訪れるので、章ごとに舞台となる興信所が異なります。銘々の興信所で奇妙な依頼をし、それが一応解決される。そして女は次の興信所へ行きまた奇妙な依頼をする・・・。これが幾度か繰り返されるうちに事件の真相が読者にのみわかってくるのです。 そしてラスト。びっくりです。そうきたかっ!!この意外性がミステリーの一番の見せ所。ここを外さないのはやはり岡嶋二人さんです。

    0
    投稿日: 2007.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    探偵も、使い方次第では便利な小道具になるのだと感服した。まったく先の読めない展開だが、読者に与えるストレスは皆無。その逆で、作者の自信が透けて見えるシンプルな筆致に突き動かされるように、ページを繰る手が止まらない。それぞれの調査は微妙にリンクしてるのだが、そこに登場するパーツがてんでばらばらなので手がかりさえも掴めない。私は別の姑息な観点から真相に思い当たったのだが、それまで堪能していた展開の“先”がぼんやり見えてしまった時点で、徐々につまらなくなってしまった。真相解明のシーンはだらだらと長いし、お粗末なキャラや尻切れトンボ的なラストも気に入らないが、それでも、この特異なストーリーに振り回される快感は、経験してみて損はない。

    0
    投稿日: 2007.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    次々と興信所を訪れては、およそ事件とは思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。 いったい、彼女の本当の目的は何なのか。やがて、それぞれの調査報告が、ひとつの輪の ように繋がって隠された大事件の全容が明らかになっていく。斬新なスタイルで、読者に 挑戦する華麗なるメドレー・ミステリー。

    0
    投稿日: 2006.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    +++ 次々と興信所を訪れては、およそ事件とは思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。いったい、彼女の本当の目的は何なのか? やがて、それぞれの調査報告が、ひとつの輪のように繋がって隠された大事件の全容が明らかになっていく。斬新なスタイルで、読者に挑戦する華麗なるメドレー・ミステリー。  ――文庫裏表紙より +++ サブタイトルは5W1H殺人事件。 WHO?――カメラの持ち主を探してほしい。 WHERE?――Vではじまる単語二つが書かれた緑色のマッチの喫茶店を探してほしい。 WHY?――車の後部シートがはずされた理由を調べてほしい。 HOW?――テープに録音された雑音としか思えない音の中に隠されたものを解読してほしい。 WHEN?――宇野茂男を岡本の空き地へ呼び出して「吉池礼司はいつ戻るのか」と訊いてほしい。 WHAT?――謎解き。 +++ 平林貴子と名乗る謎の女の依頼にまず興味を惹かれる。一見大したことのない事柄のようなこともあるのに、連絡先も依頼の理由も何も明かさないのである。彼女は最終的に何を知りたいのだろう、と勘繰りたくなるのである。しかも、何軒もの興信所にばらばらに違う依頼をするわけも不明なまま物語は進むのである。一軒の興信所が調べ上げた事柄だけでは事件の真相に近づくことはできず、ばらばらに暴かれた真実を繋ぎ合せる手や目や頭がなければ 何も形にならないのである。それは刑事の役目である。だが・・・・・。 思ってもいなかった結末に、気が滅入る。

    0
    投稿日: 2006.09.01