
葬儀から壊れていく家族
橘さつき/さくら舎
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総合評価
(2件)3.5
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powered by ブクログ今、まさに自分の身に降りかかっている出来事で、沸々とした思いに囚われているところでした。 この本を読んで私だけでなく、どこの家族、個人にも起こり得る出来事であり、思いであるんだとわかり救われた気分です。 弔いとは、亡くなった人を1人1人が違う立場、思いで偲ぶものであり、そこに残された家族の意見のぶつかり合いや、見栄や妬みの入った葬儀など、私にとって本当に無意味だと思った。 そして改めて自分の時の弔の仕方を考えさせられました。自分の時は、本当にごくごく身近な人たちだけで静かに見守り、私らしい旅立ちで送り出してくらたら、という思いが浮き彫りにされました。 それによって死への負の気持ちが少し柔らいだように思います。
0投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログこれを読むと家族とは?身内とは?って思ってしまう。些細なことで綻び破綻していく家族。誰もがここに紹介されているように破綻していく可能性がある。そう思うと人ごとではない。また著者もなかなか壮絶な体験をしているようで、前作も読みたい。
1投稿日: 2025.10.03
