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極彩色の食卓
極彩色の食卓
みお、丹地陽子/マイクロマガジン社
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総合評価

12件)
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    読書習慣を身に付けたくて、わたしが少しずつ、毎日大切に読んでいた小説です。 短編になっているから、どんなに疲れていても読みやすくて、癒されました。 料理が題材の本が好きな私は、グッと惹き込まれました。料理と美術の融合面白いなと思いました。好きな作品です!

    0
    投稿日: 2025.10.20
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    絵が描けなくなった美大生・燕は、日暮れの児童公園で、世界的に有名な女流画家・律子と出会う。 律子が燕の素描を描きたがったことから、律子のアトリエ兼自宅に居候し、描き始めると寝食を忘れる律子のために、料理を作るようになった燕。 互いの過去を明かすことなく、ただ季節の手料理をはさんで食事をするふたりに、少しずつ変化が… みおさん、初読。 またまた、丹地陽子さんのイラストにつられて手にしたが、まずまず楽しめた。

    4
    投稿日: 2025.09.21
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    出てくるご飯がどれも美味しそうで、絵の描写の部分には何故か色を感じられる作品でした。 続編もいつか読みたい。

    0
    投稿日: 2025.06.10
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    料理に美術を掛け合わせると、こんなにも美味しさが増して見えるんだという発見があった。 有名な画家の律子さんが、燕くんの作った料理を単に「おいしそう」というだけでなく、「綺麗」と評する。色彩感覚が豊かで、匂いも写真もないのに、「美味しそう」と読者に思わせる。 読了後、今まで見えていなかった色が見えるようになった気がする。 絵の道に挫折しかけている燕くんと、挫折した絵を克服しようとしている律子さん。 2人の巡り合わせに運命を感じ、2人の過ごした時間の尊さを思う。 続編もあるようなので、そこで2人の関係はどうなっているのか、続きも読んでみたい。

    5
    投稿日: 2024.07.04
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    少し幼さがある還暦女性と挫折を味わった青年の紡ぐ絵と四季と食べ物の物語 天才画家である律子さんは絵が大好きで一度集中し出すと時間を忘れてしまう そんな彼女が出会った、絵が描けなくなった青年の燕くん 2人の紡ぐ時間はとても温かくて色鮮やかでいて、そして美味しそう! 短編が続いていくので沢山の美味しそうな食事に出会える 黄色が眩しいオムライスや真っ赤なチリコンカン、深みがある黒色のチョコレート、真っ白な大根のスープ どれもこれも美味しそうで、彩り溢れた色彩に魅了される 食事ってこんなに色に溢れてるんだ!って 当たり前の食事には沢山の色が使われていることを教えてくれる 黄色の中にも赤や緑を添えて極彩色に 人間模様も、沢山出てくる食事も本当に素敵 トラウマを抱えた燕くんが律子さんとの生活を通して前を向いていく 秘密を抱えた律子さんは、ある時から描けなくなったものが燕くんとの関わりでまた描けるようになる 2人の関係性は恋人とも親子とも友人とも言えないけれど、2人が出会ったことで救いになったのが本当に良かった 読了後は食事のパレットを沢山の色で溢れさせたくなる! 律子さんの食べ物への色の感性がとても魅力的だ 彼女みたいに色で食べたいものを選ぶのも楽しそうだなって思った 今回こちらは再読だったが、とても素敵な物語でやはり私好みの物語だなって感じられた

    4
    投稿日: 2024.01.16
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    絵を描くことから逃げて、でも逃げ切れなかっあ燕。そんな燕が、天真爛漫に見えるけど不思議な影がある律子と出会えたのはお互いにとっていい事だったのかも。色鮮やかな絵を描く律子と、色鮮やかな料理をする燕。違うことをしているのに、似ている気もして不思議な気持ちになった。絵を描くことから逃げられないし、やっぱり絵が好きだとしか思えない2人。そんな2人の鮮やか色に囲まれた暮らしをもっと見たくなった。

    0
    投稿日: 2021.06.26
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    ゆっくりと時が進むような、そんなお話でした。 読み進めると波が荒れる時があるのだけれども静かに穏やかになる、読んでいて苦しく読了できました。作中に出てくる料理も美味しそう。

    0
    投稿日: 2021.02.21
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    本を読んでいると、たいていの場合は早く先を読み進めたくなるのだけど、たまに進まないでほしい。もっとゆっくりと読んでいたいと思う本がある。この本のように。 主人公と律子さんの不思議な関係。小さな子供がお母さんを愛している感じなのかな。

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    投稿日: 2021.02.06
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    なろう系だと思って舐めてたらひきこまれた。美大を休学した男が不思議な女性に逢い、食事をつくることを条件に居候する話。食べ物のと心の揺らぎの描写がすばらしい。全体に漂う空気(匂い)がいい。きったない部屋なんだろうけど不思議と不潔な感じがしない。

    0
    投稿日: 2020.10.12
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    秘密を抱える天才女流画家の律子さん。 拾われた、絵が描けなくなった燕。 二人の生活はどこかはかなげで危ういけれど、美味しそうなご飯が二人を繋いでくれている気がした。料理が出てくる小説は多いけど、香りや湯気、色彩まで、文章から伝わってくるよう。 食材が高級そうなイメージだけど、特に色が伝わってくる。

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    投稿日: 2020.03.04
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    この小説は沢山の色で溢れていました。 世界的に有名な女流画家である「律子」と絵を描かなくなった青年「燕」の物語。 生活能力のない律子と一緒に暮らす中で、燕は数々の料理を振る舞いますが、そのどれもが豊かな色によって表現されています。律子は食べたいものを色で指定していくので、燕はそれに合った料理を作る。この時点でもう師匠と弟子のようでした。 わたしは、自分が本当にやりたいことを、「自分には才能がない」「もっと上手い人が沢山いる」と思って辞めてしまうことが今まで沢山ありました。まさに燕もそんな風に夢を諦めた男の子。 本を読み終えた後に、 自分の好きなことをやってもいいんだ。 と思わせてくれる小説です。

    8
    投稿日: 2019.07.26
  • きれいで美味しそうで泣きました

    絵を描けなくなった燕と有名画家の律子との一つ屋根の下の生活。 ひたすら律子さんのために色鮮やかな美味しい料理を作る日々。 明かされていく律子さんの秘密。 ボロボロだった燕が徐々に自分自身を取り戻していく物語かと思えば実は・・・? 最後まで読んでほんとにほろりと泣きました。 出会いもあれば別れもあると思いますがぜひこの二人にはずっと望むままの形でいてほしいです。 本当に文章の表現が美しくて頭で想像する色も美しい。 ずっと手元に置いておきたいと思った本でした。

    0
    投稿日: 2019.06.30