
りりかさんのぬいぐるみ診療所 しろくまピース
かんのゆうこ、北見葉胡/講談社
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総合評価
(4件)4.7
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powered by ブクログりりかさんのぬいぐるみ診療所シリーズ。今回のはなしもとてもよかった。 私も子供の頃からぬいぐるみと一緒にいて、この子達と別れるとか考えられないので、一つ一つのお話に共感しかなく、特に最後のぬいぐるみの里子話は胸がぎゅっと苦しくなる思いがしました。 ぬいぐるみはかわいがればかわいがるほどボロボロになってしまう。そのことに早く気付いたりりかさん、えらい。そしてそういうぬいぐるみを救ってあげる仕事があることに気付いたのもまたすごい。 魔法は使えなくても、世界中にこんなぬいぐるみのお医者さんがふえるといい…中年ながら、そんなメルヘンなことを願ってしまう一冊でした。
13投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログりりかさんシリーズ。今回は愛媛県のとべ動物園の人間に育てられたシロクマピースをモチーフとした創作あり。
1投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ『顔にしみがあってもなくても、この子は何一つかわらない。この子の中にあるすばらしさが、このしみのせいで損なわれるなんてことかあるはずない。』 また、泣いてしまった。 ぬいぐるみ話に本当に弱い。 うちの古参たちも、ケガの治療とシャンプーと綿の入れ替えして欲しい。
3投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
りりかさんのぬいぐるみ診療所のお話第5作です。表題作は、実在の動物園の実在のシロクマちゃんが登場する感動の物語です。飼育員さんの毎日の不断の配慮と愛情に頭が下がり胸が熱くなります。 夜の診療所シリーズと呼びたい「ぬいぐるみたちのねむれない夜」は、診療所の前にぬいぐるみを捨てる人がいて、その「捨てぬい」たちが新たな道に踏み出すお話です。ものの価値が分からない嫌な人たちが登場しますが、りりかさんの毅然とした態度、そして「この子じゃなきゃだめ」という葵ちゃんの心が素晴らしいです。
14投稿日: 2025.07.20
