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リトル プリンセス 小公女セーラ
リトル プリンセス 小公女セーラ
フランセス・ホジソン・バーネット、石崎洋司、藤田香/講談社
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    【中学年〜】 子どもの頃「小公女セーラ」でアニメもやっていたし、小説でも読んで好きだった話。 今までにいろんな訳で出版されているが、こちらは黒魔女さんが通る!!シリーズでおなじみの石崎洋司さんバージョン。 わたしが好きなシーンで、お腹を空かせたセーラが雨の中お使いに行かされるというのがある。 通りかかったパン屋の前でお金を拾い、それをパン屋に心当たりはないか聞きに店に入る。見るからにお腹を空かせているセーラを不憫に思った女主人は、そのお金で買える以上のパンを渡してやる。 ここで出てきたパンが干しぶどう入りのパンだったと記憶していたのだが、別の翻訳本を読んだ時には干しぶどうの表現がなかったため記憶違いかと思っていたのだが、こちらの本ではしっかりぶどうが入っていてホッとした。 子どもの頃に読んだ時はミンチン先生やラビニアがひたすら嫌いだったが、大人になって読むと「あー、絶対的王者のセーラに対して、自分のコンプレックスが逆撫でされちゃったのね」と同情できなくもない。

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    投稿日: 2024.08.28