閉ざされた後宮の中に住まう人たちのため、依頼されたものをなんでも調達する調達人・紅姑娘が、妃や宦官たちの依頼を受けながらひっそりと後宮の陰謀を解決していく物語。陰謀が身を結ぶ前に食い止めていく縁の下の力持ち的な活躍がとても面白かった。紅の素性や、途中で出会った籠役の月橘、ミステリアスな上司などなど、出てくる人たちの背景が気になる。たかが物語、されど力のある物語は人の心を動かすことがあるという一文が印象的だった。続きが読みたい。