Reader Store
陽炎の旅人
陽炎の旅人
天童荒太/毎日新聞出版
作品詳細ページへ戻る

総合評価

10件)
3.7
2
3
5
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『青嵐の旅人』を読んでから少し時間が開いてしまっていたが、読み始めたら記憶が戻って来た。 敵であろうとも悪人も善人も問わず、人という生き物の命を等しく救おうとするヒスイと救吉に心を揺さぶられる。 狼助も救うとは。まじりっけなしだな!

    10
    投稿日: 2026.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作家さんの歴史小説は初めて読む。 「青嵐の旅人」の続編だと、後で知った。 この本の続編の「流星の旅人」も出るらしい。 主人公のヒスイと救吉、辰之進がとても人間として素晴らしい。 大政奉還で、幕府が終わった明治政府になるまでの、まさにカオスと化した日本を人間主体で良く書かれている。 勝海舟、坂本龍馬、伊藤博文、新鮮組、 または、夏目漱石、正岡子規の名前が出てくると、 戦の中で、よく生き延びたものだと思った。 学生の頃は、歴史とかとても苦手だったが、 大河ドラマなど、ストーリーがあると、 とても読みやすく、人間ドラマとして楽しめる。 学校の教科書も、もっと工夫をしたら、 子供達も歴史好きになれるのでは?

    32
    投稿日: 2026.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「青嵐の旅人」の続編。 まだ続きありそうだなと思ったら、既に次のものもあるそうで、納得。 今回は彰義隊の上野での戦いがメイン。 ヒスイや救吉が幕末の有名人たちと知己になりまくっていく都合の良さは、前作同様。 ただ、前作に比べるとなんだか全体的に薄らぼんやりに感じてしまいました。 登場人物たちそれぞれの影が薄いというか、あんまり魅力的に感じられなかった。 唯一、勝海舟は良かった! そんなこと言いつつも、続編も必ず読むと思いますが。

    1
    投稿日: 2026.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    幕末の戊辰戦争を描く歴史小説。 「青嵐の旅人」の続編。 本巻は上の戦争を描いています。 前巻では架空の登場人物の都合のよさと理想の高さが鼻につきましたが、慣れてきたの もあるのか、本巻では面白く感じました。 主要登場人物が死なないのも、昔の大河小説っぽくてうれしかったです。

    1
    投稿日: 2026.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恐らく「悼む人」以来の天童荒太。 シリーズ前作「青嵐の旅人」は未読だが、「悼む人」以来の純粋に善意の人という命題は不変らしい。 幕末の争乱の中でただただ人の生を願い、戦いの只中にあえて身を置きながら、敵味方の区別なく傷病者を救おうとする鷺野ヒスイと救吉の姉弟と、義に生きる伊予松山藩士青海辰之進。 本書は上野のお山での彰義隊の戦が中心で、幕末の著名人が数多登場するのは(多分)シリーズ共通。 続編「流星の旅人」も刊行の予定とのこと。

    1
    投稿日: 2026.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作家さんが時代小説書くんだ!!と驚いた。何作かあるらしいので読みたい。 大政奉還のころは、世の中カオスだったんだな。

    5
    投稿日: 2026.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    平和な世の中を希求するヒスイと救吉が、今回は戊辰戦争の渦中に身を投じてゆく。市井の人であるヒスイや救吉を投入させ、より戦の愚劣さを際立たせる技巧は圧巻。史実を基に、温かみある人間模様にも注目。早くも続編が楽しみだ。

    5
    投稿日: 2026.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    幕末期のオールスター登場小説。 勝海舟、新撰組原田左之助と沖田総司、松本良順、大村益次郎、西郷隆盛、夏目漱石等々。 時代が重なるから出会っていても不思議ではないかもしれないが、これだけの人物たちを関連させて物語を構築するには無理があるように思えた。 時代小説であり想像の部分がある事は前提としても、少しやり過ぎな感じのする小説だった。

    1
    投稿日: 2026.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙からなんとなく察してはいたものの、開いてみたらやはり時代もので、なんとなく今読む気分じゃないな〜と思いつつも読み始めてみたら、スルスルと最後まで読んじゃいました…リーダビリティーの凄さよ…。 そして…シリーズものなのね…(^◇^;)また前後も読まなくちゃだわー(笑)

    1
    投稿日: 2025.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    天童荒太作品の青嵐の旅人の続編。 相変わらず歴史に弱い自分は読むのに時間がかかり、登場人物の理解も難しかったのだが、前編に続いて、伊予松山の若者の救吉とヒスイ、辰之進の活躍には心躍るものがあった。 救吉とヒスイは医術を志し、人々が傷つけあう戦に心を痛め、何とかして人々が戦わずに生きられないものかと願っている。 そして今回も歴史上の有名な人物との関わりがあった。 前編で辰之進が討ち果たしたと思っていた鷹林は救吉とヒスイの手当で命を救われたが、記憶をなくしていた。 救吉、ヒスイ、辰之進はこの先どんな人生を生きていくのか、次作流星の旅人の上梓が待たれる。

    2
    投稿日: 2025.12.13