
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋人を殺された女刑事と実父が殺人犯の新米刑事が複雑な事件の真相に迫っていく。 実父が殺人犯であるにも関わらず、警察官となれてしまったことでずっと葛藤を抱える倫太郎。 婚約者を殺害され、怒りを持ち続けるために犯人のライターをあえて持ち続ける汐里。 倫太郎は汐里に救われたが、汐里も倫太郎に救われたんだろうな。 冷蔵庫の缶コーヒーが空であることに気付いた瞬間、汐里は許されたことに気付いた。 続編が読みたい。
0投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ新人刑事の真弓倫太郎。先輩刑事の汐里と捜査にあたる。生い立ちに暗いものをもつ真弓と、理由あって過去の事件の復讐を思い描く汐里。東京で起きた事件と奈良の限界集落で起きた事件のかかわりは?というお話。それぞれの人の過去ってなんだろう?血ってなんだろう?そこまでこだわるものってなんだろう?というお話だった。それぞれの登場人物が、弱い部分も持ちつつ奮闘してるのがかっこよかった。
0投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログ過去を消し去り、自らの出自を作りかえる―。警視庁刑事部捜査一課に新人刑事が配属されたその日、駐車場の車に真っ逆さまに突き刺さった死体が発見される。事件を追う女刑事は、やがて一つの集落を消滅させた凄惨な大火事に辿り着く。加害者家族が背負った過酷な運命。そして、不可解な行動を続ける新人刑事の過去とは…。
0投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログ真弓倫太朗が、警視庁刑事部捜査一課に配属されたその日、駐車場の車に真っ逆さまに突き刺さった死体が発見された。遠く離れた点と点が繋がるとき、過酷な「血」の呪縛に翻弄される者たちの運命が交差する―。(e-honより)
0投稿日: 2023.05.15
powered by ブクログ過去に大きな傷を持つ二人の刑事、ある人物の屋上からの転落死亡事件の解決に向かっての捜査の中で、互いに抱える傷と直面し、心が追い込まれながらも事件にぶつかっていく展開が熱い。
0投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログ吉川英梨『ブラッド・ロンダリング 警視庁捜査一課 殺人犯捜査二係』河出文庫。 吉川英梨ほど作品毎に落差が激しい作家も珍しい。本作はどうかと言えば、完全にハズレだ。 読み始めて、主人公は37歳の美貌のアマゾネス刑事、二階堂汐里かと思っていたら、汐里の所属する警視庁捜査一課に配属されて来た真弓倫太郎が主人公だった。 いつの間にか事件捜査そっちのけで、真弓倫太郎の出自に秘密が描かれる。 本体価格840円 ★★
7投稿日: 2023.02.11
