
総合評価
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オススメ第5弾。 親の心子知らずというけれど、案外親も子の気持ちわかってないときあるよなあに始まり、人魚の話や忌み地の話など、人の心の闇と相性の良い怪ノモノが、きっかけ作った辛い話が多かった今巻。 用心棒というよりは、名探偵になりつつある兎月。巡査になった黒木と名コンビになれそうです(すでになってる?)。黒木推しになりました。頑張れ黒木。 そんななか、今巻のなかで推したいのは、悲しくも希望が見える話だった『函館山ピクニック』。 戦争で死ぬのは、戦ってる当事者だけじゃない(むしろ巻き添えのほうが多い)、ということを戦っていた当事者だった兎月が知ったのが、大きいかなと。うさぎちゃんたちも兎月にぷーぷー言ってるだけじゃない、違うお仕事もちゃんとしてる。 ---蛇足--- うさぎちゃんたち全部で12羽。それぞれ和風月名がついているのですが、一瞬「十二鬼月」かっ?と思ってしまった俺を許して下さい…。長月ちゃん…(´;ω;`)
1投稿日: 2025.08.19
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今回は後味が悪いというかビターなエンドの事件が多かった印象。 解決しても、どこか苦いものが残るという。 幕間のほっこり話が癒しだった。 コロポックルと仲良くなっちゃうお葉さん、流石である。 あと、本体の登場はなかったけれども、回想シーンの土方さんマシマシで個人的にはテンション上がった。 ありがたや。 ただ本当に悲しい別れや死亡シーンが多かったので……せめて行われるであろうお祭りが癒しになりますように。
1投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログ#読了 今回は怪異との対決というよりは、それぞれがやもやと心の中に苦みが残るようなお話だった。その中でも兎月の命を救った小さな兎や、子供たちの魂を送る兎たちで泣きそうになったり、コロポックルとお葉さんの交流に心温まったりでとても良かった。
0投稿日: 2023.04.08
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今回は怪異というよりも、人の情の恐ろしさに焦点が当てられていたような感じですね。 しかし、兎月のために体を差し出した神使の長月(つд⊂)エーン 人魚の話も切ない結末でしたね。
9投稿日: 2023.01.24
