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名作に学ぶ人生を切り拓く教訓50ーー現役東大生が読み解く先人たちの歩み方
名作に学ぶ人生を切り拓く教訓50ーー現役東大生が読み解く先人たちの歩み方
西岡壱誠/アルク
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    はじめに:名作から人生を切り拓く教訓を学ぶ 本書は、読書家である現役東大生と著者が議論を重ね、古今東西の名作文学50作品から、人生を主体的に切り拓くための教訓を抽出したものです。難解に思える名作も、その核心にある普遍的なテーマや教訓を理解することで、読者の人生を豊かにする糧となることを目指しています。著者の読書方法や、名作を何度も読み返すことで新たな発見があるという視点も紹介されています。 CHAPTER 1:人間関係・相手とうまく生きるための教訓 人間関係をテーマにした作品からは、「巌窟王」の希望、「山椒魚」の許し、「ラーマーヤナ」の信頼、「恩讐の彼方に」の感情を超えた世界、「月と六ペンス」の幸せの問い、「夏への扉」の自己努力、「若きウェルテルの悩み」の成就しない想い、「源氏物語」の複雑な愛憎、「伊豆の踊子」の偏見からの解放、「雪国」の愛と孤独、「銀河鉄道の夜」の魂の繋がりといった教訓が提示されます。 CHAPTER 2:困難を乗り越え、本質を見抜く教訓 この章では、「嵐が丘」の愛と復讐、「1984年」の監視社会、「砂の女」の普遍的な日常、「ロビンソン・クルーソー」の冒険心、「トゥルーマン・ショー」の現実の虚構、「罪と罰」の贖罪、「星の王子さま」の大切なもの、そして情報過多社会で「本質」を見失わないことの重要性が、各作品の概要とともに解説されます。 CHAPTER 3:社会と個人、社会の教訓 社会と個人の関係性を扱った作品からは、「神曲」の罪と救済、「羅生門」の生きるための悪、「草枕」のままならない人生の美しさが教訓として挙げられます。それぞれの物語を通して、人間の普遍的な感情や社会のあり方について深く考えさせられます。 CHAPTER 4:現代にも続く問題・強く生き抜くための教訓 現代にも通じる問題を扱い、強く生き抜くための教訓を提示する作品として、「ハーモニー」の幸福の問い、「カラマーゾフの兄弟」の人間の二面性、「ライ麦畑でつかまえて」の思春期の苦悩とささやかな幸せ、「ブラック・ジャック」の命の尊厳、「老人と海」の孤独と闘い、「斜陽」の没落からの再生、「SLAM DUNK」の挑戦と成長、「蟹工船」の連帯と抵抗、「西部戦線異状なし」の戦争の悲惨さ、「戦争論」の主軸の見極め、「ハムレット」の悩む意味が解説されます。 社会人としての自分の磨き方 社会人として成長するための具体的なアプローチや心構えとして、有効な努力の仕方、報連相の重要性、判断力、困難な仕事への姿勢、苦境への心構え、勇気と自信、リーダーシップ、逆境と成長、性格との向き合い方、「自分でコントロールできること」に焦点を当てる思考法、キャリアの停滞を避けるための心構え、採用された理由と会社へのコミットメント、上司とのコミュニケーション、入社1年目と3年目までの「社内マーケティング」、任された仕事への姿勢、無意味な仕事への割り切りなどが語られます。 人脈を広げるよりも大切なこと、人生の舵取り 仕事における本物の人間関係の築き方、見た目の印象と立ち居振る舞いの重要性、飲み会や交流、そして周囲と違うことを恐れない鈍感さの大切さが説かれます。本書全体を通して、読者、特に若い世代に向けて、仕事と人生のバランスを取りながら、後悔なく主体的に生きていくための様々なアドバイスが送られ、自分の人生を自ら動かしていくことの重要性が強調されます。

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    投稿日: 2025.05.21