
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかったです! 叙述トリックがなんたるかの勉強になりました。 ただ、他の方も書いている通り ふざけたと言うと語弊があり失礼ですが おふざけなところは 読むテンポが遅くなりました笑 叙述トリックで大どんでん返しのある 重厚なミステリーが読みたくなりました! なんやかんや言うてますが おもしろく、騙されました笑 後書き前の最後の話は 全話が繋がって おおー!となりました。
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ「トリック」が面白かった 最後のトリックまで楽しめた 語り口もクセはあるが面白い 著者の個性を感じる作品だった
0投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ超絶技法か、といわれると個人的にはノーです。 読み手に親切すぎる叙述トリック小説だと感じました。 割と楽しく読めました。
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ前から、ゆるいミステリを書く作家という認識 看破してやろうと手に取った人にはやや全体的にヒントを出しすぎている感はあるが、冒頭の解説から後書きに至るまで、読者サービス精神を感じた 叙述トリックの延長上にバカミスがあると思っているが、その方向に徹しても良いものを書きそう
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログもうタイトルのまんま。全ての話に叙述トリックが使われているということをタイトルで言っちゃってる短編集。しかも、本を開いたら各話のポイントみたいなことも全て書かれているという異色の作品。 いやー、素直に面白かった。個人的には「貧乏荘の怪事件」の叙述トリックというか仕掛けが一番好きで、ひっくり返され方に気付いた時に 「…ニヤ…フフフフフ(そういうこと!?気付かんかったんやけどwwww)」 ってなった!いやー一本とられたとはまさにこういうこと! でも、この本全体の大きな仕掛けの一つは途中で気付いちゃった。それでも何ら遜色することなく面白かったけど。 いやー、この本のアイデア思いついた時は震えるやろうな~。いいアイデア。後はあとがきもめっちゃ面白かった。この人の著作はこれ以外読んだことがないねんけど、今作についてはもうやりたい放題。遊び放題しててめちゃくちゃ好感持った。 ちなみに俺は電子書籍ではなく本で読んでんけど、この表紙の帯をずらしたらそこにも仕掛けがあるよ。電子書籍版は電子書籍版であるらしい。 多分、老でも若でも男でも女でも面白いと感じるんちゃうかなって作品。 …って思ったのに、これ書いてる時点での俺以外の人の評価の平均☆3.22かいっ
0投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログ①誰も入った形跡はないのに、女子トイレの詰まりがなおっていた謎。②顔しか知らない相手との恋愛を絡めた、大学写真部において、フィルターがすり替えられていた謎。③山荘密室殺人の謎。④釣り人殺人事件。⑤貧乏下宿における、謎の食べ物消失の謎。⑥巨大こけしに顔が描かれていた謎。 はじめに、全てに叙述トリックが使われていること、そして、そのヒントが書かれている。すべての話に同一人物が一人、入っていることも。そうして読んで、さいごのあとがきで、それもまたフリ(ギミック)だったことがわかり、やられた!となるのだけど、そもそもわたしには、一つもわからなかった。 こんなのを続けて読んでいると、そういう話じゃないのに、これ、もしかして男に見せかけて女なんじゃ、とか、めっちゃ年寄りなんじゃ、とか、勘繰ってしまってよくない。 別紙さんという特殊なキャラは、泡坂妻夫先生の亜愛一郎を思い出した。
0投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログくすっと笑えてミステリーとしても面白い、非常に良かったです。あと全体的にほのぼのとしていて気軽にミステリーを読めるのが良かったです。「閉じられた3人と2人」と「ニッポンを背負うこけし」の叙述トリックは解けました、嬉しい。「貧乏荘の怪事件」は私のいつもの癖で流し読みしたのがいけなかった…、しっかり一文字ずつ読むと良かったのですね…(これもヒントか?) この作者、「あとがき」でもやりたい放題でちょっと笑ってしまった。結構ポップで好み、この方の他の小説も読んでみたいなと思いました。
6投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ叙述トリックであると謳われているのに、 しっかり騙された。 個人的には種明かしに感じるカタルシスに 軽快さや爽やかな読後感を感じてとてもよかった。 ミステリが好きになり始めた人に こういうミステリもあるよ!と薦めたくなる一冊だった。
1投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ本作『叙述トリック短編集』は、そのタイトルが示す通り、叙述トリックを主題とした短編集です。本編に入る前に全事件のヒントが提示されるという、非常に挑戦的な構成が特徴的です。 このヒントは、予防線であると同時に読者を惑わす罠としても機能しています。ヒントと本編を過剰に見比べながら読み進めた結果、疲労しつつも見事に引っ掛かってしまい、作者の術中にはまるという、愉快かつ悔しい読書体験ができました。 ただし本作の事件設定は“妙”なものが多いです。「詰まっていたはずのトイレが目を離した隙に元通りになっている」「現像前の写真のコントラストだけが弄られている」といった具合に、トリックを優先するあまり、話が不自然な方向に振れている印象があり、ここは好みが分かれるかもしれません。 叙述トリックとしては上手いのですが、事件としての説得力や重みは薄め。コージーミステリーとしても、ちょっと軽すぎる印象がありました。 印象的な話は「背中合わせの恋人」です。読者への叙述トリックと登場人物に対する事件構成がうまく噛み合っており、本編の中でも一番楽しめました。 総じて、『叙述トリック短編集』は、読者を「騙す」ことに真正面から取り組んだ野心的な一冊です。事件設定にやや独特な癖があるものの、独特すぎる個性を持った探やテンポの良い平易な文体、短編集という形式も相まって読みやすかったです。 叙述トリックに馴染みのある読者はもちろん、推理の過程そのものを楽しみたい読者にとっても、十分な読み応えを備えた短編集となっています。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ日常系事件、短編ごとのトリックはシンプル、本全体のトリックも予想通り、驚きとか感動はなかったなあ、って感じ。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ叙述トリックを使っていると公言しているのが面白いと思い購入。 短編集なので1つ1つがあっさりめで、トリックも簡単に見抜けるものだったが、こういうのも叙述トリックなのか、と勉強になる感じだった。 ただどうしても文体が合わず、ふざけた感じの文章を無駄に読まされる箇所が多く、少々苦痛だったが寝る前にサクッと読むのにちょうどよかった。 ノベルゲーとかだとマッチする文体だと思う。本を読むぞと気合を入れて椅子に座って読むような文体ではない。
0投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ最初から最後まで人を食った語り口がとても好みでした。 この手のトリックに慣れ親しみのあるミステリファンなら違う感想になるかもしれないが、初心者の自分にとってはまさに痛快な内容でした。
0投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
叙述トリックであることを宣言しフェアに、むしろヒントたっぷりのハンデありで開始される作品。 個人的には叙述トリックはフェアでないと不満に感じたことがなく、どんどん完璧に騙してもらって、あっと驚きたいのでやっぱり宣言はなくていいかなと、読んだ結果思いました。 やっぱりヒントが念頭あって解けるより、読みながら紐解けていく感覚が楽しく、解けなければ文章の中のネタバラシでハッとしたいと、不完全燃焼という感じでした。 変態設定はカモフラージュによかったですし、試みも面白く、遊び心たっぷりで仕掛けを楽しめました。
0投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ短編集だし文体も読みやすいからササッと読めていい 当然の事ながら全部叙述トリックだし、ちゃぶ台返しにならないよう緻密に書かれてる だからこそ余計に、うわ〜もっとちゃんと考えれば気がつけたのにってなる 普通に悔しい 2話目が普通にいい話で好き あと、個人的に好きでめっちゃ笑ったなのは、最初の「読者への挑戦」の松方の部分と最後の話
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログなんというタイトル 叙述ですよって伝えちゃってる で、叙述なんで中身は一切感想話せませんが ひとつだけ 表紙 石黒正数さんなんですよ!!! 当時それ町を書いていた!!! これが知っていた人には最大のトリックなんじゃないですかねえ(当時のそれ町自体読まないとまったく意味不明ですけれど) もちろん絵自体にも読み終わった後ニヤッとできる所が改めていい作者だなーと
9投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログ内容はタイトルの通り。全体としては面白かったけど、インパクトに欠ける印象。 叙述トリックの名作と呼ばれるものは、仕掛けが大掛かりで、オチでの落差の大きさが読者へのインパクトになる。それが本作のような短編になると、落差があまり出ずに衝撃が少ない感じ。(最後の仕掛けは大掛かりで面白かったけど、半分くらいは予想できてしまったし。) ちなみに、表紙と帯にも仕掛けがあるのは面白い。なもんで、普段小説は電子で読むけど、これは紙の本で読んだ。
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ叙述トリックっていう、読者への挑戦状みたいな本に最初から挑んでいる感じ、かっこいいっす( ˙-˙ ) 特に犯人当てしようとか、どこに落とし穴があるかなとか考えて読んだりはせず、純粋に楽しみました。 読んでるうちにん?って思う部分はあったり、分かっちゃったりするところもあったけど、最後の最後にはおおおおってなったので、楽しかったます! せっかく読者を楽しませようと思って書かれているんだから、ストレートに読むのがオイラ的にはやっぱりおぬぬめだなって思うますんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
6つの短編集とあとがきで構成される叙述トリックで、どれもパターンが異なる。しかし6つ目の短編で、実はこれまで同一人物が1人と登場しており、同一人物と思われた人物は血縁関係だったというオチ。あとがきに関しても、著者によるあとがきではなく、『あとがき』というタイトルの作品であった。
1投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログすっかり騙されてしまって、そりゃあもう最初から最後まで。とても楽しく読めました。 みなさんも是非読んで“挑戦状”を受け取り挑んでほしいです。きれいに騙されて絶対解けないから! なんとなく、こうかな?くらいに引っ掛かりはするんだけど、じゃあなんでそうなの?まで行かなくて結局ただただストーリーを楽しんで読んじゃった。 解らないからより一層楽しめたのかもしれないって思うことにしようと思う。解らなくていいし、解ろうとすることが大事ってことで!(考えることを放棄したやつが何を言う)
0投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログトリックのアイデアは面白いけど、文体が読みづらく感じて、一話一話読むのに時間がかかりました。 ライトノベルなどよく読まれる方には合う文体かな?と思います。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
その名の通り叙述トリックだけを扱った短編集。どれも短いのでサクサク読めるのでそこまで読み終えるのに時間がかからない。ありとあらゆる?叙述トリックを扱っており、しかも冒頭からヒントまで出されている。ちなみに頭に入れずに読んでも普通に面白い。探偵役が全員別人なのには気付いたので、助手役が共通なんだろなあと予想できたのがちょっと残念。でもあとがきというタイトルの作品があってもいいだろ、というお話は面白かった。確かにあってもいいよね。
1投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログあらかじめヒントが提示されていたので、自分なりに注意深く読んだのだけど…やられた。 各話のトリック以外にも、紙の本ならでは、短編集ならではの仕掛けが色々あって、掌で転がされる楽しさを満喫。
3投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログこんな読書体験初めて! 終盤につれてこうなんじゃないかな〜と予想をしても、それを上回ってきて笑っちゃいました ヒントありの叙述トリックでも騙されるなんて!ミステリ初心者にも優しい読みやすい作品でした
1投稿日: 2025.03.14
powered by ブクログライトな読み口の連作短編集です。叙述トリックものとしてフェアであろうとすることで判明後の驚きがどうしても減ってしまうのが苦しいですが、魅力的なキャラのおかげで読みやすいので力を入れずに読むのをオススメします。
9投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログトリックパターンの紹介として読むならいいのかも。短編の出来というかわたしはミステリーであっても文章の美しさや話の完成度を求めていることが今回わかった
4投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ本全体のトリックや仕掛けは結構分かりやすかったです。サクサクッと読むつもりだったのですがあまり手が進まず予想以上に読むのに時間をかけてしまいました。 確かに叙述トリックを中心とした話なのですが、騙された!という快感はあまり無く、なんだかなぁ…という感じです。 なんか目が滑る文章だな…と終始思ってしまったので多分作者さんと相性が悪かったんだと思います。
2投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログエンタメに振り切った語り口 人の思い込みの強さ、固定観念の崩しにくさ そういうところをイジワルに突いてくる感じが楽しかった
2投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログさまざまな叙述トリックが楽しめるし 確かにしっかり読めば解けるのもある。 この人の注釈や後書きから滲み出る こちら側の人感が本当に好き。
4投稿日: 2024.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「叙述トリック」というタイトルに惹かれて手に取った本書。短編という事で1編あたりは軽いお話しではあるものの、こういう癖の強い探偵は読んでいて楽しい気持ちになりますね。 次回作も期待しています。
0投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前書きで本編には叙述トリックが含まれていることやそもそも叙述トリックとは何なのかについて書かれている。 「松方はどこにでもいる〜」の部分が特に面白い。 初っ端から心を掴まれた。 本編のお話も結構お気に入り。 トリックが含まれていると分かっていても騙される。 見抜けた時はドヤ顔してみたり。 最後の話が一番面白かった。 予想していた展開と全く違う大どんでん返し。 想像力をくすぐられる良い読書体験ができた。
14投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ叙述トリックの短編集 なかには叙述…?といった納得しがたいものもいくつあるが概ね内容には関心させられた しかし、あとがきを除いた最終話の政治に関する話はいただけない 独善的な作者の政治観が垂れ流されその前までのトリック話をすべて台無しにする 終わりよければすべて良しというものの真逆になってしまっていて非常に残念である
0投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログあーあ、 私にはうまく見破れない、、、、 わかったかも、 と思うものもあったけど。 結局なんというか、、、 負けたという気持ち。 面白い読書体験ができたと思うし、 読んでいて楽しかった!
0投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルの通り叙述トリックを使った短編集。最初に読者への挑戦状として叙述トリックの説明が挟まれ、全編で1人だけ同じ人が登場していることや、各話のトリックのヒントなどが提示されている。 タネ明かしのタイミングであれっ?てなる感覚を手軽に楽しめたし、表紙も含めて至る所に作者の遊び心が溢れていた。既視感から途中でトリックの推測がつくものも多かったけど、最後はすっかり騙されたので満足。 全編ででてくる人は別紙さんじゃなくて助手の女の子かなって途中で勘づいて、うーちゃん呼びのくだりで羽海だと気づいた。名字が中村に変わったのは本人が結婚したからで、別紙さんは2人いるっていうニアミスをした以外は見破ったと油断してた。最後のあらすじが物語になってて、各話のヒントがいまいちピンとこなかった理由に納得。
1投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログ読みやすかった! 気付いた仕掛けもあったし気づかないのもあったし伏線多くて読み返したくなる、最後のはなんとなくわかってたよ✌︎ ただ私は流し読みする癖があり細かい部分気づかない性格だから、伏線系の作品向いてないんだなと気づきました
0投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
叙述トリックって、最後まで読んで「ああ!そうだったのか!騙された!」ってなるのが醍醐味なはず…なのにこの本は、最初に「叙述トリックですよ」と種明かしされた上で読者がそれを見破れるかという、まさに読者への挑戦。 しかもご丁寧に最初にヒントまで示されているという。 叙述トリックものって、そういうことか!という爽快感を感じるときと、なーんだ、そんなオチか、ずるいな…という場合も正直あるので、そういう意味では最初に叙述トリックですよと明かされているので、ずるいという文句は言えなくなる。 どの短編も、ありがちな設定ばかりだけどまんまと騙されてしまった。 ただ、別紙さんのキャラクターが強すぎるせいか全体的におふざけ感があり、ミステリというよりコメディっぽい感じ。 あと、注釈が多いのも気になった(特にトリックとは関係なさそうだし)。 ただ、試みとしては面白かった!
1投稿日: 2024.09.13
powered by ブクログこちらも本タメでおすすめされていたので読んだ本。 読者への挑戦状というか、叙述トリックであることが明示された上で挑むもの。 よく考えたら、私はあまり叙述トリックが好きじゃないので、実はそこまで楽しめなかった。(著者のせいではなく個人の趣味嗜好の問題) なので、短編についてもちゃんと見抜けないままこういうのが叙述トリックになるのか〜と感心。 ただ、やはり最後の仕掛け(?)には騙された……
0投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログちゃんと騙されたー!!!!! ヒントまで出されてたのにーーー! 楽しかったー、、、 楽しくて一気読みしてしまった、、、 叙述トリック本当に楽しいな
0投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログ著者からの挑戦状です。まんまとやられた。タイトルの通り叙述トリックがあると言われて読んでいるのにちゃんと楽しめます。よく練られた作品だ。再読必須!全てが明かされた上で読んだらさらに楽しめそう。
33投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログ叙述トリックが好きな人はきっと満足する作品だと思う。 全話見破ってやるという気持ちで読み、とても楽しめた。(2勝くらいであった...) 短編集なので1冊の中で何度もどんでん返しを味わえるので、コスパのいい1冊だと思う。
0投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最終話で羽海が登場し続けていると分かっていた事に満足したもつかの間謎のあとがきを読み進めていくと不可解なヒントの答えが導かれた。意地悪だなぁと思うがミステリを読むなら従順すぎたと反省する
0投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中で、「この別紙さんやけに落ち着いてるな⋯前の章とは別人では?何人もいるのでは?」や「最初に書いてあった章のことって1つずつズレているのでは」などに気付きました、ヤッター! でも、いつもよりゆっくり慎重に読んだので疲れました。ほどほどに読んでほどほどに騙されるのが楽しいですね。 この本を読む前に、歌野晶午さんの「葉桜の〜」を読んだので、奇跡的な読み合わせだなと思いました。
2投稿日: 2024.04.19
powered by ブクログ頭からネタバレされているようなものなのに しっかり騙されてしまう。 作りが巧みでした、、 あとがきも含めて読むのがいいです。
32投稿日: 2024.04.09
powered by ブクログ何重にも叙述トリックかかかっていて、連作一編を2回読み直すことは想定していたけど、最後まで読み終えたあとまた最初から読み直すことになるとは思わなかった(笑)。 楽しんで読めました。
0投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログ1話目を読んで2話目に入ったあたりで、段々と違和感を感じ、3話目に入る頃にはなんかしっくり来ない感覚に包まれ、、 そろそろ良いかなと思いつつも、時折読み、 もう最後はいいかーと思ったら。 最後の最後は面白味がちゃんとあった! けど、文体とキャラがあまり個人的に好みではなかった、、そこがしっくりハマる人にはもっとハマる気がした。
5投稿日: 2024.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
複数パターンの叙述トリックを味わうことができた。 前評判で期待値が上がりすぎたせいで、少しだけこんなものかと思ってしまったので何も見ずに読むのが吉。(だからこの感想も「ネタバレ」にして隠しておきます。) 特別大きな事件などではなく少し馬鹿馬鹿しい事件がほとんどで、叙述トリックがなんとなくわかってるけど...みたいな人におすすめかなと 1つ目の短編にあんまりハマれなくて読むのに時間かかってしまったけどそれ以降はスルスル読めて良かった。
0投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログ叙述トリックのミステリに触れたいと無性に思っていたのと、表紙の仕掛けが好きで読んでみることにした。 確かにフェアな叙述トリックで、読んでいる途中に気づけるものもあったが、すっかり騙されてしまったのもあった。 話のテイストは意外にもコメディチックで平和的だった。久しぶりのミステリとしては良かった。
0投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ読者の先入観や思い込みを巧みに利用し、ミスリードをさせることで、読者が想像していなかった展開や結末で驚かせる手法をやりますよっていいながら、それをやってのける物語をつくるのはすごいとしか言いようがない作品だった。
0投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログまあまあ楽しめました。 別紙さんの雰囲気がいろいろ変わるな?と思ったら笑 「閉じられた三人と二人」のオチが一番笑えました。 (いや、笑う小説じゃないんですけど)
9投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログタイトル通り叙述トリックがふんだんに含まれた短編集です。作者独特のユーモアを交えながら事件を解決していきます。このユーモアも作中のトリックも、若い年代の時に読んでたらハマるものがあった、、と思いますが、ちょっと期待外れな読了感となりました。
6投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログどの話も良く考えられていて面白い。やられたーと思ったのは「貧乏荘の怪事件」。自分がいかにちゃんと読んでないのかがよく分かった。
13投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログあらかじめ叙述トリックであると看板を掲げて、「だまされないように」と念押ししている時点で、絶対に見抜かれないように細心の注意を払って作ってあるんだろうなぁという感じ。もちろん、ぜんせんトリックなんか分からないけど、何がなんでも見破られるわけにはいかない"仕掛け"に細心の注意を払ってあるのはひしひしと感じるし、単純に謎がそんなにおもしろくない。 あとどうして叙述トリックものって、奇抜なキャラが使われるのかな?目眩ましになるからなのかな?イライラさせられるだけで、全く魅力を感じない…そうやって真実から目をそらさせるのが狙いなのだろうか? とりあえず仕掛けは凝っていたし、本のカバー&帯も騙し絵になっていたところを評価して星三つ。
19投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログ試みとしては面白いなと思ったけれど、各話の叙述トリックはいまひとつで、あらかじめ公言しているかどうかや、フェアかアンフェアかが問題でもないんだなと思った。 背中合わせの恋人は話が好みで、★4個。
0投稿日: 2023.12.15
powered by ブクログあらかじめ「叙述トリックだよー」と言われてなければ、このやろう!と本をぶん投げたくなっていたかもしれない。遊び心というよりはいたずら心を全力で飛ばしてくるくる本だ! やっぱり叙述と言われていてもぶん投げたい気持ちになるかも知れない。注意深く読む分、騙されるとね… でも許そうと思う。最後の仕掛けだけ、解けたから。
3投稿日: 2023.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まあまあ面白かったです。 ちゃんと叙述トリックしてた。 全話通して出てくる人が実は兄弟で違う人が全話通して出ていたり、名前が長すぎて別の名前になっても気づかなかったり全員実は老人だったり、実はただの人違いとか映画見てただけ…など、叙述トリックいろいろ見れてよかった
0投稿日: 2023.11.22
powered by ブクログミステリーデビューしてみた! ハッとさせられる物語ばっかりだったし、 そうなるんだぁって思って、ミステリー初心者にはちょうどよかった。
0投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログ*注意! この短編集はすべての短編に叙述トリックが含まれています。騙されないよう、気をつけてお読みください。 何も考えたくないなぁ…って人にも、 あぁ、叙述トリック解きたいなぁ って人にもオススメです。
1投稿日: 2023.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「この短編集はすべての短編に叙述トリックが含まれています。騙されないよう、気をつけてお読みください。」 ミステリにはいろいろなトリックがあるが、この本は、叙述トリックが使われた短編集である。 作者ははじめに叙述トリックがどういうものかを読者に解説し、さらにこの本の全ての話に叙述トリックが使われている、と親切にも教えてくれている。 その上で、トリックを見破れるかどうか、読者への挑戦上を記している。 ‥‥ 叙述トリックがどういうものなのか、勉強になりました。 この本には、6種類の話が書かれていて、日常で起きた些細な事件だったり、どの話もなんだかほほえましいユーモアある話でした。 トリックがわかればスッキリ。 文章を読むって面白いなあと思える本でした。 2023年10月15日
7投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログ普通に騙された☺︎ 短編集だけど一つ一つの謎が難しくて、ミステリ初心者の私には頭に"?"が常に浮かんでた。 なぜか分からないけど長編の作品を読んだ時よりも、読み終わった後の達成感が凄いです。 おめでとう。自分。
0投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログ大変面白い試みであったが、 正直な話、「叙述トリックを使っているだけ」と感じてしまった。 実は短編の最初の一つを読んでから、半年ほど期間を空けてしまい、まえがきにヒントがあったことすら忘れてしまっていたのだが、 作中に沢山のヒントがあったので、どれも簡単にトリックが分かってしまったというのも、物足りなさに拍車をかけているのかもしれない。 自分は叙述トリックが好きなのではなく、あくまでどんでん返しが好きであること。 物語の終盤で違和感を覚え始め、頭は疑問符だらけ、そこから全てがひっくり返る、 その中の手法の一つとしての叙述トリックが好きなのだと理解することが出来た。 つまらなかったわけではないが、 叙述トリックは騙される時間が長ければ長いほど衝撃なので、短編集とは少し相性が悪かったのかなと思う。
0投稿日: 2023.09.08
powered by ブクログどこか違和感はずっとあったけれど、最後まで騙されてしまった。精巧に散りばめられた伏線の数々、とても面白かったです。
1投稿日: 2023.09.04
powered by ブクログ叙述トリックは最初こそびっくりしたけどもう食傷ぎみでそれっぽいのは避けるようにしているのですがあらかじめそれを前面に出してる場合どんなかなあとついつい読んでしまいました。この場合騙されないよう注意深く読むのがいいのか騙されるべきなのか悩みましたがやっぱ騙されてこそやろうと思ったのでなるべく騙されてみようと思いました。結果的には「ニッポンを背負うこけし」は隅から隅まで騙されなかったので基本的にはほぼ騙されなかったわけですが「貧乏荘の怪事件」だけは騙されたのでした。
1投稿日: 2023.08.01
powered by ブクログ見事に騙されました。 気持ちいいくらいに騙されました。 文章が軽快で読みやすく、時々クスッと笑える場面もあります。 あの手この手を使って読者を騙そうとしてきますが、一つも見破れませんでした。 ぜひ、あとがきまでしっかり読んでください。 くれぐれも、あとがきを先に読まないように。
1投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログ叙述トリック好きになってからずっと読みたいと思ってて、中古でやっとゲットできた!しかも帯付き! でもやっぱりどうしても短編は面白いのとそうでないのがあって、読むスピードも遅くなってしまう。 個人的に、2話目と3話目が好き。2話目はちょっとキュンとなって、3話目はこれぞ私の好きな叙述トリック!って感じで騙されて楽しかった。 5話目は作者の思う壺だったわw その他は期待しすぎたせいもあっていまいちだったかな…。キリンとかタマゴ産むとかは個人的には不要。 最初のヒントは書き方からしてなんか怪しいとは思っていたし、途中でおかしいなって気づいた。なるほどねー
2投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ噂には聞いていたけど本当に新しい試み。 全話に叙述トリック使ってますよと宣言をした上での短編集。 徐々に形容し難い違和感が大きくなっていく感じが面白かった、解きたいというよりは騙されたいと思って読んだ。
2投稿日: 2023.04.03
powered by ブクログカバーイラストが石黒正数なのに引かれて購入。 叙述トリックを暴いてやるってよりはふつーに物語を楽しめました。登場人物のキャラがなんとなく石黒正数のマンガキャラとにてる??思い込みかな。。
1投稿日: 2023.03.09
powered by ブクログこの短編集は『叙述トリック短編集』です。収録されている短編にはすべて「叙述トリック」が含まれていますので、騙されぬようお読みください。 最初から「全編に叙述トリックを使った短編集ですよ!」と宣言されているミステリ短編集。 叙述トリックが使われている小説というと、予備知識なく出会うのが理想で、誰かから紹介されると「うーん、お勧めなんだけどでも何も知らないで読むのが良いと思い! あでもこれもネタバレになるのかな……」みたいな描写で「あっ……(察し)」となるのがお約束みたいなところありますが、最初から作者さんに開示されているというのはそれだけで新しい感じがありますね。 叙述トリックは読者をいかに騙すかに重きが置かれている雰囲気がありますが、正々堂々と勝負! といった感じで好感が持てます。 ただ、叙述トリックだと開示されている故逆に答えが明らかにされた時の驚きが薄くなってしまい、そこは少し残念です。 全体的にドタバタした感じの、日常の謎ミステリ。叙述トリックがメインで、個々の事件のトリック自体は割とバカミス的なノリなので、本格的なミステリファンの方には物足りなそうですが、作者さんが楽しく書いたんだろうな~という雰囲気が伝わってきて楽しく読めました。
12投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログブフっ! っと一人で吹き出したりしてしまうようなやりとりがあって、ユーモアさはサイコーなんだが。。 だがしかし。 トリックとするのは、、、まぁ、ちょいと無理がなきにしもあらず、、、、 映像になったら絶対わかるよね。っていう。 なんだろ、小説だからわからないけど、、、これ、当人たちにはモロバレなトリックでは?と、思うんだけども、、、、そういう意味で、ゆったり謎解きするのは、なんだろうかな。なんか、いや、そこいたらわかるやん!っていう。 わかる?本に入りすぎるがために、矛盾が苦しい。 それはないよ。ってやつね。 なんだか小説だからいいっちゃいいんだけど。物語に入り込んだわたしとしては、とても不満でしたとさ。
0投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログくだらない、変な本でした。(褒めてる) ミステリーとしてはライトな感じなので重めのものを読み慣れてる人には物足りないでしょうが、ちょっと暇つぶししはいいと思う。 一気に読んだ方がひっかかりにくいかも? ミステリーというより謎解きが好きな人に向いているのでは。 個人的には好きなタイプ。
0投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログタイトルや最初の章からも、叙述トリックが使われていることが全面に押し出され、とても挑戦的な書き出しでしたが、最後までタネが分からず、かと言ってネタバラシは多少突飛な話もあるけど、納得できる結末になっていたと思います。 各章にどんでん返しがあり、また全編を通してもどんでん返しがある作品で一気に読めました。
0投稿日: 2022.12.22
powered by ブクログ叙述トリックは効いてるんだけど、ストーリーが面白いと思わなかった。クスッと少しほっこり。最後にそうだったのかと全てがつながる場面でも、どんでん返しのような衝撃はなし。
2投稿日: 2022.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
探偵のキャラクターが途中から統一感がないなと感じていたけど最後で納得、そして騙されました。本格ミステリーという感じではなく違和感に気付けるかという雰囲気だった。
1投稿日: 2022.10.01
powered by ブクログいかにも似鳥先生らしい展開。 文体がスタイルとして確立している。 ストーリー的にはヨメタ!って展開と、そうきたかの両方。 再読するほどではないかなぁ… ※評価はすべて3にしています
0投稿日: 2022.09.22
powered by ブクログ夏休み-19 Quiz Knock主催のクイズ大会(WHAT)の副賞に、ふくらさんが選んでいた本で、うわあおもしろそうと思って読んだ。 叙述トリックはほとんど伊坂幸太郎でしか体験したことなかったので、あーこういう騙し方ねー、ふーん、くらいの感じで5編まで読んだ(長いわりにそこまで面白くなかった)んだけど、6編目でやられた〜〜〜!って感じ。何層にもなった仕掛けが上手に効いてました。でも伊坂さんの騙し方の方が好き!
2投稿日: 2022.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
叙述トリックと最初から示されている一冊。 最初は叙述トリックとは一体何なのかから始まり、読むときにはどんな所に気をつければいいのかという所まで明かした上で展開されていく。 ここからはネタバレ まさか、「別紙」がそれぞれのストーリーで全く別の人物として出ていたというのがとてもびっくりした。そもそも「別紙」という名字が珍しいものである事、趣味嗜好が全員似たり寄ったりだったのでそれがよりミスリードを誘う形になっているのが面白い。 共通して登場する人物が「別紙」ではなく「羽海」が毎回登場しているという落ちは最後の最後に気づいたのが、そこまで気づけなくてとても悔しかったです。 そしてこのストーリー自体が「羽海」が子供から大人になるまでの時系列で描かれている所がとても面白かったです。もしかしたら、この本の表紙に出てくる人たちは各ストーリーに出てくる「羽海」なのかなと、そうならば、表紙から二重の意味で騙されていたのと思いました。
41投稿日: 2022.08.11
powered by ブクログ2022-05-19 タイトル通りの短編集。まあ「そのための」トリックが目立つし、心に迫る部分はそれほど無いのだけれど、よくこれだけ仕上げたものだとは思う。
0投稿日: 2022.05.19
powered by ブクログYouTube『本タメ』で紹介されていた本。叙述トリックが好きなので、早速読んでみました。各編とも叙述トリックがすばらしく、それぞれ面白かったが衝撃度は少ない
0投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログ叙述トリック読み慣れると、一番大きなトリックはなんとなくほんのりわかる。説明が丁寧で、真っ向から正々堂々?勝負かけてくるところが好印象。キーワードは別紙さんで、やっぱりね。 驚き、ロジックは少なく暇つぶしにはいいが、どっしり腰を据えて楽しもうと思うと物足りない。
2投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ2022.2.3読了。 サクサク読めて面白かった。 短編なのでトリックの驚きもライトだけれども、ふふふと笑いながら楽しめるミステリーはこの本が初めて。 森見登美彦さんの本が好きな人は楽しめると思う。
0投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログ謎解きゲームをするような感覚で楽しめました。 メイントリックはそう難しくなく、違和感を拾っていけば見つけられそうです。 キャラも立っていて読みやすいので、ライトに面白がって読むのに良いかと。 ただその分お話の没入感とか背景描写は薄め。 2話目がかわいくて好きでした。
0投稿日: 2022.01.21
powered by ブクログ短編一つ一つはそこまですごい!という感じではないのですが、最後の話を読むと今まで読んできた短編が繋がっていてうぉーとなりました(語彙力のなさよ笑)こういう感じの短編集好きです笑 こういう感じの短編集あったら教えて欲しいです♪
1投稿日: 2021.12.16この本はかつて別のレーベルで出た本の再販です。
積読中のため本文無し。 過去買ってないかご確認ください。 自分が二重買いしたので念のため。
0投稿日: 2021.12.06
powered by ブクログタイトルとおりの叙述トリックの短編集。最後以外のトリック自体はまぁ理解できるが最後はなかなかの仕掛け。試みとして面白い。 どうしても短編集なのでキャラや背景にのめりこめずに、いまひとつ熱中ができませんでした。また文章も、高いレベルで書いたブログ小説のような印象で、理解できるようで、理解しづらく、少々読みとるのが大変でした。自分だけならごめんなさい。
7投稿日: 2021.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
叙述トリックミステリー、最後の最後のどんでん返しが、途中で話し方や趣味の幅からわかってしまったので、あんまり衝撃がなかった。 あと、ミステリーとなっているもののテーマがライトなものが多くて、あんまり読みながら「真実を知りたい!」とならなかった。終始さっくり読みで終わってしまった。。。
0投稿日: 2021.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルにも付いている通りこの本は叙述トリックを使って書かれた本だが、叙述トリックがあると分かっていても騙されてしまう。 しかも本の冒頭には、お話ごとの叙述トリックのヒントまで書いてある。さすがに挑戦的すぎて心配になったが、最後のお話を読んだ時、全てが理解できた。この本は、単に叙述トリックのお話を詰め込んだだけではない。
0投稿日: 2021.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルに惹かれて購入。途中までは「うーん、こんなもん?」と思いつつも最後の最後で騙されました。叙述トリックはやっぱり面白い。 たしかに、【同じ登場人物が一人】出てきてました。わかった瞬間めちゃくちゃ気持ちよかった。
1投稿日: 2021.10.13
powered by ブクログ’21年10月1日、読了。図書館本。似鳥鶏さんの作品、初です。 うーん…どうだろう?なんとか最後まで読んで(途中で止めようと、何度か考えました)、騙されましたし、うまく出来てる、とは思いましたが…何か、ちょっと「違う」という感が…。 確かに「叙述トリック」なんですけど…僕は、満足できなかったです。いわゆる普通の「叙述トリック」ではない、と。いつもの、他の、好きな「叙述トリック」物と比べて、「うわぁーー」という驚き&快感(?)が、ありませんでした。 でも、この「普通でない感じ」が、ファンの方々は好きなんだろうなぁ、とも思えました。ライトなかんじ、というか…。この人の他の作品も、こんな感じなのかな? まあ、僕には合わなかった、という事なんでしょう。矛盾しますが、トリックは、良くできているなぁ、と思いました。
8投稿日: 2021.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実に似鳥さんらしいというか、筆者が全力で楽しく書いていることが伝わってくる、ハチャメチャながら笑って許せてしまう一作。予め「叙述トリックです」と前置きしているからこそ許されるようなぶっとんだトリックや真相が目白押しで、とは言え、綿密な伏線もきちんと仕掛けてあるのがすごい。 各話のトリックというかネタは、込み入っているものが多いので、メモなしで全容を把握するのは難しいものの、大まかな真相はなんとなく掴める……ような、そうでもないような?(笑) 短編の一つ一つが最終的に集約されて大きな真相に辿り着くのって、読んでいて痛快ですよね。 全般的にストーリーはしょうもないものばかり(誉め言葉)ですが、二作目の「背中合わせの恋人」だけは、叙述トリックとは離れて純粋な青春小説としても楽しめました。 それにしても、この筆者の作品に高確率で登場する変態は、まごうことなき変態なのに見ていて不快にならないところが凄い(誉め言葉) そして相変わらず、軽快な文体と、詳細な脚注、ふざけ過ぎにもほどがある「あとがき」が大好きです(笑)
1投稿日: 2021.07.27
powered by ブクログもともと叙述ミステリーの多い作家ですが、初めから叙述と銘打った上でノリノリで書いてる感じですね。叙述ミステリーは1読めと2読め以降では味わいが全然違うので、ガチで作者に挑むのか、軽い気持ちで読むのか、読む前に覚悟を決める必要があります。
6投稿日: 2021.07.22
powered by ブクログ叙述トリックらしい叙述トリックとは言えない。 まあ勘違いさせるような書き方にはなっているけど。 叙述トリックを探しながら読まないほうが良いかな。
1投稿日: 2021.07.17
powered by ブクログこの作者はアンソロの一編くらいでしか読んだことないのだけれど、タイトルで叙述トリックを用いていますと明言した上でも読者を十分に楽しませますよ、という気概に感化されて読みはじめる… 読みながらちょいちょいあれ?と思ったりしてましたが、ところどころのバカミス的なノリも含めつつ、なんだかんだで捻りが利いてて楽しめました。
0投稿日: 2021.07.12
powered by ブクログ6話からなる叙述トリック短編集。 前書きに「読者への挑戦状」としてトリックのヒントがありますが、そう簡単ではありません。 謎解きが好きな方は楽しめる一冊となっております。 なんとかトリックを見抜いてやるぞと集中しすぎて疲れてしまうが・・・・ 案外いつもどうりの読み方の方が文章に違和感を感じて見抜けるかもと思ったりしたりしました。
0投稿日: 2021.06.12
powered by ブクログ叙述となっているため少し回りくどさを感じ、読むのに時間がかかってしまいましたが、騙されることを前提に読んでいたのでそれなりに楽しめました。 ここまで叙述トリックに重きを置く取り組みが著者のすごいところだと思います。
7投稿日: 2021.06.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わって最初の感想が、 あとがき…あとがきが…!(笑) 最初の注意点はそう言う意味だったのか…(笑) でした\( ´ω` )/ 最後の最後まで意匠が凝ってて面白い。 叙述トリックと言う事で、閃きと違和感を大切にすると犯人像が見えてくるお話もあります。 誤解を招く言い回しや書き方だけで構成されているので、自分の認識が違っていたと分かった時はアハ体験が出来て面白いです。
1投稿日: 2021.06.03
powered by ブクログやろうとしてることは面白かったんだけど、 なんだかイマイチでした。 短編集だったからかなあ。 叙述トリックは最初に言われちゃうとつまんないのかも。アンフェアでなんぼ、だものね。 叙述トリックもの、大好きなんだけどなあ。 後書きのノリと挑戦状でわくわくさせてもらいました。
2投稿日: 2021.05.29
powered by ブクログ読者への挑戦状 ちゃんと流す神様/背中合わせの恋人/ 閉じられた三人と二人/なんとなく買った本の結末/ 貧乏荘の怪事件/ニッポンを背負うこけし/あとがき ??帯が上に付いている……なんとなくめくって見る ……なるほどねフフフ 叙述トリックというものに気をつけると、わたしの読み方が変わってしまうので早々に取りやめる。引っかかったらその時とお話に集中することにした。 えーーっズルい! もあったけれどまいりましたもあって、楽しかった。
1投稿日: 2021.05.13
powered by ブクログタイトルにもある「叙述トリック」とはなんぞや?という話になりますが、著者によると「文章そのものの書き方で読者を騙すトリック」という説明がされています。つまり、この本は収録された6編すべてにそのトリックが含まれているという短編ミステリーなのです。 ということは注意深く読んでいけばそのトリックに引っ掛かることなく真相にたどり着けるのか?という挑戦を読者に仕掛けているのですが、正直に言っちゃいましょう。完全にやられました。それも前書きにわざわざ太字でヒントを出してくれていたにもかかわらず。 「私は騙されないぞ!」という自信のある方、「叙述トリックとは何ぞや?」という方はぜひ読んでみてください。そして「やられた!」ってなってください(笑)
1投稿日: 2021.05.05
powered by ブクログ確かに最初から「これは叙述トリック集ですよ」と明かされている以上、アンフェアとは言えないし、この作品を選んだからにはそういう心構えで読まなければいけないということを考慮しても無理矢理すぎる。 結論ありきでそこまでどうやって辻褄を合わせようかという構成ばかりで読んでて気疲れする。トリックが判明してもなるほど、とすっきりする場面はあまり無く、「ああ、まあ、確かにそういう解釈で読むと違って見えるのか、なあ……」というもやもやすることが多い。個人的には『閉じられた三人と二人』くらいしかシチュエーションを活かしきれていなかったんではと思う。(それでも疑問に思う記述はあるけども) 「叙述トリック」という要素に重きを置いたが故に矛盾が生じる(と思われる)部分もあったけど、これは著者の思惑通りなのか判断がしかねるのでなんとも言えない。 あとしょっちゅう文中に注釈(※)が出てくるが、煩雑なだけで必要性を感じることが出来なかった。話の根幹に関係のない要素をわざわざページを繰って見に行く人がどれだけいるだろうか。(しかもその短編の終わりにまとめられているわけでなく、短編内の章終わりに解説がある上に本当に雑談といった感じで話の大筋には何も影響しないし、Kindleですらタップで飛べない) 試みとしては面白いものの、始めから思わせぶりにハードルを上げた割には、といった印象。
1投稿日: 2021.04.22
