
総合評価
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powered by ブクログ『チボー家の人々』を読む女子学生。毎日読む、読む。物語の中に埋没し常に対話する。こんな熱い本の読み方をしてみたいな。
1投稿日: 2026.02.28
powered by ブクログ狐の書評での絶賛が前から気になってて読了。表題作は読書の喜びにただの大人として平凡に生きる人生へと向かっていく切なさが加わり、でも読書で得たものは確かに心の灯りとなるという本当に素晴らしい物語でした。他作品は今読むと主題より昭和に生きる女性のつらさへの印象が勝った。
0投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ今から四半世紀前の出版。そこからさらに四半世紀以上前を描いた表題作と、出版時点と同時代と思しき併録3作をまとめて読むと、結婚や恋愛の部分に関する価値観の激変は、出版後の四半世紀に起きているのだと痛感する。「マヨネーズ」「二の二の六」のラストには時代を感じてしまう。 漫画としては例えば、急須を裏向けて茶殻を捨てる時に急須の横を手で叩く、その左手の手つきに描き手の力量をみる。
5投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本に没頭する体験だけで物語を成立させた稀有な一冊。序盤は時代や方言に距離を感じても、精密な視線誘導と“間”が効いて主人公に同調していき、終章「帰国」で静かに涙腺を揺さぶられました。漫画の表現幅を確かめたい読書好きにおすすめ。 もっと詳しいエピソード解説や画像つきの感想はブログでまとめています: https://mangadake.hatenablog.jp/entry/587
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログ題名にもなっている「黄色い本」からなる4つの物語。1日中読み耽っている女の子がとても良かった。自分も休みの日は家に籠もって読もうかな? 全体的に、現実と妄想が入り混じっていて非現実感を味わえた。
0投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログお父ちゃんがその本買うか?と実っこにいうシーンが心に残った。好きな本を一生持っているのもいいものだと。結婚する時に、わたしの父が婚約者に向かって「この子に本を読ませてやってくれ」と言ってくれたことが浮かんだ。あのころは、まだどんな気持ちでいってくれたのか知らない世間知らずだった。
1投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ表題作『黄色い本』、こんなお話、よっぽど本が好きでなければ描けないだろうな。物語の世界に没頭して、日常にも登場人物の存在を感じるなんて素敵だ。読み終わったあとに本の奥付を眺めてぼーっとするのも共感した。 CLOUDY WEDNESDAYも家族のあたたかさというか、母の日常を覗けたようで面白い。自分の母もかつては同じように過ごし、わたしに接していたのだろうなとか考えると少し泣けてくる。 方言とか昔の事情?豊富でわからないような箇所も少なくなかったけど、面白かった。
0投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ若い頃に夢中になる没入的世界観と地に足のついた生活の対比が素晴らしくて、読書の魅力の全てが詰まっていた。この世はいい世界なのかもしれないと錯覚した。泣いちゃいました。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ石岡の授業でこの人の漫画を初めて読んだけど、 童謡オマージュじゃないときも童謡みたいなテンションだなーあといつか現代文で出てきた「黄色い犬」だか「黄色い本」だかを思い出した。
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ副題は、ジャック・チボーという名の友人 こんなに本の中の人と共に生きれたら、 いや、こんなにも共に生きたい人に出会えたら、 とてもステキ いつか、チボー家の人々 を読まなければ。
0投稿日: 2025.01.27
powered by ブクログ【たか】高野文子『黄色い本:ジャック・チボーという名の友人』講談社アフタヌーンKCデラックス[図]2025年1月18日[C]絶妙な空気感▷黄色い本:だってあなたとわたしってとっても考え方が似ているんですもの/電気つけると暗いねえ/好きな本を 一生持ってるのもいいもんだと▷CLOUDY WEDNESDAY:そうなのよ もう赤ちゃんじゃないよのね▷マヨネーズ:縁は異なもの▷二の二の六:縁は逃すもの ▷『チボー家の人々』も『チボー家のジャック』も読んだのは半世紀も前なのでカケラも残っていないですが、わりと熱心に読んだという記憶はあるのでこの本を手に取りました。
0投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ《目次》 黄色い本――ジャック・チボーという名の友人―― CLOUDY WEDNESDAY マヨネーズ 二の二の六
0投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ★3.7 黄色い本 どこに着地するのかと思いながら読み進めたらとても良かった 本を読むことへの情熱(?) 「好きな本を一生持っているのもいいもんだと俺は思うがな」 CLOUDY WEDNESDAY よくわからん マヨネーズ ちょっとおもしろい ニのニの六 ちょっとおもしろい この人の作品は意味を求めて良いものと求めてはいけないもののに種類があるように思う 意味を考えるのではなく感じるのだ 思うのだ don't think, feel
0投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログよく分からないのだけれど、かといってうっちゃってもおけない。またいつの日かに再読した上で、再評価としたい。
0投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログフリスタ漫画特集から。自分の中で一致していなかったけど、”ともきんす”も著者の手になるものだったのね。本書については、チボーを読んでなくても楽しめるもんなのか?表題作以外の短編マンガも含め、自分には全然楽しめず。
0投稿日: 2022.10.27
powered by ブクログ長年の目標だったチボー家全巻読了を記念して最後のしめに読む。 前回読んだとき(2009年1月)の感想-----自分自身の「黄色い本」の思い出と相まって読むたびに胸が熱くなる。ラスト近く「好きな本を」「一生持ってるのもいいもんだと」「俺は」「思うがな」の父親のことばで泣いてしまう。
2投稿日: 2022.06.13
powered by ブクログ最近、高野文子にはまっている。遅ればせながら。 この作品も、例に漏れずよい。 何がよいのか、表現力と語彙の不足によりうまく説明できないけれど、とにかくよい。 一回読んで理解できないところもよい。分かりにくいのではなく、深さがある。たぶん。 感じることと読み解こうとすること、両方が求められている気がする。そういった読書体験はとても心地よい。
1投稿日: 2022.05.16
powered by ブクログ図書館で本を借りてきて夢中で読むということをしなかった私の学生時代と対照的。羨ましい。 そして、自分にとって一生持っておきたいと思う本はなにか考えている。 作品によってガラッと絵柄の変わる高野文子さん、好きです。
1投稿日: 2021.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
卒業して就職して結婚して子どもを育てて。時代的にも土地柄でも専業主婦になるしかないかもだけれど、子どもが手を離れたらパートに行って、ちまちま溜めたお金で全巻揃える。 私がミッコならそうする。 それまでは町の図書館や本屋さんで見かけても、決して手に取らない。 そして新しい本の1ページ目を開くとき(勿論目次は飛ばして)「久しぶりねジャック、懐かしいわ。わたし戻ってきたわ」って言うんだよ。もうずいぶん年上になってしまったから、敬語は使わない。(2021-05-01L)
0投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログ作品集。表題作「黄色い本」がとても好き。没入感のある読書体験をしていた昔の自分を思い出して、生活をしているなかで本の内容が思い浮かんだり、登場人物たちの中に自分が入り込んだ気分になったり… 懐かしくなった。またこんな読書をしたい。作中の読書に没頭する少女は高3?進路が決まる時期、雪の多い田舎、手芸がとても得意。彼女が夢中になった「チボー家の人々」を読みたくなった。
0投稿日: 2021.03.11
powered by ブクログ借りて読んだ本 週刊連載の漫画に慣れてるせいか 読み解くまでに時間がかかった でも、コマ割りとセリフの配置で リズムを生み出してるのに気づく 読むほど良く感じる。 この漫画家さん テレビの音が聞こえないところで書きたい という理由で風呂場の脱衣所で 紙広げて描いてるって 話が書いてあったけど…どういうこと!?
20投稿日: 2020.08.27
powered by ブクログこんなふうに、読んでいる本と現実との境目が曖昧になっていくような読書体験が出来たらどんなに幸せだろうか。
0投稿日: 2020.07.12
powered by ブクログ4話収録の短編集。 田家実地子(実ッコちゃん)は、図書室で借りた「チボー家の人々」を、テスト勉強そっちのけ、寝食を忘れるほどに読みふけている。 本の中の登場人物と心が通じ合っていく過程を鮮やかに描く『黄色い本』 ママとルリちゃんとエリちゃん、そしてパパ。 幸せのひとときが愛おしい 『CLOUDY WEDNESDAY』 とあるオフィス。 のんびり屋さんと見せかけて結構しっかり者のたきちゃんと、周りの同僚との暖かい距離感を描いた『マヨネーズ』 ヘルパーの里山まり子が、訪問先で偶然出会った利用者の息子と過ごした奇妙な2時間半の記録『二の二の六』 『黄色い本』は、実ッコちゃんの読書の仕方が本当に理想的。 バスの中で、縁側で、机の上で、そして寝る前。 顔の影で、ページのとこ暗くなってんじゃないの?と思うくらい顔を本に近づけて読みふける実ッコちゃん。 大好きな本を読み終わってしまうときの悲しみと、奥付までしっかり目に焼き付けるところも、めちゃくちゃ気持ちがわかったから嬉しかった。 実ッコちゃんのトーチャンが発する、娘への暖かい眼差しとセリフもすべて心に響いた。 10代で、ここまで没頭できる本を見つけられるって本当に幸せなことだ。 『CLOUDY WEDNESDAY』は、パパが藤岡弘、みたいな風貌でちょっと意外だった笑 そんなパパが久しぶりにお家に帰って来たときにママがふと「かっこいい」と呟くシーンが好き。 『マヨネーズ』は、とにかくラストシーンのたきちゃんがかわいくて大好き。 しあわせはやつは、無敵。 無敵なやつは、やさしい。 この境地に、自分もいけたらなぁ。 『二の二の六』は、仕事とか家事をしながら歌う(しかも懐メロ)人を他人とは思えないので、まり子さんには自信持って幸せになってほしいな…と思った。まり子さんは自分が不幸だなんてあまり思ってないかもしれないけれどね。 そして1冊読み終わったとき、自分も何かに没頭したくなっていたのだった。 没頭=幸せ、なんだな。
1投稿日: 2020.05.19
powered by ブクログ心地よく、頭の中がかき回される感じ。 読み終わると、余分な力がなんとなく抜けていた。 こういう本がかけてしまう人のことを、天才っていうのかな。
0投稿日: 2020.02.29
powered by ブクログ読了日:多分2014年 視線誘導のリズム、軽やかな言葉、etc…極まっている。。。 さらにまじまじ見て、読んで、掘り下げたい。
1投稿日: 2019.09.20
powered by ブクログ高野文子さんの作品『黄色い本(2002)』を読んでみた。”CLOUDY WEDNESDAY”と”マヨネーズ”が特にGood!!
0投稿日: 2019.07.20
powered by ブクログ学生時代からこれまで何度読み返したことか。 現実との境界が曖昧になるほど、本の世界に入り込んでいくあの感じ。そんな読書体験、最近はいつしたかなぁ。 主人公の少女と周りの者とのやりとりにも、ノスタルジーや愛を感じる。私は特にトーチャンとの何気ない会話のやりとりに心打たれた。 「いつでも来てくれたまえ メーゾン・ラフィットへ」 この言葉と最後のページに、いつも胸が熱くなる。
5投稿日: 2019.06.15
powered by ブクログ懐かしく読みました。ブログに思い出を書いてます。https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201904130001/
0投稿日: 2019.04.13
powered by ブクログ友達に借りて読んだ漫画。正直、面白いかはよく分からないけれど、なんだか読み応えのある漫画だったし、読み込むうちに景色の変わる漫画だろうなと思った。 個人的には、「マヨネーズ」のアンニュイなあるあるな感じが好き。人のことちゃんと見てる人が描いたマンガだなという感じがする。
0投稿日: 2019.01.11
powered by ブクログ久しぶりの再読。表題作が何だかすごく胸にしみて、涙が出そうだった。以前読んだときは、とてもいいなあとは思ったが、こんな気持ちにはならなかったのだけど。これもトシのせいだろうか。 先日読んだ萩尾望都先生の本に、漫画のコマ割について詳しく述べられていたのが頭に残っていたためか、高野文子さんのコマ割がいかにユニークか、あらためて痛感した。なにしろ、滑らかに読めない。一コマ一コマで立ち止まらざるを得ないように描かれているように思える。何と言うか、話の流れのためにコマがあるのではなくて、それぞれに奥行きがある感じ。読み進めていくうちに、主人公の実っこちゃんをはじめとして、出てくる人たちのリアルな生活感が伝わってくる。 実っこちゃんが、高校に通いながら、家で家族と生活しながら、学校の図書館で借りた「チボー家の人々」を読んでいく。実っこちゃんは、現実と、本の中と、二つの世界を生きている。自分もかつてはそうだったような気がして、懐かしいような切ないような、なんとも言えない気持ちになった。お母さんに怒られながら布団のなかで読んでいる彼女は私みたいだ。 本の中でジャックは死んでしまい、実っこちゃんはメリヤス工場に就職する。お父さんがすすめてくれたとおり、実っこちゃんは「チボー家の人々」を買っただろうか。またメーゾン・ラフィットを訪れただろうか。
1投稿日: 2018.07.27
powered by ブクログ◆きっかけ おおかみこどもの雨と雪で、ハナの本棚が気になってググった時に、その中の一冊として紹介されていて。 ◆感想 2018/6/20
0投稿日: 2018.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「自分は実っ子だ...。」 そう思う読書好きは多いと思う。 偶然出逢った本にのめり込み、車中でも、お布団のなかでも、読んでないときでも、登場人物たちと共に生き、会話をし、そのなかのひとりに恋をし、物語の終わりには別れがくる。 そういう本は限られていて、実っ子と『チボー家の人々』のような幸福な関係にはなかなかならない。 本の世界が日常生活を侵食してくるような関係には。 実っ子は学校の卒業を控えていて、冬が過ぎれば図書館の本を返し、就職しなければならない。 そう、社会ってやつに組み込まれるのだ。 たいして『チボー家のひとびと』は革命や恋、非業の死に彩られた世界。 どんなに望んでも願ってもその‘世界’には行けない。 うまいなあ、と思ったのは実っ子を夢見る少女ではなくリアリストとして描いたこと。ちゃんとそういうことは‘覚悟’しているのだ。 でも‘現実’で気になった男の子へのほのかな思いを‘本の世界観で’書き消していたのには笑ったなあ。 「ジャック!彼に騙されてはいけません!彼は同士ではありません!」 そんな本に出逢えた娘に気づき、 「好きな本を一生もってるのもいいもんだど」 と注文してくれる父親に胸一杯になる。 『マヨネーズ』と『二の二の六』のふたつの高野さん的恋愛漫画も好きです(^-^)/
20投稿日: 2018.01.01
powered by ブクログ様々な人間関係の中で生じる空気感や会話の中での間が上手に表現されていて独特の世界観がある。 少し難しい表現もあったが、面白かったのでまた読み返したい。
1投稿日: 2017.12.04
powered by ブクログさすがの画力、デザイン性。 一コマ、一コマに意味があり、コマとコマの間のつながりを理解し、それをストーリーとして味わうのに、時間がかかる。なので、するする読めない。じっくりじっくり読む。 生活の一場面を職人芸のように、きりとるような。 マンガ。 この本にでてくる女の主人公何人かは、ダメな男に弱いのかな?と、感じた。 イヤで、せこいけど、魅力的という書き方なのかな? それとも、男なんて、そんなもの。という突き放しつつ、暖かく見守る母性本能なのか? 私が女だったら、普通にかっこよく、やさしい男がいいな。
0投稿日: 2017.08.09
powered by ブクログ山村修『遅読のすすめ』を読んで この本のことが書かれてiいて 読んでみました。 なんだか良さが分かりませんでした。
0投稿日: 2016.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
穂村弘氏のエッセイで紹介されていた。 初めて読んだ、こんな漫画。小説は想像力を要するもの、漫画は頭ゆるゆるでも読めるもの、と思っていた。その先入観をひっくり返してくれた。1回読んだだけじゃ理解できなかった。 本に夢中になるあまり本の世界に入り込む、表題作『黄色い本』。本の中では何にだってなれる。いや、子どもの空想の世界で不可能はない。そんな懐かしい感覚を呼び覚ましてくれた。
0投稿日: 2016.10.31
powered by ブクログもう一度。何度でも何度でも読み返す。「好きな本を一生持ってるのもいいもんだと俺は思うがな」実ッコが戦ってるものは何なんだろうな、そんなことを何度も考える。ワタシもこんな風に本を読もう、と思う。
1投稿日: 2016.10.06
powered by ブクログ2015.10 1回じゃわからず、少し置いてまた読んでみた。なんだかわかんないけどなんだかおもしろかった。おもしろくて切なくて温かくて悲しくてかわいくて難しくて。これからも読み続けていって、その度にいろんなことを思うのかなー。初高野文子さんだったので、他も読んでみるー。
0投稿日: 2015.10.20
powered by ブクログ表題作は★★★★★ もちろん他も素晴らしい。 高野文子は一生読める漫画。 読み捨てではなく家に永久保存したい本。
5投稿日: 2015.09.22
powered by ブクログコマの流れが独特で、再読してやっと内容が分かった。 滋味深い日本映画の様に話が構成されている。 凄いなあ。絵も素晴らしく巧い。 他も読んでみよう。
0投稿日: 2015.05.14
powered by ブクログうーん、やっぱり高野文子というのは、一回読んだだけでは良くわからん、というのが正直なところだ。で、ヘンテコな絵で、わかりにくいストーリーなのに、もう一回読んで見たいという気にさせられる不思議な魅力を持っているとというのも正直な感想である。
0投稿日: 2015.02.07
powered by ブクログそれが本であれ人間相手であれ、大切なのはいかにして出会うかだ。本当に大切な、心に残る相手や作品というのは出会うべき時に出会い、そこに必然性がおのずと宿ってしまうもの。それは私の人生に寄り添い、並走し、いつか離れてしまう時が来ようとも私の中に留まり続けるのだ。『チボー家の人々』と出会うべくして出会った地方の高校生本を描いた本作は、読むことの純粋な喜び、いや、人生の支えとなるものと出会うことのできた喜び、その美しさを無造作に差し出しどこまでも震えさせてくれる。目を開かせてくれる。ただひたすらに、突き刺さる。
0投稿日: 2014.11.21
powered by ブクログチボー家の人々に陶酔する田舎の女子高生のはなし。あーこういうときあるよねっていうなんとなくノスタルジー。最後のオチが素晴らしいと思った。 他の作品もきれいすぎない、リアルな感情や関係がすてきだなと感じました。
0投稿日: 2013.12.12
powered by ブクログ何気もなく開いてみたりすると、うっとりしちゃう。なんか眺めてるだけになって、呆けっちゃったりしてさ。ああもなんだか、うらやましい。
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログ何度も何度も読むにつれて、この本の良さが分かってくる。あぁ、こういう意味なんだ、とか、こういう思いがあるのかなぁとか。
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログこれは…こんな感じ初めてなのだ(;゚д゚) 漫画を読んだはずが一冊の本を読書したような読後感?! 本が好きな僕は気に入った(〃ω〃) 正直、一回目では面白いとは思わなかった(-ω-;) でも二、三回と読むと何故だか面白くなってくる!まさにスルメ本!! 何度も読めるから限られたお家のスペースにこの本を置くことに僕は決めたよ(。・ω・。)b 内容は『元祖、日常系漫画』?
1投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログ表題作「黄色い本」を筆頭に、4つの短編漫画が収録された本作。ここでは表題作「黄色い本」について。 女学生である主人公・実地子が、『チボー家の人々』という作品を読み終えるまでを描いた、言ってしまえばそれだけの作品です。 とは言え、周りのことや周りの音が気にならなくなるほど夢中に本を読みふけったり、夢中になりすぎて自分が本の世界に入り込んだり、残りページが無くなる間際の一種の寂しさだったり。本好きとしては「なんか、分かる」としみじみ共感できる部分も。 現実と本の世界を行ったり来たりする展開に最初は戸惑いがありましたが、繰り返し読むことで不思議とクセになる1冊です。
0投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログ大分前に評判になっていた時期に買って、もう一つピンと来なくて、久々に本棚から引っ張り出してきて再読したのだけれど(ほとんど内容は覚えてなかった)、やはり今回もピンと来なかった。表題以外の短編の話運びもあまり好みでないところを見ると、あまり合わない作家さんの様子。 「チボー家の人々」が取り上げられているけど、自分にとって特別な本との出会い、読書体験を描いた作、という点では好みから外れる訳ではないのだけれど。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ「チボー家の人々」読まなきゃ。 同じような状況で読みたかったが、手遅れか。 女学生に戻りたいのう。
0投稿日: 2013.03.09
powered by ブクログ表題作に対するレビュー。 主人公の実ッコが一冊の本を読み終えるまでの話で、首尾一貫それだけの話と言って良いと思います。 本の中の崇高な世界とありふれた田舎の生活が同時に混ざりながら進んでいきますが、この辺の書き方が非常に巧みで、普段の生活と本の世界が曖昧になるクラクラした感覚を共有できました。 大きな波のあるストーリーではありませんが、最後まで不思議と読んでしまう魅力があります。 絵が魅力的なのはもちろん、動きや擬音が気持ちいいというのもあるかもしれません。 実ッコが自分なりの答えを見つけたような終わり方は読後感が良く、たまに本棚から出して読みたくなります。
0投稿日: 2013.02.28
powered by ブクログあまり読書家でない私にとって、あまりピンと来なかった。 が、 「読書の世界へようこそ」 と新しい世界へ招き入れられたような、 入り口となる一冊。
0投稿日: 2013.02.09
powered by ブクログ貸してくれた先輩に感想をなんて伝えようかとても迷う。 読書の終わりはお別れなんだ。 最後のページを何度も開き、この世界に入り込みたい、この人達のここからの時間を共有したい、と思った時の気持ちを鮮明に思い出す。 「好きな本を一生持ってるのもいいもんだと俺は思うがな」 というお父さんの言葉に頷きながらも、実ッコちゃんは買わないんじゃないかなと想像する。 そしてなんとなくその気持ちも分かるような気がする。
8投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログ一コマ一コマが生き生きとしてて、過剰に飾り立てたりしない、言ってしまえば必要最低限の表現で、ここまで胸を震わす。のがすごいです。
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログ(図書館にあります)マンガなんだけどね。いいですよ。時は昭和30年代。フランスの作家デュ・ガールの「チボー家の人々」(めっちゃ分厚い本)にほれ込んだ青森の女子高生。主人公の革命家青年ジャックとの出会いと別れが、陽光のきらめくフランスと、雪の降り積む青森の片田舎を行ったりきたりしながら描かれる。ふわりふわりと進んでいく物語の奥に、確かな芯がある。読書派ならわかる素敵な作品。
0投稿日: 2012.11.16
powered by ブクログ絵柄が受け付けないけれど、すごい技巧だと思う。 すごく好きで、その本の世界に入り込んでしまって登場人物と会話しちゃう感覚、昔はあったなー。 マヨネーズという話もなんだか味わい深かった。
2投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログこちらは短編集のマンガです マンガが好きで課外活動コミュでは漫画読書会たるものを開いております。 (5/27はスラムダンクをやります、みんな来てね!) そこで紹介してもらった、マンガの面白さを再認識した作品。 何しろアングルが凄い「ハエのような視線」とも言われているらしく遠近・角度・構図が自由自在。 そしてスルメ的な味わいのあるマンガ。 「就職を控えた女学生が、図書館で借りた本の登場人物に自分を重ねながら読みふける」 あらすじを言ってしまえばこれだけの平凡な話なのに 絵の構成が面白いので何度も読みたくなります。 また、本好きの人ならばわかる、好きな本を読み終わってしまったときの微妙な寂しさのようなものも見事に描かれております。 子供では良さがわからない大人のマンガとはこの本なのだと実感できる本です。
1投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ黄色い本 ジャック・チボーという名の友人 Cloudy Wednesday マヨネーズ 二の二の六 めちゃくちゃに巧い。 感動とかどうとか以前に、その技巧に驚愕。
0投稿日: 2012.06.11
powered by ブクログ画を見せる技が凄いです。 人間の奥底の心理をここまで表現できる方を他に知りません。 才能に恐怖すら感じます。
0投稿日: 2012.05.03
powered by ブクログある日、沢山本を読んでいそうな人が「読書してて共感したり誰かに感情移入したりする事が全くない、ましてや声が聞こえてくるなんて私には有り得ない」と言っていた。 …何だろ、自分がこの漫画が好きなだけに妙に哀しかった。
0投稿日: 2012.04.11
powered by ブクログ読書に没頭してた中学生時代をリアルに思い出した。 そうそう、こんなだった。 こんなジレンマ感じてた。 もどかしくて切なくて懐かしい時代。
0投稿日: 2012.03.14
powered by ブクログ地元の図書館。主人公が本にのめりこみ、ジャックと一体化していく様が面白い。同時収録『マヨネーズ』もよかった。
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログ相変わらずの鋭い目線。澄み切った冷たい川のような作品。 どんどん世界がクリアになっていく。こんな田舎で、デュ・ガールを読むなんて、そりゃ理解されないだろうな。孤独感とか、連帯感とか、そういう所でもがいているこの世代独特の雰囲気がこの本全体から漂っていた。何度も読みたくなります。
1投稿日: 2012.03.09
powered by ブクログ再読 この本と「絶対安全剃刀」と通販で購入したのが約5年前。難解でやはり好みに合わなかったから整理して手放すと決めて取り出していた。処分する前に再読。当時とまた感想が違う。惜しいかなやっぱり。
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログ本を読む幸せをめいっぱい感じることができた。 物語に没頭するあまりに現実と本の世界の境界がおぼろになる場面は圧巻。ところどころに斬新な表現が取り入れられている。
0投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログ2004年に読んだ中ではこれがベスト1です。 「チボー家のジャック」を読んだ少女時代の思い出をコラージュのような短編マンガに仕上げたものです。 翻訳者の遺族の了解を得て、翻訳の文章が途中に織り込んでありますが、これは訳者には最大のオマージュになったかも。 読書好きの人たちの間ではかなりの話題になったもの。 Amazonで内容を知らないまま取り寄せたけど、う~ん、参ったという1冊だった。評価は、満点。それしかないでしょう。
0投稿日: 2011.09.19
powered by ブクログ完了日 : 2009年03月06日 深くて静かなのがいい。 私の中ではマンガという範疇にはない作品。(マンガに失礼か?)久々に手にしたら黄色いカヴァーが本棚で日焼けして白地になっていた。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログそう、誰にだって「黄色い本」があったと思う。 読んでるとすっかりその世界に吸い込まれてしまって、夢中で、一緒に生きている気持ちになってしまった本。 幸福な読書。
1投稿日: 2011.06.25
powered by ブクログ日常のさりげなさ、ユーモア、そしてちょっとの冒険心が一杯に詰まってる漫画。 ちえちゃんの回がとっても好き。
0投稿日: 2011.06.16
powered by ブクログ「虫と歌」の市川春子さんがかなり影響を受けているらしいということで読んでみたのですが、僕にはちょっと早かったようです。
0投稿日: 2011.06.03
powered by ブクログ表題作の「黄色い本」が圧倒的に素晴らしい。いままで読んだ中中でもベスト。 田舎の少女がチボー家の人々を読む。ときに現実と物語を重ね合わせ、ときに物語の人物と語り合いながら、少しづつ少しづつ噛みしめるように読み進めていく。やがて物語は終わるし本も返さなくてはならないけれど、読んでいるこの時は今しかないしそれは一生のものになる。 忘れられない本との出会い、素晴らしい読書体験、そういうものを追体験させてくれる。読書体験をここまで表現しきった作品は、他に知らない。
0投稿日: 2011.05.28
powered by ブクログゆるゆるとした雰囲気が不思議です。 全体を通して出てくる、頭の中で空想が膨らんでいくという思考の癖が、私と似ているな…と感じました。 それをテーマにしただけで作品になるなんて凄いです。 絵も上手くて羨ましい。俯瞰のアングルが良いです。 特に『黄色い本』。 現実よりも物語に興味をもったり、物語の世界が頭を埋め尽くして現実と物語が混じっていくさま。 今まで何より近く自分と一緒にいたもの(物語)との別れ。 何度か読み直す度に、じわじわ魅力が増すように感じました。 それから、1ページ目…計算された綺麗な画面に感動しました。
0投稿日: 2011.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ナイトアイで松本愛が「一番大好きな、嫁に行くときももっていく本」として紹介してたので、借りてみた。新潟出身の人らしいが。しげは理解できないほど、意味不明。ジャックチボーの話は松本愛の話を事前に聞いてたから分かったし、涙ぐんだんだろうと思う。ちょっと私にはあわないかな。あのOLさんが結婚する話は全く意味不明。最後のヘルパーの話はそれなりに分かったけど。
0投稿日: 2011.02.24
powered by ブクログはじめて読んだ時、嬉しくなった本です。 自分と感性が近い友達に紹介したくなりました。 本を読む時の引き込まれて行く感覚や、昭和という時代背景、主人公のみっこちゃんという名前、青森のなまりなどちょっと子ダサくてかわいい暖まる設定全てがうまくシンクロしていてかなりツボでした。
0投稿日: 2011.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「いつもいっしょでした たいがいは夜 読んでないときでさえ だけどまもなく お別れしなくてはなりません。」(p71) 感動の最高潮場面のフレーズ。 本を読み終え、本の世界とお別れすることと高校を卒業すること。 どちらもすごく切ないから、私自身と重なって、涙がにじむくらい、感動した。
0投稿日: 2011.01.11
powered by ブクログ本を読めること、その幸せ感にジンとくる。 高度成長期時代、地方都市に暮らす、女子高生実地子。 彼女が静かに読み耽るのは「チボー家の人々」全5巻。 雨の通学バス内で、授業中に内職しながら、家では布団にくるまりながら、 窓辺の月明かりで、本の世界と現実感が入れ交っていく。 就職という現実を目の前にして、本の世界のジャックへと別れを宣言する。 でも、これはひとつの別れであって、まだまだたくさんの本に出会えるということなのだ。 でも、学生時代にのめり込むように読み耽った作品というのは、やはり一生ものになるだろうなぁ。 「好きな本を 一生持ってるのも いいもんだと おらは 思うがな」 「本はな ためになるぞう 本はな いっぺえ読め」 実地子の父が、実地子に語る言葉。 本を読むことが出来る幸せ、いつも感じていたいです。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ表題作は、いなかの青春まっただ中の少女・実ッコちゃんが「チボー家の人々」を夢中で読んでいく様子と、彼女の現実の生活が描かれている。読書を邪魔されて腹が立ったり、本の中の思想家の若者と一緒にドキドキしたりする気持ちが、「身に覚えがあるなぁ~」とすごくわかった。 ラストで実ッコちゃんが本を読み終え、現実世界でも学校を卒業して、社会に出るあたりは、ちょっと切ない。「チボー家の人々」の登場人物に別れを告げるシーンは胸に迫るものさえある。 他3篇も滑らかなタッチで小さな、でもユニークな話が描かれていてほっこりする。
0投稿日: 2010.10.04
powered by ブクログ高3の時に読んだ。本の世界と過ごす感覚や、進路に悩む気持ち‥その時の自分にすごくしっくりきた。 感動して鳥肌立った。 もろに影響を受けて、「チボー家の人々」を図書館から借りて読んだり‥ (と言っても「チボー家の人々」は、本当〜に長くて「父の死」‥12巻くらいまでで止まっている) 『自分の好きな人を大切にすることは それ以外の人に 冷たくすることになるんでねぇの』 とか 真に迫る言葉がたくさんあった。 絵もすごい良くて、 『電気つけると夜んなったねえ』 っていうコマとか‥‥ 本当に素晴らしいです。 最近、昔の思想家や60、70年代の学生運動に関する本を読んだので「革命」というものが前よりもわかるようになった。 今読み返したら、高校時代に感じた気持ちに一層深みが入りそうな気がする。
0投稿日: 2010.07.27
powered by ブクログ謎~な雰囲気のお話ですが繰り返し読むごとに 発見がいっぱいありどんどん面白く感じました。 子供の描写がかわいすぎ!
0投稿日: 2010.05.05
powered by ブクログゆっくり読むと、味が出るのだけど、自分のペースに合わなかった。ただ、黄色い本は、とっても詩的だし才能を感じる。絵もうまい。視点がいろいろ変わり、とっても立体的に感じる。独特で、賞を取っただけのことはあると思う。
0投稿日: 2010.04.08
powered by ブクログ私はもう若くないので黄色い本はものすごく遠い視点から読みました。このなかで一番好きだったのは“マヨネーズ”たきちゃんの恋愛の過程を見ていくのがとても楽しくてこそばゆかった。秘密を覗きみてる感じ、だから好き。
0投稿日: 2010.04.06
powered by ブクログ青春時代に、心に沿う一冊の本と出会った人なら、 この、映画のような漫画に、すっかり持っていかれると思う。 よくわからない、難しい、という人もいるけど 頭で考えるのじゃなく感覚で読む感じ。 主人公の実ッコちゃんに、す と入っていくと良い。 こまかい描写も、ひとつひとつが意味を持ってる。 日常生活に、こんなやさしい目を持てたら良いなと思う。 表題作以外の作品も秀逸です。 漫画好きを自負するならば、 日本ならではであろう、この空間の描き方、 侘び寂びさえしみとおった線を、 映画を見るように、読み込んでみてほしい。
0投稿日: 2010.02.09
powered by ブクログ高野家の人々 まんがという読みものなのに、そのまんがの主人公は ずっと黄色い本(チボー家の人々)を読んでいます。 高野さんの自伝的まんがです。主人公のお父さんのセリフが いいんです。 「好きな本を一生持ってるのもいいもんだと俺は思うがな」 「本はな ためになるぞう」 「本はな いっぺえ読め」 ― はい、そうします。
0投稿日: 2010.01.27
powered by ブクログ本好きの友人に勧めたい一冊。 幸福な読書、没頭する時間。 映画の様な視点。ラフな線で描かれる大胆な構図とコマ割り。 つんたっ。 頓挫する革命に、現実との折り合い。 手元に置いて、何度も読み返したくなる本に出合える幸せ。
0投稿日: 2009.12.27
powered by ブクログ女が本を読むと腰が重くなって動かない、といういたって庶民な哲学のうちだったので、本を読んでいると怒られた。のちのち黄表紙を読み耽るいがいなんにもしなかったヒイヒイ祖母さん(このとき身代が潰れたらしい)のせいだと知るが、いまでも実働と読書は本当は相性が悪いと思っている。 だから、実ッコちゃんの作中人物と友達のように対話してしまう読み方も、好きな本を一生持っているのもいいもんだ、というお父さんも、すごーく羨ましいのに、ちょっと胡散臭く思ってしまうのだ。どこか不自然で、せいぜいここ数十年のことっぽい感じ。地に足着いた彼らのその空間がどっか浮遊してるようにも見える。たぶんそういうところも折り込み済みなんだろうなー、と思えるのが高野文子のコワイところ。凄いバランスです。
0投稿日: 2009.12.25
powered by ブクログ表題作「黄色い本」だけなら星5つ 過ぎた日々は二度と取り戻せないことを ちゃんと分かっている主人公、ぐっとくるよね
0投稿日: 2009.11.11
powered by ブクログんー。 じーっくり、入り込んでいく感じ。一筋縄じゃいかないよ。 とりあえず チボー家の人々 を、読みたいです。。 **再読 最後まで読んでなかったらしい。後ろの方の話たちは好きだった。 もう記憶通り過ぎていったけど。。
0投稿日: 2009.10.12
powered by ブクログ無駄な線が無くてとても読みやすい。線の一本一本が生き生きしている。 『チボー家』と主人公の世界が交錯していく様子は、僕にとって理想の読書のかたちだ。 20代を越え、会社勤めで忙しい今ではそんな読書は出来ないのかもしれないと思う。
0投稿日: 2009.09.28
powered by ブクログ本の世界に引き込まれていく“感覚”を、絵で、マンガで表現できるって、すごい。 まるで映画を見ているような気分になる。
0投稿日: 2009.09.09
powered by ブクログお父さんがすてき! こんな人になりたいです。 好きな本をいつでも読めるって、とても大事なことですね。
0投稿日: 2009.08.23
powered by ブクログ第7回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作で、ずいぶん前から話題になっていたコミック。 気になっていたコミックだが本屋で見かけることもなく、とくに探したりもしなかったので忘れていた。それが先日久しぶりに行った本屋に並んでいて、そういえばこれ読みたかったんだと思い出して買ってきた。 表題作と、「CLOUDY WEDNESDAY」、「マヨネーズ」、「二の二の六」の4編が収められている。 ……なんか、ちょっと想像していたのとだいぶ違うのでびっくり。第一印象は、「……絵がコワイ(汗)」だった。 表紙の絵なんかはかわいらしい感じで、基本的にはかわいい部類に入る絵なのだが、シーンの切り取り方がおもしろい。アングルに迫力があるというか。なんてことないシーンなのに、妙に訴えかけてくる何かがあるようで無視できない迫力。その力に圧されて「コワイ」と感じてしまったのだ。今までに読んだことがないタイプだ。 しかし何回か繰り返し読んだら慣れて、良さがわかってきた。 表題作は、本が好きな者には深く共感できる。そうそう、大好きな本と出会ってその中に入っていく幸福ってこういう感じ、というのが描かれている。『チボー家の人々』を俄然読みたくなった。 わたしはお父さんが好き! 学校の図書室で借りた『チボー家の人々』を読みふける実ッコに、その本買うかとたずね、もう読み終わるからいい、と実ッコが答えると、 好きな本を一生持ってるのもいいもんだと 俺(オラ)は思うがな と言って笑うお父さん。 実ッコ 本はな ためになるぞう 本はな いっぺえ読め (2006.12.28)
0投稿日: 2009.07.22
powered by ブクログ本を読むと言うとても些細なことが、どれくらい幸福なことなのか、を教えてくれる。 抱きしめたくなるくらい幸せなお話だった。
0投稿日: 2009.03.28
powered by ブクログ【ジャケ評】 黄色い。レトロな長体フォントがすてき。 作品としては「棒がいっぽん」の方がおすすめ。 高野文子は小説などの装丁イラストも描いています。
0投稿日: 2009.01.15
powered by ブクログ某書店のPOPに「本好きならこれを読んで号泣!!」のようなことが書かれていた。 さすがに号泣はしなかったが、POPをつくった人の気持ちはよくわかった。
0投稿日: 2009.01.04
powered by ブクログ小学校・中学校時代の私は、毎日本ばかり読んでいて日常と本の世界が混在した空想の世界に住んでいました。あのころの気持ちをこれだけ分かりやすく、リアルに思い出させてくれた本は他にありません。
0投稿日: 2008.12.25
powered by ブクログ面白さ、という面でいったら、そうでもない。 けど、うまさ、という面でいったら、べらぼうにうまい。 描かれている手つき、顔つき、コマ割り、余白、ベタの割合、漫画で表現するべきすべてが、独特で巧みです。 チボーを読みふけるあの心境。よくわかる。そういう感じだった。
0投稿日: 2008.10.27
powered by ブクログこの方の漫画は、近年になればなるほど手法がそのまま作品になって分けられない。ストーリーやせりふはあくまで漫画の中のいち要素であって、余白とか、すべての要素をあわせてやっと「黄色い本」という表現が出来上がっている。そして作品を重ねる(少ないけど)ごとに、次の作品、次の作品に手法ごとごそっと織り込まれているような気がする。うなるばかりです。
0投稿日: 2008.10.08
powered by ブクログなんって文学的な! 「水したむ」なんて言葉遣いも! 動きとか表情とか、すごく適切。子どもの動きとか。素晴らしい感性… 他の3篇もとても面白い。高野文子すごい!
0投稿日: 2008.08.12
powered by ブクログ我こそは本の虫だと断言できる方。 この漫画に共感せずして、他になんの本に共感する!? でも、もうこんなに本の世界にのめりこめなくなっちゃったなあ。。。 この漫画の感覚が味わえるのは、若い時の読書の特権なのかもね。
0投稿日: 2008.08.06
powered by ブクログ漫画を畳派とフローリング派に分けたなら … 掘りごたつ。だと思うんですね。 分けた意味ないんだけど。 オルタナティブって言葉は似合わないと思って。 だから、掘りごたつ。
0投稿日: 2008.06.23
powered by ブクログ漫画を積極的に読んできた訳ではないので、今更悔しがるのも可笑しなことだとは思う。思うけれども、高野文子という作家を知らずに居たことは残念なことだったと思わずにはいられない。 清原なつの(自意識の最高に過剰な思春期にりぼんを女子に頼んで買ってもらったりするような)ファンであることを自認する身としては、決して漫画に偏見がある訳ではないけれど(といいつつやっぱりあるのだろうけど)、こんなに文学的な作品があることを知ると、もっと年齢的厚顔無恥ぶりを発揮して読むべきなのかとも思ったりする。それほどに「黄色い本」には感じるものがあった。 この作品集に収められている中では、やはり「黄色い本」が秀逸だと思う。シュール、と言ってもいい。もしも、この入り組んだような(といっても淡々と進行する一本道のでもある)ストーリーに錯綜するように入り込んでくる様々な登場人物の断片的な思いを放り込むというスタイルを、高野文子が意図的にやっているというのであれば、これはレリスの日記を読むことに類似した興奮があり、自然にやっているというのであれば、むしろゴッホを観るような楽しさがある。 自分もりぼんと並行するように黄色い本を読んだけれど、読んだという記憶しか残っていない。残っていないはずなのに、小見出しのページをクリップで挟むというエピソードにひどく共感する、その不思議な記憶。心地よい。 少し小難しく考えるに、どの作品にも共通すること、それはある時点から別の時点への移動の中で、個人の中におこる感情の持続・変化というもの、平たく言い換えれば、引きずっている感情、生まれ直す感情、そして新たに起こる感情などなど、そういう諸々は、別々のプロセスではなく渾然一体となった感情の波に過ぎない、ということへの確かな検証であると思うのだ。 その「解らないことは結局は解らないかもしれない、けれど、自分の今を見つめるためにじたばたしてみる」という態度に強く引かれる自分が居ることを意識する。
0投稿日: 2008.06.11
