Reader Store
世界のほうがおもしろすぎた
世界のほうがおもしろすぎた
松岡正剛/晶文社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

8件)
4.3
2
5
0
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     松岡正剛という存在を掴もうとして、だが掴めない存在=ゴーストなのだ。という本である。徹底して確定させることを避け、ブリコラージュ的に、ちぐはぐに組み合わせて編集し、新しい存在になる。松岡正剛は必ず中道的に物事のバランスを測る。

    0
    投稿日: 2025.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    松岡正剛のことが知りたくて読んだが、読んでも、やっぱりどういう人なのかよく分からない。人を理解する際には、肩書きや専門性で判断しがちだが、松岡正剛はそういったものにハマらないからだろう。 知識の豊富さよりも、その生き方に魅力を感じた。

    0
    投稿日: 2025.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    遅ればせ  肩書やアイデンティティに関心がない スピードを要求する社会や産業にも チグハグ(鎮具/破具)  自然界はチグハグ状態 ハッキリさせない わずかな差分を行ったり来たり レクジット バラエティ 最小多様性  粗より=少しの情報から見分ける認知力 分析ではなく 編集(矛盾や相反も残す) 2社バインド広告  (歩合制で 2倍のスピードの借金返済)  見開きで同じコンセプト お出かけ=全日空とマックスファクター  「スクールライフ」 高校生向けに参考書と一般書も紹介する新聞 楽譜も 「情報」  いちばん大事なことこそ子供に言うべき  いちばん難しいことこそ子供に教えるべき 「遊」 1971~1982年  変異や事変 イメージの揺らぎ (多数の人が理解できることに寄せすぎない)  結合術 組み合わせる編集 「工作舎」 ワークショップの意訳  自分が動いて人とつながっていた時代 今はメディアでしかつながっていない   転移 方法の実験 アナロジー 連想力 編集工学 「情報の歴史」 1990年~ NTT 電話サービス100年  生命は情報を作った 負のエントロピーを食べている

    1
    投稿日: 2025.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    松岡正剛という人を知らなかった。この本を知ったのは何かのショート動画だったと思う。彼は亡くなっていて、この本は生前の歴史を自伝的に振り返るインタビューだった。 平成に活躍する文化人達を繋ぎながら、自らがやりたいことを抽象的にも具体的にも語れる人で、「人に見せられる」「説明できる」ことを重視している。 変わっていくこと、変わっていかないことに関する功罪を議論する。変わらないことを望むアイコン化こそが崇拝や極端なこだわりに繋がる。 ビジネス書のようにも読めるし、カルチャーを物語る歴史書としても面白かった。

    3
    投稿日: 2025.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    好奇心の天才、松岡正剛の多面体。 ◯これが編集の極意です。微妙な差分を詰めに詰めたうえで、「どっちやねん」にもっていく。 ◯レクジット・バラエティ:最小多様性 われわれは誰もが、少しの情報があれば多様なものを見分けることができるような認知力を持っている。 ◯凧きのふの空のありどころ 蕪村 ◯一言でいえば、「転移」です。メディアを転移させる。身体を転移させる。 それによって何が出てくるかわからない。でもあえてやってみる。

    0
    投稿日: 2025.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    お気に入りの…という枕詞から、なじみの…に変化するくらいにここ最近、来店頻度があがった工夫舎さんで購入。 昨年亡くなった松岡正剛さんの、 生前最初で最後の自伝的内容がインタビュー形式で綴られている。 合間合間に過去の著作を挟み、 より深く濃く松岡さんの人生を振り返る内容になっている。 はじめの始めからもう面白い。 松岡正剛という人間について、 その肩書きや過去の経緯から追って行ってもどうにもこうにも正体が掴めない。 その理由を 「自分のアイデンティティの同一性というものに常々懐疑している」 ということを松岡さん自身はあげている。 少年の頃から独自の自然観と科学観を持っており、自分が男であるとか、日本人であるとかの以前に、動物であり、場合によっては植物から分かれてしまった生物である、ということを考える方に魅力を感じていた、と言う。 この感覚を少年の頃から持っていた、 というところが松岡正剛さんを松岡正剛たらしめているように思う。 私がこういう境地に至ったのはここ数年くらいで、読みながらめちゃくちゃ共感しつつも、 人生のこんなに早い段階で自我の確立をそこまで抽象的な視点で把握するなんてどれだけの知性だよ…と、 空恐ろしくなった。 そのうえ松岡さんは、生命の前段階にまで遡る。すなわち、 自己同一性など持ちえない「素粒子」にまで。 ここまで遡って考えるとなると、 次元が違いすぎてもうひれ伏すしかない。 観察によって振る舞いが変わる素粒子にまで自己を分解して、同一性を懐疑するとは。 ここの部分でそれまで以上に松岡正剛さん自身について興味をそそられたが、 このあとは、このような理性と知性がどのように誕生し、どのように育ち、 どんな経緯を経て編集という手段と方法で世界に相対してきたのかがよくわかる刺激的なインタビューになっている。 昨年お亡くなりになっているのは分かっているので余計にその生涯について、 成してこられた仕事、 そこを貫く柔軟だけど堅牢な思想について、読み終わるのが惜しいとさえ思ってしまう素晴らしい内容だった。 松岡さんがその生涯の仕事の初期で独立してつくられた「工作舎」を、「工夫舎」と空目しては、工夫舎さんのあの本の空間を想起する。 正体不明で世界を全力で面白がる松岡正剛さんの著作をまた探しに行かなくては。

    1
    投稿日: 2025.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生前のロングインタビューの他、未発表の原稿もいくつか。本当に偉大な業績をのこしたものだと思うし、いっしょの時代を生きたことに感謝。

    0
    投稿日: 2025.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本書を読んで確信した事がある。 「もし松岡正剛が編集者であるならば、世界中の編集者は編集者ではない。もし、世界中の編集者が編集者ならば、松岡正剛は編集者どころではない。」

    18
    投稿日: 2025.09.21