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ひとりあそびの教科書
ひとりあそびの教科書
宇野常寛/河出書房新社
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総合評価

13件)
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    まだ全部読んでないけど感想を書きたいから書く。 最近、児童書コーナーに立ち寄るのがおもろい。 大人向けだと難しそうでその棚に寄りもしないようなジャンルでも、分かりやすい表現で書かれているから手に取りやすい。ま、この本はそんな寄りがたいジャンルではなく、むしろ得意分野寄りなんだけど。 私が本を読む理由の一つが言語化されて書いてあった。これ、これだよ。→p187~ 辺り ブクログに読んだ本を登録するのも、なるべく感想を書くようにしているのも、他の人はどんなことを思ったんだろうと気になって読み終えた本はブクログで他の人の感想を気の済むまで読むのも、全部そう。 知識を得るため、勉強するために本を読む人がいることを知って驚いた。しかもわりと最近。 自分でも大人になってから、お金のことを知るために、勉強のために本を読んでみて思った。こんなしんどいこと、続けられんわ。 幼い頃から本を読むのが好きで、小説は分かりやすく現実逃避が出来るし、それって自分の知らない世界を見られるってこと。 物語じゃない本は、著者の人とおしゃべりしてる気分。小さい頃はそんな風に言語化出来なかったけど、今思うと人とおしゃべりするのとなんら変わらん。むしろ本の方が順を追って話してくれるし、分からない単語があったり、意味を理解出来ない文章があった時に調べてからまた読み進めることが出来るから、自分のペースでお話を聞ける。 実際に対面で口頭でしゃべると、お話の内容よりも場の雰囲気とか、相手の感情や空気感という他の情報も入ってくる分、疲れる。分からないことがあったり、え?と思うようなことを、相手や場所、立場によっては言動に出せない場合も多いしね。 私は理解するスピードが遅いから、早口な人が苦手なのもある。リアルな肉体を持ってのおしゃべりは、純粋に話の内容に集中出来ない。 本を読むことはおしゃべりすること。それが私にとって当たり前だったから、勉強するため、知識を得るために本を開くと聞いて天地がひっくり返る思いをした。そんな読み方つまらん。その前提要らん。しんどい。 国語の問題文とか、英語の長文とかも、普通におしゃべりとして聞いてたから何も苦じゃなかった。そこから何かを得ようとすると苦しいだろうね。 YouTubeで本要約チャンネルが数多く乱立するのも、本を1つの情報源として見ているからなんだ、って気付いた時はウロコが飛び立った。そりゃ、そうするよね。 でもそんな読み方してたら一生本を読んでて楽しいなんて思えないだろうし、そもそも続かない。しんどいことこそ気合いを入れたいドMな人じゃない限り。 今の時代、基本前提に本を読む人は優勢となっているが、そんな高尚なものでも崇高なものでもなくて、ただ単におしゃべりとして見ると楽しいよ。ってことを伝えたかった。 ゆる言語学ラジオとか、積読チャンネルっていうYouTubeの動画でも、同じこと言ってるからもし良かったら見て欲しい。って、ブクログに書いても意味無いか。もう既に本が好きで、本が読める人たちの集まりの場だもんな。 追加。 役に立たないものを集める、のところ。私は本だなと思った。 読むために図書館から本を借りるけど、最近になって本棚を手に入れてからは、好きな漫画や気になる本を狂ったように買っている。 小さい頃から本が好きで、親も私が本が好きって知ってるから本棚を買ってくれればいいのに、と今になって思うが、本棚のない生活を20年以上過ごしてきた。なので本は借りるもの、という認識がメインになっていて、本を買う(特に新品の状態で、定価で)ことに大きな抵抗があった。 それが、大人になってから本棚を手に入れたら、もう本を買うことにハマってしまって、好きな漫画を中心に、繰り返し読みたい本、読んで面白かった本を書店から、Amazonから買っている。 クソ真面目な私は、本棚にしまった本はいつかまた読み返さなければと義務感を抱くようになってしまっていたが、この本を読んでそんなことしなくていいと腑に落ちた。 好きな物は、触れるだけでいい。眺めるだけでいい。 それで遊ぶとか、使用するとか、そんなこと考えずに、ただ見て触れて「あー好きだなー」でいい。 皮肉なことに本棚にしまっている状態だと本を読みたい気持ちにならないのに、本棚を整理しようとすると途端に読みたくなってくる。多分、触れることによって読みたくなるんだと思う。 だから買って本棚にしまった本を読むのは億劫がるのに、図書館から借りた本はすいすい読めちゃうんだな。 よし、せっかく買ったし、もっと触れよう。

    1
    投稿日: 2025.08.20
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    一人あそびの魅力について語っている部分については、全面的に共感するし、周囲の顔色を伺うのではなく、何かの目的のためにやるのでもなく、物事それ自体を楽しむことの大切さについては、その通りだと思う。ただ、序章と終章の、中高生に対する語りには、どうしても違和感があった。 みんなですることじゃない遊び、一人でいることが好きな子たちを勇気づけること。本を読んだり、ゲームをしたり、一人でいることが好きな人間の一人として、それは大切だと思う。 ただ、だからといって、自分の身の周りに、それこそたくさんいるSNSで発信することにはまった人たち。飲み会しか趣味のない人たち。そういった人たちを「つまらない大人」として、自分たちの方から一人になろうとしていくことは、違うのではないかと感じる。 身の周りにいる人たちを「つまらない大人」として、一つのことに夢中になれる自分たちを価値を生み出せる人間とするこの考え方が、まさにその「つまらない大人」たちのやっていることの、ただの裏返しなのではないかと思う。 この本を支えているのは、オタクであった自分を認めてくれる人がいなかったひとつの世代の、一人の著者のルサンチマンだと思う。そういった自分の中の負の部分と向き合って、「つまらない」と思う大人とコミュニケーションをとることの方が、思春期の子どもたちに向けたメッセージとして、本当は大切なのではないか。 そうしたコミュニケーションをとろうとし続けることは、世に言う「コミュ力」ではないし、決して他人の顔色を窺うことではないと思う。 自分の中にあるルサンチマンを、結局、一人であるがゆえに、解消できなかった中年世代が、「他の人の顔色ばかりうかがっている人たち」を「敵」とすることで、自分の考えを認めてくれる仲間を集めようとする。そういう、承認欲求の本だと、どうしても読んでしまう。 読者対象としている中高生の子たちには、ぜひ、「ひとりあそび」のコツと実際を紹介している部分を読んで、本当の意味で、「ひとり」であるがゆえに、「つまらない大人」も含めた誰とでも繋がれる。そんな「あそび」をしてほしい。

    0
    投稿日: 2024.04.24
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    「ひとりあそび」の重要性を分析し、評論している。中学、高校生をターゲットにした本である。 私自身がその世代ではないからなのか、内容があまりよく伝わってこなかった。しかし著者と私は同世代である。全面的には内容に共感出来ないことが理由かもしれない。 [共感できる] ジョギングの魅力 読書の魅力 飲み会(大勢で酔って語る)のつまらなさ TVゲームの物足りなさ 仮面ライダー(怪人)のデザインの良さ [共感できない] 世界には二つの人間がいる(人間二元論) オモチャやミニカーを集める 妄想ジオラマを作る カブトムシを捕まえに行く TwitterやYouTubeでの発信は良くない 「ライフスタイルスポーツ」体を動かすことそのものを「楽しむ」スポーツ。 子供の頃の「集団」で「敵」を倒すために苦痛に耐えて努力する「体育」とは全く違う。61

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    投稿日: 2024.03.25
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    ひとりあそびの定義はこれだ!と作者のルールにのっとってひとりあそびを紹介してくれる本。 大人になって「〜ために」とあそび以外の目的をもってやってしまうことも多いな〜と読んでいて思った。 大人になって無目的に何かをすることが減ったけどそれだと心が枯渇するから。ここ何年か無目的にあそぶことも大切な時間だと感じてる。 一人旅で観光を目的とせず現地の生活を送るっていうのは楽しそうだと思った。

    6
    投稿日: 2024.02.06
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    日々に忙殺されていたり、自身に価値が無いと感じる人に刺さる内容だと感じた。 ひとり遊びの代表格であるテレビゲームがなぜ面白くなくなっていくのか、それを踏まえた上でどう面白くしていくか、そしてそれを生活にどう転用していくかのパートが特に面白い。

    0
    投稿日: 2023.10.19
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    目的なんかあるとすべて義務感や使命感になる。無目的でただ走る、ただ見つけて観察して愉しむ、ただ集めて触れていつくしむ。正解。

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    投稿日: 2023.09.03
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    宇野さんの著書の中でもスイスイ読める部類 宇野さんの紹介するひとりあそびがおもろしろく 忘れてきた何かを思い出させてくれるものだった 人間関係のネットワークから離れて没頭できるひとりあそびがあると生活が豊かになると思った SNSに執着しているような人に特にオススメしたい

    1
    投稿日: 2023.07.27
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    自分はどちらかというまでもなく群れる事が嫌いで、飲み会も苦手で、「独り」で過ごすことが苦にならないタイプです。そんな自分の過ごし方にくっきりと境界線を引いてもらったような感じです。しばらくお休みしていたランニング、再開してみようかな。

    10
    投稿日: 2023.07.08
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    ☆3.5 あるやうでなかった本  ひとりあそびを紹介しつつ、終章は評論で締めてゐる。縛りプレイの「目的」どほりにやってもつまらないといふくだりは、おなじ14歳の世渡り術シリーズの『オタクを武器に生きていく』と共通点を感じた。  1章2章のランニングと虫取りは参考になった。終章の評論は凡庸なインターネットポピュリズム批判みたいなもので、余計かな。

    2
    投稿日: 2023.07.04
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    目的をもたない。人と繋がらない。人間ではなく、ものごとを楽しむ。 周りの基準ではなく、自分基準で生きるためのひとりあそび。周りがどう思うかよりも、自分がどう思うかを生きることが大切。 いつまでも子供心をもって、ひとりをあそびつくそうと思った。 宇野ファーム物語が面白かった。私もジオラマを始めてみようかなって思った。

    3
    投稿日: 2023.07.02
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    「14歳の世渡り術」ってシリーズの一冊。50年前は、14歳にとっては「世渡り」って言葉自体が、ちょっと避けたいものだったような気がしますが、これだけAIに仕事奪われる、とか、アクティブラーニングの必要性とか、少子高齢化とか、未来への心配事が山積していると、現在の中高生にとって「世渡り」はポジティブな能力として始めっから認識されているのかもしれませんね。久々に宇野常寛の言ってること聞こうと思い、手にした次第。非常に「らしい」展開で、一気に読んで楽しみました。なにかというと「コミュ力」とか言ってみんなとの協調性を強要する大人をしり目に、「ひとりあそび力」のこそ必要な能力というメッセージでした。『「共感」するのをやめてみよう』とか『「発信」することで人間はつまらなくなってきた』とかドキッとするものもいっぱいですが、いや、そうかもしれない…と思わせてくれます。『読書とは「ゲーム」をつくること』は自分の中でのアンダーライン大賞かな…。そしてこの本はこれから社会に出る14歳に向けて書かれた教科書という体はとっていますが、これから会社とか仕事とかいう枠組みから外れる64歳にとっても教科書になるんじゃないかな、と思いました。実は「14歳の世渡り術」は「64歳の生き残り術」?

    3
    投稿日: 2023.06.30
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    メッセージの中心的な部分は非常に共感できるものがあります。つまり、タイトルにあるような主張は、わたしにはおおむね正しいように思われました。 ただ、全体的には鼻につくような感じがしましたし、やはり教科書というのとはちがうと思います。あくまでもこの著者のやり方、ということです。 これを読んで、なるほどこういうことでいいのだ。なにも大勢で無意味に集まってはしゃぐことは、必ずしも褒められたものでもないのだ。そういうことに気がつければいいと思います。

    0
    投稿日: 2023.05.26
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    ●なぜ気になったか 思い立ったとき、自分が好きなだけ、誰にも気兼ねしない、で遊べる「ひとりあそび」が小学生の頃から好き。目次は同意できるものばかり。その中身を読んで参考にしたい ●読了感想 僕が「ひとりあそび」が好きな理由を教えてもらえた。ものごとに集中することで感性が高まり、それが心地いいから。また、ひとりであることで煩わしい人間関係に距離をおくことができるから #ひとりあそびの教科書 #宇野常寛 23/4/26出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き https://amzn.to/43ihr3Q

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    投稿日: 2023.04.26