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ホワイトバグ 生存不能
ホワイトバグ 生存不能
安生正/宝島社
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総合評価

24件)
3.5
2
10
8
2
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    デビュー作の生存者ゼロとほぼ同じ+要所要所が長くて読み進めるのが大変だった。読み終わってないけど。展開もなかなか進まないし、専門家2人だけで推測でモノを言ってる感が強く感じられあまり入り込めず。ちょっと入り込めたかなと思うと場面が代わり、状況が飲み込めないまま謎謎みたいな会話が続いてだんだん状況が分かってきて...と思ったら場面が変わってまた全然状況分からず...というのが続くので途中で挫折。デビュー作がまあまあ良かったので残念。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    最近の異常気象や、生物の大量発生、ウイルスの流行などを考えても有り得ない話ではないように思えてしまう。 各地方の調査隊、研究者、警備隊などが相次いで消息不明や謎の生物による襲撃を受ける。 主人公の甲斐は政府からの依頼を受け嫌々ながらも超さに乗り出したが、そこで異様な現象と遭遇する。 人類が絶滅するかもしれない状況でどんな結末になるか最後までドキドキしながら読んでしまった。

    32
    投稿日: 2025.07.10
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    思っていたのとは違っていてとっても気持ち悪かったです。 それに、全くの絵空事ではないなと思える恐怖。 本当に・・・凄くありそうなお話でした。 めちゃくちゃ気持ち悪いしめちゃくちゃ恐いんですけど面白かったです。 「善人なんて歴史には残らない。英雄はみんな悪人です」 この台詞が一番刺さりました。 必要悪とはよく言いますし、綺麗事だけでは世の中が回らないのも事実で。 今の環境の事とか、地球の事とか、人間の事とか。 色んな事を考えさせられる一冊でした。

    0
    投稿日: 2025.07.08
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    めちゃくちゃハードSFだった 化学考証ガッチリやって、ロジカルにどうホワイトバグがやってくるのかをしっかりやってくれてる。地球凍結のくだりもそう。 わかんないところめっちゃあったけど!笑 だから説得力はあるし、怖い。でもそれは描写、表現が怖いわけではなく。起きてる事情が怖いという。 結局、種明かしをしていくところから、なんとも言えない感じになってしまう。

    1
    投稿日: 2025.01.08
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    話がどこにいきつくのか分からないまま読み進めていったら、壮大な話になっていって一気に読み切ってしまった。

    1
    投稿日: 2024.11.23
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    パニックエンターテイメントストーリ! 世界を、日本を救うことができるのか? そこで起きる人間ドラマ、親子のベタなストーリ展開。 こうしたベタなストーリ展開は大好きです(笑) ゼロ三部作が思い出されます。 グリーンランドで起きた遭難事故。しかしその実態は、惨殺された死体。 さらに、ワフジール峠で連絡を絶った気象観測隊。 いったい何が起きたのか? その真相を調査すべく、集めらたのは専門家はたったの3人(笑) プロの登山家の主人公の甲斐、昆虫学者の丹羽、学会からつまはじきされている地質学者の上条。 真相を隠しながら、3人を送り出す政府。 そして、甲斐は同じくプロ登山家の奥さんを山で救助失敗して亡くしている。息子はそんな父親と気持ちが離れている。 そんな設定です。 もう、親子ドラマが想できますよね(笑) そして、事件の真相は、これまた驚き! 地球温暖化を引き金に発生した古代生物。 これ以上は、ネタバレになるから書きませんが、それらとの戦いになります。 日本を救うことができるのか? 生き残れることができるのか? クライマックスにむけ、それぞれの想いが交錯します。 甲斐と息子。 自衛隊や政府 最後、甲斐が下した決断は.. しかし、こういう事案ってある意味起こりそう! 地球温暖化で溶けだした表土の下から未知のウイルス発生とかありそうですよね。 近未来の預言書とならないことを祈るばかりです!

    89
    投稿日: 2024.09.08
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    読んでる間中、ドキドキハラハラぞわぞわの、安生氏らしい一冊。 最初のうち、場面転換と登場人物が多すぎて、私の酒浸りの脳みそでは付いてくのが大変で(^ ^; どうにか正しく(?)理解しながら読み終えられたとは思いますが(^ ^; 読んでる間に浮かぶビジュアルは、かなりインパクトが強い。なので、映像化したら「お好きな方にはたまらない」作品になりそうですが... ロケとかちゃんとやると、ものすごく大掛かりになりそうな(^ ^; 全世界が滅亡しかける訳だし(^ ^; とても楽しくおぞましく(^ ^; 読めましたが、あえて難癖つけるとすると(別につけなくて良いが)、登場人物のキャラがステロタイプというか、どっかで読んだことがある感じばかりか(^ ^; あと「特効薬」も、なぜ全世界で協力して増産体制を取れないのか。政治家のメンツと人類滅亡を天秤にかけたら、つまらんこと言ってないで働けや、ゴルァ...という感じですが(^ ^;

    2
    投稿日: 2024.08.20
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    装丁の意味を知った時さらに鳥肌、、 ほんとに起こりそうで 絶妙に未来設定なのもリアル、、 私は寝る前には読めなかったです

    32
    投稿日: 2024.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったです 地球全滅の原因になりうるであろうきっかけが地球温暖化と古代生物とは... 古代生物も自衛隊や軍隊では太刀打ちできない。できるのは知恵あるものだけ 不器用な主人公たちの話でした。読み応えあり

    2
    投稿日: 2024.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新生物の脅威に立ち向かう登山家達のSFパニック小説。 このミスシリーズの作品ではある物のミステリーの要素は少なく、どうやって新生物に立ち向かっていくのかというパニック小説の部類と役人と民間人の攻防による人間ドラマ、そして今回の3人の調査人の家族との濃密なやりとりの家族ドラマの軸で描かれている。 新生物の生態の生々しさやそれに襲われ人が亡くなっていく様子がとても怖かったです。その原因になったのも人間の開発というのも現代の問題に繋がってるように感じました。そんな殺伐とした中にも甲斐家の家族仲がゆっくりと修復されていくのはとても読んでいて面白かったです。母親の死をきっかけに気まずくなってしまった関係が少しずつ直っていくのがとても良かったです。 様々な軸が物語を面白くしていて、読み応えがあるので是非読んでみてください。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 甲斐浩一:諏訪部順一 丹羽香澄:種崎敦美 上條常雄:鳥海浩輔 中山誠司:田中秀幸 織田武彦:山路和弘 宮崎:茶風林 村上:千葉繁 甲斐健人:山下大輝

    41
    投稿日: 2024.04.07
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    安生正といえばパニックもの。ゴジラみたいなSF感ではなく、下手したらホントに起きるんじゃないかと思わせる自然の脅威。それぞれの信念を貫く登場人物たち。面白かった。

    0
    投稿日: 2023.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙の絵。 なんで手前は雪が積もっているのに、遠くの山々は積もっていないのか? と思ったら…。 地球環境の変化は、もしかしたら本当にこの小説のような事態をまねくのかも!?しれません…。

    10
    投稿日: 2023.12.12
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    ラノベ風のライトな文章がちょっと苦手な私には、すごく好きな書き方の小説だった。 そして地球環境について勉強になる。とにかくなる笑。 淡々とした語り口、短いセリフだけど、大切な人への言葉と思いがぎゅっと凝縮されている。親が子を思う気持ちの描写に、涙がじわじわ滲んだ。 個人的に織田政務官が大好きだったんだけど…!涙

    0
    投稿日: 2023.12.10
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     体表面を食い散らかせまるで内側から爆発されたような遺体が散らばる。いったいなにが! 結局このタイプの話しって、ネタがわかってしまうとその時点から惰性というか義務で読まされてしまう。話があちこち飛ぶのも集中を削ぎ地名が出てくる度にその土地の歴史を読まされスピード感が鈍る。小説を読んでるはずだったのに説明文を無理矢理読まされてる。残念でした。

    3
    投稿日: 2023.11.19
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    地球規模の壮大なスケールのミステリー。中東とかグリーンランドだったりの秘境が舞台だったので新鮮で、話に入り込みました。地球温暖化、SDGS の先に待ち受けているものとは、、、。

    0
    投稿日: 2023.10.26
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    パニックものとして、未曾有の事態に主人公達がどう立ち向かうか読む手が止まらなかった。 人間ドラマのほうは登場人物達のやり取りが少し淡々としていたためか、あっさり過ぎていたかもしれない……。 ひとりひとりの想いはとても尊いのだけど、そこは少し風呂敷を広げ過ぎた感はあるかも。 ラストは……!

    0
    投稿日: 2023.10.13
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    地球は人類だけのための星ではない。地球に住む生き物たちを我が物顔に破壊しつくそうとしている人類を見過ごすわけがないと感じている。 こんな方法で人類を滅ぼそうとするのかもしれないと同意してしまいそうになる。未知の生き物は生きようとし増えようとしているだけにすぎないのに

    5
    投稿日: 2023.10.04
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    久しぶりに予備知識無しでタイトル買いしてみました。買った後で気づいたんですが、昔読んだ「生存者ゼロ」の作者さんでしたわ。 てことで嫌な予感しましたが、やはり…。「バグ」ってそっちのバグかい!しかも今回キモさマシマシ。虫嫌いな人はやめた方がいいです。 セカオワ系は好きなので、その点では楽しめましたが、海外の都市が崩壊していく様がどうも淡白というかあっさりすぎ。 あと解決までトントン拍子すぎてなんか拍子抜けでした。 地球温暖化に警鐘鳴らしたさみたいなのも透けて見えてなんかなぁ、という気持ち。 しかし、死ぬならこんな最期は絶対嫌ですね…。

    1
    投稿日: 2023.10.03
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    やっぱり未知の生物?っていうか、自分のよく知らない生きもの?って、怖いな…。 いや、何よりももっとものを知るべきだよな、私たちは…。人間として…。

    0
    投稿日: 2023.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    筆者はゼロ三部作の安生正氏。タイトルにゼロはついていないが、本作も同じようなパニックミステリー。世界のあちこちで惨殺される人達。犯人は?人間や獣ではなく、地球温暖化のために目覚めた古生物であった。それは小さなクマムシのような生物で、人の体内に侵入し、内臓を食い破ってしまう。これに対抗するのが、たった三人の日本人というのは、ちょっと苦しい設定かな。

    11
    投稿日: 2023.09.09
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    構想は『塩の街』と同じ。 ただ、こちらはよりリアリティーがあり、臨場感がともなう。 『塩の街』三部作も大変人気のあるシリーズですが、有川浩さんらしいドラマティックな視点が多いのに比べ、本作品はいい意味で、みんなが男前に成長していくところがすきでした。

    6
    投稿日: 2023.09.01
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    温暖化によって、古代の生物が生き返った。 奴らは、人の体に侵入し、食い殺す。 奴らに対抗する手段は⁈ パニックサスペンス。ドキドキと、人類を救おうとする人々の人生の向き合い方に感動。

    0
    投稿日: 2023.08.25
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    ネタバレになるので詳しくは書きませんが、人類滅亡の危機を描いた小説です。温暖化が一つの引き金となりますが、リアルでもどんどん融けてる永久凍土かとかから何が出てくるかわからないので、まったくの絵空事ではないと思います。 登山家、研究者、政治家、自衛隊員、そしてそれぞれの家族。それぞれに責任があり、譲れないものがある。そういった人間ドラマも読みごたえがあります。

    18
    投稿日: 2023.08.23
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    スピード感あり、緊張感あり、社会的問題あり面白かったが、ロケーションを広げすぎて回収できていない様な印象も感じた。

    0
    投稿日: 2023.08.19