千葉が舞台の怪談集。 ほどよく田舎があったり自然が残っていたり。 都会もありで怪談のバラエティが多くてぞくぞくドキドキした。

私、生粋の千葉県民怪談ホラーオカルト好き… この本は面白いに決まってます。笑 知っている地名や、あそこだな。と思う場所の話が書かれていて面白かった。 殆どがチーバくんのお腹より下のお話なのでお腹から上の話も読みたいです。 （1時間）

おらが街・千葉県内各地が舞台となる実話系怪談集。 各地といっても牛抱先生のホームタウンである市原の話、次いで南房総・館山エリアの話が多く、登場地域には偏りがあるかも。 意外と県東部・外房エリアの話はほぼ無い。 実話系あるあるなのか、二十年前とかのやや古い話が多い。この時期ならログも少ないし追及されにくいからかな。 これまで色んな怪談を読んできたが、登場した地名や事件・出来事を調べる事をあまりしてこず読み流していたので、簡単にでも調べてみると結構面白い。本当にそれらしい廃屋や廃施設が存在していたり、現実に事故が多い場所として知られていたり様々な発見がある。 収録話は正直どれもそれなりだが〈隣の家〉の悲惨さは怖い。何かに魅入られてしまったのかな。 1刷 2022.5.14