
なぞとき 宇宙と元素の歴史
和南城伸也/講談社
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総合評価
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powered by ブクログ文系学生向けの教養授業のまとめ やさしい語り口ながら順を追って元素の生成を解説。付録も充実。(周期表を色分けし、その元素の生成プロセスがどこかにあるかを示す) ●元素の歴史 水素とヘリウムができるまで→ビッグバン 炭素と酸素→星の中の核融合 鉄の仲間たち→超新星爆発 レアアース、金、プラチナ→中性子星合体 ●ヒトの身体をつくる元素 私たちの体をつくる元素は多い方から酸素(65%)、炭素(18%)、水素(10%)、窒素(3%)、カルシウム(1.5%)、リン(1%)と並べられる。他の元素の占める割合はわずか1.5%に過ぎない。 いま挙げた元素のなかで、宇宙が始まったときに存在していたのは水素だけだ。 10
0投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログ宇宙の中で、各元素はどのようにして誕生したのかについて解説されています。 著者の和南城先生はまさに天文学の中の元素合成を専門としていらっしゃる方ですが、専門知識がなくとも読み進められるようにわかりやすく書かれています。 まだわからないこともある分野であり、同じく研究者である奥様と共に歩まれた道について書かれたあとがきには感動しました。
0投稿日: 2021.01.15
