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皓月3 皇極・斉明天皇物語 第三部
皓月3 皇極・斉明天皇物語 第三部
梅前佐紀子/幻冬舎メディアコンサルティング
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総合評価

2件)
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    面白いです。「筆力がある」というのでしょうか、文章も迫力があって、どんどん読ませます。 一寸残念だったのは、前の巻と同様、やはり男女の愛憎主体の物語で、政治や国造りへの思いの表現が少ないことでした。

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    投稿日: 2015.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻未読。2巻既読。 すっかり内容を忘れていたのだが、読んでいるうちに思い出した。 3巻は大化の改新後~白村江の戦いへ。+後日談として壬申の乱ちょこっと。 葛城と間人、小足媛と鎌足と鏡姫王の関係の解釈は面白いなぁと。 ただ釈然としなかったのが後日談でいきなり大田皇女の密通と有間への思いが出てきたこと。 墓の成り立ちから考えられたものかもしれないけれど、唐突過ぎてびっくりした。 1巻未読のためかもしれないが、前半わりと葛城の視点が多かったのに、ラストへ向けて駆け足でアヤになっていったのが微妙でした。難波からの明日香戻りとか、理由付けが面白い展開だったのだけれど、孝徳崩御あたりから通史をなぞるだけのようになってしまったのが残念。

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    投稿日: 2015.04.15