
総合評価
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powered by ブクログいかにも青春! やっぱり4人の生活が、水泳1位を物語っています。 初めは、登場人物の龍之助ってやな奴〜とか思っていたけど、後半からメチャメチャ共感出来て本当に、 サイコーでしたー! みなさんもこの本を読んで感想聞かせてください♪
6投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
航、龍之介、信司、海人の四人が紡ぐ青春水泳小説でした。水泳を嫌になっていた航が、新潟県への引っ越しを機に新たな仲間と出会い、変わっていく過程がしっかりと書かれていた作品だったと思います。 仲間と交流を深めていくにつれて、仲間たちが抱える家庭の事情や水泳にかける思いの強さを知って、人間的に成長していく航の姿を追うことができてとても楽しい読書時間でした。 努力する意味は他人から与えられるものじゃなく、自分の手で見つけていくものだと気付いてからの航は、周りに気を遣える優しい子になりました。航の一つ一つの成長を見る度に、胸が熱くなって心が温まる想いがしました。 とても良かったです。
0投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログよかった!涙が出た。東京から両親の地元佐渡に引っ越した小6の少年。起承転結がハッキリしていて、山あり谷あり、友情あり、主人公の成長ありの児童文学の良さてんこもりフルコース。彼らの続きの世界も知りたくなる。
0投稿日: 2022.07.28
powered by ブクログ引っ越しする前の東京でのスイミングは、ただただ自分だけが早くなれればいいだけの少し、残念な水泳だったけど、ドリームブルーに来たら、みんなで水泳に取り組むことはとても良いことなんだと分かった。
0投稿日: 2021.06.14
powered by ブクログ都会で挫折を味わった小6の航が佐渡で仲間を得て変わっていく。 よくありそうなストーリーも、両親の仕事の問題などもからめてそこそこ読み応えのある内容になっている。 ほぼ一文ごとの改行なので、厚さの割には読みやすいはず。 スポーツものの好きな子におすすめ。
0投稿日: 2021.05.24
powered by ブクログ泳ぐことを通して固く結ばれる仲間同士の絆に胸が熱くなる物語。 イラストも躍動感があり物語の効果大! ありがちといえばありがちな内容なのだけれど、スポーツ好きな人だったら必ずハマること間違いなし‼︎
0投稿日: 2021.04.03
powered by ブクログ水泳をめぐる、少年たちのお話。 佐渡に引っ越してきた主人公の少年は、東京の強豪スイミングチームに所属していたものの、妬みと挫折を経験してスイミングをやめている。 一方引っ越し先の佐渡には、今にも潰れそうな温水プールの施設と、「メドレーリレーに出場したいけれど、人が足りない」スイミングチームがあった。 ありがちな展開だけれど、 その中で描かれる友情と努力に挫折、 努力しても届かない公共施設の問題などが すっきりと描かれて、読みやすい作品だと思います。 実際問題として、 存続が危ない公共施設なんて地方に行けばたくさんあるだろうし、そういう問題を身近に感じられるといいなあ。 水の中の泳いでいる描写がキレイで、 自分も水の中にいるようでした。 イラストもキレイなので、子どもたちからの人気も高い作品。スポーツ少年たちにすすめたい! あと本自体が軽くて小さめで読みやすい。ソフトカバーとハードカバーの中間のような。
2投稿日: 2021.02.28
powered by ブクログ青春だ。最後はうるっときた。みんなでつないでいくっていいなぁ。1人で勝つのはすごいけど、みんなで勝つのは強い。泳ぎたくなった。
0投稿日: 2021.01.21
powered by ブクログ佐渡に転校した航は、やめたはずの水泳に、熱く誘われる。個性豊かな仲間たちとの日々が生き生きとしていて、厚い本ながらどんどん読める。
0投稿日: 2020.12.28
powered by ブクログ自分たちなりの形の友情を育てる小6のスイマーのお話。無理な展開はあまり無く、嫌な人も出てこないのですっきり。 主要登場人物は中学生かと思うぐらいしっかり者の、良く考える子供たちです。 スイミングの魅力と地方の暮らし、周りの大人が素敵に描かれていて、ほっこり。
0投稿日: 2020.09.08
powered by ブクログ作者の高田由紀子さんのは、出身地の佐渡を舞台にした作品を多く世に出していますが、今回はかなりリアルな佐渡の状況をベースにされています。主人公たちの練習場となる温泉施設に併設している屋内温水プールが、赤字で閉鎖の危機だったり、主人公たちが通う予定の中学校にプールがなかったり、図書館が次々閉鎖されたり、佐渡の子供たちに用意されるべき「チャンス」が後回しにされている現状は、佐渡の将来にとって、大きな損失と言えるでしょう。 といっても、物語自体はそんな大人の都合に振り回されながらも、子供ながらに悩み、傷つきながら、大切な仲間を得て、成長する姿が描かれていて、読みながら拳を握って応援したい気持ちになれます。そして、爽やかな読後感は、高田さんの作品に共通する美徳と言えるのではないでしょうか。 しかし、今回の作品には、高田さんの佐渡の現状に対する憤りと言うと言い過ぎかもですが、もっとどうにかできないのかという、忸怩たる想いを感じましたし、同じ佐渡出身者として、共感できる感情でした。
0投稿日: 2020.08.23
powered by ブクログスポーツ少年マンガのような、熱い物語でした。 両親が仕事をやめ出身地である佐渡に帰るのを期に、航は打ち込んでいた水泳からキッパリと足をあらう。 転校した小学校で、水泳メドレーの選手を探す三人組に出会い、航は友だちとライバルを見つけて再び泳ぎはじめる。 水泳の描写が丁寧で、まるで自分が水の中で手足を動かしてるようでした。 過疎のすすむ町や村では、公共施設の存続は深刻ですよね。 や、今や都道府県レベルか。 子どもたちが未来を諦めなくてもよいように知恵を絞ってけたらな。
0投稿日: 2020.08.02
