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拝啓、未来に生きた昔のぼくへ 新選組青春録
拝啓、未来に生きた昔のぼくへ 新選組青春録
伽古屋圭市、南野ましろ/一迅社
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総合評価

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    現代の高校生がタイムスリップして新撰組の一員となる、なんてあらすじから、わりと軽めのお話かと思えば、意外と重い話でびっくり。時代や新撰組の理不尽や無残をシリアスに描けば、現代人が手軽に向き合える話にはならないのだけれど、幾分あっさり目ではあるけど、それを正面からこなしている。単なるスポーツが得意のチャラい青年が、人を殺すまでを段階を踏んできちんと描写したりしてるからね。それでも希望を残すラストとか秀逸。

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    投稿日: 2022.04.03