
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長々とかかったけれどもやっと読了。学生時代からこの人の本は読んでたから、長い付き合いになったなぁ。 そして、まさかの旦那さん成長物語だった。最後ちょっと感動してしまったよ。あとは。陽子さんの物語観。別に私は物語を綴る立場ではないけれど、本好きとして、こんな風に考えている作家がいる、というのはちょっと嬉しかったり。 あと、QRコードだのキャッシュレス決裁だの、の話はもう「判るわー」とひたすら共感しまくってたわ。まあ、ここまでの拒否感はないけど。 なにはともあれ、二人のこの日常が一日でも長く続きますように。そして、いい塩梅にネタが溜まったら、またこうして本にしてもらえますように。一読者として、私も祈ります。
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ面白くなかった。我慢して読んでいたが、途中陽子さんの面白くない本は途中で読むのをやめるとあって、私も読むのをやめた。
1投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ我が家と同じ状況だった為、とても共感する部分があり楽しかった 今まで仕事人間だった旦那さんが毎日家に居るという事 まだまだ手探りしながら、お互いがより快適な生活が送れるよう意見を出し合うのが一番だと思う お互いいつまでも心穏やかに元気に過ごせる事を願いたい
1投稿日: 2025.06.24
powered by ブクログ久々の素子ぶし、、の文書。 で、、このはなし、実際の素子さん夫婦の実話なんだと、 面白すぎる。 お互いを面白がりつつ、共存?して生活しているっていうのも すごい。 こんな生活もあるんだなぁと思いながら、 楽しんであっという間に読み終わってしまった。 ずっと遠ざかっていた、素子さんの本をまたよみたくなった。
1投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログテンポがよく読みやすい。ほんわかした日常が流れる物語。子ども無しで仲良しでいる二人も自然体というわけではなく、お互いの思いやりあって成り立っているものだった。 シリーズで結婚、新婚もあるらしいので読んでみよう。
0投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログ中高生の頃、めちゃ好きだった新井素子さん。「結婚物語」も「新婚物語」も、めちゃ笑ったよな、おもしろかったよなと思って手に取ったけど…。うーん。確かにおもしろかったけど、親近感のわく内容だったけど、文章がどうにも回りくどくて話がはかどらない。 でも新井素子さんの文章ってこんな感じだったよなとも思ったり。 やはり、この作品のテーマでもある、"老化"によって、よりいっそう説明臭さが増しているのだろうか…? それさえ抜けば、自分達の日常に近い話がおもしろおかしく綴られているので、とても楽しめる物語だと思う。
16投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ結婚物語の少し後に私、結婚して。 陣内さんと沢口靖子さんだったかな? ドラマもありましたよね? そして、偶然だけど、同じマレーシアのチェラティンビーチに新婚旅行に行ったんです。 親近感湧きました。 そして、今年、うちの旦那定年。 まあ、再雇用で働いてるけど。 同年代のお話って、興味深いです〜
14投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ結婚物語から始まり、もう定年物語なんですね。同じ時を過ごしているので、自分も定年を意識して読みました。まさに新井素子さんらしい内容した。原力さんが出てこないのは残念です。今でも小林稔侍さんの「許さ〜ん」を思い出します。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新井素子が高校生でデビューしたとき私は中学生で、それからずっと追いかけてきた。 もちろん同じ距離感というわけにはいかないけれど。 彼女が結婚式を挙げるまでのあれこれを『結婚物語』で書いたとき、つまり結婚してそれなりに落ち着いてから書き、出版されて私の手元に届くまでのタイムラグが、ちょうど私の結婚のリアルタイムに寄ってきた。 「これ、私のために書かれた本?」ってな大いなる勘違いにより、このシリーズは私にとって特別なものになって現在に至る。 本当は退職した直後に読めばよかったのかもしれないけれど、買ってから結構積んでしまった。 満を持して読み始めたら、「やっぱこれ、私のための本だった~!」 定年を迎えたのはもちろん正彦さん。 「明日、国民健康保険の手続き取るよ」といった翌朝、正彦さんは猛烈な頭痛と吐き気に襲われるのだ。 以前もこんな症状があったな。それは「良性発作性頭位眩暈症」。 これ、私も時々なる。こんなに症状が激しくはないけど。でもシンパシー。 ところが今回の症状の原因は…「老化」。これ衝撃。 そして当然無保険証状態だったので、全額自腹で立て替える羽目に。 ちょうど国民健康保険証を手にした直後にこの本を読んだこと、もはや運命といっても過言ではない。 ちょうどコロナ期の退職。 退職後に正彦さんがドはまりした俳句。 という背景がありながら、家事の分担について、老化による体力の衰え、一日三度の食事について、老いた両親(妻の認知症を隠す父!)について、スマホの機能の進化についていけない、キャッシュレスに対応できない等々、今まさに我が家の問題が列挙されているではないですか。 もう、一章一章ごとに「うんうん、わかる」とか、「いや違うの、これってこういうことなのよ」など素ちゃん…じゃないや、陽子さんに語りたいことがあふれ出て、まともに感想書いたら単行本400ページくらいになってしまう。 だから正彦さんの俳句にかける情熱についてだけ書く。 まず、退職してから、テレビの『プレバト』を見始める。 俳句に興味を持つ。 実際に作って新聞や雑誌に投稿する。 俳句の会に参加して句会に出席する。 書道…は挫折したけど、毎日ペン習字を10分学習する。 日々の散歩で出会う植物、鳥の名前をアプリで確認する。 文語の文法や語彙に慣れるため、万葉集などを学習参考書で勉強する。 美術展に通う。 つくり初めの句は季語が3つも入ったもので、俳句というより標語。 3年後は、作家である奥さんすら知らなかった言葉を季語として、達筆で詩情あふれる句を発表するまでになる。 60歳を過ぎてから、こんなに何かにのめりこんで、しかもモノにするなんて。 できない言い訳なんていくらでもあるけれど、「できない」んじゃないんだな。 「できない」は「やらない」だけなんだ、と反省。
1投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログコロナ禍まっただなかの散歩、家事、俳句とリアリティ感じました。 で、NHKのネコメンタリーでご夫婦を見たので、さらに身近に感じながら読ませてもらいました。 PCは本当に使いこなせていたのに、スマホではデジタル弱者なんて不思議(笑) 少しスマホも使えるようになった、なかよし夫婦のその後をまた期待しています。
13投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ結婚物語からこのシリーズを順次読み続けできました。自分の結婚する時期と重なっていた時期で、TVのドラマも好きで観てました。あれからほぼ40年、陽子さん正彦さんは定年を迎えてその日々が綴られた本作。うーん、なんというか陽子さんの浮世離れっぷりにちょっと引きつつ読了。介護のことや趣味に没頭する話しや共感する箇所もあり、文体も変わらない"新井素子"さんで、若かりし時代のノリで違和感なく読みましたが主人公の取り残され感になんとなく疲れました。次作もあるのかしら。
11投稿日: 2025.01.16
powered by ブクログ新井素子は中学生の頃から読んでいて、SFと独特の文体が思春期にはドンピシャハマったものだが、それらを何となく読まなくなるのと引き換えにこの結婚物語から続くシリーズを読むようになった。 大学卒業して数年後に結婚した2人が定年を迎えるとは中々感慨深い。が、久々に読むと陽子さんの変人ぶりというか、思い込みの激しさというか、頑なというか、こんなのだったっけ?ちょっと引くほどだった。QRコードとインスタント食材に関してはウチの80歳の婆ちゃんより酷い。昔はこの奇行で笑ってたと思うと自分も歳をとったのかな。 次は終活がテーマかな? 俳句はちょっと興味が湧いた。
1投稿日: 2025.01.08
powered by ブクログ結婚物語から大好きだった正彦さんと陽子さんのお話。2人の変わってなさに嬉しくなって、なつかしくなって、クスッと笑ったり、共感したりしながら楽しく読めました。次作はおじいちゃんおばあちゃんになった2人かな?それはそれで楽しそう。楽しみに待つとします、
2投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログシリーズ物とは知らず、手にした。面白いし、同じ定年者として,あるあるばかり(振り幅は、尋常ではないけど...)。遡っていこう。
0投稿日: 2024.12.21
powered by ブクログ自分の年齢に合わせて何か示唆があるかと思って読み始めたけど、日記みたいな内容で、他人の日記を読んでいる気持ちになり、変化もなく3分の1ほどで挫折。 後半何かあるのかもしれないけどついて行けなかった。 昔SF作家としての新井さんを楽しんでいたので、そちらの分野に期待です。
0投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログ久々のもとっちゃん! そうそう、こんな感じでしたわ。 懐かしい友達に会ったみたいに 読んでて楽しかった。 お互い年取ったなー。 あと、いつものあとがきを読み なんだかジ~ンとしてしまった。
1投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログこれはシリーズ物で読む順番を無視して、「結婚物語」から、一気に主人公たちが定年を迎えたり、老年に突入するころのお話を読んでしまった。 この間に、実は「新婚物語」「銀婚式物語」「ダイエット物語…ただし猫」などのタイトルがあったのだ。 そして読みながら、薄々感じていたことが、あとがきを読んで、確信となり。 作家の陽子さんと、その夫、正彦さんの日常がひたすらに面白かった。 もちろん、読み逃した他のタイトルも読んでいこうと思う。
5投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ昔から読んでいた著者が年を取ってきたからか、最近定年に関する小説が目につく。しかし、読んでみようとは思っていなかった。 しかし新井素子となれば話は違うかと読んでみた。 確かに著者の言い回しというか書きぶりというか、色々滲み出ているのだが、そこにSF的な要素は入っていないのだった。 でもなんかいろいろ共感できる場面が多く、あぁこうやって年を取っていくのかもしれん。とほのぼのと感じた。
1投稿日: 2024.07.23
powered by ブクログ友人からもらった 夫の定年 戸惑いの時期を過ぎ、まあこんなもんかと お互い妥協の日々を送る私と夫 読みながら「あるある」ということもあり クスっと笑ったりもした でも全体に単調でちょっと飽きが来る 483ページは長いなあ 日常のエッセイだから事件などないのだけれど ≪ 主婦だって 定年退職 ないかしら ≫
32投稿日: 2024.06.07
powered by ブクログとぼけた夫婦の惚気本?すでに忘却の彼方にさりつつあるコロナ対策のあれこれ。正しいに決まっているけどと次々に陽子さんの頭に浮かぶはてなマーク。ホントに今から思えば、おかしな事ばかり… 「ITってITって“言いたかないが”“とにかく不便”の“い”と“と”を略している言葉としか思えないという陽子さん、うまい。「俺は猫の玩具か」なるほど。
4投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログ結婚物語、新婚物語を読んだのは何年前になるのだろう 若い二人のドタバタは妙に面白かった 今回は時を経てコロナ禍の中で定年を迎えた夫婦の物語 夫婦はちょっと普通の夫婦とは違うようになってます 特に正彦さん、会社員だったのにそのスマホスキルの低さはなんだ、、と突っ込みたくなる でも、まぁいつまでも健康で過ごせますように、の気持ちは同感する いつまでも健康に過ごせますように
1投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ専業作家と定年退職した会社員の夫のあるある話。 まぁ、話を面白くするのに出来事をデフォルメする事は容認するが、作家の陽子があまりに浮世離れしているのは如何なものか。作家とはこの程度の認知能力なのか甚だ疑ってしまう。 定年後の夫が着実に自分の足場を固めていくのに、妻の陽子は夫への依存度を高めていくだけなのだろうか? 「お話し至上主義」の本作だからこのような温さで良いのか…。
1投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログ星3.5 名前はよく知っていたが、初めて新井素子の本を読む。へえ、こんな文体で書く人だったんだ。他の方のレビューでは酷評されていたが、目新しかったからか、それとも同世代だったからか、私は嫌いではなかった。他にもエッセイなどで、日常の瑣末なことをくどくどと書く人は結構いるし。いちいち、自分につっこみを入れるのも、客観的に見ているってことだし。 私は続編が出たら読んでみたい。 追記:頑なにQRコードを回避しているが、一度使ってみればよいのに。何ゆえにそこまで忌み嫌う?原稿だってパソコンで書いているんだし。
7投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「結婚物語」陽子さんと正彦さんのシリーズの最新作。正彦さんが定年を迎えてからのお話。 変わらず仲良しな二人の生活にホッコリしつつ、楽しみながらゆっくり読んだ。 新井さんちの実話(ほぼ!)ということで、なんか現実とごっちゃになっちゃうんだけど。 そこもまた良しというか、長年のファンなので、お二人が元気で仲良くしててくれるのが一番、って感じの本。 そういう意味ではご新規さんの読者は、これをどう読むのかしら?と思ってしまった。 このシリーズも大好きなんだけど、次は、SFが読みたいな~。
2投稿日: 2024.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学生時代に読んでた作家さん。独特の文体が目新しくて大好きだったのだが。 懐かしさのあまり購入したけど、今の自分には合わなかったなぁ。コロナとか家事とか、身近な題材なので考え方が違いすぎて受け入れられない。 フィクションなのだと思ってるけど、たぶんご本人も主人公と同じ感覚なんだろうな。色々残念でした。
1投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
近所のスーパーは安い、その上閉店間際のサービスは値引きではなく 同額で商品を倍にする、1個幾らの白菜を2個で同額にする籠に入った野菜もミカンやリンゴも然り これだけの内容が、数ページに渡って延々と書いて有る 元々、もってまわった文章を書く人だったけど、流石にもう分かったから!と言いたくなる 作中で、作家たるもの読者に好きか嫌いかなどの感想をもたれるのは仕方ないが 判らないと思われるはプロ失格なので、自分は色んなテクニックを駆使して そこはきっちりやります!みたいな主張 ・・・なら、仕方ない 同じように、QRコード嫌い、コンビニ弁当は買わない等々が 各章で書かれてる 連載中ならしょうがない、それしか読まない人も居るから でも、本になる事も考えるなら、違うテーマで書くべきでは?と思う ご主人が、退職した翌日に診察するハメになり、保険の切り替えが間に合わず ややこしい事になった こんなタイミングで話作ってると思われても仕方ないけど、事実なのよ! うちの主人持ってるわーーーーー ・・・って、それを面白おかしく文章に出来るのは、作家の力かも知れないが SNSもテレビも見ないなら仕方ないけど、その程度のハプニングなら 幾らでも転がってるから 昔は楽しく読めたんだけど、今は我ながら小姑みたいな感想しか持てないので 色々と合わなくなって来たのかも
3投稿日: 2024.03.25
powered by ブクログ正彦さんが定年を迎え、新たなフェーズに入った二人の生活は? コロナ下でも趣味の道を究める正彦さんと、陽子さんの生活を描く
0投稿日: 2024.03.22
