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invert II 覗き窓の死角
invert II 覗き窓の死角
相沢沙呼/講談社
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総合評価

339件)
3.9
78
152
82
7
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ3作目。 2章で展開。 1章は別荘で友達の母親を殺してしまい、そこに車の故障により立ち往生している翡翠と真がの別荘を訪ねる。真相を解明する。中学生が殺したというのは思い込みであった。 2章は翡翠はカフェで出会ったミステリー好きの女性カメラマンと意気投合し友達となった。 その女性は妹を自殺に追いやった女性を殺し、アリバイづくりのために翡翠を使う。 推理論理合戦になってるところは見どころなんだけど、自分としてはちょっと読み疲れる感じでした

    1
    投稿日: 2025.10.31
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    生者の言伝は翡翠の冷静で温かく、妖艶な仕草が見られた。覗き窓の死角では、苦悩する翡翠。倒叙ものは犯人がわかる性質上、捻りを入れないと読者をアッと言わせられない。城塚翡翠シリーズは一歩先を見せてくれる。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    シリーズ第3弾 この設定結構好き! 自身が美人である事を自覚して、あざと可愛く見せたり、脳足りんに見せたりも計算のうち。 霊媒師に化けたり、直感で解決した風に見せたりするけど、結局は、論理の塊。 色んな見せ方するのも、自身の論理の確認の為。人を信用せず、自身すらも信じずに… まっ!可愛くない娘ですわ! でも、美人なんで…(^◇^;) 許してしまうという… コロンボ形式ですな。(倒叙ミステリーね) まずは、犯人が犯行してから、話が始まる。 話は、2つ 1つは、思春期の男の子を色気でたぶらかす感じで、徐々に明らかにしていく。 まぁ、男なら、別に思春期やなくても、即崩れそうではある…(^◇^;) もう1つは、結構、重いか… 動機がな…キツい… もう、イジメとか止めて! 負の連鎖がハンパない! 一つの罪が、更に、次へと繋がって… いつ止めんねん! 大どんでん返しなんやけど、そうなんやろうけど、 翡翠を勘違いさせた理由が… やり過ぎや!犯人! そんな前提やめて〜!作家さん! 面白かった!!! 「城塚は、きっと、誰かが誰かを殺めたり、それで人が不幸になったりする世の中が、赦せないんだろう。放せなくて、ああいう生き方を選んだんだ。あいつのやり方はひどく馬鹿げてるが、その志を馬鹿にするつもりはない」 めっちゃ美人やけど、性格に難あり! でも、真っ直ぐなとこあるし、許せる!

    95
    投稿日: 2025.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいるときは城塚翡翠に嫉妬をして、少し嫌な気持ちになるのに続きが気になって一気読みしてしまう不思議なシリーズです。 作者の相沢さんの文章力なのでしょうか... 人が人を殺す理由難しいですね。 毎度毎度、推理をせずに解決編まで読んでいますが毎回楽しませてくれる作品です。

    1
    投稿日: 2025.08.17
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    このシリーズの3作目であり、2部作を楽しめた。 いつものテンポで謎解きが進んでいく、飽きない小説である。 余談だが、表紙が少女っぽいので人前で開くのにちょっと抵抗はある。 その内映画にでもなれば観て観てみたい。

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    2篇の倒叙ミステリ。じわりじりと追い詰めていく感じがなんとも言えない。 読み返して答え合わせがしたくなる。 「覗き窓の死角」 辛いなぁ。何もなければ姉妹のような親友になれたであろう2人。翡翠の孤独と強い信念が感じられる話でした。 翡翠に弟がいたことが明かされたけれど謎だらけ、まだこのシリーズ続きそうです。

    15
    投稿日: 2025.08.11
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    城塚翡翠シリーズ第三弾。 こちらも「倒叙もの」であり、俗にいう古畑任三郎形式。 ただ、これまでのミステリと異なるのは「犯人視点」と「城塚視点」を細かく変えることで、城塚翡翠がどのようにトリックを見抜くのか、そのホットリーディングとコールドリーディングを明かすシナリオになっているところ。 特に、序章にあたるストーリーでは、まるで悪いラノベのような雑多な話が進む一方で、所々で城塚翡翠が「違和感」を感じ始め、そこから今し方起こった事件の全容を把握してしまうという、名探偵コナンもびっくりのシナリオになっている。 その後、副題になっているストーリーでは、城塚翡翠がどのような視点でトリックを読み解くかについては明かされているため、半ば駆け足で展開していきます。 城塚翡翠の情緒がどこまで真実かについては、詮索してはいけない。mediumの女子高生編での裏切りが未だに許せないので、私は彼女の言動はすべて伏線ととらえています。 ミスリードさせられる気持ちよさの連続で「もういいよ」と言いたくなりますが、それがこのシリーズのいいところです。 このinvertⅡを読みたくてmediumから読み直しましたが、なるほど倒叙ものにした方が面白さは増します。さすが相沢沙呼さんです。

    64
    投稿日: 2025.07.20
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    表紙は千葉にあるオーデンセ自然公園でのワンショットでしょうか?ミモザと翡翠。写真集出してくんねえかな? そして亡くなった弟も気になるし。てへぺろこっつんこさん、なんて言ってる翡翠と真の解決後のエピソード。次回も期待してます。

    1
    投稿日: 2025.07.09
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    久々に翡翠ちゃんシリーズ3作目。「生者の言伝」では翡翠ちゃんが登場人物を救うラストだったのに対して、「覗き窓の死角」は翡翠ちゃんの孤独が際立つような哀しいラストだった。翡翠ちゃんの過去が少し垣間見えたりもして、まだお話は続くんだろうなぁ。せめて真ちゃんにはずっと隣にいてほしい。それにしても久々に読んだら警察との関係など忘れてることもちょこちょこあったので前作を再読したくなった。

    9
    投稿日: 2025.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025.05.28読了。 前作に続き読みやすく面白かった。けど、予め犯人がわかっているから、一作目よりはハラハラせずでちょっと物足りない感じも…。 ・生者の言伝 蒼汰くんが犯人じゃなくてよかった。完全に犯人だと思い込まされていたから、最後の展開にはびっくりした。 ・覗き窓の死角 定塚翡翠自身がアリバイの証人になるという新しさ、完全に殺害は家の中で行われていたと思い込んでいたけど、まさか自然公園でされているとは思わなかった。

    0
    投稿日: 2025.05.28
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    『medium』でミステリの傑作として立ち上がったシリーズがキャラものとして確立してくと読む楽しみが増えて良き。 それにしてもホームズもワトソンも女性なミステリって珍しい? 翡翠も真ちゃんも大好きなので、長くシリーズになってくれると嬉しいな。

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「invert 城塚翡翠倒叙集」の続編。 mediumは絶対先に読んでおいた方が良いけど、invert読んでなくて、こっち先読んでも平気かも。 最初の話は少年が犯人前提でちょっと可哀想になりながら読んでたけど怒涛の展開にびっくりした。でも確かに少年に殺意が無いのに揉み合っただけで複数の刺し傷があったり、返り血を浴びてないのは変だった。先入観って良くない!って思った。 最後の話は解明まで私には死斑の謎が全然わからなかったから、あの時の描写がここで生きてくるのか!と驚いた。伏線を自然に混ぜ込んでくるのがすごいなと思った。前作も今作も推理として読み応えがあってスイスイ読めた。面白かった!!

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    覗き窓の死角のトリックは面白かった。 途中、待て待て待てと思ったところもあったけど、翡翠が浮かれてたというならそういうことなのだろう。 「ひどいペテンに引っかかったみたいな気分」には同意するわ…

    5
    投稿日: 2025.04.25
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    城塚翡翠シリーズ第3作。前作に続きの倒叙ミステリ形式。 やっぱ翡翠ちゃんのあざとカワユさが強烈で個性ある犯人と対峙するこのスタイルと相性がよい。 表題作の「覗き窓の死角」。 前作、前々作より騙し要素少なめな分、翡翠のキャラを掘り下げた事でより一層彼女のミステリアスさが深まりシリーズ物として次回作への期待も高まった印象。 メインとなるアリバイ崩しも論理の積み上げで犯人を徐々に追い詰めていく様が心地よい。決め手となる物証の意外性、伏線の貼り方、回収の手際良さもお見事。 結局、復讐心というフィルター越しにしか被写体を見れなかった犯人が悲しかったが最後まで翡翠の魔性にデレなかったその捨て台詞に「よく頑張ったで賞」を送りたい。 「生者からの伝言」。 偶然現れた名探偵に翻弄される犯人の哀れさが滑稽極まりない古畑任三郎「風間杜夫回」を彷彿させるコメディ寄りの中編。 犯人にとって翡翠との出会いは不運か幸運か。 思春期男子に翡翠ちゃんアザとかわゆさ全開ハニートラップを回避するのは無理ゲー過ぎるwww 解決編での一捻りでギョッとさせてくる当たりが流石の一言。

    0
    投稿日: 2025.04.17
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    「まさかの展開の」連続。 「medium」「invert」に続き、どんどんでんでん返返し((( とにかく予想を裏切ってきます。 倒叙ミステリ×どんでん返し=最強 だと思いました…。 めちゃめちゃおすすめです。 気になる方は「medium 霊媒探偵城塚翡翠」からぜひ。

    3
    投稿日: 2025.04.16
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    図書館にて借りる、第592弾。 (京都市図書館にて借りる、第57弾。) 城塚翡翠のシリーズ第3弾。 あんまり推理小説が得意じゃないが、何となくシリーズが出る度に気になって読んでいる。 本シリーズは城塚翡翠というキャラクターを受け入れられるかどうかだと思う。 どちらかというと、ライトノベルに近い小説の様にも感じるが推理小説としてそれなりに楽しい。 刑事コロンボのようにうっかりのフリして犯人に近づくやり方は嫌いじゃない。 次が出るなら、多分、読む。 星は3つ。3.5とか。

    0
    投稿日: 2025.04.10
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    城塚翡翠シリーズ第3作。 偶然立ち寄ることとなった別荘で、または知り合った女性との出会いで、またも翡翠は事件へと巻き込まれる。 探偵としての彼女は、自分の思う正義のためにその解決へと突き進んでいく。 相変わらず憎たらしいほどの可愛さと頭脳で事件を解決へと導く翡翠。 こういう探偵ものって、そんな都合よく事件に巻き込まれるなんてフィクションならではと思う一方で、日々事件は悲しいほどあちこちで起きているから、もしかしてわたしの隣にいる人がなんらかの事件の関係者である可能性って否定できないよなあと思う。 少しずつ明らかになる翡翠の人間らしい1面もあり、推理が楽しい1冊てした。

    5
    投稿日: 2025.04.06
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    前2作が面白かったので、期待して手に取った3作目。 シリーズものの宿命ながら、翡翠の言動がマンネリ化してきた感が否めない。彼女のキャラクターとしての味付けが濃いめなので、第一印象が鮮烈だった分、刺激に慣れると「またこの展開か」となってしまう。 第1作目のインパクトからどう出るのかと思った2作目は、ラストの作品で殺人トリックの種明かし以外にももう「ひとひねり」あって驚かされたが、3作目はその「ひとひねり」もなく、まだ何かあるのかと思っているうちに淡々と終わってしまった。また、決定的な謎を解き明かすきっかけになったものが推理やひらめきではなく、単なる運の良さだったのも物足りない。 どんでん返しのパターンが尽きて、代わりに描写が手厚くなったのが翡翠の過去や彼女の弱さの描写なのだが、その辺はいかにもラノベっぽい作り物感が強く、あまりその辺については興味が持てなかった。

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    城塚翡翠シリーズの3作目。 2作目と同様、倒叙ミステリーの形式で展開はある程度わかっているのですが、面白かったです。そのためこのシリーズはミステリーとして楽しむのではなく、人間ドラマとして楽しむのが良いかなと思いました。 今作では、翡翠と真ちゃんの信頼関係の深さが感じられるシーンが多くて大満足でした。お互いが尊敬しているからこそ敢えて口にはしないけど、最後のシーンで真ちゃんに弱みを見せる翡翠にグッと来ました。 翡翠の一貫した「殺人に正当性や正義はない」という正義感が、せっかくできた友達の正義感とは相容れない。被害者というのは何があっても報われないし、復讐するものでもないし、そもそも暴力による正当性の主張はあってはならないと再認識しました。 終盤ではなぜ翡翠が警察に利用されているのか、翡翠もなぜ協力しているのか、諏訪間さんと翡翠の関係、翡翠の弟などまだまだ謎が残されていて、続きそうなのが嬉しいです。

    1
    投稿日: 2025.03.09
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    前作と比べて翡翠の人間らしさや想いが垣間見えて、さらに重みのある内容だったと思う。 厚みはそこそこあるけど、一瞬で読み終わってしまうぐらいハマった!

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    このシリーズは全て読んでいますが、お決まりの展開で少し飽きてしまいました。 古畑任三郎シリーズが好きなので面白いかなと思ったのですが、やはり城塚の人柄がどうも好きになれず。 作中自分でも言っていますが、女性の読者はあまり好感が持てないかもしれません。 ただフィクションの人間にここまでの感情を持つのはある意味作者の描写が優れているとも言えるかもしれません。 個人的にはこのシリーズは1が1番面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.02.14
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    https://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00056992

    0
    投稿日: 2025.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやー相変わらず面白い。 倒叙ミステリってこのシリーズぐらいしか読んだことないけど独特の緊張感がたまらない。 「生者の言伝」 いやいや倒叙って犯人は決まってるものだと思ってたよ。 まさか真犯人がいるとは驚き桃の木山椒の木。 蒼汰の反応が分かりやすすぎてドギマギしたけど、真相聞いてびっくらぽんでした。 「覗き窓の死角」 今回はちょっと毛色が違って翡翠から事件に飛び込んだわけじゃなく事件に巻き込まれる形になったけどそれがまた良い。 トリックも斜め上で驚かされました。 作中で話題には上がったけど詳細は語られてない事件が複数あると思うからそのあたりの書籍化待ってます!

    2
    投稿日: 2025.01.19
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    やっぱこのシリーズ好きやわ~。 だんだんと翡翠ちゃんと真ちゃんの解像度が上がっていく。そして2人の内面、それもめちゃくちゃ大事にしてる価値観が浮き彫りになっていく。特に、今回は翡翠ちゃんの揺るがない思いが炸裂してグッときてしまった。 そうなんだよ、 どんな理由があったとしても人を殺していい理由なんかないんだよ。。。 男運のなさ、なり得たかもしれない友人。 あの事件の傷は深い。 翡翠ちゃんの涙の理由がなんとなく伝わった。

    2
    投稿日: 2025.01.15
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     倒叙ものも好きだし何だかんだで楽しめるのだが、自分でシリーズ買い揃えたいとは思えない。一応今後に期待できそうな終わり方だった。今作は中編が2編。表題作は金田一少年にもあったアリバイトリックだったので、気付けたはずだった。不覚。『生者の言伝』は男子中学生の視点がラノベ感MAXでしんどい。シリーズ自体がライトなのでそこに文句を言うのも筋違いだろうけれど。各話で小さな謎が残されたままなのは、頑張って自分で考えろという著者からのメッセージか。文句を言いながらも翡翠の人間臭い部分が垣間見えたので、次作も読もう。

    4
    投稿日: 2025.01.02
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    倒叙ミステリーをあまり読んでこなかった私だが、前作『invert 城塚翡翠倒叙集』に引き続きとても楽しませてもらった。母数が少ないため、私がこのジャンルを好んでいるのか、相沢沙呼氏の作品が特別なのかは分からない。もしくはその両方なのかもしれない。 倒叙ミステリーというのは難しい。犯人と犯行に使われたものが一部明らかになっているからこそ、読者はすでに事件を理解している気に陥り、全体を構成している足りない部分のピースを見逃しがちになる。それが顕著に描かれたのは、第一編『生者の言伝』だ。 シリーズ全体で見てもかなり抜けている犯人である夏木蒼汰。しかも、尋ねてきたのは警察と繋がる独自のパイプを持つ名探偵。不幸というものは重なるものだ。 そんな蒼汰の唯一の幸福といえば、翡翠に引導を渡されたことだろうか。一時とはいえ翡翠や真と過ごした時間は本当に幸せだったはず。彼のこれからの人生に幸あれと、願うばかりである……と思っていたら、まさかの展開へ。 倒叙ミステリーならではの、くるりと反転するような仕組み。ミステリーにおいては「信頼できない語り手」というものが存在するが、今回は蒼汰が語り手を務めたからこそ、難しい事件になったのだと言えるだろう。 シリーズ屈指の切ない物語となった第二編『覗き窓の死角』も素晴らしかった。 友がいない翡翠にとって、久方ぶりにできた友人である江剌詢子の調査をするのは、非常に心苦しかっただろう。前作の雲野すらひと捻りにしてしまった翡翠にも、明確な弱点があることを突きつけた印象的なエピソードだ。 プロの写真家である詢子は、カメラのファインダーを通して被写体と心を通わせることができる。翡翠のような超能力じみたものではないにせよ、それは明確に描写されている。それだけでも強敵な上に、翡翠は詢子と猫を被っていないニュートラルな状態で出会っている。平常心を波立たせる常套手段が使えないのは相当厄介な状況と言わざるを得ない。追い討ちをかけるように、詢子は本格ミステリの愛読家。安易な揺さぶりも通じないときた。まったく難敵極まりない。 ファインダー越しに心を見る写真家と、微細な人の仕草から心を見る奇術師。奇しくも似た性質を持つ彼女たちがお互いに隠していることを探り合う姿は、探偵と犯人が心理戦を繰り広げている場面とは思えないほどに美しい。そして、彼女たちが互いを疑い合い、傷つけあう姿は見ていてとても痛々しい。 この表題作『覗き窓の死角』はたびたび表紙を見返しながら読んでいたのだが、涙を浮かべる翡翠の胸の内を思うとたまらず切なさで息が詰まる。遠田志帆氏の手掛けた美麗なイラストはどうしてこんなにも心打つのだろうか。 さらにラスト1ページの結末を読み、表紙を見てまだ涙腺が緩む。探偵とはかくも残酷だ。そして、正義のために己が身すら犠牲にする様は痛々しくもこんなにも美しいのだと、また彼女に教えてもらえた。

    29
    投稿日: 2024.12.01
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    mediumが面白かったので続編の本作まで読んでみたが、どうも僕はこういうジャンルのミステリはあまり好みではないのかもしれない そういのも含めて自分の好きなジャンルを考えるきっかけになった

    8
    投稿日: 2024.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ギャップ萌え、というやつがある。 ツンだけどデレる、とか、いい人と見せかけて実は…とか。その落差にキュンとなる、人がいるのだそうだ。 実は私はこの"ギャップ"が少し苦手だ。 愛想のない人は愛想のないままでよく、親切っぽい人は親切なほうがわかりやすくて好ましい。 ****** 本作は「城塚翡翠」シリーズ3作目。倒叙ものとしては前作の「Invert」に続き2作目となる。 1作目には「えええそう来るかいいのかそれΣ(゚Д゚ )」となったシリーズだが、それ以降は正統派?な倒叙ものとして展開されている(同じ手はさすがに使えないものねぇ)。 二作品が収録されているが、メインは二つ目の中長編と考えてよいだろう。 なんと翡翠が殺人犯のアリバイ証人になってしまうという驚きの展開。初めに彼女が感じた違和感はゆえなきことではなかった、というのも後でわかる二重の伏線となっている。細かいなあ。 あと、そうそう都合よく殺人犯のいるところに居合わせるってコナン君じゃあるまいし、と突っ込みたくなるがこれも最後に種明かしされている。そういうことか。 物語の中では、翡翠が警察に協力している…というより警察が翡翠に協力を依頼しているのは何故なのか?という実はシリーズ最大の疑問に関するキーパーソン的な人物も出てきたりするのでこれからどんな展開になるのか気になる。 ただまあ、翡翠のキャラというのがどうにも私と個人的に相性がいいとはいえなくて困る。半分は演技なのだろうが、苦手なのだ。 犯罪や殺人が許せない、気持ちが揺らいでも正義を貫くことを犠牲にはできない、まっすぐな人格と信念の人、という設定と、あのえげつなく犯人を追い詰めていく執拗さがしっくり来なさすぎて。 真ちゃんはいいキャラだと思うけど、どうして翡翠と一緒にいるのかはよくわからない。今後明らかになっていくのかなあ。 ****** ツンデレキャラにはあまり萌えない私。 徹頭徹尾変人、みたいなのが好きなのは無いものねだりなのかそれとも同類を求める欲求なのか。 ギャップは深みかもしれないけど、甘いお菓子だと思って食べたらハバネロ入りでした!みたいな罰ゲームみたいなの、やっぱりいやだなあ。

    0
    投稿日: 2024.10.28
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    城塚翡翠シリーズ第三弾。前作は翡翠のキャラにうっ…となってしまったのだが、今作の一本目はそれがうまい具合に作用して、面白い。犯人が稚拙すぎて応援したくなる、ラストも好み。二本目の方が重厚感があってシリアスな感じ。

    7
    投稿日: 2024.10.22
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    読みやすい短編1+長編1ミステリ。 インバート1よりロジックに力が入ってる気がした。翡翠さんの過去にも少し踏み込んでたので、次回作に期待です。 探偵役のキャラがきついけど逆に良くなってきた笑

    3
    投稿日: 2024.10.05
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    シリーズ3作の中で1番好きでした……! 謎を解き明かしていく過程は今までで1番シンプルで、あっと驚くようなinvert要素は少し薄めかもしれない。その代わりに、登場人物の、特に翡翠の葛藤や信念といった人物像にフォーカスがあたり、今までで1番キャラクターの魅力が輝いていた作品でした!物語序盤の何気ない会話から本の表紙に至るまで、余すことなく全てが繋がっていて気持ちの良い読後感にも大満足

    2
    投稿日: 2024.09.15
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    霊媒探偵城塚翡翠シリーズ第三弾である今回は、翡翠が犯人のアリバイを証明する証人になってしまう一風変わった展開で物語が進み、翡翠と犯人が対峙するシーンや捜査していく中で悩み葛藤するも自分が掲げる正義を全うするために真相を解明する翡翠がカッコ良かった。序盤の違和感も「そういうことか!」と唸らせる説得力があった。

    2
    投稿日: 2024.09.01
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    いつも冷静に推理する翡翠の人間的な面を見せられて不意打ちにあった。彼女なりに苦悩しながらも信念を貫き挑み続ける姿勢に勇気ももらった。

    1
    投稿日: 2024.08.29
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    シリーズの中で1番好きな作品になりました。 読み終わった瞬間ふと、はぁっと一息ついてしまっている自分がいました。今までで1番翡翠の人間らしい一面が見れた作品でとても心に響きました。

    1
    投稿日: 2024.08.19
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    2編収録。 1編目はちょっとした番外編的な雰囲気。 ちょっと腑に落ちない内容でもあったが、番外編だと考えれば、まあ。 2編目はいつも通りの展開だが、翡翠本人がアリバイ証人になるというユニークさ。 なかなかご都合主義的過ぎなオチ感も否めなかったが、「invert」要素は感じられた。 並行して、徐々に彼女の過去なども語られるようになってきた。 そのため、キャラクター性やストーリーにより深みが増してきた印象を受ける。 1作目のmediumとはだいぶ雰囲気が変わってきてもいるが、次回作も楽しみ。

    1
    投稿日: 2024.08.08
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    良い意味で期待通りの作品。 答えが分かっているようで、全てが把握しきれていないもどかしさの中、終盤で一気に明らかになる爽快感。この落差が心を動かす。 この作品も映像化して欲しいな。

    1
    投稿日: 2024.08.07
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    個人的には2作目よりこの3作目の方が好き。 翡翠に共感がもてるようになったし、翡翠の人間らしさが出ていたと思う。 この3作目を読んで、城塚翡翠という人物をもっと知りたくなった。 次も出ると良いなぁ〜。

    8
    投稿日: 2024.07.31
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    『invert II 覗き窓の死角』 **著者**: 相沢沙呼 5冠獲得ミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部突破『invert 城塚翡翠倒叙集』に続くシリーズ第3作目となる『invert II 覗き窓の死角』が登場。今作も期待を裏切らない倒叙ミステリの金字塔です。 嵐の山荘に潜む若き犯罪者と、翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対し、すべてを見通す城塚翡翠が挑みます。彼女の挑むような表情には涙が浮かび、その理由が物語の鍵を握るのです。 今回も犯人がわかっている状態で、推理で追いつめていく倒叙ミステリ形式。最後まで犯人が分からないミステリとは異なり、犯人視点になることでどんどん追い詰められていくヒリヒリ感が味わえます。この独特の緊張感と緻密なトリックが魅力です。 さらに、翡翠と真の関係性が深まっていく様子も描かれており、シリーズファンにはたまらない展開です。次回作も楽しみにしています。

    19
    投稿日: 2024.07.23
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    翡翠がなぜ警察に協力して、事件解決をしているかの糸口みたいなものを今回知ることができた。 真とのやりとりやそれぞれの考え方など伺い知ることができて良かった

    0
    投稿日: 2024.07.20
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    冒頭の車内での翡翠と真の掛け合いに笑う。あぁ、このシリーズが戻ってきたと実感しました。中編2話収録。「生者の言伝」はコミカルで楽しい。第二話は本格的倒叙ミステリーで、作者が仕掛けた冒頭のミスリードにまんまとはまっていました。続編期待。ドラマも期待です。

    5
    投稿日: 2024.06.26
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    INVERTの続編です。 定塚の設定が分かった上で、読んでください。 私は知らずに2から読もうとして、冒頭に警告があったので、助かりました。 頭脳派の前作?に加えて、今回は肉体的な、体力的なものも加わりますが、 面白いです。

    0
    投稿日: 2024.06.21
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    城塚翡翠シリーズの第3弾。倒叙ミステリということで、犯人視点で描かれていて、追い詰められていく感覚が面白い。今までぼんやりとしていた翡翠と真の関係性、翡翠の探偵業にこだわる強い想いが描かれていて、最後は少し泣けてくる。また遠田さんの素敵なカバーイラストで、「medium」みたいな長編が読んでみたい。

    0
    投稿日: 2024.06.13
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    どうしても衝撃的なな一作目と比較されがちだが、前作特に同様、倒叙ミステリとして分かり易く面白く仕上がってると思う。今作は二篇。一つ目が嵐の中の山荘での一夜の一幕、二つ目は自らがアリバイ証人となった事件のアリバイ崩し。バラエティに富んでいて、普通に楽しめた。次作にも期待。

    29
    投稿日: 2024.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結末の衝撃は1作目や2作目に比べると少ないけど、安定して面白かった。 刑事コロンボや古畑任三郎が大好きなので、要所要所オマージュしてるところも個人的には良かった。

    0
    投稿日: 2024.05.20
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    mediumからずっと好きで、翡翠ちゃんを追いかけてきた。 翡翠ちゃん可愛い!しか言えなかった(色んな意味で)mediumより、なんだか成長したな〜、翡翠ちゃんも自分もと思う。 相変わらず、先生の翡翠ちゃんへの描写が素晴らしいのもあり、ありがとうございました。 興奮は冷めやらぬ中ですが、下手なことは書かないでおきます。 続編、楽しみです!

    1
    投稿日: 2024.05.19
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    今回も面白かった。今回は2篇収録。1話目はまさかのコメディ路線でシリーズの箸休め的作品。それでもしっかり最後は驚かされる。2話目は翡翠に焦点が当てられ、翡翠自身の葛藤が描かれる。完璧な筈の翡翠の演技では無い人間的な部分が描かれる。読み応えがあった。続編も期待できそう。

    7
    投稿日: 2024.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ3作目? 翡翠のキャラクターありきで脳死で購入 2作品ともミステリーとしてはイマイチだったかな とくに2作目の写真撮ってましたーは無いやろ(個人の感想です メディウムのインパクトが残っているので、うわっまさか真ちゃん退場か!をちょっぴり期待したが 今後も翡翠のキャラと、真ちゃんとの関係性でゴリ押すシリーズなら追う必要ないかも、と思った

    0
    投稿日: 2024.04.02
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    やっぱり一作目が1番好きだけど、これも良かった。翡翠と真ちゃんの絆、翡翠の過去も少しわかって、次回作が既に楽しみ。倒叙ミステリは読んでるとどうしても古畑任三郎が頭をよぎる。

    16
    投稿日: 2024.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    城塚翡翠の抱える傷が表にでると読者は痛々しさに 思考停止する(翡翠も推理能力が低下していた) 彼女の闇は一部が覗いただけだが、相方の真ちゃん も謎をもっているのね、振り回されるだけの存在で はなくてホッとしたけど 前半はドラマにあったが、後半は初めての出来事で 翡翠の魅力と真実の姿が発露された作品

    5
    投稿日: 2024.03.24
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     霊媒探偵として警視庁と連携して捜査にあたる権限を持つ城塚翡翠の活躍を描く連作中編サスペンスミステリー。  『城塚翡翠』シリーズ3作目だが、翡翠の連作倒叙集『invert』シリーズとしては2作目となる。  なお物語は主に、翡翠と対峙することになる犯人側の視点で描かれる。            ◇  夏木蒼汰は呆然としていた。  目の前には悠斗の母親らしい女性が倒れている。彼女の腹部のあたりには血溜まりができていて、もう息絶えているのがわかる状態だ。そして、自分の手は血まみれの包丁を握りしめていた。  外は嵐のような豪雨で、まさに風雲急を告げるかのようだ。 蒼汰はわずか15歳にして人生に絶望してしまった。学校ではいじめの対象にされ、家では母親から虐待される日々。  どこにも安らぎの場所を見出だせない蒼汰は、ある決心をして家出を決行。悠斗という友だちの親が所有する別荘に忍び込んだのである。  蒼汰の計画を実行する場所を探すには、山奥にあるこの別荘は最適だ。別荘への行き方や合鍵の置き場所は悠斗から聞いて知っている。そして何より、今の時期は別荘を使う予定がないことも聞いていた。  だから無事に忍び込めたあとは安心したのか、蒼汰は2階のゲストルームで少し眠ってしまっていたらしい。  目覚めたのは階下の物音に気づいたからだった。蒼汰は慌てて隠れようとして派手に転倒。その音を聞いて駆けつけた悠斗の母親と揉み合いになったところまでは覚えている。  そして我に返った蒼汰の前には、その悠斗の母親の死体が横たわっていた。  とにかくどうするかは手についた血を洗ってから考えようと蒼汰が階下に降りたとき、玄関のインターフォンが鳴った。続いてモニターから窮状を訴える若い女性の声が、甘くて可愛らしい響きをもって聞こえてきたのだった。 (第1話「生者の言伝」) ※全2話。       * * * * *  倒叙形式ですが、謎が最後まで明かされない作りになっていて、なかなか読み応えがありました。  収録2話の概要を紹介しておきます。 第1話「生者の言伝」 舞台は山中の別荘。人生に絶望した15歳の少年がひとり向き合うのは女性の刺殺死体。外では日が落ち吹き荒れる嵐。  と、結構ハードなサスペンスミステリーの雰囲気たっぷりの出だしです。  しかも、主人公の蒼汰の置かれた状況は同情に耐えないほど悲惨です。  学校でも家庭でも虐げられ、一大決心をして逃げ出せば友だちの母親を死なせてしまったという悔恨に苛まれる。  うわー、これはつらい話になりそうだなあと覚悟しましたが、翡翠の登場で物語の風向きが変わってきます。  いつものブリブリ全開で純情な少年を惑わし籠絡する翡翠。そのやりとりはコメディそのもので笑えます。  キレイなお姉さんに翻弄されながら真っ赤になって照れ、鼻の下を伸ばしてデレと忙しい蒼汰。そしてウブな少年をもて遊びつつ蒼汰のプロファイリングをする翡翠。  最終的には、蒼汰が懸命になって隠そうとしていた事件ばかりか彼の計画まで見抜いた翡翠が、驚きの真相を解明します。  胸がすっきりの第1話でした。 第2話「覗き窓ファインダーの死角」  ある日の午後。カフェでティータイムを楽しんでいた翡翠は、1人の女性に声をかけられます。その女性の名は江刺詢子といい、プロのフォトグラファーです。  詢子は翡翠の自然な佇まいから放たれる美しさに惹かれ、さらに翡翠が読んでいたミステリーのファンでもあったことで、つい話しかけてしまったのでした。  意気投合した2人は名前や職業、連絡先等の情報を交換するまでになります。  翡翠にとって仕事絡みでない、生まれて初めての友人でした。  ところが、詢子はかねて練っていた殺人計画に翡翠を利用しようとします。具体的には翡翠にアリバイの証人になってもらおうとするのですが……。  本作は翡翠ファンにとって、かなり読む価値があると思います。  理由の1つ目は、翡翠の素顔がかなり明かされるということです。  超然とした感じがする翡翠ですが、同性に嫌われることや、そのため友だちができないことを気に病んでいることがわかります。詢子を信頼し心のうちを見せてしまう場面は、これまでの翡翠像とは明らかに異なります。  そして初めてできた友だちを追い詰めねばならないことに動揺し、葛藤する翡翠の様子は痛々しいほどでした。  他には、真に対する甘えや依存心は素から出たものであり、ともすれば無防備に思えるようなところも素の翡翠であって、微笑ましく感じました。    理由の2つ目は、翡翠の生い立ちの一端が明かされるということです。  幼い頃に両親を亡くしていること。  その後は、弟とともにロンドンで育ったこと。  弟はロンドンで亡くなり天涯孤独になったこと。  さらにこれらプライベートの事情は真でさえ知らないこと。  きっと続編以降で、翡翠と警察官僚との関係や、翡翠が殺人に対して見せる厳しい拒絶姿勢、さらには真との出会いのいきさつなども、徐々に明かされていくのでしょうね。 ( 早く読みたいです。)  翡翠の背景が見え始めたことで、1人の人間としての存在感を感じるようになってきました。その意味では、謎解き以上に楽しめる作品だったと思います。

    54
    投稿日: 2024.03.19
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    城塚翡翠シリーズ第3弾。 今回は、2篇もの。 面白かった。けれど、1番初めが1番好きだし、面白いかな。。 登場人物の中で、真ちゃんが一番好きかも。 彼女は、ものすごくいいひと。 翡翠は、彼女に護られてるよ。 翡翠が思っている以上に。 アリバイや、犯行の証拠を崩していく過程が翡翠の中だけで完結していて、それを聞かされているだけなので、私は面白みを感じないのかもしれない。 これが、映像だったら、古畑任三郎や、コロンボみたいに面白いのかもしれないけれど。。

    2
    投稿日: 2024.03.10
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    翡翠ちゃんと真ちゃんの関係性がいいですねぇ、大好き! シリーズ第3弾、invertの2作目、今回も驚愕でひっくり返りました。第1話は、倒叙なのに、そこひっくり返す? 第2話は、表紙絵の翡翠ちゃんの、ミモザの花影の涙に象徴されています。エピローグで登場したお偉いさんが謎ですが、続編があるということですよね?

    9
    投稿日: 2024.03.06
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    城塚翡翠シリーズ3作目。 とっても面白かったです!! 全然見抜けませんでした。 ご都合主義なところは相変わらずありますが話の構成が美しく、一気に読み進めてしまいました。 あるのか知りませんが次回作も楽しみです。

    19
    投稿日: 2024.02.27
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    城塚翡翠シリーズ3作目。 生者の言伝と、覗き窓の死角の二篇。 漢字で書いてカタカナ読みさせる。名探偵コナンの映画サブタイトルみたいだなと今更。 1作目で「うっ…」と思った翡翠のキャラクターにもだいぶ慣れてきたものの、真が翡翠をくすぐって翡翠の声が文字化されてるところで「やっぱ無理かも」と思ったりした。 今回は翡翠の謎(弟がいた?、警察が翡翠を重用するのはなぜ?、外国から戻ってきた経緯とその後の生活)について、翡翠が友達になれたかもしれない人に語ってくれて明らかになっていった。 翡翠の真に対する気持ちも。 例によってどこまで本当なのか分からないものの、これは信じて良いんだよね…? 物語は犯人が事件を起こすところから始まり、翡翠が探偵として推理する。 今回はひとつひとつの話が長くて、私が信じていた前提が覆されるところもあり、ミステリとして楽しく読めました。 詢子が叙述ミステリが嫌いだというのは、そう言う考え方もあるのね…。私は大好きなんだけど。全部自分で考えたい推理したいと言う人には、納得できないのかもしれない。 翡翠の正義感の根幹にあるものについて、近づけそうで近づけない。次の本も読むんだろうな。

    6
    投稿日: 2024.02.24
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    城塚翡翠シリーズ第三弾。別荘に潜む若い犯罪者と翡翠をアリバイ証人に仕立てた写真家の2話。 作中で、登場人物が倒叙ミステリは苦手だと言って倒叙の欠点まで指摘しているのに、どちらの話もそれを覆すほどすごかった。犯人はわかっているのにそれでも面白いと感じるのは流石だと思う。また、解決編で論理的に推理を披露する翡翠と普段の演技も入ったとおっちょこちょいな翡翠のギャップが良い。

    34
    投稿日: 2024.02.21
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    城塚翡翠シリーズの三作目。 最初の章では、翡翠ちゃんのブリブリがさらにパワーアップしていて、翻弄される少年が若干可哀想な感じ。ちょっとやりすぎかもとも思うけど、このぶっ飛び方が翡翠ちゃんシリーズだよね。 次の章では一転、「ニュートラルな」翡翠ちゃん。友情と正義に悩みながら事件解決に挑む。 翡翠ちゃんも好きだけど、やっぱり真ちゃんかっこいいなぁ!優しくて、料理が絶品で、漫画のキャラクターみたいに強い!珈琲淹れるのも上手!ナゾなTシャツのセンスも含めて、素敵。 そして翡翠ちゃんの過去が垣間見える今回。続きがかなり気になるなぁ。楽しみ。

    16
    投稿日: 2024.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつもながら、城塚翡翠は友達にはなれないが、千和崎真とは友達になりたいと思う。そして、翡翠の家に住みたい。 今回も鮮やかで圧倒的な結末。散りばめられた伏線には違和感さえ気づけず、気持ちの良い敗北感。

    2
    投稿日: 2024.02.07
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    2つとも話はすごく面白かった! 翡翠のキャラが分かってる状態で読んでるから、1作目の驚きほどはなかったけど、でもだからこその面白さがあって良い。 そして翡翠のキャラもだんだん好きになってくるし、真ちゃんみたいな人が身近に欲しいと思ってしまう。

    7
    投稿日: 2024.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中々辛い物語。 主人公の人間としての葛藤や、弟の存在、真と翡翠の出会いの経緯、警視庁の方針の謎など、更なる奥行きを見せ始める物語。 語られていないことがあることで、更なるシリーズの展開が楽しみになる。 世界公正仮説を信じようとするものとそうでない者の葛藤が描かれる。そして、翡翠の祈りは、戦争に対してどう通じるのかと考えると、余りにも脆くも感じる。 その辺りまでを射程に入れて、二元論でないところまで、物語は進むのかどうなのかも、興味深い。 ただ、推理は高度すぎて、今回は全く考えることすらできませんでした。本格の人達の評価はどうなのか、見てみたい。

    14
    投稿日: 2024.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    城塚翡翠もやはり心ある人間でした だが天才ゆえに寄り付く人間は一癖も二癖もあり 時に加害者でもある 今作では正義とは何かを追求していた面があるが 正直答えが出ないのでモヤモヤするので そこはなんとも言えないが それでもやれることはやる 城塚翡翠は どんなことがあれ最後まで殺人を認めない それが妹を殺した人間でも ただ本当に殺したかなんて当人しかわからないから 殺していい理由なんてないんだがね 次回も期待しています

    3
    投稿日: 2023.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    推理は人を助けたり、探偵自らを苦しめたりする。 嵐の別荘での犯人は犯人と思しき人が自ら思っていたのとは違う結末で明るい未来が。 翡翠の唯一の友達になれそうな人は頑なに復讐を誓い決別する。 王道ミステリーで、描かれた事実を論理的に組み合わせるだけで、読者も真実にたどりつける素晴らしさ。

    3
    投稿日: 2023.12.18
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    『medium 霊媒探偵城塚翡翠』『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く シリーズ3作目! 前作に続いて、今回も犯人視点で描かれた倒叙形式。 面白かった! 「生者の言伝」は、犯人にも騙されました。蒼汰くんがどうやって切り抜けていくのかハラハラしながら読んだが結末は本当に驚いた。 蒼汰くんにとって、翡翠ちゃんと真さんがいて良かったと思った。 「生きてさえいれば、いつだってやり直せる」。翡翠が蒼汰くんに言った言葉が蒼汰くんの力になったらいいなと思う。 「覗き窓(ファインダー)の死角」は、まさか翡翠がアリバイ証人になるとは思わなかった。そして犯人だと示す証拠も翡翠のドジによるものだったのは驚きでした。 人が人を殺していい理由なんてないが、犯人の殺害動機は悲しくて、切ない気持ちになりました。翡翠が友人になった人が犯人という精神的に辛い中、真さんが活躍したが、翡翠と真のお互いがお互いを大切に想ってることが伝わってきていいなと思いました。 翡翠の過去も少し出てきて気になります! 表紙の翡翠ちゃんがとても綺麗でした。 本当に面白かった!もっと読みたいと思いました。 続編あるのかな?あったらいいなと思います!楽しみです! あなたは探偵の推理を推理することができますか? あらすじ 嵐の山荘に潜む若き犯罪者。そして翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、すべてを見通す城塚翡翠。だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。その理由とは―。 犯人視点で描かれる倒叙ミステリの金字塔!

    3
    投稿日: 2023.12.13
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    面白くないわけではないが、一作目が面白すぎたため比較すると少し残念。 まだ続きそうな感じだから、続編を楽しみにしてます。

    1
    投稿日: 2023.12.10
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    一作目を超える衝撃はない。 犯人視点での、探偵との推理対決。 芝犬とお姉様の掛け合いがここでも見られて愉快。このなんともこそばゆい関係性を書くのが上手いな!という横道にそれたところで感心してしまった。 翡翠の秘められた過去や知られざる秘密なんかはまた次回、かな。

    13
    投稿日: 2023.12.09
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    今回も面白かった。二つ目の話はすべて分かったときに頭の中でパズルのピースがはまるような感覚になった。本当によくこんな犯行構成を思いつくなと作者に対して賞賛の思いを送るばかりである。 翡翠ちゃんの過去も気になるけれど、相変わらず真ちゃんとの掛け合いとかが面白くて次の作品も期待してます。

    3
    投稿日: 2023.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    翡翠ちゃん大好きだったけど、今作はなんか…。 翡翠のぶりっ子ドジっ子加減や友達いなくて嫌われてる話、真のTシャツのセンスが謎など、分かりきったやり取りを延々と何回も読まされた印象。 登場人物紹介とかあったら既存読者も辟易しないのではなかろうか… 覗き窓の解決パートも偶然味を強く感じてしまって、それまでのイライラモヤモヤさを払拭できずに終わってしまった。

    0
    投稿日: 2023.11.30
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    読みやすいし面白いけどやはり一作目を超える事は出来ないかな。 今後は登場人物の深掘りが中心になっていくのか。

    1
    投稿日: 2023.11.27
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    安定の面白さ。翡翠嬢の生い立ちが少しづつ顕わになっていく。私の頭では推理は追いつかないし、まさかそんなみたいな展開で想像を超えてくれる。この先も楽しみだ。

    1
    投稿日: 2023.11.27
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    城塚翡翠シリーズ3作目 1,2作目のようなひっくり返るような展開は鳴りを顰め、周りの人たちの視点から翡翠の茶目っけたっぷりなキャラクターが描かれる かなりウェットになるような場面もあり、1,2作目の人を喰ったような翡翠の様子が楽しかった身としてはちょっと好みからは逸れた感もあり ミステリー部分は安定のクオリティでした

    1
    投稿日: 2023.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    解決編を読んでいてもスッキリしないのは予想してた展開を180度覆されて、驚かせる事に特化させるあまりストーリーが複雑になってしまうからだろうか。「あ〜そうだったんだ!!」となるのは予想と展開の差が一定の範囲の中にある時で、あまりにそこから外れてしまうと何でもありのやり過ぎ感を感じる。 「生者の言伝」では犯人は未成年の夏木蒼汰。犯人の視点で描かれる城塚翡翠シリーズでは疑いようのない流れ。友人の別荘に不法侵入し、突発的な事態で友人の母親を刺殺してしまう。その直後の狙ったようなタイミングで翡翠と真が別荘を訪れ、蒼汰は住民のフリをして応対する。 無計画な犯行で隠蔽工作もなく、探りを入れる翡翠の質問にも稚拙な返答でボロボロ。推理も必要ないくらいにすんなり解決するだろう…ともすると少年が不法侵入をしてまで進めていた計画の内容がはっきりした時に同情の余地がある感じか?そう思っていると犯人はまさかまさかの…登場人物になっていない人物でした笑。それを匂わせる数少ないヒントから推理しろはさすがに難しい。。 「覗き窓の死角」で良かったのは翡翠の過去が少しだけ明らかになり、次作もきっとあるんだろうなと分かった事。ホームズとワトソンの親密な関係、翡翠のドジっ子は素でぶりっ子はオンオフ切り替えな感じは3作品目ともなるとだいぶ分かってきました。次作も期待しています!

    62
    投稿日: 2023.11.19
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    2篇とも相変わらず面白かったです。 今回は翡翠ちゃんの素の顔が少し見えたような気がします。 器用なんだか不器用なんだか。キャラクターとしての愛着はどんどん湧いてきます。 表紙に意味を持たせるのも好きなところでした。 2篇目では結構な頭脳派同士の対決が見られて、倒叙のドキドキ感が良かったです。 翡翠も犯人もミステリーマニアという設定で、ミステリーに精通しているからこそ巧妙になる仕掛けや腹の探り合いが楽しかったです。 翡翠自身については謎も残るので、今後のシリーズにも期待したいです。

    18
    投稿日: 2023.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中編集としては前作よりもずっと好きな話だった。 『生者の言伝』は語り部の中学生が、あまりにもわかりやすい中学生でとても愛らしく、それでいてただのギャグ展開では終わらせないしっかりとしたストーリー展開がよかった。締め方は少し無理やりというか、ギャグ展開に対する帳尻合わせのような真相な感じもしたけれど、それを補って余りある余韻に惚れてしまった。 そして副題にもなっている『覗き窓の死角』。 一作目にも登場した写真部の女の子の話に対するアンサー的な話というか、つくづく写真が好きな人との縁があるのはなにか意図的な演出でもあるのかなと勘ぐってしまう。 すごくうきうきで真ちゃんに友達のことを話す翡翠をみると、後半につれて決裂していく関係に胸が締め付けられそうになった。 あらためて表紙をみると、もう二度とこの表紙を純真な眼で見ることができないのだなと思うと寂しくもある。 ミモザの花言葉は優雅と……。 もう一つを綴るのは無粋かな。

    3
    投稿日: 2023.11.04
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    本作は犯人が分かった状態から推理するという形式の推理小説でした。主人公とその助手の掛け合いは本作でも存分に味わえました。シリーズも三作目に入り、主人公の謎めいたキャラ設定も徐々に明かされてきているので次作も楽しみです。

    18
    投稿日: 2023.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    翡翠と真ちゃんとの関係もコミカルですっと読めた。翡翠の過去も少しだけ出てきて気になった。 覗き窓の死角について、見事にひっかかってしまったのでなんとも言えないが、死体の体位を動かさなかったとしても死体自体を動かしたら不自然さがでるのでは?と思ったけど、どうなんだろう。

    1
    投稿日: 2023.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2021年「小説現代」初出の「生者の言伝」と、書き下ろしの「覗き窓の死角」の2編。 「生者の言伝」は、すでにドラマで見て結末も知っていたので、そのイメージをなぞるだけだったのはちょっと残念。翡翠のイメージがすっかり女優の清原果耶になってしまった。 あと、真犯人が最後にわかるのは倒叙じゃないかなー。 「覗き窓の死角」は、犯人がミステリ好きで翡翠の友人になったカメラマンで、犯人の苦悩に寄り添いたいという翡翠の心情も描かれ、翡翠の生い立ちも垣間見えて、今までよりもストーリーが深い感じがする。 翡翠が「常々、倒叙ミステリの犯人たちは喋りすぎだと思っていた。」なんて口走る盤面など、クスリとさせる要素があちこちにあるのも楽しめた。

    1
    投稿日: 2023.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ようやく読めたシリーズ3作目。 嵐の山荘の挙動不審なボクの短編と、翡翠の初めての同世代女性友人との対決の中編。 嵐の山荘はドラマで観てしまったので、すっかりドラマイメージで終始。 「覗き窓(ファインダー)の死角」は今までに無く、翡翠の気持ちを丁寧に追っているお話だった。 それが無かったらもっと簡潔な短編ですっきりしたのかも、と思うくらいグズグズしてる翡翠視点が多い。これから徐々に翡翠の秘密が明かされるのかもとそちらが気になる読後。 このシリーズ、アクロバティックな解決篇を期待してしまうので、今回はやや肩透かし。 考えるとそっちか!っていうトリックなんだけど、期待が大きすぎたのかも。 真ちゃんはドラマよりこちらの方がカッコイイので、もっと活躍してほしいなあ。

    8
    投稿日: 2023.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少しずつ翡翠と真の背景が見えてきたシリーズ3作目。『覗き窓の死角』は凄く良い作品だと感じた。 明らかになったトリックは分かってしまえば至極単純な方法であったが、そこに至るまでの展開は緊迫感もあり論理的でもあった。 翡翠が抱えている闇みたいなものも少しずつ語られており、真とのべったりし過ぎない信頼関係も中々良い塩梅である。次作も期待できると思う

    1
    投稿日: 2023.10.10
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    今回は虐待されてる男の子と復讐のお話。痛かったり苦しかったり、未来が少し明るく感じたり。1話目の子のお話は、後日談としてミステリではなくても読みたい。2話目の復讐は…。うん。どちらの気持ちも分かる気がして辛い。翡翠ちゃんもまた1つ成長しました。

    0
    投稿日: 2023.10.07
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    今作も引き続き面白かった! 趣の異なる2編が収録されてますがどちらも甲乙付け難いですね……またもやひっくり返された気分です しかし城塚翡翠まわりの謎は深まるばかり……続編楽しみにしてます(^^)

    0
    投稿日: 2023.10.05
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    スピリチュアルカウンセラーの翡翠さんと、家政婦兼探偵の真さんとの掛け合い。第一話と二話の別物語の構成になっており、いずれも面白いが、やはり二話の売れっ子カメラマンとの真剣勝負が面白い。 犯人が分かっていて、倒叙スタイルであっても、アリバイが崩れずどうなるか?という展開が良く、また友達の少ない翡翠さんが唯一と言って良いほど、心の許せるようになった友達を追い詰めなければならないのも面白く、翡翠さんの感情の揺れ動きもまた良かった。

    1
    投稿日: 2023.10.01
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    シリーズ3作目 1作目でハマってドラマでトドメを刺されたシリーズなので、今回も楽しみにしてました シリーズが進むにつれて、翡翠が抱えているものを少しづつ匂わされているので、一概にあざといウザキャラとも思えず、今回は彼女の葛藤に苦しさすら感じました 翡翠の過去や真ちゃんとの関係性も今後明かされていくんだろうなぁ〜と続編を心待ちにしつつの読了でした

    11
    投稿日: 2023.10.01
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    城塚翡翠と千和崎真の関係性、キャラの作り込みがとても好き。叙述小説だとしても「思考を止めないで」と、読者に考える間を与えてくれるのも好き。推理はほとんど当たらないが、立ち止まって考えた分の気付きがあって面白い。

    2
    投稿日: 2023.09.29
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    話は読みやすく、思ったよりもさくさく進んだ。 結末はすっきりしていて読後感は良い。 レビューを見るとあざといのが耐えられないとか、イライラするとかあるけれど、古畑任三郎を見てる感じとほぼ変わらないのでそこまで気にならない。 正直、古畑任三郎もイライラするしひやひやするし、この人めんどくさとか思うし。それが面白いところなんだよ。 私の脳内キャストの詢子は吉田羊(年齢が合ってないけど、、、)、真ちゃんはドラマのまま、翡翠はドラマではなくマンガのほうが近いかな。 ラストは真ちゃんが蘭姉ちゃんに、、、(笑) 続編あるのかなー楽しみ。

    1
    投稿日: 2023.09.27
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    「城塚翡翠シリーズ」の第3作、前作に引き続き、予め読者に犯人を明かした状態で、主人公の城塚翡翠が犯行トリックを解明する倒叙ミステリ。「生者言伝」と「覗き窓の死角」の中編2部構成。「生者の言伝」夏木蒼汰は友人の家族が所有する別荘でその母親を殺害してしまう。慌てる蒼汰の元に、豪雨で車が運転できないと翡翠と千和崎が助けを求め現れる。別荘の住人を装う蒼汰であったが、翡翠の問いかけや要求に、殺人を隠すため誤魔化しながら対応していくが・・・・「覗き窓の死角」写真家江刺詢子は、妹を自殺に追いやった藤島花音を殺害。その完璧なるアリバイの証人は他でもない城塚翡翠その人であった。友人と思っていた詢子が藤島殺害の容疑者に浮かび上がり、翡翠は詢子のアリバイ崩しの要請に葛藤する・・・翡翠シリーズではmediumが人気なんでしょうが、私は今作が一番好きでした。「生者の言伝」では予期せず友達の母親を殺害してしまった少年の後悔と苦悩と葛藤が描かれており、倒叙ミステリーにも関わらず最後は読者をも騙す真実が明らかになります。「覗き窓の死角」は個人的には翡翠シリーズ最高傑作と思う内容で、殺害時刻に犯人は翡翠と行動を共にしていた、その完璧なアリバイトリックとは?大変良くできた内容となっています。さらに今まであまり描かれてこなかった、翡翠の過去や内面、千和崎さんとの友情にも触れており、今後の展開に大いに期待がもてる内容となっています。可愛い翡翠にばかり見とれていると大事な事を見落としてしまいますよ・・・・私は意外と千和崎派

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    投稿日: 2023.09.18
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    ドラマ化されてるから 頭の中で映像化できやすく すらすら読めた 最初の話はドラマをながら見してたし。 二つめの話はドラマ化されてないから 今後してほしいなぁ 詢子役は、私の頭の中では 菜々緒だったけど… 松本若菜さんとか良くない? 知り合う人達が、毎回殺人に 関わるから翡翠の切なさが 染みる話やった 表紙の絵は詢子さんの撮った写真よね かなり綺麗で切ない 真ちゃんがいて良かったね

    5
    投稿日: 2023.09.17
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    ★大切な人だからこそ、わたしはそれを知らなくてはならないのです(p.259) 【一行目】どうしてこんなことになったんだろう。 【生者の言伝】大雨の山中の邸でうっかり殺人を犯してしまった夏木蒼汰クン/焦っているところに翡翠と真が雨宿りを乞いに来てパニック/きれいなお姉さんたちにこれが最後の晩餐になってもいいと感動したり焦りつつもどこか他人事のような蒼汰クン/ウソにウソを重ねピンチを広げていくその場しのぎに翡翠が意外に苦戦する様子がほほえましい/あと翡翠が少年に妙に優しい/ぼくやったら誰か来た時点でこそっと逃げ出すかなあ、大雨で命がけやったとしても。 【覗き窓の死角】写真家江刺詢子はモデル藤島花音を殺す/アリバイ工作に使われた翡翠はそれまでの経緯から詢子に友情を感じており捜査をためらう/珍しく? 苦悩する翡翠/いつものパターンが使えない翡翠はコロンボになる/翡翠さんもちょっと普通の探偵になってきたかも? ================================ ▼簡単なメモ(一巻目から累積) 【アイスクリーム】翡翠《そう、アイスクリームはすべてを解決してくれます。》invertⅡ p.182 【有本道之/ありもと・みちゆき】有能な編集者だが無神経で付き合いづらいところがある。 【石内】女子高生連続殺人事件が発生している高校の写真部顧問。 【岩地道/いわちどう】警部補。蛯名の上司。 【運】《この世の森羅万象は運の積み重ねで織り成されるもの。偶然が連鎖していき必然となる。それらは塵のように眼で捉えにくいものかもしれませんが、誰もが見逃してしまうそれを察知し見つけ出すのも、探偵の仕事というものですよ》invertⅡ p.306 【雲野泰典/うんの・やすのり】興信所を経営している男。有力者の秘密をたくさん抱えており有効活用している。元警視庁捜査一課の刑事で人の殺し方や殺人事件の捜査方法、どこで犯行が露見するかを熟知しており殺人を犯すのに最も適した人間だと自覚している。モリアーティに比されることがある。ルックスはいいようで女性にモテるタイプだが亡くなった妻が忘れられないようでそういうことにはあまり興味を抱けない。証拠を残さない彼は城塚翡翠にとってやりにくい敵のやうに見える。 【江刺詢子/えさし・じゅんこ】写真家。本名は大川詢子。妹の莉帆(りほ)は十七歳のとき自殺しており藤島花音と同じ高校だった。《写真は、コミュニケーションだから》invertⅡ p.288 【SSBC】捜査支援分析センター。分析捜査支援、情報捜査支援に特化した警視庁刑事部の部隊。画像解析、電子機器解析、プロファイリングなど。 【蛯名海斗/えびな・かいと】警視庁刑事部捜査第一課殺人犯捜査第7係巡査部長。女子高生連続殺人事件捜査本部にいた。童顔。 【大石可奈子/おおいし・かなこ】藤島花音の元マネージャー。 【奥谷陽葵/おくたに・ひまり】鑑識課巡査長。女性。愛想がないことで有名。城塚翡翠を「クソ女」呼ばわりする。 【弟】夏木蒼汰の事件のとき翡翠がロンドンに長く会えていない弟がいるとこぼした。真も知らなかったようだ。嘘をつく状況でもなかったので本当にいるのかもしれない。 【鐘場正和/かねば・まさかず】警視庁捜査一課の警部。香月史郎の作品が模倣された事件で知り合った。 【櫛筍隼人/くしげ・はやと】巡査部長。城塚翡翠とは顔見知り。 【倉持結花/くらもち・ゆいか】香月史郎の妹みたいな存在。大学の後輩だが在学中の知り合いではなく写真サークルを通じての知人。 【黒越篤】ベテラン作家。香月史郎の知人。オカルトやホラーの要素を本格ミステリと組み合わせた作風。作家家業の傍ら大学で民俗学を教えていた。別荘の水鏡荘(旧黒書館)で執筆することが多い。 【ケールアイス】緑色なので抹茶アイスと思って食べた翡翠はショックを受けた。苦いのが苦手な槙野は食べられなかった。 【香月史郎/こうげつ・しろう】第一巻の主役の一人。ミステリ作家。城塚翡翠とコンビを組む。翡翠の霊視による情報を警察が役立てることができるようにする役割。 【小林舞衣/こばやし・まい】倉持結花の友人。香月史郎の知人でもある。 【コピ・ルアク】美味しい高級コーヒー豆。コーヒーの苦さが駄目な槙野ですら旨いと思った。どういう豆か知って翡翠はもう飲もうとしなかったが、槙野は噴きかけつつも結局全部飲んだ。 【狛木繁人/こまき・しげひと】プログラマー。吉田直政の会社で働く。小学生の頃からの付き合いだが常にパシリ的に扱われ、今も狛木の手柄を全て奪い取って大きな顔をしている。 【事件との遭遇】《あるいは事件に遭遇することは、名探偵だけの特権ではないのでは? いつだって誰しもが事件に遭遇していて、名探偵は誰よりも早く、それに気づくだけ・・・・・・。》invertⅡ p.113 【自信】《わたしは、自分に絶対の自信を持っているわけじゃありません》invertⅡ p.307 【城塚翡翠★/じょうづか・ひすい】主人公。霊媒。営業用ではコケットで神秘的な超絶美女だが素は自信をあまり抱けないが純朴でまっすぐな美少女っぽさがある。帰国子女でニューヨーク~ロンドンで15歳のとき日本に戻る。飲酒シーンがあるので二十歳過ぎとは思われる。他の部分で二十五歳くらいにみえるとある。第一巻の表紙カバーと作中のキャラクタの齟齬はなぜか? 昆虫は生理的に受け付けない。なぜか警察上層部は城塚翡翠のチカラを借りたがっている。この辺は全編通した謎なのかもしれない? 【城塚翡翠向きの事件】妙に作為が感じられる現場。 【情報】《わたしは人間の表情を読んで嘘を見抜きます。ですが、その精度を上げるためには、サンプルとなる情報の蓄積が必要不可欠なのです》invertⅡ p.66 【女性マジシャン】小さなバーでクロースアップマジックを演じている若い女性。『午前零時のサンドリヨン』に出ている人なのかもね。 【白井奈々子/しらい・ななこ】スクールカウンセラーに化けた城塚翡翠。 【新谷由紀乃/しんたに・ゆきの】黒越の元教え子。化粧品コミュニティサイトを運営する会社に勤めている。 【末崎絵里/すえざき・えり】小学校教諭。田草に脅されているらしい。 【涼見梓】職住一体型のビルで暮らす女性。わりと活躍しているイラストレーターらしい。雲野の犯行を遠くから目撃したが思い込みの激しさを自覚しており自分の見たことに確信が持てない。雲野の亡くなった妻に雰囲気が似ている。 【諏訪間駕善/すわま・がぜん】警察官僚。翡翠は「あれ」呼ばわりしている。 【曽根本/そねもと】雲野の興信所で働いている。元暴力団員。几帳面ななタイプ。恐喝も辞さない雲野のやり方に異を唱えている。 【田草明夫/たぐさ・あきお】末崎絵里を脅して生徒の個人情報か金をせびっていた。四十六歳。二年前まで学校の校務員だった。 【千和崎真★/ちわさき・まこと】城塚翡翠のアシスタントもしくは家事手伝い。ヒマなときは副業として私立探偵をやっている。どうやら超絶美女のようだ。イメージ的には「小林さんちのメイドラゴン」の小林さんなんやけど。Tシャツのセンスが微妙。 【鶴岡文樹/つるおか・ふみき】連続殺人事件の犯人。見た目は地味なサラリーマンらしい。 【夏木蒼汰/なつき・そうた】十五歳の少年。なんらかの目的があり友人の悠斗の別荘に無断侵入していたところで悠人の母と遭遇、うっかり殺してしまったところに翡翠と真が雨宿りを乞いに来たので大わらわ。「えっと・・」と嘘に嘘を重ねて死体の存在を隠そうとしつつきれいなお姉さんたちにドギマギ、嬉しかったりしてどこか余裕もある。素朴な嘘に翡翠たちも意外に苦戦。 【葉桐/はぎり】槙野の、以前の相棒。翡翠のことは知っている。 【蓮見綾子/はすみ・あやこ】女子高生連続殺人事件が発生している高校の写真部部長で第一の被害者武中遥香と同じ部。第二の被害者北野由里とは同じ図書委員。三年。大人びた雰囲気。 【微表情分析】《わたしの微表情分析をただの勘と言われてしまうのがなんだか癪です》invertⅡ p.266 【藤島花音/ふじしま・かのん】モデル。二十三歳。 【藤間菜月/ふじま・なつき】連続殺人事件が起こっている高校の生徒。第一の被害者武中遥香と同学年で写真部で知り合った親しい仲、第二の被害者北野由里とは交流はなかったがクラスメート。 【別所幸介/べっしょ・こうすけ】黒越の元教え子で作家志望で今は弟子的存在。 【槙野怜苑/まきの・れおん】刑事。巡査部長。蛯名の先輩。二枚目だが目つきの悪い三十代の男。翡翠のことはボロクソに言うが真の前だと緊張する? 翡翠からは「怜苑ちゃん」と呼ばれている。蛯名いわく《先輩って、すごく、面倒臭い人間っすね》invertⅡ p.263 【魔境】群馬の山奥は魔境らしい。 【ミス】《逆に言えば、どんなに巧妙な犯罪を企てる殺人者であっても、小さなミスをする可能性があるし、そこから悪事が露見するものなのだ、ということなのかもしれません》invertⅡ p.191 【森畑貴美子/もりはた・きみこ】黒越の別荘水鏡荘で働く通いの家政婦。 【吉田直政/よしだ・なおまさ】自称天才プログラマー。どちらかというと経営の才が一流でプログラマーとしてはいまいち。 【理屈】《屁理屈も理屈の親戚なのです》invertⅡ p.245 【鷲津哲晴/わしづ・てつはる】鑑識課検視官。警視。刑事の推理に対して意見を言うことはなく、齟齬がなければ「矛盾はない」と言う。 【藁科琴音/わらしな・ことね】女子高生連続殺人事件が発生している高校の図書委員長。水泳部員。

    0
    投稿日: 2023.09.09
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    城塚翡翠シリーズ第3弾で倒叙ミステリの中編2つ収録。 車の故障で嵐の山荘を訪れたり、友人になったばかりの女性のアリバイ工作に使われたり、今回は偶然事件に巻き込まれるパターンである。表題作は容疑者が友人なので翡翠の揺れる心情が描かれているところが新鮮。相変わらず倒叙なのにサプライズがあるところもいい。

    1
    投稿日: 2023.09.08
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    シリーズ3作目。 二つのストーリーが入っていて本作も面白く読めた。 一筋縄ではいかず、最後の最後に予想を裏切られる展開。 後半の物語で、 「なにもわからないのに、事実を追求する覚悟も行動もなく、どうして人々は何かを知った気になって、他者を攻撃してしまうのだろう」 という文章があり、まさに今の時代にぴったりな一文だと思った。人間の判断なんて不確かなもの、なにが正しいかなんて誰にもわからない。一人の人が思い込みで行動してしまうことの怖さを物語るストーリーだった。

    12
    投稿日: 2023.08.18
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    主人公はうざさ薄め。 どんでん返し、今回もよーーーく考えたらわかったのに、気づけなかった!悔しい。この悔しさがきもちいいんだけど。

    1
    投稿日: 2023.08.17
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    ドラマ化された方はさすがに無理がありすぎる。 事件の発生自体に偶然が重なり過ぎ。 タイトル作の方は素直によいトリックだと思った。 ミステリマニアの犯行という設定だけあって、そういう組み立てだったのかと意表を突かれた。 もちろん無理がないわけではないが(加減って結構、難しいのでは?)許容範囲かと。

    0
    投稿日: 2023.08.10
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    シリーズ第三弾。 今回も倒叙小説。犯人がわかった上で翡翠ちゃんの推理を推理する。 それにしても翡翠ちゃん可愛い~。 あざと可愛さも健在だけど、私が可愛いと思うのは相棒の真ちゃんの前でだけ見せる素の翡翠ちゃん。 初期の頃は頭脳明晰で謎につつまれミステリアス感があった翡翠ちゃんも、本当はおっちょこちょいの不思議キャラで友だちがほしいと思ってるひとりの女の子なんだって思うとますます可愛く見えちゃう。 犯人がわかっていてもどう追い詰めていくのかが面白いんだよなぁ。 翡翠ちゃんの推理を予想するが、もちろん全く当たらず。 これは予想できないでしょ~と思ってしまった。 しかし、ちょっとした違和感も解決編でしっかりと納得させてくれる。 事件の真相も気になりつつ、翡翠ちゃんと真ちゃんのかけ合いにほっこりしつつ、最後まで飽きずに楽しませてもらった。 表紙の彼女の涙の理由がわかったら、翡翠ちゃんがより好きになるかも。 そして翡翠ちゃんの過去がまた少しだけ明らかに… これは続編があるってことでいいんだよね?期待しゃうなぁ。

    44
    投稿日: 2023.08.08
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    前作を思い出しながら 読み進めました。 相変わらず翡翠ちゃん のキャラが立ってます。 彼女は孤独を標榜する けど真ちゃんとの間に 確かな友情を感じます。 次々ご都合主義な展開 についていけないとこ もあるけど、 これくらい尖ってれば こそ、 エンタメとして純然と 楽しめます♪

    45
    投稿日: 2023.08.07
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    230804*読了 今回も翡翠ちゃんが最高だった。それに尽きる。 そして、倒叙小説だけれども謎は解けなかった…。 二作あるうち、二作目の「覗き窓の死角」の方が好き。切なさもあり、翡翠ちゃんの謎めいている部分が解き明かされたところもあり、よかった。 今後、新刊が出る度に明らかになるところがあるのだろう。あってほしい。 どんどん人間らしさが出てきて、可愛げもあるようになって、翡翠ちゃんの魅力が高まっているのが何よりです。

    1
    投稿日: 2023.08.04
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    先の2作品で苦手意識はあったが、映像化の最終を見逃したため手に取る。やはり好きにはなれないが、先の作品よりは読みやすかった。作家の理想を描写しているのか知らないが、読み手からすると嫌悪しかない。

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    投稿日: 2023.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回もまさかそこから見抜くことができるなんて!って驚かされるのがやっぱ楽しい好き! 弱った翡翠もみえて、割と人間ドラマな内容だった。あの友情壊れて欲しくなかったなぁ… 翡翠のあざとさに隠された闇の部分気になるなぁ

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    投稿日: 2023.07.31
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    探偵の推理を推理する事ができますか?と挑戦状を叩きつけられる城塚翡翠シリーズ第三段。謎についてはある程度までは迫れたけど撃沈。蒼汰の癖は判ったよ!今回は犯罪を犯した直後の少年の元に嵐で立ち往生した翡翠達が訪れる「生者の言伝」と殺人のアリバイ証人に友達!となった翡翠を利用しようとする「除き窓の死角」少年の嘘を見抜く目的があるとはいえ前者は翡翠のぶりっ子振りイライラしたわー。後者ではおとぼけキャラがやや抑え気味なのでいい感じにじわじわ攻めていく不気味さがコロンボ風味あって良かった。翡翠の過去がちらりと見えてきたりで次が気になる。二作どちらも真相への道筋に捻りが効いているし論理的に語られるけど、「除き窓の死角」はある証拠が隠し玉過ぎないか…。読み応えはこちらの方があるけど。

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    投稿日: 2023.07.30
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    城塚翡翠3作目‼︎ 前半の話はちょっと。。いまいちだった。。作者は男か?と思ってネット検索したらやっぱ男だった笑。 後半の話は読み応えありで楽しかった‼︎

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    投稿日: 2023.07.27
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    主人公のキャラ設定にも慣れきた三作目。トリックがわかりやすいのに、予想もつかなくて面白かった。 全てにさんをつける主人公は、実際友達になれるかと言われたら微妙なところ

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    投稿日: 2023.07.23
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    読むのに時間かかりました〜。一気読みまではいかなかったです。1作目は一気読みでした!でも、最後の話とかよくできてるなぁと思いました。

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    投稿日: 2023.07.22
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    いやぁ…このシリーズ、やっぱり好きです このシリーズの良いところは、タイトルと、この表紙の絵、読み終わった後にすべてがちゃんとリンクするところ 全く関係ない、ということがないのが良い どんな理由でなら、殺されても仕方ないと思えるのか? そんなこと、どんな理由であれ 仕方ないなんて思えるわけがないですよね そんな風にもし思えるのなら、全く関係ない赤の他人だから 身内なら、大事な人ならどんなに理由を並べられても納得なんてできやしない 上部だけみて勝手気儘に批判だけする、そんな人にだけはなりたくない

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    投稿日: 2023.07.21