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プレカリアートの憂鬱
プレカリアートの憂鬱
雨宮処凛/講談社
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総合評価

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    数週間前の土日、派遣で働いたばかりだったため妙にリアルに感じてぞっとした。現実をもっと知っていかなくちゃとおもうと同時に、社会主義について考えるようになった。

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    投稿日: 2011.06.30
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    いやーだいぶ落ちたよ。 プレカリアートとは、「不安定な」(英: precarious、伊: precario)と「労働者階級」(独: Proletariat、伊: proletariato)を組み合わせた語で、1990年代以後に急増した不安定な雇用・労働状況における非正規雇用者および失業者の総体。 プレカリアートと呼ばれる人達の叫び。叫びというか日常。 彼らの日常は私たちにとって脅威だよ。 人間の幸せってなんだっけ。働くこと、生きること、日々喜びを感じること。 根本が揺り動かされてしまうよ、この本で。 この本を読んで取るべきアクションは今の環境やポジションを守る姿勢になることじゃない。 知ること、情報として事実として訴えることが、彼らの生活を変える可能性があるんだよ。 だから、私もしっかりと事実を知る。事実とは言えないかもしれないけど、社会をそうやって相対的に俯瞰してみていくことが必要なんだと思う。 もっと、たくさんの人に読まれる本になりますように。

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    投稿日: 2011.06.04
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    この本に書いてあることは、就職先の決まらないまま大学を卒業しようとしている自分にとって、近い将来自分の身にふりかかる出来事であるかもしれないと思う。 あとがきを読んで泣いてしまった。

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    投稿日: 2011.01.31
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    プレカリアートとは「不安定さを強いられる人々」の総称だそうです。 フリーター、派遣、契約社員、ニート、引きこもりの人々とかだけではなく、零細自営業、農業、漁業など生活や雇用の不安定な中に生きている人々のことだそうです。だれもが最低限生きていけるような(憲法にうたわれてますけど)ボトムアップを目指す運動をしているのだという。 いかに貧困を強いられ、不安を強いられているのかということがルポされていて、それはそれで興味深い(身にもつまされる)のだけれど、泣きたいために悲恋話を読むように、傷をなめたいために読んでいるような気がする。 最終章、森達也さんとの対談が載っているのですが、森さん世代の私としては、そこまでいったら革命だよねと思ってしまうのですよ。政治家になって闘おうよと思うのですよ。やっぱ良く分からん。

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    投稿日: 2010.06.30
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    まーひどい話だが、よくある話でもある。 でも、こんなことを許してちゃ日本はだめなっちゃうんだろうな。

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    投稿日: 2010.04.18
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    いろんな人たちの登場により、リアルな現状が伝わってくる一冊。 「引きこもりはたてこもり」や「希望は、戦争」、「現実への逃避」という言葉が印象的。 生きるということについて、考えさせられました。

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    投稿日: 2010.02.08
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    バブル世代として、今就職できない若者のことを知りたいと思って読みました。 派遣のランチのストレスとかも、わかる~ 普通に働くのが難しい時代。

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    投稿日: 2010.01.11
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    怖えええええ これがリアル...... 人ごとじゃない 日本の格差社会もここまで来ちゃったのね 不幸だ 09/07/26

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    投稿日: 2009.07.30