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朝鮮通信使いま肇まる
朝鮮通信使いま肇まる
荒山徹/アドレナライズ
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総合評価

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    隣国朝鮮とのかかり合いがよく判る小説である。私の年代はともすれば朝鮮を蔑視する傾向がある。“朝鮮人”とは野蛮人のニュアンスを持たせた言葉であるがこの小説によりその考えが払拭された。隣国の文化を理解しいい意味での対抗心を持つべきと思う。

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    投稿日: 2011.08.17
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    作者お得意の朝鮮ものだが、本作では怪異、伝記は封印、あくまでも歴史のIFという観点で話が進行する。朝鮮通信使の話は、よく時代ものでも登場するので、傲岸不遜という朝鮮人の在り方のみで理解していたが、そもそもの始まりは逆に日本の文化を求めるという形であったということは、わかっていなかった。最後の座談会はおまけで、ここで書ききれなかったことを短編ではなく、長編化するという予告編にもなっている。

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    投稿日: 2011.06.28