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れんげ荘
れんげ荘
群ようこ/角川春樹事務所
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総合評価

241件)
3.7
40
82
81
12
0
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    <poka> こんなふうな生活をしたかった(男だけど) <だいこんまる> バブルの残党の懺悔のはなし。

    0
    投稿日: 2026.06.07
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    必要最低限のお金でも衣食住を楽しんでるキョウコが素敵。日常的なご飯は質素でも、たまに行く喫茶店では良い珈琲を。クマガイさんから貰ったお洒落な洋服で楽しんで、住処は良くないにしても自分なりに工夫してお花を飾ったり、自然み溢れる住まいで四季を感じて。キョウコみたいになりたい!

    0
    投稿日: 2026.05.22
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    祖母の本棚より 月十万円で、心穏やかに楽しく暮らそう! ―――キョウコは、お愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を四十五歳で早期退職し、都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越した。そこには、六十歳すぎのおしゃれなクマガイさん、職業“旅人"という外国人好きのコナツさん・・・・・・と個性豊かな人々が暮らしていた。不便さと闘いながら、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢さを知る。ささやかな幸せを求める女性を描く長編小説。 疲れた心を癒してくれるような物語だった。 新築鉄筋のデザイナーズマンションや、おしゃれな戸建てももちろん素敵だけど、 もし自分が1人になって一から家を探すなら、金銭的な問題を考えなかったとしても、決して新しくはない安アパートだと思う。「〇〇ハイツ」なんていうような。 不潔なのは嫌だけど、清潔な古い空間が好きだ。 温かい感じがする。そして気が通る気がする(隙間風かもしれない…)。 掃除するたびに自分の居場所として馴染んでくる気がするのだ。 新しい家はいつまでも「よそ行き」みたいな顔をしてくる。 もう新築とは言えない家が、私に馴染んでくるのはいつになるんだろう。

    0
    投稿日: 2026.05.17
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    日常の生活の中に春夏秋冬を感じる作品。主人公のような行動ができるかは別として、憧れのある生活だなと思った。

    0
    投稿日: 2026.05.11
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     失礼ですが、特別面白い訳ではありませんがすらすらと最後まで読んでしまいました。自分には無理だけど、一つの生き方としては十分ありですね。本人もいろいろ悩んでいるのが共感できます。

    0
    投稿日: 2026.05.08
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    この物価高の折もあって、月10万円で生活するということは、なかなか実感が湧きませんが、果たして、どういう家計の仕分けでキョウコは生活したのでしょうか?数字が気になってしまいます。。。 実の母親との関係性や、クマガイさんとの関係性、女性同士の関わり合いが、様々とあって、共感を覚えながら読みました。 45歳になって、仕事や家庭など、人生を洗い直したくなる気持ち、わかるなぁ! 次を早く読みたいです。

    0
    投稿日: 2026.05.06
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    長年働いた名のある会社勤めを終わりにし、断捨離してボロアパートに引っ越し毎月10万で生活しようとする女性のお話。 個性的な隣人と面白ほっこり節約ライフを送る物語かと思いきや、距離を置いたはずの元職場や母との切れない鎖に苦悩する主人公が描かれていて引き込まれた。 マンガ「凪のお暇」が好きなのでもちろん好きになった!

    0
    投稿日: 2026.03.18
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    中年女性が安定した職場を捨てて、ひとりで気ままに生きる姿を描いた作品。現実では簡単にキョウコみたいな選択かできないからこそ、キョウコに自分を重ねながら、読んでる間は少しでも楽しく現実逃避できたのがよかった。

    0
    投稿日: 2026.03.01
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    自分の価値観にそって、無駄なものは省く。譲れないところは大切にする。そうやって生きていけたら、バンバンお金を使わなくても楽しく暮らせていけそうだな、と元気をもらった。

    0
    投稿日: 2026.02.15
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    再読。 働かず一切の収入がない状態で生きていくことは自由ではあるけれど、とてつもない不安に襲われそうで小心者の私には無理そうだ。 この物語でも周りの目を気にする様子や生活の不便さもしっかりと描かれている。 それなのにちっとも見すぼらしさを感じさせないのが良かった。 豊かではなくともちゃんと愉しい生き方ができていてとても素敵だった。

    2
    投稿日: 2026.01.04
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    主人公はキョウコという45歳の女性。 誰もが知る大手広告代理店を早期退職し、ボロアパートのれんげ荘に引っ越してからのお話。 あるYouTube配信者の方がおすすめしていたので読んでみました。 キョウコをとりまく周囲の人々が暖かくてほっこりしました。 母との関係性はあまり良くないけれど、いつかわだかまりが解けると良いなと思いました。 ストーリー的には良いスパイスになって魅力的なキャラクターでした。 自分の幸せは自分で決めたらよい、と背中を押してもらえるようなお話でした。 恥ずかしながら森茉莉さんを本作で初めて知リマした。「贅沢貧乏」、いつか読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私も現在仕事を退職し海外に住んでいるので、何もしないで家にいると今までのことやこれからのことをついつい考えてしまってのんびり出来ないというキョウコの気持ちがよく分かります。でもこの物語のそんな時もあっても良いんだという、ありのままを肯定する雰囲気に少し励まされました。どんな生活であっても、自分が楽しめているのかが一番大事なのだと改めて気づかせてくれました。

    0
    投稿日: 2025.12.21
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    最低限の生活の中でも美味しいコーヒーを飲んだり可愛い服を着たり、小さな楽しみを見つけて暮らしてる姿が豊かで素敵やった、シリーズ物とは知ってたしこの1冊だけ読む予定やったけど全部読もう。主人公は小林聡美で脳内再生された。

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    面白かった。 こんな人生もいいじゃない、と世界を押し広げてくれるような作品。この人の描く物語にはそういういろんな世界が沢山あるんだろうな。

    0
    投稿日: 2025.12.02
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    うーん、無理だな。 母親がめんどくさい、以外はあんまり共感出来ない。 逃げ出したい気持ちはよく分かるが、 私は多分こういう逃げ方はしない。 もうちょい、上手くやれそうな気がするんだけど。

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    お友達に勧められて読みました! 仕事かれ離れたくて辞めたのに なくなってしまうとどうしていいか わからなくなるのって凄くわかる。 本当にこれでいいのかな??という 不安がやっぱりある...。 けど それにしてもあまりに ぐぢぐぢし過ぎでは??と ちょっと思ってしまった笑 続編もあるのかな?? あったら読んでみようと思います!

    1
    投稿日: 2025.09.02
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    ずっと働き続けて、早期退職をして、 月10万円で暮らすと決めたキョウコさん! こんな暮らしに憧れつつ、 10万円という予算で囁かな贅沢を楽しみに堅実に暮らす部分は真似したいと思った 読んでみたらシリーズ化されていることを知って 続編も読みたいと思ったꉂꉂ

    8
    投稿日: 2025.08.24
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    40代にもなって、もし友人に古いアパートに住んで隙間風が、、みたいな話されても、そらそうやろとしか返せないな。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    読みながら、忙しい毎日の中で見失っているものってやっぱりあるのかな、と感じた。こういう生活に憧れもあるけど、仕事も今の生活も捨てて飛び込むのは難しい!でも、少し自分を振り返ってみる時間をとりたいと思った。続編もあるので、この後キョウコの生活や心境がどう変わっていくのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.08.20
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    大好きなれんげそ荘シリーズの一冊目。 働き盛りを過ぎてから読んだので、衝撃的な内容だった。 資金もなく職をなくした時のことを思い出してちょっと心がグラグラしたけど、心をすり減らしてお金を稼ぐことへの警鐘として忘れられない作品となり、その後の作品も深くはまることになった。

    7
    投稿日: 2025.08.17
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    本来ならサピエンス全史の下巻を読もうと思っていたのですがあまりに堅苦しかったのでブックオフで見つけたこの作品で息抜きしてみました。 45歳で有名広告代理店を早期退職して一人暮らしを始めたキョウコ(何故かカタカナ表記)。新卒からの20年間で80歳まで10万円/月で暮らせるだけの貯金をしたとかww ひぁああ、お疲れさまでした。まさに、あっぱれです。 3万円のボロアパートに引越して今までの価値観とは違う次元で暮らし始める。 キョウコさんの生き方は、世の価値観に囚われずシングル女性にとって新たな福音をもたらす救世主のようで冒険者に思えてきた。 共同トイレ(和式)に、風呂はなしで共同のシャワー室があるそうで、梅雨時にはじめじめカビが生え、冬場はすきま風が入り外にいるより寒いとか。壁も薄く隣で暮らしている人の会話や生活音が聞こえてくるとゆう劣悪な物件なのですが暮らしぶりが面白可笑しく描かれていて楽しめました。 キョウコさん今日はどんな生活してるのかページをめくるのが楽しみな数日間をすごせました。 で、このシリーズ全9巻でてるそうでブックオフで続きを探したのですが2巻の「働かないの れんげ荘物語」が見つからず、3巻の「ネコと昼寝 れんげ荘物語」を買ってしまったんですよね。うぅぅ、でも先に3巻読むとかありえないので2巻何処かにおいてないか物色中です。 なんとなくパンドラの箱開けてしまった感じになっていますが暑さも忘れて読んでみたいです。

    95
    投稿日: 2025.06.19
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    再読。前回、読んだときは毎日本当に忙しく働いていた時で、こんな生活だったらどんなにいいかと憧れに近い気持ちで読んだ。 今回はあの時憧れた暮らしを今してるんだなあと笑った。暑さ寒さが特に辛く、憧れるようないいもんじゃないけど、忙しくていつも何かすり減っていた日々よりは確かに豊かであるとは感じる。 れんげ荘の一番の魅力はクマガイさんやコナツちゃん、サイトウくんがいることだ。何を持つかよりも、誰と過ごすのか。 人の生き方を尊重できるレイナちゃんもとても素敵。年齢を重ねれば自然とそういう考えになるような気もするけれど、お母さんを見る限りはそうとも言い切れないみたい。 続編は読んだことがないので、借りてみたい。

    24
    投稿日: 2025.05.15
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    読んだのを忘れて再読した。癒されたいと思った時に手を伸ばしてしまうのが群ようこさんだと気が付いた。 月10万円で暮らすと決め、家賃3万円のぼろアパートに済む。憧れのスローライフが始まるかと思ったが、まだまだ迷うことばかり。読んでいて貯金生活にリアリティーもあり、癒されるばかりの話ではないはずだが、何となく癒された。

    11
    投稿日: 2025.03.23
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    群さんのエッセイを一気に読んで他のも読んでみたいと、こちらを選ぶ。 今の自分に近い年齢で、仕事を辞め、れんげ荘で隠居の様な生活を始める主人公のキョウコ。 思えば自分が美大生の時、下宿先がこんな感じだったことを思い出し、一つの家にドアで部屋が仕切られ、6畳一間。カビの生える押し入れ、共同トイレ、風呂無しで、風呂は裏の銭湯へ、ベランダもなし、窓を開けるとスナックのカラオケが聞こえ、地面からはどくだみの花の香り…となんだか懐かしくなった。結局4年住んだが後半はほぼ女友達のマンションに入り浸っていた。 過酷な条件の暮らしも、住めば都…とはいかない面もある。だが6畳一間で悶々と青春をすり潰した生活も愛おしい日々だった事を思い出させてくれる一冊だった。 淡々とすすむ日常と同じで読みやすい文章が好き。 第二弾もあるので、続編も読むつもり。

    1
    投稿日: 2025.03.22
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    自分も今仕事を辞めて無職なので、境遇が似ているところがある。 今まで貯めてきたお金から毎月10万円を生活費として切り崩していく。網戸がないから自分で網を買ってきて貼り付けたり、冬は靴下を二重に履き腰には毛布を巻く。時にはお隣のクマガイさんと物々交換をして素敵な洋服を頂いたり。工夫しながら、周りの人と交流しながら、質素な暮らしの中にも少しの楽しみがあって素敵だなと思った。

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    キャラ濃いー母。どこでもいるんだねー。うちもだけど。カビ生える、蚊との戦い、寒さ。辛いなぁ。これからどういう展開になるんだろー楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分が決断したれんげ荘での暮らしに気が滅入ることがありつつも、人との繋がりによって、柔軟になっていくキョウコ。 当初は会社の人間や母との繋がりがキョウコを苦しめていたが、れんげ荘に関する人々、友人、姪といった、これまた人との繋がりによってキョウコが息を吹き返していって安心した。

    1
    投稿日: 2025.02.20
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    自分にとって本当に必要な場所は?付き合いたい人は?必要なものは?と問いかけてくるような作品でした。続きがあるのがまた楽しみです。少し昔の小説なのでちょっと古いなという場面はありましたが、新しいものが次々と生み出されて、人とのコミュニケーションの形も変わっていく現代でも通じる話だと思います。

    7
    投稿日: 2025.02.18
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    ばりばり仕事していた頃には気付かないことを、キョウコを通して感じることができた。季節に応じた気候や生き物、周りの人のこと、全てが素敵に感じれる。

    0
    投稿日: 2025.01.21
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    群ようこさん、やっぱり長編がいいなあ。 私、キョウコさんに、似てる。バリバリの会社員だった。海外赴任もするほど。絶頂期に、結婚出産ですべて失ったなあ。安アパートに住んだり、図書館に通ったり、散歩したり、価値観も似てる。私も、いろいろあって、今は普通の会社員だけど、楽、楽、楽。そして、退屈。楽なことは楽しくない。大変な中に楽しみはあるような気がする。 子供達に愚痴愚痴は言わないようにしてるつもりだけど、大丈夫かな、キョウコさんのお母さんのようになってないかな。。。 この本、すごく良かった!!

    3
    投稿日: 2025.01.16
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    うん、面白い。 キョウコの感受性は美しいから、本を読んでいても日常の小さな喜びを感じることができた。 でもなかなか生活水準は下げられないよなぁと思いつつ。 お正月の帰省の帰り道、お母さんとすれ違うシーンはリアルで印象深い。母と上手くいかない関係だと、こうなるよね。ちょっぴり寂しい。 お兄ちゃんの家族が素敵。お兄ちゃんもキョウコの味方で常識人。なんとも頼りになる!そして姪のレイナちゃんはなんと良い子なのか。本当に心が温まりました。 また40近くになったら読み返したい。

    1
    投稿日: 2025.01.15
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    母親のしんどさ、数年前まさにこんな感じだった。ところどころ、声を出して笑えた。もしかしたら一度読んだことがあったかもしれない。

    0
    投稿日: 2024.12.06
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    仕事だったりとか、なんだか日々忙しないなと思いはじめると、れんげ荘の世界に触れたくなる。 主人公は45歳で仕事をやめて、実家を離れ貯金を取り崩しながらの月10万円生活。 梅雨はカビ、夏は蚊の大群、冬はすきま風とともに部屋の中にまで入り込む雪との戦い。 そのうえ風呂もトイレも共同。 節約はしているのだけれど慎ましい生活の中でも花を飾り、季節の和菓子でおもてなしをしたり、ケチケチした感じがないのがいいなぁと思う。 岸本葉子さんのあとがきにあった言葉 『そう、生活のスリム化とは、削ぎ落としていくことだけではないのだ。だいじなのは価値観の軸をシンプルにすること。』 流行や人目など他人軸に振り回されるのではなく自分を軸に据えること。 れんげ荘がシリーズ化しているとは知らずに今回再読だったのだけど、続きが何冊かあるようなのでそれを読むことができる楽しみがまた増えました。

    2
    投稿日: 2024.11.07
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    おもしろかった! ゆったりとした気持ちで入り込める。 とはいえ、キョウコさんにとっては、人生の大きな転換なんよな。 いいなあ。 ほんとにいいなぁ。 この本、大好きだなぁ。 何でこんなに大好きなんだろう。 (って考えてて、解説を読んで、そう!そうなんよ!ってなった。 言語化するって難しい。)

    10
    投稿日: 2024.11.03
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    広告代理店で働き高給取りで45歳、実家暮らしのキョウコが木造ボロアパートに引っ越すはなし 狭いのはいいけど冬のすきま風、夏の暑さ、虫の侵入、湿気は大変そうだなって思った あと一人暮らしするきっかけになったキョウコの母親が毒親で一緒にいるのしんどそう 本の最後まで分かりあうことなく終わった 森鴎外の娘森茉莉の贅沢貧乏っていう本読んでみたい

    4
    投稿日: 2024.10.16
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    羨ましいと思う反面、こんな風に思い切った生活できないだろうなぁという思いもある。 昨今の物価高とか考えると宝くじでも当たらないと真似できない生き方だけど、仕事に疲れてお金貯めてこの道を選んだ主人公を応援したくなる話だった。

    1
    投稿日: 2024.10.12
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    ライトにさくっと読める作品 せっかく高給取りの激務会社員生活とおさらばできたのに、結局根は真面目で仕事モードややらなきゃからなかなか抜け出せないもどかしさ、何もしなくていいことへの罪悪感というか楽しみきれないところは共感 クマガイさんが素敵

    0
    投稿日: 2024.10.08
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    面白かった!こんなふうに過ごす自分を想像できないけど、誰もが一度くらいは考えるのではなかろうか。働かないで貯金だけで、何にもしないで暮らしたい。私は計画性がないから、全くもって貯金生活とは無縁で、日々生活に追われているからこそ、憧れるのかな。一人暮らしの身には家賃は重くのしかかる。トイレ、シャワー共有かー。3万円という金額には惹かれるけれど、実際にはクマガイさんみたいな人が隣人ではないだろうしなぁ。仕事をしないで毎日暮らすって1ヶ月は楽しめそうだけど、それ以上になったら、お金を心配をしてしまうだろうな。貯金があれば違うのか? いろんなことを想像しながら、キョウコさんと一緒に夏の暑さにまいり、冬の過酷さに身震いし、一輪の花に心癒され、やっぱり憧れは森茉莉さんか、と納得しながら楽しく読みました。

    14
    投稿日: 2024.09.29
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    小説なのに、エッセイを読んでるような 感覚で読みました。淡々としながらも少しコミカルな感じが映画になったら面白そう、なんて思いながら。 元キャリアウーマンが風呂トイレ共同のオンボロアパートに越して生活していく話。 仕事も疲れ切っただろうけど、母がかなりヤバい。。。読みながら母に敵意しかわかなくなってしまう私。 少ない荷物で暑さ寒さ虫などの自然現象とたたかいながら隣人と交流をして暮らす日々。 容易いことばかりではないのだろうけど 見る分には、憧れの世界。不便に何かを足していく楽しみを見出していけばいいというような親友の言葉がとてもよかった。 いずれ寿命を迎える母には理解されることはなくても優しい兄の姪っ子に理解、共感を得られて心から浮かばれました。

    6
    投稿日: 2024.09.21
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    8月に最新刊出たので、また読み直す。忘れかけた場面も思い出すとほろっと来る。人間不信の仕事場を辞めるのは本当に葛藤だと思うし、お母さんの欲望で家を買いお父さんが働かされて、体裁だけで生きるって、家を出るとか辛かったろう、実際れんげ荘の生活大変で、よく笑うしかない境地に出来たのかな、それも人間性だ。帰り道お母さんとすれ違う無視されたとか、薄い人間のお母さんだな、何度もこれで良いのか考えて吹っ切れて、その繰り返しで。それだけで尊敬する、8桁の預金なんか充分働いた証拠だよ、下北沢も素敵だ

    20
    投稿日: 2024.09.20
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    すんごい面白かった! なんで今まで読まなかったんだろう このシリーズ8冊出てるらしいからまとめ買いしようかしら 仕事を辞めて月10万円生活 オンボロアパートで死ぬまで!? 心温まる生活物語

    7
    投稿日: 2024.08.30
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    ずっと読みたかったシリーズもの 何もしない、という究極の贅沢を自分から進んで手に入れたキョウコはスゴイ! 思っていても行動に起こせる人間は、少数だと思う。 何気ない毎日を淡々と送る、なんて贅沢な!

    6
    投稿日: 2024.08.17
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    疲れたら、ほんと何もしなくてもいいんだな それも必要なんだなと思って読んでたら 本当に最後まで働かず、特に趣味もなく、 何もしないで終わった。 続編では何か変化があるのかな。 主人公のお母さんは 主人公に無理解が過ぎるけど 程度の差はあるけど 結構こういう人はいるとおもう。 判断基準が全部近所の人からどう見られるか。 嫌だねぇ。

    10
    投稿日: 2024.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    れんげ荘シリーズを途中から読んでしまったので、最初から読み直すことにしました。 第3巻で出てきたクマガイさんが倒れた時の話が載っていたので、これかあ〜と納得。続きも読みます。

    0
    投稿日: 2024.06.29
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    群ようこさんの作品を読んでみたくて、古本屋で出会ったのをきっかけに読了。 45歳で有名企業のOLをスパッと辞め、これまでの貯金を元手に6畳1間アパートで月10万円の暮らしを始めるキョウコの物語。 合う合わない、それぞれ理想とするライフスタイルはあるけれど、何となく世間一般の生活のイメージがとても画一化されてると感じるから、キョウコのような暮らしも含めて、様々な暮らし方がゆるやかに肯定されるようになったらいいのになぁと思う。 もうひとつ感じたのは、親の影響って甚大だなぁということ。キョウコと母親はなかなか価値観が合わず、母親の価値観に長らく振り回されてきている。いざ実家を出て、のんびりライフが始まってからも、母のようになりたくないという形で母を意識している瞬間がとても多い。 そういう描写が、なんともリアルだなぁと感じる。

    21
    投稿日: 2024.06.08
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    群ようこさんの小説を初めて読んだ。彼女の作品はエッセイも含めて、断捨離や終活要素が多く、とても楽しく読める。この作品は何も全て切り捨てろと言っているのではなく、自分自身の軸を持って、必要なことにはお金を使ったり、生活を満たしている。外見でなく内面美人な登場人物がいてぜひ見習いたい。

    4
    投稿日: 2024.06.06
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    私もキョウコの立場だったらプライドが高くて嫌味ばかり言ってくる母からは離れたいと思うだろう。だけど寒くて、虫の出る「れんげ荘」には住みたくない。何もしなくていい生活は最初のうちはいいかもしれないが、私には退屈に感じてしまうと思う。

    1
    投稿日: 2024.06.05
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    自由と不自由。 自由のためにどんな不自由を許容するのか。 夢の暮らしを得たけれど、厳しい現実もあり、この先どうなっていくのか興味深い。

    1
    投稿日: 2024.04.01
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    暑いのも凍えるのも、虫もナメクジも、共同トイレも無理! 働かないのは羨ましいけど、一生はどうかなぁ。バイトくらいはするかなぁ。 まぁ、私にはあり得ないことだらけだけど、だから小説なのかな。 読んでるとだんだんキョウコが阿佐ヶ谷姉妹に思えてきた(笑

    0
    投稿日: 2024.03.27
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    初読みの作家。 45才、独身のキョウコは有名広告代理店でバリバリと働き、その仕事に疲れて事務に異動しても噂ばなしや働き方に馴染めず、家ではプライドだけ高い母親とも合わず、全てを投げ打っての「れんげ荘」住まい。貯めた貯金を少しずつ取り崩して生涯を無職で暮らすために、格安のれんげ荘を選択。春の気候の良い時期に移ったものの、梅雨のカビやミミズ、ナメクジ、夏の蚊、冬の寒さに参ってしまう。揺らぐ気持ちも親友からの言葉で元に戻る。1年を経過して、何とかれんげ荘にも馴染めたようだ。地震で砂壁が落ちた学生時代に住んでいた木造アパートを思い出す。働かず、貯金だけで暮らすのも若い頃の夢だったと思い出す。 このシリーズは続くようだが、このまま無職の生活は続くのだろうか。他の住人や母親との関係はどうなるのだろうかと先を読みたくなる。

    64
    投稿日: 2024.03.25
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    2011年って、結構前だなぁと思ったけれど、そうでもないのか。 現在、7冊まで出ている『れんげ荘』シリーズ。 古本屋でふと目に止まり、とりあえず一冊と買ってみた。 日々の仕事に嫌気がさして、仕事を辞めて、月10万円の貯金切り崩し生活をする事に決めたキョウコ。 家賃3万の古いアパートれんげ荘は、そりゃ夏は暑くて冬は寒い、虫は出るわ、湿気てカビるわ。 想像以上の生活にも関わらず、何だか楽しめている。 こういう作品は、もっとほんわかしたり、温かい周囲の人々との関わりや、その人たちから出る名言的な言葉とかかと思いきや、確かに周囲の人との関わりはあるけれど、思ったよりも普通だった。 あー、でも、だからこそ良いのかもね。 はて、7冊。どういう物語展開になるのだろうと気になるところ。 それにしても、キョウコも母親との関係が嫌なら、もっと遠くの田舎暮らし的にすればいいのに。 それに仕事を辞めるはいいけれども、何もしないをするってのはよく出来るなと。 まぁ、それが難しくて本人も苦労はしてるけれど。 同じアパートの住人(3人)は、まだ何となく分かるけれど、キョウコはこれからどうしていくのだろうか。 仕事もしないし、貯金切り崩しだと経済も回せないし、生きている意味的な何かを…。 って考えている時点で、僕も何かに侵されているのかもな。

    15
    投稿日: 2024.02.14
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    れんげ荘シリーズの始まり。 ハードな仕事と世間体を気にするプライドの高い母から離れて、なにもやらない生活を始めたキョウコさん。今までのガチガチの鎧を被った生活から、なにもしない生活を楽しめるように徐々になっていきそうな予感がする。梅雨時は湿気、夏は蚊、冬はすきま風と雪。れんげ荘に住むのは大変だけれど、隣人のクマガイさんや、コナツさん、大家さんとこれからどう季節を重ねていくのか楽しみ。優しいお兄さん、姪のレイナちゃん、母親との関係もこれからどうなるのか気になるところ。

    22
    投稿日: 2024.02.08
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    ほっこりする 殺伐とした本がを読むのが多いので、ホッとする本が欲しくなる 一流企業を45歳でリタイヤした独身女性が、おんぼろアパートに住んで月10万円で生活を始めると言う物語 結構面白く続刊も読みたいと思う ブックオフで買った中古本で2011年第1刷、2021年に43刷とあるので、へー結構人気があるんだ 読んでて、田辺聖子さんの文体を感じた。 時代が違うけどね

    5
    投稿日: 2024.02.02
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    著者、群ようこさんの作品、ブクログ登録は2冊目。 群ようこさん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 群 ようこ(むれ ようこ、1954年12月5日 - )は、日本の作家、随筆家。本名:木原ひろみ。独身。軽妙な語り口の文体で、主に女性からの支持を受けている。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 月十万円で、心穏やかに楽しく暮らそう! ―――キョウコは、お愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を四十五歳で早期退職し、都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越した。そこには、六十歳すぎのおしゃれなクマガイさん、職業“旅人"という外国人好きのコナツさん・・・・・・と個性豊かな人々が暮らしていた。不便さと闘いながら、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢さを知る。ささやかな幸せを求める女性を描く長編小説。 ---引用終了 そして、本作の書き出しは、次のとおり。 ---引用開始  キョウコは会社に勤めているときに、歓送迎会で来たことのある町を歩いていた。四十五歳になってはじめて実家を出ようと決めた日、ふと頭に浮かんだのがこの町だった。駅前は再開発ビルが建ち並んでいるが、少し歩くと古くからの住宅街が広がっている。駅周辺は今風の格好をした若者たちが多いが、それにまじって古くからの住人とおぼしき、高齢者の姿も多い。 (ここだったら、まぎれて暮らせる)  東京生まれで東京育ちのキョウコが、はじめて自分の意志で住むのを選んだ場所だった。 ---引用終了

    40
    投稿日: 2024.01.26
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    この生活が正解でーす、なんて簡単な人生の選択は無いし、自問自答するだけじゃ答えは出なくて人と関わる中であっさり気持ちに整理がついたりすることもあるよね

    0
    投稿日: 2024.01.19
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    ミニマリストにおすすめの本。 この本をで贅沢貧乏や森茉莉さんを知れて、 そうやって岸本葉子さんとかに繋がってるんだなぁと。 一種のライフスタイルとして市民権を得た先駆者とる小説ですね!

    6
    投稿日: 2023.12.29
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    お愛想と夜更かしの日々に愛想をつかしたキョウコは大手広告代理店を早期退職し、1Kの安アパートに引っ越し、働かず月10万円で暮らし始める。 昭和レトロな古い木造アパート。以前友達が住んでいたアパートと貸家を思い出した。あの町の、こんな場所にこんな古いタイムスリップしたような場所があり家があるなんて!と驚いたものだ。その一画だけ『三丁目の夕日』の世界だった。 だったけれど、お風呂もトイレもちゃんとついていた。冬は酷寒、夏は暑いそんなレトロ物件に住んでみたいわたしではあるが、キョウコのアパートは無理かも。なにせエアコンなし、石油ストーブ禁止、共同シャワー(風呂ではない)、共同トイレなのだもの。 あえて働かないことを選んだのに、「何もしなくていい」ことに落ち着かないキョウコ。それでも少しずつ、その暮らしに慣れていく。 世間体と自分のことしか考えない母親のキョウコに対する仕打ちもすさまじく、なんかちょっと心当たりある。ここまでではなかったけれど、わが母も似たようなこと、あったな。十把一絡げにするつもりはないし、多分に性格に因るものが大きいと思うけれど、母親って娘に手厳しいのかも。 個性的な住人もよい。 若い頃遊びまくり昔の質の良いお洒落な服をたくさん持っているクマガイさん、狭い納戸に住み「旅人」が職業の若い女性コナツ。 ちょっと変わった住人と少しずつ関わりを深めながら、ちょっとずつ暮らしを楽しむようになっていくキョウコ、続きがたのしみ。

    2
    投稿日: 2023.12.09
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    最前線で働いてきたキョウコさん 母親との関係も仕事も全部なしにしたい!と、退職してれんげ荘へお引っ越し なにもしないをすることに焦ったり落ち込んだりするけど、だんだん肩の力を抜いていくキョウコさんが微笑ましい まだまだお話は続くようで先が楽しみ

    1
    投稿日: 2023.12.02
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    この年になれば一度は考えるけれど、なかなか踏み切れない生活にふみきった主人公。 それでも、これで良かったのかと悩みつつ周りの人に、助けられながら前を向いて、生活している姿にホッとしたり、私にはできないなぁ〜と思ったり…

    1
    投稿日: 2023.10.22
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    都会で暮らしている自分には、リラックスの時間を与えてくれる本だった。 ページをめくると広がる、平和な世界。 忙しい都会の競争社会からリタイアした主人公の脱力したスタンスが心地いい。 加えて周りの人達もユルい。 「ものすごい(勢い)」という言葉が何度も出てくるが、これは主人公から見た日本社会を象徴しているのだと思う。1度乗っかかった社会のレールから自ら降りるのは勇気がいるが、えいや!と降りてみれば意外と快適。 すきま風が吹き込みまくり、蚊が侵入しまくるような古い(ボロい)アパートが、キョウコにとって住み心地の良い場所になっていく過程がまたいい。 他人からの目線、評価を重視する母と違って、自分自身を軸に置き、決断する主人公の生活はとても魅力的だ。 シリーズ化されており、続編も読みたい! P39 作者の人間観察の鋭さが光る。 P47 クマガイさんの発言面白い。 P77 クマガイさん 「私がここに住んでます!」という意志を感じる。 P181 都会で出くわしたお洒落な服に身を包んだ犬と自分を比較し、「犬に負けてる!」と卑下する主人公だが、姪のレイナが この家好き!と言ったことや、お隣さんたちとの関わりで心持ちが変わっていく。

    1
    投稿日: 2023.09.29
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    最初は主人公の生活全般の無知ぶりと、苦労知らずな感じにイライラしたけれど、少しずつ踏み出していって、新たな経験を積んでいく感じが面白いなと感じるようになった。 続きも読もうかな。

    1
    投稿日: 2023.09.01
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    本や雑誌を読んだりしたんだけれど、結局は自分で決めることなのよ どちらにせよ、人って何かに耐える運命になってるのね。 自分で自分を楽しませることを見つける

    0
    投稿日: 2023.08.29
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    大手広告代理店で、最先端のファッションで武装し、接待とおべんちゃらの毎日を過ごしていたキョウコは、働き詰めで亡くなった父の死をきっかけに、全てを精算して、都内のボロアパートで、貯金生活に突入する。 学生時代を思い起こさせる環境。何のために生きているのか、わからなくなっているとき、こんなところで精神的デトックスをしたくなる気持ちは、多いに理解できる。 不便さがいいんだよ。庭の緑や小鳥の存在に気がつくようになるのです。以前は、見向きもしなかったけど。

    0
    投稿日: 2023.08.16
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    ちょうど働き方に疑問を感じこのままで良いのかなあって思っていた時に読んだから、辞めてこんな暮らししたいなあと思いながら読んだ。 働き方だけではなくて親や周りの人たちとの生き方の違いや感じ方も書かれていたり、貯金4000万を少しずつ使いながら今まで見えて無かったところを発見していくところなんかは、そこまで仕事に没頭して偉いなぁと思いながら、そこも面白かった。

    1
    投稿日: 2023.08.08
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    精神的デトックス。必要なのは心が豊かに生きること。心許せる隣人と、丁寧に淹れたお茶を飲む贅沢を味わうこと。貧乏性格とは違う、欲から解き放たれ、不便さを楽しんで生きる、羨ましい暮らしかも知れない。自分に今の生活を手放す勇気は無いけれど、時には精神的デトックス、必要だ。

    10
    投稿日: 2023.08.02
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    一人暮らししてからの生き方に憧れるけどれんげ荘みたいな家では私はムリだ(笑)クーラーなしのシャワー室、トイレ(和式)共同ってだけで私にはキツイ(泣) 住んでる人もいい人達だし‥クーラーなしのシャワー室、トイレ共同が大丈夫だったなら暮らしてはみたいな‥。(他も色々古い賃貸なんで問題はあるが

    0
    投稿日: 2023.07.24
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    れんげ荘のようなところに憧れもあるけど、絶対こんないい隣人たちに恵まれることはないと思うしクーラーのないところでは暮らせない(笑) 虫もある程度は平気だけど蚊は絶対嫌だし、実際に住むことはできない。ある程度の暮らしの質を保つために働き続けるんなだろうなぁと。 物語の中で想像し体感した気分にさせてもらえるだけで十分です。キョウコさんと出来が違うのであくまで物語の世界となってしまうけど、四季を感じられるのが楽しかったです。 シリーズ続いているので次も読んでみたいと思います。

    3
    投稿日: 2023.07.03
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    やってみたいことをキョウコさんがやってくれています。 れんげ荘が目に見えるようでした。 お友だちのマユちゃんのアドバイスが、とっても的確で、大人になってからも、その関係が続いていることが、とても素敵だと思いました。

    0
    投稿日: 2023.06.28
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     職場や取引先から母親まで、周囲に気を遣い窮屈な生活を続けることに嫌気が差した女性が、45歳で退職して始めたひとり暮らし。年金を受給できるまでまだ20年ある。その間は、月10万円でつましく暮らすことにした。  そんな、古くて不便なぼろアパートで奮闘する女性の日々を描いたヒューマンドラマ。シリーズ第1作。            ◇  大手広告代理店でバリバリ働き、管理職としてそれなりの給与を得ていたキョウコではあるが、若い頃からずっと自分の生き方に疑問を感じてきた。  業務の大半を占める接待と、湯水のごとく消費される交際費。金と欲に塗れた世界にあるのは虚飾に満ちた仕事ばかりのように感じるからで、クリエイターでないキョウコには尚更だ。  そんな、地に足がついていることを実感できない日々に耐えられなくなったキョウコは45歳になったのを機に退職。  さらに独善的で見栄っぱりな母親との生活に嫌気がさしていたこともあり、家を出て1人暮らしを始めることにした。  退職金を加えた蓄えだけで一生を送るためには、 ( 年金受給までの20年間の ) 生活費一切を、月10万円で賄う必要がある。  そんなときに見つけたのが廃墟寸前の木造の安アパート。家賃は管理費等込みで月額3万円。それが「れんげ荘」だ。  ミニキッチンは付いているものの6畳ひと間。エアコンなし。おまけにトイレ ( しかも和式でペーパーの設置はなし ) ・シャワーは共同。でも自分だけの城は何か楽しい。  不便でつましいけれど、自由で心豊かなキョウコの新生活が始まった。        * * * * *    本当の豊かさってなんだろう。そんなことを考えさせてくれる作品でした。  誰にも束縛されず、自分の身の回りのことは自分できちんとこなして健康的に生きていく。シンプルだけれど、それが何よりの豊かで幸せな生活なんだと、本作を読んで思いました。  清潔で快適な実家での暮らしに馴染んだ身には、れんげ荘の暮らしは驚きの連続だったでしょう。  春秋はいいけれど、その他の季節は大変です。  まず梅雨時。強烈な湿気に始まり、どこからともなく侵入してくるナメクジたち、さらに押入れに大発生するカビ。  夏には多数の蚊が襲来し、冬には冷たい隙間風とともに雪が吹き込んでくる。  そんな自然との戦いを、キョウコさんはマメさと工夫でエネルギッシュに乗り切っていきます。しかも楽しそうですらあるのです。  会社の方針に ( 自分を殺して ) 従い、母親の束縛を ( 躱しきれずに ) 受け入れるというそれまでの生活。そこに費やしていたエネルギーがいかに大きかったかがよくわかる描写でした。  遠からずやってくるれんげ荘の取り壊しと転居問題や意固地な母親との関係など、読んでいて心配してしまうことはあるけれど、隣人にも恵まれ、 “ 豊かな ” 生活を満喫するキョウコさんの1年は、こちらの心まで豊かにしてくれるようでした。  住めば都。「青山」は案外身近にあるんだろうなと思いました。

    21
    投稿日: 2023.05.27
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    あちこちに共感できることが溢れていました。 マユちゃんのアドバイスは、とても良いアドバイスでこういう友達は貴重だろうなぁ。 つい声を出して笑ってしまうところが所々にあり、楽しく読めました。特に、梅雨時はミミズ、ナメクジ、夏は蚊の大群、冬は雪が降れば室内にも降ってくる。 「贅沢貧乏」も読んでみたくなった。

    4
    投稿日: 2023.05.07
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    この本を手にとったのは、45歳で早期退職し、心穏やかな貯金暮らしをするという主人公の設定に惹かれたからだ。私も、早期リタイアに憧れている。(さすがに45歳では厳しいが) キョウコは広告代理店を退職し、家賃3万円のアパート「れんげ荘」に引っ越す。都心の喧騒や疲れる人付き合いから解放され、お隣さんの生活音や鳥の鳴き声を聞き、草木の匂いで季節の移り変わりに気づく、静かで穏やかな暮らしが始まった。しかし、長年目まぐるしいスケジュールをこなしてきたキョウコは、”何もしない”ことにすぐ退屈してしまう。また真面目さゆえに、この暮らしの目的は何か、目標がない、と何でも意味を持たせようとする癖を、友人のマユちゃんは「気楽にいればいい」とアドバイスする。おそらく仕事は完璧だったのに、湿気や虫、日用品の買い物…慣れないれんげ荘の暮らしに四苦八苦する姿も微笑ましい。 そんなキョウコを「恥ずかしい」と軽蔑する母親。一方で、キョウコの気持ちに寄り添う兄、れんげ壮の暮らしに純粋に興味を持つ姪っ子。さまざまな人たちとの交流を通して、キョウコが自分らしく生きる道を見つけていく物語だ。

    1
    投稿日: 2023.02.24
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    毒親度が凄まじかった。 ひとまず母と別れられて良かったよ、キョウコ。 兄家族が理解ある優しい人達で良かった。 姪のレイナが特別理解を示してくれたのも未来があって良かった。 序章の様な形で終わってしまったと思ったらこの先続編が何冊もあるらしい。 群さんはシリーズ化するのが好きなのかな? キョウコがこれからどうなるのかすこーし興味はあるけれど、一冊の読み応えがあまりなかったので機会があれば読んでみようと思う。 個人的に『パンとスープとネコ日和』より良かった。

    1
    投稿日: 2023.02.22
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    職場の先輩からお薦めされて読んでみた。 全ては自分次第だと励まされる。 何を幸せと考えるか、何にお金と時間を使うか 何を厳しい環境と捉えるか、厳しい環境をどう捉えるか 「なるようにしかならないんだから深く考えるのはやめよう」という言葉を読んで、まだ小さなことで悩んでる自分を発見したりもした。 虫より暑さ寒さより、他責の人間の方が嫌だ。 しなやかな心でなんでも楽しめるようになりたいと思う。続編も読みたい

    1
    投稿日: 2023.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公キョウコの四十代からの慎ましいひとり暮らしの話。 仕事の激務からも親からも解放されたけど、貯金を切り崩し、れんげ荘は自然の中での生活といえば聞こえはいいけど、夏はカビや蚊、冬は寒さに悩まされる。 しかし孤独ではなく、れんげ荘の住人との交流やゆったりとした時間の中で羨ましいくらいの豊かな暮らし。中でもクマガイさんとの関係は素敵。 私はこの本を通勤バスの中で(時にウトウトしながら)読んでいた。時間に追われる毎日の中でキョウコの決断とその暮らしに憧れうっとりとしていた。 読書は一気に別の世界に行けるのでバスの中で贅沢な時間を送っている。 キョウコは母親からの理解は得られないが、姪っ子がすんなりとキョウコの生活を受け入れていて周囲に理解者がいたのがすごくよくてほっこりした。 このシリーズは続く。今後のキョウコの生活を見守りたい。

    1
    投稿日: 2022.12.31
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    最初からこの一冊で終わらせようとしていないからだろうが(実際シリーズ化している)、物語に大きな起伏はない。 こういうタイプの小説でも何十年も前に書かれたものならば、その当時の生活習慣や世間の常識等を理解する事が出来て充分楽しめるのだが、この作品は比較的同時代という事もあり、違和感の方が先に来てしまった。 金遣いが荒い業界に長年いた人間が急に仙人の様な生活をしたいと考え、実際生活出来ている、という設定はいささか無理がある様に感じる。内心に葛藤を抱えながら、徐々にセミリタイア…という感じならもっと素直に読めたのだが、余り現実的でもシリーズ化はしないのかな、とも思う。 ジュンク堂書店三宮店にて購入。

    1
    投稿日: 2022.11.13
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    全く相入れない価値観が苦痛だった親子関係だから、離れた。キョウコのこの選択を支持します。 れんげ荘の様子は、ああ、昔はだいたいこんなだったねぇ、という懐かしさがいっぱいです。

    3
    投稿日: 2022.09.12
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    主人公キョウコの設定が、既視感有り有りで、ビックリするほど。ビックリして直ぐに取り寄せて読んだ。 都内在住。毒親の母親に辟易しながら育ったが、なんとか大手広告代理店に就職。30歳の頃、父親が過労死で亡くなる。母親にマインドコントロールされていたとキョウコは思っている。ずっと営業仕事でストレスを溜め込んできた彼女は、その機に事務職に変わったが、やはり女子職員同士の妬み嫉み恨みの環境に嫌気、更には同居している母親との環境にも嫌気がさし、30歳半ばで「月10万円で30年間暮らせるだけの貯金を持って早期退社」1人暮らしをする決心をする。そのために10年間、婚活もせずに貯金をする。遂に45歳、兄家族が母親と同居を申し入れた時点で、月3万円築40年以上6畳トイレ・シャワー室共用の「れんげ荘」を見つけてこっそり契約を交わした。 動機とか、場所とか、少しずつ違うけど、いろいろ違うけど、「うんうん」と共感する所とか、「あんたちゃうやろ」とか「まだまだやなぁ」とか、ツッコミ入れたい所とか、いろいろあるんだけど、あまり具体的に書くと、わたしのプライベート丸わかりになるのでちょっと奥歯にモノが挟まった感じで書きます。 でもね、彼女は1年間、アルバイトもボランティアもせずにホントに何もせず、失業保険さえも受けずに過ごしているけど、普通はもらうべきものは貰い、ボランティアぐらいは始めると思うよ。それだけ、母親と仕事から離れるデトックス期間が必要だと彼女は呟いているけれども、下手をすると病状は悪化したかもしれない。人には勧められない。ヒトはつくづく人と人の間に暮らさないと生きていけない動物です。彼女は「たまたま」隣室にいい女性がいて、1人だけとっても的確なアドバイスをくれる友人がいて、ちょっと出来過ぎの兄貴夫婦がいたからよかった。 まぁ、都会でも月10万円あれば生活できます。6月はほとんど湿気でカビ生え放題、巨大ミミズ、ナメクジ出現(その前に巨大ムカデの描写が何故なかったのか?)とか、真夏の蚊の襲来、冬の底冷えぐらいで小説的には大騒ぎしているけど、まぁそんなもんです。キョウコさんは、部屋が隙間だらけだからクーラー導入しないのかもしれないけど、私は、最初の年からなんとかなったのでクーラーと暖房器具を未だ入れていません。本書の刊行は2009年。その頃まではなんとかなったんですよ。ホントに。でも、ここ数年の殺人的な暑さ(真夜中に30℃を下がらない!)に、キョウコさんはどうしているんだろう、と心配になります。 どうも続きが何巻もあるようです。これ以上何を書く必要があるのか?という気持ちもありますが、キョウコさんのその後が気になるので、ちょっと覗きに行こうとは思います。いやらしい意味じゃないですよ。 NO Book & Coffee NO LIFEさんのレビューを読んで存在を知りました。ありがとうございました。

    89
    投稿日: 2022.09.11
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    45歳にして日々折り合いのつかない母親と住む実家を出て初めてのひとり暮らし、一流企業も辞め「都会の世捨て人になる」と住み始めたのは家賃3万、共同トイレにシャワー室といった木造の古い1軒のアパート。 仕事や人間関係に追われる生活から一転何もない「貯金生活者」として月10万円で暮らしていく主人公キョウコの物語。 実際このような生活(ミニマリスト的な)にも憧れるが本当に天涯孤独で仕方なくこのような生活を送らなければならなくなったとしたら例え同じアパートの住人や不動産屋さんに恵まれていても自分だったら絶対楽しんで暮らせる精神は持てないと思う。なにしろキョウコは健康だし、そこが崩れたらOUTだよなぁ〜としか思えない作品だった。 それほどまでに母親からも仕事からも追い詰められていたということか、とも思うが群さん独特の緩やかで優しい文章が緊迫感を与えない感じがしてそこまで両極端な生き方を選ばなくても…と思ってしまった。

    3
    投稿日: 2022.08.30
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     主人公は、45歳、独身で実家暮らし、大手広告代理店勤務のキョウコ。母と不仲、会社のストレス等の煩わしさを投げ打ち、貯金を切り崩しながら月10万で生活すべく、月3万の「れんげ荘」に住み始めます。  しかし、理想としていた割に、不便さや断ち切れない母との関係など、都会に住む〝世捨て人〟になる積もりが、やはり全ては捨てられません。  結局は、環境においても、人間関係においても、時に感謝、時に当惑しながら折り合いをつけながら暮らしていくのが人間なのだと気付かされます。その中で、生活をスリム化し、その根幹となる軸をしっかりもてなければ、絵空事となるのでしょう。  それでも、身の回りの小さな幸せに気付き、大切にすることを教えてくれる物語でした。キョウコの大胆さ、不屈さ、時に滑稽さが上手く描かれていて、読み手は、誰もが身につまされながらも、楽しく読むことができると思います。  この「れんげ荘」シリーズ、6冊出ているようですが、キョウコのその後が気になります。

    37
    投稿日: 2022.08.17
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    キョウコが「パンとスープとネコ日和」の主人公とどうも重なってしまう。 とにかく母親がキョーレツでイラつく。今後和解していくのだろうか。お兄さんやお嫁さん、隣人のクマガイさんもいい人なのが救い。クマガイさんが素敵だな。 れんげ荘の生活は、梅雨の湿気、夏の蚊、冬の寒さなど過酷過ぎる。続編があるので、キョウコはここで生活していくのだろうけど、クマガイさんも心配。サイトウくんはもう出てこないのか、コナツさんの素性も分からないまま終わったので、続きを読まなくては。

    4
    投稿日: 2022.08.06
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    記念すべき初の群ようこさん作品。 あらすじを読んで、 大学→会社員→フリーターの私にぶっ刺さり。 ついつい手に取ってしまいました。 読んでみた感想。 梨木香歩さんと似た雰囲気を感じる。 ドラマ性とか飛び抜けた独自性?とか そういうものは見当たらないのに、 気づけばまた物語の世界に帰ってきたくなってる。 平凡な自分でもするりと入りこめる、 おおらかで優しい作品でした。

    1
    投稿日: 2022.08.06
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    群ようこさんの作品は、映画は見たことがあるけれど本は初めて。 今までダークな本ばかり読んでいたから、この本にはいろんなことに仰天した。 まず文章が非常に可愛らしいこと。 可愛いという表現でいいのか分からないけれど、分かりやすい、読みやすいのに趣があるってすごく巧妙だと思った。これはすごい。 そして起伏があるようでないストーリーなのに、ぐいぐい引き込んでくる。 思い切って選択した道でも、【まじめ】だからこそ答えもなく悩み続けることってあるよね、ほんと。 “誰かになりたいとか、頭の中の鋳型に嵌めようとしてるんじゃないかな。その人のモデルケースなんて、そんなものはどこにもなくて、自分の頭で考えて自分になるしかないのよ“  

    1
    投稿日: 2022.08.03
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    自分にしっくりくる本に出会いました。早期退職で月10万円生活を決意しながらも選択にゆらぎが見える日常。息子が巣立った後はこんな生活をすると決めています。大事にしたいなと思える一冊になったので改めて購入して手元に置いておこうと思います。

    0
    投稿日: 2022.07.14
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    45歳、仕事を辞めて これまでの人生を捨てて、 家賃3万円の「れんげ荘」に棲むことを決めた 主人公の日常ストーリー。 人生本当取捨選択だなぁぁ 物語としてはこれからっというところで 終わったけどキョウコにとって 幸せな人生を迎えられればいいなあ〜〜 お母さんとの関係がちょっと辛い…。

    1
    投稿日: 2022.07.09
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    いわた書店さんの一万円選書の中に入ってたので読んだ この本は、早期リタイアして、会社をやめた独身女性が東京にまぎれて月10万で暮らすお話。 大きな出来事は起こらず、淡々と一年が終わっていくのがリアル。 あーこういうことになるんや、やっぱなにかに耐えるのが人生なんやって思った。人の生活が垣間見える点が面白いポイント。 わたしはこの本から、どんな生活をするにしても、流行に流されても流されなくても自分の軸を持って、生きていこうってメッセージを感じた。 当たり前のことなんやけど、忙しい日常を送っているとなかなか忘れがちなこと。 しかも、それを人に強要するのは時代遅れや。

    3
    投稿日: 2022.06.30
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    今はまだ働き始めたばかりで毎日必死に仕事することにやりがいを感じているけど、いつかキョウコのような感情になった時、思い切って全て辞めてみるっていう選択肢があることを覚えておきたいと思った。何年後かにも改めて読みたい!

    1
    投稿日: 2022.06.18
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    カバーのれんげの花が可愛く月10万円で楽しく暮らそうと書かれている帯に惹かれて手に取った。 内容は10万円でどう楽しく生活するかというより、40代独身女性の今までとこれからの人生を迷いながらも幸せを感じる生活を少しずつ始める話。 ゆっくりと平凡な日常が送られていくなかにときに彼女の今までの人生で関わってきた人に対する思いがするどく書かれていて繰り返して読んでしまう。 まだまだこれから始まったばかりでおしまいになってしまったけれども続編があるようなので楽しみ。

    19
    投稿日: 2022.06.08
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    久しぶりの群ようこ作品。 読みながら、これ読んだことあるわって薄ーく思い出した。 今でいうとFIREしたキョウコ。13年前の作品だから先見の明がすごい。 サイトウ君が急にいなくなった。ああこの感じ群ようこってこう。

    0
    投稿日: 2022.06.06
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    とても大好きな一冊になりそう。 私のこういう大人になりたいなっていうのが詰まってる。 解説にもあったように、他人を気にして見た目や何もかもにこだわる他人軸と、自分がいいと思ったもの、いいと感じたものを大事にする自分軸との対比がわかりやすかった。 そして、どんなに忙しくなったとしても部屋をきれいに掃除したり花を飾ってみたり美味しいティータイムを過ごしたり自然を感じたり、自分がいいと思えることが出来る心の余裕を常に持っておける大人になりたいなぁと思った。

    0
    投稿日: 2022.05.16
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    レイナがれんげ荘に遊びにくるシーン『私ここ好きだよ。うまく言えないけど、住んでいるって感じがする』分かる人にはわかるんだと胸が熱くなりました。 自分も老後を考える歳になり定年まで、そして定年後をどう生きるか。この作品を読むことで更に近いものと捉えなければならないと感じました。 かもめ食堂を読んで群さんのファンになり、れんげ荘の続編も読むつもりです。 群ようこワールド心が暖まります。こういう小説大好きです。

    0
    投稿日: 2022.04.14
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    れんげ荘シリーズの先ず第1巻。 中々真似は出来ないなぁ〜の感想。 家賃は安くとも、もう少し雨風(雪、蚊、湿気)を気にしないところがいいなあ〜。 物を持たない生活には憧れるけど。 女性1人どう生きていくのか先が楽しみな様な心配な様な…。

    5
    投稿日: 2022.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多分以前にも読んでいるはずだけど、ブクログに登録する前なので記録なし。記憶も薄い。 が、逆引き状態でれんげ荘シリーズ最新刊から読み始め、原点に。 読みながら、勝手にキャスティングしてしまう。 キョウコはもちろん小林聡美。クマガイさんはもたいまさこ。三石研とか加瀬亮もはずせない。 13年前に書かれた作品だが、キョウコの生き方が「今の私」に立ち止まる時間を与えてくれる気がする。

    1
    投稿日: 2022.04.07
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    今流行りのFIREってやつですね憧れますよね ちょっとしたこざこざはありつつも淡々と日常が過ぎていく様が描かれていて、いい意味で読んでて疲れない話

    0
    投稿日: 2022.03.22
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    初めましての群ようこさん。 序盤から読みやすく、すぐに物語の世界観に入っていけました。 キョウコの家庭環境はとても辛いものと思うが、くよくよして無理にさっぱりしようとしているところが痛々しくあまり好きではなかった、、 そして私は綺麗なところ好きなのでれんげ荘には住めないだろうな。 窮屈な毎日に逃げ出したい人にはとても良いと思うけれど、キョウコもこの先どうしていきたいのかが読めないし(それを考えてしまうことが作中でいう「真面目」なのか?)、何かが得られるかというとそういうことはなかった。 何も考えずに読書したい時に良いかも。

    3
    投稿日: 2022.03.02
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    先に読んだ本でちょっと紹介というか読みましたという形で記述されていた本で、全く知らない題名だったのですが、群ようこならあまりはずれないだろうと読みたくなり、読んだ本。 思ったほどは起伏がないストーリーでしたが、現在のFIREの先駆けともいえる主題。これは時代の先いってただろう、初出当時。 うらやましいような、もしも自分だったら耐えられなくなりそうな、う~むといった始まりではあったが、やはり基本自分ひとりの面倒をみればよいというのは、新しいようで最先端。女どもは自分、子供、旦那、旦那の両親、自分の両親、下手すれば旦那の兄弟姉妹の面倒さえみなければならない立場だったのだ、ほんのちょっと前まで。 さすれば自由の身を自分で切り開いた作中の主人公に幸あれ!

    1
    投稿日: 2022.02.19
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    母との諍いに疲れ、仕事柄も嫌になり れんげ荘で貯金を崩しながら 生活することを選んだ45歳のきょうこ。 カビと戦い、虫と戦い、寒さと戦い。 とにかく生活環境はちょっとひどいけど 後半のレイナの言葉に救われた気がする。

    2
    投稿日: 2022.02.09
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    特に大きな事件が起きるわけでもない日常が描かれているんだけど、個性豊かな隣人たちや、四季の訪れをもろに感じるアパートの部屋の様子に悪戦苦闘する様など、主人公目線のゆったりとした時の流れを感じることができてとても癒された。 大好きな一冊になった。

    2
    投稿日: 2022.02.05
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    今までやっていたキャリアを全て捨て、庭付き一軒家の実家暮しから、家賃月3万円のれんげ荘に住み始めたキョウコさん。主人公のような暮らしは、なかなか出来るものではないと思いました。 でもキョウコさんやクマガイさんのように、美味しい珈琲を飲んだり、花を愛でたり、たくさんはないけれど好きな服を着たり…日常の中で、ささやかな幸せを見つけながら、生活するのは素敵だと思ったし、真似したいと思いました。 でも家の中まで雪が降ったり、蚊が大量発生したりするれんげ荘に住むのは、なかなかハードだなー。 これからの自分が住む家についても、考えるきっかけとなりました。 シリーズ化されているみたいなので、続編も読んでみたいと思います。 「辛くて嫌なことも多いけど、楽しいこともあるわよ。それは自分で自分を楽しませることを見つければいいんじゃないのかな。悲しいのは悲しいけど、それでもやっぱり悲観しないで生きていくのが、大事なんだと思うけど」

    6
    投稿日: 2022.02.03
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    大手企業で働いて成功して、実家で暮らしていた40代の女性が突然会社を辞めて実家からも出て、ボロアパートで月10万円生活をする話。 若者に人気の街、駅前にはお店なんかもたくさんあって、でも古いアパートが残っていて…って、なんとなく自分が知ってる下北沢のイメージで読んでいた。 しがらみも何もかも全部捨てて、生きていくって憧れるな。いいな。

    2
    投稿日: 2022.01.10
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    2021.11.25読了 3.0 母親のキャラが強烈。 そして、そんな母親の攻撃に、ため息をつきながらもサラッと流していこうとするキョウコさんが素敵。 れんげ荘を取り巻く人々も、個性的でひと癖ありながらも面白くて好感が持てました。

    1
    投稿日: 2021.11.25