
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カイ側の状況わかるからこそ連絡しても一切応じないアキミが頑固すぎてちょっとイラついた。その割に病気と分かったらコロッと対応変えて急に尽くして、勝手すぎる。でもトウコが言ってたように時には切り捨てる選択しろってことか。てか遠距離で華やかな生活できる人が一途に地元の女を思い続けることってあるんだろうか。本当親とか家族のしがらみにとらわれないで自分の人生生きた方がいいよなと思った。
0投稿日: 2025.09.29
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島生まれ島育ちという設定が、上京するというのが全く違う国に行くくらいの壁があって、生き方のスタイルも変わるし考え方も変わるからわたしが想像する以上により悪い遠距離になって物理的な距離も心も離れてしまった何とも居た堪れない、苦しい話だった。ある程度の大人が、とかだったらまだ救いようがあるが、初めての恋愛と、思春期から大人に変わる生活や自己の心の管理をし始めたばかりの年だとまあ中々に難しいなと。 双方が人間的に強くなって立派に生きていく道を見つけるハッピーエンド(?うーん、、片方亡くなって未亡人になってるし、、、微妙か、、、)になれてホッとしたというか綺麗に収まって良かった。 続きが気になる! てか、先生の人間としての出来が最高すぎる!!
2投稿日: 2025.09.29
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それぞれの事情が重すぎて、読むのが辛い。なのに先が気になってしまう。 表現が美しく、心に刻みたい言葉も沢山あった。 誰にも依存されたくないし、依存もしたくない。自分の愛する者に、自分が苦しい時は逃げてしまいたくなるけど、それは誰も幸せになれない。 自由でいるには強さがいる。 自分の生き方は自分で選ぶ。 自分のことは自分で養える武器を持つ。 逃げたくなる時こそ忘れないようにしなければ。 当事者が感じることと、関係の無い周りから見える物は全くの別物。 「自分がかわいそうと思わなければ、誰かからかわいそうと思われたっていいんじゃないですか」 この言葉も響いた。 自分のメンタリティを左右するのは、自分次第。自分の人生を良くも悪くもできるのは、自分次第だよなぁと。 これが分かってるのに、自分のご機嫌をうまく取れないのはなんでなんだろ。 一気に読んだので、心が少し息切れしてるけど、 続編も早く読みたい。 定期的に読みたい。
0投稿日: 2025.09.28
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『汝、星のごとく』は、風光明媚な瀬戸内の島を舞台にした、高校生から大人になるまでの愛と人生の物語。親の不倫で心を病んだ母と暮らす高校生の井上暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた青埜櫂(かい)の二人が出会うところから始まる。 高校を卒業した後から話は転換を迎え、クライマックスへと向かう。ヤングケアラー、限られた人間関係の辛さ、自分の人生と向き合うことがテーマ。
0投稿日: 2025.09.28
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暁月寄りで読んだ。 暁月の父が不倫相手のところへ行ってしまうのもわかる気がしてしまった。でも、不倫は良くないし、暁月の父に対して終始腹が立った。どうしようもない男だと思った。 読んでいて辛い場面も多かったけど、その分ラストで「暁月が自分を生き始めた」姿を見届けられたのは、なんだか安心できる終わり方だった。 初めの場面、てっきり暁月の母親目線かと思ったけど違った!
1投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログめちゃくちゃよかった…。 ここまで貫けたら強く生きていけるんじゃないかと思えた。 つまづいたり、凹んだ時にまた読みたいと思う作品でした。
0投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ2023年本屋大賞を受賞した話題作『汝、星の如く』。久しぶりに「読んでよかった」と心から思える小説に出会いたい——そんな思いで手に取りました。そして、読み終えたとき、胸の奥に残る静かな感動がありました。 物語の舞台は四国の離島。そこで暮らす少女・晴海と、京都から転校してきた少年・櫂。二人の出会いから始まり、大人になるまでの時間が丁寧に描かれています。けれどこれは単純な恋愛小説ではありません。複雑な家庭環境、閉鎖的な島社会、そこに生きる人々の価値観やしがらみが二人の人生に濃い影を落とし、物語をより深くしています。 特に印象に残ったのは、主人公たちと親との関係性です。親子の絆の温かさと同時に、親の弱さや未熟さも赤裸々に描かれます。完璧な親なんて存在しない——その現実に、どこか救われる気持ちになりました。物語を通して、親もまた一人の人間なのだと気づかされます。 物語には重く感じる瞬間や、「え、そんな行動をとるの?」と驚く展開も散りばめられています。けれどそのすべてが現実的で、だからこそ登場人物の心情の揺らぎがリアルに迫ってきます。読んでいるうちに、自分自身の家族や過去の記憶と重ね合わせてしまう人も少なくないでしょう。 高校生以上であれば、どの世代でも楽しめる作品ですが、特に親子関係に悩んでいる人や、人間関係の中で自分の感情に戸惑うことのある人に強くすすめたい一冊です。
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ「最初は教室に通おうとしたけれど、あなたから教室代はもわらない、と瞳子さんは言った。 もらえないではなく、もらわないと言い切るところが瞳子さんらしい。 いかなるときも、瞳子さんの中心は瞳子さん自身だ。」 この文がこの物語のすべてだと思った。 読み終わったあと切ないけど心が温かくなるような、心にスッと浸透してくような一冊。
0投稿日: 2025.09.27
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毒親、ヤングケアラー、ジェンダーレス問題 親達の身勝手さに呆れ果て、それに振り回される子供達が不憫。 でも、瞳子さんを慕い後を継いでいく娘は、ちょっと私には母への一番の裏切りというか母親を破滅させるほどの仕打ちだと思ったのだが、それも選択というのだろうか。。 選択する自由とは自分勝手、責任放棄と隣り合わせ。 どうも私は古い人間のようだ。 暁海の両親の話からの、どうも共感出来ない気持ちを最後まで引きずってしまった。 読了後、著者を調べて、ご自身が毒親に育てられたことを知った。 もう一度読み返してみようか。。
1投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ自分の親が人生の重荷となっている2人のお話。生まれた時に宝石を身につけている人間と、足枷をつけている人間がいる、というような表現が印象的だった。 中盤、すれ違うあきみとかいにもどかしさを感じて、2人の親の態度に苛立って、2人と周りの境遇に苦しくなって、読み進めるのが辛かった。 凪良ゆうさんの小説は、これの他に『流浪の月』しか読んだことがないが、どちらも側から見たら非難の対象であり理解されづらい人間同士の関係性をじっくり丁寧に描いたもののように感じた。すぐに他者を枠に当てはめて憶測して非難する人々への警告だろうか。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ最後まで悲しく、読み進めるのが苦しかったです。 いろんな描写がとても綺麗で、複雑な心の動きや風景がありありと伝わってきて、心が晴れる読了感はないですが、なんというか読んでよかったと思える本でした。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログあまりにベストセラー過ぎて、本屋でも手に取らなかった一冊。 「流浪の月」は読了していたが、筋は覚えておらずどうかすると「平場の月」と混同してしまう。 で、本編。 ちょっとびっくりしている。 新しい恋愛の形と言ってしまうと味気ないが、こういう生き方もあるのかとちょっと衝撃を受けた。 然し何より、この物語に出てくる二人の親の姿がひどく心に刺さる。これは自分の写し鏡か? 親を妻に置き換えてみれば、あながち当てはまらないとは思えない。 つまり近親者への「依存」いや「共依存」。 ただ 負の形として母親との関係、正の形とし恋人の関係かと思えば、愛の形がない夫婦、ただ同じ海に漂う互助会的関係というものが生まれて、話は複雑な様相を呈してくる。 そしてゆうづつ(夕星)に収束する結末。 これはもう見事というほかない。 今の自分の気持ちに深く刺さるこの作品にであえたのは運命かもしれない。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログさすが本屋大賞。これまで読んだ本で1番か2番目に面白かった。 親ガチャって言葉は好きではないけれど、まさに親ガチャに失敗した人たちが主人公。共感して読むことは出来なかったけれど、家族っていう生まれつき与えられたものを背負っていかなければいけないことの難しさには同情した。放っておければそれは楽だけど、それをすると自分を苦しめることのひとつにもなりうる、それが家族で、それは選べない運命で難しい。だけど、結局どう自分がありたいかを決めるのは自分次第ってところも難しい。誰かを救うための決断は実は誰かを犠牲にしているかも知れなくて、誰かにとって無責任な決断は実は自分を救っているかも知れない、そんな風に感じた。 そして、人は痛みを知らないと強い人間になれないと思った。自分のメガネだけでしか物事を見れないと何もわからないし、相手のメガネで見ようとしても自分がその相手の痛みを知らないと本当にその相手のことを理解することってできないんじゃないかとも思った。でも、それってすごく難しいこと。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ完璧に面白い小説でした。 中でも、主人公の父を奪った不倫相手の女の強さとその女を受け入れていく主人公にやられました。 何回も読み返したい名言というか、人の強さ、芯の強さを感じました。 本当に読み出したら止まらず、出会えて良かったです。 暁海のふりがなが見当たらなかったんやけど、なんか意図があるんかなぁ。
1投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログどうしようもなくて、悲しくてやるせないし、切ないけれどどうにか前を向こうとしていく人々の物語だと思った。心にかなり残ったし、これを読んで心を動かされたことを忘れたくない。
0投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログページをめくるごとに気持ちが重くなる一冊。 この本を読んで思ったことは3つ。 一つ目は、一緒にいて苦労する親に育てられた子どもはどこかで再起することはできないのか。 子どもの人生は親の在り方によって変わってくる。そこに生まれてしまったことは変えられないとしてもどこかでこのままじゃいけないと変わることはできないのだろうか。その変わるという価値観すら芽生えないのか。 二つ目は暁海はもう少し早く自分の幸せを考えられなかったのか。8年もの間、遠距離恋愛をしていたが、もう自分が大切にされていないことはわかっていたと思う。浮気されていることにも目を背け、喧嘩をすることにも怯えてまで必死に縋りつく様子を見て、なぜそこまでと思ってしまった。 島にいると視野が狭くなるのか、櫂しかいないと思い込ませるのか、年齢に怯えないといけないのか。 三つ目は、唯一心に響いた言葉 「自分で自分を養える、それは人が生きていく上での最低限の武器。結婚や出産という環境の変化に伴って一時的にしまってもいい。でもいつでも取り出せるよう、メンテはしておくべき。いざとなれば闘える。どこにでも飛び立てる。独身だろうが結婚していようが、その準備があるかないかで人生がちがってくる」 自分の人生の手綱を握るのは自分。自由な選択を取れるために、必要なのは自分を養えるだけの財力。誰にも依存しないためにも必要な力なのだと改めて認識できた。 暁海視点も櫂視点もあったから読者は両方の気持ちを読み取ることができるが、その気持ちを一つも暁海に伝えずに、好き勝手している櫂には飽々してしまった。 読者から見れば、櫂も暁海に依存しておりいつまでも消せずにいることが分かるが、暁海にはそれを全く伝えていない。 最後まで謝罪もなければ感謝もない。 暁海がそれを幸せというならいいけれど。
1投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ瀬戸内の風景や星の描写、若い男女の恋愛からすれ違いまでこの小説で描かれている何もかもが美しかった。その相対として親との関係だったり、島の因習のような閉塞感が見事に暗く湿った雰囲気を出していて、このバランス感覚が読みてを激しく物語に引き込むんだなと思った。とにかく素敵な男女の人生を見させてもらった。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ作者すら知らないのだけど、書店で目につき すぐに購入。他の本に目もくれずまさに一目惚れ。 あっという間に読んでしまいました。 こういう直感がまだ自分の中で健在なのが嬉しかった。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ストーリーがリアルで色々考えさせられる小説だった。生まれながら環境が恵まれていない二人が恋におち、大好きな恋人と叶えたい夢に向かってスタートラインに立ったのに、切りたくても切れない“親子”という繋がりのせいで恋人との新たな生活や夢を捨て必死に生活を送る日々。 見てる側としては、最低な母親なんて捨てて自分の人生を進んでしまえと思うけど、親子という目に見えない絆を切ることは困難な上に、その一歩を踏み出すことの不安や罪悪感等があるから進めないのかと思う。 恋人と遠距離で生活を送るのはどんなにお互いが歩み寄る努力をしても不安は募るばかりなのは、仕方のないことだと改めて感じた。お互いに新たな環境でこれまでの考え方に変化が生じることは当たり前。そんな変化がお互い、相手に対して違和感を感じ、不満を抱いてしまう。自分では変わってないように思っても、これまでと変わりつつある恋人を遠距離で支えるのは辛いと思う。それでも、最後には“愛する男のために人生を謝りたい”と思えるほど心の底から愛せる人がいるのは羨しいな。 生きていく上で沢山の人と関わり、環境が大きく変わる節目が必ずある。その中でも、自分が決して譲れないものは貫いていいと思わせてくれた。 “誰かに遠慮して大事なことを諦めたら後悔するかもしれない。その時その誰かのせいにしてしまうかもしれない。だけど、誰のせいにしても納得できないし救われない。誰もあなたの人生の責任をとってくれない”
1投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ凪良ゆうさん。またしても一気読み。 母の故郷が、愛媛ということもあって、情景、地元の空気感などすぐに物語とともに入り込めました。 とても良かった。 大きな物語の中に、様々な社会問題やメッセージ性もあるけど、物語の中にうまく溶け込まれていて、今まで読んだ中で1番でした。 他の作品も読みたい作家さんになりました。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ久しぶりに恋愛小説を読みたくなり 検索し、ヒットしたのがこちらでした。 話に入り込んでいたので 後半は涙しながら読みました。 側から見たら、複雑な2人を取り巻く相関図だけれども それだけでは測れないそれぞれの登場人物の想いが たくさん感じられて、よかったな。 自分の人生を生きること、 自分で選ぶものを決める姿勢の大切さを 主人公から教えてもらいました。
1投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ生まれたときに、どのくらいの重さを荷物を背負いながら生きるのは決まっている。その荷物を自分の意思で大切にしたり、あるいは捨てたり、増やしたりを繰り返す。その荷物をどうするのかを自分の意思できちんと決めなければ人生は複雑になり、誰か他人のせいにしてしまうのかもしれない。 なかなか苦しい小説だった。主人公2人がなかなか幸せになれない。なりたい自分になったはずなのに、常に心には穴が開いている。何かが足りない。自分ではその理由が分かっているけど、それはできない。そんな苦しさがずっとあった。 「わたしの美しい庭」が大好きなのだが、そのなかの優しさになかなか触れられなかった。辛く苦しい現実と理想とのギャップにたくさん触れた。最後だけ優しさに触れることができた。 「結局一番のがんばれる理由は『ここはわたしが選んだ場所』という単純な事実なのだと思う。」411 「後悔はない。すべてが必要な遠回りだった。」436
9投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログずっと読むのが苦しかった。でも、ちゃんと最後に、それでも苦しいけど、2人の時間が過ごせてよかった。北原先生みたいな、最初は大人ってだけで警戒するけど、でも信頼できる人が近くにいるのはとても心強いな。瞳子さんの1人の人間として自立している羨ましいさ、憧れ、でも父親をとって家族がバラバラにされた人でもある彼女の言葉すべてが現実でつらくて重い、でもきちんと子供ながらに受け止めている暁海もちゃんと強かったな。最後の方は2人が友達のように話してて、父親の浮気相手って枠組みではない日本語にないような関係があって、いいなって思った。枠とか、たぶん関係ない。櫂も暁海も、みんなちゃんと生きようとしてて偉かった。
8投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ愛のあり方とか家族とか、色々考えさせられる物語でした。 感想が言葉として出てこないのは、自分と境遇が違いすぎるからかな。まだ咀嚼できていない。 この物語に出てくる2人のように若くはないけれど、「自分の人生を自分の足で立って進む。」その覚悟から、勇気をもらいました。
4投稿日: 2025.09.23
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読後、中学生くらいのときに「恋空」というケータイ小説が流行ったのを思い出した。 本作を浅ーーーーくいうと、現代的な社会問題で肉付けされたあんな感じ。暁海はあれの美嘉ほどアホじゃないし、困難の質はぜんぜん違うが話の展開はあれ。 社会問題部分に関しては、詩多川百景という漫画とタコピーの原罪という漫画を思い浮かべていた。櫂のママは詩多川の陽子さん。暁海のママはタコピーのまりなママ。というか井上家は雲母坂家。 閉塞感のある心情がうつくしい筆致で読みやすく描かれているため、かなしいのだけれど、早く先を読みたいという気持ちにさせる。 しかし、北川先生と暁海が結婚したあたりで、でもこれプロローグに繋がるんだよな……と思うと先に進みたくない気持ちにはなった。 言わずもがな、暁海のパパは最悪でどの面下げてって感じで胸糞悪いしママも途中まで胸糞悪い。櫂のママも典型的なダメ女で胸糞悪い。 瞳子の暁海に対する態度、というか、贖罪の気持ちみたいなのがあんまり感じられなくて胸糞悪い。大人が好き勝手して子どもが傷つくの本当に無理。でもこの人の言葉を受けて櫂も暁海も前向きにはなれたんだよね〜でもでもこの人がそれなりに手順を踏んでいれば暁海は…………以下略。 尚人の炎上のくだりエグくてきつい。これ櫂じゃなくて尚人が主人公だったら途中から読めてないかも。いろいろと胸糞悪い(余談だがそういうわけで紀伊カンナ先生のエトランゼシリーズが読めない)。 北川先生は、最近の小説によく出てくる漂白された大人枠かな?と思うほど倫理観が"正しい"のだけれど、最終的に一番タブーで胸糞悪かった。 個人的に凪良先生の描かれる恋愛観がいつものことながら全くわからんのでこのへんはいつもフィクションとして処理しており以下余談だが、やっぱ学校の先生が自分の教え子とどうにかなるのは頭が拒否するんだよね……教え子のことそういう対象に見れるんだっていう。尚人と圭の未成年云々は本人同士がよければいいんじゃない?とは思うけど教師と教え子はグルーミングの可能性が高いからわたしは本当に無理ですね……。 最後男の方が自暴自棄になって癌で死ぬんかいヒロかよってなったけど、死ぬってわかったからこそ暁海は櫂に会いに行って故郷で花火を見ることができたんだろうな。死なないでどっかで生きてるだけだったら2度と交わらなかっただろうし。 北川先生と暁海と結ちゃんが島で噂の中生き続けている結末は新鮮だった。安直にこんな田舎捨てて都会に出よう!エンドじゃなくて勝手に安心した。結ちゃんがもう少し幼ければ選べない選択だとは思うけどね。 作中好きなキャラクターは結ちゃんです。なぜならしっかりとパパから愛されていることにより地に足のついた女性に成長しているからです。しっかりした大人枠で編集の植木さんも好きです。たのむから子供の前では大人はしっかりしてくれ……! いつか死ぬってわかってるからこそ生きようと思う気持ちはよくわかるな〜。
2投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ感動。 こんなにも苦しくて、でも先を知りたくなる小説は久しぶり。 なりたくない姿に、きづいたらなっている自分。 それが一番きつい。 仕事も恋も家族も金も何もかもうまくいかない。 絶望。 そんななか助けてくれるのは、薄くても確かに結ばれている絆。自分の力ではない。 途中まで花束みたいな恋をしたを想起させる。 そのときも感じたが、お互いがお互いの為を思っているのにすれ違うことがある。 相手への感謝と愛情を伝え続けないといけない。 良いことが起きた後、悪いことが2つ起きるは肝に銘じたい。
7投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ凪良ゆうさんはこの作品が初めてだったけど、どうしてこんなにも複雑な感情を心にスっと入ってくるような文章に言語化できるのだろうと感動した…… この物語を読んでたくさんのことを感じて考えたけど、それをうまく言葉にできないのがもどかしい。でも言葉に表せないくらい心にくるものがあった。 櫂と暁海。ただの恋物語じゃない。人生の選択の話。 人生に正解なんてないはずなのに、私たちはいろんな選択を迫られたり、自分の力じゃどうにもできないことに縛られたりする。 プロローグ、初めて読む時と物語を全て読み終えてから読むのとでは感じ方がまるで変わるのもすごかった。 久しぶりに小説で号泣した。読み終えて数日経つけどまだまだ余韻……また読み直したい。
13投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ辛い立場にいる男女の人生、恋愛、仕事、色々なものが交差して、悲しみに繋がってしまう物語ではあるが、人として成長していくような様子も描かれていて、なんともいえない気持ちになった。次は明るい本を読みたいなと、そんな気持ちになりましたが、ストーリーとか全体の構成の綺麗な感じが好きだったので、5つ星です。
1投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
そのとき、そのときの暁海と櫂の現実と心情を交互に展開することにより、どんなことが起こってもどちらか一報を憎むこともできなければ、愛することをやめられない作品でした。 自分にとって重い荷物になろうと親を捨てることのできない愛情が、切れそうで切れない、ねじれ絡まり、より強く結びついていくように感じました。 暁海と櫂の関係性も同様で、そのギリギリの関係性がほつれぼろぼろになりながらも、どこかで絡み合い離れることができない、血の繋がりとはまた違う繋がりを感じます。 自分を大切にできない二人が、瞳子さんや北原さんなど、自分を大切にすることだけでなく、その自由にともなう責任の部分を真正面から教えてくれる人が周囲にいたことがどれだけ救いになったんだろう 「多様性」という一つの言葉で簡単にくくれない作品
5投稿日: 2025.09.22
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読んでも読んでも救いがなくて、苦しくて、でもこのままでは朝が来てしまう…と眠ろうにも、なんだか呼吸が浅くなってしまい物語の世界から抜けきれず… こんな読書体験は初めてだ〜 人それぞれに、櫂と暁海のような、どうにもこうにも魂が離れてくれないような誰かはいるんだろうか。いたらいいのに。それによって自分も、他人も、傷つけてしまうとしても、やっぱりそういう本物の繋がりにロマン(という言葉は絶妙に安っぽく感じていやだが)のようなものを感じてしまう… 櫂が暁海のことを、学生時代・遠距離中・再会後のそのときどきで、お互いが環境によって変わっていく中でつまらないと思うなどしても、それでもなお、そんなとこも含めて1番に愛している存在であることが、嬉しいような悔しいような愛おしいような気持ちにさせてきた。 環境によって苦しむタイミングが違ってすれ違い、もがき、それぞれに逞しく生きてきた2人が、やがてお互いのことを理解、いや理解なんてものは超越した結びつきで最後に一緒にいられたこと そうなるべくしてなったこと これは苦しい苦しい時間の先にある光だった 櫂と暁海のことばかり書いているけど周りの人たちも本当に魅力的な、やさしいひとが沢山いて、2人が2人でいられたのは2人だけじゃなかったからで。 どうしようもない母親でさえ、なんならそのどうしようもなさが2人の縁を繋ぎとめたこともあって。 みんなが選び取ったものが、作り出したすべてだった。 重くて苦しくて辛くて、じっくり感じすぎないよう読み流していたところもあるし沢山書き留めたかった言葉もあるので、未来の自分、絶対再読してください。 あと読者もほんと縁とタイミングだなーと思うのは、ちょうど、好きだった人のことを永遠に呪いだな…と思ってたタイミングで同じような言葉が出てきたり、先生の言葉が、もちろん新鮮に思えるものもあったけど大部分が私の思想と一致していて、かつ、卒論で書いたことと似ていたり、、、、驚いた。 美しい物語だったけど、叙述トリックも素晴らしくて、大感動 中盤にメモしてたこと↓ 窮屈な村から抜け出して努力で自分の居場所を作り、そこでの暮らしが日常になる櫂も、 母親が気がかりで村に留まり、鬱屈さをどうしても纏ってしまいながらもずっと櫂を想いやる暁海も、どっちもの気持ちに感情移入してしまった… 櫂の優しさ、暁海の真面目さ を、だれよりもお互いが知っているゆえ、気づけないその裏の真の気持ち お互いを前にすると優しいだけじゃ、真面目なだけじゃいられないことを、お互いは気づけない 苦しい
3投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログカバー、添えられていたしおり、そして綴られている文、すべてが素敵な作品。 内容はそうならないで欲しいと思う方に全て進んでいってしまい、読んでいて何度も苦しくなりました。でも、読む手が止まらない。 最後も悲しく涙が零れましたが、エピローグがあって良かったです。
7投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2日で読んでしまったが、もっとゆっくり1行1行を確かめるように読むべき本だった。 とても美しい文章だった。 最初と最後に同じ文章を入れて、読み手の解釈が180°変わる叙述トリックのような構成が本当に美しい。無論、その過程が素晴らしかったからに他ならないが。 最初の数ページを読んだとき、暁海のことを読者は可哀想な人と読んでしまう。事情を知らない我々は島の人と同じだった。 私は最初の数ページを引き摺りながらずっと読んでいた。暁海と櫂はすれ違ったまま異なる人生を歩んでいくのだと。だから、最後まで読んだとき、気持ちの良いカタルシスを感じることができた。 私にも忘れられない人がいる。忘れられないことが苦しいと思ったこともある。でもそれは大切なことで、無理に忘れようとしなくていいと教えてもらった気がした。少し気持ちが軽くなった気がする。
5投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログ10代で出会った2人とその家族や関わる人たちの切ない物語。「自分の人生を生きる」その当たり前の事が難しい環境で惹かれあった2人。読み進めるにつれ、重いシーンが何度もあり苦しくなったけれど2人が出会った事には意味があり、自分で決めて選んだ道は、たとえ周りから非難されたとしても後悔はないのだと。最後は自分の意思で茨の道に飛び込んだ主人公やその周囲の理解も凄いと思った。寒くなる前にもう一度読み返そうと思う。良い作品をありがとう。
9投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始める前は苦手意識があったけど、いざ読んでみるとすんなり読めて、でも心が苦しくなることばかり。 すごい良い表現だと思う部分も多くてとても満足。 自分と重なることも多くて、特に東京と島の比較は遠距離ならではの悩みばかりで。 過去の自分の行いを戒めるような描写が多くて心苦しかった。
1投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ苦手意識のあった凪良ゆうさんだけど、本屋大賞受賞作ということで読んでみた。流浪の月よりは入り込めたかな。でも、やっぱり登場人物の誰にも感情移入できなくて、どこか冷めた気持ちで読み終えたところは同じだった。自立すること、自分の気持ちを大事にすることは絶対に大事だと改めて思った。
7投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ友人が読書にハマったとのことで私もまた始めてみようと思い、手に取った1冊。 家庭環境が複雑な二人が出会い、惹かれ合っていく。最初はよくある恋愛ものかなって思って読んでたけど違った。ただ「好き」という思いだけではやっていけない現実。お互いを思う気持ちはあるのに、すれ違い、ぶつかって、離れてしまうところとかリアルだなと思った。最後の最後で復縁したと思えば、櫂の病気再発で死別は切なすぎる。 ただの恋愛小説ではなく、どう生きるか、どう人と向き合うかを問いかけられていたような気がする。人間の醜く繊細な部分が丁寧に描かれていて、読みながら自分のことも重ねてしまった。 完璧な人間なんていない。優しくなれない日もあるし、逃げたくなることもある。でも、それでもいいのかもしれないなと、少し肩の力が抜けた。私ももう少し気楽に自己中に、好きなように生きてもいいのかもって思えた。 読んだ後は少し心が重くなるけど、読んで良かったと思った。続編はまた文庫化されたら読もうかな。
4投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ図書館で借りて読み、買いたいと思えた本。初回限定箔押しカバーの文庫本を購入し再読。 前回瞳子さんの言葉がぶっ刺さり扶養から抜け働く時間と収入が増えた今、今回は続編、星を編むを読んだからこそ北原先生の器の大きさに余計泣けた。 そして男性は誰と寝ても誰と暮らしても、こんなにも1人の女性を忘れられないのかと複雑な気持ちになった。 ・「あなたたちは本当に良い子。でも褒めてないのよ」 ・「きみのそれは優しさじゃない。弱さよ」 ・わたしがつらかったのは、侮られる程度の自分でしかないという現実だったんだろう。わたしが今のわたしに価値を見いだせない。だから言いたいことも 言えず、飲み込んだ自身の不満で自家中毒を起こしている。 そう考えると、問題の根本は自分なのだとわかる。
8投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ本屋大賞一位は必ず読むことにしている。流行小説を追わないことにしている私にとって、これは開かれた数少ない「窓」だから。初回限定の文庫本には、箔押しの「汝、星のごとく」の題名が夕星(ゆうずつ)のように煌めいていた。 瀬戸内の島(おそらくしまなみ海道の愛媛よりのひとつ)は、コンビニもなく娯楽は島民の噂話だけ。そこに住む若いカップルの17歳から32歳までの生きた軌跡を描いた小説だった。 沢山のレビューを事前に読んでいて、予想していたのは、ヤングケアラーとかLGBTとかがテーマになって、若い2人は若い時くっ付いたけど、大人になって同じ星を見ながら別々の人生を「見つけてゆく」というものだった。 ごめんなさい。違っていた。 読んでみないとわかんない事は多い。 まるで人生のようだ。 正直、「これの何処がヤングケアラーなの?」と、北原先生の指摘までは思っていた。子どもならまだしも、17歳の彼らはそんな酷いことないんじゃないか?と。いかん、毒されていた。そうだよね。もっと広い意味で捉えなくては。女性の自立にも、少し認識が不足していた部分があったと思う。 結末も全然予想していたものとは違っていた。まぁ当然だよね。 「星を編む」の文庫化を待ちたいと思う。
146投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログまず強く心に残ったのは、切るに切れない親子関係の中で葛藤にもがく青年時代の姿でした。遠距離という物理的な距離が、次第にお互いの感覚のズレを生み、やがて心の隔たりへとつながっていく過程が、非常にリアルに描かれていました。相手を思えばこそ本音を言えず、言葉にできないもどかしさに胸が締めつけられる場面もありましたが、だからこそ、登場人物の選択や行動が一層重みを持って迫ってきました。 物語を通して感じたのは、自分に素直に選択することの大切さです。逃げずに行動へ移すことで、最後には2人が昔のような関係を取り戻すことができた姿には、大きな感動を覚えました。クライマックスでは鳥肌が立つほど心が揺さぶられ、読み終えた後には余韻が長く残り、自分自身もその場にいたかのような感覚を味わいました。 全体的に文章はとても読みやすく、情景や心情が鮮明に伝わってきて、まるで映像を見ているかのように物語に入り込むことができました。ぜひ続編も読んでみたいと思います。
4投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
入り込んで一気に読めた 最後のほうなんて次の日仕事なのに 途中で止められなくて夜中の3時半まで 号泣しながら読んだ 読めて良かったと思える作品 暁海と櫂 どちらにもすごく感情移入出来てしまった 自分で選べない親や家庭環境 学生から社会人になるとともに 変わりゆく環境と価値観 リアルだなと思うところばかり 2人がたくさん周りのことを考えすぎて 優しすぎるゆえに諦めていた、 "いざってときは誰に罵られようが切り捨てる" "誰に恨まれようが手に入れる" 芯の強い女、瞳子さんのこの言葉を 実行できたことが本当に大きかったと思う 最期の瞬間まで一緒にいて、 花火を見る夢を叶えてから天国へ行けたこと そこでやっと2人の今までの我慢や苦労が 報われたのかなと思う 暁海ちゃん、よく決断したね ずっと一緒に歳を重ねることは 叶わなかったけど、 暁海ちゃんが最後に決断していなければ、 もっと後悔したから 2人にとってはハッピーエンドだったと思う 櫂くんが尚人くんのために取っておいた 漫画はどんな話だったのかな 最後に書いていた小説が完成していて、 そしてそれがこの本だったなんて やられたなあ アラサーの今、 今後の人生を考える中で刺さることが多かった 私も自分の足で立てる人間になる あと思ってるだけでは案外伝わらないんだな ちゃんと伝えることが出来るようになりたいと 思えた そして、もともと瀬戸内の海が大好きなので 自然の描写がすごく綺麗だったのも好きだった 続編の星を編むも絶対読む
3投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ純粋にまっすぐ、強く生きる。若い人が例えば読書を好きになるきっかけになる素敵な綺麗なストーリー。 話題作。私向けじゃなくとも、良いですね
10投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ読み終えた今ものすごく心に落ち着きを持てています。自分のしたいことをする。しがらみや苦しみはあるけれど、自分を強く持って良いのだと、そっと抱き寄せられながら許してくれた気がしました。
3投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ自分の恋愛とか人生と重ねられるほど自分は不幸に見舞われていないが、グサグサと刺さる考え方や情景が如実に描かれている。暁海の面倒な性格や、櫂のいい加減な性格の中に過去の彼らの親たちから得た経験が現れていたり、新しい経験で変化したり、人は自己だけでなく他に左右されるのだと強く感じた。
1投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ表紙とタイトルの美しさに惹かれて読み始めた作品 暁海と櫂、2人のそれぞれの視点で話が進んでいく中で、同じところを見ていた、同じ重さだった2人が別々の道に進む過程が余りにもリアルというか 物語の中盤くらいは人生の複雑さに息が苦しくなるような もちろん2人の恋愛が物語の中心ではあるけれど、それ以上に私は家族とは?結婚とは?ということを考えさせられた 多様性を受け入れようという流れになってきた今でも、家族とはこうあるべき、結婚はこうするべきという形は昔から変わらなくて、でもそれって正しい形があるものではないから、その中にいる人達の形に合えばそれでいいんだよなと 形なんて無いのに無意識に囚われていたのかもと、はみ出していた側の人間なので少し楽になった気がする あの時、別の選択をしていれば人生は変わったのだろうか?もっと幸せだったのだろうか?と考えることは誰でもあると思うけど、間違えていたとしても、遠回りだったとしても、これが私の運命だったとここに辿り着くための選択だったのだと胸を張って言える人生にしたいなと思った あと凄いと思ったのはプロローグとエピローグの構成 同じ場面を書いているんだけど、180度違う印象をエピローグでは感じたこの気持ちを誰かに共有したくなった 自分の語彙が足りなくてすごいとしか言えないのが悔しい ネタバレになってしまうから詳しくはいえないけど、ラストの方でページが残り少なくなっていくのが暁海のまだ終わらないでという気持ちと重なって、本当に涙が止まらなかった ラスト100ページくらいはずっと泣きながら読んでいた気がする できればネタバレとか見ずにこの感動を味わって欲しいなと思う
2投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ[生きることとは何か]を考え問い続けた、2人の力強い人生の物語。とにかく文章が綺麗。そこに瀬戸内の景色、空、星が重なる瞬間は逸品。
1投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
親によって引き合う恋愛が微笑ましかったのに、親によって引き裂かれていった2人の関係喜びの先に訪れる苦しみや憎しみ、悲しみがこれでもかと続き、人生はこんなにも上手くいかないものなのだと痛感した しかし最後は幸せというのはお金でも、愛でもなく安心や心地よい安らぎなのかもしれないと思えた そして、何度も支えになった北原先生の言葉はとても温かく、熱血だけが生徒の心を掴むのではないのだと同業者ながら学べた 特に好きな言葉は過去は変えられないけど、未来によって上書きすることはできるという表現だ この本は一筋縄ではいかず何度も何度も失敗や過ちを繰り返し、苦しみながらもその後小さな喜びを感じられるもっとも人間らしい物語だった。
2投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ不穏な描写で始まるプロローグ、全て経た後に違った見え方になるエピローグ、本編のとても辛くて長い2人の人生には共感を覚えたり反感を覚えたり、様々なことを思いながらも世界にはまり込んだ。全編に渡ってなかなかに辛いのに、次が読みたいし読み易い、凪良ゆう作品は毎回そう。世界観に説得力を持たせるように、細かい描写はリアルだし、社会問題も現実に身に覚えがある。2人の話を読みつつ、自分を振り返ってしまうのもまた辛いし、読み終わった後には充実感と喪失感が残った。素晴らしい作品でした。
26投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ一気読みした 交互に描かれていて、描写が細かく、その世界の一員みたいになれた 自分にもある愚かな部分、わかりすぎて苦しくなった キレイになんか生きれない
1投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ丁寧かつ綺麗な文章で、じっくりと読ませてくれる一冊でした。 親に振り回されて、夢を追い、すれ違ってゆく2人の運命が描かれた物語自体も面白いが、切り取り方、語り方が秀逸。 特にラストシーンの美しくも儚い描写には読んでいて不覚にも涙が出てしまった。 文章そのものの魅力はもちろん、プロローグで終着地点を提示する構成にも私は大いに引き込まれました。 2人の恋愛の起承転結を読み進めながら、この先どうなってしまうんだ?というハラハラ感を増長され、その行く末にまだ控えているであろう出来事が気になり、じっくり文章を味わいたい気持ちと先が気になる気持ちの両方を見事に掻き立てられました。 2人の物語をまだ味わっていたいので、「星を編む」もぜひ読んでみたいと思います。
7投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ尊くも儚い、ぼくら人間のあり方を問われる作品。 そこに描き出されるのは人間の成長とともに揺れ動く感情、繊細に描き出された心情は共感か同情か、 我々読者にこれでもかと一語一語が突き刺さる。 世間で簡単に語られてしまう「支え合い」「相手のため」「あなたに尽くす」とはいったいなんだろうかと思う。 私たちは痛いほど自身の複雑さをわかっているはずなのに、それでも簡単で描きやすく、言葉にしやすくてわかりやすい物語を現実に見出し、そして求める。 この作品はそんなアンチテーゼであるかもしれないが、当然本質はそこにない。 簡単とは言えない、そんな物語にこそ、我々が本当に求めている本質があるのかもしれない。 それはこの作品で描き出された答えがあなたの答えではないということだろう、結果は違えどこの作品は自分とそして自分が大切にしたいもの全てを包み込むことの難しさとそれを忘れさせるほどの希望を描いているのである。
1投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ夢中になって読んだ。舞台は瀬戸内海の島。私の推測だとしまなみ海道の大島か伯方島あたりのイメージ。(伯方島だと今治の花火が見えないか?) 風景や島民の考え方が想像できるだけに、没入することができた。共感でない部分もあるが、ストリーの面白さで気にならない。上京後に生じる島に残った人との意識のズレは、心に刺さるものがある。
2投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログどんなに想像力を巡らせても、その立場にならないと分からない、気付かないことがあるんどろうなと思う。実際、私は物語のように成功した方の人間ではないから、客観的に見たらその状況や環境に甘える人って何?って思ってしまう。地道にこつこつと努力する人間が最終的には人生の勝者になってほしいと日本人として思うから共感できる部分も多かったけど、最後は人生に勝者も敗者もないという終わり方がリアルだとも思った。思い出を糧として生きるために、今に悔いなく正直に生きようと思わせてくれる作品でした。
0投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ自分のことで一杯一杯で毎日忙しいのにいざ誰かに話すとなると自分の人生が薄っぺらく感じるのって結局は、自分が自分を認めてあげられてないからなんだと読んで思った。 綺麗な部分だけじゃないのに綺麗で切ない。 結構重い内容なのに好きだと言える作品。
3投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ久しぶりに面白いと思えた本。今の日本の貧困、片親家庭、さまざまな家族の在り方、メンタル崩壊しやすい社会構造をベースに悲惨と思える状況を静かな目線で冷静に描いている。片隅で静かに生きていくことが本当は一番強く人間らしいのではと思い直させてくれた一冊。作者が私と同年代でありながら、今の若者、社会を歪めることなく鮮明に描いている事に驚きと深い洞察力を感じた。
2投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
受験そっちのけでついつい一気読みしてしまった。 最初に先生とアキミと結ちゃんの歪な関係を多少垂れ流して始まり、それを最後に繰り返して終わる。 最初はこちらも島民と同じくステレオタイプな視点でそれを眺めていたので、浮気をされた可哀想なアケミの失恋物語かと踏んでいたが、最後にはそうではなく互助会の綺麗な形だった。 カイは幼少期からヤングケアラー、アキミは離婚した時からヤングケアラー。カイが先に夢を叶えて、その後にアキミが夢を叶える。追いかけてばかりのあきみだったけど、1番最初の互助会へのミスリードから暗示するかのように、内実を知らない世間からの糾弾で失落したかいにやっと追いつくことができた。最後には対等に終わりを迎えられたみたいでよかった。 瞳子さんがとにかく素敵だったけど、そんな人があきみの父親のどこに惹かれたのかは分からずじまいだったな。受験中にカイやアキミや先生や瞳子さんの孤独な戦いは凄くしみた。それに、夫に経済力を全部託してしまい、地位が低い状態で好き勝手されている母親を何人も見てきているので、何度も頷ける文章が多くそれにもまた元気付けられた。人はやはり相手のためにも自分のためにも自立してるべき。寄りかからないし、甘えさせない!
2投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログあまりに切ない。 何が正しかったんだろう、どうしたら二人は報われた???泣 二人が歩むべき道ってこれだったのかな、親がちゃんとしてたら違う未来があった? とか思うけど、2人の親がこんなだったからこそ出会えた、みたいなところもあるし。 はぁ、、、、やるせない、報われない あんなに重くて人間関係も複雑でドロドロなのに なんだこの爽やかさとあたたかさは!!(;;) 暁海より、櫂の方が思慮深くて敏感だからかも。 櫂のその性格が暁海に正しく向いて、正しく作用するからこそ生まれる温かさかもしれない。 本当に素敵な本でした。
2投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ今まで読んだ小説の中で最も感情を揺さぶらた。傑作。 私は、恋愛系小説があまり好みではないのでウラスジを見た時に勝手に単なる恋愛系小説だと思い込み手に取ることを遠慮していた。しかし、読後、いや、読書中にもっと早く読みたかったという気持ちとこの作品に出会えて良かった心底感じた。 物語自体の面白さはもちろんいうまでもなく素晴らしいが、二者の視点が交互に展開される本作は、読者のページをめくる手が止まらなくなるほど非常に良い内容構成だと感じた。
0投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
暁海、櫂、北原先生、瞳子さん、暁海、櫂の両親にさえ(絶対にああなりたくないけど)共感出来る心情がたくさんあった。 暁海、櫂の心情の描写が繊細で繰り返し読み返したし、うるっときた。 親に苦しめられても決してその手を振り解けない2人。血は厄介なもの。 暁海と櫂がもっと一緒にいられたら、とは思ったけど決して悲観的な最後じゃなかった。やっと暁海が櫂といることを選べてよかった。
0投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ読んだ記憶を消してもう一度読みたい作品。 情景描写、心情表現が細やかでリアルなので、「この気持ちわかるわー」と思いながら、どんどん読み進めることができた。いい意味で淀みがなく読みやすい作品。スピンオフ?の方も読んでみたい。
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ苦しくて何度も手を止めながらも、ふたりが迎える結末を知りたくて最後まで読んでしまった。 自分の学生時代の感情を思い出したし、今抱えてる感情にも突き刺さって、抜けなくなってしまった。 苦しいね。でも、自分で選びとった人生を生きたいね。何度もそう思っては、そう出来なくてを繰り返している最中なので、迷ったらまた読み返したいなと思った。
6投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログもうすごい苦しい、重い話。 それがぐぐっと入ってきて読むのが止まらなくなっちゃう。涙なしでは読めない
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ二度目はちょっと遠慮したいけど、必ず一度は読んでほしいなと思う作品でした。 読んでいる最中、ずっと最初のページに戻りたくて仕方なかったですが、戻らず読んだので最後にすっきり答え合わせができました。 様々なものが生々しくて、生々しいからこそ最後がとても輝いて見えました。 読み終わってすぐ、大切な人に会いたくなる、そんな感じです。
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ【捨てるのではなく、選び続ける】 青埜 櫂 あおの かい 井上 暁海 いのうえ あきみ それぞれの主人公の目線が切り替わりながら進む物語は決して他人事とは思えない、描写と共感。 年齢と状況が変化することによって起こる心情のズレを的確に表現していて、ぐうの音も出ませんでした笑 変えられない現実や社会問題に縛られながらも彼らが選んで行った先には何が? とにかく美しく、読了後の自分はこの本と出会う前の自分とは少し変わって生きていけそうです。 今、目の前の『大切』を選ぶ。 人生において自分の星になる何かを見つけて。
20投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ面白かった 毒親に対しての子どもの大変さというかなり重い内容もあるけど、 ただの恋愛小説ではなくて、 人生を自分で選択していく力が必要 人が生きるとはみたいな 自分で選択していくには経済的自立も必要なんて、すごい同意した!
9投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今までで読んだ小説で1番になってしまったかも、、 後半3回くらい涙した。。。 まず、この汝、星の如くの小説が、暁海へのラブレターだったこと。素敵すぎた。 あと最初の始まりのプロローグは読んでる途中でどこで繋がりがあるのか早く繋げたくて何回か途中で読み返した。 とあるところで一気に繋がって始まりから終わりまでどこを切り取ってもおもしろかった。 凪良さんが滋賀出身京都育ちだから、櫂くんの関西弁もスムーズで、母親の品のない関西弁もまたよかった。 何より暁海が最後生きたいように生きれてよかったなあと思う。 中盤でようやく櫂くんの育ちに対して『ネグレクト』という言葉が現れた時も、大人になった知識から出てくる言葉の表現と、序盤の子供時代にこれを『ネグレクト』と表現できない子供の回想らしい表現の仕方も圧巻だった。 全ての人が『普通』の家族ではないと思っていて、『普通』であろうとする生き辛さと、1人で生きたいけど1人でいる孤独さ いろいろ読んでて共感できた。 誰かの人生のために生きるんじゃなくて、自分の人生の中で誰かとともになろうよ、というメッセージの伝え方が本当に良かったです。 出てくる文章一文一文がめちゃくちゃよかったです。 図書館でようやく順番が回ってきて読めたけど思わずそのあと買いました。 何回も読み直して年齢とともに感じ方の違う自分にまた出会いたい。 素敵なラブレターを出版していただき、ありがとうございます。
2投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ何か読みたいと思いつつ、いい本に出会えておらずでした。 そんな時にSNSでたまたま流れてきた本。 本屋さんで探して観たら、来年映画化されるからかなりの推され方だった。 明日仕事なのに、夢中で夜中に読み終えた。 ズンと心に響く言葉もあるし、感情移入をしすぎて痛い瞬間もあり次回読み直すタイミングが自分で予想できないけど二十代後半の今とはまた違う捉え方をしてるかなと思うと楽しみではある。
9投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ大人が情けない。子どもは悪くないと思ってしまう。現代人にわかりやすいドラマチックな小説。 完全に個人的な好みだが、男性主人公の設定が、端正な顔立ちで性格が素直、大人になってちょっとだらしなくなるいかにもモテ男「ザ・女性が理想とする青年」でちょっとウーンとなってしまった。女性主人公が田舎で泥臭く生きているタイプだったので、その対比で、「女性の理想」が際立つ少女漫画的な要素を感じた。
0投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログストーリーは面白かったけど、無駄に綺麗な熟語とかが読みづらかった キャラクターに感情移入しづらかった かいはかっこよすぎ
0投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み進めれば読み進めるほどに自分がなんて情けないんだろうと思った。自分が知らない世界線でこんなにも努力をして自分の人生を捧げていくこと、一つの選択肢を取った際に何かを失う必要があること、その時の人の心の心情の繊細さをこと細やかに表現してくれる作者にこの物語が本当に大好きです。 再読すること前提ですぐに再読したいけどできないもういっかいこの物語に自分が引き込まれていくのだと思うともっともっと時間を空けたいな。好きな言葉がこれでもかというほどにたくさんあるけども一番は自分の鎖は自分で選ぶという言葉に引き込まれてたな。 経済力という面で田舎にいとかなきゃとそれも事実なのかもしれないけども、自分の描いた漫画で東京で着々と自分の目指す人生を歩むのも経済力を持ち、友好関係も広がり、いろんな自由を手にする中で何か空洞がらあったんだろうな。お金で得れないものはあるけれどもお金で得れるものもあってそれに苦しむことだってある。 経済力という面でみたり、人々の心情という面でみたり、情熱という面でみたり、いろんな視点で何度も大きな間隔を空けてしわくちゃになるほど読んでいくんだろうなと思った。 切ない。
5投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ前回は図書館で借りて読んで、手元になかったので、文庫版を購入して再読。 やはり、心に響く。 ぜひ、続編も読んでみようと思う。
5投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ書店でたまたま気になって購入。今までで1番読む手が止まらなかった。自分の置かれている環境がどんなに恵まれていて自分がどんなに子供かを思い知らされるほど2人の抱える問題が重く、恵まれている状況でウジウジ悩んでいた自分が恥ずかしくなった。こんなに揺さぶられ作品はそうそうないと思う。いろんな物語に出会いたいと強く思えるほど、良い読書体験を与えてくれた作品だった。
9投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログいろんな感情が揺さぶられた。 2人の愛の関係性にすごく波があり、相手を思う気持ちだけでは相手を理解出来ないそんな気がした。お互いに環境も考えも違うからこそ寄り添うことは難しくだからこそ恋や愛は儚く難しいものだと思った。恋愛の部分以外でも学びが多い作品で、自分が画像や文で見ている世界と当事者では捉え方が全然違い書かれていることが全ての真実ではない可能性、また自由に生きていくための自立の大切さ、そんなことを教えてくれる小説。
8投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログとにかく余韻が凄かった。あんな壮大な恋愛を私もしてみたい。 読んでいて本当に胸が苦しくなる。男女の心情が細かく書かれていて本当に良かった。 自分の人生は自分で決める、それは優しさではなく弱さ、学生だからこそ読んだ方が良いと思う。 最近芸能界でも色々と騒動があるが、内訳も何も知らないソースがどこなのかもわからない、証拠も何も無い記事を見て、とやかく言うのはやめようと思った。 学生のうちに読むのをおすすめする。
8投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
娘から勧められて、何十年かぶりに読書してみました。かいくんとあきみちゃんの切ない物語。でも最後は切なすぎる。
2投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ久しぶりの読書に目覚めることになりそうな一冊。 プロローグを何度も読み返してしまうよ 読んでいると、柔らかく時に強い波の音が聞こえてきて、目を閉じると2人と同じ金星が見えるような気がした 「自分がどう在りたいかの選択権は、いつでも自分の手の中に在る」 これが全てだったなと思う 救われないと思うのに、読み終わる頃には彼らにとっては救いの終わりかなと思えた、絶望とは別の世界にある夕月をみました。
6投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ言葉選びがとても心地良いです。 まだ、話の流れも男女交互に進んでいくので読みやすいです。 登場人物の心情だったり言葉が自分にも刺さる場面があったりして痛気持ちい気持ちになる1冊です。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログありふれた話といえばそうなのだけど、それでもやっぱり胸の奥の色んな部分を刺激されて、良かったんだか悪かったんだか分からない終わりも、今主人公が心穏やかに幸せであるなら、きっと良かったんだろうと思う。面白かった。
2投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ友人からプレゼントされて読んだ本。 ほんとに切ない物語。胸がきゅっとなる。 2人の高校生が恋愛し、すれ違い人生を歩んでいく話。 愛する人のために人生を誤りたいという言葉が忘れられない。本当にそれだけ。 人生をかけて愛する人を大切にしたいと思う 評価は⭐︎5じゃ足りない
18投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログプロローグとエピローグ、おなじ場面なのに背景を知るとこんなに受け取り方が違うとは… 恋の始まりから燃え上がり、その熱を失うまで、またそれが切っても切れない愛に変わるまで… 非常にリアルに描かれているので途中はとても辛かった。 周りがどう感じていても、本人たちが納得し満ち足りた人生をおくることが一番ですね。
7投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログうん、やはりよかった。 凪良先生の作品はさ、自分が思っている普通について、考えさせられるよね。。 思ってた以上に偏見にまみれた自分にきづく。 幸せは自分で選ぶものですね。世の中一般とか関係なく。
3投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ物語に引き込まれて、一気に読了。 風景の描写が美しく、目に浮かぶようだった。 主人公2人のそれぞれの視点で物語が進む。 親との関係、2人の関係。 成功とその後。手に入れたもの失ったもの。 そこに関わる大人たち。 北原先生、瞳子さんの言葉に胸を掴まれることが多かった。そして、「普通」とは?と考えさせられた。 自分の人生は誰のものでもない。自分で決める。 人生を生き抜く2人の切ないお話。 そして、もう一度読み返したい本。
4投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価がとてもつけづらい一冊だった。ストーリー自体はありふれているといえばありふれていて、離島にいたカップルの片方が上京して遠距離恋愛になり、気持ちが離れたり近づいたりすれ違ったりして、最期を迎える。 死を扱うフラグが最初から立っていて、(必ずしも死に直結しないとはいえ、その飲み方とかも絶賛何かを予見している)死にしっかり意味があるのはすごいなと思った。ストレスにはストレス対処(現実逃避)が必要で、それがないと生き延びられない。でも、オーバードーズのように永遠に続けるには危険もある。でもしないではいられない。つらい。 正論で言えばこうできたんじゃないか、そんな方法は間違ってる、とか色々外野は言えてしまうし、現実世界でうっかり言ってしまっていることもある。 内実は多岐にわたっていて、簡単に判断できない。当人に言語化が難しいタイミングもある。困っている人に対して第三者ができることなんてそんなにたくさんないし、北原先生のようにそっと見てくれていて、自分が助けられそうなタイミングでそっと近づいてくれる、そんな人になれたらいいなとシンプルに憧れた。北原先生にもいろいろあるのだろうけれども。
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログとても読みやすいのでどんどん読めた。風景描写、人物描写がとても上手くて頭の中に絵が浮かぶ。ドラマ化映画化に向いてる作品だなと思ったら、もう映画化決まってるんだ。いちいちドラマチックでどこかにありそうな物語っていう感じも映画にぴったりだな。最後は泣きました。
0投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ胸が苦しかったし、心振り回されたけど読み終わった後の幸福感たるや〜。まだ話しを知らない人うらやましい。
2投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ本屋で横積みされているのを眺めつつ、文庫化されたと思い手に取った一冊。 実はこの作者の本を読むのは初めてだった。 最後まで読んできれいに幕引きされた作品だと感じた。 2人の主人公の目線でそれぞれ物語が紡がれ どちらにも感情移入し、少し自分自身の人生であった その感情を思い出し、引っ張り出して照らし出すような答え合わせするような感覚を味わいながら読み進めた。 人生はきれいごとばかりではない。 けれども、汚い部分も含め、まるっとあるからこそ ヒトの一生は美しい。 星のごとく、輝くのかもしれない。
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログピュアな恋愛感情を環境に左右されながらも大事に育んでいく主人公たち。 自分がどう生きたいか、許さない環境、苦悩しながら、諦めざるをえないが、最後にどうするかを選択していく姿に、自分の意思、それを選択できる自由というのが、生きていくうえでいかに大切かを感じた小説だった。
3投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログよかったです。 人に傷つけられ、傷つけられてのお話ですが、凪良さんの素晴らしい文章で、最後はスッキリと感動させてもらいました❗
9投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ439ページある本だったけど2日で読破。 読みながら何度も何度も泣いた。 以前読んだ「カフネ」でも触れていたヤングケアラー、LGBT、心の病、不倫…現代社会が抱えている問題がたくさん詰まっていた。 今で言うところの【毒親】という存在に翻弄されながら、自分のしたいことを、愛されたい気持ちを、ぶつけたくなる怒りを…沢山のことを諦めながら、それでも必死に居場所をみつけようともがく暁海と櫂。 2人の運命が最後まで切なすぎて胸が苦しくなった。 作中に出てくるセリフも心に刺さった。 もっともっと若い時にこの本に出会えてたら自分の人生も何か変わってたかな?と思う作品だった。 多くの人に読んでもらいたい作品です。 最後にもうひとつ。 『濃紺の透けるオーガンジーに煌めくビーズを刺して象った"夜空に打ち上がる花火"の刺繍』 暁海が個展のメインとして作ったこの作品のタイトル"homme fatal"という言葉。 意味が気になったので調べたら「femme fatal(運命の女性)」の男性版だそう。 (以下ネットより引用させていただきました) "単なる「運命の相手」であったり、単なる「悪い男」であるだけではオム・ファタールと呼ばれることはなくそれらを満たしながら「女を手玉に取る魔性性」のある男性を指すことが多い。多くの場合、複数人との恋愛をしたりお金を際限なく使ったりする自由奔放な生き方により、女性が振り回されることになる"
10投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ購入した本 ずっと読みたかったが、文庫本が出るまで待っていたもの。やっと文庫化されたので読むことができた。とても切なかったし、どちらの気持ちも状況も理解できてしまうので、本来不要な縛りに縛られながらすれ違い続けているのがとてももどかしい。みんなが幸せになってほしいと願いながら読んだ。
17投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ読み進めるのが辛いけど、読まずにはいられない、そんな感じでした。 心の描写がとてもリアリティがあり、感情移入してしまいました。
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ止まらなくなった。 読み進めるたびに心がキュッと苦しくなるのに、やめられなかった。 なんでこんなに辛い選択をしなければならないのか、せざるを得ないのか。 こんなにも辛いのに、毎日を生きる。毎日を続けなければならない。 この人生、もし私が生きていたらどうしていたんだろうとか考えながら読んだ。 よく将来を漠然と考えて孤独な気持ちになる今の私には辛すぎたから☆3にしたけど、物語としては、人の心情と田舎独特の雰囲気の描写が細かいし、色々考えさせられる良いお話だった。
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ1日で読み終わってしまったくらい引き込まれた作品。暁海の少しずつ自分を変えようと奮闘する姿、櫂の人間らしさ、、。私は櫂に感情移入してしまうことが多かった。本当に素晴らしい作品に出会ったと思った。 瀬戸内の匂い、雰囲気を感じることができたのも不思議な感覚。こんどぜったい訪れようと思う。
3投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後の方はとめどなく溢れる涙をぬぐいながら、ページを巡り続けた。 読み終わった後は、胸におもりがのしかかったような、言葉にならない感情が溢れ出して、物語の全貌を知ってさらに涙する。なぜか満たされた気持ちになれる不思議な感覚。 心を通わせた2人の青春時代に心が温かくなり、社会に出た後の2人の沢山のすれ違いに心が苦しくなったが、全て意味のあるもので、無駄ではなかったのだと思わせてくれる最期。苦しい辛い時間があったからこそ、本当の価値に気づけたのかもしれない。 凪良ゆうさん、すごすぎ。 私の好きな言葉。↓ あのころのわたしを絶望させていたことも無駄ではなかった。過去は変えられないと言うけれど、未来によって上書きすることもできる。結局1番のがんばれる理由は「ここはわたしが選んだ場所」という単純な事実なのだと思う。 「誰かに遠慮して大事なことを諦めたら、あとで後悔するかもしれない。そのとき、その誰かのせいにしてしまうかもしれない。でもわたしの経験からすると、誰のせいにしても納得できないし救われないの。誰もあなたの人生の責任を取ってくれない」 瞳子さんの言葉は真っ直ぐにわたしの胸を貫いた。 「わたしは仕事をしていて、それなりに蓄えもある。もちろんお金で買えないものはある。でもお金があるから自由でいられることもある。たとえば誰かに依存しなくていい。いやいや誰かに従わなくていい。それはすごく大事なことだと思う」 「人は群れで暮らす動物です。なにかに属さないと生きていけない。ぼくが言っているのは、自分がなにに属するかを決める自由です。自分を縛る鎖は自分で選ぶ」 「自分で自分を養える、それは人が生きていく上での最低限の武器です。結婚や出産という環境の変化に伴って一時的にしまってもいい。でもいつでも取り出せるよう、メンテはしておくべきでしょうね。いざとなれば闘える。どこにでも飛び立てる。独身だろうが結婚していようが、その準備があるかないかで人生がちがってきます。」 「パートナーがいてもいなくても、子供がいてもいなくても、自分の足で立てること。それは自分を守るためでもあり、自分の弱さを誰かに肩代わりさせないということでもある。人は群れで生きる動物だけれど、助け合いと依存はちがうから」 それでも、わたしは、明日死ぬかもしれない男に会いにいきたい。 幸せになれなくてもいいのだ。 ああ、ちがう。これがわたしの選んだ幸せなのだ。 わたしは愛する男のために人生を誤りたい。 なにをどうしても俺には暁海だったし、暁海には俺だった。 長い時間をかけて、散々失敗をして、わかったのはそれだけだ。 なんて単純なのだろう。 それは、もう、愚かなほどに。
3投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ泣いて泣いて、泣き疲れた。 人の心情を、世の矛盾を、逃げずにできる限り丁寧に言語化してくれた作品だったと思う。 青春ストーリーとしての疾走感と、切ない愛の重厚感が両立している不思議な作品だとも思った。 紀伊國屋書店の特装版は児童書に立ち戻ったような工夫で、それを文庫本で見たのは新鮮だった。
2投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログお友達の勧めで読み始めた作品。 読む前からSNSで見かけた、「わたしは愛する男のために人生を誤りたい。」という言葉がとても印象的で元々気になっていた。 ⚫︎まず北原先生が教え子と関係を持ちつつ人格者すぎる言動に違和感を感じて、そいえばフィクションだったな、、て思わされたりしたけど、汗 それでも北原先生の言葉や考え方には度々ハッとさせられた。 ⚫︎今を必死に生きる暁海と、目標にがむしゃらになりながら崩れていく櫂の描写が苦しかった。島に残った暁海と東京で華やかな生活を送る櫂の対比もありがちに見えて、その裏にある2人のすれ違いが切ない。 ⚫︎子供に縋る母親たちの無責任さに呆れたし腹立たしかった。その子供として育った暁海が自分の足で立とうとする様子は令和の女性像らしさを感じてとてもよかった。 不倫は肯定できないから瞳子さんに完全に共感はできないけれど、暁海はあの人がいたから「自立」という最後の希望と武器を持てたのだと思うし、自分の芯があって堂々としている瞳子さんは魅力的に見えた。 島の情景描写が素敵で、暁海と櫂にとって苦しくも美しい愛媛を訪れたくなった。 ドラマ化もするしこれからも注目していきたい作品!
3投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ凪良ゆう、『本屋大賞』受賞作。 瀬戸内海の島の女子高生・暁海。 父は不倫相手・瞳子のもとに走り、母は鬱状態。 恋多き母に振り回され、暁海のいる島へ転校してきた櫂。 2人は… 櫂は、東京に出て、漫画の原作者として、成功を収めたように見えたが… 母を島にひとりで残すことができず、島に残ることを決めた暁海… 遠距離恋愛を続ける2人に… 親に翻弄される暁海と櫂。 なんなんだこの親たちは… 自分本位すぎて、子どものことなどまったく関係なし。 暁海の父はもっと暁海のためにできたことがあったのではないだろうか… 金銭的にもっと助けることはできたのではないだろうか… 自分の勝手で暁海には負担をかけてしまったのだから。もちろん母にも原因はあるんだろうけど。 父親の立場から見てしまう自分がいる。 暁海が櫂のもとに走ったことに、怒る父に、本当に『お前にだけは言われたくない』、『どの口が言う』と思ってしまう。 でも、凪良作品に出てくる親は本当にろくでなしが多い。 広瀬すず、横浜流星で映画化。 暁海も櫂も、広瀬すず、横浜流星がぴったりはまる。 他のキャストはどうなるんだろう。 櫂の母、誰だろう… イメージがよくないだけに難しい…
23投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ文庫になる前にめちゃくちゃピックアップされていたけど、自分にはハマらなかった。 『誰のせいにしても納得できないし救われないの。誰もあなたの人生の責任をとってくれない(p92)』
7投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ一つ一つの言葉に重みを感じ、頷きながら読みました。 「自分で自分を養える。それは人が生きていく上での最低限の武器です。」 ずきゅーんときました。 ばあばですが、まだまだ、がんばろ!と、思いました。
1投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ凪良ゆうさんは辛くて重くてしんどい文章をどこか爽やかで穏やかな気持ちにさせてくれるような力があるなぁとしみじみした一冊でした。 相反してるけど、本当にこれに尽きる。 世間一般的な"普通"に囚われず、まさに自分の人生を自分で選んで自分で満足いくまで生き抜く。 その過程で心から幸せだと思える人と過ごしていく、そんな穏やかな人生を私も歩みたいと思った。
1投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
400ページ以上(文庫本)あるにも関わらず一気読み。 ヤングケアラーやLGBT、不倫、現代の社会問題がこの一冊に詰まっていた。 櫂と暁海の関係が最後まで切ない。 親がとことん情けない(この一言で片付けていいのか分からないけど)あまり、まだ若い子どもがここまで人生を振り回されなければならないのかと悔しい気持ちになった。 どんな家庭環境で育つことができるかは本人には決められない、運次第であってわかりやすい正義だけではどうにもならない現実がそこにはある。 頼れる親や友人がいない。婚約者が不倫しているが経済的な理由で離婚できない。矜持を折ってでも周りに従いすがりながらじゃないと生きていけない。 そんな状況に陥らないよう、自分のことは自分で守れるくらいの経済力、自立力を持っていることが大切だと思った。 心身の不調、出産、子育てなど、いろんな理由で仕事を一時辞めなければならなくなっても、北原先生の言うようにいざというとき一人でも生きていけるほどの強さはあったほうがいい。 でもそれが難しくてままならないからこそ、親ガチャとかそういう言葉がうまれたのかも…
35投稿日: 2025.09.12
