一般市民によるレポートですが、役所や医師会が公表しているデータ、アメダス等の公表されている降雨や風の好評データなどから、泊原発周辺地域で起きていることを解き明かしています。 個々のがんの症例が原発によるものかどうかという証明は困難かもしれませんが、市区町村単位では泊原発周辺地域は有意にがん死亡率が高いことがわかります。また、同じ地域でも泊原発稼動前の時代と比較して、有意に値が上昇していることも示しています。 原発から放出されるトリチウム等が、どのように発症や死亡に関わっているかという細かいメカニズムに踏み込まなくても、傾向として原発の稼動ががん死亡率の上昇に関係していることがわかります。地形や気象がどのように係っているのかという地域の特徴にも考察は及んでおり、興味深いです。

福島の原発事故から時が経っても 問題は山積みのままです。地震が絶えない昨今 いつ自分の地域が同じような状況になっても おかしくありません。北海道の泊原発付近での 調査内容が書かれています。内容はタイトルから察する通りです。