
総合評価
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powered by ブクログ普通とは違う見た目が原因で、母から疎まれてきたアナスタシア。新しい優しい家族に迎え入れられてからも、自信がない感じが悲しい。アナスタシアの辛さが垣間見える気がして。だからこそ、家族ではないオーランドが認めてくれたのは心から嬉しかったのかも。自分に自信のないアナスタシアが、オーランドを諦めきれず頑張る姿は応援したくなる。もう少し話し合った方が…。と思うこともあったけれど、お互いを第一に考えているのは間違いないから、微笑ましくて何だか嬉しくなった。
0投稿日: 2021.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
容姿のせいで実母に疎まれ、一部の貴族にも嫌われ、ゆえに自信のもてなかったアナスタシアが、最終的にオーランドと一緒になるために自ら行動できるようになるとは。 素晴らしい成長ぶり。 聖女として、王妃として、彼女は物語の初期とは比べ物にならないほどの重荷と責任を背負うことになったが、今の彼女ならば大丈夫だろう。 それでいて、閨ではいつまでも初々しいのだから、オーランドも骨抜きになるだろう。 番外編では積極的に彼を気持ちよくしようと努力しているし。 努力の方向性が違う気がするけれども。 オーランドの方は、アナスタシアへの想いは本物だが、如何せん常に後手後手。 王太子なのに味方少なくないか、彼。 だからアナスタシアの教会行きを止めようとして、寝台に引っ張り込むという荒技に出てしまう。 想いは通じ合えたけど、後の展開から鑑みるに、これ結局成功していないような。 あんなにおどおどしていたアナスタシアが最終的にはヒーローばりの頑張りを見せるので、オーランドは寝技に持ち込むばかりでなく、もっと頑張れよ!とツッコミを入れたくなってしまった。 最後は何とか根回しが間に合ったのはよかったが。 キャラたちの活躍がこちらの予想の全く逆を行ったことに驚かされた物語だった。
3投稿日: 2021.09.25
