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もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
神田桂一、菊池良/宝島社
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総合評価

32件)
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    文体を知らない文豪が多いのは自分の教養不足だなと反省。インスタント焼きそばを作るという一点に絞って話が繰り返された為気に入ったページと比較したりしながら読むことが出来る。 文豪書体に留まらず、官能小説風に描写されたり、ドラマをもじったスタイルもありサクッと読める。 心踊るという本ではないけど、暇つぶしにおすすめ。

    0
    投稿日: 2025.10.16
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    まぁ文体を知ってる作家は面白かったけど、知らない場合は普通によくわからん。 たぶん100人が多すぎる。50人くらいで良かったかも。 まぁでも著者の方は、そもそも感想とか評価とか書かれるような本じゃないんで、って思ってそう。

    1
    投稿日: 2025.10.11
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    本のコンセプトとしては面白いんだけど、コピーし切れてない作家さんがちらほらいたような。西尾維新はちょっと違和感あった。でも村上春樹は再現度高い。というか彼の文体は特徴がありすぎる。暮しの手帖は狂気さがあって1番好き。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    面白かった。 知っている作者については興味深く読むことができた。 これをきっかけに知らない作者の本を読んでみようと思える✌

    4
    投稿日: 2025.08.25
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    面白かった。 知っている作家や雑誌などは、確かに、とニヤリとしながら読んだ。 村上春樹なんかはよくこういったネタに使われるが、本書はなかなか見ない作家や媒体も取り上げ、多岐に渡る。見事な書き分けに感心するとともに、そうか作家とはこれほど個性があるものなんだな、と、取り上げられた作家たちに改めて唸った。 自分はこういったネタは軽くさっと流したいため、個人的にはもう少し短くても良かったかな。書き分けには感心するが、後半はただの悪ふざけのように見えるものも多数で、徐々に好奇心と感心が薄れ、飽きがきてしまった。まあ作者ら的にはそもそも悪ふざけなのかもしれないが…。ネタものは引き際が大切かなぁと、思ったり。 しかし作家の文体や個性を見ると言う点で勉強になりました。違いを明確に書き分けるほど、本はきちんと読みたいものだ。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    元ネタを知っているとより楽しめる小説 一人一人の特徴を捉えてて面白い! ビジネスメールや国語の問題,お客様の声などの変わり種もあって面白かったです。 池上彰さんで声が出た

    1
    投稿日: 2025.04.22
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    その人らしい文体というものがあることを見せつけられる。カップ焼きそばの作り方というコンテンツをいかに表現し伝えるか(伝える意図がないものも),ある種のデザインだ。自分自身では気づかなくても自分らしい文体があるのだろう。私は断言しない文末が多い気がする。あと,小さい「あ」を使うことも多い。口癖の文章版みたいなものか。あ,疑問文形式も多い。「か」とよく使う気がする。話すときは「ね」がつきやすい。

    1
    投稿日: 2025.04.05
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    歌手や芸能人のモノマネの『文体』バージョンだ! そういう視点で読んでみると、モノマネ番組見てる時と同じ感想になり面白い。(モノマネ番組大好きです) 元ネタを知ってる人だと似てる似てないだの評価したり、これはかなりデフォルメしてるな!なんてのもわかる。 知らない人の場合はその人本人の文章に惹かれれば面白く感じるし、そうじゃなきゃつまらない。 自分にとって昔の人なら、名前は知ってるけどこんな文章書いてるのねぇ、なんて思って、自分にとって好きな人なら、全然似てないし、こんな文章書かないし!と腹が立ってくる。 この発想を閃いた時点で成功だし、実行に移した事がすごい。本好きには是非おすすめしたい本である。

    1
    投稿日: 2025.02.11
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    んー…刺さらなかった。 私があまり作家を知らないからもあるとは思うけど、途中ででてくるミュージシャン等はもちろん知ってる。言わんとしてることは分かるけど…。 面白さを期待し過ぎたのかも笑

    1
    投稿日: 2025.01.11
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    カップ焼きそばめちゃくちゃ食べたくなる! なので読み始める前に、買い置きは必須です。 なんとなくわかる、っぽいなぁ、というレベルからそうかな?と思うレベルまであるけれど、総体的には文体の模写がうまい。 あまりにも文学的だったり理屈っぽかったりしてその度に内容をよく理解しようと頭を回転しかけて、待て待て、となる。 やきそばの作り方だ、所詮。 個人的に笑ったのは落合陽一かな。 なんか難しい単語織り交ぜて難しいこと言ったように見せかけて、その実やきそばの作り方でした、なんてね。これがまた似てるから可笑しい。

    2
    投稿日: 2024.12.25
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    作家さんだったりメディアだったり、さまざまな文章の形が見れて面白い! こうやって見ると、文章にもその人の特徴があって、人それぞれなんだなって思う。 自分の好きな森見登美彦さんがあったのが嬉しかった!

    0
    投稿日: 2024.10.22
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    内容はどれもカップ焼きそばの作り方なのでつまらないのですが…書き方でこんなにも変わるんだ!というのに驚きです。 文体に文豪の癖みたいなものが表れていますよね。 それが存分に楽しめる本です!! 個人的に村上春樹がツボでした

    6
    投稿日: 2024.10.17
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    全ページカップ焼きそばの作り方しか書いていないにもかかわらず、文豪や著名人の文体等の特徴をうまく捉えていて、飽きさせないのがすごい。

    0
    投稿日: 2024.05.15
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    カップ焼きそばと言う題材に親近感が湧き、各々の特徴を良く捉えており、とても共感出来る1冊でした。ユニークな発想で、タイムトラベルをした気分になりました。

    0
    投稿日: 2024.01.08
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    なるほど〜たしかに面白かった。文豪たちの名著とされるものをなんとなくかじった人ならきっと楽しめるはず。かなりリアル。

    0
    投稿日: 2023.11.10
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    たしかにそれっぽいような、と思うものもいくつかあったのだけど、あまり楽しめず、1/4くらいでギブアップしてしまった……。 たぶん再挑戦はしなさそうなので、読了化。

    0
    投稿日: 2023.09.14
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    色んな作家の書き方を真似て"カップ焼きそばの作り方"を綴ってる本。 短い文章を寄せ集めてる。それらの文章は冗談を織り交ぜてるから楽しいし、まるで本人が書いたみたいにその人らしさが伝わる文章だった。どこから読んでもいいから好きな作家のパートだけを読むのもアリ◎こういうテーマで書こうと思うアイデアが素晴らしい。 個人的には最果タヒパートが好み。これ系の本は他人の好みのパートを知りたくなる。

    0
    投稿日: 2023.02.28
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    手放そうとも思ったけれど、定期的にパラパラとめくることで、「嗚呼。前回読んで以来、俺はまたいろんな作家のいろんな表現力に触れてきたのだな」と悦に入ったり読書進捗の指標にしたりと、何かと便利なので、普段目につかないとこにしまっといて、見つけたら流し読みしてる。

    0
    投稿日: 2021.09.07
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    色んな書き手の手法を使って100通りの表現。哲学っぽく書いてみたり、官能的に書いてみたり…受け手の印象はまるで違うなぁと思った。気楽に読めるしおすすめ。

    1
    投稿日: 2021.02.06
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    まさに、この作家さんならこういう書き方するよなというツボをおさえた本で、よくもこんなんい特徴をとらえているなと思いました。 村上春樹の、「完璧な湯切りは存在しない」はしょっぱなから笑っちゃいましたw 他にも知らない作家さんでも、こういう書き方するんだなーというのが感じられたし、池上彰や吉田豪の対話式の記載も面白いし、ウィリアム・ギブソンの文章の読みづらさも見事ですw

    1
    投稿日: 2020.08.05
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    素晴らしい文章力! 何の役に立たないが、ただただ楽しませてくれた。個人的には、作家より思想家の文章模倣がおもしろかった。

    2
    投稿日: 2020.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思い出すのは、レーモン・クノーやウンベルト・エーコ。 また奥泉光「「吾輩は猫である」殺人事件」「坊っちゃん忍者幕末見聞録」は凄まじい芸だった。 本書は……よくあるネット上の面白記事程度かな。発想勝負。 「背後で爆発が起きて振り返る」というネット記事もあったな。 トイレに置いてクスッと笑うくらいか。

    2
    投稿日: 2020.07.27
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    タイトル通り、色々な作家、インタビュー、雑誌、新聞の文体でカップ焼きそばの作り方を書いたら?が100パターン 元はtwitterで村上春樹の文体でカップ焼きそばの作り方がバズったのがきっかけで、他の作家さんの文体に飛び火したんだっけ? これのちょっと前は「爆発して振り返る」描写の作家ごとの違いとかあったなぁ あとがきでも書かれてあるけどレーモン・クノーの「文体練習」のカップ焼きそば版だな ま、それよりももっとくだけた感じではあるけどね 確かに作家さんや媒体ごとの特徴をよくとらえている 特に女性誌でもそれぞれ読者層が違うので表現が異なってるあたりがリアル 作家さんにしても、読んだことある人だととても良く似ているのがわかる あと、挿絵が「有名な文豪を有名漫画家が描いたのを田中圭一が描いたら」というパターンになってて、もうわけわかんねぇ(笑) イタコ漫画家ってのと同じように、この本自体がイタコ文筆家って事なんだな それはそうと、僕が書くとしたら「江國香織がカップ焼きそばの作り方を書いたら」になるかな

    1
    投稿日: 2020.03.25
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    友達に面白いよーと、薦められた本。 たしかに、コンセプトは面白かった。 いろんな作家さん(時には物)が、カップ焼きそばを作る過程を書いたらどんなものができるか?を書いた本。 タイトルまんま。。 すごい、どうやって書いているんだろう?って、思うくらい、各作者の文体、雰囲気がそっくりだった。

    1
    投稿日: 2020.03.13
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    人に勧められて読んだのだが、今一。著者たちはレーモン・クノーに触発されたようなことを書いているが、スタイルとしてはウンベルト・エーコの方が近い。しかも、『ウンベルト・エーコの文体練習』を読み返した方がまだ面白い。

    0
    投稿日: 2020.01.05
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    なんだっけ、ツイッターで流行ってたんだっけ? ただただカップ麺の説明書を各文豪(じゃない人も入ってますが……)の文体をまねて書いた本。 本当にただそれだけ。 個人的にはブロガーの山本一郎(切り込み隊長)の文体がツボでした。 有名な作家さんの文体って読めばわかるものなのねぇ。と感心。 軽く読むにはちょうど良い一冊でした。

    0
    投稿日: 2019.12.02
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    本屋でチラ見して、我慢できずに購入。 面白かったが、期待ほどではなかった。ここに載っているすべての文豪たちの文面を把握していたら、もっと楽しめただろうにな。

    0
    投稿日: 2019.09.26
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    確かに手に取ってしまったし、著者はすごいと思う。人選も飽きさせない工夫もある。ただすごいという関心だけで200ページを読み進められなかった。

    0
    投稿日: 2019.08.15
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    最初は面白いが、一気に全部は流石にあきる。 最初は・たまにはおいしいが食べ終わるころには 流石に飽きる。これもカップ焼きそばと同じか。 「文豪」だけでなく、「作り方」だけでもないのだけど なにもかもオマージュ?パロディ、物まね集。 真剣に一文字一文よむものではなく、 雰囲気を味わうものである。

    0
    投稿日: 2019.04.15
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    ペヤングは食べたことがない。 UFOと一平ちゃんはある。 もともとそれほどに好きではないのかも知れない。

    0
    投稿日: 2019.01.26
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    去年の夏前に単行本がでて、この秋文庫化なんてすごいスピード。 オリジナルの100本に落合陽一、正岡子規、J・K・ローリング、最果タヒ、川谷絵音、Siri、柄谷行人、J・G・バラード、ムー、風俗レポート…と10本追加。 田中圭一のイラストも水木しげる、ちばてつやが追加。 玉石混交だけれど、たまにぱらっと見て楽しむ分には悪くない。

    0
    投稿日: 2018.10.13
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    これだけたくさんパロディをつくったその発想が面白い!けど、元の文の部分部分を変えた感じでイマイチ意味が通らないような、なんだか勢いで書いたかんじというか、、 たまに入っている週刊誌系なんかは煽り方がわかるー!と楽しく読みました。俳句も面白かったかな。文豪のは、決め台詞のところを焼きそば風に変えときゃいい感じがした。 元の文がわからない人のは、こんな感じなんだ????と思いました。 文体でモノマネ的なことですね! そいえばカップラーメンは食べることあるけど焼きそばは食べたことないかも。湯切りという行為をした記憶がない!笑

    0
    投稿日: 2018.09.30