
総合評価
(36件)| 4 | ||
| 12 | ||
| 13 | ||
| 4 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトル通り、ストーリーが進む事にユリコは一人になっていった そこまでひとりにする?ってとこまで容赦なく一人にしていっててちょっと可哀想だった
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
わかりやすい叙述トリック。 中盤からなんとなく真相がつかめ、どう展開していくのか楽しむことができ読みやすかった。 ユリコ様という存在は学校の悪意という解釈をした人間がユリコ様を信仰する人間に暴かれ、自由になるのは皮肉だなと感じた。 終盤にかけて更にさらに真実が明らかになっていく部分は予想できず一気に最後まで読んでしまった。
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ読みながら犯人はこの人だろうと予測していたが、まさかそんなところにも裏があったとは!?と最後まで楽しんで読めた。
3投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ斬新で楽しめました。 ユリコ様の伝説から始まる事件の数々。助けになってくれる友達の存在。解き明かされていく真実。 テンポよく語られ読みやすかったです。 現実味が足りなくて、どこか無理矢理感は感じましたが軽い読み物としてちょうど良かったです。 ラストはそうだよなぁと随所で光る不自然さを綺麗に回収してくれました。その動機で動くのかと疑問はありますが、面白かったです。
0投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログ貴戸奏太さんの作品初めて読みました。2025年初作者4人目。 展開的には読み通りでした。怪しいなあと思った人が普通に怪しかった。 でも読みやすかったのであっという間に読めました。 どうやったかの推理は苦手ですが、どうしての方が当たる気がします。
1投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログ「ユリコ様伝説」が崇拝されている高校で、「ユリコ様」を決める争いに巻き込まれた主人公が、親友とともに連続死の真相と伝説の謎に挑むのだが… 結末に向けての怒涛の展開と、明らかになる真相。段階を重ね加筆修正し、より精度を上げた結果としての本作とのことで納得しました。
0投稿日: 2024.12.19
powered by ブクログ主人公が通う百合ヶ原高校に古くから伝わる『ユリコ様伝説』を発端とした連続変死事件を解決していく学園ミステリーで、主人公の親友兼探偵役の美月の存在やオカルトのような言い伝えを論理的に推理していく過程が面白かった。読了後に「タイトルの意味ってそういうことか!」という驚きもあって良かった。
1投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログ貴戸湊太『そして、ユリコは一人になった』 2020年 宝島社文庫 2019年の第18回『このミステリーがすごい!』大賞U-NEXT・カンテレ賞受賞作。 著者デビュー作。 著者作品は先に「認知心理検察官の捜査ファイル」シリーズを読んでいて、おもしろかったのでデビュー作も購入しました。 次から次に謎や事件がおこる学園ミステリー。主人公とその親友が軽快にその謎を深く読み解いていきます。 どんでん返しの連続!理路整然と展開していくスリリングさが怖さも感じつつ、心地良いです。 そしてまだこれでもかというどんでん返しの展開には正直驚きました。 もう僕の中ではこれで解決したんだと思い、かなり油断していました。 まさに映像作品向け原作だと感じるので、授賞理由も納得の作品でした。 #貴戸湊太 #そしてユリコは一人になった #宝島社文庫 #このミステリーがすごい! #読了
4投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログ学校生徒の間で密かに囁かれる「ユリコ様」伝説、それに関連して起こる怪事件…というよく聞くテーマではありますが、それをミステリーとして昇華させている点が良かったです。 犯人の動機は推理しやすい物でしたが、そこに至るまでの群像劇が良かったです。
0投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
貴戸湊太の作品を読むのは初。 どうやら本作がデビュー作らしい。 文体はあまり癖がなく、割とライトな印象。 最後少しダレたかな?とも思うがそれなりに面白く、スラスラと3時間ほどで読めた。 ユリコ様の日記が出てきた時にもう《秘密》には気づいてしまって、犯人の目星もついてしまったのが残念。 終盤は、推理が時明かされ「おぉ!」という思いよりも 答え合わせで読んでいたけれど、最後はほんのりイヤミス風味。 イヤミス大好き民としては もっと突き詰めて攻めて欲しかった気もする。 彼の今後のイヤミス作品に期待。
0投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ第18回『このミステリーがすごい! 』大賞、U-NEXT・カンテレ賞受賞作! ・何重にも重なった謎が解き明かされていく爽快感がたまらない ・最後にタイトルの意味が分かる ・細かい言葉選びから感じる違和感が全て回収される 久々のミステリー楽しかった
0投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログユリコを取り巻くミステリー。設定も面白いし、途中読むうちに犯人の目星はつきそうなものの、最後のページまで油断できなくてすぐに読み終わった。現代ミステリーな感じがして良い。
1投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中で出てくる叙述トリックらしき文はなんかよくあるやつで読みながらこういうことだとすぐに分かった 盛り込まれている要素がいかにも若者受けしそうで(露悪的か?)新人さんが賞を取るんならこういう作品なのかな…と 呪いの否定をしながら一番呪いに雁字搦めになってちゃ世話ないよなあ
0投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマを先に見てから読了。 Wikiに結末が大きく異なると記載があったため、犯人などから違うのかと思ったがそうではなかった。 変更点は大きくニつ。 犯人の動機・主人公と親友の関係が大きく異なる。 メディア化を見据えた賞でありながらも、主人公と親友の関係性が全く違うため結末が異なるのは通りだろう。 美月の行動理由に人間味があり、ラストがタイトルに帰結し完成する物語であるため納得がいく。 ドラマでの少女同士の特殊な関係性、また犯人の動機が姉の復讐であるということから何を重要視しメディアが受けると思って作っているのかが見てとれる気がする。
0投稿日: 2024.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
確かに人為的な犯罪というのが事実かも知れないが、誰もが「ユリコ」に囚われ、彼女中心に回っている現実こそ、呪いに他ならないと思ってゾッとした。これからも、因習を利用した人間の悪意や盲信によって、伝説が再現されていくのだと思うと、言いようのない後味の悪さがあった。 ミステリとしては、伏線やどんでん返しの連続で、飽きる事なく読み進める事が出来た。
7投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先の読める展開のところもあったけど、予想外の展開もあり、読んでいて面白かったので一気見。 伏線?というか、色々散りばめてあって良かったと思う。 日記の中に一度速水先生とデートに行ったってところがあって、あれはミス?誰?それだけが疑問。 あとはスッキリした。ミステリっぽくて良い。
0投稿日: 2023.10.09
powered by ブクログ名門・百合ヶ原高校に1人だけ特権を持って君臨出来る“ユリコ''の名前の生徒。他のユリコは自然淘汰され、ユリコ様に楯突く物は不幸に見舞われる。主人公・百合子もまた、その『ユリコ様伝説』に巻き込まれていく。次々と事件は起こり怪我人だけでなく死者まで続出。百合子の親友・美月は伝説を否定し、真相を突き止めていく。丁寧な謎解きで終わらず、インパクトあるラストがとても印象的。タイトルもいろんな意味でゾワッとさせられる。一気読み!
0投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすい文章、分かりやすい構成、散りばめられたたくさんの伏線と回収。そしてラストの一行。 とても面白かったです。 学校に残る風習や伝統、そして伝説ってその学校ならではの出来事なので実際似たような〇〇様を崇高してる生徒って多くいると思う。それはそんなどこかの学校のお話。もちろんフィクションだけどね。 手を下した犯人。それを陰から操っていた黒幕。百合子を操って目的を成し遂げようとした少女。少女の思惑に気づいて、その考えまでも見事に読み取り手にかけた、また別の少女…ここまで展開が変わって来るかとわくわくしました。それでラストの一行はさ、読み終わった後と読み始める前との、タイトルの印象も変わるくらい意味をガラッと変えてくる。 日記の違和感にしても、ジェンダー要素入ってるせいか、気づきやすかったのも良かった。 しかし、黒幕2人?のお母さん両方とも在籍してたり、美月の母は候補だったり…徹底してるな(^_^;) 久々に読んだ学園ものって面白いなあ!部外者は入れない、規則に縛られた未成年と周りの大人との関係も好き。女子校、男子校ならなお好き。 わくわくする学園ホラー?もっと読みたい!
0投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログ第18回『このミステリーがすごい! 大賞』、U-NEXT・カンテレ賞受賞作品。 デビュー作品にしてリーダビリティが高く最後の1頁まで面白かった。 主人公は私立百合ヶ原高校に入学した矢坂百合子。 この高校には「ユリコ様伝説」があり、ユリコという名を持つ生徒は超常的な力で守られるが、ユリコが二人以上いた場合は一人だけに淘汰されて行く。 その伝説をなぞる様に不可解な出来事が続く。 真相が気になり読み進めると途中である事に気が付くのだが、明かされた真実以上に驚きの結末が待っていて終盤の怒涛の展開にやられた。 最後の1ページでタイトルに頷く。
0投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ私立百合ヶ原高校に残る「ユリコ様伝説」。それはユリコの名を持つものは不可思議な加護を受け、校内で圧倒的な権力を握れるというものだった。しかし、ユリコ様に選ばれる者は一人だけでその他の者は不幸が訪れるという・・・。図らずもユリコ様候補の一人になった矢坂百合子は途方に暮れるが、ユリコの死が段々と近づいてきていた・・・。 学園を舞台に理不尽な状況下に巻き込まれる様はホラーっ気を取り除いたAnotherといった形。ロジックと後半の真相は文句なしだが学生同士の会話の表現に難あり。
0投稿日: 2023.01.18
powered by ブクログかなりわかりやすくて読みやすかった。ただフラグが分かりやすすぎて呆気ない。 最後になるにつれ意外な展開があって気持ちがいい。 設定すき。
0投稿日: 2023.01.17
powered by ブクログ在学中の「ユリコ」が一人になるまで淘汰される「ユリコ様伝説」の噂が存在する高校のお話 第18回「このミステリーがすごい!」で「U-NEXT・カンテレ賞」受賞作 映像化を前提とした賞で、私はドラマを先に観てたので、ストーリーの概要は知っていた それでも設定の一部やキャラクター、特に犯人の動機や終盤の展開がドラマと小説では異なっていて、受ける印象は結構違う 設定や途中の描写、説明のような台詞など、小説のリアリティとしては洗練されていない トリックに関しては結構雑なので、「実際はそう上手くいかないよねー」とか「警察は無能すぎ」と感じる けど、まぁこの賞自体がミステリ新人賞の側面もあるので、その辺は温かい目でスルー 終盤の展開はよく練られていてよい ドラマだとラストの展開も違ったものになっている ストーリーだけで言うなら、個人的には小説の方が好き ドラマの方は百合百合しい演出が、より顕著 玉城ティナの演技も含めて、ドラマはその雰囲気が好き 伝説が生まれた理由やそれが維持されてきた経緯、犯人の意図とそれ以外の要因など、やはり一番怖いのは人の悪意というオチは好みですね
0投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログとある高校にある伝説に巻き込まれていく主人公。スリラー風味かと思いきや、結構正統派ミステリーでした。謎解きものとしてフェアだし、文体も読みやすかった。 ミステリー好きにはオススメ❤️
0投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログ最初から最後まで結構先が読めたかなぁ。 なにもかもが怪しい感じでミスリードを促してたのか?ヒントが多かったからなのか、もしかしたらミステリー小説好きは結構先が読めた展開だったんじゃないかなぁ? あとはキャラがなかなか立たなかったのもあるかな。 どのキャラもまぁまぁあるにはある普通のレベルのキャラで。笑笑 主だってなかったがために、なんだろなんかどれもパッとしなくて、どれにも感情移入できない感じかなぁ。もう少し。あと少しな感じでした。 ラストもそんな感じで終わらせるのかぁ。っていうオチだし。。。 他のこのミス大賞の受賞作が死亡フラグが立ちました!と連続殺人鬼カエル男ならば、やっぱり弱いなぁ、、、、と。思ったかなぁ。 面白くなくはないんだけど、、、どんどん読みたい!って感じはなかったかなぁ。
0投稿日: 2022.03.10
powered by ブクログ伝説そのものの設定は面白いが、謎解きの論理構成が少し弱いかなと思う。 デビュー作のようなので、次作に期待。
1投稿日: 2021.05.16
powered by ブクログD主人公がクラスでいじめられている理由や序盤、主人公に「ユリコ様伝説」の概要を親切に解説してくれるテニス部の先輩などちょいちょい粗は感じるが、高校生とかつて高校生だった者たちが伝説に翻弄されて運命が変わっていく様子はよくわかった。最後の畳みかけるような展開のスピードがよかった。ただ、結局何だったのだ?感は読了後も残っており、ただ単に「ユリコ様伝説」と言いたかっただけではという気がしなくもない。
0投稿日: 2021.03.28
powered by ブクログ学園もの ユリコが複数人いると自然淘汰されて一人になるという ユリコの名の生徒が死んで 主人公・ユリコの親友が事件を解き明かす 読んでいて、話の流れや謎を解いていく親友の 推理力というか立ち位置というかがなんか もやもや感あってちょっと・・・
1投稿日: 2020.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
キャラを与えられた人たちすべてが闇を抱えていて、彼らの青春時代って何なんだろう。先生たちしっかりして!
0投稿日: 2020.12.14
powered by ブクログ図書館で借りた本。 百合子と美月が入学した学校には、ユリコ様伝説があった。元女子校のこの学校にはユリコの名を持つ生徒は一人だけで、複数入学したきた時には自然淘汰され、怪我をしたり転校したりして、結局一人になる。選ばれたユリコ様は不思議な力を持ち、逆らう人には不幸が訪れると信じられていた。
0投稿日: 2020.10.31
powered by ブクログユリコと名前のつく生徒は怪我や転校で最終的に1人に淘汰され、残った1人が「ユリコ様」として君臨するという伝説がある高校で、候補者が次々と死に始める。 第18回「このミステリーがすごい! 」U-NEXT・カンテレ賞受賞作。 アガサ・クリスティの作品を思い出させるタイトル。 げに恐ろしきは人間なりってことかな。 伝説の正体から殺人の謎までいろいろ入ってはいるんだけど、なんか推理の説明や犯人の反論を読んでも「お見事!」と思わせる秩序立った謎解明の面白さがなかったような。
0投稿日: 2020.08.24
powered by ブクログ本屋で表紙買い。想像力を掻き立てられるタイトルが秀逸だなあと思うのと、表紙のイラストが好み(帯が入るのが前提ぽくて、ちょっと上寄りになってるのが残念…) 校内でただ1人のユリコが超常的な力で権力を持つことができる、ただしユリコが複数いる場合は夏休みまでに淘汰されるという設定がおもしろい。 途中まで設定年代が掴めず、かなり中盤までちょっと昔の話かなあと思ってたくらい、どこかレトロな雰囲気が独特。人物の話し方かな…とも思ったけど赤川次郎先生の「死者の学園祭」に似てるから…? 展開は正直ほぼ想定通りに進んでしまって残念ながら、余韻の残る終わらせ方や雰囲気は好きだった。
1投稿日: 2020.08.22
powered by ブクログページをめくる手が止まらなくなった作品はなかなかに久しぶりでした。 先入観で、本当に呪いはあるのか、、、などと考えされられながらも最後は衝撃の事実。 それでいて、どこか現実味のある人間らしさが描かれた作品でした。
0投稿日: 2020.08.04
powered by ブクログシチュエーションは恩田陸さんの『六番目の小夜子』と似ている。ストーリは当然,全然異なるので大丈夫。推理小説の要素が強く,色々と推理しながら読み進めた。しっかり筋が通ており,読み応えも驚きも十分。 あらすじ(背表紙より) 百合ヶ原高校には「ユリコ様伝説」がある。ユリコという名を持つ生徒は超常的な力で守られ、逆らう者には不幸が訪れる。ただしユリコ様になれるのは一人だけ。ユリコが二人以上いた場合、彼女たちも不幸な目にあって転校や退学をし、一人だけが残る。新入生の百合子は伝説を聞いて怯えるが、親友の美月に単なるオカルトだとなだめられる。しかし、ユリコという名の生徒が屋上から転落し―。第18回『このミステリーがすごい!』大賞U‐NEXT・カンテレ賞受賞作。
0投稿日: 2020.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第18回「このミステリーがすごい!」大賞U‐NEXT・カンテレ賞受賞作、玉城ティナさん主演でテレビドラマ化もされている作品。本作は百合ヶ原高校にある「ユリコ様伝説」をめぐるミステリーで。ユリコだらけの学園の中で最終的に残るのは一名という伝説のもと、ユリコと名の付く生徒が次々に亡くなっていく中で、新入生の百合子(ユリコ)は親友の美月とともに学園のナゾを暴いていく。基本フーダニットのミステリーなのだが、ラストで重層のナゾが一気に解ける一筋縄ではいかない感じが心地よかった。
0投稿日: 2020.04.21
powered by ブクログ「佐藤」姓は王子を残すのみ、それ以外は皆殺しという『リアル鬼ごっこ』を思い出します。 その高校で存在が許される「ユリコ」はひとりだけ。ユリコが複数になった場合、女王「ユリコ様」を残し、ほかのユリコはどういうわけか淘汰の憂き目に遭うんですと。 それなりには騙されましたけれど、そんなん無理やてと言いたくなるトリックやら、大仰なデモンストレーションにちょっと冷めてしまう。 映像化には向いているかと。主演は私には橋本環奈しか考えられません。直視できなかった『シグナル100』の悪夢が蘇るから、もしほんとに映像化されてもよう観に行かん。
0投稿日: 2020.03.05
powered by ブクログ不穏な雰囲気がいっぱいに漂う学園ミステリ。 「ユリコ様伝説」のある学校に入学した百合子。「ユリコ」の名前を持つ者だけがなることのできる「ユリコ様」は絶対的権力を持つものの、学校に一人でなければならず、他の「ユリコ」は淘汰されてしまうという。そんな中、ユリコ様候補を次々に襲う死。ユリコ様伝説は本当なのか、それとも何者かの作為なのか。これはホラーだろうかミステリだろうか、と思いながら読みましたが。そこここにしっかりとした思わせぶりな伏線が描かれているのでこれはミステリだな、と。それでも作中に漂う不吉な印象はぬぐえません。 解決編に当たる文化祭のシーンが圧巻。これはビジュアル的に映えそうだなー。そしてそのあたりまでの真相は見抜けたぞ、と思っていたのですが。まさかそこからもまだあんな展開があるだなんて! 最後の最後まで気の抜けない一作でした。
0投稿日: 2020.02.29
