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薔薇色の門 誘惑 遠藤周作初期中篇
薔薇色の門 誘惑 遠藤周作初期中篇
遠藤周作/河出書房新社
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総合評価

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    久しぶりに遠藤周作の初期作品を読んだ。 戦後の受験生の経験談を弟に語る兄、この時代に進学して、おまけに浪人して暮らすなんて、恵まれている。羨ましい。 もう1篇は、人を利用してでも自分の成功を目指して策略する。 貧しいとわからないでも無いが、人としたら悲しい話だった。 でも人間社会はこれよりひどい事が、いっぱいある。

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    投稿日: 2022.03.28
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    やはり遠藤周作は並の作家ではない。 薔薇色の門は、実際に浪人生活を経験した筆者だからこそ描き出せたリアリティがあるし、それを乗り越えてきた清々しさと優しさがある。人生に迷っている人たちにぜひ読んで欲しい。 誘惑は、一見ライトな赤川次郎的ミステリかなと思わせておいて、実は人間の本質や野心をもつ虚しさを描いた作品だった。 面白かったです。

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    投稿日: 2022.03.03
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    遠藤周作氏の作品を久しぶりに新刊として書店で発見し その帯に『わたしが・棄てた・女』につながる貴重な中編と 描かれてあったので、手に取りました。 その本はこの本棚にも上げましたが、大学生のころに 読んで衝撃を受け、自分の生き方や考え方に大きく 影響した大事な作品だったと思います。 それとは少しトーンが違いますが。すらすらとよめて わかりやすい本でした。 少し感動というか、重い心になるような内容ではありませんでしたが。救いのある内容だったような気がします。 もう少し若い時に読んだら、共感するのだろうと思いました。ピカレスク的な部分は憧れというか、共感を持っていたので、昔は。

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    投稿日: 2022.01.31
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    中篇2作 「薔薇色の門」 言葉の端っこや言い回しに面白味の欠片があって味わい深い 遠い昔に彼の作品を読んだ記憶が呼び覚まされるいい作品 「誘惑」 子供のころのドラマってこんな感じだったような気がする 踏み台にしてのし上がると言うと悪いイメージだけど、いけしゃあしゃあとやってのけて、スカした感じでタバコをふかす 騙される方もわかってる節があって、そういう大らかさがいい時代だったのか

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    投稿日: 2021.12.24