
総合評価
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powered by ブクログシリーズ最高傑作の呼び名に値する傑作。 警察が吊り金車の検証をしなかったのは明らかな怠慢だが、最後の御子柴の弁論で法定の雰囲気を一変させるのは圧巻。そして郁美が殺したのは誰なのか最後に明らかになるところも良かった。 御子柴シリーズで初めて人の温かみを感じることができた。
11投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ2025.10.23読了 シリーズの続きが気になりすぎて、1日1冊のペースで読み進む 今回は加害者の家族の苦悩の話 実在の事件を常に念頭にあり、最初は主人公への嫌悪感いっぱいだったけれど、進むごとに感情が行ったり来たり このシリーズの先に救いはあるのかとても気になる 新川帆立『目には目を』を読んだ時も感想がまとまらなかったけれど、贖罪とはというテーマは難しい 今回は氏家所長が友情出演
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ悪徳の輪舞曲 著者:中山七里 ナレーター:池添朋文 御子柴礼司の第四弾。 まさかの御子柴の実母と妹が登場! 加害者家族に対する世間の悪意の正義感がありありと書かれており考えさせられるものがあった。しかし一方、14歳というだけで罪を裁かれない法律に世間が憤慨するのも納得できるものある。 妹が御子柴に今までの苦悩を訴えても、御子柴は『知らない』と人蹴りするのはさすがに薄情すぎると思ったが、実母と妹の登場により気持ちが揺らいでいるのは目に見えてわかった。 実母の掴めない人柄が御子柴のやりにくさを物語っていたが、実母の御子柴への打ち明けは驚きを隠せなかった。 御子柴に対して家族は愛情が無かったわけではなかったのだ。 ------------- サマリー(あらすじ)・コンテンツ: 報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。梓の依頼は、旦那殺しの容疑で逮捕されたという母・郁美の弁護だ。悪名高き〈死体配達人〉が実母を担当すると聞き動揺する検察側。母子二代に渡る殺人の系譜は存在するのか? 「御子柴弁護士」シリーズの最高傑作。 連続ドラマ化で話題独占! 「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」 12.7放送開始 毎週土曜よる11時40分 原作・中山七里『贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲』『恩讐の鎮魂曲』『悪徳の輪舞曲』 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 主演:要潤 ベッキー 津田寛治 悪徳、法外な報酬、絶対勝訴。悪魔の法廷劇が今、始まる! ------------- 読了日:2025/08/24
19投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ御子柴シリーズ4作目。今回の被告人は御子柴の母親。依頼人は妹。このシリーズどんどん面白くなる。御子柴の起こした事件によって加害者家族になった父の自殺と母、妹の壮絶な日常。どんな生活を送ってきたかを聞いても御子柴はどこか他人事だし、謝罪もないどころか傷つけるような冷たい言葉をぶつけることにイラッとしながらもそういう心が欠如しているのも御子柴だからとどこかで自分を納得させる。ただ少しずつ感情が出てきている気がして、この先も御子柴から目が離せない。
2投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログ御子柴シリーズ第四弾も非常に面白かった。 母親の弁護を頼まれて、御子柴自身も口では 他人と称しているが、なかなか割り切る事も難しいようだった。 加害者家族の苦悩もよく理解できる。 やはり、親はどんな子供でも守ってやるという 思いは同じである。すごく納得。 御子柴にかかわる関係が分かってきました。 そして、相変わらず倫子がいいですね。
9投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログいや~なんと重い内容だこと。 加害者家族に対する世間の対応は現実の社会でも問題になっています。加害者家族を叩くのは正義であると思う人々がなんと多いことか!!主人公御子柴の家族も想像を絶する生活を送ってきた。再婚相手を自殺に見せかけ殺した疑いで逮捕された母親を弁護することになった御子柴。見事な弁護を展開するのだがラストは…辛い
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ4作目。 今回の焦点は実母である。 14歳で少年院に入り早30年ばかり。 それまで一度も顔を合わせなかった妹の梓が事務所に乗り込んでくる。 内容は、御子柴の実母、郁美が再婚相手を殺したと逮捕されたため弁護しろ、とのこと。 御子柴は他を当たれと言うが、どの弁護士も引き受けてくれない。「死体配達人」の母親だからだ、と。 御子柴にとって、家族とは14歳で逮捕された時に全て縁が切れた存在。 自分にとって父親は教官だった稲見。縁が切れた実の母、妹より、血の繋がりのない稲見の方が大事に思う気持ちが大きい。 だからか、妹の梓が尋ねて来たあと、御子柴は稲見の元を訪れた。 稲見は言う。その場で決めないということは、受けるということ。ただ背中を押して欲しいだけ。 そして決着をつけたらどうだ、と言われ郁美の弁護を引き受けることになった。 今回の御子柴は、実母が相手だからかいつもより余裕がない。関係者から話を聞いては頭の中が熱くなったり冷たくなったり、きっと怒りが湧いては冷静になれと自分で暗示をかけているような物だろうと思う。 自分が逮捕されてから住まいを転々としていた郁美と梓。 住んでいた先々で耳にする2人の境遇に御子柴も熱が入る。 私が特にこのクソ野郎と思ったのは、梓の縁談が持ち上がった頃のこと。相手家族が興信所を雇い梓を調べた。大家だった男が、良かれと思って梓は「死体配達人の家族だ」と喋ったのだと言う。結婚は家族と家族の繋がり、知らないまま繋がってはいけない、お節介かもしれないが悪気があった訳じゃない、梓の将来を思えばのことだった、といけしゃあしゃあと吐かす。 反吐が出るとはこの事かと思った。 この男は、これを未だに良かれと思って話しているのだ。 結局梓の縁談は破談になった。 更に、郁美に対しても、死体配達人の家族と知ってからそんないじめのような事はしていないと言ったが、 挨拶をしない、回覧板を回さない、自治会の集まりに呼ばない、無言電話、悪戯書き…十分いじめだ。しかもやった当人は検討がついている、けれどやった気持ちもわかると加害者を庇った。 また、まだ中学3年生だった頃に引越した先では、良い家主に出会い、世話を焼いてもらったり進学校に進んだことも聞かされた。しかし平和は突然崩れる。ある日不良少年3人が4人の男性を殺害する事件が起きた。犯人達は反省することなく、自分達は未成年だから死刑にはならないと言っている。 その様子から週刊誌が特集を組み、その特集には過去の「死体配達人」の事も、その家族である郁美や梓の写真まで出てしまう。 そこから生活は一変した。救いだと思ったのはこの時の家主である。世間の迫害があの母子に及ぼす影響を、歪んでしまうのではないかと心配し、世間は加害者だという郁美の事を自分は被害者だと思うと言った。 福岡に出向いた先では、実父を殺したのは郁美ではないかという刑事がいた。 今回の夫成沢氏の事件を耳にし、29年前と同じだと思ったと。 「1度垣根を越えたヤツは2度目の垣根をなんの抵抗もなくまたぎ越える。失敗するまで何度でも繰り返す」 郁美の再婚相手である成沢氏を調べていると、病死だと聞いていた前妻は殺害されたのだと知った。 5年前、町田という男が車で駅の出入口に突入し、2名を轢き殺し、何人もナイフで重軽傷を負わせる事件を起こした。逮捕された町田は統合失調症で刑法39条心神喪失で不起訴。町田の家族は失踪し、町田自身も入院措置が取られた。被害者遺族で集団訴訟を起こしたが、成沢氏はそれに参加しなかった。 集団訴訟を起こした遺族の1人に話を聞くと、成沢氏は理性的で冷静沈着ではあるが、酔いが回ると奥さんの思い出は話をしたあと町田の恨み言を零していたという。 郁美や梓は彼を良い人だといっていたが、本当に良い人なら再婚したのに前妻の写真を書斎の机に飾ったままにするだろうか。 そして物語は下級へ。 御子柴が鑑定をお願いしている氏家鑑定センター。あれ、これもしかしてあの氏家さん?? 繋がりにちょっとワクっとしながら。氏家氏の語るないよが分かりやすくて面白い。サイコパスの共通点はあるのか、殺害気質は遺伝するのか、 加害者家族が考えうることを一言で終わらす。「ただの偏見だ」 そして迎える第三回公判。 証人として氏家氏が出廷。実証実験を行った。この実験が全てだった。そして氏家氏に鑑定を依頼していたもう1つ。成沢氏のパソコン。これが決定打となった。 成沢氏の本当の顔がわかって、勝訴は間違いないのにスッキリしない。 母は語る。父の最後を。 誰も死んでくれなんて頼んでない、責任を取ってくれなんて頼んでいない、御子柴はそういうが、 死を選んだ実父の言葉には息子への愛が滲んでいて。 何とも切ないと思った。
12投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログ辣腕の悪徳弁護士・御子柴礼司シリーズは4作目。今作では夫殺しの罪に問われることとなった御子柴礼司の実母の弁護を担当することに。かつて御子柴少年が犯した凶悪犯罪により加害者家族として社会から糾弾、迫害された母と妹にクローズアップすることで御子柴シリーズに深みをもたらしているのは流石。そして肝心の法廷ミステリとしても、圧倒的に形勢不利に思われる状況を淡々としながらも粘り強い捜査と劇的な法廷演出と鮮やかなロジックでひっくり返す。もはや様式美と言っても差し支えないのでは。
11投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。梓の依頼は、旦那殺しの容疑で逮捕されたという母・郁美の弁護だ。悪名高き〈死体配達人〉が実母を担当すると聞き動揺する検察側。母子二代に渡る殺人の系譜は存在するのか? 「御子柴弁護士」シリーズの最高傑作。
9投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ復讐には色々な形がある。 自分が罪を犯して家を留守にしていた間の家族の時間。 被害者家族の時間。 罪は様々な人の人生を狂わす。。
2投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ御子柴礼司シリーズ。御子柴の妹、梓が依頼に来た 内容は2人の母親の弁護。御子柴は母親の弁護に無意識のうちに戸惑いながら事件について調べ始める。 事件の加害者の家族に向けられる世間の悪意を描写しながら御子柴はそれらを鼻で笑う。前作は父親当然の男の弁護だったが、今作はおよそ血縁とは思えない母親の弁護に御子柴は何を思うのか被害者の遺族と加害者の家族に焦点をおいた最後まで気の抜けない作品でした
1投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ弁護士・御子柴礼司シリーズ第4弾。 今回の依頼人は、御子柴が30年前に事件を起こして以降、連絡の途絶えていた妹。依頼内容は、母にかけられた殺人の嫌疑を晴らしてほしいというもの。 第2作で、かつて自分が犯した罪を白日のもとに晒して以来、世間の注目を浴びる御子柴だが、今回は何かと今までとは勝手が違う。親子に渡る殺人の系譜は存在するのか、前作とは違う意味で懊悩する御子柴の姿が印象的な作品。 第2作「追憶の夜想曲」で御子柴の被害者遺族が登場、第3作「恩讐の鎮魂歌」で御子柴の少年院時代の恩師が登場、そして本作で御子柴の家族が登場と、御子柴の身辺の人物が法廷に立っている。次作以降の展開も楽しみである。
1投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ『悪徳の輪舞曲ロンド』 「弁護士・御子柴礼司シリーズ」 中山七里(著) --- ### **あらすじ** 報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、三十年ぶりに妹・梓が現れる。彼女の依頼は、夫殺しの容疑で逮捕された母・郁美の弁護だった。かつて“死体配達人”と呼ばれた御子柴が実母を弁護することに動揺する検察側。母子二代にわたる殺人の系譜は存在するのか――? --- ### **感想** シリーズが進むにつれて、御子柴礼司という人物の核心にどんどん切り込んでいく展開が魅力的です。今回は、彼が母の弁護を引き受けるという、極めて難しい状況に直面します。 「正義」とは、見る角度によって異なるものです。その客観的な指標として法律が存在し、私たちは法律の枠内で生きています。しかし、その境界線は決して明確ではなく、曖昧さを孕んでいるのが現実です。本作では、御子柴自身がその境界線のどちら側に立っているのかを問い直しながら、彼の眠っていた感情が少しずつ目覚めていく様子が描かれます。この内面的な変化こそが、本シリーズの大きな見どころの一つです。 とはいえ、御子柴の過去の罪は決して許されるものではありません。その過去と向き合いながら、彼が社会とどのように折り合いをつけ、罪を犯した者と社会との関係をどのように描いていくのか。本作を読んで改めて、このシリーズの行方を最後まで追いかけたいと強く思いました。
20投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ中山さんのミステリーは岬洋介シリーズから入った。とても面白かったので、それから別の小説を読んでみようと手に取った中の一つ。同じ作者が書いたのかというほど雰囲気の違う文面で驚いた。 御子柴シリーズは、実際ありえない経歴を持つ弁護士という設定で、弁護士としては少々無謀な手段を用いることもあるが、それでも、グイグイと最後まで引き込まれていく。 今回は、身内である家族の犯した殺人容疑の弁護人となる。 自分がかつて起こした重大事件後、30年経っての妹との再会。母にかかった殺人容疑を知る。そして、妹の梓は、そんな過去を持つ加害者家族の弁護を引き受けてくれる弁護士がなく、憎しみを抱えながらも仕方なく兄の御子柴に依頼を頼みにくる。 あくまでも仕事として弁護を受けることにした彼だったが、自分の起こした事件後、加害者家族として過ごしてきた彼らの足取りを調べることにもなった。 そして裁判が終わり、母の判決が出た直後、 呼び止められた母からの悲しい告白、御子柴は何を思ったのでしょうか。
1投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ御子柴シリーズ、最初は中山さんのつかう言葉が難しかったり、法廷のやり取りに慣れてなかったりで頭を使いましたが、さすがに4冊目には慣れてきてどんどんペースがあがりました! 実の母親を弁護するこの本は、あっぱれだと思いました。 最後まで自分を貫き通す姿も見事でした! ほんとに面白かった1冊です。
2投稿日: 2025.01.16
powered by ブクログ御子柴シリーズ第4段!今回は実母園部郁美が被告人、依頼人は妹、梓と、前回に引き続き自らの過去と向き合わなければならない苦しい局面が続く…それでも小さな糸口から無罪を勝ち取ってしまう御子柴弁護士の手腕は読んでいて爽快感が伴う。今回も一気に読んでしまった〜御子柴先生は最後のお母さんとの会話でまた調子を崩すのだろうな…と思いながら読み終わった。
0投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログシリーズが進む毎に御子柴のが感情をあらわにするシーンが増えてくるが、それが物語の彩りでプラスになるが重厚感が増える分ページをめくる速度が落ちる感覚があった。 ただ相変わらずラストの法廷シーンが痛快なためシリーズ通じてほぼ同じページ数で進むことが、終盤に踏み入れたときのワクワク感に繋がっている。 次作も読みたいと思わせる面白さはあった。
1投稿日: 2024.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相変わらず面白い。 教官の次は実母か…仕方ないとはいえ胸中掻き乱されて大変だな… 郁美の人物像がなかなか掴めず、隠し事してることもあって謎の怪しさが常に感じられてそのせいで(おかげで?)最後まで「やったの?やってないの?」がわからなかった^^; 冒頭のシーンそっちの方だったのか… 終盤の小曾根の台詞は心底同感… 「精神を病んでようがガキだろうが犯した罪に変わりはないはずなのに、加害者を守り被害者やその家族は守らない法律なんておかしい」という主張。 法律って一見平等なように思えるけど実際そうじゃないよね…日本の法律なんて改めて考えるとおかしいところたくさんあるんだからさっさと法改正して欲しい…被害者とその家族の人権は守らないのに何で加害者の人権ばかり尊重するんだろう… そしてまさかのまた倫子登場。 前作も最後に手紙で登場したし何気に御子柴にとって無意識に重要な位置付けになってきてたりするのかな……?なんて。 次回も楽しみ!
1投稿日: 2024.11.05
powered by ブクログ相変わらず面白い。なぜこんなに色々な謎解き、テーマが思い浮かぶのか不思議でならない。 何を読むか悩んだ時はひとまず中山七里作品にすればハズレなし。
0投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はじめに殺人のシーンから始まるがその時点でオチをバラしてしまっていて、惜しいと思った。ストーリーは面白かった。
0投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログ巻末あと少しでこれからネタバレできるのか、心配になりましたが杞憂の面白さでした。オカンの人となりが右に左に振れて最後までミステリアスな人でした。
0投稿日: 2024.10.14
powered by ブクログシリーズ作品で右肩上がりで面白くなる作品はそう多くない。その中で御子柴シリーズは稀有な例で、徐々に御子柴の過去に迫りつつ、その過去に対峙するきっかけが身の回りで起こる事件なのだから、中山七里さんのストーリー構成には恐れ入る。今回は自身の母親の弁護という難題に御子柴は立ち向かうことになる。とうの昔に失くした家族との関わり。しかし、家族という血の繋がりを避けられないがために生まれる憎悪と慈しみが、心に迫る。悪徳弁護士と言われながらも、意外と味方も多い御子柴のこれからの活躍も楽しみだ。
8投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ!!。 何か興奮できるような、びっくりするような、とにかく心情揺さぶられるような本をお探しの方には是非是非この御子柴シリーズオススメ。一気読み間違いなしなので全巻そろえておいてから読み始めて良かった! ここまでシリーズ4冊をかけて、御子柴の弁護士としての無双と人間としての微妙な心情の変化が描かれている。個人的には御子柴の変化のリアルさと、変化を増長するような倫子と洋子の存在が物語の面白さだと感じる。次、読みます。
12投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御子柴の母親である郁美が再婚相手を自殺に装って殺したと起訴され、その弁護を妹・梓に依頼される。カーボンコピーの署名入りの遺書や重量物を容易に持ち上げるための金車(滑車)など状況証拠は揃っていた。挙句、29年前の御子柴の父親の自殺事件も同様の手口であったことが弁護を難しくしていた。 また眉唾物ではあるが、X染色体上にあるMAO-a遺伝子は母親から男児に遺伝するという仮説があり、悪徳が(輪舞曲)遺伝するのではという話も。 結果的には再婚相手が前の妻を殺されていて、加害者を罪に問えず、またその家族からもお金をとれなかった逆恨みで別の事件の加害者家族である郁恵をハメ、自殺を他殺に見せかけたという事件であった。 御子柴は過去の父親の事件を逃げたという風に認識していたが、郁恵は3000万円を残して、より御子柴の返済額を減らすために命と引き換えに償ったと御子柴に話した。今後御子柴の人格形成に影響を与えると思うので注目したい。
3投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ御子柴が再婚相手を殺害した疑いで逮捕された実母を弁護する。 いつもの御子柴らしくなく家族への感情にペースを乱されるところは彼の変化を象徴していますが、何より後半の結審から親子の会話までの流れは序章が思わせぶりだったとはいえ完全に予想を上回るものでした。 終始読んでいて苦しい内容でしたが、読後の感想は圧巻と言わざるを得ません。
0投稿日: 2024.09.11
powered by ブクログ少年犯罪の過去がある弁護士・御子柴の母が、 夫殺害の容疑で逮捕された。弁護を引き受けるが、 名を変え、過去を捨てた御子柴は、肉親とどう 向き合うのか。そして母も殺人者なのか… 。
1投稿日: 2024.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は身内の弁護ということで、いつもの調子ではなく心が乱れっぱなしだった御子柴。 御子柴が思っているより、父も母も見捨ててはいなかった。 御子柴の心が闇堕ちしそうになると倫子が救ってくれる。 そういう存在が御子柴のこれからには必要だと思う。
7投稿日: 2024.08.15
powered by ブクログいよいよ御子柴の家族が登場。 冒頭の話が読者に先入観を抱かせる。それを見事に裏切る御子柴。面白い。
0投稿日: 2024.07.20
powered by ブクログ御子柴礼司シリーズ第4弾。 前回の稲見-御子柴の話を終え、次の展開に興味を持ち即座に読み始めた!! (いえ、聞き始めた!!Audible最高!!) 今回は御子柴礼司の実母を弁護する話。 果たして、実母の再婚相手を殺したのは本当に実母なのか? 今回も読みごたえのあるリーガルミステリー。 あれだけ冷淡な御子柴礼司が、少し調子が狂った素振りをするのは、 数十年ぶりに実母にあったからか? 犯罪者の、残された家族のおかれた状況が語られており、 社会的な問題提起もあるような気がした。
1投稿日: 2024.07.18
powered by ブクログ御子柴弁護士の過去や家族に触れるお話。 シリーズを通して読むうちに、御子柴弁護士が実は純粋でまっすぐな人なんじゃないかと思い始めた。 実は家族が好きだったのかなーとか、実は優しい人なのかなーとか。
0投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログ御子柴礼司の妹・梓が30年ぶりに訪れ、母・郁美の弁護を依頼する。 郁美は、再婚した夫を自殺に見せかけて殺害した容疑で逮捕された。 接見した御子柴に対し、郁美は容疑を否認。 郁美が再婚した男は、最愛の妻を通り魔の男に刺し殺された。 この通り魔が、統合失調症であったために、医療刑務所に入れられ、親族は逃げてしまい、郁美の夫は、慰謝料を請求することも出来なかった。 どうする事も出来ない憤りをぶつける相手として、郁美と再婚した。 ネットで、郁美が「死体配達人」の母だと知り、自殺をして、郁美を保険金目当ての殺人犯に仕立てようとしたのだ。 しかし、御子柴礼司の雇った、優秀な「氏家鑑定センター」が、郁美の犯行ではない事を、見事に証明した。 無罪を勝ち取った御子柴礼司に、母・郁美は、実父は自殺ではなく、郁美が殺したと、カミングアウトする。 御子柴礼司の殺した少女の家族から、8000万円の慰謝料を請求された実父は、御子柴礼司の負担を少しでも減らすために、郁美に自身を殺させて、保険金3000万円を慰謝料にあてさせたのだ。 「死体配達人」の父親として生きていく事に、絶望して自殺した、と思っていた御子柴礼司は、郁美から真実を知らされ、狼狽える。その姿が、意外でこのダーク・ヒーローに好感を持った。
0投稿日: 2024.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて。 ここ1週間で御子柴シリーズを怒涛の勢いで聞いている。 今回は夫殺しで疑われてる実母を弁護する話。 前作では父親のように慕ってる稲見をなんとか無罪にしようと奮闘していたが、今回は実母なのに弁護することすら嫌がり、ずっと突き放した態度で接する。 自分が犯罪を犯したことで加害者家族となり迷惑をかけておきながら実母や妹に対しての物言いが酷すぎてギャップを感じるけど、少年院時代に関わろうとしてくれず自殺を選んだことで 逃げた という被害者意識を抱えているのか。 でも最後に母親の言葉を受けて悩むところまでが今回のテーマなんだろうな。 毎回冒頭のストーリーの回収まで含めて面白い。
0投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログどう決着つけるのか予想がつかなかったけど、最終的にそうきたか!という結末でした。 シリーズの初めから読んでいるので、どんでん返しがあることがわかっていても今回も驚かされます。
0投稿日: 2024.05.20
powered by ブクログ「贖罪の奏鳴曲」「追憶の夜想曲」「恩讐の鎮魂曲」に続く御子柴礼司シリーズの第4作目が「悪徳の輪舞曲」です。文句無しの星5つでした。 巻末の解説の冒頭には次のように書かれています。 『中山七里は七人いる。同業者や編集者の中でまことしやかに囁かれている噂です。中山一里、二里、三里・・・と複数いるに違いない、と誰もが思っているのです。それほどに中山さんは超人的で、稀有な存在です。』と。連載を多数抱えて超人的なスケジュールにもかかわらず、締め切りを守り、他の作家さんの動向も把握し、アイデアが閃いた瞬間に物語の全てが出来上がる、etc... 早くもシリーズ5作目の「復讐の協奏曲」が読みたくなりました。
6投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログ御子柴礼司シリーズの4作目、最終章で想定外のシ―ンが待っているのはこれまでと同じであるが、本作はあまりにも衝撃的でした。少年が幼女を殺害しバラバラにした事件も過去に日本で発生した事件のことと重なる部分もあり、複雑な気持ちになった。御子柴礼司の魅力を描きながらも、非常に複雑な設定の中でも親が子を想う形を見事に表現している作品でした。
8投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ人の考えていること気持ちなんてものはわかるわけない。 どんなに身近な人、たとえ家族でも。 御子柴にとって家族とはどんなものでどんな関係だったのか。 自分の犯した罪を償うとはどういうことなのか。 その気持ち、少しずつ変わっていくのかもしれません
2投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ4作目にして未だにこの面白さ保つ? このシリーズ好きやから1作目以降 毎回期待して読んじゃってるのに 毎回ちゃんと楽しめてるのびっくりする 3作目でも書いたけど 今回御子柴さんの感情がさらに豊かになってて 最後なんてうあああああってなった(語彙力) 何も関係のない第三者からの加害者家族への攻撃はなんの正義でもないと個人的には思う(何を思うのも自由やけど行動を起こすことではない) 産んだ、育てた、血が繋がってたとしても 別の人間であることは確か。 でも環境が影響することも大きいし 当事者でさえ考えが難しいんじゃないんかなと思うけど、こればっかりはなってみやな分からんなと。 再婚相手の男性の復讐方法が何とも言えんかった
1投稿日: 2024.04.11
powered by ブクログ前作は教官、今作は母親の弁護。冷徹な御子柴礼司が少しずつ人間味を感じるようになってきて、本当に面白い。
0投稿日: 2024.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御子柴礼司シリーズ第4弾 御子柴のもとに妹の梓が30年ぶりに訪れ、年老いた母である郁美の弁護を依頼する。郁美は、再婚した夫を自殺に偽装し殺害した容疑で逮捕されていた。 大事な家族を失った被害者家族の辛さはもちろんだが、加害者家族として生きる事の過酷さもまた辛かった。 「何しろ自分は善人で正義だと信じ切っています。正義が裁かれるはずがないから、安心して罪人を叩く」 「およそこの世は人が口にする正義ほど胡散臭いものはありませんよ」 この言葉が突き刺さる。 法廷での御子柴の弁論は鮮やか。 家族を否定し続けた御子柴にとってラストの郁美の言葉は、、、 今後も楽しみです。
50投稿日: 2024.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御子柴礼司シリーズ④ 御子柴の実母の殺人容疑を弁護するお話。 これ、シリーズ通して、御子柴が過去の自分の行為や人生そのものに向き合うお話ななんだね。 家族とは全く音信不通にすごしてきた彼が、母親の事件によって、父の死の真相、妹と母がが過ごしてきた「加害者の家族」という過酷な人生とに向き合うことになる。 弁護を断ってもいい状況にも関わらず(実際、現在の御子柴を大事に思ってくれているであろうジムの洋子さんなんかは断るように勧めているし)引き受ける御子柴。逃げずに向きあおうととしているのは立派だと思いつつも、読んでいて痛々しい。 シリーズ通して、裁判シーンが読みごたえあり、どんな風に弁護していくのかが、真相とその展開もまた見所の一つで、今回も面白かった。 この後、御子柴がどうなっていくのか、気になる。
2投稿日: 2024.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御子柴礼司の続編? 論理的で感情など見せない冷徹な弁護士が、殺人容疑で逮捕された母を弁護する話。 最後2転ぐらいして面白かった。 伏線とつながりが絶妙。 温厚なひとの本当の怒りの怖さ、、
0投稿日: 2024.03.18
powered by ブクログ安定の面白さ ちょっとずつちょっとずつ御子柴が人間の姿になっていくような、そんな感じ。 にしても、弁論の付け方がさすがだ
3投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログ2024.2.27 読了 被害者やその家族が法的にも守られず置き去りにされている現実と加害者家族への理不尽な誹謗中傷や暴力を正当化する大衆心理を同時にここまで緻密に描写できるのは主人公が悪名高き〈死体配達人〉御子柴礼司だからだろう。 方や自分の犯した罪を全うに裁かれずに生きてきた御子柴と方や犯罪者家族として世間の理不尽に晒されながら生きてきた郁美と梓。 家族でありながら互いの胸の裡を理解することができない哀しみと苛立ちが物語の根幹にずっとあって最後の最後に倫子のことが羨ましいと思った御子柴の裡に起きつつある変化はいつかまたどこかで家族と向き合える時に繋がるんだろうか。そんな救いがあったらいいなと思った。
0投稿日: 2024.02.27
powered by ブクログ御子柴シリーズ。 母親を弁護する御子柴に、いつもは見られない動揺や人間らしい感情が見えてちょっと安心した。
11投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御子柴シリーズ4作目! 過去3作と比べ事件自体よりも園田ファミリーの心理描写が多く好きな作品だった。 2.3作品が被害者に対する嫌悪感が強かった為胸糞悪い場面が多々あったが、今作品は被害者(仮)に対して同情も出来る面があり、これまでの作品とは異なると感じた。 被害者(仮)が犯罪の被害者家族であると分かったところから結末は予想通りだったが、それでも面白くて読むの手が早まるだけだった。本当に凄い! 最終局面が御子柴自身を追い詰めるところはシリーズとして一貫しているところで、そこもまた魅力。倫子での締めくくりも鉄板化して来てると思った。
0投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ中山七里さんの御子柴礼司シリーズ! 刊行順に読みたかったが全て貸出中だったので、本作から読み始めた。 いやぁ〜面白かった!! 夢中で一気読みしたので興奮が収まらない笑 法廷劇が見せ場のリーガルサスペンスだが、丁寧な構成と展開の巧妙さで難解さを感じさせない所も中山七里さんの凄さだと思う。 また単なる法廷劇ではなく、悪名高い「死体配達人」こと御子柴礼司が実母の弁護を担当するという設定。 なんでも依頼して来た妹の梓も含め、家族が再開するのは礼司が起こした事件以来で実に30年ぶりとなる。加害者家族の現実をシリアスに描いた社会派小説という側面を見せつつ、クライマックスに訪れる真実に舌を巻いてしまった。何故か読み進める内に、トリックを見破りたいよりも、翻弄されて転がされたいという謎の欲求に満たされ、読後は心地よい飽和状態になってしまった。 冒頭の強烈なシーン、上手いわぁ〜 御子柴礼司シリーズ恐るべし! これは全部読むしかない!! 出来れば刊行順で・・・笑 どうやら登場人物もお馴染みのキャラ?のにおいがする。 鑑定人の氏家さん好きだなぁ。ブレずに信念を持っているお姿がカッコいい! 事務員の洋子さんも聡明で素敵♪礼司が一目置いてるのも納得。 最後の倫子ちゃんとか、刊行順で読むと絶対グッとくるシーンなんだろうなぁ〜たぶん・・・ 刺激強めだけどクセになる!! このシリーズかなりオススメです(^-^)
31投稿日: 2024.01.19
powered by ブクログ御子柴シリーズの4作品目 弁護するのは御子柴の実の母親。 個人的にはここまでの最高傑作でした!というか集大成…? 完全に騙されました…!冒頭あのシーンがあった故に固定概念があり、今回こそどうするんだと思っておりました 今まで御子柴の目線でしか語られなかった母親と父親 そのイメージが、最後まで見て、完全に覆りました。 作者は最初からこれを考えていたのでしょうか…?だとしたらすごいなんて言葉じゃ表せません。 まさか最初のシリーズから出ているものが証拠にもなるとは思いませんでした。 物語の魅せ方がうますぎます。 凄すぎて次はどうなってしまうのだろうと思っておりますが 期待してます。
7投稿日: 2023.11.17
powered by ブクログ主人公の周囲ばかり不穏な事件が起こる中、シリーズ4作目で弁護するのは、なんと実母。いいの?めちゃハードル上げて読んじゃうよ、とがっぷり四つにいった挙句、押し出しを食らった。 中でも犯罪DNAのくだりは刺激的で考えさせられる。 これまでシリーズを追ってきて、1作目から引っかかっていた部分が確信に変わっていることに気づく。 ──裁判員制度は法廷に市民感覚ではなく、市民感情をふきこんだ(『贖罪の奏鳴曲』より、うろ覚え) 法律の素人相手に、感情に訴えかければ判決は覆りやすい。主人公は感情のない目でそこを突く。こうしたシーンがしつこく描き出されている。 それは作者の冷ややかな視線にも見てとれる。感情というのは一種の視野狭窄だ。マスコミ報道も同じく。悲劇に書かれれば悲劇に、愚策に書かれれば愚策に映ってしまう。SNS炎上やコロナ警察のようなお祭り騒ぎの正義にも同様にシニカルだ。視野の狭い正義は、戦争のへ理屈とさして変わらない。 私には何ができるだろう。私は勝手に想像を膨らます。民主政治の腐敗とか大企業病とか、教養のある知識人たちが警鐘を鳴らす。それら全ては視野狭窄に重なるなとも思う。想像力をなくし、他の誰かがやってくれるだろうと考えている自分は、未来を変えようとしている100万人のキリギリスを踏みつける1億の巨像かもしれない。そして、それを簡単に罵倒する私は身勝手だ。 私には何ができるだろう。 4巻のあとがきは作家の方から寄せられていた。 まるで手塚治虫のような多作の中で、本作が誕生していたらしい。ブラックジャックに夢見た少年の心は、私の中でまだ死んでいないだろうか。 しつこい自問が残る。 感情に惑うことのないDNAを子どもに残したい。 子どもに未来を託すことと自分を成長させることは、直列回路だということにやっと気づき始めたばかり。 どっちが欠けても、電球は点いてくれない。
18投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログ切ない…… 御子柴シリーズどんどん切ない気持ちになって行く。 冷酷な男御子柴礼司も肉親相手じゃ感情の抑えがきかない。 シリーズが進むにつれて人間らしさが垣間見えるシーンが多くなるね。 妹の梓、母親の郁美、事務員の洋子、3人の女に翻弄されている姿はむしろ好印象。 "あの"御子柴礼司も人間なんだって感じ。 加害者家族と被害者家族、どちらも「家族」ってだけなのに辛い。 本人は兵に囲まれて安全な場所で生きられるけど その家族は好奇の目に晒される塀の外で生きていく… 梓と同じ立場だったら、って考えたらそうだよね。って思う。 被害者側もしかり。 法が守るのは加害者だけ。そうだよね。 今回もしんどさはいつも通り。 むしろどんどんしんどくなって行く。 御子柴の贖罪はまだまだ続く。か。
0投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログ今度は母親の弁護ですか。 しかも依頼人は妹ときた。 これは前作以上に御子柴の人間味が出そうだなと思ったら案の定。 腹立たしさを抑えきれないなんて珍しい。 妹の梓、母親の郁美、事務員の洋子。 三人の女性に心を乱される様はむしろ好感さえ持てる。 もちろんストーリーも面白くて、あっという間に読み終えた。 ああでも、最後の一言には泣きそうになったな。
1投稿日: 2023.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「この伏線がまだ回収されてないな」と考えながら読んでいても、どのように物語に繋がって行くのか全く予想つかなく、真相が明らかになった時はすっきりしました。 中山七里さんの作品はやっぱり最後の疾走感が凄い好きです
1投稿日: 2023.10.24
powered by ブクログ御子柴礼司シリーズの第四弾!!! 今回は実母の弁護を引き受けることとなった御子柴。安定の悪辣ぶりは健在。 加害者家族に容赦なく浴びせられる罵詈雑言。今までの家族の生活ぶりを知ることとなり、どう弁護していくのか。 安定の中山七里さんでした。
33投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御子柴礼司シリーズの虜になっています。 全くブレない冷静沈着な主人公に魅力を感じてますが、今回少し人間らしさが見えました。 ラスト、母の衝撃の告白、親が子を思う気持ちに熱くなりました。 今後も、どんでん返しのこのシリーズが楽しみです。
3投稿日: 2023.09.02
powered by ブクログおもしろかった。しかしながら、この主人公はほんと最悪だ!家族にいたら姉と同じ気持ちだろう。少しは家族に申し訳なさを感じたらいいのに。普通の作品だったら、実は・・・というのがあると思うが、このシリーズに関してはない。 ですが、作品としてはいつもながら面白く、読みやすかった。次も必ず読もうと思う。 過去の犯罪に関しては終わったこととして、今の主人公の家族への態度で⭐️3つ。
2投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ想像する思考なんて余裕で超えてきます。逃げるとか同情とか向き合うとか正義とかそういうことも超えてきます。この設定で4冊書いてて陳腐にならない中山七里さんは凄いと思います。
48投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログ弁護士の御子柴が弁護するのは実の母親。しかも殺人。 裁判を通じて感じるのは、前科者に対する世間の対応、感情が激しいという事。
0投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ最後の最後まで結末がわからなかったけど。 最高に面白かった。 そういう結末? プロローグが、そういうことだったのね(笑) この作家の本は、短時間で読めるから好きです。 初心者向きではないかな?
2投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ御子柴シリーズ四作目 今作は御子柴の生みの親が被告人として登場 加害者家族、被害者家族の苦しみとは? 過去と現在の事件の結末は結構意外だった そしてなによりラストはあの人が持っていくんだもんなー!
1投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログ罪とはなんなのか。本人だけでなく、家族までも罪人なのか。これまでは御子柴先生が犯した罪と向き合ってきたが、今回は自分の犯した罪の波及効果と向き合った先生はなにを思ったのだろう。安全地帯から正義は罰せられることはないと加害者家族を糾弾する人は一体自分のなにをもって正義だと思っているのか。本筋とは少し逸れた方向に意識が向かってしまったが、本編も先生の葛藤を感じながら裁判でのやり取りは相変わらず惚れ惚れするものでした。
0投稿日: 2023.03.27
powered by ブクログ冒頭から犯行はクロなのを、どうシロやハイ色に持って行くのかと読み進めると、またしてもやられました。 お互い30年間没交渉の母親と妹が突然出てきて、殺人容疑の弁護という複雑な内容。犯罪者の家族への対応、親の犯罪者の遺伝子が子に遺伝するのかという重いテーマも抱える。 御子柴弁護士に味方も増えて来る。前回は渡部刑事だったし、弁護士会の重鎮が今回も援助してくれたし、鑑定センター長も味方のようだ。罪を憎んで人を憎まずということだろうか? 相変わらずの裁判所でのド派手な証拠への反論も凄い。現実的に行われる物だろうかと毎回思う。 最後は母親との微かな交流も見られたし、以前の裁判で知り合った倫子ちゃんとのやり取りもホッとさせられる。
42投稿日: 2023.03.27
powered by ブクログ読み応えありました。御子柴礼司にとって家族はいない。そう区切りをつけなければ生きていけない、またそう思い生き、弁護士として人並外れた結果を出し続けている。そこにいざ、母、妹、亡き父の過去を知る事になる。ここは大切だと思います。 感情の細かい描写やストーリー中山七里さん最高です。
1投稿日: 2023.03.10
powered by ブクログ家族が絡んでくる話なので、さすがの御子柴も冷静さを失うシーンも多かったものの、こんな展開は予想出来なかった。
1投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実の母を弁護することになった御子柴。過去作よりも公判の決め手が終盤まで乏しかったように思うがそこからの巻き返し。とりわけ爆弾投下のタイミングはさすが。 そしてまたしても倫子ちゃん登場に気持ちが安らぐ。
11投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ御子柴先生シリーズはラストがいつもいい。一気読みしてしまうのが、もったいない。一作目から読み返そう。
2投稿日: 2023.01.14
powered by ブクログ御子柴シリーズ第4段。最高、 実の母の弁護をすることになった御子柴。 実妹、梓からの依頼。 実家のある九州へ、実母の考えを、生き方を探る。 いつもの弁護と違って心かき乱される。 平常心になれ。と、自分に言い聞かせる御子柴。 死体配達人も、人間の心あった。
1投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログ“こうした「厚意」が多くの人間に免罪符としてまかり通っている事実だ。中には厚意を正義という糖衣に包んでいる者さえおり、もちろん彼らは自分の中に潜む悪意に気づかない。いや、気づいていても知らんふりを決め込むか、そもそも気づこうともしない。” 弁護士 御子柴シリーズの4作目。 今回弁護するのは、再婚相手の資産家を自殺にみせかけて殺害した容疑がかけられている御子柴の母親である。 前作で冷酷な悪徳弁護士、御子柴の人間味が垣間見れたので、この作品でどんな御子柴が見れるか期待しながら読んだ。 絶対不利な状況からスタートする今回の裁判は、リーガルサスペンスとしてスリリングで面白かった。 今回印象的だったのは、被害者遺族、加害者遺族の両方から見る世の中だ。 そして、様々な事件に対する法の不安定さだ。 犯人は刑法に守られ無罪、不服とした被害者遺族が民事裁判で勝訴するも、慰謝料支払い能力がないうえ、犯人の家族は夜逃げし結局泣き寝入り。 実行されない法の裁きとは何なのか考えさせられた。 社会派リーガルサスペンスとして今後も期待したいシリーズだ。 こんなひとにおすすめ.ᐟ.ᐟ ・リーガルものが好きなひと ・どんでん返しが好きなひと ・ミステリーが好きなひと ・社会派が好きなひと
5投稿日: 2023.01.11
powered by ブクログ御子柴さんシリーズ第4弾! 今回は厳しいのでは?と思いましたが、流石です! 思いもよらないどんでん返しでスッキリしました。 今回の御子柴さんは、あまり好きでは無かったけど、やっぱりこのシリーズは面白かったです。
7投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログミステリ かかった時間 90分くらいか 安定の中山七里。この人のシリーズはいろいろあるが、自分は御子柴シリーズから入ったので、この作品もおもしろく読めた。ただ、個人的には「主人公の人間的葛藤」をあんまり押し出されると醒めるかな。今回のものも、ミステリパート?は楽しかったが、ヒューマンドラマパートはイマイチ。そもそも御子柴弁護士はやらかしたことがエグすぎて、そこに立ち入ると引いちゃうんだよなー。世代的に神戸の事件も知らないわけじゃないし。
1投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログ攻めますねぇ〜、恩師の次は実の両親ですか・・・ にしても、ホント今度こそ、完全に無理でしょって思いましたけど 怒涛のどんでん返しで、最後は法廷のやり取りと同様に 親子愛に心揺さぶられてしまいました・・・ なんだか、今回は完全勝利、それも爽快!!って感じで大満足でした。
0投稿日: 2022.11.27
powered by ブクログ御子柴礼司シリーズの第4弾。 前作の「恩讐の鎮魂歌」が傑作だったので、もうそれ以上のインパクトは望めないかと思っていたが、さすが中山七里は良い意味で期待を裏切る。今回も依頼人や結末はインパクト抜群でした。 でも、もう次回作は厳しいだろうなぁ…(笑)
6投稿日: 2022.11.11
powered by ブクログまずまず このシリーズは、 すごく面白いわけではないけど 安心して読めるぐらいは面白い だんだん、最終形態がわかるようになってきた。
0投稿日: 2022.10.31御子柴礼司シリーズ第4弾
悪徳弁護士・御子柴礼司シリーズの第4弾。 今回は、被告人が30年ぶりに会う主人公の実の母親! 主人公が少年の時に犯した殺人事件により、加害者家族として世間から迫害されてきた母親と妹と会うことにより、感情が揺さぶられる主人公。 法廷劇として読みごたえがあるし、加害者家族の問題や犯罪者の贖罪というテーマを考えさせられるし、終盤のスリリングな展開も素晴らしい。
0投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ弁護士御子柴礼司シリーズ第4作目。 約30年振りに再会した妹の梓の用件は仕事の依頼で、実母である郁美の弁護だった。 最初の夫(御子柴の父)と死別している郁美は去年再婚した。その再婚相手を自殺に見せかけて殺害したとして、数日前に逮捕されたという。 費用が払えれば仕事を受けると返答する御子柴に対して妹は嫌悪の表情を浮かべながらも、亡くなった成沢拓馬は資産家で、郁美が無罪になれば遺産を相続できるため、費用はそこから捻出するつもりだと答えた。 殺人の動機は金なのか。 郁美の最初の夫、つまり御子柴の父親は彼が起こした事件の後しばらくして自殺した。 自分の息子の犯した罪の重さに耐えきれなかった。償いや謝罪、慰謝料の支払いからも逃げた卑怯者だと御子柴は思っている。 しかし今回の事件によって、実はそれも自殺ではなく、郁美による保険金目当ての殺人だったのではないかという疑いが浮上してきた。 今回の御子柴は、いつものように冷静に物事を進めることが出来ず、自分でもよく分からない苛立ちに苦しめられ続ける。依頼人が家族だろうと身内だろうとそんなことは関係なく、報酬さえきちんと貰えればいいというのが彼のモットーであり、正義よりも勝利が大切なのはそれ故なのに。 園部信一郎(過去の御子柴の名前)が犯した罪はとても恐ろしいもので、それは被害者だけでなく、その家族と、そして彼自身の家族をも不幸のどん底に突き落とした。 信一郎は医療少年院で教育担当教官の稲見、そしてさゆりが弾くピアノと出会い、やがて自身の失った魂を取り戻した。 ではその魂は、あの家族と暮らしていた時間の中でなぜ失われてしまったのだろう。 何故だろう。 それがわたしには分からないと、この話を読んで改めて思った。 ラストシーン、またあの子が出てくる。 御子柴にとってさゆりと同じくらい、またはそれ以上に特別な女性なのかもしれない。 彼が彼女のことを「羨ましい」と感じたのは、母親のことが好きなのは当たり前だと思っていることだったのか、それともそのことを何の躊躇もせず口に出せることだったのか。 なににせよ、起きてしまったことの真相をあとで知るのはとても辛いことだ。 例えそれが、悪徳弁護士・御子柴礼司だとしても。 もっともわたしは、彼が悪徳弁護士であるところを一度も見たことはないけど。
1投稿日: 2022.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズも4冊目、さすがに冒頭の犯行場面も、心して読めるようになったわ。。。と思ってたら、ここにどんでん返しが潜んでいたとは!! 私が間違ってなければ、これは本編で争われている事件ではない。。ということ!?でいい??まさか、それさえも、フェイクなら、私にはもうついてけない。。。 御子柴がかつて園部信一郎だった頃の母と姉に心乱される様は、結局彼の人間臭さで、私は嫌いじゃない。倫子ちゃんに慕われてるのがいい証拠でしょ? さて、事件後の「悪徳」弁護士御子柴のメンタルは無事か?余計なお世話だと笑ってほしい。。。
3投稿日: 2022.09.28
powered by ブクログ御子柴シリーズ4作目は、実母の弁護。 冒頭の書き出しが、最後の真実に繋がるのか。 引き込み方がうまいし、またひかかりました。 あのトリックはどこかで見たような。 扱っているテーマ的に考えされられ傑作でした。
4投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ御子柴礼司シリーズ4作目。 今度の容疑者も驚きだった。試練だ。 今回ばかりは弁護にとっかかりがなく、ちっとも突破口を見つけられそうにない。流石に負けちゃうのでは?と思いハラハラしながら読んだ。 今までは、御子柴が「とうとう見つけた」と思うなど、これだキーなんだなとわかる描写があったんだけど、今回はサラッといつの間にか。 第三回公判はほとんど勝ち目なく臨んだと思っていたら、そうじゃなかったので少し驚いた。ホッとはしたけども。法廷での御子柴の説明を聞いて、あの時に見つけてたのかーと思う感じだった。 御子柴の、身内に対しての感情が何とも複雑。無いようでいて、そうではなさそう。ほかの人とのやり取りを見ていくと、御子柴自身も意識できていない感覚っていうのが奥底にあるのかもなと思わされた。 御子柴の贖罪は一生続くとは言え、酷な裁判ばかり。特に今回は辛かったな。最後の郁美の話も、御子柴にとってはかなりキツかったのでは。 倫子に対してちょっと気持ちを覗かせてしまうところも、何だかいたたまれない気持ちになった。
5投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結局、本当にお父さんはお母さんに殺してくれと頼んだのか、最後まで読んでも私には分からなかった、、。最初のページまで戻ってもう一度読んでみたけど分からなかった。 私の読解力がないからか、もしかして作者がそのように仕向けたのか、、。本の通り受け取って良いのか?考えすぎ?そこをグルグル回っている。 そこが気にはなったが、御子柴が最後にひっくり返したところは、やっぱり驚いたし、やったな!と思った。 御子柴が母や家族を嫌っていたこと、何故だったのか、第1作目を読んで復習しなければ。 御子柴の強いハートが(今回動揺はしてたとは言え)相変わらず羨ましい。ただ少し自分勝手だと感じてしまった。私は普通の人だ、、
6投稿日: 2022.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん。今回はあまりハマれなかった。 相変わらず読みやすいんですが… 御子柴の家族への被害者意識が強い感じ? 自分だけ家族の誰とも〜みたいな厨二感がちょっと鼻についた。 やらかした事への家族への反省がまるでないのがね〜。 自分だけが辛いみたいなのイラっときた。 そのせいか文字が滑る感じであんまり集中できず。 ラストお母さんがお父さんの自殺の真意を明かした時、ちょっとスッキリした!
6投稿日: 2022.07.21
powered by ブクログ今回も面白かった。 本作では御子柴の母と妹が出てくるため、御子柴も普段どおりのクールじゃいられなかった様子。それにしても「自分は罪と向き合って生きてるのに、父は責任放棄のため自殺、母は逃げ回ってきた」みたいな感じに苛立ち非難していることに、「全部君のせいでしょうが!」とツッコミたくなる。
1投稿日: 2022.07.18
powered by ブクログこれはやられた! 御子柴礼司シリーズ第4弾! 今回のテーマは加害者家族。犯罪者の家族は世間からどういう仕打ちを受けるのか、これでもかというぐらい語られています。 今回の弁護は、妹の梓からの依頼。 再婚相手を自殺に見せかけて殺したとして逮捕された母親の郁美の弁護をするというもの。 実母の弁護ということで、本人、検察側、両方が動揺します。 しかし、冒頭、その郁美の殺人シーンからストーリは始まります。その上で、無罪を主張する郁美。 御子柴はこの裁判を通して、家族と向き合うことになります。 自分の起こした事件で、家族がどんな生活を送ってきたのか.. 御子柴は無罪を勝ち取れるのか? その真相は という展開です。 殺人者を身内にもつ家族の苦悩 御子柴の苦悩 そして、ミスリードを誘う叙述トリック これまたしびれました。 またまた最後に倫子登場(笑) とってもお勧め。 前作にもコメントしましたが、シリーズは順番に読みましょう。
40投稿日: 2022.07.16
powered by ブクログ中盤で『解ってきたぞ』と ほくそ笑んでいた私を 思いっきり裏切ってくれた結末にアッパレ! 難しい言葉が次々と出てきて 勉強になるな〜と思ったり 御子柴はサイコパスなのか?と思ったり 裁判官と裁判長 検察官と弁護士 被害者と加害者 その家族…それぞれの関係性もしっかり描かれている どこまで広がるの? と思ってたのにそんな結末… どうしてこういう展開が浮かぶのか… 中山七里さん!スゴイです
6投稿日: 2022.06.24
powered by ブクログ【再読】 シリーズ第四弾 何度読み返しても好きなシリーズの好きな作品。御子柴先生の中にある人としての深層心理が垣間見える。氏家さんの一言、あの一行が全てかと思う。 誰かのため、正義のためという無自覚の悪意ほどタチが悪いものはないと再認識させられる話。
2投稿日: 2022.06.01
powered by ブクログ過去の犯罪を償うため手段も厭わない弁護活動、そして感情を表に出さない御子柴弁護士ですが、さすがの彼も、今回はかなりこたえたでしょうね。 前作そして今回の事件を通じて人間味が芽生えているのを感じて、より愛着を感じます。
2投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
#読了 妹・梓から、夫殺しの容疑をかけられた母の弁護を依頼される御子柴。これだけでもうおもしろそう!って期待が高まる。 冒頭部分で母親が実際に夫を手にかけている描写があったし、普段自信なさげな母のきっぱりとした「私は夫を殺してない」という宣言といい、明らかに殺してるじゃん!嘘つき!と、読者はもやもやさせられた。最終的にこの殺しの謎も解けるんだけど、鉄面皮で冷静沈着な御子柴でも、やっぱり事件を起こした当時のことや家族のこととなると動揺を隠せないところがあって、そこは本当に良かったなって思う。
2投稿日: 2022.05.18
powered by ブクログめっちゃ面白い〜!シリーズ第4弾! しかし、自分を追い込むな!過去の罪を償う為とはいえ… これでもか!これでもか!っと… 加害者家族も悲惨やな。更に「死体配達人」の家族ともなれば… 被害者家族も報われてないし、どうしたらええんやろ…って思う。 一番はこんな犯罪起こさん事なんやけど、起こった後の事ももっと考えんとあかん気がする。 今度は、実の母親の弁護。 30年も会ってなかったのに、いきなり姉が来て… はじめの話が頭に残って、更に最後を引き立たせる。 母親の夫殺しの弁護を引き受けて…家族の過去を探るのはキツい… どんな犯罪犯しても親は親なんやな〜っいうのは号泣〜(T . T) 法廷では、スカッと! 法廷外では、ホロリ( i _ i ) なかなかでした! 御子柴に肩入れしてくれる氏家さんがカッコ良い!この人もはぐれ者。 組織の中にあって評価も眼中になく、好き勝手に振る舞う者はやがて周囲から浮く。軌道修正を図ればいいのに、元よりそんな殊勝さは持ち合わせていないから更に浮く。そして周囲との軋轢と自己満足を秤にかけて、組織から逸脱していく人ら。 こういう人らに憧れる!自分には、とても真似出来んから余計にね! 次もよろしく! あっ!ヒポクラテスも読まな!(^^;;
42投稿日: 2022.05.14
powered by ブクログ弁護士、御子柴礼司シリーズ。 御子柴の妹からの依頼で、御子柴は自分の母親を弁護することになる。 約30年ぶりの再会と、自分の知らなかった家族の姿と御子柴礼司は向かい合う。 とても面白くて一気読み。 過去との対面、最後の倫子とのやり取りもさすがの一言に尽きる。
1投稿日: 2022.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やはり最高に面白い。 今回はまさかの御子柴弁護士の母親を弁護する内容。 御子柴氏の人間らしい一面も見えたし、両親からの愛情を感じるシーンもあった。 子供に対する親の愛ってやっぱりすごいなぁって感じる。 子供の為を思って自分が憎まれ役になる、自分が不幸になる、そんなこともいとわない愛情って…本当に凄い。としか言えない。 子供を持たない私にとってその愛情は経験としては一生分からない類の感情だと思う。 ただ小説を通じてその感情を知ることができるってとても嬉しいし、だからこそ小説とか読書ってやめられない‼︎
1投稿日: 2022.05.09
powered by ブクログ御子柴シリーズ 第4作 悪徳弁護士御子柴の前に、30年ぶりに妹が母親の弁護の依頼に現れる。母親は再婚相手の偽装自殺の殺人罪に問われていた。 ほーら、身内が犯罪者になっていきますね。 でもまさか早々に母親とは。 少年院で実の家族との繋がりを断ち切っていた御子柴は、否応なく家族の事件後を知る事になった。 あくまでダークの彼の胸の内をこれからどのように描くのでしょうか。続けて読まないとですね。 先に読んでしまった鑑定人氏家さん。後半での登場にお久しぶりって感じでした。
30投稿日: 2022.05.04
powered by ブクログ今度は実の母親の夫殺しの弁護です さすがにこの展開を御子柴さんも予想できなかった? いえいえ、これこそが彼の見せ場です! と半笑いの私がいます しかし…次はいったいどうなるのやら
7投稿日: 2022.05.04
powered by ブクログ私には親子の描写が刺さりました。 縁を切っているようで、そうもなりきれない感じ。 スピード感ある展開でどんどん読み進められます。
1投稿日: 2022.04.29
powered by ブクログ御子柴弁護士と家族の物語 殺人犯の息子への父親と母親の思い! 息子の被害者への慰謝料を軽減する為に 自殺してその保険金を慰謝料にした父親 別の人間に生まれ変わらせるために合わない事を選択した母親 真相を知って救われる思いがした。
1投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御子柴シリーズ 第4弾 今回も面白かった。御子柴が葛藤しながらも自分の家族の過去を辿っていくところが、引き込まれてスラスラ読んでしまった。 どうやって母親を無罪にするのか、その展開を楽しみにして読み続けるけど、その期待を裏切る事なく最後まで面白い。
3投稿日: 2022.03.04
powered by ブクログこれまでの御子柴シリーズの集大成と言っても良い。 想像と常識の垣根を法廷で御子柴弁護士が崩していく。そのストーリー性に母の想いが重なり厚味を加える。 無実で冤罪なのか有罪なのか、シンプルな論点にする事で、歪んではいるが御子柴弁護士の家族の絆が見事に表現された良書だと評価したい。
5投稿日: 2022.02.25
powered by ブクログ殺人少年が弁護士になってとても巻き返せない不利な弁護をする第4弾。今回は実の母親が再婚相手を自殺を偽装した殺人を犯した事件をひっくり返す話。最初に殺人現場から始まるので、母親が自殺偽装したのは確かなのだが、無罪にするが。。。 やっぱりこのシリーズは面白い!
1投稿日: 2022.02.23
powered by ブクログ御子柴シリーズ四作目。 今回は実母の弁護。絡み合う事件と解き明かされる家族の過去。ひとつひとつの事実を積み重ね、勝つためには手段を選ばない御子柴。残ったものはなんだったのか、、 ところどころで過去シリーズとも繋がって、まだまだ先が気になるシリーズです。
4投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ2022/1/10読了。 相変わらず最初からハラハラドキドキさせる中山七里。 「何?なんなの?一体何を読まされてるの?」と。 そしてそこかは一気に読ませるところもさすがです。 今回は裁判所の中よりも、御子柴礼司の「家族」との関わりに焦点が当たっているので、今までの三作とは少し趣が違う気がするけれど、面白さは変わらず。 そして毎回思うけれど、作者の語彙力も素晴らしい。私が不勉強なだけだとは思うけれど、辞書を引いて読み方、意味を確認する回数が他の作家に比べて圧倒的に多い。 ミステリーだけれど、日本語の勉強になります。
5投稿日: 2022.02.11
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。梓の依頼は、旦那殺しの容疑で逮捕されたという母・郁美の弁護だ。悪名高き“死体配達人”が実母を担当すると知り動揺する検察側。母子二代に亘る殺人の系譜は存在するのか?「御子柴弁護士」シリーズの最高傑作!
0投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログ殺人歴のある弁護士・御子柴礼司が、夫殺害の容疑で逮捕された実母の弁護人となり無罪判決を目指す過程で、自身の家族の過去を遡っていく作品。 冒頭で実母による夫殺害の状況が、かなり明確に描かれている。 この状況にも関わらず無罪判決に向かっていく裁判の進捗状況に終始違和感を感じながら読み進めていくと、クライマックスで違和感の正体が明らかにされる。 この結末には、「やられた!」の一言である。思わず、読了直後に冒頭部分を読み直してしまった。 ミステリーとしてはかなり面白い作品だった。 他方、法廷では、鋭い議論の応酬が少なかったので、リーガルサスペンスとしては物足りなさを感じた。
3投稿日: 2022.01.05
powered by ブクログまた中山七里さんにやられた。 そうかー、さすがの結末。 いつも最後のページが楽しみ。 そして読了してから、冒頭を読み直してしまう。
5投稿日: 2021.12.27
powered by ブクログ御子柴シリーズ 第四弾 "およそこの世に、人が口にする正義ほど胡散臭いものはありませんよ" 冒頭のアレが、ええ?! そういうことなん?? ↑ いつもの如く中山七里ワールドにしてやられました。。 "中山七里は7人いる" ほんま頭ん中どうなってはるんやろ??
9投稿日: 2021.12.05
