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吉田桃子/講談社
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総合評価

5件)
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    毛深いことが悩みの中学生の女の子の話。 思春期って悩みがたくさん出てくるし、しかもそれらは親や友達に相談しにくいことが多い。 自分の心の中で葛藤しながら少しずつ大人に近づいていくのだなと思った。 完璧な人に見えても何かしら悩みはある。

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    投稿日: 2022.06.14
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    毛深い事が嫌で必死で肌を隠す中二女子の話。 友達についての悩み家族についての悩み。中学生はたくさん悩んでいる。 抱えている問題を解決するキーポイントは自分の中にあると気づく。 人に悩みを知られると恥ずかしい。 でも生きていると恥かくのなんて避けられない。 だけど、それを乗り越えた時、人はちょっと大人になってる。とお兄ちゃんが教えてくれた。 体は魂の入れ物。うんといたわってあげないと。という銭湯で会ったおばあちゃんの言葉も響く。 自分を好きになりたい。 いい話だった。

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    投稿日: 2021.08.23
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    中2の理沙は、幼稚園のプールで毛深いのをからかわれ、小学の時はモジャとあだ名をつけられてから、夏でも長袖にタイツで過ごしている。お風呂でカミソリで毛を剃っているが、失敗するので傷だらけ。仲良しの友だたちにも打ち明けられずにいた。そんな理沙が、コンプレックスを乗り越え、友人や家族そして自分自身を見つめ直す夏をとらえます。 思春期らしい容姿や体型の悩み。大人から見れば、とるに足りないようなことかもしれないが深刻な問題なのだ。 良かったと感じたところは、親や年の離れた兄弟にも、同じように悩んだ時があったのだと気づかせるところだ。それを理沙がだけだなく、理沙の母親や兄たちも思い出してくれるところだ。

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    投稿日: 2019.10.12
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    中2の主人公と同じ年頃の娘がいるので、面白かった! 数十分でさらりと読める軽い読み物だったけれど、読んで良かった。 家族も周りの子どもたちも、本当はみんな色々考えていて、根本はみんないい人なのが良かった。

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    投稿日: 2019.10.03
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    毛深いことを気にして、真夏でも長袖タイツの中2の理沙。小学生の時のあだ名「もじゃ」を未だに心から追い出す事が出来ずにいる。 何をするにも、どうせ私なんかともじゃな自分を卑下する。いつも一緒の友達にももじゃの事は言えず、真から心を開けない。そんな理沙が縮こまった心を少しずつ開いた時、今まで見えてなかった事が見えて来て…。 思春期の女の子の気持ちが本当によく描かれていて、とても面白かった。ヤングアダルト向けだけど、大人でも楽しめる。

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    投稿日: 2019.07.01