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総合評価

1257件)
4.2
541
451
173
46
8
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    4.9 読みやすいし面白いクローズドサークル。終末に驚きの展開。読了後は深く息を吸ってため息を思わずついてしまった。麻衣の頭の回転の速さやそれを思いついたとして実行できる恐ろしい残虐性。ものすごい。もうちょっと知りたいところで物語がぷつっと終わる。最後の5人の絶叫を想像してものすごく怖くなった。でもあの子がさやかちゃんの頭を切れてしたったのが本当に怖い。柊一も二人で死ぬことを選んでいたら生き残れたという後味の悪さ。あとはここまで状況を冷静に見て論理的に犯人を見つけた翔太郎が全てを知った時の反応が気になった。

    1
    投稿日: 2025.01.10
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    ミステリ好きだった頃を思い出しながら久しぶりに読んだ推理系小説。金田一方式で謎解きしていく正統派ミステリーかと思いきや違ったが、展開に引き込まれたし、読む手が止まらなかった。 読後感はなんともいえない。映画の「ソー」を観た時の感覚に近い。が、面白い本を探している人には勧めたくなる。

    4
    投稿日: 2025.01.10
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    クラシックな推理小説が出だした頃の読者の興奮ってこんな感じだったのかも、と本書を読んで思った。さらにそれだけでは終わらない内容。アニメ化されそうな雰囲気。

    13
    投稿日: 2025.01.10
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    あらすじを読んで、どうなったら1人を犠牲にしないと助からない脱出になるんだ?と思っていたら、方舟の設定の作り込まれ方で納得しました。よくあるクローズドサークルだと館から出れない、島から出れないとありますが、人工的に作られた、しかも現実にありそうにない構造物なのは私の個人的感覚としては作り話のミステリー感があったなと思いましたが読み進めると自然とそれを受け入れていました笑 しかも全員が仲間ではなくて、サークル仲間と1家族というメンバーもびっくりしました。 物語に深入りするというよりかは淡々と進む時間を客観的に観察している感覚なのは後書きの有栖川有栖さんの解説にあるフーダニットのミステリーの特徴と知ってから勉強になります。後書きまで読むべきですね。 ラストは衝撃を受けてそれを受け入れて落ち着く前に幕を閉められたって感じました。理解する前に終わった…みたいな。犯人の頭の回転の良さも良すぎんか!?と突っ込みたくなりましたが、とんでもないラストです。どんでん返しなんてもんじゃない、物語としては素晴らしいラストですが気持ちがスッキリしないんです笑 後日談とか欲しすぎて、その後のメンバーと犯人のそれぞれが気になりすぎる。 これも有栖川有栖さんの解説まで読んで納得しましたが、探偵役となった翔太郎のことをみると立場の重要さとそれに見合ったその後を考えると他の作品の探偵役と比較したくなってこれからの見方を新しくしてくれました。 新年1冊目に読みましたが、これは勉強になりました。 純粋に「あなたならどうする?」を訴えかけられすぎるいろんなことが詰まった作品で、人気の理由がわかりました。

    2
    投稿日: 2025.01.09
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    周りの評価が高すぎたのもあって少し拍子抜け 恋愛が結構からんでた あそこまでの考えがあったとはと驚きがあったが、途中で大体トリックが分かる

    1
    投稿日: 2025.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本格ミステリというよりミステリー作品! 驚いたところ ・やけに倉庫の数と描写が多い理由 (絶縁テープの存在を知らない人を論理的に導くための伏線とは思わなかった) ・方舟というタイトル (最後まで読むと皮肉がきいた良いタイトル) ・クローズドサークルを作るための舞台設定 ここは微妙 ・登場人物の深掘り (正直、誰が犯人でも、あっそう、、、という印象) ・麻衣の人物像 (生に対して消極的と思ってたのに、誰よりも渇望していた) ・謎の描写 (弘子の行方不明の弟陽二、終末思想の新興宗教など別に要らない、伏線にもならないものたち) オチ自体は珍しくはない。このオチが好きな人はイヤミス系おすすめしたい!こういう系の宝庫! 麻衣への消極的なイメージは隆平との結婚理由(なんか恋愛に面倒になって、もういいかな)から。そりゃあ当たり前に生き残りたいだろうけど、それでも、ここまで瞬時に思い切れた何かを麻衣に持たせて欲しかった。 麻衣の方も前提として地下3階がちゃんと通れて、非常口までの階段?が機能してないといけない。しかも出れても、もふもとまで戻らないといけない。結構厳しそう、、、。 クローズドサークルになるまでの導入部分は本当に好き。読んでいて手に汗握る描写の連続だった。 関係ないけど、衛星経由のSOSコールって、ああいう地下?みたいなところからだと出来ないのだろうか。

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    読み終わった後の余韻がすごい。ずっとドキドキしてる。 途中で恋愛が絡んでてん?と思ったが、それがあえて最後の結末をより非情にしてると思った。

    1
    投稿日: 2025.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺人のトリックよりも動機が肝になっているという引っ掛けで読者を騙すパターンは初めて。「現代は科学技術や医学が進歩しているから、トリックを成立させるための状況設定がめんどくさいな〜」なんて思っていたが、ノア1人が生き残ったという方舟の話と結末をリンクさせててなるほどと思った。

    2
    投稿日: 2025.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさかまさかまさかの結末! 犯人が巻き上げ機を自ら進んで操作するわけないのに、どうやってストーリーを展開していくのかなあ、と思っていたら 、なるほど、こうなるのか! イヤミス作品の良い作品に出会えると嬉しいなあ

    2
    投稿日: 2025.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストの展開にゾクゾクした。 真犯人が判明して、このまま犠牲となるべく1人機械室に入る麻衣の後ろ姿を人生に疲れてしまい、半ば自暴自棄となりその選択を決断したかのように見えたが、実はその正反対で誰よりも初めから生存するための策を講じていたことに唖然とした。 別れ際の「それじゃ、さようなら」は結末を知る前後だと意味が全く変わってくることにもジワジワと恐ろしさが伝わってきた。 探偵役が何処となく空かした人物であるのと同時に自信満々に推理を披露した挙句にラスト一文で絶望するのは作者の意地悪を感じた。 作者の日頃の思考が麻衣に投影されている部分があり、柊一と麻衣がデスゲームの話をところで、登場するキャラクターの中で麻衣が最も人間らしいと感じられた。

    0
    投稿日: 2025.01.07
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    脳内映像化しやすく、サクッと読めました。 とある一行を普通に読んでから、ん?えっ、まじか。となり、少し戻って読み直し。ほ〜、そうくるかぁ、と感心。好きなエンドではなかったけれど、面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わってすぐ感想が書きたくなったし、他の人の感想が読みたくなりました。 裕哉は方舟のことを知っているから、さやかは裕哉から方舟の写真を送られていたから狙われたんだろうなと考えて、じゃあそれが動機になるってことはもしかして他にも出口があって犯人は自分だけそこから脱出しようとしてるのかなというところまでは考えたのですが、それでも1人残る側になってはダメだと思っていたのでラストは衝撃でした。 展開のテンポが良くて、イヤミスだけど読後の後味がそこまで悪くなかった気がします。 最後に有栖川先生の解説を読みながら振り返る時間も含めて最高でした。 少し時間を置いてまた読み返したいです。

    1
    投稿日: 2025.01.06
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    読みやすくて、ページ数の割に一気読みできた どんでん返しと聞いて買ったけど、期待を裏切らずのオチ、おもしろかった!

    1
    投稿日: 2025.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 全体的に、展開がゆっくりだった。 Audibleにて読了したが、かなりの間、うーんなんだか何も起きないなと思いながら読んだ。こんな環境で、殺人事件が起きているだけでも異常なのだが。 人数を減らせばテンポが良くなる気はするが、犯人候補は減るから難しいか。 ・スリラー・サスペンス要素が強く、ミステリとしては単純だった。謎解きは一本道、タネ明かしもずっっと翔太郎の推理ショウだった。(謎を出されるとどうにも、ミステリとしての完成度を期待してしまう。) 寝る間も惜しんで謎解きしてくれた翔太郎が、しんでしまって悲しい。 ・ところどころ、描写から自分が想像したものと、実物がズレている部分があった。 例えば、 『地下二階の廊下は光が漏れたら気がつくくらいに暗い』みんながスイスイ歩き回るものだから、もう少し薄明るいと想像していた。しかし、ウエスで塞がれた光が紛れられる程度には明るいらしい。なるほどね。 『ドアとドア枠の隙間は、雑巾は挟めないがウエスなら挟める程度である』これは実物を見ていないと分からないわね…フーン…そうなのね…という気持ちだった。 『ドアとドア枠の隙間は、ウエスで埋めきれる程度である』これもフーンとなった。暗い側から隙間を埋めるならば、光の漏れている所だけ塞げばよいが、明るい側からはどこの隙間が向こうへ貫通しているか分からない。雑巾も通さぬ薄い隙間なら、なおさら。塞ぎたければ「念のためドア一周全部埋めたい」のが人情だろう。すべてウエスで?短時間で?フーン…そうかいそうかい… 『裕哉の持っていたチャック付袋は、スマホが入るくらい大きい』爪切りだけが入るような袋を想像していた。水濡れ防止のため、ツールを個包装しているのかと。マメだなと。“身支度ツールを全部入れたひとつの袋”だったのだな。 といった具合。まあ単に読解力の無いことと、見抜けなかったアレコレへの負け惜しみである。 紙の書籍なら、図解とかあったのかしら。漫画化されているらしいのだが、このあたりどう描写されているか気になる。 ・完全なるメタ推理だが、柊一と麻衣がキスしたとき、こいつが犯人だ!柊一クン騙されないで!と思った。 麻衣自身に騙している意識は無かったかもしれないが、これは本人のみぞ知る。 ・第二死体の時点で、“建物のことを知っている”と露見した人から順にころされているなあ、つまりこの建物の何らかのヒミツに気づかれると不都合な人が犯人や!と推測していたため、翔太郎に「動機から犯人を推理するな」と叱られたときはシュンとした。(そして、隆平は1秒も好きになれなかったので、翔太郎氏の推理した方の動機にも納得してしまった。)  後出しになるが、真実に近づくという意味では、動機から推理した方がよかったじゃないか。分かったところで救いは無いが。 ・洞窟の外の人生で、隆平のことを相談しても自分を救ってはくれなかった柊一を、麻衣が本当に“選ぶ”とは思えない。本当にハーネスは2つあったんだろうか。考えすぎかしら。 (追記) 他の方の感想を幾つか読んで気になったのだが、「隆平をころしたかった」のは翔太郎の推理における動機であって、麻衣自身はそれを真実として語っていなかったような? あくまで「自分が生き残りたい」であって、「隆平をころしたい」とは思っていない(結果しぬだけのひと)のではないか。 麻衣の核にあたる部分と思うが、読む人によって違うんだなと感じたので追記。

    1
    投稿日: 2025.01.05
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    結末が怖すぎる。 地下建築に閉じ込められた人物たちの物語だが、読んでいくうちにこちらまで息が詰まっていきそう。そして人間の醜さを嫌でも感じさせられる。 とにかく結末にゾッとする。大どんでん返しの驚きを感じたい人は是非。

    16
    投稿日: 2025.01.05
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    難しい言い回しがなく、とても読みやすかった。読書が得意でない自分でも、引き込まれる文章で思わず一気読み。 後半にかけて心臓がどんどんと高鳴ってきて、最終局面では、ジェットコースターが発車する前の緊張感のような、そんな感覚を味わえた。 選択を考えさせられる(?)、という評価もあるが、自分としてはよくある題材(?)な気がして、新しい気づきになるようなものではなかった。学生さんや若い方からしたら、こういう時自分はどちらを選ぶだろう?と真剣に考えて楽しめるかもしれない。 読書を最近はじめた自分にとっては、本を読む楽しさを教えてもらった気分。

    2
    投稿日: 2025.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白すぎるし、文章が読みやすくて読む手が止まらなかった。 最後の絶望感がたまらなかった。 核心に迫りつつ、決定的な証拠がないまま進んでいくところ、限界の人間の様子がよかったな。

    1
    投稿日: 2025.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文庫版を読了。 発売当初に有栖川有栖先生がWEBで感想を書いたという逸話を聞いていたが、それに能わぬ結末だった。(文庫版にはその感想が巻末に載っている) 登場人物はある種記号的であり、いわゆる探偵役が探偵役すぎる点も結末にガッチリとハマっており、読んでいる最中の読者視点での感情の管理、ヘイトコントロールも今思えば気持ちよく作者に転がされいたと思う。 近年稀に見る感想を聞きたい、共有したくなる作品であった。

    0
    投稿日: 2025.01.04
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    1人を犠牲にしなければこの密地下室からは出られない。そんな中、1人が殺された。 犠牲はその殺人犯がなるべきだ。 水没していく地下で時間と精神を削りながら犯人を探していく。 果たして最後に抜け出せるのは何人? 設定に少し抵抗があったけど、読み進めれば気にならない。 久しぶりの大どんでん返しで興奮しました。 映像化すると面白そう。

    1
    投稿日: 2025.01.04
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    確かに、前評判通りドキドキハラハラしっぱなしで面白かったんだけど…もう少し深みのある人間ドラマがあった方がいいかな〜。 イヤミスですね。

    1
    投稿日: 2025.01.03
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    とても読みやすい小説だった。 ミステリーの結末が分かってから、もう一回読むと面白い。 年末一気読みでした。

    4
    投稿日: 2025.01.03
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    すごく読みやすかった!けど地下建設の構造をイメージできない場面が多々あった、、、映像化したらおもしろくなりそう!

    1
    投稿日: 2025.01.02
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    総じて「生への執着」がすごいなと思った。 私だったら、うっかり「もういいです、私行きます」とか言っちゃいそうってずっと考えてた。 きっとこの人なんだろうなと ここで終わるわけないよなぁと邪推してしまい 真相に「やるねぇ!」と思ったが、物語に入り込みきれず。 個人的に、2024年一番跳ねたミステリ小説なのかな?と思ってたので、長期休みを機会に読めてよかった!

    1
    投稿日: 2025.01.02
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    読みやすかった。推理小説を読んでいると頭がこんがらがってくるけど、この作品はそんなこともなく、スラスラ読めた。 最後はそうなっちゃうの~って感じでした。

    16
    投稿日: 2025.01.02
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    ブク友さんのお勧めから選んだ本。 とても読みやすく、ハラハラドキドキと嫌な気持ちのまま、あっという間に読了。 読了後の後味も最悪ですが、とてもとても面白かったです。 共感は出来ないので★は4ですが。

    30
    投稿日: 2025.01.02
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    積読本で、今年になって一気に読み上げた。 読んでて退屈はしなかったけどそこまで期待した展開がなく…それとなく犯人も分かりかけた矢先… やっぱり最後やられた!

    8
    投稿日: 2025.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結構さくさく読めるのでおすすめ。 ラスト、タダでは終わらんだろと思っていたのでなんとなくひょっとして…と思ってたけど予想よりもっとこう エグかったのでワァ!ってなりました 後味はあんまり良くないです!笑 そういうの好きな人にはおすすめできるかなと…!

    1
    投稿日: 2025.01.01
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    ネタバレ禁止! と謳われ過ぎる中でも、上がり切ったハードルをしっかり超えて、面白かった。 シンプルに、気付かなかった!なるほど!という気付きからのどんでん返しが、読んでいて気持ち良かった。 バッドエンドなのに爽快な読後感を得られたのは、後半、主人公の選択に、読者としてがっかりしてしまったからだろう。 (いやまあ、死にたくないし、仕方ないんだけどね。) ここぞという時の選択って大切。

    2
    投稿日: 2025.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進めることさえ苦しく感じるほどの、追い詰められたシチュエーション。 まさか最後のどんでん返しが「無い」なんて…! 翔太郎が最後にもうひと暴きして、麻衣を追い詰めて終わると思ったのに…。

    3
    投稿日: 2025.01.01
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    山奥の地下建築を探検してたら地震で出口を岩が塞いでしまった。巻き上げ機で動かせそうだけど作動させた人は閉じ込められてしまう。誰が犠牲になって地下に残るのか。という話だけでも充分に面白そうなのに、さらに殺人事件も発生。評判通り、とんでもなく面白かった。タイムリミット付きの密室殺人の最高峰。

    1
    投稿日: 2024.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メモ  登場人物は、大学のサークル仲間6人と、そのうちの一人である、主人公柊一の従弟である翔太郎。そして、矢崎親子。この9人が、物語内で「方舟」と呼ばれる地下建築で極限の状態での殺人事件に見舞われる。  死へのタイムリミットが設定されたクローズドサークルものとしては、阿津川辰海の「紅蓮館の殺人」、「蒼海館の殺人」といった作品がある。閉ざされた環境での連続殺人事件は、科学捜査を締め出すことができ、緊張感もある。クラシカルなミステリを演出できるのだが、どうしても、非現実的な設定となってしまう。方舟も例外ではなく、登場人物の一人、雄哉の父が所有する別荘から、雄哉が過去にたまたま発見したという謎の地下建築に向かい、途中で道に迷って、その地下建築で夜を過ごすことになる。そして、迷い込んできた矢崎親子もともに一夜を過ごすことになるが、大地震が発生し、閉じ込められる。地下から水がせりあがってきており、最長1週間で水没する。しかし、一人が犠牲となり、仕掛けを利用すれば、ほかの者は助かるかもしれない。そんな中で殺人事件が起こる。犠牲となるのは犯人がふさわしい。だから犯人捜しを始める…というリアリティもへったくれもない超・ご都合主義の展開となる。  謎の1つは、なぜ、こんな環境で殺人事件を起こしたのかという点。この点は、真犯人から最後に語られる真相が見事で、納得がいく。いわゆる、ワンアイデアもので、そのアイデアが秀逸であり、真相から逆算すると見事と感じられる。真相を知ってから、犯人の言動を見ると、思いやりのある好人物と見えた言動が、利己的な言動に見え、再読に耐える伏線もいい。こういった点が、この作品の評価を高めているのだと思う。  もう少し深掘りする。探偵役は、主人公柊一の従弟である翔太郎。5年前に叔母から相当の遺産を継ぎ、定職につくことなく、旅行や研究をしている、いかにも「名探偵」っぽい人物。実際、このミステリを、ロジカルに解き明かす。もっとも、この名探偵の推理そのものが、犯人の手のひらの上という印象となる構成となっている。  方舟という地下建築に閉じ込められ、誰かが犠牲になれば、残りの人物が助かる。その1人をどう選ぶか…というのが前提。そんな中、なぜか殺人が起こる。そもそも、この状況で殺人をするメリットがない。犯人以外の者は、自分が犠牲になる確率が9分の1から8分の1になってしまうし、犯人は、犯行がばれれば、犠牲者とさせられかねない。そんな中で犯行を行う。犯人を暴き、犯人に犠牲になってもらうという暗黙の了解のもとで推理をするが…そもそも謎らしき謎がなく、容疑者の絞りようがない。リミットは1週間。1週間で地下建築が水没するのに、無為に時間を過ごす。この辺りは、もっとパニックになりそうで、イマイチリアリティがない。物語内では、極限状態と殺人という状況が相殺して、妙な安定感がある…といった趣旨の記述があるが、ご都合主義感はいなめない。  そんな中で、2つ目の殺人事件が起こる。さやかというサークルメンバーの一人が殺害される。それも、首が斬られた姿で。ここで、一気に物語が進む。2つ目の殺人では、いくつもの謎があり、かえって、容疑者が絞られることになる。  そして、3つ目の殺人。凶器のナイフを見つけた矢崎家の父親が、犯人をはめようとして、返り討ちに遭う。2つ目、3つ目の殺人で、消去法により犯人が絞られる。  犯人を暴くロジックは、2つ目の犯行の際に、光を漏れなくするためにテープを使わなかった。テープの存在を知らなかったという点で、容疑者を隆平と麻依に絞る。そして、3つ目の殺人で、スマホが防水でなかったという点で、犯人を麻依と言い当てる。麻依は、夫である隆平を犯人に仕立て上げ、ひどい死に方をさせるために最初の殺人をし、あとは犯行の発覚を防ぐために殺人をしていたと告白する。ここまでが、翔太郎の推理により暴かれた真相。麻依は、一人、犠牲になるために方舟に残ることになる。  翔太郎の推理は、最後の麻依からのトランシーバーアプリを介した告白でひっくり返る。異なる点は動機部分と前提。これが、このミステリの最大のポイント、なぜこんな環境で殺人事件を起こしたのかという点につながる。  なぜ、麻依は殺人事件を起こしたのか。その動機につながる、この作品のワンアイデアとは何か。それは、一人の犠牲で残りのメンバーが助かるという前提部分が違っており、実際は、助かるのは一人だけだという点。出入り口と非常口の入り口の状況が監視カメラから見ることができ、非常口が土砂で完全に埋まっていると判断した。しかし、実際は、土砂で完全に埋まっていたのは出入り口の方。麻依は、2つの映像を、配線を入れ替えることで互い違いにしていたのだ。これで状況は一変する。非常口につながる地下3階は水没しており、脱出にはダイビングの機材が必要。そして、ダイビングの機材は限られている。ダイビングの機材の取り合いになることを避けるために、麻依は映像を取り換えたのだ。  ダイビング機材は完全ではなく、ハーネスを作る時間が必要。また、この地下建築に以前来たことがある裕哉は映像の入れ替えに気づいてしまうかもしれない。これらの理由から麻依は裕哉を殺害。犯人に犠牲になってもらうために始まる犯人捜し。麻依はその間にハーネスを作る。麻依は、自分だけが助かるために行動をしていた。この視点で再読すると、麻依の行動の一変して見える。  矢崎家の父がハンドルを回し、大岩を落としそうになったシーン。麻依と柊一は止めに入り、麻依は、「やめてください!とじこめられちゃう!」と叫ぶ。初読では、麻依が矢崎をおもんばかっての言動と読んだが、実際は、ハンドルが回されると自分が閉じ込められてしまうという点からの言葉だったのだ。  ほかにも、矢崎家が、妻の弟が新興宗教に嵌ったために、この地下建築を目指してきていたということを知ったシーンでは、麻依は、妙にしつこく、地下建築をどの程度知っているかを聞いていた。これも、映像の入れ替えがばれるのを恐れいてたいたため。  さやか殺害の動機は、裕哉が地下建築の入り口の写真を送っていたことを知ったから。この話が出た直後にさやかは殺害された。この点は違和感があったので、納得がいく。矢崎殺害につながる、なぜ、倉庫に行ったのかは、単にハーネスを作る針金を確保するため。矢崎は、タンクを使っていたから殺害された。麻依が地下3階に潜る酸素を確保する必要があった。  麻依は、犯人であることを自白し、自分が箱舟に残ることとして、一人だけ助かるつもりだった。翔太郎が推理を行い、自白の必要がなくなったが、翔太郎の推理に乗り、みごと、一人だけ助かる形に収まった。  麻依は、トランシーバーアプリの告白で、柊一が麻依と一緒に箱舟に残ると言えば、一緒に助かるつもりで、ハーネスを2つ作っていたと告白する。しかし、柊一は残らなかった。「もしも、柊一くんが、私と一緒に地下に残ってくれるつもりだったら、それを使って一緒に地上に逃げようと思っていたんだ。でも、もういいかなって。」、「じゃあ、さよなら」という最後の言葉につながる。  一人の犠牲で、残りのメンバーが助かる。その状況で殺人事件が起こる。犠牲となるのは犯人であるべき。この極限状況での犯人捜し、という設定かと思わせて、実際は、助かるのは一人。犯人は、どうせ死ぬことになる人物を殺害していただけ。殺人は、助かるための時間稼ぎとして行われていた。好人物のように見えた麻依の行動が一変する。なんとも言えない読後感の悪さは見事としかいいようがない。  ミステリとして最低限のロジカルさを確保しつつ、最後に前提をひっくり返す真相。真犯人、麻依のなんとも言えない人物像。主人公、柊一が麻依と残らなかったことによる悲劇。「そのとき、前触れもなく、視界が真っ暗になった。タイムリミットが来たのだ。発電機は運転を停止した。数瞬後。五人の、絶望の絶叫が遠く聞こえた。」という最後の恐怖感  こういう読後感が悪い、いやミスは嫌いではない。久々に読んだミステリというタイミングも良かった。麻依の行動、真相には素直に驚くことができた。得点は、★4の評価で。

    2
    投稿日: 2024.12.31
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    ホワイダニットは全く想像もつかないもので、これは見事でした 極めて意外な真相をバックにした、ラストの悪魔的展開は圧巻

    0
    投稿日: 2024.12.31
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    ネタバレになりそうで、なんもいえんけどとにかく面白かった 設定がシンプルだが、物足りなさは感じず読みやすかった 閉じ込められた時の緊迫感がリアル

    1
    投稿日: 2024.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エピローグを読んだあとまさかの結末に衝撃を受け、そしてなんとも言えない後味の悪さに襲われる事間違いなしです! 正直、犯人はなんとなく予想はついていたのですがまさか犯人の一人勝ちとは想像もつきませんでした。 何よりも主人公の立場としては死を覚悟して好きな人である麻衣を選び、結果2人で助かったとしても地下に残され、やがて死んでいく5人の事を考えると自分のせいじゃないにしても完全なハッピーエンドとは言えないだろうし、あまりの報われなさになんとも言えない気分になります。 読んでいる最中に感じる「よくわらない地下」に閉じ込められるという不安感や気味の悪さ、読後に残る鬱々した感情も含めてすごく魅せてくれる作品だなと思いました。

    1
    投稿日: 2024.12.30
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    これも次女にオススメされて。 友人たちと山奥の地下建築を訪れ一夜を明かすことになった柊一は、明け方、地震に見舞われる。その結果、扉が岩でふさがり、外に出られない状況に。更には水が流れ込んでじわじわ増えていることも発覚。あげく殺人まで起きてしまう。 すごく面白いと聞かされていたせいか、逆に淡々と読んでしまったかも。状況的には息が詰まるような気持ちになりそうだけれど、読み進めている間、あまりハラハラドキドキしなかった。彼らの言動に切迫したものをそこまでは感じなかったというか。全員がパニック起こしても良さそうなものだけど、意外とみんなある程度冷静に行動してるんだよね。登場人物たちもあまり実感が湧いてなかったということかもしれないけれど。 ラストは驚かされたし、面白かった。好きな終わり方。 読後、何となく感想を書かないまま半年放置してしまい、今回軽く読み返したら…妙に面白く感じた!(笑) 結末を知っているから、伏線的なところがたくさん見えて楽しめたのかなー

    3
    投稿日: 2024.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    特殊な状況下の中、誰が殺人を犯したかというシンプルなフーダニット物かと思って読んでいたら……最後の最後でひっくり返るくらいの衝撃を受けました。いやぁ、これは……なるほど、ため息しか出てこない……。 すべてを知った上で読み返してみれば、あらすじさえも秀逸ですね、これ!!

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    単なる犯人探しのミステリーを求めている人におすすめ。登場人物の過去や、心情描写や、凝った背景や世界設定は無い(施設を使っていた宗教団体とかも結局謎のまま)。文章は読みやすい。最後の展開には驚いたが、後味が悪い。

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    密室空間に閉じ込められた9人が脱出までの残された時間の中で連続殺人事件が発生。お互いの猜疑心、良心の呵責との戦いの中で下した決断とは。 心理学でよく用いられるトロッコ問題的なミステリなのかと思っていて、途中までイヤミスなんだろうと思っていた。 いや、一種のイヤミスなのかもしれないが、僕の思うそれとは少し違った結末だった。 いつからそうなった?どこに転換点があった? その先にある幸福とはなんなのか? ミステリを解こうとすればするほど、ミスリードさせられてしまった。 さて、早速2周目で確認してみたが、ここでもやはり秀逸な作品だったと改めて感じた。

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺人の動機も殺し方も全ては生き残るため。シンプルだけど衝撃的だった。最後のエピローグ読むための200何ページだと言っても過言ではない。

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    最初から最後までずっと薄暗い雰囲気が漂っている。特に建物の閉塞感とか臭いとかが文章から伝わってくるので自分が元気なときに読んだ方がいい。エピローグまで読むともう一度最初から読みたくなる。

    1
    投稿日: 2024.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    王道で古典的なミステリー 電車の中とか閉ざされた山荘とか「この中の誰かがやったに違いない」「ここから誰も出られない」パターンの中でも、訳わからん地下建築に閉じ込められるという嫌すぎる設定 その分"外の世界を渇望する気持ち"の大きさに共感できる 背筋の冷えるラストで、本当に犯人の声が聞こえてくるような錯覚まであった 期間は1週間もあったのだから、犯人が気づいたことをみんなに共有していれば、2人が脱出し助けを求めに行くこともできたはず 地震の影響の大きさは分からないが、十分な食糧を持っては行けない以上、脱出できてもそこから動けないのだとしたらどうにもならないし、実際に犯人は逃げ仰ている(結果論だけど) それでも1人で計画を遂行したのは、脱出する2人を選抜する際に自分が選ばれない可能性が高く、その2人が助けを呼びに行く前に力尽きたり、2人に見捨てられるかもしれないと思ったから みんなが助かる可能性が高い方法、ではなく自分一人が確実に助かる方法を選んだ 生きることへの執着以前に、犯人は根本的に人を信用していない

    1
    投稿日: 2024.12.28
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    どういう結末を迎えるのか読み終わるのが惜しくて、最後の方は少しずつ読み進めました。ただ正直ある描写で、最後まで読まず犯人は分かりました。そういう意味では意外性は少なかった。 続きが気になるという"読書をする楽しみ"は味わえるが、読後この作品自体をどう評価するかは難しい所。

    0
    投稿日: 2024.12.26
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    ずっと読みたかった 『方舟』夕木春央 やっと読めました。2024/12/20 誰も足を踏み入れない、携帯の電波も届かないような山奥の地下建築。地震で閉じ込められた10人。 誰か1人が犠牲になれば助かるかも! ってなったら、あなたならどうする? って話。 ただでさえ閉じ込められてるのに 地下水が上がってきて建物はじきに水没しそうになり焦る!そんな矢先に連続して起こる殺人事件!! 殺人犯が誰か知りたくて一気読み そして衝撃のラスト!!! えーーっ!うっそーーーーー! これは絶対ネタバレできません 読んだ後に表紙を見てゾワ〜っとした 講談社の読者専用ネタバレ解説も 面白かったです。 結末わかったうえで読み返したら ますます面白い!

    1
    投稿日: 2024.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クローズドサークルかつ登場人物多めの超王道ミステリー小説。 ただ、文章に雰囲気があって緊張感があって実際に閉じ込められた人間の心境が感じられるので読み応えがすごい。 ぶっちゃけると岩が地震で動いて封鎖されたり、急に柊平と麻衣が急接近したり…みたいなご都合主義とか雑な犯人の推測ができるところはあるが、それを加味しても相当面白い。 おそらく、大抵のこういうミステリーは「犯人を見つけると莫大なお金が手に入る」とか「犯人を見つけてめでたし」がラストのパターンだか、この本は「犯人を閉じ込めて自分が生き残る」というどこまでも罪悪感の尾を引く構成なのが物語の重たさと面白さを増長させていると思う。 ラストのどんでん返しも天晴れ。

    4
    投稿日: 2024.12.26
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    2024/12/24/Tue.(通販購入して届いた日) 2025/07/02/Wed.〜07/07/Mon.

    0
    投稿日: 2024.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出張の移動時間で一気読み。ひとまず私ならそんなところに行きたくない。マンホールよく降りたな? 最後そう来るかぁ…キスの時点で犯人麻衣かなとは思いました。それでも本当に麻衣が助かるかは微妙なラインなのでは?何があるか分からない地下三階の冷たい水の中を泳ぐなんて…。隆平をなんでそんなに恨んでたのかは明かされなかったようだけど、モラ夫っぽいからということなんでしょうか。 探偵役が敗れるパターンはあまり知らないので新鮮ではありました。

    3
    投稿日: 2024.12.24
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    異常な環境下で起こる事件というのがなかなか共感できず、没入が難しく途中で断念。 評価がとても高いので期待していたのですが、冒険物っぽいものも元々苦手なタチなので、日常を舞台にしたミステリが好きな人には意外とささりにくいかもしれません。

    0
    投稿日: 2024.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまりにも話題になっていたので読んでみました。極限状態に陥った登場人物たちを空の上(地下施設だけど)から「あらあら、大変ねえ」と呑気に見ていた読者を最後の最後で「いや、お前なんも分かってねえから」と指さされた気分です。掌の上で転がされる快感を味わえました。

    10
    投稿日: 2024.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最高に面白かった。 ラストは衝撃で、まさかそんな結末が待っているとは思わなくて鳥肌が立った。 まだ読み返していないけど、犯人の発言や行動を思い返してみるとラストの結末に納得がいく。 主人公が知らず知らずのうちに生死の選択権を与えられていたところが印象的だった。 主人公の選択は結果犯人の選択に繋がったわけで、結局死ぬか生きるかの瀬戸際になったら好意があっても結局その程度なんだなと思った。 犯人はすごく残酷なことをしたけど、まず最初に見捨てた主人公こそ1番残酷だと思った。 途中までなんでこの本が本屋さんで上位にランクインしていて人気なんだろうと思っていたけど、最後の最後で人気な理由がわかった。

    2
    投稿日: 2024.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々のミステリーでした。ミステリー得意ではないけれど、続きが気になり読み進めてしまいました。 ラストの展開が驚きです。 自分だけが、生き残る術を知ってると人はどうなるのか。人間の嫌な部分が見えてくるな。

    2
    投稿日: 2024.12.23
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    クローズドのミステリー。犯人も動機も全く分からなくて、最後まで読んでひっくり返りました。誰がこの結末を予想しただろう!とっても面白かった。

    3
    投稿日: 2024.12.22
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    面白すぎて吹き飛んだ。 まず状況設定が面白い。殺人事件が絶対起きないであろう状況で起きる。そして生き残るためには生贄を選ばなければならないという逼迫感。 大丈夫かな?上手く話が畳まれるかな?とちょっと思いながら読んでたけど杞憂だった。

    1
    投稿日: 2024.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最高に面白かった。 次々と展開(殺人)が進むので間延びせず、続きが気になりあれよあれよと速攻で読み終えた。 フロアの細かい間取りとか記憶しないと読み進められないかな、とか心配だったがそんなことはなくて良かった 誰かに勧めたくなる系のミステリー小説 3人家族、引きこもってあんたらかなり怪し過ぎるぞ!って犯人かと疑って読み進めてました(作者の思惑通り) ダイビング用のボンベ、必ず後で重要になるフラグ立ってるな〜と思ってたらやはり重要だった いとこが名探偵すぎる、頼もしかった 一週間缶詰しか基本食べてないの、あまりにも不憫すぎる チリコンカーンの缶詰って美味しいんだろうか ポテチ1袋くらいでぶちギレてるのおもろい、どんだけ極限状態やねん この主人公の恋愛パートのくだり、まじいらんな〜って思ってたら終盤に効いてくるのね 犯人を見つけた後、どうやって描くんだろうね、とずっと思いつつ読んでたから、終盤であまりにもあっさり罪を認めて、認めるのはや〜って思ってたら最後の展開でした。

    1
    投稿日: 2024.12.21
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    面白い!最後衝撃だった あまりにも犯人が自己中心的で怖い 方舟に閉じ込められているのをひしひしと感じるような陰鬱な雰囲気が常に漂っていて好み

    2
    投稿日: 2024.12.21
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    極上のミステリー。 15ページからなるエピローグが衝撃的すぎて、本編が全て前振りにしか思えない。 有栖川有栖による解説も読んでからもう1周したら、違う面白さが得られそう。

    4
    投稿日: 2024.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと読んだ、ここまでネタバレ見ずに読めて一安心。解説で有栖川さんが仰ってるとおり、ずんと胸に残るラストだった…。「犯人はだれだ?」と思いながら読んだけど、それが分かったとして最後は脱出できるのかって問題が残るので気になりつつ読んでいって、衝撃のラスト。結局、探偵役だった翔太郎も含めて全員が犯人の掌の上で転がされていたのか〜。麻衣と柊一の、誰にも愛されない者は命の価値が軽いのか、という会話は印象に残った。

    4
    投稿日: 2024.12.20
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    鮮烈な、あまりにも鮮やかな解決と「選別」を示したミステリだった。初読の感想は「やられた」に尽きる。CoCをやっていても、「圧倒的に使っていない情報には気をつけろ」という格言が(自分の中で)あるところ、まさにその盲点からヒトツキを喰らった。 一方で、謎それ自体を扱ういわゆる本格ミステリはやはり肌に合わないとも感じた。謎は物語を牽引し、そこに緊張を持たせるサブガジェットであると嬉しい。その意味では、なんというか、少し味気ないのだ。ただし、これは自分の趣味嗜好に根差した考え方であることをしっかり付記しておく。

    0
    投稿日: 2024.12.20
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    わくわく!わっくわくが止まらんかった! シチュエーションがもうなんというか 考え抜かれてる様に感じた。舞台装置が完璧だった。 めちゃくちゃ性格悪いに違いない。著者は。 SAWのジョンもうっとりするであろう人間懲らしめ装置だ。 最初から最後まで凄まじい面白さ。 これはたまらん。 実写化したらそれはそれでB級ぽくなりそうで 小説の良さ、脳みそ映画館の良さというか。 アニメならいけるか、、? ずーっと、ジトォ、、、とした重苦しい空気感とか良かった。めっちゃ空気悪い色んな意味で。 後、最近Stillwater動画何個か見てたから滞った水に潜むバクテリアとかめっちゃ気になったし、すごい嫌だった。 ただ、ちょっと頭良すぎん?冷静すぎん?とか運良すぎん?とかは思うかなぁ。 愛されない者のデスゲームだとか カップルばかりの環境なら状況変わってたかも みたいなのがぶち刺さりした。 この死に方はどっちにしたって嫌だなって思う心があるってことは。実は死にたくないかも、自分は。とも思った。

    2
    投稿日: 2024.12.19
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    話題書だったので手に取ってみました。 初めての作者さんだったのですが、難しい表現もなくすごくわかりやすく、のめり込めた。 最後の解説を読んでわかることもあったり、面白かった。また2周目した時に1周目と違う楽しみ方ができそう。

    1
    投稿日: 2024.12.19
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    まるで私自身が登場人物であるかのように その場に入り混んで一部始終を見ている どの本もそんな読み方をする閉所恐怖症の私からしたら ストーリー云々の前にもうその設定場所そのものが ただひたすらに怖かった。 読み進めるのをやめようかと思ったほどに でもそれ以上に次から次に起こる恐怖の続きが 気になってしまいページをめくる手を 止めることは出来なかった 良い意味で最初から最後まで本当にこわかった

    3
    投稿日: 2024.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった、 んだけど、 「アリアドネ」の声を読んですぐにこちらを手に取ってしまった。 同じくとじこめられて、下から水があがってくるパターンのやつ。 こちらは閉じ込められただけでなく、中で殺人事件が発生している。 大学生のサークル仲間で裕也の別荘?にきた。裕也が森の向こうに変なものがあるというからみんなでみにきた。それは草原の地面にある扉。どうやら地下建物があるらしい。 前に裕也がきたことがあるという。 サークルメンバーの、裕也、柊一、隆平、麻衣、花、さやか、そして柊一の従兄弟の翔太郎で中に入っていく。中の案内図みたいなものがある。地下3階まであるらしい。 ただ地下3階は長らく放置されていたからか、地下水があがってきて水没していた。 地図によると、いまみんなが入ってきた入り口は地下1階につながっており、 3階の反対側にも非常口のようなものが地上にむかってあるらしい。 ここに来るのに迷ってしまい、予定よりおそくなった一行は、 この地下施設に自家発電があるのもあり、一泊することになった。 地下1階2階には沢山の部屋がありぜんぶ番号がついていた。 地下2階には監視カメラがあった。どちらもさっき入ってきた入り口と、非常口を映している。 かつて、軍が秘密基地として使っていたのか?宗教団体が秘密の修行場としてつかっていたのか?(拷問器具もあった) そこに、珍客が。煙草を吸いに行った裕也が矢崎という一家をつれてきた。父親、母親、中学生ぐらいの男の子。キノコ狩りにきて迷子になったらしい。 ともかく今この山を下るのは危険だ。途中、崩れそうな吊り橋もあったし。 それぞれが、自分が決めたほこりっぽい部屋で一夜を明かすことに。 が、その夜地震が起こった。 入り口にあった巨大な岩が出入り口をふさいでしまった。 監視カメラを確認すると、地下3階から繋がっている非常口が土砂で埋まっていた。 10人は閉じ込められてしまった。もちろん、こんな山の中スマホの電波などない。 地下水の浸食速度をみると1週間後、地下1階まで埋まってしまう。 脱出の猶予は1週間ってことだ。 (賞味期限がきれていたが、先人の遺した缶詰などが大量にあり食べられないことはなかったので、飲食は問題なかった) 調べると、2階の奥の鉄格子の部屋に巻き上げ機があってそれを回すと入り口をふさいでいる巨岩はここにおちてくる仕掛けらしい。 先人がだれかから攻められたときに巨岩でふさいで、危機を脱したあとこの方式で脱出するように作ったのだろう。ただ、巨岩がおちてくると巻き上げ機を使った人はこちら側にくることはできない。 普通なら地下3階へおりて、地下3階から非常口にいけば脱出できるのだが、 地下3階は水没し、非常口もふさがっているので脱出できない。 つまり、誰かひとりここで犠牲にならなければならない。 そんな時、裕也が殺された。 残った9人は、「柊一を殺した犯人に犠牲になってもらおう」と考える。 が、もちろん犯人だと思われたらここで閉じ込められて無残な死に方をしなくてはいけない。一人閉じ込められて、そのうち自家発電も水没したら暗闇で、したから水があがって息が出来なくて、溺死する。 誰が犯人なのか? そして、こんなことをしたら犯人とわかったら自分がここで無残な死に方をすることになるのになぜいま裕也を殺したのか? そんなことをしていたら、また犠牲者がでた。 1週間猶予がある・・と思ったが、もしかしたらこの中の殺人鬼にその前に殺されるかもしれない。でも出られない。 っていう話。 最後の最後はこれももう、ぞくっとした! え?終わり?ちょ、まって、え?え?! ってなった。 もう1枚ページがくっついてない?くっついていて~って願ったけどもう『解説』しかなかった。 ちょっと・・まぁ・・これはトラウマになるかもしれない。(誉め言葉)

    0
    投稿日: 2024.12.17
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    どんでん返し。最後に完全に騙されたことを知る。読後感は良いわけではないが、騙されたことがあっぱれすぎて全然構わない。

    0
    投稿日: 2024.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わあーすごい終わり方~ 凄い設定~怖っ!驚 限界状態の中で人間の残虐さって上限ないんかなー 人間という生き物はどこまで 良にも悪にもなれるのか?・・・ すごい生物・・・ クローズドサークルミステリで絶対に閉じ込められた中に犯人がいるはずなのに 犯人探しをしている間も、殺人を犯す程の気概がありそうな人物が居ない描き方で クローズドサークルミステリではないの?とかも考えたり 最後までどゆこと?どゆこと?ってずーっと違和感、変な感じ(笑) 犯人解ってあーそゆことか、怖っ!ってなって でもそこまでする?って感じやってんけど (なんかあれ 虐めとかする人は大した事してないと思っていても やられてる方にしたら大大、大した事になってて ってヤツ) 犯人は、殺人を犯すような人じゃないって人が殺人犯して捕まった時の そんな人じゃないと思っていた 人って解らないわよねーって感じ 誰の心の奥底にも殺人者になっちゃう可能性は、余裕であるんやろなって感じ、

    0
    投稿日: 2024.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    翔さんのことめっちゃ信用してたせいで(おかげで?)エピローグまで楽しめた。ずっと彼は動機はどうでもいいって言ってたけど動機が大事だった!ミステリーとして読みやすくて初心者の私は楽しめたし、タイムリミットと殺人の恐怖からみんながおかしくなって行く様子も描かれてて読み応えがあった。

    0
    投稿日: 2024.12.16
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    山中に埋められた貨物船のような地下建築に地震によって閉じ込められてしまった9人。 誰か1人を犠牲にしなければ、全員が死ぬことになる。死ぬべき人は誰なのか? そんな中、殺人事件が起こる。犯人は9人の中の誰かだ。人殺しが生け贄として犠牲者になればいいのか? もし、自分がこの様な状況に置かれたらどうするだろうと考えながら読み進めた。 ここに我が子がいたら、自分が犠牲者になるのか? いっそのこと全員で死んだ方がいいのか? まぁ、私だったらこんな危なっかしい地下建築に入ろうとは思わないけどね(笑) ラストはそうきたか!と言う感じです。 やっぱりなんだかんだ言っても最後は自分優先なのかしら?切迫詰まった時の人間の心理と本音が上手く描かれているし、こういう状況に置かれた時は悪人の方が偽善者よりも強かなんだろうな。

    7
    投稿日: 2024.12.14
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    旧約聖書の「ノアの方舟」を逆の発想で描いたストーリーが面白いです。 救いのはずの方舟から、脱出できなければ助からない。 脱出殺人ミステリー。 細かい描写が、方舟内を鮮明にイメージさせられ、恐怖を感じます。 さいごの最後に、やられたー! という悔しさと、切ない感情が残りました。 脱出のラストまで楽しめる作品です。

    1
    投稿日: 2024.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クローズドサークル内で発生した人狼ゲームと、トロッコ問題という印象。 が、第5章から崩れて、素晴らしいカタルシスを味わえました。希望を持った人々が絶望することに快感を覚えるのは、フィクションだから許されるわけで。現実問題になると無理なわけで。 嫌な死に方発表会のときに溺死と答えたときに何かあるなと思い、矢崎一家が岩を除去しようとした後の柊一と麻衣の会話で、「あ、麻衣さんちょっとサイコパスの傾向あるな」と思ったら、ちゃんと秩序型の方でゾワゾワしました。柊一が自分の身代わりになるよう心理誘導するために、自らの役割と死を受け入れたように振る舞っているのかなと読みながら考えていましたが、予想の更に上をいかれました。イカれてら。 ところでさやかの指紋が削られた描写ってどこにあるの?笑 さやかが死んでからのパートを何度読み返しても描写が見つからなかった。もしかして顔のことを指紋と読んでいる?

    2
    投稿日: 2024.12.14
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    サスペンスミステリー。 大学生のノリで、カルト教団がつくった、山奥の地中に建設された「方舟」に泊まった若者と、カルト宗教にハマって調べにきた家族3にん。 方舟内で探索している時に地震が起こり生き埋めになってしまった。脱出する方法は入り口を塞いでいる岩をどかすこと。 その仕掛けを動かす一人は、その代わりに岩に閉じ込められて、下から浸水してきた水で溺死する。 誰を犠牲にするのか、何かいい方法はないのか。 探す中でこの地下設備を探した本人が首を絞められて殺されてしまう。 犯人を探して、その人が罪を背負うべきだ。 犯人以外は、そう思っていた。 なぜこんな状況で殺人を犯したのか。 無事脱出できるのか。 読みながら、あまりトリック自体に意味はないな、と思った。かなり薄いな、と。そこも含めて伏線だった。 深夜に読み進めてしまった。最終章で物語が一気に進んだ。

    2
    投稿日: 2024.12.14
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    普段、あまりミステリーを読まないためか最初からは想像もつかない結末に素直に驚き、楽しく読めました。この人怪しいなと思いながら、読み進めていっても最終的には違っていたり、想像していることをある意味裏切られるからミステリーはおもしろいんだなと思う。

    7
    投稿日: 2024.12.13
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    数々のミステリーを読んだ人には物足りないかもしれませんが、読書に慣れていない人にはとっておきの1冊だと思います。 ・推理にフルフォーカス 淡白な人間模様で推理に集中できます。 なんだかアニメのコナンのようでした。 ・初心者でも楽しめる 改行などでビジュアル的に空間の多い小説です。 ・まんまと術中にはまる あんな終わり方をするなんて…。 ・厚みが少ない 没入感は少なかったです…。 正直物足りない感がありました。

    5
    投稿日: 2024.12.13
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    おもしろかったけど、「どんでん返し」の呼び声高かったので、殺人犯が分かった時点でちょっと最後が想像できちゃったのが残念でした。 帯の「どんでん返し」はある意味ネタバレだなぁって思う。

    3
    投稿日: 2024.12.13
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    凄く読みやすくて分かりやすかった! 終わりがけはもしこれが自分だったらって想像したらめっちゃ怖かったけど最後はしっかりどんでん返しがあって凄く楽しかった!

    1
    投稿日: 2024.12.13
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    説明しすぎな文章に途中で飽きて飛ばし読み。 ラストはちょっと楽しかったけど、これで終わりか、とあっさり。わざわざ読み直す気にはならなかった。

    0
    投稿日: 2024.12.12
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    最後のどんでん返しには驚かされたが、 想像しにくい環境と状況もあいまってか、誰にも感情移入できずに読了。 ミステリーでも心情や動機が見えて、共感できないとしても想像できる作品が好みだと分かった。 合う人には面白いと思う、自分には合わなかった。

    1
    投稿日: 2024.12.12
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    死んでもいい人間とは?人間の価値は何で決まるのか、重たいテーマをぶつけられた気がする。 家族や恋人がいる人はいなくなったら悲しむ人が多いから命の価値が上がるのか。一人者や老い先の短い人は軽く見られてしまうのか。 そんな事はないはずだけど多数派は家族がいる方だろう。結局は極限状態なら多数決になってしまいそうだ。と、作品には関係のない思いが湧き上がってしまった。 選別の章では、一緒に残るのか見捨てるのか、柊一と同じく罪悪感に苛まれ、残ったれよーとヤキモキしていたが、そんなひっくり返され方があったのかと愕然。選別の意味が深く感じられ怖くなった。 仮にもう一つを選択していても幸せではなかったんだろうな。こちらも罪悪感で頭がおかしくなってしまいそうだ。

    25
    投稿日: 2024.12.11
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    【まさか】の結末。犯人の動機は狂気とも読み取れるけど、極限状態で果たして自分が違う行動を取れるか?と言ったら分からない。 星5にしたいけど、他の脱出方法も検討できたのではないか、という点で4にさせてもらいます。巻末の有栖川さんの解説含め、久々に読み応えのあるミステリーでした。

    0
    投稿日: 2024.12.11
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    ひっっさしぶりに当たり小説に出会えたー!!! 見事にやられましたね、、あいつが犯人っていうのはなんとなく分かったけど、さらにそこを超えていく事実、、最高ですわぁ 翔太郎が全てを知ったときの表情が見たい(笑)

    1
    投稿日: 2024.12.11
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    久しぶりにやられたー!となりました。 途中から犯人かな?と怪しんでいましたが 最後の最後にそうなるとは!!という 見事にやられたのと色々な恐怖がずしりと感じる読後でした。最初からすぐ本題に入り展開も早く面白かったです!

    1
    投稿日: 2024.12.11
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    とある理由で地下建設に1泊しなければならなくなった10名。そこで地震が発生してしまい脱出不可能に… 1人を犠牲にすれば、地下建設から脱出できる仕掛けに気づくが誰がその1人になるべきか… その矢先1名が殺害される。当然に犠牲になるべきはその犯人だと誰もが思い犯人探し始まっていく中…行き着く衝撃の結末とは あらすじの通り物語は進んで行き閉じ込められた施設でタイムリミットがある中、犯人を探していくのだが、それだけでは終わらない。 行き着く結末には圧倒的な衝撃をくらった。 読み進めやすく、どの場面も先が気になる展開で一気読みしてしまった。 ミステリ好き、どんでん返し好きには必ず読んで欲しい1冊。

    7
    投稿日: 2024.12.11
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    あとがきでそうそう!!!ってなる。笑 最後が涙出るくらいの衝撃。ホラーじゃない怖さがずんっときてしばらく脳がぼんやりしてた。 登場人物の人物像があっさりとしていたり、物語がかなり淡々と進むなあと思っていたけど、だからこそ5章での人間の暗い部分が立って良かった。 あとはシンプルに話も理解しやすい。 最後まで読んで、この本の登場人物を「善人側」と「悪人側」に並べた時、悪人側の方に行くにつれて自分の好きな人物になってて面白い。犯人は途中までサイコパスみたいに描かれるけど、実は一番人間味があって素直で覚悟があって、キャラクター的にはいちばん魅力的だった!

    2
    投稿日: 2024.12.10
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    展開が気になりすぎて、時間も忘れて一気読み。 結末は想像できていた、あとは犯人が誰かという事だけだったのに…。 最後の最後で想像を超える衝撃的な結末。 思わず「えっ!!!」って声を出してしまった。

    1
    投稿日: 2024.12.10
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    衝撃としか、言いようがありません。 読んでいて、声が出てしまいました。 これはネタバレ無しには感想言えませんね。 十戒の文庫化を切に望みます。

    5
    投稿日: 2024.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新しいクローズドサークルで、舞台は地下施設。扉が岩でふさがれ、巻き上げ機を操作すれば地上へ脱出することができます…が、操作する人間は水没し溺死することになります。誰か1人は犠牲になる… 怖いの一言に尽きますね。 読後しばらくは怖いということしか感じられませんでした。 解説を読んでなるほどと思ったのですが、読んでいる最中は、主人公の内面の移り変わりや、登場人物のキャラがあまり詳細に語られず、淡々としすぎていて物足りなく感じてしまいました。が、これはフーダニットに焦点をあてるために描写しすぎない構造にしてあるとのこと。 難をいえば、巻き上げ機の構造などもう少し分かりやすくても良かったかな。 きっと映画化もすぐでしょうね。 犯人の恐ろしさにぞっとすることしきり。 途中こんな態度するかな?と思ったので、怪しさはありました。 読みえ終えた今では、どちらかというと犯人の狡猾さや冷静さにむしろブラボーとすら思うほど。翔太郎がかすみます。 短い作品ではないですが、文体も読みやすく、オススメしやすいです。

    0
    投稿日: 2024.12.10
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    直接の種明かしは極力避けるが、物語の構造上どこに触れてもネタバレに触れずには書けないので読前には読まないでほしい。 決して悪くはない。読み物として面白かった。星3の価値は十分にある。 まず大きな枠組みとしてのアイディア、特にラストは良い。また、犯人にとっての殺人が目的と手段の両方を満たしているのも見事だった。探偵の役回りも皮肉が効いていて洒脱だ。 ただ、やはりこのギミックを成立させるために逆算的に拵えたミニチュア世界の感が強く、そこがどうしても気になった。 まず舞台がかなり特殊である。このシチュエーションを成立させるために作られた世界だと言ってもいい。それ自体は悪いことではない。ただ、そのやり方がひとつひとつ露骨過ぎて不自然さが拭えない。 作中の説明をそのまま信じるとして、舞台となる地中構造物の建造がそもそも不可能であるところも大きな問題だ。 発電機からの煙突は地面を貫入して地表に繋がり、水道は通り、トイレの汲み取りの穴も開いている。相当な資本と技術力である。 地中空間を利用して構築した建造物とのことだが、これでは内部に資材を運び込む手段がない。帯の惹句から何かしらのサプライズは予想していたので、その点についての何かしらのワンダーがあるのかと思ったが、全く説明はなかった。人里離れた山中の、重機が通る道路もない場所の、地中への搬入経路もない大空洞に、突然大量の鉄骨と鉄板と木材が出現して建物が完成する。それはもはやミステリではなくSFである。 鉄骨を主体とした三階建ての建造物が、地下水が染み出す地中に置かれ、ましてやその一階が水没していたら数年ももたず自重で崩壊する。本作はフィクションであるのだから、本筋と関係ない部分に厳密な根拠は必要ない。だが、説明は必要である。いくらなんでもこれは…という部分には何かしらの嘘が求められる。ミステリは特にそういう作中の「違和感」を発見していくジャンルだ。それはささやかであればあるほど良い。匂い立つ違和感だらけでは鼻が馬鹿になる。何でもいい、例えばこれは錆びない鉄骨なのだという雑なものでも、一言説明があればいい。その手間を惜しんではいけない。 物語は、こういう怠慢によって書き割り感が生まれてしまう。 扉を塞ぐ岩という発想もやや幼稚である。地中と地上を堰き止める大岩。容易に思い浮かぶのは天岩戸や千引岩を代表する神話のアレゴリーである。方舟という旧約聖書に題材をとったタイトルからも、その方向に発想が広がるのかと思いきやそうではない。それは都合よくなぜか地中にあっただけの岩である。その仕組みもご都合主義だ。この岩を引いて落としたらここが塞がるというのはあまりに単純が過ぎる。往年の倉庫番やゼルダの伝説ではないのだ。ギミックにもう少し工夫と説得力がほしかった。 またこれは核心部分なのだが、作中の黒幕(としておく)の最終的な目的が非常に不自然である。百歩譲って初手の行動に論理性を認めるとしても、エクソダスの方法についてあまりに楽観が過ぎないか。なぜ観測もできない、状況もわからない脱出方法に全幅の信頼を置いているのか。そこが通れるかどうかなど全くわからない。およそ計画性がある人間が頼る方策ではない。それならば口八丁で仲間を巻き込み、彼らに脱出のバックアップをしてもらった方がはるかに危険性は下がるはずである。 むしろ、この脱出手段は本来なら開始三日目あたりで試されるべきであり、しかも失敗して選択肢から外される可能性の方がはるかに高い方策である。なぜ黒幕が盲目的にそれを信じ、したり顔で得々と勝ち誇れるのかが全くわからない。 七日間というタイムリミットもあまり生かされてはいない。作中でもたびたび触れられているが、この期間の大部分を登場人物のほとんどは無為に過ごしている。これを圧縮してしまうと連続殺人が起きる"間"が忙しなさすぎるという配慮なのだと思うが、やはりこれも結果からの逆算の都合である。 何よりせっかく七日の時間があるのだから、この間に疑心や各自の思惑などがもっと錯綜すべきであったと思うが、ほとんどの登場人物は古き良きアドベンチャーゲームよろしく部屋に閉じこもるか食堂で缶詰を食べて世間話をするだけである。正常性バイアスと言えばそれまでだが、自らの命がかかっておりタイムリミットもある状態で、まがりなりにも解決を図ろうと行動するのが犯人を除けば二人だけというのもややお寒い。そこには人物の思惑が見えない。 いや、もっと言えば作中人物がラストに向かう筋書き以外の可能性を全て無視して、それを試すこと自体がタブーになっていると言ってもいい。物語で嘘をつくならば、本来ならそこにこそ丁寧な描写が求められるはずだ。 例えば出口の扉が岩に塞がれたとしたら、鉄の門扉を壊して岩を少しずつ削ればいい。幸いにして工具類は山ほどある。なにも小山のような大岩ではない。時間は一週間もあるのだ。順番に交代しながらハンマーで砕いていけば上の方に人が通れる隙間が作れる可能性はある。命がかかっているのだ、少なくとも試す価値はあるだろう。だが誰もそれをしようとはしない。なぜならそんなことをしては黒幕の思惑が叶わず、ラストに結びつかないからだ。 最初に触れた構造物の建築不可能性についてもそうだ。本来なら探偵は真っ先に指摘しなければならない、これだけの構造物だ。我々が入った人一人がやっと通れるマンホールだけが出入り口なはずがない。どこかに資材を運び込んだ大きな開口部があるはずだ。と。しかし、彼はそれを指摘しない。なぜなら彼らはラストに繋がらない事について考えることを禁止されているからだ。 この種の不自然さが作中全体に散りばめられている。そういう部分にリアリティが吸い取られていく。 ワンアイディアものであるが故の宿痾なのだが、舞台、人物、全ての要素がそのアイディアのために配置されたようでリアリティに乏しすぎた。このラストを思いついた時の作者の興奮は想像に難くない。そのアイディア自体は面白かったが、そこに気が急くばかりに全てを逆算のみで組み立ててしまったのが残念だった。舞台は書き割りとなり、登場人物は人形に堕した。 書き上げた後にもう少し落ち着いて、今度は降順に物語をリライトしていればより良い作品になったであろうことが悔やまれる。

    1
    投稿日: 2024.12.09
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    まさかの結末で完全に騙されていた。 話のほとんどが犯人の思惑通りだったとは。 全て犯人の手の上で踊らされていたとは。 ぜひ2周目をして、もう一度確かめに行きたい。

    16
    投稿日: 2024.12.09
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    エピローグ読む前「確かに面白かったけど、そんなに評価されるほどかなー」 エピローグ読んだ後「やってくれたな!」 ここまでサイコで狂気で冷静な麻衣、逆に推せる

    0
    投稿日: 2024.12.08
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    2024年12月8日、グラビティの読書の星で紹介してる人がいた。「ミステリーの中でも驚かされるミステリーだった」と書いてあった。

    0
    投稿日: 2024.12.08
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    緻密に構成された舞台設定と、そのトリック。本格ミステリの王道を行きながら飽きさせない展開に魅了された。

    1
    投稿日: 2024.12.08
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    結末もあとがきも全部が面白かった 死ぬかもしれない恐怖と最後のどんでん返しに心がぐちゃぐちゃにされた 読み終わったあとも衝撃がずっと忘れられない

    1
    投稿日: 2024.12.07
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    初めての夕木春央さんの小説! こういう物語をミステリー ?というのかな? と思いながら読み進めていました。 最初から最後の方までなんとなく人物や 物語の流れに違和感を感じながらの時間、、、 そして、たぶんこのなんとなく納得いかないまま 進む物語が私の中では ミステリーとは こういう物なのかな?とかってに決めてつけて 読み進めてました。 が、しかしです!あまり面白くないなと 感じ読み終えそうになった時に!!! 初めてのミステリー作品、読む者に問題あり! だったと感じましたが、 何かまた違う作品もみてみたいなぁと思います。 読み終えての感想は 凄く面白かったです!

    489
    投稿日: 2024.12.07
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    こいつ犯人くさい思ってた奴が犯人だったし、読みやすくて面白いけど普通っちゃ普通のミステリ…ここから起こせる大どんでん返しがあるんですか?てなってたら、エピローグで「ハアァァァ!??」てなった。 知人から「一家の親父は死ぬ」てネタバレされてコンニャロ思ったけどそんなんどうでもよくなった笑 翔太郎、解説でも言われてたけど、あんだけ流暢に推理披露しといて、最期は他の面々と同じく「絶望の絶叫」を上げてるの、悲惨としか言いようがない。 麻衣…悔しいけどかっけえな。

    1
    投稿日: 2024.12.07
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    死ぬほどバッドエンドでビビッた ここまでやるんだ 人気なのも納得… 麻衣、エグ~~~… モニター見た瞬間切り替えるの冷静すぎてすごいと同時に怖いよ 柊一…まぁ自分が死ぬと思うとたとえ好きな子でも一緒には残れないよね…分かるけど行けてたらな~… 麻衣のことで頭いっぱいになったりしてたのの結構あっさり見捨てててびっくりはしたけど! 翔太郎あんまり好きじゃなかったけど最後みんなと一緒に叫んでたのはキツかったな

    0
    投稿日: 2024.12.06
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    全ては自分が生きるためのものでしかなかった。自分に向けられたさよならは全員に向けたさよならに。 どういうどんでん返しがあるのかと思って読み進めていたがそういうことだったとは…。

    0
    投稿日: 2024.12.06
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    本編読み終わった私「論理立てて伏線回収して犯人解って面白かったーでも飛び抜けて評価されるのはなぜ??回収できてない伏線あるしモヤモヤ…」 エピローグ読み終わった私「わわわわーーーー!!!!!」 とってもびっくり面白かった、なんでこんなの思い浮かぶの〜 でももう少し、主人公と登場人物一人一人との関わり?関係性を濃ゆくしっかり書いてくれれば、感情移入もっとできた。友人たちとの繋がりが意外とアッサリ。

    3
    投稿日: 2024.12.06
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    衝撃体験。 とある違和感からある程度予想しちゃいましたが、それでも急にさよならって言われた……感じ。もうあんぐり… 地下に閉じ込められて脱出できるか不明なジワジワ恐怖(水没も)+◯人事件まで。 もうっ何なの!? これは二度読み必至かも!

    2
    投稿日: 2024.12.04
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    この作品の感想は書けない。 何を語ってもネタバレになってしまう気がする。先に読んだ者は何も語るべからず。 気になっている方は、とにかく絶対にネタバレを踏まずに読んでください。 この作品を読む理由のすべてが〇〇〇〇〇に詰まっている。

    8
    投稿日: 2024.12.04
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    人は人を殺してまで生き延びたいと思う物なのだろうか?自分だけ助かるために3人も殺すことが、、、。1人を殺したらもう同じなのか?ああ、そうか、どうせみんな死ぬのだった。 途中麻衣と柊一が話す「愛する誰かを残して死ぬ人と誰にも愛されないで死ぬ人とどっちが不幸か」という話をしていた事は大きな重いテーマだと思っていたが。まさかそんな話をした人が自分だけ助かる事を考えていたなんて。

    1
    投稿日: 2024.12.04
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    続きが気になって一気に読んでしまった。 怪しいと思っていた通りの人物が犯人だった時、期待を裏切られたようなガッカリ感があるが、私もしっかり騙されていた。

    1
    投稿日: 2024.12.04
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    とにかく凄い!こんなどんでん返し初めて! 見事に騙されたけど、読了後は満足感でいっぱい! 犯人の動機がこんなに納得できた推理小説は、初めてかもしれない!最後、「え!?そういうこと!?あぁ…確かに…なるほど」ってなる! 読み終わった後、思い返す 翔太郎が良い味出てたなー、 麻衣が主人公に語った話はここで生きてくるのか、 最後、実は生きる選択肢があったのに選び取れなかった主人公の絶望感は色んな意味で格別だったろうな 生きる側はこの後どんな気持ちでどう脱出していくのか、死ぬ側の地獄に落とされた絶望感、 死ぬまでの5人のやり取りとかその後がめちゃくちゃ気になる!

    0
    投稿日: 2024.12.03
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    閉所恐怖症の私には読むごとに息苦しくなる環境で起こる殺人事件の数々… 出口がない、外に出られない、という環境は、読み始めから挫折しそうでした。 それでもページをどんどんめくって読み入ってしまいました。 ミステリーとしては個人的には若干物足りなさを感じたものの、どこか引き込まれる作品でした。

    7
    投稿日: 2024.12.03
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