［暗黒国家の都市開発シミュレーション］ ―読む前の印象では「オーバーロード」のパクリかな？といったものが先行していたのですが読了後は個人的に好きな展開が多かったです。転生モノではあるんですが「１から都市開発する」というのが内政が好きな私にとっては大好物になれました。転スラなども戦闘描写より仲間との街作りパートが好きなので，そこをメインにしてくれるこの作品の今後が楽しみで仕方ないです。 ―転生するものとしてはオーバーロードが近いかな…ゲーム知識・システムごと転生という形です。ただこの作品らしさがちゃんとあって「初期の仲間が１人・立地最悪・資源なし」という高難易度状態からのスタートなのが面白かった。国家の性質的に邪悪なのに平和主義であり内政主義でもある。このギャップがこの作品らしさかな。 ―少し残念なのが小説なので都市が現在どういったところまで開発されたのかが視覚的に分からないのが惜しい部分かな，この建築物ができたからこういった効果得られました～と説明はあるんですが実際の建築物の外観が分からないのが残念。