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ぼくは明日、昨日のきみとデートする
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
七月隆文/宝島社
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総合評価

916件)
3.7
209
262
251
84
25
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    タイトルと表紙のイラスト通りのお話だった。彼の始まりは彼女の終わり、彼の終わりは彼女の始まり。設定は面白かったので、するする読めた。愛美が一生懸命すぎる。お互い、運命の相手としか呼べない感じなのに、思うようにはいかないものか。本当に「今」しかないんだもんな。

    0
    投稿日: 2016.12.30
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    映画を観て感動したので原作に当たりました。 読みやすく、映画のシーンを思い出しながら読み進められ、映像では表現しきれなかった設定もあり、興味深かったです。 小説単体で涙するかは疑問ですが、仕掛けを知ったあとに読み直しなくなるというコピーには納得です。

    0
    投稿日: 2016.12.30
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    「ぼくたちはすれ違ってない。端と端を結んだ話になって、ひとつにつながってるんだ」 美大生のぼくが一目惚れしたのは、外見も中身も完璧な可愛い彼女。彼女に初めて声をかけた日、告白した日、初めて手を繋いだ日…ぼくの目線で話は進むけれど、その時彼女はどんな想いを抱いていただろう?それは彼女の「涙もろい」性格と強い繋がりを持っている。本で泣けるのはラストシーンだけじゃない。読み終えてからもう一度ページを開いた時、この本は一度目よりもっと切なく表情を変えているのだ。

    0
    投稿日: 2016.12.28
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    リアリティを感じられなかった。 前半の二人が接近する流れはトントン拍子に進みすぎて感情移入できなかった。後半のSF色強めな場面も「そんなことあるか〜?」と一歩引いて読んでしまった。 主人公が彼女を描写する表現は、感情と技巧のバランスが良く、面白かった。

    0
    投稿日: 2016.12.27
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    電車の中で読むんじゃなかった、泣けたと書いてあったため期待して読んでみるも、期待したほどではなかった。 内容は割と軽く、あまり小説慣れしてない人には読みやすかったかもしれない。 たしかに、ちょっと捻った設定でなるほどと思ったが泣けるほどではなかったし内容の薄さに残念な気持ちである。

    0
    投稿日: 2016.12.27
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    周りの評価が高かったのと表紙につられて購入。正直なところ、物足りなさを感じたのは確か。 全体的にとても読みやすいが、それに伴いとても軽い印象。設定を凝ろうとするあまりなんだか浮ついた感じに。?な部分も多かった。前半主人公の気持ちについていけないことも多々。後半は泣かせにかかるが、実際のところ泣けるほどではない。 ただ、本をあまり読まない人たちにウケはよいだろうと感じる。実際映画化されるなど、若い世代にはウケているようだ。

    0
    投稿日: 2016.12.26
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    泣ける!超感動!というほどではなかったけど、ふつうに話が面白かった。終わり方がすごく好きだった! それよりも、舞台が完全に生活エリアと一致してたから別の意味で面白かった!むしろ10年、20年後に読み返したいかも。

    0
    投稿日: 2016.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヒロインの恋人である主人公への「献身」、これを想像することで、恋愛を徐々に過去へと辿っていく「切なさ」の温度を読み手に感じてもらう、それがこの物語が支持されている秘密だと思います。

    0
    投稿日: 2016.12.25
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    あまり期待せず読んだからか。予想以上に面白かった!切なすぎて泣けた。はじめはあまり意味をよく理解出来なかったが、ちゃんと分かるとよく出来ているなと思った。【追記 2016.12.2】愛美の涙には全て意味がある。行動のひとつひとつにも。エピローグの高寿にも。やばい読み返す度に涙が…。みなさんの感想を読んで映像化したことを知る。基本的には実写化反対の私だが、これはちょっと映像で見たいかも!と思い、キャストを見たら…ダメだ。私のイメージとはかけ離れているので見ないことにしよう。

    2
    投稿日: 2016.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時間の流れが違うということで設定を理解しづらかったけど、高寿の初めてが愛美の最後と考えるとまだ分かりやすかった。切ない話なのだろうが、淡々と予定どおりに行動してるせいか、そこまでも悲しみが感じられなかった。映像で見るとまた違う感じを受けるかもしれない。

    0
    投稿日: 2016.12.21
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    読み終わりすべてがわかったあと胸が切なさで溢れた。だけど泣きはしなかった(もともとそういう性格なのです それが時々悩みのタネ)。時間の流れ的なSFぽさと甘酸っぱい恋が絡み合っててなかなか面白かった。だけどこれの映画化に福士蒼汰はちょっとなあ... 映画は観なくていいや。小松菜奈はすごく合ってる!

    0
    投稿日: 2016.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    擦れ違いは5年に一度、40日限定という設定~木野美大に通う南山高寿は京阪電車で見つけた女の子に一目惚れし、自分が使う叡山鉄道にも乗ったことに喜んだが、宝ヶ池で降りて慌てて追い掛け、交際を申し込み、あっさり受け入れられたのに吃驚する。携帯は持っておらず、家電や公衆電話で連絡を取り、次第に恋人になっていき、僕は家と学校の間にアパートを借りて、そこで愛を確認するが、彼女が残していったメモ帳にはこれからの予定が書いてあって、愕然とする。その夜、戻ってきた愛美(えみ)は、われわれの時間は40日だけの出会いで終わるのだが、5年後、10年後に再会するのだ言う。実際に5歳の時、死にそうな所を助けられたし、10歳の時にも似たようなおばさんと出逢っている。愛美は、あなたから訊いた話では、将来の私が、10歳の時には一緒にたこ焼きを食べ、神戸の地震の際の高寿を救うらしいらしい、と言う…~愛美ちゃんは、どんなに進んだ世界から来たのかねぁ。15歳の時には来なかったのか…思春期で、互いの行動に責任がとれなくて暴走しちゃうからかね?

    0
    投稿日: 2016.12.20
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    アイデアは面白いが、内容が薄っぺらい。もっと、設定を深くして、厚みを持たせたらよかったのに。 歳のせいか、「最後の出来事」に関して涙もろくなり、読んでいる途中ウルっと来たが、若いころだとスルーしていたような本。

    0
    投稿日: 2016.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前、京阪電車で通勤していたので、各駅を思い浮かべながら読むことができた。 僕にとっての初めては-愛美にとっての「最後」で。 このくだりが、なるほどと思うと同時に、衝撃的なほど悲しい気持ちにさせられた。

    0
    投稿日: 2016.12.20
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    映画化されたのでとりあえず。 予習してから読んだので、時系列的に惑わず読めた。 知らずに読んでいたら❓❓❓だったかも。 純粋なラブストーリーだとは思うが、将来的に相手は存在しない人になってしまうわけで、彼らは他の人と幸せになれるのでしょうか❓ぜひ別の愛も見つけていただきたい。

    0
    投稿日: 2016.12.18
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    ?となるところが何か所かあったけれど、なんとか読み終えた。ファンタジーな恋愛もの。 愛美ちゃんの健気さがかわいかった、といえばよいかしら。 とりあえず、映画化するからってCMとかやたらやっているのを見てしまい、小松奈々がずーっと頭にちらついたのが残念。やっぱりそういう情報を知る前に読んだほうがいいなあ。

    0
    投稿日: 2016.12.17
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    読む前にSFと知りたかった。 きちんとSF脳で読んだら面白いと思います! 恋愛小説を期待していたら、えぇ…そういう展開?となるかも。

    0
    投稿日: 2016.12.17
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    ☆☆☆ネタバレ☆☆☆ 新しい?タイムトラベルもの。 さらっと読める恋愛ものなので、高校生にはいい…のかなぁ。 40分くらいで読んでしまって、なんとも。 ちょっと物足りなかったかなぁというのが正直な感想。 とりあえず映画を観る気にはならなかった。

    0
    投稿日: 2016.12.11
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    この手のパラレルワールドはやっぱりダメだ。前半でなんとなく展開もわかるし、軽すぎるかな。 2016.12.9

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    投稿日: 2016.12.09
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    アンチパラレルの設定は面白いし斬新に感じた。設定が良いからこそ、さらっと系じゃなくてもっと心理描写を深めた物語だったらより好きになったかも。 雰囲気「君の名は。」みたい 笑

    0
    投稿日: 2016.12.08
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    映画館で予告を観て原作を購入。サラッと読めました。サラサラしすぎて感情移入はしそびれたけど、高寿くんも愛美ちゃんも可愛い。 恋愛小説というよりはSFなのかなぁ…。でも、SFというよりは恋愛寄りな気もするし…。 難しいというよりは、何故そんな設定にしたのか、という疑問でグルグルするお話。

    0
    投稿日: 2016.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋愛ものは、結構好きな方なのだけど、、 あまり世界に引き込まれず。。 純愛過ぎて、。。 もしかして私はピュアな心を忘れてしまったのかしら。。ʬʬʬ

    0
    投稿日: 2016.12.05
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    よく出来てるお話だとは思う 自分は切ない系のお話が好きではないのでアレだけど、 好きな人にはたまらないんじゃないかと・・・

    0
    投稿日: 2016.12.05
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    テンポよく、そしてとても甘々な展開になるにつれ、羨ましいな・・・なんて思ったり、主人公の心の機微が手に取るように描かれていたり、サラッと読めます

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    投稿日: 2016.12.04
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    若者に人気で100万部突破している、ということで読んでみました。恋愛かつSFものです。なるほど、たしかにキュンキュンしそう。しかも京都が舞台(京都精華大ですね。作者が出身とのこと)ということで、京阪とか叡山電鉄とか出てきて、親近感はあります。 結構ざっくりな感じもありますが、うまくできてます。こういうのが若者にうけるのか、という意味でも参考になりました。 映画になるそうで。実写化に向いてる感じしますね。

    0
    投稿日: 2016.11.29
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    意味深な題名から色々予想しながら読み進めていくと、甘々ラブストーリーが一変急展開。 一瞬トンデモ展開に置いてきぼりになりながらも読み進めて事態が把握できると一気に切なさがこみ上げてくる。 彼女目線で感情移入するとあまりに哀しい。 読み終わった後、もう一度読み返してみたくなる本です。

    0
    投稿日: 2016.11.28
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    とても読み易い文章。理解し易い話で、先が読めそうなのに最後まで楽しめた。最後は純粋に泣けた。 最後まで読んだらすぐに読み返したくなって2回連続で読んだ。2度楽しめる。 読み易いから友達に教えたくなる本。

    0
    投稿日: 2016.11.27
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    友達にすすめられて読んだ本。 最初は普通だったけれど、徐々に引き込まれていって 一気に読み終えた。最後に凄く切なくなった。

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    投稿日: 2016.11.25
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    意味深なタイトルの恋愛小説。主人公が一目ぼれした女の子には実はとんでもない秘密があって…。幸せなはずの二人の交際、しかし幸せと同時に、彼女はその時何を思っていただろうか。裏面の紹介文にあるとおり、彼女の秘密を知った読者はきっと誰もが最初から読み返すことでしょう!表紙のイラストにも注目です。2016年12月に映画化されます。恋愛小説を読みたい方、せつない気持ちを味わいたい方におすすめです。(新冠町)

    0
    投稿日: 2016.11.23
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    「僕は明日、昨日のきみとデートする」 最初は単純な、ほのぼの恋愛小説だと思っていたけど、彼女にはとんでもない秘密が!! その秘密がなんともせつなく、最後になればなるほど、あぁ、いい視点の小説だなぁと思った! まるでドラマを見ているように話の展開が早いのであっという間に読めます!

    0
    投稿日: 2016.11.18
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    いつだかに読んで号泣し、映画化ということでもう一度読んでまた泣き、結末がわかっていても切なくて泣ける。 中盤から読み進める手が止まらなかった、サラッと読める良さ。

    0
    投稿日: 2016.11.08
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    予告では全然惹かれなかったものの、本を読んでみたら止まらない。 そこいらにあるような恋愛小説ではありませんでした。 読めば読むほど切なくなります。 時間を大切に過ごしたくなりました。

    0
    投稿日: 2016.11.08
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    サラッと読める。 でも、ちゃんと読まないと良さはわからないのかなぁ。 あまり感情移入せずに読んでしまって そんなに切なさとか感じられなかった。 時間軸をあまりちゃんと理解せずに読んでしまったからかもしれない。 本屋で見かけてちょっと気になり、 買うほどでもなかったので、 図書館でかなり予約待ちをして借りたが、そんなに大騒ぎするほどの作品ではない気がする。

    0
    投稿日: 2016.11.06
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    ミーハー心をくすぐられて購入。 うーん、可もなく不可もなく。 恋愛ものとしては盛り上がりに欠ける気がするし、SFとしてもパンチが足りない。 この程々さが良いのでしょうか。 ここの所、禍々しい本が続いていたので、息抜きには良かったかも。

    0
    投稿日: 2016.11.06
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    とても切ないラブストーリー。後半になるにつれ、せつなさがヒートアップする。 設定は突拍子も無いので、最初は違和感を覚え途中で冷めそうになったものの、一旦受け入れて読み進めると、1ページめくるたびに切なさが加速して行く。 心が洗われるようで、こんなに読後感が心地いい小説は、久しぶりだった。

    0
    投稿日: 2016.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帯に書いてある通り、「彼女の秘密を知った」とき、「最初から読み返したくなる」ちゅうのも、なるほどー。 これは男性受けする、キュン話なんじゃないかな? 面白かったよ! モリモリネタバレでお送りします。 京都の馴染み深いややマイナーな地名がどんどん出てくるのは、読んでいてみょうに親近感がわいた。 でも、冒頭部分しばらくの、高寿のモノローグというか、ゆるゆるした展開が 「ちょっとこれは、面倒臭い話・・・?」 と、若干構えつつページをめくってました。 読みやすい文章なんでさくさく読めるけど、さくさく読めるだけにこれといったつかみどころもなく、 「もしかして始終この調子でやんの・・・?」 と、思っていたのが、 「!!!」 と、なったのはやっぱり、キリンのシーンでしょうねえ! そのとき高寿くんは初デートの下見で忙しかったみたいやけど、キリンのスケッチが張り出されることを知っている愛美に、もしかしてこれはただの恋愛小説と違うんかしら? と、期待値をあげました。 5月22日の別れはジーンとしたよ・・・。 でも、号泣するまでに至らなかったのは 「え? どういうこと? 何??」 と、「時間が交差する」っていうのが理解しきれてなくて・・・(オイ大丈夫か)。 愛美ちゃんの時間が逆回りに進んでいくというのはわかる。 せやから、高寿と過ごす時間が重なるたびに、(愛美にとっては)高寿と出会ったころに戻っていくということで、親しい関係から「他人」になっていってしまうというのはそりゃあ辛いやろうなあ、と、思う・・・。 でもそれって、あくまで「高寿目線」の話なんだよね? 時間が戻っていくというのを知っているのは愛美だけで、もちろん愛美が秘密を話して、なおかつ高寿が「乗り越えた」あとは、愛美との逆回りの時間を意識して生きていくとはいえ、高寿にとっては、「20才の今」の四十日間は 「四十日後の別れ」 は、迫っているけれど、 「だんだん愛美と『他人』の関係に戻る」 と、いうことにはならんのよね・・・? そこがなー!! 作中で高寿もいうてたけど、高寿は愛美のおかげで、四十日間お互いの気持ちを通い合わせられることができるけど、愛美だけが、高寿と過ごすたびにだんだんと 「高寿と『他人の関係になっていく』」 わけやろう・・・・。 そうまでしてなんで愛美が高寿のことが好きなのかが、どうしても理解できひんかってんなあ・・・。 好きに理由はないんかもしれへんし、5才の愛美が30才の高寿に助けてもらったこととか、10才や15才のときに何かがあったのかもしれへんけど、それにしても愛美の愛情になかなかシンクロできひんかったな。 それ以外は、とってもとっても感動的なお話やったと思う。 愛美の秘密を知ってから、最初の 「また会えるよ」 で、ぽろぽろぽろっと涙をこぼした愛美を読み返すと、 「あああーー・・・」 と、思う・・・。 それも、号泣とか、涙をはらはらとこぼすとかじゃなくて、「ぽろぽろぽろっと」涙が落ちるねん。 ああこの子、がんばってるなあ、一人でがんばってるなあってなんかもうそこは二度読みしたら一度目と全然違った。 初読時は、 「この子ちょっと変わってる子なん?」 と、高寿が愛美に抱いた疑いの何倍も、薄べったい目で愛美を見てしまったもの・・・。 な、もんで、愛美の第一印象はすこぶる悪かった(笑)。この子何なんやろ、と・・・。(;^ω^) このへん、男性目線やったらちょっと違うんちゃうかなー、と、思う。 ところでこの「隣り合う世界同士をつなぐ境界線」は、宝ヶ池にあるそうですよ。 行ってみようか!!! (フィクションですよ) あと、地の分で「~のような」っていう表現を連続で使うと文章がぼやけるんだそうだ。メモメモ。笑 しかしこの高寿くん・・・。美大に通ってるわ、一人暮らしを始めたら食器は100均で買わなかったりとか、愛美ちゃんがおすすめする収納家具を買うことに抵抗なかったりとか、ええ暮らししてはるな~・・・。よけいなおせわ でもまあ、その日のデートのランチはバーガー1個で済ませたらしいので・・・。それはそれで、小食やな!! そんなどうでもいいツッこみを差し引いても、これまたいい本に出合えた。 「きみすい」「また同じ夢を見ていた」に、続き、職場の上司に貸していただきました。 自分では絶対に選ばない本なので、大変面白かったです。 普段から読書をする人にも、そうでない人にも、おすすめしたい、そういう本やね。 ひつこいようやけど、愛美の秘密を知ってから読み返すと、それまでの 「面倒臭いな」 ちゅうような二人のモジモジ恋愛がガラリと色味を変えるねん。 高寿の小説について感想を手紙にしたこととか、いちいちおうむ返しのように会話を繰り返すところとか、何かあるたびに涙ぐむ愛美が、切なすぎる。 ・・・切なすぎるだけに、だから、 「なんで愛美はそこまで高寿のことが好きなん?」 ちゅうのだけが、ひっかかるんだよね~!! ここが理解できてないのは致命的な気がする。 致命的やけど、それでも切なくはなるのが、著者の巧さじゃないかしら。 端から端まできれいな文章できれいな世界でした。 そして初版が数年前やったのが意外・・・。 ■■■■ ■漣 さざなみ こまかく立つ波。 (こんな漢字を書くとは知らんかった) (2016.09.14)

    0
    投稿日: 2016.10.26
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    まさかSF物だとは思ってませんでした。 あと、読みやすさにびっくりしました。気付いたら読み終わってました。でも、所々時間の流れに納得がいかないところがあります。私が理解できてないだけかもしれませんが…。 映画化ということで想像しながら読んだのですが、本の方がいいかなぁという印象です。

    0
    投稿日: 2016.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3 パラレルワールド系恋愛小説。京都の美大に通う南山高寿が、電車で一目惚れした福寿愛美と交際を進めていく。彼女とは時間の流れが逆になっており、タイトル通りのデートをする。5年に一度40日間だけ会えるらしい。それぞれの10歳と30歳、15歳と25歳の話もあり、途中の違和感や伏線がつながっていく。 好きになるとき面白い場所を発見したら彼女に見せることを、美味しいものを見つけたら彼女に食べさせることを願うようになり、反応や喜んでいる所を想像するように。 徐々に相手が忘れていく瞬間を想像すると非常にせつない。 設定が面白くラノベ感。

    0
    投稿日: 2016.10.24
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    面白い。描写などは少なく、感覚的にはライトノベル。しかし最近の流行りなのだろうか、一つのテーマにせずに読者が読後に悶々とこのネタならこんな事もあるな、なんて事を作中で描けてるのは評価できる。しかし、その為にエンタメ性が強くてでしまい、芸術文学とはならないのも分かってしまった。 昨今の映画化原作としては、これ以上ないくらいよく描けてる。

    1
    投稿日: 2016.10.23
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    切なさが凝縮されてるのに、とても幸せな気分にもなる不思議なお話。 中盤からラストまで、うるうるしながら一気読みです( ; ; ) もうたまらないー!! 家でリラックスして読むべき一冊です(*´ェ`*) 外で読んだら、後悔しただろうなぁ。 涙腺が崩壊する。 恋って素敵だな。と改めて思いました。 この人だって…感じる感覚に共感しちゃいました! あとはなんて読みやすいのだろう。と、驚いた!笑

    0
    投稿日: 2016.10.23
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    すごく読みやすいお話だった。本が苦手な人でもさくさく読めそうな気がします。 お話に関してはただ切ないな、という印象。温かな描写の中の寂しさがじわじわと心に染み込んできます。 大きな波があるというより、穏やかな二人の時間を一緒に共有するようなお話でした。

    0
    投稿日: 2016.10.22
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    もし実際にあったらヒロインの女性の演技力は凄いと思う。まさかの異次元ワールドな展開で楽しめる小説。まさに運命の出会いといえる。

    0
    投稿日: 2016.10.21
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    SFちっくな恋愛もの。 そういう小説もラノベも、嫌いなジャンルではないのだけどね。 これは、ダメだった。 なんか、タイトルでねたばれしてるし、旅行できるのに5年に数日しか会いにこれないの?とか突っ込みどころ色々。 そもそも、その設定をいかしきってないでしょ。 表紙も可愛いし、好きな系統のお話のはずなのに、入り切れなくて本当に残念。 うううむ。 ちょっと気分を変えるために、次は雫井さんにいこう。 (3冊連続はずしたら、自分の好きな本を見付ける臭覚に自信を持てなくなっちゃうので、安パイにね(笑))

    3
    投稿日: 2016.10.18
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    真相を知って、愛美の行動を思い出して、その時の気持ちを想像するのが、重く、けれど、心地良かった。目頭は熱くなる。 161011

    0
    投稿日: 2016.10.11
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    題名にネタバレ感があることと、設定に少し無理がある。初めの方の会話が甘すぎて少し胃もたれする。しかし、彼女の秘密を知った後、彼女の涙の意味を理解すると、その切なさに心打たれた。救いがない気もするが、一応ハッピーエンドなのか。

    0
    投稿日: 2016.10.09
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    会話文が多目なのでスラスラ読める。最近の恋愛小説って感じ。 若干のSF要素があり、それが詳しく論理的に書かれていたら興ざめだったかもしれない。適度な雑把さが恋愛小説として引き立たせていたのだろう。大衆恋愛作品として考えれば面白いと思う。 大衆向けではあるが、読後大切な人に会いたくなる。 この作品が好きなら『一週間フレンズ』も好きだと思う。高寿くんと愛美ちゃんの雰囲気と作風も似てる。

    0
    投稿日: 2016.10.04
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    ラノベ本だと思うがジャンルはSF恋愛物かな。駅で見かける超美人の女の子に告白し、付き合えるようになった冴えない20歳の男の子。2人の恋愛話だがタイトルが既にネタバレしてる通りのオチになる。辛い事象からの出会いを用いて運命に繋げる展開にしているが、内容に深みが無い為、薄っぺらく感じてしまう。きっと10代の世代が読めば印象も変わるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2016.10.04
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    オチがわりとすぐ判るのが残念なんですが、 それでも悲しさは伝わるような気がします。 記憶喪失モノかと思っていたので、 設定は(無理矢理でも)なかなかでした。

    0
    投稿日: 2016.10.03
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    登場する女の子が完璧な女の子過ぎて 男の人の妄想みたいな本だったけど でも、やっぱり恋はいいなって思える 綺麗で切ない本でした✨ 映画化よりドラマでみたかったなあー。

    0
    投稿日: 2016.10.01
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    モテない男の妄想に一冊分付き合ってしまった。 主人公は「僕が、僕が」ばかりで、恋する女の子の内面や家庭環境にはまったく興味を持っていない。 非現実な人間関係を書くのなら、せめて五感に訴えるような情景や心理描写がほしかったが、全編を通じて文体はラノベ調で、ひたすら軽い。 自分の内面も覗かず、家族や友達との人間関係にも踏み込まず、一番肝心な女の子もまるでジャンプのヒロインのような薄い描き方で人間味がなく、読むのが辛かった。

    0
    投稿日: 2016.09.28
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    題名から何となくSFなんだろうな、と思って興味は有った。が、なんとなくラノベ風の表紙を敬遠して今の今まで手に取らなかった。 ところが先日「君の名は。」を観た時に予告で此れをやっていた。映画になるんだ…。 突然読む気になった。 予想通り設定だけSFの恋愛小説です。 ちょっと無理がある設定と思わないでも無い。 完全に真逆に時が流れているのではなく1日は完全に同期出来る。1日の終わりに調整が入り彼女は1日バックする。んなアホな。 まあ設定をあれこれ言う小説じゃないから。 違う世界の人間だとお互いに認識してからの2人の心の動きは面白かったな。お互いがお互いを思い遣る気持ちが膨れ上がっていく様が面白くて、やがて悲しい。エピローグも秀逸。きっと映画では素晴らしい余韻になるだろう。

    0
    投稿日: 2016.09.25
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    ハッとさせられる文章や表現はないものの、設定とその中での心情が上手く考えられてる。「よくできた小説」って感じ。

    0
    投稿日: 2016.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わるともう一回読み返したくなる。また反対から読んで、彼女の過ごした流れを感じてみたくなる。そんな本です。

    0
    投稿日: 2016.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすく普段読書をしない人にもオススメ出来るエンターテイメント。 -☆の点。 仕掛けが凝ってる故に、深めてほしかった。特に、心情描写が主人公よりで、ヒロイン側に物足りなさを感じた。

    0
    投稿日: 2016.09.18
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    2016.9.18.いつの間にかベストセラーになっていた作品。京都の美大に通うぼく、南山高寿は電車の中で一人の女性に一目惚れする。思い切ってその女性福寿愛美に告白し、付き合うようになるが、彼女にはある秘密があった。 どんな作品かとても興味があった。途中で萩尾望都さんの作品「マリーン」を思い出し、もしかしたらそんなストーリーではないかと思ってしまったのが邪魔をして純粋にストーリーを楽しめなかったのが残念。結果的には広い意味では同じだが全く違う発想だったから余計に残念。でも、「マリーン」を思い出せたことはよかった。七月さんのこの作品はよく考えられているな…とは思ったが期待していたほどのインパクトはなかった。その理由はネタバレになるので書けないけれど…。あっというまに読めてしまったのでどんな作品かやきもきするよりは読んでみてよかったと思う。

    0
    投稿日: 2016.09.18
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     切ない切ない切ない。切なくて苦しかった。  その後は、社会人のくせに夏休みを利用し舞台巡りまでしてしまった。(笑)

    0
    投稿日: 2016.09.17
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    切なかった。 帯に「彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる」とあるけど、読み返した! あのとき彼女はどうしてたか、どういう心情だったか確認したくて。

    0
    投稿日: 2016.09.14
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    途中で結末がわかるのに、思わず泣いしまいました。好きな人と一緒に居られることの大切さ、すばらしさを改めて教えてくれる本です。どんな方にもおすすめします。

    0
    投稿日: 2016.09.07
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    とてもよかった!ちょっとボリュームが少ないかなとも思ったけど。エンディングに何か一捻りあったらもっとよかったかな。

    0
    投稿日: 2016.09.06
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    甘く幸福な時間も、ページが進むにつれて胸が張り裂けそうになる切なさに変わる。ファンタジーだけど感情移入して泣けてしまう綺麗な作品。

    1
    投稿日: 2016.09.05
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    読みやすくて、 漫画感覚で一気読みできた。 ただ、伏線の張り方が直接的すぎて 驚きとかは特になかった 流れるように読んだ感じ 感情移入できず、 恋愛感情も理解できず… うるっともこなかった 私が若くなくなったということなのかもしれない

    1
    投稿日: 2016.09.04
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    恋愛小説は初めて手にしたが本が人の心を豊かにするとはまさにこの本を読んで感じた。映画化されるということだが、やはり言の葉から自分で自分の世界観を描き物語を展開させることに、醍醐味があるように思う。なによりこの本の魅力は、読み終えたあとに「また初めから読みたくなる」ということである。主人公の視点から一度目を読み終え、二度目にヒロインの視点から読むことで、二度目は主人公の想いを知った上で、ヒロインの心を読み進めることで、より一層この本の魅力を感じるだろう。

    0
    投稿日: 2016.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最近こういう雰囲気の表紙やタイトルのものが増えたなぁと思いつつ、映画化も決まったとのことで読了。 ラノベ作家さんなせいか、会話文が多く、地の文もあっさりしていて、全体的に白いが読みやすい。 京都の街が細かく描写されていて、いってみたいな、と思ったピザ屋さんはすでに移転されたらしい。 内容はタイトルそのまんま。 設定も今まで見たことのないもので、「面白いこと考えるなー」と思ったが、救いがなくて辛い。 彼女がホントにできすぎている。完璧すぎる。 恋愛部分は大学生のさわやかさと甘ったるさで、そういうものを求めている人にはたまらない感じ。 設定によりどうしても切ない部分があるので、それを思うと苦しくなるけれど、最初の方を読み返したけれど、それでも泣くほどではなかった。 そしてラスト、もう少し書き込んでもらいたかった。 5年ごとに出会えるんだよね? 彼の方は「最後」までに何度か会ってるよね? あっという間に読み終えてしまったので、そのあたりも書いてほしかったな。

    0
    投稿日: 2016.08.31
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    母の積読から拝借した1冊。普段自分なら絶対に選ばないテイストの本だったが出会えてよかった。こんなにライトで1時間半で読み切れる本に出会ったのは久々。内容はかなりひねってあって面白いけれど、文章に所々稚拙なところがあっていまいち水を差す。とくにエピローグは雑じゃないかと思った。もとからライトノベルだよ、と差出されればかなり水準が高く楽しめたが、純文学だと言われるとちょっと物足りない。ただキャラクターに思わずこんなイメージかな、と人を当ててしまったから生き生きした素晴らしい描き方だったのだろう。可もなく不可もないので、せっかくかなり売れてる本なので時間ができたら読んでおくことをオススメします。

    0
    投稿日: 2016.08.23
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    まずタイトルから変わっているなと思いました。最初は普通の恋愛ものだと思いきや、読み進めていくと、なんだかファンタジー要素になっていて設定が少し難しかったです。

    0
    投稿日: 2016.08.22
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    映像化もしてて、泣けると話題だったので読んでみた。 愛美の設定?が分かるところまでは二人の行く先が気になってどうなるのかなあと少しキュンキュンしながら読み進めたが、わかってからは現実離れしてて自分が付いていけず結局期待したほどではなかった。(少しハードルを上げて読み始めてしまったせいか) でも、一度読んで全てが分かった上でもう一度読む面白さもあって一度で二度美味しいとも思う。 ストーリー的にはさらーっと読めると思います。

    0
    投稿日: 2016.08.19
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    何度も読み返して読んでいます。 同じ時間に直してあげられたらいいのにともどかしい想いでいっぱいです。でも読後はそんなに苦くない。むしろ清々しいくらい。

    2
    投稿日: 2016.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これほどタイトルで盛大にネタバレしても、 楽しめるだろうか。 お互いが過ごす時間の意味、初めてと最後の という違いがあっても、二度とない二人の時間を 大切な人と大切に過ごす すれ違いの甘く切ない恋愛ものとして楽しめた。 やはり梶尾真治先生の『時尼に関する覚え書』 ということは『ジェニーの肖像』も思い出す。 絶対に起こらないことだけど、 離れて二度と交わらない、大切な人との時間。 過去を共有できるというだけで、現実の瞬間も そいうことの積み重ねと捉えていかねば。 正直に言うと、ジェニーも時尼も知らない人 向きだと思う。知っている人は似たところや それぞれの作品のアラを探してしまうかもしれないので。 こんな恋愛物語のアイディアも あったのかと。そしてジェニーや時尼も読んでみて、 時間モノの切なさを味わってもらいたい。

    0
    投稿日: 2016.08.08
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    ■彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。 京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて──。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。

    0
    投稿日: 2016.08.01
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    ちょっと独特な文体に最初は戸惑ったけれど、主人公の一途な思いに自然と読み進められる。きれいな恋のものがたり。と思いきや、まさかの展開に。まあ、題名が全く内容を隠していないから、気づけよってことかもしれないけれど。ヒロインの一つ一つの場面が、ラストを知るとまったく意味合いが変わって、とびきり切なくさせられる。帯に偽りなし。 ・・・作者の七月隆文さん、ラノベ出身なんですね。ラノベにも興味が出てきました。ただ、この人の作品ほかも読みたい!って思っても、表紙が恥ずかしくて買えないんですが・・・。

    0
    投稿日: 2016.07.30
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    全て読み終わると答え合わせをしたくなってもう一度読み直してしまう。 読み直してその全ての行動の意味がわかって、あー、そーだったのかぁと納得します。 登場人物の想いが伝わってきてとても切ない気持ちになる作品。 非現実的な内容なのであんまり好きじゃ無い人もいるかも………

    0
    投稿日: 2016.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん。時間を逆行しているというのはおもしろいと思いますが、『時をかける少女』のバリエーションとしか思えませんでした。大ボス、いえ大御所筒井康隆氏にはかないませんね。私は原田知世の映画版しか知りませんけど。 30歳の愛美に10歳の子供がいたらもっとおもしろかったのに。動機付けとしてもありなんじゃ?でもそしたらターミネーターかよ!になっちゃうか。 ”ショパンの雨だれ”のところで、I Like Chopin~が聞こえてきてしまったのは年齢のせいですよそうですよわかってます!! 男性作家による恋愛の心理描写が比較的珍しいタイプだと思うので、星の数はおまけで3つ。

    0
    投稿日: 2016.07.17
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    帯で泣ける号泣と書いてあったので購入したが、私が冷徹すぎるのか一度も瞳が潤うことがなかった。。 しかしながらSF系な話は好きなので星3つ!でももう少し分かりやすくても良かった。読みながら頭の中で双方の時間軸の図を作ってました。

    4
    投稿日: 2016.07.17
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    京都に行きたくなった。本当に切ない。今まで読んだ本の中で最も切なかった。終わりに近づくにつれ、何度もどうにかしてくれ、と心の中で叫んだ。お気に入りの本。

    2
    投稿日: 2016.07.15
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    王道ラブストーリー。 ちょっと題名のまんま過ぎない?‥とは思ったけど笑 ヒロインが可愛くて、もっと自分も女磨こうと思った笑 恋って儚くて美しいね、、現実はそうもいかないけれど。映画になったらすごく綺麗だと思う。ぜひ見に行きたい。

    0
    投稿日: 2016.07.09
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    展開は読めたけど、面白い描写と自分が京都好きということもあり、読んでて気持ち良かった。最後は無条件に涙。映画も楽しみ。

    0
    投稿日: 2016.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    考え過ぎて納得できなかった。 高寿と愛美の時間が逆になっているなら交錯する日があるはずで、その日はお互い過ごしていない時間になるのだから何がおこるかノートで分かっていたとしても、その日に焦点を当てて書いてもよかったのになぁ…と思ってみたり。

    0
    投稿日: 2016.06.30
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    文体、内容、どれも私にはピンとこなかった。 説明多すぎるかな。 後半は主にセリフのところだけ流し読みした。 有川浩の次に読むにはきつかった。 作者さんごめんなさい。

    0
    投稿日: 2016.06.30
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    うぅん。 最初の方で予想ついちゃったし、甘々ベタベタシーンがちょっとねぇ。あまりにも現実離れした話だったから余計。。。

    0
    投稿日: 2016.06.29
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    時間軸には2つあると言われている。「不可逆的な時間軸」と「日本人独特の環のような時間軸」だ。それが覆されたとき、私は衝撃を受けたし、小説の中の2人は哀しみに暮れた。 読み返す度に想いや哀愁が深くなっていく本はこれより他にないのではないか、と思わせる、そんな名作です。

    0
    投稿日: 2016.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレ注意。 作者が設定した構成での話としては、十分泣かせどころもあるし、切なく、感動的なところもあるんだけど、ハッキリ言ってムリがありすぎ。 逆行する二つの時間軸を交差させるだけでなく、一日ごとに平行線をたどる、ということは、ストーリー的には必要なことかもしれないけど、ちょっと考えるとちょっとおかしい。 20歳の現在、「ぼく」が「きみ」に初めて出会った日は、「きみ」にとっては「ぼく」との出会いの最後の日。 「きみ」は「ぼく」と別れなければならないとわかっているのに、二人の出会いはあまりにも淡白。 また、「ぼく」が「きみ」と出会う最後の日は、「きみ」が「ぼく」と出会う最初の日。 「きみ」は初めて「ぼく」に出会うのに、あまりにも感傷的。 もちろん、これは「ぼく」の時間軸の中の話なので、どうしようもないことなんだけど、こういう矛盾(パラドックス)に気付いてしまうと、やっぱり純粋に楽しめない。 ちょっと惜しかったなぁ、という感想。

    1
    投稿日: 2016.06.24
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    京阪、叡電と馴染みの深い電車や出町柳、新京極など昔歩いた場所も多く、それなりに興味を持って読み続けられた。ライトSF恋愛ノベル。ふたりが同年代で居られる時間の少なさと彼女の涙の訳がちょっと切ない。

    0
    投稿日: 2016.06.22
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    幸せで、切なくて、、、 ぼくの葛藤と、彼女の献身的で強い愛にとても感動しました。 こんな風に人を愛せるってすごいなぁ。 ただの恋愛小説じゃない。 読み終わってすぐに2回目を読み始めました。 2回目は1回目よりさらに切なかったです。

    0
    投稿日: 2016.06.21
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    とても切ない恋物語。人は共有できる時間を持ってこそ二人で未来を作っていける。いま、誰かと時間を共有できることの奇蹟、幸せを感じられる小説。パラレルでない設定で恋を描くとこうなるのか、と設定のうまさに感心した。

    0
    投稿日: 2016.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初が幸せすぎるお話って、その後の切ない展開が寂しくて、甘々な展開に浸りながらも、その予感に怖くなります。 「最後まで読んだとき、初めから読み返したくなる」っていうのは最近の帯やキャッチフレーズのキーワードかもしれない。 恋愛もののこの本は、サスペンスやパニックものほどそのキーフレーズへの引き付けは強くない。最後の最後にばーーん!!みたいな強い演出ではない。 でも、でも。“真実”を知ったからと言って、哀しみや喜びがなくなる訳じゃない、上手くやれる訳じゃない。それを主人公と読者、双方に問ってるような展開だった。 確実に読み返したくなる。読み返さざるを得ない。 きっと2回目は、1回目よりも切なくて、いとおしい。 あと、恵美は本当に可愛い。

    2
    投稿日: 2016.06.19
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    あっさり読めました。この世界に全く入りきれず、少しも心が動かなかった、、。残念です。泣けた人が羨ましい、、。これは切ない話なんでしょうか。

    1
    投稿日: 2016.06.17
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    切ないSF恋愛小説。 突飛な設定はいいとして、決して交わることがなかったはずの、二人の叶わぬ恋のお話。終わりを知っている恋の行方というのは切ない。それにしてもその突飛な設定はずるい。

    0
    投稿日: 2016.06.13
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    タイトルのヒントもあってか第1章も終わらないうちに「あ、このヒロイン未来から過去へと逆の時間軸生きてるわ」と気づいたけど、様式美?な感じですらすらと読めた。せっかくなら最後に大どんでん返しがあってほしかったけど。

    1
    投稿日: 2016.06.12
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    息子の友達から「せか猫」と一緒に貸してもらった本。 若い二人の素敵な恋。 短いようで実はとても長い時を超えるその恋は とても切ない。 大好きな人にそのままでいてほしいから、決して何かを変えたりしない、 そんな思いを知ったら。。。 ますます好きになっちゃうよ。 自分ではチョイスしないタイプのお話なので新鮮でしたぁ、ありがとう。 映画になるのね。 職場でその話をしたら、 大坂市内在住の人が 「近所のアパートで撮影していた福士蒼汰と小松菜奈は その映画だよね、多分」と教えてくれた。 ほかにも東出くんがいたらしく・・・ 確かに、めっちゃ背の高い友達ってのがでてきたなぁ。 そういうの聞くとちょっと見てみたくなる。

    1
    投稿日: 2016.06.09
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    互いに思いやる2人の純愛小説。ただ一つ違うのは、ぼくの最初はきみの最後。ふと感情移入するとやばいくらいに苦しくなった(笑)

    2
    投稿日: 2016.06.08
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    とても切ない切ないラブストーリー。 期限付きの恋物語が流行っているのだろうか・・・? ま、この物語に限らず、「恋」って永遠に続くものではなく、そこから愛が始まったり、別れがあり又新たな出会いがある・・という、人生の中の少し長めの(短めの)通過期間なのかもしれない。 そいういう観点で、「恋」のトキメキ、切なさ、が存分に描かれている物語。 時間空間を操った物語は好きな方なのだけれど、それだけに、んんんー・・もう少し練ってほしかった。 なんとなく、有耶無耶な時間空間の操り方で、読めば読むほど、なるほど感がなくなってきた。 ・・・なんかちょっと惜しい。 恋したことがある方すべてに、思い出してください恋心・・の一冊。

    0
    投稿日: 2016.06.06
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    映画化、新聞の広告等で話題となり、気になって読んだ作品。ファンタジーであり、二人の関係が微笑ましく、透明感ある美しさ、混じりっけない爽やかさ、時にしんみりさもある。純愛小説であり、秘密を知ったあとの二人の関係の進展等は感涙ものであった。二人の関係が、大学でのシーンから、現在の時点と過去の時点、未来の彼、彼女と対話しているシーンは時系列が見えない糸で二人を繋いでいるのだと感じる、今の二人の関係へと繋がるというパラレルワールドを感じる。最後まで読了し冒頭部分を読み返すと再び、感動に包まれる読後感であった。

    1
    投稿日: 2016.06.05
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    読みやすい。のは、会話が多いからなのか? 秘密を知った時は少し切なくもなったけど、全体的にほっこりした。 でも特段ビックリするような展開ではなく、ハラハラもせず安心して読めた。 わたし的にはもうひと展開あっても良かったかな〜と思う。あと、全体的に何とも言えない、ふわふわモヤモヤ感がある。

    3
    投稿日: 2016.06.05
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    比較的短いのですぐ読めた。 一目惚れした、不思議な女性とのラブストーリー。 タイトルからなんとなく内容に察しがついたが、改めて考えると、普通の人にとっての「初めて」が、彼女にとっては「最後」になる。彼女は「最初」の日、何を思っていたのか。 家で読んで正解だった。ボロボロ泣いてしまった。

    2
    投稿日: 2016.06.05
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    2016.05.31 久しぶりにつまらない本を読んだと思った。タイトルで6割、プロローグで9割展開が見えたし、残り1割は二人のラブラブっぷりくらい。向こうの世界の設定も曖昧だからいまいち入り込めなかった。 「僕にとっての初めてが、君にとっての最後」ということを説明しすぎかなと思った。 読みながらaikoの「もっと」を聴いて切なさをプラス

    1
    投稿日: 2016.06.02
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    裏に書かれている甘く切ないラブストーリー、まさにその一言。二人の関係が良すぎて終わってほしくないと思える話だった。 展開はある程度予想できたけど良い作品だった。 SMAPのオレンジのさよなら 今でも誰より大切だと思える人の歌詞が当てはまるなと思った。 読み終わった後に聴いた曲がいろいろとこの作品に当てはめられたのでそれもおもしろい。

    2
    投稿日: 2016.05.31
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    こんな架空の設定で、恋愛小説が存在できるんだなあ。なに甘ったるい小説なんだ!と最初は思ってたんだけど、そうじゃなかったんだなあ。ということは、もう一度最初から読むべきかもしれない。

    2
    投稿日: 2016.05.30
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    2014年に「泣ける」とクチコミで云々。 全然、泣けない…泣けなかった。 設定は良いかも?なんだけど。 途中、あれ?と思う文章を発見。 彼女は、既に過去で経験しているのにも関わらず、初めてって文章…変だよ。 作家さん、素人なんだろうか??? てか、添削等の手を加えなかったのか? 謎ですが、映画化されるらしい。 映画の脚本は、謎なくキュンキュンを希望します。 '16.05.28読書完了

    1
    投稿日: 2016.05.28
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    タイトルからタイムスリップものかな?と予想していたけれど、そういう仕掛けだったんだね。 泣けると聞いて読んだけれど、二人のいちゃいちゃぶりが恥ずかしくて集中して読めなかったな。。

    1
    投稿日: 2016.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

     うーん。  私は、おそらくこの本のターゲットと一致しない層なのだろうと思う。  性別が女性で、母親からの無償の愛情は無償ではないと思っていて、タイトルから類推される原作を知っていると、あーってなる確率が高そうな気がする。 (以下ネタバレあり)  私はこの作品はホラーだと思う。  ヒロインが最初に主人公に会ったことで「彼を運命の人」だと思い込み、自分の過去(であって付き合ってしまったこと)を、未来の自分が償わなければならないというツケが回ってきている。  そもそもこの主人公と、この設定で付き合い続けることに、20歳の女の子がどれだけの価値を見いだせるんだろう。  もちろん、ファンタジーって言えばそれまでなんだけどね。  ただ、こう、夢見るには、個人的に痛いポイントを突いてくるので何とも。

    0
    投稿日: 2016.05.24
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