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みんな蛍を殺したかった
みんな蛍を殺したかった
木爾チレン/二見書房
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総合評価

104件)
3.6
14
35
39
6
1
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    見た目の美しさに翻弄させられる女子高校生。 ここまで極端ではないだろうけど、 女子は多少は外見の善し悪しに人生を左右されるだろうなあ。(T_T) けど、美しい蛍であっても心の中に闇を抱えていて…。 まず、周りの大人達、とりわけ親が子供の見た目に左右されないこと。 姉妹で差別しないこと。 元来、自分の子供って顔の作りがどうであろうと可愛いはず。 それぞれの苦しみが嫌というほどに伝わってきて、後半は読んでいてとても苦しかった。

    16
    投稿日: 2025.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    蛍がシンユウを助けようと、励まそうとしていて優しい反面、どこか奪っていく感じがわかってゾクゾクした。 理由がわかった時のなるほどと思いつつ、怖かったー。 家族関係が絡まってて学校以外にも家族間でも生まれてしまうカーストみたいなものに辛くなった。 憧れの蛍の為に罪を被った栞にびっくり。 栞の奥底に眠る感情の栞なりの蛍への罰だったのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.10.26
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    著隣の芝は青い。他人の屋根は赤い。 いつの時代の誰の人生においても不変であるこの事実は、悲しいことに当人には到底受け入れられないものであり、気がついた時には手遅れであることが多い。 本書の登場人物達も例外ではなく、所謂「腐った」環境に身を置かれ続けた結果、自身の人生をも腐食させていく痛々しさが顕著に表現されており、彼女達の行く末に目が離せなかった。 平成レトロという言葉に傷つく世代になって久しいが、当時の流行や情景、はたまた教室の臭いまで思い出せるような時代描写は、色々な感情を呼び覚ましてくれる。 あの時の自分は誰かを羨んでいたのだろうか?そして誰かに殺したいほど羨まれていた?今となっては知る由もなく、ただ今を精一杯生きることでしか逃避できない。 久しぶりにミステリ小説を読んで良い余韻に浸れた。オススメです。

    1
    投稿日: 2025.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー?すごく平易な文章と場面転換が早いのでサクサク読めました。全体に無理がある気がしましたがまぁライトに読めたからええか。

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    平成中期にオタク学生だったので刺さる作品だった。 蛍の復讐心や憎悪は理解できる。 その上で、栞が身代わりになって死んだ意味はまるでわからなかった。 あそこで死ぬ意味あったのか…

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    スクールカーストの底辺に存在している生物部オタク女子3人組と転校生の美少女の蛍。オタクに嫌悪を抱いている蛍が『親友』という言葉を借りてオタク女子一人一人から大切な物を奪っていく。奪ったものは物ではなく心である。 オタク女子に対する蛍の行為と考えがドロドロしたイヤミス。

    0
    投稿日: 2025.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は3人のオタクの子たちとは外見も何もかも正反対で、とても性格が良いけど実は性格悪くて裏で色々とされたからその逆恨みや嫉妬等で殺してしまったのだと思っていました。 3人の各エピソードと蛍のエピソードを読むにつれて、実は蛍にもとても辛い過去があって蛍にも復讐心があったことにすごく驚きました。 そして冒頭の「永遠の親友」というのが、蛍を殺した3人の皮肉かと思いきや、まさかの蛍として身代わりに自殺した栞が蛍に向けていたのを知って見事に騙されたのと同時に感動しました。 本来ならオタクの3人に対して不憫に思うかもしれないけど、私個人的には蛍に対して不憫だなと強く思ってしまいました。 あと栞と蛍の友情がとても素敵で好きになりました。 個人的にこの小説で感動するとは思わなかったので少々やられたなと感じちゃいました。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    非常に読みやすい文体で、ページ数もそこまで多くないので、スキマ時間にさくっと読めました。 前半と後半で印象が変わったり、どんでん返しがあったりと、途中から一気読みでした。 タイトルも取っつきやすく、若者も手に取りやすいという理由が分かりました。 人物相関図を作っている有志の方が何人かいるようなので、読み終わってから見るといいかも。

    62
    投稿日: 2025.08.15
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    チレンさんの本を読むのは2作目。なぜ美少女な蛍がオタク女子と仲良くなりたがるんだろうと最初は思っていたが、だんだん蛍の影の部分が見えてきて面白い。蛍が死んだ理由も最後のほうでやっと分かる。

    1
    投稿日: 2025.08.08
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    読みたくて、図書館で予約して1.2ヶ月待ったのかな?とりあえず読みたかった本が手元に来て、わーい!楽しみ!と言う気持ちで読み始めました。 そんな明るくワクワクする話ではないのに笑 なんかね、もう、外見が全てだわ そうではないと信じたいし、もちろんそれ以上に大切なものもあるし、 でも、やはり外見大切だよね 少しくらい見た目が悪くても、滲み出るものとか、清潔さとか、努力するくらいはできるでしょ、とか 思うのも分かるけど、そもそも、そこに到達できないものもあるし、 でもやっぱり外見にコンプレックスを持ち続けながらもなお変わろうとしないのは、中身の醜さも関係ある気もするし とにかく、話を読んでて、みんな弱くてズルて汚い! 人間なんてそんなもんだけど、それでもそんなふうにならなくても…と思ってしまうわけです。 この本を読んだことで、私の何かに影響を与えたわけではないけど、隙間時間「続き読も〜」って楽しめたので⭐︎3つです

    3
    投稿日: 2025.07.27
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    皆んな、蛍が羨ましい。 外見の美しさで価値が決まるのって、大なり小なりあると思う。 それが最後とんでもない悲劇を生む。結果誰も幸せにはならない。 ルッキズムって本当問題だと思うけど、なかなか根深い問題で日本の特に嫌な部分。 海外では容姿の事を言う事自体タブーだったりするわけで。 ただの青春イヤミスではなく、日本の社会問題まで考えさせられました。

    6
    投稿日: 2025.07.06
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    転校生の蛍は誰もが羨む美少女。 その蛍がある日死んだ。 蛍はカースト上位の子でなくオタク3人組と仲良くした。自分もオタクと嘘ついて。 3人から大切なものを奪う蛍。 蛍の死の真相と蛍の目的は。 感想は「The隣の芝生は青い」

    1
    投稿日: 2025.07.03
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    読みやすく面白かった。 なんとも悲しい物語でした。 最後のホームレスが誰なのかは、ネタバレ見て分かりました。

    1
    投稿日: 2025.06.14
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    2007年、京都の女子校に転校してきた七瀬 蛍。誰もが羨むような美少女は生物部に入部する。そこは「オタク」と呼ばれる女子3人が集まる場所だった。 蛍の入部後、それぞれの人生の歯車が狂いだしていく。 それぞれが、どうしょうもなく劣悪な環境やコンプレックスに深く傷つき、生きていくことを諦めているが、その反面、愛されたい。可愛くなれれば、、、という願望が強く、そして、少し自己中心的で少し稚拙。 ある意味、女子校生の一面を描くのが上手いなぁと思った。「自分が中心で自分の周囲が世界のすべて」のような、あの感じ。 結局、自分自身の持つ怒りや悲しみは、生い立ちや環境、コンプレックスも絡み、他人には十分に理解出来ないよねぇ。 それぞれが、囚われすぎて、誰一人幸せになれないのが辛かった。

    91
    投稿日: 2025.06.13
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    うーん、これもあんまり好みではなかったなぁ。 砕けた文体で会話も多いので読みやすいし、さくっと読めるので若い人とか初心者にはいいのかな。 蛍ちゃんには何か裏がありそうな陰を感じていたけど、目的が明かされたときはびっくりしたし、最後の展開も驚き。現実ではありえないと思ってしまうところが多くてあまり入り込めなかったのかも。

    4
    投稿日: 2025.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中までミステリーと気づかずに読んでた。 三分の1くらい過ぎたあたりで気づく。 蛍という容姿の良い少女が 「オタク」の集まる生物部のコミュニティにやってくる。 オタクたちは3人それぞれに、恵まれない容姿から鬱屈したものを抱えている。 そこにスルリと蛍が滑り込む。 はじめに蛍が殺されたところから始まる群像劇。 群像劇の舞台は2007年で、 今だったら成立しづらい、オタク=気持ち悪い、という図式が当たり前に思われてた頃。 思われてた故に自分たちて気持ち悪い、という囲いの中で「オタク」が生活してた頃。 自分のオタク時代とは少しずれるので、まぁ、そういうこともあったかもね。という解像度で読む。 オタクってなんやねん、っていう定義がこの本のオタクの一人の説明によると、 どこにも居場所がない人が心を保つためになるもの 鬱屈した少女たちの群像劇なのに、読んでてそんなに嫌な気持ちにならない。 それはオタクしてる少女たちに対する周りとのトゲトゲしたやり取り、攻撃されるようなやり取りを中心にして書いてるわけじゃなく、友達として自分たちに接する蛍に対しての自分たちの戸惑いを、携帯に書いた文章のような演出で書いてるからか。 3人のオタクが、それぞれ現実に居場所をなくす理由がある。 大体が容姿の問題。 家族内で比べられること 人から気持ち悪いと思われること 異性から恋愛対象にならないこと 家族に愛されない問題 で容姿が悪くても幸せになれる、とかそんなことは言ってなくて、 容姿が悪いとい生きづらい、違うというやつは嘘つきやろ、くらいの勢いなので、 悩んでる方はうんうん、となると思う。 でネタバレだけど 結末は、そんな鬱屈した「オタク」に家族を殺されたホタルがオタクに復讐しようとした話。 囲われた世界の中で鬱屈してる人に外側から、 お前のせいで俺はこんなふうに嫌な思いしてんのに、お前は自分の痛みしか見てない。 おまえはホント身勝手だな! というふうに言われるのは、たいてい内側の人間からしてみれば理解しにくく、え、じゃあ自分はどうしたらいいん? ってなる恐ろしく冷たく感じるものだったりするんだけど。 復讐者となった蛍にはそんなことは関係ないのだ。 で一周回って自分も顔に傷を追う展開で、 一通り容姿の悪い人の生きづらさを経験し。 きれいだった頃も不幸だったけど、容姿が悪くなってそれまで想像できなかったくらい不幸な生活をすることになった。とその生きづらさも理解できるようになる。 という蛍の視点が、この本の中で語られる「オタク」とは、というものを見てきた読者に近い視点。 目に見える容姿という生きづらさのケージから脱出する方法を答えよ。 ただし容姿は変えられないものとする。 感情をつなげる言葉が必要だ。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    自分にコンプレックスがあるから共感できる部分が多くて、悲しいのかなんなのか。 んー私の好みのイヤミス?とはちょっと違うけど、読みやすかったです。 作者さんの他の作品も読んでみたいですね。

    15
    投稿日: 2025.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去と現在が交互に描かれるが、アヒルと鴨のコインロッカーみたいな面白さはない。 最後の入れ替わりは無理ありすぎて減点。 オタク女子が3人出てくるけど、特徴が同じすぎて誰がどれかややこしくなった。 表紙は惹かれますけどね。期待はずれ。

    1
    投稿日: 2025.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりにしっかりイヤミスだった。 誰も救われなくて悲しい…でも栞だけは救われたのかな。蛍の妹が物語の全ての元凶だったわけだど、元を辿ると蛍の実の母親が蛍を捨てて栞の父親と結婚したこと、または栞の父親が栞の実の母親の美月を捨てて蛍の母親と結婚したことなのか。 最後、蛍の父親と思われる人がホームレスとして現れるのも良くできすぎていたけど、面白かった。 栞も蛍も生きたまま友達として生きていければよかったね。ヲタクが一概に気持ち悪いというのは違うと思うけど、気持ち悪いと虐げられる人達がヲタクの道へ走る構造みたいなのがなんとなくわかった。(うーんなんか言語化難しいな) 【以下読み返した時に内容思い出せるようにメモ】 栞の父親=ゴーストライター 栞の母親=蛍の実の母親=有名な作家を装う 蛍の両親=血のつながりはない 蛍の妹=両親の実の子供=血の繋がりはない 栞=蛍のゴーストライター 蛍=栞になり変わる生きていく

    1
    投稿日: 2025.03.27
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    イヤミスは初めてで、怖くて読んでなかったのですが勇気を出して読むことに…。本を開くと…「おお…」となるぐらい複雑な人間関係が描かれていてびっくり!ですが意外にもさくさくと読み進め、無事読了!このジャンルは賛否両論あると思うのですが、個人的にはとてもいい小説だと思いました!そして解説をみてまたびっくり!作者さん…素晴らしい小説を作っていただきありがとうございます!!

    9
    投稿日: 2025.03.20
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    途中相関図がややこしくなるけど、読みやすい文章で一気に呼んでしまいました。 最後の一文まで見事なイヤミスっぷり。 実写化してほしー!

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    https://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00057305

    0
    投稿日: 2025.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    管轄の図書館になく、リクエストして読めた本。 オタクたちの絶望感や現実世界への諦め、蛍のミステリアスさが印象的。 登場人物たちがみんな自分を他人と比べすぎているし、容姿がよかったり才能がある人を「いいなぁ〜」と羨ましく思うことはあるけれども、それにより消えてほしいとか死んでほしいとかは思ったことがないので、今まで感じたことない価値観だった。 絶妙なイヤミス。 最後蛍の身代わりになって栞が死んでしまうというのが切なかった。 蛍を崇拝しすぎて、自分が嫌すぎてそういう結果になったのだと思うが、もっと自分を大切にしてほしい…。。 でも面白くてどんどん読めてしまう話だった。 作者がけんごさんの結婚相手ということにもびっくり。

    1
    投稿日: 2025.01.05
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    昨年から読んでいた本を元日の夜に読み終え、次読む本を就寝前にさわりだけでも読んでおこうとページを開く…午前三時、読了。めちゃめちゃ面白かったではないか。久しく出会ってっていなかった眠気<読欲の不等式が成立した興奮。いやー、一気読みしたのはほんといつ以来だろう。 それはそうと感想だ。最初は二つ折りのガラケーとか出てきてそんな時代背景か?と思ったが、後半では現在が描かれる二部構成。オタク、今ではニッチでもなんでもない存在。私は誰しもがオタクだと思うのだが。東京から京都に転校してきた蛍は、二次元の世界に住むような容姿端麗な美少女。そんな蛍が生物部ことオタク部に入部希望する。4人の女子部員と仲良くなっていく中で、蛍は自殺するのだった…。

    2
    投稿日: 2025.01.04
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    ずっと名前だけ知っていて読みたかった作品。 やっと読めました。 やっぱりこの人の作品はサラサラ読めるので脳死でひたすら文字を追うのが正解。ミステリーっちゃミステリーだけど、本格的なトリックやどんでん返しがあるわけでもない。一応伏線はところどころある。 後味はよくないけれど、「めっちゃ胸糞!しんどい!!!」というほどでもないです。多分一週間後には忘れてる。でも木爾チレン作品はその気軽さがいいんだと思う。 小説復帰勢には優しい本でした。 また別作品も読もうど思う。

    0
    投稿日: 2024.12.23
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    皆それぞれに苦しさがあって、コンプレックスがあって、エゴがある。美しくは無いかもしれないけれど、絶望的かもしれないけど、いい事ないかもしれないけど、救いはある。みたいな。 他の作品にも共通するところだけれど、10代の負の感情を容赦なく描く作者。

    8
    投稿日: 2024.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わって、こんなにイヤな気持ちになることはそうそうない。 最後は栞と蛍の美談のように終わっているけれど、私には終始人の悪いところを切り取った小説に感じられました。 コンプレックスに始まって、コンプレックスに終わっている。 結局誰にも救いはないし……元気のない日には読めないですね。

    0
    投稿日: 2024.12.06
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    伏線だらけの作品でした。なんてことない日常から蛍の死をきっかけに徐々に雲行きが怪しくなり、伏線が回収されていく様は読んでいて気持ちよかったです。しかし、待っているのは人間の複雑な負の感情が絡み合う悲しい結末でした。とても読み応えがあり、一気読みできる作品です。

    0
    投稿日: 2024.11.21
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    予想以上に人物相関が緻密に作り込まれており、あまりストーリーに響かなさそうな人物が、違う場面で登場していたりと伏線回収も多く読み応えがありました。 「みんな誰かを殺したいほど羨ましい」という作品帯にある言葉通り、 各々の満たされていない部分を 他の人に当たったり奪おうとしたり、存在が消えることを願ったりと、高校生という多感な時期の苦しい葛藤やドロドロとした承認欲求が垣間見えます。 他の方も書いてある通り、ドラマ化やアニメ化に向いていそうな作風だと思いました。 スラスラ読めるので通勤読書におすすめ! ただ全体的にドロドロ暗いので元気な時に読みたいです笑

    2
    投稿日: 2024.10.26
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    後半の種明かしパートで、少し無理矢理感を感じてしまいました。ちょっとしたミステリーはありますが推測する程でもないです。個人的に性描写が少し苦手だった。

    1
    投稿日: 2024.10.24
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    2024-10-16 ミステリ?まあ、ミステリか。胸糞と言った方がいいかも。書簡小説の形を取っているが、「やりとり」はないので、実際は多数視点の三人称小説。 ちょっと人物がステレオタイプすぎて、しかもその隠された関係性に有り得なさを感じてしまった。まあ、事実は小説よりも、とも言う言葉もあるが。

    1
    投稿日: 2024.10.16
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    蛍と3人のオタクについての話。1人1人に辛い出来事、過去があってそれと向き合って生きている。メリーバッドエンドな物語だった。終わり方がスカッとしてないのでモヤモヤした。

    0
    投稿日: 2024.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しっかり嫌ミス、ちゃんと胸糞。面白くて、キャラクターの深掘りが特に印象的だった。 デュビアなどのヤバい描写も多いけれど、何よりストーリーの謎の仕掛け方が魅力的で「なんで?」と「そういうことか!やられた!」の絶妙な間。うまい。 ストーリーは女子高生4人の群像劇。 舞台は2007年、京都の私立女子校。 猫井栞、五十嵐雪、大川桜の3人は生物部に所属している。この3人の目線が交互に綴られ、物語が進んでいく。 生物部とはいっても一匹だけいるアロワナに餌をやるだけで、活動はなし。スクールカーストの底辺にいる3人は、放課後そこで小説を書いたり、漫画を読んだり、ゲームに熱中したり。要は『オタクの巣窟』と化していた。 そこへ東京から転校してきた美しく可憐な少女・七瀬蛍が入部する。 蛍は「私もね、オタクなの」と告白し、三人と心を通じ合わせようと試みる。三人はなんでこんな可愛い子がここに?と戸惑うが、蛍はみんなに優しく、遊びに誘ったりするのだった。 しかしある日、蛍は急に線路に飛び込み亡くなってしまう。彼女に何があったのか、謎を残したまま第1章が終わるのだが、最後に誰の言葉かわからないまま「あの夜、蛍を殺してしまったことを後悔している」と記される。 第二章は、それから13年後の2020年。 「ずっと暗闇にいるから気づけなかった。蛍は暗闇の中では美しいが、光の中ではただの気持ち悪い虫だと——。」 この一文が特に印象的だった。 そしてチレンさんのあとがき、けんごさんの解説も良かった。自分のオタクだった過去も赤裸々に語り、「絶望を吐き出すように本作を書いた」と綴られているように、魂こもった一作を楽しませていただいた。 ——あらすじ(公式より)—— ――みんな誰かを殺したいほど羨ましい。 美しい少女・蛍が線路に身を投じる。 儚く散った彼女の死は後悔と悲劇を生み出していく―― 「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞受賞者である著者が、原点に立ち返り、少女たちのこころの中に巣くう澱みを鮮烈な感性で抉り出す。 京都の底辺高校と呼ばれる女子校に通うオタク女子三人、校内でもスクールカースト底辺の扱いを受けてきた。 そんなある日、東京から息を呑むほど美しい少女・蛍が転校してきた。 生物部とは名ばかりのオタク部に三人は集まり、それぞれの趣味に没頭していると、蛍が入部希望と現れ「私もね、オタクなの」と告白する。 次第に友人として絆を深める四人だったが、ある日、蛍が線路に飛び込んで死んでしまう。 真相がわからぬまま、やがて年月が経ち、蛍がのこした悲劇の歪みに絡めとられていく―― 少女の心を繊細に描く名手による初のミステリ作品

    1
    投稿日: 2024.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東京から京都の高校に転校してきた美女・蛍。 電車への飛び込み事故で蛍が亡くなったシーンから始まる。 彼女は、顔の火傷により喋れない栞、オンラインゲームでのコイビトがいる桜、亡くなった双子の姉の分も食事をさせられる雪、3人のいわゆるオタクが所属している生物部へ入部する。 自身もオタクであると公言しており、3人の部員とそれぞれ仲良くなっていく蛍だが…。 読後感が悪い。 今回も伏線回収は素晴らしかったけど、前回読んだ「神に愛されていた」に対して性的な表現が多くて読み進めるのに気が重くなる部分もしばしば。主に性欲の強い桜のパート。 あとは、オタクと一括りにしてそれぞれの一番大切なものを奪おうとする蛍の偏った考え方も、気が重くなった理由の一つ。 栞以外の誰もが、自分のしてきたことに対する制裁を受けた因果応報エンド。

    0
    投稿日: 2024.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    みんなの悩みやドロっとした感情が丁寧に描かれている。蛍が生物部のメンバーに関わっていくうちに、彼女たちの中で満たされる部分があると共に、ジワジワと侵されていく部分もあって、最終的にはマイナスな感情が爆発する様子が、人間らしくて共感した。 蛍の感情は終盤まであまり分かっていなかったけど、生物部のメンバーから嫌がられる部分がちゃんと蛍自身にあって、勘違いがあった訳ではなかったので良かった。 唯一まっすぐに蛍のことを信頼していた主人公が、一番悲しい終わりを迎えたのが、本人が望んだこととはいえ辛かった。

    0
    投稿日: 2024.09.22
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    スクールカースト底辺の生物部にやってきた上位の蛍が儚く散る話。生物部3人の目線で語られる蛍、薄気味悪く腹の内にドス黒い物が溜まっていき、これがどう絡まり進んでいくのか読む手が止まらない。え、まだ?まだある?これよりも?とどんどん更新される。

    0
    投稿日: 2024.09.13
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    自分だけが悩んでいるわけではない。人にはそれぞれ悩みがあってその悩みを他人には理解してもらうことができずに生きている人がいる。また、自分が大切にしているもの、考えていることを奪われることの恐ろしさというものが表現されていた。

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    高校生のお話。 自分の高校生の時と世代が違い過ぎて笑。 現代の子達は日々生きていくだけで大変な事が多いんだなぁ…自分だったら乗り越えられるかな?と考えてしまいました。ツライ

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    読みやすかったです。 蛍、オタク3人それぞれの末路が何とも。 4人の視点から意外な関係性や、蛍の死の真相など気になってどんどん読み進めていきました。

    2
    投稿日: 2024.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、自分には合わなかった。 お互いネカマ的なことやってるとか、ものすごく不細工と美人の姉妹と兄弟とか、すべて都市伝説やネットミーム的不幸だけを並べられても… 他人を綺麗だから、で、養子にしようとか、身代わり自殺がバレずにまかりとおっちゃうとか。物語にリアリティがあまりになくて、共感できず。残念。 (あと、ぱっと見にも誤字脱字が多くてびっくりした。それは作風的なわざとなのかもしれないけど)

    1
    投稿日: 2024.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰にも愛されていないオタク女子3人が美少女蛍に出会い破滅に向かう話。 蛍がなぜ3人を狙ったのかが、後半に明かされるのだけど理由がちょっと無理やり過ぎて話がどうでもよくなってきちゃった。 オタク3人への嫌がらせも都合よすぎてなんだかな。 蛍を養子縁組で家族に迎え入れる件で、五十嵐母子の言い争いが始まりかけた時、ここからどうなるかワクワクした瞬間に終わった(笑) 1番興味を惹く部分になりそうだったのにこんなにあっさり終わったのが残念。もっとお互いに思ってることぶちまけるでしょ、そんな場面あればなあ。 全体的に会話が一方通行で、誰も相手のことを理解しようとしないから、こんな事になるんだろうけど。 唯一蛍を養子にするくだりで言い争いになりそうだったのに、そこもすぐ締めるから面白さが短くて満足出来ない。 蛍と栞の入れ替わりが成功するのにはびっくり。 こんな簡単に高校生が思いつきでやったことが周りを欺けるなら一流の犯罪者になれるよ。

    26
    投稿日: 2024.08.17
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    後味が悪く、好みがわかれる作品だなと思いました。 1言で感想を言うのなら、闇ですね。 人はそれぞれ過去があり考えていることがある。

    0
    投稿日: 2024.08.15
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    クラスの女の子たちはいつだって息を吐くように作って嘘をつく。 …でも女の子たちは、孤立しないために、あるいは自分の番が回って来たときに褒めてもらえるように、嘘をついて生きていくのだ。(p.38) 嗚呼ーどうして、女の子という生き物は、こんなにもこわいのだろう。ゲームにでてくる、どんな強敵よりも、おそろしい。(p.84) ー身の程知らずもいいことに、昔からそうだった。ボクは、いわゆるイケメンばかりを好きになる習性があった。きっと自分が醜いせいだろう。美しいものに惹かれてしまうのだ。だからという訳でもないが、恋が叶ったことなど一度もなかった。 …いつだって歩いているだけで「あれはない」と頼んでもいないのに評価を下され、すれ違いざまのキモいという言葉をミュートする術もなく、美しくない顔に生まれただけなのに、世界は信じられないくらいにHARDモードだった。(p.93) 人間は中身なんていうけれど、あれは普通以上の人だけが持てる思想だと、ボクは思う。 醜いと、見た目だけで、中身まで腐っていると認識はれてしまう。 だけどある意味それはー事実、なのかもしれなかった。(p.94) 私は毎日、流れ作業をこなすように、大川の幸せそうな投稿に対して、いいねを押した。本当はいいねなんて思ったことは、一度もなかった。だって、大川が子供の写真をあげるたび、苦しくなった。死にたくなるくらいに、羨ましかった。…映えるスポットを見つけては写真を撮り、アプリのフィルターでいい感じに加工して、覚えたてのフランス語をタグ付けし、オタクだった自分はもういないのだと主張するみたいに、格好つけた投稿をした。 タイムライン上だけでは、自分も、大川と同じくらい幸せなのだと主張したかった。 でも、はっきり言ってその行為は虚しいだけだった。 だって私は全然、幸せじゃなかった。 御伽噺のお姫様とは正反対に、いつまでも、どこまでも、不幸だった。(p.146) この世界はー無加工なものほど、きれいだった。(p.172) 私だって最初は、智世の写真を載せて、いいねが来るのが楽しかった。智世を可愛いと褒めてもらえるのが、何よりの喜びだった。でもInstagram上で知り合った、会ったこともないママ友の投稿に、いいねと思っていなくても、義理でいいねを押している自分がいることからも、もう私はSNS上のいいねが、無価値であることに気付いていた。タイムラインは誰かと競い合う場所だった。自分は幸せだと偽る場所だった。 偽るためにはじめたのに、私はもうー疲れていた。(p.194) あまりにも、きれいだった。きれいすぎて、涙があふれた。 心から、美しさとはー、希望なのだと思った。 美しかった頃、私は、自分の美しさにどれだけ価値があるのかなんて、知らなかった。 だって、あんなに若くて、美しかったのに、誰よりも不幸だったのだ。(p.277) 容姿なんて、心のきれいさには関係ないと、心から思っていたからだ。美しく生きようと思えば生きられると、そう思っていた。だけど、それは自分が美しかったから、そう思えていただけなのだ。(p.278) 誰もが憧れる美しさを持つ蛍。彼女は美しいだけで周りの人を惹きつけ、普通のことをしているだけなのに、優しい、性格が良いと褒められる。容姿がいいだけなのに…。 オタクが集まる生物部に入り、オタクなるしか生きる道がなかった人達に新しい風を吹かせるものの、それは善意なのか…文章からでも蛍の美しさを理解するには十分で、私の周りにこんな女の子がいたら、美しさのあまり、嫉妬するかもしれない。 蛍は、暗い日常から連れ出してくれた光なのか、それとも、日常を壊す悪魔なのか…。 過去と現在を行き来する語り口で、蛍の印象が二転三転する。 オタクになるしか生きる道がなかったという容姿にコンプレックスを持つ者たちのどうしようもない嘆きが悲しく、どうせ無理と諦めの気持ちがあるものの、心のどこかで愛されたい、可愛くなりたいと欲が燻っており、親近感を感じた。醜い容姿の人しか分からない感情、美しさで人生を謳歌できる者、全く人生は違うものになると思う。 私も容姿にコンプレックスがあり、中学生の頃は、美容整形外科のホームページを読み漁っていた。一度気になり出すと、見ようとしていないのに街のクリニックの看板が目に入ってくるのがよく分かる。 容姿が全てではない、女の子は愛嬌だよという言葉を言われても、どこか納得いかない。だって、顔が良ければ、芸能人にだって、キャビンアテンダントだって、アイドルにだってなれる。職業選択の幅が広がるのは間違えないと思うから。

    14
    投稿日: 2024.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    んーーーこれオタクが悪いんじゃなくて みんな何かしらの家庭環境でひねくれて 収集がつかなくなってしまったのね。 私は割と心が健康だから みんな打開策あるよ! お金とか声とか能力とか才能1つ持ってるのにと思ってしまった。 最後の最後まで親からの愛をみんな求めてたなあ。

    0
    投稿日: 2024.08.07
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    The イヤミス(ミスではないか?)といった感じの小説だった まぁどちら側から見ても憎かったんだなぁとしみじみ思いながら読了

    0
    投稿日: 2024.07.19
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    日を開けると内容理解しにくくなるからまとめて読んだほうがいい 意外と大人より子供の方が残虐な思い抱くし、未熟ゆえ深く考えずやってみちゃうよな〜

    11
    投稿日: 2024.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わってすぐに思ったのは「マジか・・・」でした。 面白かった。サクサク読んでしまった。 冒頭に悲惨な光景。 「永遠の親友へ  殺してくれてありがとう」 とメッセージを書いた(送ってない)蛍が 特急電車に轢き殺されて、バラバラの肉片になってしまった。 時は戻り。 京都の底辺高校。そこの生物部はオタクの集まりと言われている。 五十嵐雪は、家が裕福、デブ、ブス。双子の姉がいたが事故で亡くしている。双子の姉はかわいかった。夢女子 大川桜は、オンラインゲームに夢中。家ではできないので生物部のパソコンでやってる。ブスだが声がロリ声。一人称は、オンラインゲームの影響で「ボク」 声が原因でいじめられたことがあるので、あまり外ではしゃべらない。 猫井栞は、腐女子。日記を書く。右頬から口にかけて10cm四方にひどいやけどがあり、あまりしゃべることができない。母親に虐待されている。亡き父は栞に「小説を書く才能がある」と言っていたが、小説を書くと母がヒステリーを起こすので書かない。 そこにめちゃくちゃきれいな転校生、七瀬蛍が入部してきた。 「え?私たち、オタクだよ?」「・・・・私も、オタクだから」 といって入ってくるが、どこが? 蛍は、部室にいるシルバーアロワナに歓喜したり、ゴキブリに似た気持ち悪い虫を大量に飼ったりしている。 同級生たちには、オタクとしてさげすまれていたりするのに、蛍は「親友だから」といって3人と仲良くする。っていうか・・だんだん取り入ってくる。 雪の母はなくなった姉を溺愛し、雪はないがしろにされていた。 姉が亡くなって母は雪の中に姉が入ってるといい、ごはんを2人分食べるように強要しだす。 姉がいたころはないがしろだったが、自分のなかに姉がいると思っている今は、母が優しい。でもそれは私にではなく、姉に対しての愛情だ。 2つのお弁当のうち一つを蛍にあげた。 蛍は両親が死んで今は一人暮らしであること、致命的に料理ができないのでいつもコンビニごはんだというので毎日お弁当を一つたべてもらうことになった。 蛍に家の状況を話すと「遊びに行く」といって家にきた。 母は蛍がかわいくて、いい子だと夢中になる。まるで姉がいたころのよう。 雪にも冷たくなった。 そして母が言い出す「蛍ちゃん、うちの養子にならない?」 大川桜はオンラインゲーム上の「コイビト」がいた。放課後部室でログインするとよくいた彼と仲良くなり、チャットしていたが、電話で話そうということになる。 自信のロリ声にちょっと不安だったが、それをほめてくれた。 そのうち「写真を送って」と言われた。相手も送ってきた。 それは彼のアイコンに似たさわやかな王子様みたいな顔。 自分のは、昔からあったアイコンだが、実際は蛍に似ていた。 そこで蛍と撮ったプリクラの蛍の部分を送ってしまった。 「会おう」といわれたがそれは無理。 だが、あるとき蛍と相手が遭遇してしまった。蛍は意味がわからなかったが、 桜に説明をうけて「じゃぁ会うときは私が相手をする。チャットは二人でやればいいよ」っていう。 だが実は・・・ 栞と蛍は同じ作者の本を読んでいた。柊木沢エルの「世界の果てで君を呼ぶ」。 そこから仲良くなっていく。あるとき栞は小説をこっそり書いていると知った蛍は「読みたい」という。 そこで2カ月かかった蛍のために小説を書き上げた。百合っぽいのは、自分が蛍をそういう風に想っているから? それを読んだ蛍はものすごくほめてくれて、賞に応募しようと言い出す 「ほら!柊木沢エルさんが審査員だし!」 でもそれは無理。 だって、実は柊木沢エルは、栞の母で、父が亡くなってからスランプでかけなくなってしまったのだ。 栞が書くと「かけない私への嫌味!?」といって暴れだすので、母には絶対見せられない。 すると蛍は「私の名前で出す?もったいないよ、こんな面白い話!」 それでOKと言ってしまった。 そして蛍は・・・ って話。 ここからまた「えぇ?」ってことがどんどんあって、 めちゃくちゃ目が離せないお話でした。

    0
    投稿日: 2024.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    狂気を感じるお話だった。 登場人物それぞれがコンプレックスや理不尽な環境に苦しめられている様子がやるせなかったり、しんどかったりした。 私にはあまり合わなかったが、思春期の方に刺さるかもしれない。 ☆2.6

    0
    投稿日: 2024.07.11
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    /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/    いや、いきなり、最初から、やばい本を手にしてしまったなと… ちょっと戸惑いました。 バラバラ遺体シーンから始まり、物語の期間が半年程度ということがわかります。 こういう小説が今はいいのではないかと読み進めましたが、読後感は、気持ち悪い、、、という感覚のみでした。リカの恐怖のようなものとは違い、ほんと、気持ち悪さだけが、残ったような感じでした。 /_/ あらすじ _/_/_/_/_/ 転校生の美人の蛍がオタク生物部の3人に近づいていき、距離を縮めて行きます。 謎めいた感じで、じと〜っと、物語は進んでいきます。 /_/ 主な登場人物 _/_/_/  七瀬蛍 美人、金髪、転校生、なぞが多い 猫井栞 母のみ、ネグレクト、虐待 五十嵐雪 生物部、メガネ、おデブ、双子、姉は亡くなっている、虐待 大川桜  生物部、メガネ、ボク、虐待

    67
    投稿日: 2024.07.04
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    こういう闇ぽい話を読んだのははじめてだったけど、自分が蛍と似てる部分が多くて共感できたし、読み終わったあとはぐっと胸を鷲掴みされたような気持ちになって声が出ませんでした。 最後まで明るい気持ちには決してならないお話だけれど、暗い気持ちになりたいときや病んでる時にまた読みたくなるような本でした!

    0
    投稿日: 2024.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あー、これは。。だれも幸せになれないやつでしたね。。結構しんどかった。出てくる子みんな境遇辛すぎ。 キナチレンさんの作品て、終盤のたたみかけがすごくて、次!次!って一気に読みたくなるよね。

    0
    投稿日: 2024.05.05
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    予想を超えた嫌な後味。 なるべくしてなったとも言えるが、あまりに悲しい。 後半のとある部分に微妙な違和感を持ったのだが、最後にこういうことだったのかと、なんとも言われぬ気持ちになった。

    0
    投稿日: 2024.05.04
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    冒頭、誰もが羨む美貌の持ち主、蛍の轢死から始まる。京都の底辺高校と呼ばれる女子校に通うオタク女子三人はその中でもスクールカースト底辺の扱いを受けていた。そんな時、目の間に現れた蛍。蛍を殺したのは誰なのか。若さゆえの歪な嫉妬や羨望がいつの日か怒りや絶望に変わっていく。面白く読んだけど、オタクに厳しすぎないか?

    0
    投稿日: 2024.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

     久し振りに「すごい小説を読んだ‼️」という思いが生じた。前半の蛍と仲良くなりつつも何か不穏の前触れのようなものを感じさせる展開と、後半の吐き気がするほど嫌な話なのに続きが気になって頁を捲る手が止まらない展開という構成が面白かった。「結局誰も幸せにならなかったのか。」と思いつつ、「でも栞(本当は蛍)は生き別れた父親と再会できたからまだましなのか?」とも思った。タイトル回収もお見事。

    2
    投稿日: 2024.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文体も読みやすく、次が気になって仕方なく、一気に読みました。 歪んだ憎しみの対象の繋げ方が上手いなぁと思いつつ、前半と後半の話の色の違いがまた話を面白くしてる。 誰か幸せになったのかな。。。

    3
    投稿日: 2024.03.28
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    私にとって、本を読むメリットは色々あります 「楽しい気持ちになれる」「ためになる」「くだらないけど、ネタになる」などなど色々あるのですが、珍しくこの作品は何一つあてはまりませんでした…

    41
    投稿日: 2024.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかくすごい 先の展開が予想できたのに、それ以上の「マジかよ!?」っていう衝撃がエグい。 愛されることよりも、自分をもっと愛してあげてってみんなに思っていたら、対極にあるはずの憎悪への流れに読む手が止まらなかった すごい

    0
    投稿日: 2024.03.14
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    終始これから何が起こるのだろうと心がザワザワした。 スクールカーストにおいて容姿って結構重要になるよなぁ。 内心、憎悪や嫉妬を抱いていたとしてもそれを必ずしも表出するわけではないし、顔色を伺って思ってもいないことができてしまうからこそ、心にドロドロした何かが溜まっていく。 栞が幸せだと思っていたらいいな。

    1
    投稿日: 2024.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰も幸せになれなかった。 10代の頃の誰かと比べていなければ自分を保てなかった感情が醜くもがき苦しむ様が怒涛のように押し寄せる。 美しくてもそうでなくてもバランスが取れなくなるのだろう。 どこに正しさがあるのかわからなくて誰かの正解を自分の正解にしてしまうのだろう。 汚いと思った何かを排除しなければ気が済まなくなってどれだけ繰り返しても足りなかったあの頃に本当の正しさと向き合う強さがほしかった。

    0
    投稿日: 2024.02.15
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    少女が故、嫉妬や恨み、抱えてるものが⁡本当に純粋で痛い。⁡⁡ ⁡そして少女だった頃の傷は少女を終えても消えぬままで…。 大人の勝手な都合や自分を取り巻く負の感情に⁡ ⁡ほんの少しでも強くあるいは正直になれたら…⁡ ⁡他を受け入れ、理解する事ができたら…⁡ ⁡きっともっと違った終わりだっただろうな、と思いました。⁡ ⁡そしてまた、みんな少女が故に、それができない心の脆さを⁡ ⁡痛々しくも綺麗に表現した作品でした。⁡ ⁡ ⁡イヤミスを読んだ時の様なもやぁっと感がありますが、⁡ 比較的読みやすく、すーっと読める1冊です。⁡⁡ ⁡

    0
    投稿日: 2024.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さくら、しおり、ゆき、ほたる 揃いも揃って、家庭環境に恵まれなかった高校生たち。 歪んだ人が一人いるだけで、不幸の連鎖って起きるのだなぁ。と。悲しいなぁ。 「デュビア」がいい味出していると思う。

    0
    投稿日: 2024.02.01
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    図書館本 アニメの登場人物のように美しい蛍。 自称オタクの蛍。 蛍の過去が、蛍への憧れを持つオタ女たちを巻き込んで行く。 著者は、きなチレンと読むらしい。 サラッと読めた

    16
    投稿日: 2024.01.31
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    イヤミスなんですね。 作者の方、結構評判が良いみたいなので読んでみたのですが、私には合わなかったです…。 全てがご都合主義の連続というか…ある意味ファンタジーですね。

    0
    投稿日: 2024.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    暗闇の中を照らす光に群がるように、現れた蛍にみんな群がって、その異常に気づいて終わったのかな 色んな伏線が複雑に絡み合って面白かった 最後報われた?のが本物の蛍だけで、それ以外のみんなか何ともいえない最期で辛かったな みんな幸せになりたかっただけなのにな

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    記念すべき、ブクログ100作目の感想。 SNSをフォローしてた、けんごさんのパートナーさんということから知って、前々から気になっていた作品。 「いつか読もう」と思っていたけど、ふと本屋で手に取ったら“京都の底辺女子校”が舞台と知って即購入した。 京都の底辺の女子校…わたしの母校なんよね。 (まぁいくつかあるうちの1つやけど) 校舎がレンガ造り。ギャルとオタクが混在してる。 指定外のイーストボーイのリボン。 すべて身に覚えがあるのです…。ただ、京阪沿線ではないので「違うかぁ〜」となった。 その後、同級生たちと、この小説の舞台の女子校がどこか!?って話で盛り上がりました。笑 新京極のアニメイト…ほんまにあるんよなぁ。あの2階のとこね。昔は1階がかわいい雑貨屋でスイマーの筆箱とか売ってた。 三条河原町のジャンカラは、ついこないだ忘年会で行ったし。 時代設定が、2006年-2007年の高校生の話やから 私より1つか2つ年上なんやけどね。作者と同い年。 でも完全に同世代だからぜんぶの話がよく分かる。 本当に面白かった。ミステリー要素も強めで、 1人1人の生い立ちとか家庭の設定が緻密。 みんな辛い思いしてるんだなぁって。 序盤と、中盤と、終盤で、 蛍に対しての見方がかなり変わる。 みんな幸せになれ。なろう。 小さな辛いことすら起こりませんように。 いつか、アニメなり実写化なり、映像化を望みます!! 木爾チレンさん、京都の文学フリマでお会いしたけど本当に素敵な方で、作品ともどもファンになった。 『私はだんだん氷になった』も購入したので読むの楽しみだぁ〜

    9
    投稿日: 2024.01.20
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    見た目の美醜で立ち位置が決まってしまうような学生時代のヒリヒリとした空気感が伝わってきた。 スクールカースト底辺のオタク3人が抱えるそれぞれの苦悩。3人に親密に近づいてくる美しい転校生とのイヤミスな展開。 中盤以降は、ドロドロした腹黒さが露わになってきて先が気になり、最後まで一気読み。面白かったです。

    3
    投稿日: 2023.11.27
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    文章の表現の仕方がリアルで時々ウッとくる部分はありましたが、感動するイヤミスで自分にとって大切な本になりました。併せて木爾チレンさんの大ファンになりました。

    0
    投稿日: 2023.11.19
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    みんな自分の「本当」を隠して繕って偽って生きてるんだよな〜としみじみ感じた。私自身は殺したいと思うほど誰かに嫉妬したことはないけれど、そういう感情も人間らしくて嫌いじゃないなと思った。蛍の生き方は割と好きで、最後もちょっと感動した。死ぬなら誰かの身代わりで死にたいと思った。 みんな、自分の大切なものを奪っていく人ほど憎い。自分の前から消えて欲しいと願うほどに憎くなる。でもそう思ってしまう自分が1番憎くて劣等感を抱くのも人間で。

    2
    投稿日: 2023.11.09
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    結末に向かうにつれての展開に、読後 衝撃を受けて呆然としてしまった 女子高生達のストーリーなのに、なんと重いテーマで展開されるのか 家族愛やスクールカースト、誰もが幸せになりたいのにそれが叶わない日々 それでも最後に彼女が生きていくのが唯一の救いだった

    1
    投稿日: 2023.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    凄く悲しい気持ちになった。親ガチャとはよく言ったもの。でもここの子達はどれだけ酷くされても、親を愛する気持ちが凄く強い。幸せになる為に生まれて来たはずなのに。子供をもっと大切にしようと思わせてくれたいい作品だった。めちゃくちゃよかったっ!

    0
    投稿日: 2023.10.04
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    面白かった。容姿、家族、恋人、才能。 隣の芝生は青いなんて言うけど、一歩踏み込むと真実なんてわからないというのが、イヤミスの形で存分に表現されていた。人を羨ましく思う心は、自身が満たされないからこそ起きる感情なのだと思った。 読み進めるごとに話の構造が複雑になるが、それを感じないほどわかりやすく、読みやすかった。ミスリードが複数潜んでいて、まんまと引っかかってしまった。

    5
    投稿日: 2023.08.05
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    暗い雰囲気が個人的には好きでした。ひとつひとつ話が繋がっていくにつれて、次はどうなるのか?と気になると同時にゾクゾク感が止まらない、そんな作品でした。

    2
    投稿日: 2023.07.31
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    転校してきた美少女・蛍。その彼女がなぜかオタクの巣窟・生物部に入部してきた。そして、ある日突然、蛍は線路に飛び込み自殺してしまう。 3人とオタクと謎の美少女。後半は伏線の回収に費やされ、謎がすべて明かされるけど、あまりにもつながりすぎてリアルさがない。 ラストもそうだけど、やりすぎだし、蛍は個人的にはあくまで怪物でいてほしかった。中途半端に人間味が残っているのがちと興醒めする。

    8
    投稿日: 2023.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかくこれだけは言いたい。 「デュビア」を検索してとても後悔しましたので、皆様お気をつけください(笑) そして魔法少女サクリがカードキャプターさくらの事なのかもと、子供の名前=主人公の親友の名前でピンときてしまった私もこの頃中〜高校生くらいでした。 そしてギャルで隠れオタク。 完全なるオタクはNGな時代だったので、頭に「隠れ」をつける事で印象が軽くなっていた気がする。 京都に10年程住んでいた事もあり、三条大橋のカフェや、烏丸の大垣書店、新京極等の景色も浮かんだし、イメージが湧きとても面白かった。 私としては、もっともっと過激でグロテスクで汚く、イヤな内容でも良かったなと(笑)

    6
    投稿日: 2023.04.12
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    悪意に満ちた作品。 文中から澱んだ空気が溢れ出し胸が悪くなるがリーダビリティの高さと先が気になる展開で一気読み。 五十嵐雪、大川桜、猫井栞、スクールカースト底辺のオタク女子VS美少女・七瀬蛍の水面下のバトルが描かれる。 東京から転校して来た蛍。 三人が所属する名ばかりの生物部に入部し、絆を深めて行くかに思えたが、蛍の真の目的を知ると背筋が寒くなる。 本著では体型・容姿コンプレックス、引き籠り、毒親と、負の要素がてんこ盛り。 悪意が悪意を呼び、負の連鎖が続いていく展開は救いがない。 少女達の絶望感が透けて見えるイヤミス。

    2
    投稿日: 2023.02.17
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    【私を殺してくれてありがとう】   線路に身を投じた美しい少女 美は愛される必須条件なのか BL•百合…二次元にも 美を追い求めるヲタク達と 美しく生まれ 醜悪を憎む蛍の親友関係とは 全員に共通するのは 愛されたいという気持ち 読了後、誰を思い出しても 苛立ちを含んだ悲しさが残る

    1
    投稿日: 2022.10.26
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    序盤は暗い感じで少々退屈だったけど中盤からは先が気になり一気読みでした。 ただ、だれも幸せになってないし、なれてない。 生きるのが苦しい、それがベースになっている小説でした。

    14
    投稿日: 2022.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み初めは胸糞悪いな~蛍って子絶対性格悪いやんって感じでしたが、読み進めていくうちに続きが気になりすぎて、最後まで一気読みしてしまいました! 学校での扱われ方(スクールカースト)の現状がやや誇張気味であるが、青春時代独特のあの空気感がリアルで一気に引き戻された感覚でした。、 結局世界は無い物ねだりだと思わざるを得ない内容でした。

    2
    投稿日: 2022.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章は読みやすく、さらっといけます。内容は、なんか、「あ”ー」って感じです。読み物として楽しみました。 容姿コンプレックスというか、容姿至上主義というか、そういうものに対するかかれかたがすごい。恵まれている側があんなに無自覚なことあるかな?とは思うけど。車の運転をしないさくらの旦那様は六花の事故の人なのかな…とか、いろいろ考えました。

    0
    投稿日: 2022.06.09
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    読み始めて気づいたらページを捲る手が止まらず、 結局最後まで一気読みをしてしまいました。 読んでいて終始ザワザワする感じは描いている世界観が とてもリアルだったからだと思います。 学校におけるスクールカースト、SNSでの承認欲求、親からの愛情。 “誰が”悪いわけでもないけど、”誰か”を悪く仕立てないと心が保てない。 少しでもバランスが崩れると一気に崩壊してしまう(してしまった)様を この本を読んで感じました。 結末はどうであれ、栞だけは幸せだったんだと思いたいです。

    9
    投稿日: 2022.06.07
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    びっくりするような展開にはならなかったけど、読んでいて黒いドロドロした闇が広がっていくような感覚に陥る。 人生って結局うまくいかないのか?という嫌な気持ちを最後の最後で少しだけホッとさせてくれるのが救い。人って怖い。

    1
    投稿日: 2022.05.17
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    タイトル、表紙を見て読んだ。 スクールカーストものだと思っていたけど、全然違う復讐の話だった。 展開がどうなっていくのか気になり読む手が止まらなかった。最後らへんは顔を歪ませながら読んでいた。 ミステリーとして伏線回収がすごいし、面白いが、内容が辛く悲し過ぎる。 後味はあんまり良くない小説だった。

    2
    投稿日: 2022.04.20
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    ある日、東京から息を呑むほど美しい少女・蛍が転校してきた。生物部とは名ばかりのオタク部に三人は集まり、それぞれの趣味に没頭していると、蛍が入部希望と現れ「私もね、オタクなの」と告白する。(e-honより)

    0
    投稿日: 2022.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    蛍の魅力に酔いしれました! 登場人物の独白によって、進む物語でジャンルはホラーミステリでしょうか 隣の芝生は青くみえるという内面をこれでもか!という程展開して、みんな純粋で幸せになりたいだけなのに上手くいかず、登場人物全員が互いの黒さがたまらないです サクサク読めて面白く、女子同士の小さなグループ内でのありそうな会話がリアルでよかったです ミステリ部分は最後だけ、ちょっぴり無理がありそうでしたが、どうなるか話は全く予想出来ていなかったし、面白かったです 読んで本当に良かったです!ビバ蛍!

    2
    投稿日: 2022.04.11
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    スクールカーストという言葉は僕の時代は無かったけれど、どの世代でも必ずある人としての優劣で引かれる線引き。その優劣というのが学校という単位だと、見た目が最大の要因になる事は明白です。見目麗しければとりあえず第一関門はトップ通過。ぶさいくは相当な武器が無いとどうにもならない世界です。本当に学校って嫌いだった。 そんなカースト最底辺の3人の元に舞い降りた、類まれな美貌を持つ転校生「蛍」。その蛍がある日電車に飛び込んで木っ端みじんに飛び散る所から始まります。 イヤミスと言われる分野が最近発達しつつありますが、これもそれ系の本です。 先が気になる謎の疾走感があるのでスピーディーに読めます。 まだちょっと練り切れていない部分があるので、もう何作か読んでみたい作家さんです。

    6
    投稿日: 2022.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嫉妬による殺意。 想像するだけなら、きっと誰にでもあると思う。 が、真相はひどい。 ここからネタバレ注意。 蛍の話は、 柊木沢エルという作家が、蛍の産みの親。 妹に刺殺されたのは育ての母親。 栞の話は、 栞の義理の母親は柊木沢エル。 栞は、蛍が好きで本当の親友と思っていた。 蛍になり代わって線路に飛び込む。 蛍は、栞になり代わり、顔の半分を焼いた。 柊木沢エルと一緒に暮らすが、自分が本当の娘だとは言い出せない。 えっと、いちばんダメなのは結局、蛍なのでは? 色々とひどい。 結果的に幸せにもなれず、美しさも手放し、 絶望感が残る話だった。

    1
    投稿日: 2022.01.09
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    2022.1.3 読了 スクールカースト最底辺の3人しかいない生物部に美少女"蛍"が入部する事から話が始まる。 登場人物の親がかなりの毒親。 栞だけは本人に非はないのに不憫すぎて辛い。 他は因果応報な気がする。 話の中心となる蛍は親を困らせるオタクの妹の事を嫌っていたけど、妹からしたら姉の蛍がコンプレックスだったんだろう。 隣の芝生がよく見えるとはよく言ったものでインスタではキラキラした投稿に皆いいねを付ける日常。他人が羨ましいとか自分が1番不幸だとかそういう錯覚に陥る。でもよく見えても本当の事なんて当人しかわからない事だらけなんだよ。 女子校の雰囲気ジャスト世代だったのもあり懐かしく感じた。 うーん…。救いがない終わり方なのは仕方がない?事なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スクールカーストで底辺とされていた3人とも、なんでこんなに不幸になるの? 蛍が憎む「オタク」だから? 何かと「オタク」「キモオタ」のせいになっていて、2007年ってこんな風潮だったっけ?登場人物みんなどうかしていると思う。 蛍も最初から不自然でおかしいし、永遠の親友になった栞もおかしい。 イヤミス通り越して腹が立った。

    0
    投稿日: 2021.12.30
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    次世代のイヤミスという感じで、とても面白かったです。 1章の後半から少しずつ登場人物の嫌悪感や不穏な空気が描かれ、この先どうなるのか、気にならずにはいられなくなり、ついつい一気読みしてしまいました。 結末も胸がザワっとする感じがありつつも、どこか光が見えるような結末で、とても素晴らしかったです。

    3
    投稿日: 2021.12.18
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    * みんな蛍を殺したかった 木爾チレン(きなちれん)さん ある日、蛍という名の美しい少女が 転校生としてやってくる。 彼女はオタクが集まる部活に入るが、 部員たちは蛍を訝しげ思いながらも その美しさに戸惑いながらも、かつて 感じたことのない居場所を見出していく。 スクールカーストと心に巣食う嫉妬や 憎しみ、そして愛情の渇望の物語。

    6
    投稿日: 2021.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    未来屋小説大賞ノミネート作品。Kindleで読める全作品を読んだ結果、大賞予測はこちらの本。(蛍>琥珀の夏>雷神…かなぁ。ただノミネート作品全部が面白くて難しすぎる。) ちょっと話がややこしいが、人の物を取る系ミステリーの一つの完成形を見た。 京都の女子校の底辺でオタクな女子が集う生物部が舞台。(かつ、舞台は2006年) 東京から、超美人の転校生がやってくる。 栞は、母親からの虐待で顔を焼かれて口が聞けなくなった女の子。その母親は有名美人作家だが、父親がゴーストライター。 雪は、双子の妹が超美人だったが、死んでしまい母親から妹は雪の中に居るとか訳のわからないことを言われ二人分食わされたり、お前が死ねばよかったなどと言われる系のデブオタク。 桜はネトゲオタクなボクっ子。ネトゲの相方とボイチャするが、醜いので会う気はない。 美少女転校生は蛍。美少女だが生物部の面々に優しく接する。が、栞は母親から小説を書くことを禁じられており、作品賞に応募できないが、その作品を代理で応募して奪ったり、雪からは家族を奪ったり、桜の相方を奪ったりする。蛍の妹がオタクで、母親を刺し殺したことが原因でオタクを憎む。 どんでん返しは… そんな中、桜の相方と桜を語って会っていたが、相手も偽物で本物はデブヲタでデュフフと家まで会いに来た所を殺してしまう。栞に助けを求めると、しおりが桜の代わりに身元不明遺体になるから栞として生きることを提案される。栞として生きると、周り回って栞の母が実の母だと言うことが分かり、2021年には認知症介護だったがその母が死ぬ。ついでに桜の旦那も問題ありで一人娘を死なせてしまい、桜も旦那を殺して自分も死んだり、雪もフランスに行ってみるも…という感じだったりかなり壊れてる。 ラストは、蛍の父親を河川敷で見つけて、そこに戻る。 途中も面白く、どんどんよんでいけたし、どんでん返しも思わぬ方向に向いてて良かった。適度な壊れ方もあり、なかなか良い。 時代背景がちゃんと描けてるから、当時女子高生だった作者かなーと思うと大体それぐらいな、私と同い年だった。

    1
    投稿日: 2021.11.24
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    読む手をとめられなかった。 オタクという存在が虐げられ、嘲笑の対象となっているのが如何にも2007年ぽいなと感じた。 誰も幸せになれないところが悲しい。 いや、唯一栞だけは幸せだったのかな。

    4
    投稿日: 2021.11.10
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    読む手が止まらなかった。 電車に轢かれてバラバラになってしまった七瀬蛍、その携帯画面に残っていた「永遠の親友へ 私を殺してくれて、ありがとう」という未送信のメール。 冒頭から一転、物語は蛍が女子校に転校してきたところから始まる。オタク女子三人が集う生物部に入部してきた、「勝ち組」の権化のように美しい蛍は、それぞれに対して好意的に接してくれる。三人はそれぞれ苦悩を抱えている。母親が死んだ双子の姉の分までご飯を食べさせ自分を見てくれなかったり、有名小説家の母に顔を焼かれてうまく話せないため常にマスクをつけそれでも小説を書いていたり、ゲーム世界でできたコイビトに自分の本当の姿を知られたくなかったり。 蛍と関わることで彼女たちの世界は少しずつ変わる。そして――。 蛍の死が実はそういうことだったのか、そことそこがつながっていたのか、と驚く終盤で、やるせなさの中に蛍の光のようなわずかな光明が見えたラストだった。

    4
    投稿日: 2021.10.09
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    何故、この本自体がこんなにも「オタク」というものに過剰に反応するのかずっと疑問でした。 けど、後に意味が分かりました。 まず、思ったのは誰も幸せになれなかった物語でした。 最後の実の父に汚らしいと言ったところ、私は最高に好きでした。結局は顔なのかと、

    3
    投稿日: 2021.09.20
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    表紙とあらすじに惹かれて購入しました!蛍ちゃんにはやっぱり憧れちゃいます。デュビアを飼ってることが衝撃でしたが笑。あと、自分も蛍ちゃんの妹と同じようなことを親にしてしまう時あるから自分の行動を見直そうと思えました。ラストは切なかった。でも個人的にはもうちょっと捻りが欲しかったかなという印象でした。

    1
    投稿日: 2021.09.04
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    転校してきた可愛い女の子の「蛍」を同じオタクと思い仲良くしていた生物部の3人が「蛍」を亡くしてしまったことによって〜みたいな感じかなと思っていたら大違いでした笑 女の子というかこの世代ならではの悩みとかが凄い気持ち悪く書かれてて読んでて面白かったです。 蛍と栞が入れ替わっていたり、栞が亡くなったあとの雪と桜の生活も書かれていて大人になった後でも蛍に憧れという名の恐怖を抱いていたり幼い頃の夢を捨てきれていなかったんだなと感じました。 ページ数もそんなに多くはないし内容的にも読みやすいと思います!

    2
    投稿日: 2021.08.24
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    女子校を舞台にしたイヤミスと分類できるかな。どう話が転がっていくのか、先が気になり一気読み。面白い作品でした。 以前「花子」のお話を読んだときは綺麗な心を見た気がしたのだけど、今回の作品はストレートに女子の悪意が描かれているように感じた。様々登場人物の背景や出来事はあるのだけど、抱く悪意自体非常にストレート。若者が抱く感情はもっと複雑で、理解もできないものかと思っているのだけど、案外そうでもないのかもしれないですね。

    1
    投稿日: 2021.07.30
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    ーーーみんな誰かを殺したいほど羨ましい。 美少女である蛍と三人のオタクの物語。 一人称で書かれており読みやすい。 少女達のじっとりとした物語を想像していたが、割とラノベ寄りでキャラクター性と伏線回収が重視されていると感じた。 個人的にはもっとじめっとした陰鬱な雰囲気が良かったかな。 蛍に絶望と中途半端な救済を与えず、煌々と輝く光で勝ち誇ってほしかった。 少女だった私は……、 母のグラタンがもう一度食べたかった。 ただ、それだけだった。

    2
    投稿日: 2021.07.29
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    全員の見事にやな感じが素晴らしい。全てがちょっとずつ奪われていく。これを蛍が意図的にやっててくれたらもっとやな感じでよかった。

    1
    投稿日: 2021.07.28
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    チレンちゃん、デビューした時すごく好きだったんだけど、私年取ったんだろうな。そこまで感情移入できず、とっ散らかっていて、あまりうまいとは思えなかったかな。

    1
    投稿日: 2021.07.27