
総合評価
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powered by ブクログ漫画家島本和彦が若者に贈るメッセージ本。非常に島本和彦らしい言葉があちこちに散りばめられており、ニコニコ読んでしまう。漫画家としての半生記みたいな内容にもなっており、いろいろ興味深い。 ビジネス啓蒙書にもなりえる内容であり娘さんや会社の若手、部下にも読んでもらいたいくらい。
1投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログすごい。なんかすごい。内容は無いのに魂がある。島本和彦は文章でも島本和彦で、なぜか今読み終えたこの瞬間、とても感動している。右隣に島本和彦がいる。学生の頃の前の席に島本和彦がいる。そんな記憶に入れ替わっている。私は島本和彦が好きだ。作品も好きだが、島本和彦も好きだ。大好きだ。
1投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ島本和彦先生の熱血漫画家としての締め切りと対峙。 本と言っても語りを活字にしたもののようです。 ファンの一人としてはとても心苦しいのですが、先生はやはり漫画家、マンガでこそあの熱量が伝わるのだなと…ファンでなかったら星一つ、ただし付録こそが本体でありそれで星一つプラス、ファンなのでもう一つプラスという感じ。 吼えペン読み返して冷めてしまった血を戻さなくては
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ自分をとことん追い込んだら、物凄いものができるはずだ、といった願望とか妄想みたいなものは誰しも持っているのではないかと思う。そんな勘違いというか自惚れがなければ誰もチャレンジできないのだが、漫画家ほど年がら年中追い込まれる人種もないだろうと思う。 チャレンジする事自体をギャグと表裏一体の生き様にしてしまうというテクニックはまさに島本和彦先生の真骨頂。 失敗したら謝れば良いし、最後はカッコよく負ければ良いさ! 締切を無視して小学館の謝恩会に行ったことへの詫びが何度も出てくるギャグにも笑う。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オススメで流れてきた書影を見て慌てて購入。 書影だけで笑いが止まらない。勿論頭の中には「燃えよペン」の例の矢印重なってるスケジュール表がうかんでいる。 文章も島本先生の声が聞こえてくる魂こもったやつなのでパラパラっと適当などこのページ開いても何か迫ってくるものがある。一読後はふ~んなんて思ってても読み返せば返すほどえっこれマジすごい本なんじゃね??って思ってくる。再読必至ですね! 巻末の名言集最高すぎる!
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ(きりがないのでなるべく厳選して、と思いつつ、けっきょく10月の新刊は3冊全部買ってしまった⋯「ちくま」11月号の川添愛による書評を読んだらもう買うしかない読むしかない) 40年余締切と闘い続けてきた熱血漫画家が自身の仕事を振り返って伝える締切の極意。人気作家などなら「締切は破るためにある」とうそぶく向きもあるだろうけど、この著者はどちらかというと全力で守るべく数々のピンチを乗り切ってきた。基本三原則(スケジュールをカレンダーに書く、一日にできる仕事量を把握する、やりたい仕事は受けた瞬間に描く)をベースに、それでも逆境・ピンチに陥りがちなときの心の持ち方を伝授してくれる。 時間割で生きていて一つ課題が終わってもすぐ次に向けて永遠に休まらない受験生と漫画家は似ている、ということで日々定期試験や模試や提出物に追われる(最終的には入試や卒論という大きな締切が待つ)高校生や大学生にはなにかしらヒントになる金言がきっとある。 「私たちは、リンゴ酢とか納豆にお酢のような、好きならやってもいいけど、べつに無理してやることはないというものに、つねにSNSから脅迫を受けている」がそれにとらわれないほうがいい、自分の価値観で生きればいいというくだりが、私にとってはいちばんの共感ポイントだった。
1投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログいやー!笑った泣いた! 自分の人生に締切があるように家族にも締切がある。あの時の締切を守っておけば…と後悔ないように、親に接しようと思った。 (本書では子供を抱っこする期間にも締切があると書かれている) 締切の話も納得いくのが多かったが、島本の恵まれてるところは自分を知ってくれてる仲間が周りにいるということだ。 それは締切を守り信頼を得ることもそうだが、自分をさらけ出すこと、人との絆を大切にし続けたことで作り上げられた繋がりなんじゃないかなとおもえた。 「孤独だ」と思う人はどれだけ信頼を得るために行動し、絆を大切にする努力をしてきたのか? 振り返ると私はあまり出来ていなかった。 傷つくのを恐れてる場合じゃなかった。 島本和彦の熱さを知った上で読んだのでトークショーのように読むように楽しんだが、島本和彦を知らない人はどう読むのだろうか。
0投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログ島本和彦さんの作品は 『アオイホノヲ』しか読んだことがありません。 自伝的な漫画だと思うのですが、 独特な熱さ…暑苦しさとダメさ加減がハマって、 すごく印象に残る漫画。 あの作品で、庵野秀明さんや岡田斗司夫さん、 ガイナックスやらダイコンフィルムやら、 あの辺りの時代や世界のことを、 知るきっかけになった作品でした。 さて、この『締切とたたかえ』 新刊コーナーで著者名だけ見て即買い。 還暦過ぎの漫画家が、 若い世代に送る持論の炸裂です。 『締切』とは、漫画の原稿の締切だけでなく、 人生の中での様々な締め切りのこと。 例えば私だと、 「子どもを抱っこできた最後の日」や、 「彼女と寝た最後の夜」や、 「冷蔵庫に入れてたプリンを最後に見たあの時」 なんかが締切にあたります。 その時が最後になるなんて、 気づいてもいなかったけど、 後になってみたら結果的にそれが最後の時だった。 というような数々のこと。 人生には最初から意識できているものから、 最後になると気付きすらしなかったものまで、 常に締切と対峙している。 そんな締め切りに向き合う、 心構えやらテクニックやら誤魔化しやらが、 熱く熱く語られています。 島本さん、 とても真面目でしっかりとされたかたなんですね。 意外にも。 きっちり誠実に仕事をされてきているし、 相手に対して丁寧に付き合われているし。 『アオイホノヲ』では、 やっぱり面白おかしく演出されていたのですね。 あと、この本の見出しの大きさやらフォントやら タイトルの言葉遣いやらの全体から、 島本さんの漫画と同じ雰囲気を感じます。 視覚的な演出が一貫してるなー。 それと、巻末に『ちくまプリまー新書』の書籍の紹介リストが載っているのですが、本書のそこに挙げられているチョイスが面白い。 『勉強する気はなぜ起こらないのか』 『やらかした時にどうするか』 『人生のレールを外れる衝動の見つけ方』などなど・・・ タイトル見ただけで、アオイホノオの主人公の姿が思い浮かぶ 笑
13投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ『燃えよペン』の島本和彦氏による締切への向き合い方。手塚治虫ごっこと著者が称しているように漫画家とは寝ずに締切に追われているイメージがあり、週刊誌とか毎週のように締切に追われるとかもう地獄のようでしかない。しかも普通のビジネスパーソンであれば過去の事例とか資料を使いまわすこともできるけれど、そうはいかず毎週新しいものを提供しないといけない。それはどんなに大変なことか。想像を絶する。例えば「あえて寝る」のくだりは壮絶すぎて逆に笑えたけれど、本当に眠すぎて何もできないときはあるので気持ちはわかる。。 しかし本書を読み進めていくと、著者が家族と過ごす時間を確保できるようになったこともわかるので、締切とは闘いながらも、向き合い方も築いたこともわかる。そうでなければ子供5人も作れない。 売れるようになってからも作風を変えることにチャレンジしたり、恥ずかしがらずに取り組むなどは見習うべき姿勢。まだまだチャレンジすべきだなと、心を震わせてくれる一冊。
0投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ「嫌な仕事こそ完璧に」という章が、特に自分に刺さりました。理性と情熱を併せ持つ生き方は、自分にとって最高にかっこよく映り、新たな憧れの人間像を持つことができました。
0投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ活字になっても島本先生らしいというか画が見えてくるのは流石だなと思います。強気の発言をしたなと思ったら謝ったり、そしてふざけてるかと思ったらものすごく真面目なところとか先生らしい。 かっこいい負け方っていう言葉が良いですね… 今の時代SNSの評価や流行など色々振り回されがちですが、ハッとさせられる文章でした。 巻末のカウントダウン傑作選も必見です。
3投稿日: 2025.10.14
