「国家はひとつの運動である、暴力にかかわる運動である」というテーゼを政治哲学的に解き明かしていく試み。 昨今は政治哲学や政治思想は人気がなく、ジェンダー論等で延命措置を図っている印象だが、こういう古典的政治哲学が復権することに期待したい。