
日本異類図典
朝里樹/G.B.
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総合評価
(3件)3.5
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神や霊、鬼や天狗などの見えないものや、狐や蛇などの霊力をもつ動物など、いにしえの人々が恐れ崇めた「人ならざるもの」―異類―とは一体何なのか、その実態を読み解く。神と鬼はもともと一体の存在だった? 天狗の起源は流れ星だった? 十二支は動物と関係がなかった? 異類の起源と歴史、人々の暮らしとの関わりを民俗の視点から深堀りしていく。 (アマゾン紹介文) 凡その項目が4頁ずつと、飽きの来ない易しい作り。 題材や説話はよく知られているものも多いが、暦や方角などの短く説明するのが難しい類のものも収録されていてためになった。
0投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログ想像の動物や神の遣いと考えられた動物たちの説明。 知識が乏しく、技術も発達していなかった時代では、ほとんどの生き物が神聖なるモノとされていたようだ。簡単に手に入らない時代だからこそ、モノを崇める精神が育まれたのだろう。 淡い感じのイラストが素敵。
0投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログかなりの種類の動物がその生態などから神聖視、霊力のあるものと見られていて、昔の人は優れた観察力を持っていたのだとわかる。人間は自然と共に生きていることを思い出させてもらった。生活のだいぶ変化した現代であっても、こういった感性は持ち続けていたい気がする。
0投稿日: 2022.07.03
