ことばの面白さを堪能できる一冊。子ども向けだが、大人でも唸る充実感。『誤解された人の味方になろう』『身の回りに流行語はあるか?』等、テーマごとに『ことばハンター』こと飯間浩明氏が優しく解説。ほっこりする可愛いイラストが目を引きます。

「毎日小学生新聞」に長期連載中の「日本語どんぶらこ」からの単行本三冊目。 初出は2021年6月24日付〜2024年3月21日付からの精選。 かつては日本語の品詞や活用、文法、語彙といったこまごましたトピックが中心だったが、連載長期化に伴って、読書感想文の書き方やコミュニケーションの仕方といった国語的社会的な話題の比重が大きくなっている。言語学の視点・エッセンスがあるので説得力はある。「気持ちは一言ではいいにくい」は東畑開人や頭木弘樹の話につながるところもあると思った。 文章のテーマに沿いつつ、イラストレーターが独自にアイデアを展開させるイラストがまた楽しい。

ビルマは聞いたことあったけど、ちゃんとミャンマーじゃなかったんだ、へー。 ホーチミンとサイゴンがイコールなのも、元が人名なのも知らなかったな 顔に縦線が入るなんて言う人いる？絵はあるけど文字にはならなくないか なんかちょくちょく言葉感覚違う不思議さを感じることがあった どこかドライブ行きたいねって言われたらそうだねって言うだろ 言ったことに同意するのに言った内容を指してるからそれでいいんじゃないの？

言葉についてのコラム集。 見開きで読めるので、サクサク読めた。 面白かった‼️ 金井真紀さんのイラストが良い✨

なんだか幼い感じのコラムぽいなと読んでいて思っていたら、あとがきで納得、毎日小学生新聞のコラムを集めたものだった笑。暇つぶしにいいかも。