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猫に知られるなかれ
猫に知られるなかれ
深町秋生/角川春樹事務所
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総合評価

7件)
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    第二次世界大戦直後の1947年を舞台にしたスパイアクションものだが、いつもの深町秋生に比べると斬れ味、エグさ共に薄味になってしまっている印象が強い。ファンの一人として帯の「最高傑作」に惹かれて購入したが、隔靴掻痒の印象が否めない。今までバイオレンス&ハードな世界観で鳴らしてきた深町であればもっと濃いものを書けそうな印象はあるが、本作に関しては「あれ?」と肩透かしを食らった気分である。

    0
    投稿日: 2023.05.19
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    深町秋生が 終戦直後のあの時代を題材に描くんだよ。 面白くないはずがない。 そう思って読み始めたせいで ハードルが上がりすぎたかなぁ。正直まったく期待はずれだった。 途中何回もくじけそうになりながらも 今にきっと面白くなると自分を励ましつつ なんとか最後まで読み通したけど 残念ながら期待は裏切られた格好。 残念。 解説で 本作は深町秋生の最高傑作と書かれていたけど そうかなぁ。深町秋生らしいスピード感もなく 登場人物たちも全くイキイキ魅力的でもなく ストーリーに引き込まれることなく終わっちゃったんですケド。 まぁ 見解の相違だな 笑。 次に期待。 おまけして星ふたつ。

    5
    投稿日: 2019.08.04
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    面白かったー!藤江と永倉の関係性がとてもいい。 ちょうど、天子蒙塵を読んだあとだったから戦時の情勢も頭にあって読みやすかったな。

    1
    投稿日: 2019.01.20
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    終戦後が舞台のスパイ小説。深町作品の中では、暴発するようなシーンがなく、最後まで抑えた表現で描かれている。

    0
    投稿日: 2018.05.30
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    終戦後の混乱の時代を描いたスパイアクションもの。 深町作品としては、ややライトな読み心地で好きな作品。 続くのかな…

    1
    投稿日: 2018.03.14
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    この人の本はどーも小難しく描いてて肩がこる。政治的なのかなんなのか。私にはよくわからんが、もう少し読みやすくてもいいのになー?とか思うけど、こういう小難しいのが好き!っていう人もいるんだろうからまぁそこがいいのかなぁ。 京極夏彦も小難しいー言葉とかよく使うけど、まだ読めるんだけど、そういうのが好きな作家さんなのかなーやたらスパイものおおいし。笑笑 キャラクターとか結構好きだし、内容も面白いんだけど、なんせ肩がこる。よみづらい。読み進め辛い作家です。

    0
    投稿日: 2017.10.22
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    敗戦後の日本を舞台にしたスパイアクション小説。単なるスパイアクションというよりも、敗戦により周囲から手のひらを反され、辛酸を舐めざるを得なかった日本人の悲哀をスパイたちの眼を通して描いた作品だった。 杉江松恋が『間違いなく著者の最高傑作』と称賛しているが、これには少し異論がある。深町秋生には他にも本作に勝るとも劣らない作品は数々あるのだ。しかし、様々な史実と創作とが融合したストーリーの本作がかなり面白いということには全く異論はない。 戦時中、香港憲兵隊でスパイ狩りを行っていた永倉一馬はその恵まれた肉体を武器に池袋でヤクザの用心棒を務めていた。そんな永倉を陸軍中野学校出身の藤江忠吾が秘密機関CATにスカウトする…

    1
    投稿日: 2016.10.21