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ぼくは明日、昨日のきみとデートする
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
七月隆文/宝島社
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総合評価

916件)
3.7
209
262
251
84
25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美大生の主人公は、生まれて初めて一目ぼれという経験をする。 電車の中で偶然出会った二人の恋の始まり。 しかし、それは彼女の方にとってはまったく別の意味を持つものだった。 SF恋愛小説?です。 理詰めで考えるタイプの人にはまったく向かないだろうなあ。 絵本なら仕組みが理解出来なくても流せるけど、私は”彼女”の簡単な説明だけで納得できるほど物分りがいい人間ではないようです。 根っからの文系であり、感覚・感情重視で読書をする私でも説明不足を感じてしまった。 良かったと思えたのは設定だけで、二人のキュンキュンエピソードも不十分。 もったいない感じがした。上手い人ならもっとキュンキュンさせられたはずだし、泣かせられたはず。

    0
    投稿日: 2016.05.24
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    読み終わった瞬間に、タイトルの意味と彼女に出逢った時に彼女の流した涙の意味を知った。 その瞬間に涙が止まらなくなった。 すべての意味を知って、もう一度読むとまた違った意味でいろんな事をかんがえさせられて 切なくも温かい気持ちになるだろう。 とても素敵な本に出会えました。

    0
    投稿日: 2016.05.22
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    でも、そういうものかもしれない。みんな、何かあっても大勢の人の中ではなんでもない顔をしている。こうして関わりを持たないと、見えないことなんだ。

    0
    投稿日: 2016.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良かった 泣きそうになった 時間が経つのは、悲しい事だけれど同じ時間を過ごすのは幸せな事なんだと思った。

    0
    投稿日: 2016.05.17
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    2015年のベスト。切ない恋の物語。涙が溢れてしまうので、再読したくてもできない。 余計な知識を仕入れずに、とにかく読んでほしい一冊。

    0
    投稿日: 2016.05.15
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    陽だまりの彼女に雰囲気は似てるかな。 どっちにしても切ないけど、たった40日間だけでも2人の時間が交わってよかったと思う(u_u) ちょっと時間の流れを理解するのが大変だったけど。笑

    0
    投稿日: 2016.05.14
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    『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』が発売されて間もない頃に読んだとき、この作者は凄い! と何故か感じ、それから何年か経ち、普段本を読まない友達が本書が凄い! と絶賛してきて、調べてみたら同一の作者に、なるほど、と思ってしまったのを覚えている。 実際読んでみての感想は、自分はこの手の物語に弱い、ということ。タイトルでタイムトリップかな? と思ったけれど、付かず離れずな……。 物語の終わりはすぐに想像が付いたけれど、その終わりまでを、構造を把握してしっかり書ききれる作者は少ない気がする。そういう所がやっぱりこの作者の凄いと感じさせるのかな。

    0
    投稿日: 2016.05.10
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    文字を普段読まない方から、ローティーンまで読みやすい文字量の作品です。 時間軸の違う二人が出会い別れるまでを描く切ないラブストーリー。電車で一目惚れをした美大生・”ぼく”の一人称男性視点。 SF要素が入っていますが、細かなくどくどしい説明はあまりなく(逆に言えば物足りなくもあり)、実際の風景や神戸などでの震災や事故などを織り込んであるためにリアリティーを感じます。 ちなみに、ハッピーエンドで終わる話ではない。とはいえ、淡く切ないながらも読後感は後に引きずるようなことはなく、悪くない。 でも、この値段と文字数を考えると文字に慣れた人はちょっとイラッとする。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5102.html

    0
    投稿日: 2016.05.10
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    ○表紙のイラストかわいいし映画化とかいうし面白いかなと読んでみた。純愛な感じでういういしさとかもう、かわいらしい。こう思いあいたい笑。映画が福士蒼汰くんと小松菜奈と聞いてぴったりすぎて映像もかわいいんだろうなぁ

    0
    投稿日: 2016.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    切ないけどハッピーエンドでとても綺麗なお話でした。甘い世界に入り込み心が洗われた気がしました。学生時代をとても懐かしく思います。

    0
    投稿日: 2016.05.03
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    読み終わった後、すぐに読み返してちょっと読んで閉じる感じ。 表紙の女の子の胸の位置の低さには触れない。

    0
    投稿日: 2016.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分と照らし合わせながら読んでいたら、なんと、少しSFチックなお話しだとは思っておらず初め理解が追い付かなかったです。けれど、やっと理解したときに今までの行動を振り返ったときの切なさといったら。 努力して。辛い思いをしてまで作り上げたかった思い出であって、でもお互い同じ時間の流れで共有できないつらさ。思わず涙をこらえました。 もう一度読み返そうと思います。

    0
    投稿日: 2016.04.27
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    途中まではあまーい恋愛。 でも途中から段々結末が怖くなってきます。 「どうにかならないかなぁ」って考えながら読んでしまう。 読みやすさはかなり読みやすく、直ぐに終わります。

    0
    投稿日: 2016.04.25
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    今頃感満載だけど 帰りの電車で読み終えた。 キュンキュンというか キューとして切なさが止まらない。 帰ったら泣きながら読み返そう… で、今、違う読み方で2巡目読み終えました。 2巡目の方がキツイ… また恋しくなりました。

    0
    投稿日: 2016.04.25
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    読み終わって泣いた 最初から読み直してもう一度泣いた 帯のアオリに惹かれて買ったけど、まんま同じことした ある意味悲恋だよね 結ばれることはないんだもん でもここまで純粋な恋愛は、そうそうに見たことがない この先きっと何度でも読み直す一冊

    0
    投稿日: 2016.04.24
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    すごく期待してたからなのか、あーーー、ふーーーん、そう、 って感じで気づいたら終わってしまった>_< 誰にも感情移入できないと私はこうなってしまうみたいです。

    0
    投稿日: 2016.04.21
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    ライトでさくっと読めました!ジャンルとしてはSFというより恋愛小説という感じです。 最近タイムリープものの作品をいくつかよんでいたので、パターンのひとつとして面白く読めました。 ふたりの限られた時間のなかで、お互いを大切に想い合う姿にきゅんとし、思わず微笑んでしまうことも。 ちょっと変わった恋愛ものをお探しの方にはおすすめです!!

    0
    投稿日: 2016.04.20
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    なんとなく想像がついてしまったというか、なんかあ〜〜って思って、内容についていけなかった(´・_・`)

    0
    投稿日: 2016.04.19
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    ▪︎ブクログ再開しようと思ったキッカケ本。 ▪︎ベタなのにベタに感じない恋愛描写。(完全主観の淡々とした語り口だからかなあ) ▪︎ライトノベル作家さんなこともあってか読みやすさ、読了速度ピカイチ。さくさく読める。 ▪︎さよならしてしまってからより、別れる間際や、別れを感じながら一緒にいるときのほうが辛いもんな。愛美ちゃんはずっとずっと胸がギュッとなってたんだろうなぁ。 ▪︎まんま母校にいたときの学生生活ルートで、描写も細かくリアル。(七月さんは母校の先輩)叡山沿線の大学生だった人は自分のことか?と思うくらい身近な風景が描かれてると思う。

    0
    投稿日: 2016.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルや話の流れからタイムリープものだと早い段階で気づいてしまったけれど、一般的なものとは違い二人の時間の流れが逆だということが斬新だなと思った。 彼女が本当に涙もろいだけかと思っていたけれど、実はそれがいつも最後のタイミングだったこと、 僕にとっての初めては、いつも彼女にとっての最後だったと気づいたとき涙が止まらなかったー。 また会える?って言われたとき、もう会えないって分かっていながら…それはきっと死ぬより辛い選択。 ただ、切ないだけじゃなく、「自分にとっては初めてとか、これから何度も起こることかもしれないけれど、相手にとっては最後のことかもしれない」って思って接していれば、いつだって人を思いやれるんじゃないかなって考えさせてくれる。 難しいけど、大事なこと。

    0
    投稿日: 2016.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブクログでも近所の書店でもランクインしていて ずっと気になっていた本のひとつ。 幸せ絶頂期の可愛くて微笑ましい カップルのお話…かと思いきや 壮絶なすれ違いカップルのお話でした。 重ならない彼の時間と彼女の時間。 時間の流れ方が逆の世界に生きる二人は お互いがお互いの幼少期に命を救っていて、 5年ごとに会ってはいるけど、片方は気付かないまま。 二十歳の時、かぎられたほんの少しの間 ようやく同い年の姿で出会い、恋人になる。 そしてまた歳の差がひらいていく。 ずっと結ばれているけど、ずっと結ばれない二人。 読み終わったときに 少女漫画とか映画にしやすそうな ストーリーだなぁと思ったら もう映画化決まってるらしい。笑

    0
    投稿日: 2016.04.10
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    題名からタイムリープ物だと思っていたけれど、想像とは違ったSFでした。 七夕の織姫と彦星よりも、遥かに切ない運命を持った二人。時間軸の逆転に翻弄され混乱しつつも、彼らにはこの方法しかないのだと納得しました。 ほんの僅かな恋人同士の時間だけを人生の拠りどころにした二人を見ていると、同じ時間を一緒に歩ける人に出会えたことは奇跡のように感じます。 愛美目線でのこの物語も読んでみたいと思いました。 良かったです。

    0
    投稿日: 2016.04.09
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    泣ける泣けるって書かれてるので、そこを意識しすぎました 笑 いまいち愛美ちゃんの世界のルールが掴めず、感情を捉えるのにいちいち考えてしましました。。。 でも全体的に好きな感じでした。

    0
    投稿日: 2016.04.08
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    せつないですね~。 なんとなく、タイトルから想像できるとはいっても、やはり・・・せつないですね。 恋愛小説ひさしぶりに読んだ気がする笑

    0
    投稿日: 2016.04.03
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    途中で時間の設定でこんがらかってしまったところもあるけど、理解するとすごく切ない。ラストにだけ出てくる彼女視点もいいし、最初から読み直してみると彼女の気持ちを考えてまた涙腺が緩む。

    0
    投稿日: 2016.04.03
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    2016.03.29読了。タイトル的に予想はつくものの彼女の理由を知りたくて、一気に読み進めた。すごく読みやすかった。切ないんだけど、さっぱりしてるというか、情に訴えない淡々とした書きぶりが良かった。京都人だから場所の描写のリアリティさにテンションもあがった。

    0
    投稿日: 2016.03.31
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    「泣ける」と帯に書いてあったから、どんな内容なのかと、期待したが、それほどでもなかった。恋愛未経験の人じゃないと分からないのかな?(^_^;)いや、それよりも非現実的過ぎて、共感出来ないんだと思う。ただ、影響が有るとすれば以前にも増して京都に行きたくなった。それは確実。ALFEEの『もう一度君に逢いたい』が頭に流れて来た。

    0
    投稿日: 2016.03.31
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    切ない、切ない、切ない。 でも、気持ちは時空を超える。 過去から未来、未来から過去、まったく反対の世界に感動!

    0
    投稿日: 2016.03.30
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    タイトルからすぐに仕掛けはわかったが、それでももう一度読みたい。 優しくて切ない。相手のためを二人のためを深く想うことができる、そんな出会いが私にもできたらいいな。

    1
    投稿日: 2016.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人にオススメされた一冊。題名や帯で何となく予想はついたが、けんか別れした後の気づきで身震いした。ああ、そういう見方もできるなあ、と。パラレルワールドや時間軸系は考えれば考えるほど深みにはまり頭がこんがらがって苦手だが、たまにはいいかもしれない。キュンキュンするね。キュンキュン。

    0
    投稿日: 2016.03.25
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    こんな、純粋で甘くて切なくて脆くて儚くて透き通ったお話ははじめてでした。 小さく小さく砕かれた淡い色の宝石が、砂時計のようにゆっくりと心の中に降り積もっていって、あまりの綺麗さに心が痛くて、でもこの痛みを大事にそっと、小さなオルゴールの箱に、宝石のカケラごとぜんぶ入れて、鍵を掛けてずっととっておきたい。 なんとも詩的な表現をしてしまいましたが、それくらい、心に不思議な余韻を残す本でした。

    0
    投稿日: 2016.03.24
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    よかった!タイトルからなんとなく分かってはいたけれど、ただの初々しい甘い恋愛小説ではなかったのが良かったです。 でもやっぱり、このタイプの恋愛小説なら、『東京少女』のほうが感動したので、本作が好きな人には『東京少女』もぜひ読んでもらいたいです。

    0
    投稿日: 2016.03.20
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    1度目で、1番泣いた一行は 「その日の夜、これからを思って不安になったわたしに言ってあげて」でした。 2度読みのときに1番泣いたところは、 「また会える?」 とたん。 彼女が、泣いた。 でした。

    0
    投稿日: 2016.03.17
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    期待を裏切らない、王道ストーリー。 お互いを想う気持ちで溢れてる。ヒロインのすぐ泣いちゃう理由に気付いたとき、泣いちゃう。

    0
    投稿日: 2016.03.17
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    なんのことない、恋愛小説。甘過ぎて、若くて、いたい。 そう思って読み始めたら、甘いのは自分の読みだった。 よくもまあ、これだけ切ないことを考えられるなと思ってしまう。 唯一気になるのは、1日の時間の流れに矛盾があることか。いや、しかし。愛美の献身的で健気な姿勢には、感服いたしました。 最後まで読んだあとに、なおもって最初から読み直したくなる小説。

    0
    投稿日: 2016.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    パラレルワールドのラブストーリー 南山のいる世界の「となりの世界」から来た愛美。 南山にとっての未来は愛美にとっての過去。 時間が逆に進んでいる。 それを途中で知った南山は葛藤する。 でもそれも含めてすべて決まっていることで、そのとおりに、過去に行われたとおり繰り返している。 愛美が特に献身的で健気でかわいい。 そして二人の関係がものすごく切ない。 愛美にとっての「となりの世界」にいられる時間は限られているから。 最初は有川さんみたいな甘々なラブストーリーかと思いきや、秘密が明らかになってから 本当に切なくて涙腺に響く。 それでも、ふたりが一日も無駄にしまいと 未来(過去)を変えないようにふたりの思い出を守ろうとする姿がよかった!

    0
    投稿日: 2016.03.13
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    地元の京阪電車沿線、枚方、京都市内、丹波橋等が舞台のラブストーリー、また映画化されるということで興味があり読んだ。 身近な地名や場所、お店などが多く登場し、地理感覚もある。そのため主人公二人のデートコースなども場所の雰囲気も馴染みがあり、純真な恋愛、心模様も理解できた。瑞々しいラブストーリーでありながら、単なる恋愛小説に終わらずSF的要素を取り入れたストーリーになっているところがポイント。 若い二人の恋愛感情は時代が変わり、世間の価値観が変わっても普遍なものだと感じた。

    0
    投稿日: 2016.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルやあらすじに惹かれた本。設定がとても面白かった。 パラレルワールドとしての矛盾については触れない前提で読み進めていくのが良い。 二人の世界の時の流れの違いについて理解できたとき、彼女が涙もろい理由も同時に理解できた。 帯にある「彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる」の通り、途中で最初のページに戻り端的に彼女のセリフや行動を反芻してしまった。主人公にとっての1日目。そのときの彼女の思いを考えるととても切なくなる。 デートの内容が毎度とても微笑ましく、かわいらしく、二人が本当に結ばれたらいいのにと思った。

    0
    投稿日: 2016.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    だんだん気持ちが盛り上がっていくのと逆にだんだん初めて会った頃の気持ちに戻っていく。うーん、切ないですね。純粋に面白かったです。

    0
    投稿日: 2016.03.11
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    既存のありがちな恋愛小説から画期的なストーリーをひねりだした筆者の発想力は評価する。 もちろん「あなたもだまされる」的な謳い文句なので、読む側もだまされまいと色々な設定を考えながら読んで行く。 だから頭のいい読者は早い時点で謎を見抜いてしまうだろう。私は種明かしがあるまでわからないままだった。 そして筆者の意図通り読み返して泣いた。頑張れば1日で読める。 読み終わってひとつ言えることがある。叶うならば私もヒロインの愛美のような経験をしてみたい。宝石のように輝く時間を一生に一度でいいから過ごし、その思い出を胸にずっと抱き続けたい思った。

    0
    投稿日: 2016.03.11
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    あぁ、そういうことだったのか。 彼女の秘密が分かった時、色々なことが腑に落ちた。腑に落ちたはいいが、思い返す彼女の言葉はなんて切ないんだろう。どんな思いで主人公と出会い、知り合って同じ時間を過ごしたのだろう。 本を閉じてそんなことを考えました。

    0
    投稿日: 2016.03.10
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    軽い感じでサラサラと読めた。 読み始めてすぐストーリーがわかってしまったけど、それでも彼女の涙の意味を知ると、切ない気持ちになった。 確かに読み返したくなるし、2日目の方が切ない。 ベンジャミンバトンに似ている。 この本に限らず、帯に、きっと読み返したくなる!や、泣ける!といった大袈裟な宣伝のせいでがっかりした気持ちになるのは私だけでしょうか。

    0
    投稿日: 2016.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一目ぼれした主人公が告白するところから物語は始まる。 非の打ち所がない彼女は重大な秘密を抱えていた。 これはのちに主人公にもかかわってくることなのだが。 主人公の初めてが彼女の最後で 彼女の初めてが主人公の最後で 話が全て繋がったときに、彼女の献身さと愛に心打たれます。

    0
    投稿日: 2016.03.06
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    高寿と愛美の今を境に未来と過去が交差するピュアな恋愛小説。愛美が戻らなければ?高寿が付いていけば?そんなことを最後は考えてしまった。

    0
    投稿日: 2016.03.06
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    現役高校生の後輩がオススメしていたので。 タイトルから時かけ的な何かと予想したがズバり。読み始めてすぐにプロットは読めてしまうし、王道で売れるパターンの小説だなぁという感想。あまり新規性は感じられず、今まで売れたループものを綺麗に焼き直した印象もあった。 しかし、純粋に甘酸っぱい青春感は十二分に楽しめる小説であることは間違いない。読後、切なさと優しさが心地よく残るそんな一冊。

    0
    投稿日: 2016.03.06
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    恋をした時のときめきや、幸福感、彼女のどんな所を愛しく思い、切なく愛したかが伝わってきて、恋に恋する世代にはうってつけの本と言えるでしょう。 ただ… 私には このストーリーの本髄がよく理解できない(笑い) 彼女は、いつか、あのイケメン俳優B・Pが演じた映画のような感じなの?

    0
    投稿日: 2016.02.25
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    普段恋愛ものは読まないから抵抗あったけど、すんなり入り込めた。2人の素直で真っ直ぐな愛情が素敵で、心くすぐられる純愛って感じ。 時間軸が逆に流れててよく考えないと意味がわからないけど、そこはよく考えないで読んでみた。 未来から過去に戻る方が辛いかなぁ…。 恋愛っていいなって思える作品。

    0
    投稿日: 2016.02.23
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    あぁ、なるほど、そういうことか。 途中でヒミツが明かされてからいくつかのひっかかりの意味がわかる。 過酷だ。過酷だけど純愛だ。 京都が舞台というのもいいね。ひらパーも出て来るし。個人的に場所の設定に◎。

    0
    投稿日: 2016.02.21
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    帯にも「読み返したくなる」と書いてあったのですが、これほど本当に「読み返したくなる」本はそうそう無いなと思います。最後まで読み切ったとき別の視点でまた読める!泣けます。

    0
    投稿日: 2016.02.21
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    パラドックス系の小説を読みたくて、検索したらこの小説がヒットしたので即購入して読みました。 パラドックスっていう世界観があることを前提に読んでいるので「どこでどうなってくの?」と言葉はおかしいかもしれないけど、色々な所を疑いながら(?)読み進めていきました。 事実を知った瞬間、世界観(設定)に私のおバカな頭は瞬時に理解できず「ん?えっとつまり?」と一度本を閉じて脳内を整理しました(笑) そして、なんとなく分かったから読み進めようと思い、読み進めてもやっぱどこか「つまり…」ってはっきりと分からなくて、でも高寿がモヤモヤから脱した瞬間から、私も「そうか!」となり、そこから涙が止まらなくなりました。 読み終えてから、すぐ小説の最初の日の部分を読み、また号泣。 こんな「最初」を読んで泣く小説、初めてでした。 切なかったです。 これが映画化されるということで、どんな感じになるのか楽しみにしています。

    0
    投稿日: 2016.02.21
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    甘々な雰囲気で進んでいたのに真実を知らされ徐々に切なくなる。このまま甘々で良かったのにな〜と思ったけど、やはりこれはこれで良かったな。しかし、かなり切ない…

    0
    投稿日: 2016.02.19
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    ブクログの掲示板で紹介してもらった本。 すごく良かった! 愛美は未来がわかる、ということは あらすじから察してたけど、 未来から来た人というわけではなくて。 真実を知った時、驚いた! 高寿的前半の頃、愛美がうまく動けてるのは 途中の失敗から気をつける点に気付いたからかな。 展開を知ってたと言うのもあるだろうけど。。 それがなんか健気で… 知った上でもう一度読んだら、余計きそうだなぁ。。 未来から来るのはよくある話だけど このパターンは初めて読んだ。 そして向こうの世界が今どんな感じなのか気になる。 移動する時は、同じ時代にワープするということ?って思うけど 年齢からするにそうでもないし。 科学技術とかは退化していくの??混乱。 とにかく面白かったなー。 君にさよならは言わないも読みたい!

    0
    投稿日: 2016.02.19
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    ありえない設定です。まず、そこを受け入れることが必要です(笑) 大学生の今どきにしては純粋な普通の恋愛が描かれ、中盤でネタバレします。そこからはジワジワとくる感じです。 彼が彼女にどんどん惹かれいく可愛らしい恋愛を前半でちょっと飽きるくらいに書いているので、ネタバレ後、涙もろい彼女の立場に立つとせつなくなります。報われない切ない恋。幸せなときが短すぎます。 確かにジワジワきますが、泣けるとか号泣とか帯に書きすぎかなと思います。現実味がないから、これは好き嫌いがわかれるかなと。 文章量も少なく、作文のような読みやすい文体なので、あっという間に読めます。

    0
    投稿日: 2016.02.16
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    映像の方がおそらく面白いだろうなってのを感じた! 感動する話ではあるが、泣くほど切なくなるかって言ったら、そうでもない…というのが一つ現実的な感想ではある。 彼女の秘密ってのを謎解きしながら読んでいって、まぁ、伏線はところどころ掴めたので、全くの的外れということはなかった。タイトルからもヒントはもらえるので笑 まぁ、面白くないってことはないので読んで後悔することはないでしょう!

    0
    投稿日: 2016.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    彼にとっての「初めて」は、彼女にとっての・・・ 設定はすごく単純なのに、恋愛に落とし込むとこんなにも哀しいものになるんですね。 主人公が思い出す、手を繋いだり料理を作ってもらうシーンはもちろん感動するし、 全く触れられていないけど初めて出会うシーンで、彼女が泣きながら「大丈夫だよねこれは」と縋る姿に、読み直して心を打たれました。あえて鍵括弧を付けてないのがいいですね。

    2
    投稿日: 2016.02.11
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    京都の美大に通う高寿くんが、電車で可愛い女の子に一目惚れ。思わず追いかけて声をかけて、一緒にいられるようになる。でも彼女には大きな秘密がある。そんな話。割と早い段階で展開は読めてしまうものの、ラストは切なくて、泣けてきます。電車の中じゃなくてよかった笑 最初の方愛美ちゃんサイドで読むとまたさらに切ない。泣ける…でもすごく大好きな話。高寿くんと愛美ちゃんのお互いを想う気持ちがとても素敵で、うわあいいなあってなりました。

    0
    投稿日: 2016.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前から気になっていた作品なので、読んでみた。サクサクと読めたので早々と読了。前半の甘い雰囲気にニヤニヤしていたら中盤辺りからいろいろと起こってきて、点と線が繋がっていって終盤でいろいろ納得。タイトルと作品がびったりである。帯に泣ける作品的な事が書いてあったが、涙もろいはずの私だが泣けず…。なんでだろうと軽く首を傾げてしまった。

    0
    投稿日: 2016.02.11
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    う〜ん、まあまあ。涙が止まらないようなことはなかった。20歳ごろに読むと違ったのか。 最初が最後はさすがに辛いな。

    0
    投稿日: 2016.02.11
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    1週目はキュンキュンにやにやしながら読んだプロローグ。2週目を、同じようには読めなかった。1週目とそれ以降で、2人の運命を知った前と後で、世界が全く違って見える、そんな物語。泣きました。

    2
    投稿日: 2016.02.09
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    彼女が事ある事に泣いてた理由、 最初に手を繋いでから数日、彼女が何回も手を繋ぎたがった理由、 15年前に助けてくれたおばさんが後にたこ焼きを買ってくれた時の言葉、 読み終わってから全部に泣けた!

    0
    投稿日: 2016.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時間軸がややこしい。どうも切なくなれない。もうこういう小説では泣けないのかもしれない。大人になったのだろうか。

    0
    投稿日: 2016.02.07
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    ぼくを助けたおばさんは、ぼくが愛する女の子で、ぼくが助ける少女。わたしを助けたおじさんは、わたしが愛する男の子で、わたしが助ける少年。同じ時間を歩めない二人が唯一交わる40日間。初々しい男女の何気ない日常に心がほんのり熱を持ち、その日常の秘密を知った時目頭が熱くなる。結末を迎え、二人の真実を知った時、きっと二人の運命を巻き戻す。『また明日ね!』彼女の言葉を真実のものとするために。

    0
    投稿日: 2016.02.07
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    京都を舞台に描かれる恋愛物語。 美大生の高寿は電車で見かけた女の子ー愛美ーに一目惚れする。付き合うことになる2人だが、愛美はなにかを隠しているようで…。不思議で切ない運命の中で彼らは強く生きていく。 ふたりの恋愛はとても可愛くて良かった。 ただ、設定が上手く頭に入ってこなくてこんがらがった。難しく時空とか時間の関係を考え始めるとよくわからなくなるから、そういうもんだとして彼らの恋愛を純粋に楽しむほうがいいかもしれない。

    0
    投稿日: 2016.02.06
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    本に関わる仕事をしている兄から、この作品は売れたしオススメと言われたので読んでみた。まだ映画化が発表される前だったけど、小松菜奈さんや台湾の女優であるヤオ・アイニンさんをイメージしながら読んでいた。なのでイメージ通りのキャスティングにビックリ。読み終えた後も、心が物語を引きづってすごく変な感覚だった。設定が少し頭を使ったけれど、理解した時とても切なかった。

    0
    投稿日: 2016.02.06
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    設定にムリはあるし帯で煽られる程の泣ける感も無かったが、ストーリーは楽しめた。タイムリープ物好きだが、それとはちょっと違うラインだった。それに登場人物の心情に感動するところもあった。出てくる場所も馴染みがあり、面白かった。

    0
    投稿日: 2016.02.03
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    【2016年2月2日読了】高寿はいを決して「福寿愛美」に声をかけ、付き合うことになった。恋人としての甘い日々。しかし、その日々はある日、終わりを告げてしまう。  「あなたの未来がわかるっていったら、どうする?」 時間が逆に流れる平行世界から来たという愛美。  高寿とは時間が逆に流れる。高寿が昨日経験したデートは、愛美にとっては明日の出来事。そして、高寿にとって「最後」の出来事は愛美にとって「最初」。  別れに近づいていくにつれ、記憶を失ってゆく愛美。そして、別れの日はやってきた。「僕たちはすれ違ってない、端と端を結んだ輪になって、一つにつながっているんだ!」抱きしめた愛美は消えてしまう。  最初は、ただ愛美に未来予知ができるとあ、愛美が未来から来たとかを想像していたが、最後のほうで急展開に。明日のことを彼女は知っている。逆に、明日になると彼女は昨日のことを忘れてしまう。とても切ない物語。

    0
    投稿日: 2016.02.02
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    京都に住んでいる人やよく京都に遊びに行く人にはとても親しみやすい本。自分がよく行く場所が頻繁に登場し、風景をイメージしやすい。

    0
    投稿日: 2016.02.02
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    ★★★★★恋愛ファンタジーというカテゴリーでしょうか。良かったです。映画化して欲しいな、福士蒼汰がいいなと考えてたら、本当に映画化。福士蒼汰さんの予想的中したのが嬉しい。物語は甘く切ないものでした。ぼくにとっての初めての出来事が彼女にとって最後になる。昨日の思い出が共有できない。切なすぎる。僕たちはすれ違ってなんかいない。

    0
    投稿日: 2016.01.31
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    さくっと読めた。設定は引っ掛かるとこもあるが、面白いと思う。 情景や表情についてこまめに記述があるため目の前に浮かぶよう。 記憶のすれ違いがこれほどに苦しいものなのかと悲しくなってしまった。 誰かと一生懸命過ごすことを大切に思える本でした。

    2
    投稿日: 2016.01.31
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    京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。 高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。 気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて。 「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」 奇跡の運命で結ばれた二人を描く。 甘くせつない恋愛小説。 彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。 ************************************** すごくすごく泣けると聞いて、読んでみた。 いっこも泣けへんかった。。。 うちの感情はどこに? うちの涙腺はどこに? 京都の街並みが出てきて、身近に感じたけど、 話はどんどん吸い込まれて、読み進めたけど、 途中、頭ではわかってるねんけど、理解に苦しむところもあり、それを頭で考えるあまり、内容が入ってこうへんかった。 カップルになった彼氏×彼女。 すごく楽しく幸せな毎日をおくってたのに、彼女にはある秘密が。 そして、終わりの日を迎える。 サスペンスやミステリーばっかり読みすぎて、 非現実的なことが受け入れられへんくなったか。。。 あぁ、号泣する小説に出会いたい。

    1
    投稿日: 2016.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本に関しては二日で読み終えた。なんか最後まで止まらなかった。すごくせつない何でこんな小説が書けるのだろう?それと最初の場面は私が大学時代に住んでいた場面とのものだった。叡電にも乗って足し、宝ヶ池も行ったことがある。京阪電鉄や三条河原町にもよく行った。懐かしさが蘇った。表向きは恋愛小説だけど、やはりSFチックさは否めない。パラレルワールドが存在するしないにかかわりなく本当に後半の展開がすごい。この小説で泣けない人はいないだろう

    0
    投稿日: 2016.01.29
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    友人から勧められて読んだ本。 普段は読まないジャンルの本だったが、会話主体でさくさく進むのですぐに読むことができた。 序盤までは、多少の違和感を残しながらも普通の学生の恋愛小説という雰囲気で進むが、彼女の秘密が分かったときにそれまでの違和感がすべて解消され、大きく物語が転換する。 感動するポイントも多々あり、映像化向きであるような気がした。 主人公が恋愛に夢中になっていく気持ちの動きを、昔の自分を思い出しながらどこか懐かしく思いながら読んでいた。 作家に自身に若い感性が無いと、こういった小説は書けないと思う。 素直に感動、共感できなくなったのは自分が大人になってしまったからか… 良い作品であるとは思うのだが、恋愛ものはやはり得意ではないと再認識した。

    1
    投稿日: 2016.01.25
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    初めて付き合う人が出来た時の事を思い出す小説。 どきどきした事、四六時中その人の事を考えていた事、いっぱい思い出した。 28年1月23日読了

    0
    投稿日: 2016.01.23
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    二度読みすると、ああなるほどと思う。恋愛小説は、あまり読んだことないけど、さらりと読了。彼や彼の友人の設定がいまいち。ストーリー展開のトリックありきの作品とも思える。

    0
    投稿日: 2016.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おおよそ僕が手にとるような本ではないのだが、故あってこの本を読むことになった。 うーむ。。。なかなか評価が難しい本だ。悪い本じゃないのよ。ただ、文章がうまくないことが、評価を難しくしている。 内容自体は嫌いじゃないし、よく出来てると思う。それを文章が殺してしまっている、というか。読み辛いのよね。誰のセリフだか、分からなくなることが結構発生している。加えて、高寿の性格、行動からして、そんな話し方しねぇだろ、っていう気もしてきて、その辺りがすごく引っかかりまくったのです。 それでも内容は良かったし、愛美のように涙もろくなってしまったせいか、泣いてしまったわけよ、途中で。 設定自体に突っ込みを入れることはなんぼでも出来るんだけど(そもそも時間の流れが逆向きなんてことは、現代物理学を完全にひっくり返すことになるし)、そこはもちろん本質ではない。 高寿と愛美は、本当にその後の15年を、耐えられたのだろうか?いや、15年後、その先の人生は、耐えられるのだろうか?15年経ったら、本当に会うことはできなくなる。そのことに、絶望感はなかったのだろうか? 最愛の相手と一緒に年をとることが出来ない、ってのは、ものすごい恐怖なんじゃないかな。ブラッド・ピット主演の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を思い出したが、あれは同じ時間軸の中で、自分だけが若返る話だった。でもこっちは、完全に時間軸が異なっている。40日間だけ一緒に暮らして、でも相手は自分のこと(自分と過ごした時間)を覚えていなくて、そこには絶望しかないよなぁ、と。 それでも一緒にいることを選択し、愛し合うことを選択するってのは、僕にはない感覚だし、それこそ残酷なことなんじゃないだろうか。 うーん、この話を純愛として消化することは、僕には出来ないな。エゴだよね、完全に。エゴとエゴをぶつけあっているからこそ、良かったのかなぁ。。。その辺も何とも言えん。 それらも相まって、非常に評価が難しい作品ではある。僕にはない感覚、彼らのような選択は取り得ないだろうということも含めて、やはり嫌いじゃないんだなぁ。 ところで、映画化されるんだよね、これ。今年の12月公開。高寿役に福士蒼汰だそうだが、これはなかなか良い配役だと思う。結構ハマるんちゃうかな。愛美役の小松菜奈ってよく知らないので、こっちは何とも言えないけど。

    0
    投稿日: 2016.01.23
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    これでもかってくらい泣いた。先が気になるけど読み終わりたくないという気持ちにさせられたまま、最後の3ページで大号泣。これはこれからも何回か読む。普段本を読まない自分が本っていいなって思えたし、読むきっかけになった。是非皆さんにも読んでもらいたい。

    2
    投稿日: 2016.01.22
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    最近出会った中で一番グッと来た本です。涙腺が脆いわたしにとってはハンカチ無しには読み進められない内容でした。二度、読みたくなること間違いなし。 願わくば二人のその後が知りたい…!!

    0
    投稿日: 2016.01.20
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    確かに最初の方を読み返したくなるし、読み返すと、なるほどな~、と思わせる描写があり、そういう意味では納得。

    0
    投稿日: 2016.01.19
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    始めは読んでいて味気なさや淡白さで物足りなく流し読みしていたが、核心に迫ってなるほどもう一度読みたくなるのが分かる。 それだけに描写の物足りなさがもったいない。 再読に時間がかからない分量なのも良い。

    1
    投稿日: 2016.01.19
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    タイトルから想像する通りの内容のファンタジー・ラブコメです。 先が読める設定ながらも飽きずに読めるのは、主役カップルの純粋な可愛さだろうな。

    0
    投稿日: 2016.01.18
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    内容はタイトルのとおり。意味が分かった時の衝撃と、それ以降の二人の心情を思うと切なすぎる。それ以前の涙の理由とかも分かるし、2回目を読むのが楽しみ。2回目こそ本当に楽しめる気がする。

    0
    投稿日: 2016.01.17
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    高寿と愛美のお話。 タイトルの ぼくは明日、昨日のきみとデートする とはどんなことなのか。 切なさ一杯の1冊。

    0
    投稿日: 2016.01.16
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    頭が悪い自分は読んでいる途中、意味がわからなくてモヤモヤしたけど最後の方まで読んでいくうちに理解できたので面白かった。一言で表すのならば間違いなく『切ない』ですね。

    0
    投稿日: 2016.01.16
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    一気に読むことはできましたが、途中で「ん?」と混乱する事が何度かありました。違う時間の流れを生きる2人の切ない恋の雰囲気は出ていたと思います。 けど、噂に聞いていたほど泣けはしなかったです。。。

    0
    投稿日: 2016.01.11
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    C+ ビブリオバトルの紹介でとても面白そうに思えたから。 設定はとても面白そう。でもその設定を活かしきれず尻すぼみな展開。残念だった。

    0
    投稿日: 2016.01.11
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    タイトルに惹かれて、子供も読めるかなと思い購入。今、流行りのパラレルワールド。少しややこしいけど、切ない恋の物語。中高生が好きそうな話かな。

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    投稿日: 2016.01.08
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    京都を舞台にしてるだけで個人的にはポイント高め。ストーリーとしてはまぁラノベとかにありそうな設定?でもせつなさが読んでてすごくあった作品。多分映画化される。林遣都と有村架純でやってほしい。

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    投稿日: 2016.01.06
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    お互いに会う時間が限られているからこそ濃い時間を過ごせる とても切ない話だった 読みやすいし意外と面白かった

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    投稿日: 2016.01.03
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    「僕にとっての様々な初めての出来事が彼女にとっては最後の出来事」という事実に(主人公の彼と共に)気がついた時の衝撃と、その直後に(彼にとっての)過去の出来事を思い出した時の切なさときたら… 破綻していそうで隅々まで成立している設定が素晴らしいです。今後定期的に読み返す作品に出会いました。

    0
    投稿日: 2016.01.03
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    友達に進められて買った本。京都在住なので、懐かしい感じはなく、あ、知っている所程度。 少し設定に無理があり過ぎていまいちでした。。

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    投稿日: 2015.12.30
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    絶対泣かないやろーと思いつつ読んだけど ダメだ、涙腺刺激された…(笑) どうせ病気ものかいま会いにいきますとかと似た感じでしょ? とか思ったけどそれとも違った。タイトルどおりでした。 ネタ?が分かった時点ではふむふむ、と思うくらいだったけど、 それぞれの思いだとか主人公がヒロインの思いを考えるところでは ああーってなって、これは、切ないわぁってなった。 うん、人におすすめもできるし 人気なのもうなづける。 また読みたい作品になりました(*´∀`)

    0
    投稿日: 2015.12.28
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    友達が読んでいたり本屋でよく見かけてたこともあって、前々から読みたかったこの本をやっと読めた。読み始めたらスラスラ数時間で読み終わってしまったが、読み返したくなるというのは本当だったな〜まんまと読み返しちゃった。 題名からなんとなく想像はついていたけど、ここまでせつないとは思わなかった。1度目は何も知らずに特に何も考えないで読んでしまった分、2度目に冒頭を読んだ時はじんときた。まさに『繋がった』って感じ。 2人がよく言っていた「また明日ね」っていう言葉が、愛美がいた世界のことを知ってから読むとせつない。お互いにもう会えない人に言っていたなんて…。 すごく読みやすかった。たまには恋愛小説(?)もいいね。今度こそ泣ける!って思って読んだのにやっぱり泣けない…私の心が淀んでるのかな…。

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    投稿日: 2015.12.23
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    ほのぼのSFという感じ。 あまりドキドキ感はなく、さらーっと読み進められる本でした。 途中までほっこりとした恋愛模様で、自分もこんな関係、デートに憧れちゃうな〜なんて思っていました。 ネタバレ後は、ヒロインの今までの心境を考えると切ないし、先を読み進めていく上でも「いったいどんな気持ちで今いるのか」を考えずには入られませんでした。

    0
    投稿日: 2015.12.23
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    これが自分に起こったらと想像して、泣いて、泣いて。 自分の大好きな人が自分にとってどれだけかけがえのない存在であったかを教えてくれた、そんな本です。

    0
    投稿日: 2015.12.19
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    これはライトノベルというジャンルでしょうか。さらっと読めてしまう一冊。 京阪から叡山電鉄、鴨川、、、 知っている場所が出てくるので、情景まで想像できるのが個人的に嬉しかった。 読み始めてすぐになんとなくストーリーが読めてしまうけど、それはあまりネックにはならなくて、初恋の甘酸っぱさ、喜び、切なさ、全ての感情がみずみずしく心にずーんと響きます。

    3
    投稿日: 2015.12.12
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    帯に書いてあったほど涙がこみ上げてこなかったし、そこまで読み返したいとも思わなかったけど、若い人たちのピュアな恋愛っていいなあ、と心が温かくなった。 ずっと一緒にはいられない二人だけど、お互いを思う気持ちは世界共通だ。年齢とか、境遇とか、関係ない。その人がいいんだから。 そう自分に言い聞かせる。

    0
    投稿日: 2015.12.07
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    ”ぼくたちはすれ違ってなんかいない、端と端を結んだ輪になって、ひとつにつながっている” 孤独なスプートニクへの返答

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    投稿日: 2015.12.07
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    発想は面白いんだけど なんだか詰めが甘くて読みにくかった。 最後のシーンも 泣かせよう!って精一杯さが伝わってきて泣けなかった。 複雑さを読みとかなきゃ気が済まない人にはおすすめできない。 でもほんとに 発想はファンタジーならではのおもしろさがあった。

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    投稿日: 2015.12.02
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    読みやすかったです。ほのぼのしてたところはよかったし、切ない話だけど、イマイチ本の世界観に入り込めませんでした。

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    投稿日: 2015.11.28
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    設定柄、彼女リードの甘々恋愛スタンダード。自己表現する"涙脆さ"には理由があったんだネ。愛美ちゃんが可愛い過ぎる。年甲斐もなく胸キュン、ウルル、、そしてヤルじゃん…って感じかな♪。

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    投稿日: 2015.11.26