
総合評価
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powered by ブクログ東北の山を舞台に繰り広げられる死闘。 出だしから死者続出。 山を舞台にしているハードボイルド作。 これまで読んできた著者の山岳小説とはちょっと違う作品ですが、読みだしたら止まらなかった。 ぜひ、同じ主人公でのシリーズ化を望みたい。
0投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログ人助けをするランボーって感じかな。 登場人物の割に、敵の特徴がちょっと上滑りして本編に活かされていない感じがするとか、せっかくの山岳舞台が最終盤で植生の影響で隠れるのが難しい程度にしか活かされていないのが残念。 主人公が人質の状態をもっと早くわかるようにしておけば、タイムリミットものとしてのスリルも楽しめたかも。
0投稿日: 2015.07.04
powered by ブクログ山岳ハードボイルドというべきか,これまでの作風から一変した世界が構築される.2時間サスペンスドラマを見るような,展開に次ぐ展開で引き込まれる.ちょっとテーマが弱いとも感じるが,読ませる筆致は健在.
0投稿日: 2015.04.21
powered by ブクログ闘う男たちを描いたハードな山岳冒険小説。山岳冒険小説と言えば、笹本稜平や樋口明雄、谷甲州といった名手がいるが、彼らの作品に全く引けを取らない作品に仕上がっている。 福島県北部の嶺雲岳を訪れた主人公の深江は謎の男たちに襲撃れる。何とか生き延びた深江は男たちに闘いを挑む。主人公の深江が異常に強く、最初は戸惑いを覚えるのだが、その理由は後々、明らかになる。そして、深江の過去と男たちの正体が明らかになるにつれ、俄然、物語は面白くなる。それぞれの闘う理由…深江の亡き親友の妻と娘の運命は… ストーリーは明らかに異なるのだが、主人公を取り巻く設定が谷口ジローの『捜索者』に似ている。 解説は樋口明雄というから、これまた面白い。
1投稿日: 2015.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
解説にもかかれているとおり、山岳版ダイハードのような作品。ですが爆発とかそういった派手なエフェクトはなくて、深く静かに男たちが格闘する。そんなややストイックな山岳アクションです。 ハリウッド映画だと、主人公がやたらに強すぎたり、撃たれても5分後には何もなかったように動いてるとか、そんな不自然さがありますが、この小説ではダメージの描写もリアルです(それでも強いけど)。 比較的優しい系のミステリーを書く印象があった作者ですが、意外な一面を見せられた感じです。
0投稿日: 2014.10.05
